オシリス「そっかぁ」

ラー「俺は邪神たちをおす」

オベリスク「いたなそんな奴ら」

オシリス「昔戦ったなぁ・・・」

オベリスク「けどあいつらDQNだからな神にふさわしくない」

アバター「ウィーっす」

ラー「あ」

アバター「何か引退するらしいっすねアンタ達」

オシリス「何かお前元気ねえな」

アバター「ドレッドルートの奴が神の座をかけてタイマンはろうとか言い出したんすよ・・」

オベリスク「だから怖くなって逃げてきたのか」

アバター「負けたんすよ・・・」

ラー「ああ・・」

オシリス「で、何でここ来たんだよ」

アバター「今ここで神の内誰か一人倒せば俺にも可能性が回ってくるかと思って」

オシリス「わかったよ俺が相手だ」

アバター「ホントっすか、ﾔｯﾀｰ」

アバター「行くぜｵﾗｧ」

オシリス「招雷弾＾＾」

アバター「ぐはーーーーーー」

ラー「やっぱり・・・」

オベリスク「お前程度じゃ無理だよ

アバター「帰るわじゃあな」

オシリス「おう」

オベリスク「で、どうするよ」

ラー「どうするもこうするも今ドレットルートが下界で調子乗ってんだろ」

オシリス「止めに行くの？」

ラー「うん」

オベリスク「仕方ねえ行くか」

――――――　下界　――――――


　＼ﾜｰﾜｰ／　　＼ﾜｰﾜｰ／

「おいおい神が交代するらしいぜ」

「何でも次の神はドレットルートになるそうだ」

「ﾅ、ﾅﾝﾀﾞｯﾃｰ」

　　ふざけんなや！！何でそないなクソ雑魚が神になんなあかんねん

「！？」

「何だ何だ」

エクゾディア「儂が長年狙ってるとこがなんでそないな新米に取られなあかんねん」

「封印されてる奴がに言ってんだｗｗｗ」

「お前は一生神にはなれねえよｗｗｗ」

エクゾディア「糞が！覚えてろや！いつか絶対封印をといてお前ら食ってやるからな！」

裁きの龍「落ち着けよエクゾｗｗｗ」

「な・・泣く子も黙る光の龍、裁きの龍さんだ・・・」

「生で初めて見た・・・」

「かっけえ・・」

ヘラクレイノス「お前も神を狙ってんのか」

「へ・・ヘラクレイノスさんだーーーー！！」

「幾多もの戦いをくぐり抜けてきたと言われる歴戦の王・・・」

「今日は大物が集まる日だ・・・」

「神を狙ってるやつらが全員ここに集まるかもしれねえぞ！！」

「すげえ・・すげえよ」

　＼ﾜｰﾜｰ／　　＼ﾜｰﾜｰ／

裁きの龍「ヘラク・・久しいな・・てめえも神を狙ってんのか」

ヘラクレイノス「やるか」

裁きの龍「ﾍｯいいぜぶっ飛ばしてやるよ」

ヘラクレイノス「こっちのセリフだァ！」

サイバーエンド「エボーリューションサンダーバーストォォオオオオオ」

ヘラク&裁き「ぐわああああああああああ」

「サイバーエンドさんや！！」

古代の機械究極巨人「待てコルァ」

青眼究極竜「抜けがけは困るねえ・・・」

「青眼究極竜に古代の機械究極巨人・・・すげえ！どれも教科書に載ってる有名モンスターばっかりだ！」

「三竦みだ！」

サイバーエンド「エボリューションサンダーバーストォォオオオオオオ」

青眼究極竜「滅びのアルティメットストリィィィム」

古代の機械究極巨人「うおおおおおおおおおおおおおおお」

「うおおおおおおおおおおおおおおおおお」

「うおおおおおおおおおおおおおおおおお」

…ｼｭﾝ

皆困惑した
何とさっきまでいた三体の大型モンスターがいきなり消えたのだ

「何だ何だ」

「どういうことだ？」

混沌帝龍「ふう・・何年ぶりか・・・『力』を使うのは」

皆黙っている
目の前でとんでもないことが起きているというのに騒ぎもしない
そのモンスターの威圧感にひるんでいる

混沌帝龍「ふうこれでいいんかイレイサーとやら」

イレイサー「まだですよｗｗ混沌帝龍さんｗｗｗあいつら滅ぼしちゃいましょｗｗｗ」

混沌帝龍「ﾌﾝ…あんま調子に乗るなよ・・・まあいいだろう」

混沌帝龍「はぁ！」

ﾄﾞｶｰﾝ

皆消されると思っていたあの三体のように
だがまだ体は残っていた
そして・・前に立っていたのは・・・

開闢「何とか・・・間に合ったようだな・・」

そのものを知る者はいない
だが皆身に纏うオーラでわかっていた
このものなら助けてくれると・・・

開闢「ここに来る途中ドレットルートの死体に出くわした、お前がやったのか」

混沌帝龍「ああ」

開闢「何故だ！」

混沌帝龍「こやつに言われたのよ」

イレイサー「ケケケ」

開闢「そんな者に従うお前ではないだろう！」

混沌帝龍「取引だ、こやつは『禁じられた聖槍』の在り処を知ってるとの話よ
　　　　　あれがあれば我は最強になれる・・・」

開闢「嘘に決まってるだろう！」

混沌帝龍「嘘ならこやつを殺せばいい」

開闢「話し合っても無駄のようだな・・参る！！」

混沌帝龍「開闢の相手はいくら我でもちと荷が重いな
　　　　　おい！イレイサーとやら、我も手伝え」

イレイサー「へい！」

ﾊﾞｷﾝﾊﾞｷﾝﾊﾞｷﾝﾎﾞｶﾝﾎﾞｶｰﾝ

開闢(ダメだ・・イレイサーの分少しずつ押されてる・・・このままでは・・・)

レインボードラゴン「・・・」

レインボーネオス(おいネオス、ちと手を貸せ)

ネオス(え？)

レインボードラゴン(今の俺じゃ力が足りん、お前と融合してあの戦いに参加する)

ネオス(融合って・・・)

レインボードラゴン(早くしろ！世界が滅ぶぞ！)

ネオス(は・・はい！)

開闢(ダメだ・・やられる)

レインボーネオス「はあああああああああああああああ」

混沌帝龍「な！？」

　ﾄﾞｶｰﾝ

混沌帝龍「誰だお前は！？」

レイネオ「レインボーネオスさ」

レイネオ「開闢つったっけあんたに味方するぜ」

開闢「助かった・・」

レイネオ&開闢「行くぞおおおおおおおおおおおおおおおおお」

イレイサ&混沌帝龍「うおおおおおおおおおおおおおおおおおお」


　　　激闘の末、イレイサー・混沌帝龍は敗れた

レイネオ「終わった・・全て・・」

　＼ワーワー／　　＼ワーワー／

　＼ピーピー／　　＼ピーピー／

「英雄だあああああああああ」

「世界は救われたぞーー」

ラー「ふう・・やっと着いた・・」

オベリスク「全く神交代ごときで騒ぎやがって」

オシリス「あれ？あそこにいんの開闢じゃね？」

ラー「ホントだ」

オベリスク「なんでいんだろ」

レイネオ「あ、神だ」

開闢「久しぶりだな」

オシリス「オーっす何でお前ここにいんの？」

開闢「実はあんなことやこんなことがあってですね」

オベリスク「マジで？」

開闢「うん」

ラー「そんなことがあったのか」

オシリス「じゃあもうレイネオと開闢が次期神でいいだろ」

オベリスク「こんな偉業を成し遂げたんなら万人も認めるだろうしな」

ラー「じゃあ次の神はレイネオ&開闢に決定で」

　＼ワーワー／　　＼ピーピー／

　ｼﾞｭｼｯ

三幻神「！？」

開闢「ｳｯ」ｸﾗｯ　ﾊﾞﾀｯ

レイネオ「し・・死んでる」

オシリス「なに！？」

オベリスク「どういうことだよ・・・」

ラー「」

オシリス「どうした？ラー」

ラーは震えていた
6000年前のあの日と同じシルエット
オシリス・オベリスクもその者を見た瞬間震えた
その光景はとても3幻神とは思えない
6000年前・・モンスターが次々と殺戮される事件が勃発した
その者は全モンスターのおよそ9割を殺害した
そして煙の如く消えていった

オベリスク「死んだものだと思っていた」

人間界でいう切り裂きジャックみたいなものだ
そしてモンスターはそれをこう呼んだ

オベリスク「処刑人マキュラ・・・」

その名を聞いた瞬間皆の目つきが変わった
名前だけは語り継がれていたのである
失神するモンスター騒ぐモンスター泣くモンスター死を覚悟したモンスター
全てが合わさりそこはうるさかった

だがすぐにそのざわめきはおさまった

何故？死んだのだ
一瞬にして全モンスターが
いや1匹だけを残して

エクゾ「うひゃひゃひゃまたお前とこうやって顔をあわせることになるとやな」

マキュラ「6000年ぶりだな・・エクゾディア」

マキュラ「お前との戦いでついた傷・・・6000年を経て治させてもらったぞ」

　――――――　6000年前　――――――

エクゾ「はあ・・はあ・・」

マキュラ「はあ・・まさか・・私に殺せない生き物がいたとはな」

エクゾ「・・・とどめや・・」

　ﾄﾞｶｰﾝ

マキュラ「はあ・・クソ・・」

エクゾ「耐えた・・やと・・」

エクゾ「だが今のお前に儂を殺せる力はないやろう・・」

マキュラ「ああ・・だがただでは終わらん！」

エクゾ「な！？」

マキュラ「デモンズチェーン・・おれの最終兵器だ・・」

マキュラ「これに俺の残りの力を全て注ぐ」

エクゾ「なにぃ？」

マキュラ「はあああああああああああああああ」

ヘルモス「……」
クリティウス「……」
ティマイオス「……」

　――――――　現在　――――――

マキュラ「6000越しの決着だな・・」

エクゾ「まだや・・・ぐぬぬ・・」

　ﾊﾞｷｯﾊﾞｷﾊﾞｷ

マキュラ「な！？」

エクゾ「うらあああああああああああああああああああああ」

　ﾊﾞｷﾊﾞｷﾊﾞｷﾊﾞｷｰﾝ

エクゾ「ふう・・儂の方も6000年経って封印が弱まってたみたいやな」

マキュラ「フッ面白い行くぞ！」

エクゾ「うらああああああああああああああああああああ」

　ﾊﾞｷｯ　　　　　　　　　　　　ﾄﾞｶｰﾝ

　　　　　ﾁﾘｯ
　　　　　　　　　　　ﾄﾞｺﾞｰ

ﾎﾞｶｰﾝ　　　　ｷｰﾝ　　　　　　　　ﾄﾞｶﾞｯ


　　　　ドカーーン

マキュラ「はあ・・はあ・・」

エクゾ「ヘッ儂の勝ちのようやな」

マキュラ「なぜ・・だ・・」

エクゾ「お前の敗因は雑魚モンスターの殲滅に無駄な力を使ったことやな」

マキュラ「くそ・・ったれ」ﾊﾞﾀｯ

エクゾ「ククク」

エクゾ「フハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ」

エクゾ「儂が世界を支配した！儂が王！！儂が神！！！儂が最強やぁぁ！！！！」

ホルアクティ「何やってんの？」

エクゾ「え？」

ホルアクティ「下界が騒がしいから来てみたら皆死んでるし、これお前がやったの？」

エクゾ「え・・いや・・その・・」
　　　　　　　　＿
ホルアクティ「ﾀﾋねよ」ﾊﾟﾝﾁ

エクゾ「ぐはっ」ﾊﾞﾀｯ

ホルアクティ「モンスター生き返らせんのって結構大変なんだぞ全く」

　　　　　　　　――――――　完　――――――