デスガイド「遊戯王新制限発禁止行…レギュレーション…?」 (51)

時は20XX年、遊戯王OCG界は征竜と水精鱗の恐怖に包まれた!

タイダル「アンタ達は勝手につるんでると良いわ。私、水精鱗と一緒に暴れる事にしたから」

ブラスター「貴様!我々を裏切ると言うのか!?良いだろう、敵となるならば身内であろうと容赦はしないぞ!」

レドックス「ねーちゃん嫁入りするの?」

テンペスト「えー、そんな話聞いた事無いけどなー?」

タイダル2「誰よアンタ」

レドックス「えっ!?ねーちゃんが二人!?」

イリュージョン・スナッチ「私だ」

ブラスター「お前だったのか」

イリュージョン・スナッチ「暇を持て余した」

ブラスター「征竜の」

イリュージョン・スナッチ「遊

大地は海に飲まれ、僅かに残った環境デッキも征竜に襲われ、中堅以下は死滅したかに見えた!

ガイオアビス「ねーちゃん良い乳してんなー」

ジュノン「ちょ、ガイオアビスが居るなんて聞いてな―――」

ガイオアビス「魔導なんて捨てて水精鱗に移籍しないかねーちゃん?」

ジュノン「うっさい!臭い!男の癖に私に近寄るな!!」

しかし、中堅は滅んで居なかった!!

ヴァジュランダ「待たせたな!!」

テンペスト「私が力を貸したドラグニティのソリティアパワーを舐めて貰っちゃ困るよ!」

「貴方は!毎回毎回顔をチラ見せしては消えていくあの伝説のドラグニティ!!」

「名前はチラチラ見るけど弱点多過ぎてトップにとても上り詰められないドラグニティ!!来てくれたのか!!」

テンペスト(´・ω・`)
ヴァジュランダ(´・ω・`)

エアーマン「アライブが無制限になってくれればトップだろうが……あ、いややっぱ無理かなー……?」

バブルマン「2ドローだって出来るぜ!……出来るんだよ!たまにはやるよ!多分やるよ!十中八九!」

「豊富過ぎるサポートでぶん回すHEROだ!」

「最近トリオンとかいう女の子が遊びに来てるらしいぞ!うらやましね!」

「サーチ、サルベージ、デッキ特殊、何でもアリだぜ!」

「そのサポートを少しでも他の奴等に恵んでやれよ!氏ね!!」

「トゥーンが泣いてるぞ!」

エアーマン(´・ω・`)
バブルマン(´・ω・`)

オピオン「まだまだ我等も暴れ足りないのでな。お前達だけに良い顔はさせんぞ!」

「出た!理不尽なファンデッキ殺し性能でファンデッカーに親の仇の如く恨まれてるオピオンだ!」

「読み辛くてもちゃんとヴェルズ語で話せよ!」

「ブラホもミラフォも効かないぜ!ファンデッキでどうしろってんだ!タヒね!!」

オピオン「…………」

┌(┌ ^o^)┐オピョォ...

「うわああぁぁぁ!こっちに来たあああぁぁ!!助けてくれ!遊星えええぇぇぇ!!!」

世は再び、暴力が支配する時代になっていった!!(CV:千葉繁)

――――――――――――――――――――――――

ジリリリリリ...

時の魔術師「さっさと起きろ。さっさと起きろ。コイントスしちまうぞ。さっさと起きろ……」←目覚まし時計

デスガイド「んー……」

バシッ

時の魔術師「べっ、別にご褒美だとか思ってないんだからねっ!」

デスガイド「すー……すー……」

――――――――――――――――――――――――

デスガイド「……んー……ついつい10時間も寝ちゃったデス……」

デスガイド「えーっと今日は……」カチッ

デスガイド「…………」

デスガイド「―――――あれ?今日って確か……」

デスガイド「…………」チラッ

デスガイド「―――――」サーッ...

――――――――――――――――――――――――

魔界発現世行きバス「やっべー!遅れちま……あれ?もう時間なのに誰も来てないぞ?」

クシャノ「おや、ご存知無いのですか?今回は特に禁止制限リストに変更はありませんよ?」

バス「あれー?そうだったのか……今回は何人乗せるんだろなとか思ってたのが馬鹿みたいだ」

クシャノ「以前の環境と比べれば大分群雄割拠の時代になってくれましたし、様子見という事なのでしょうか」

バス「色々な名前見掛けるようになったよな。……いや、前回が酷過ぎて麻痺してるだけか?」

デスガイド「遅刻デスー!!!」ドタタタタ!

クシャノ「ぶっふぇ!?」

バス「あれ?デスガイドちゃん??」

――――――――――――――――――――――――

クシャノ「……まさか口にパンを咥えて走ってる女性とぶつかるなんて典型的なネタに自分が遭遇するとは……」

デスガイド「御免なさいデス!何か色々テンパってて……!」

クシャノ「それよりお怪我はありませんか?妙齢の女性に何かあったら一大事だ」

デスガイド「わ、私は大丈夫デス。それより貴方は怪我はありませんでしたデスか?」

クシャノ「えぇ、こう見えて墓地に行くのは慣れてるんですよ」

バス「デスガイドちゃんはおっちょこちょいだなぁ」

デスガイド「今回は何も変更が無いから来る必要は無かったんデスね……」

バス「折角来たのに何もせず帰るのって無駄な気がするんだよね」

バス「間違えて来た者同士どっか遊びにいかね?」

デスガイド「うーん……帰っても特にする事無いデスし、私は構わないデスよ?」

クシャノ「私は別に間違えて来た訳では無いのですが……」

バス「旅は道連れって言うし、お前も一緒にどうだ?」

クシャノ「おや、私もご一緒して宜しいので?」

バス「デスガイドちゃんも良いだろ?」

デスガイド「良いデスけど……えっと、クシャノさんデスよね?何か用事があるんじゃ?」

クシャノ「買い物は済んだのでこの後は用事は無いですね」

クシャノ「それに、貴女のようなお美しい女性と一時を過ごせるのであらば私の時間等いくらでも割きましょう」

デスガイド「それはどうもデス」

バス「じゃ、俺に乗れよ」

デスガイド「……当たり前デスけど、今日は凄く車内が静かデス」

クシャノ「まるで貸切ですね」

デスガイド「じゃあ折角なので何時も通りに……」

デスガイド「遊戯王新制限発禁止行き、発車デ」

クシャノ「デスガイドさん、今は名称が変わってリミットレギュレーションが正しい呼称ですよ?」

デスガイド「リミット……レギュレーション……?」

プップー

――――――――――――――――――――――――

デスガイド「……所で一体何処へ向かう気デスか?」

バス「知らん。運転手に聞いてくれ」

クシャノ「おや、私達以外に誰か乗っていましたっけ?」

ガジェット・ドライバー「峠のダウンヒルなら負ける気がしねぇ……やるか、必殺溝落とし!」

デスガイド「……貴方、『運転手』じゃ無いデスよね?」

バス「溝に落ちると運行不能になるからやめちくりー」

クシャノ「それで結局このバスは何処へ向かうのですか?」

ガジェット・ドライバー「ならサ店に行くぜ!」

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カランコローン

デビル・フランケン「いらっしゃいませ……喫茶デビフラへようこそ」

クシャノ「こんな場所に喫茶店があったのですね、初見です」

デスガイド「そういえばココはデュエルで勝つと料金が半額になるサービスがあるらしいデスよ?」

バス「ソーナノ?」

デビフラ「ソーナンス」

クシャノ「デュエルですか……デスガイドさんはデュエルの腕前は如何程でしょうか?」

デスガイド「えっ?えーっと……私はデュエルは駄目駄目デス……」

バス「でも随分気前が良いサービスだね、売り上げ大丈夫なの?」

デビフラ「寧ろこれ位しないと客足が向いてくれなくてね……立地条件が悪いのかな?」

デスガイド「ここ、禁止エリアだから普通は禁止カードの面々しか来ないデスよね」

デビフラ「最近お子様ドラゴン4匹が頻繁に来てくれるから多少は売り上げ上がってるんですがね」

デビフラ「特に茶色い子供ドラゴンが沢山食べてくれるので……」

バス「世間話も良いけど何か頼もうぜ。ココ、ちょっとした食い物もあるんだろ?」

デビフラ「軽食程度で宜しければ」

バス「じゃー俺はグローアップティーと殺人蛇の生け造り。お前らは何にする?」

クシャノ「私はファイバーコーヒーとイレカエルの姿焼きを」

デスガイド「私はブリューナクアイスとメンタルプリンとグローアップティーでお願いするデス」

デビフラ「デュエルはなさいますか?」

クシャノ「勝てば半額なのですよね?負けたらどうなるのでしょうか?」

デビフラ「料金を2割増しで払って頂きます」

デビフラ「負けてからお金が無いという事が無いように、2割増し料金分お金があるかだけ確認させて頂きますよ?」

デスガイド「むー……クシャノさん、負けないで下さいデスよ。今月厳しいんデスから」

デビフラ「……はい、御代は確かに足りてますね。それではデュエルの相手を努めさせて頂きます!」

デビフラ&クシャノ『デュエル!!!』

デビフラ「私が後攻を頂きますよ」

クシャノ「おや、私に先攻を渡して宜しいのですか?では私のターン、ドローです!」

デビフラ「えぇ、構いませんよ。フフフ……」チラッ

デビル・フランケン手札:
サンダー・ボルト、ハーピィの羽根箒、巨大化、デビル・フランケン、強欲な壺

デビフラ(フフフ……良い手札だ)

デビフラ(私のデッキは有無を言わさぬ後攻1ターンキルデッキ……!)

デビフラ(数多のデュエリストに絶望と恐怖を教え込んだコンボ……)

デビフラ(禁止カードの力もろくに知らない余所者に目にモノ見せて差し上げましょう!)

クシャノ「では私は手札から魔法カード、手札抹殺を発動します」

デビフラ「えっ?」

クシャノ「互いに手札を全て捨て、その枚数分ドローします」

デビフラ「…………」

デビフラ(れれれれれ冷静になれ、羽根箒もサンボルもデビフラも3積みだ、また引き直す可能性は十分にある)

デビフラ(それに奴は先攻の1ターン目、攻撃は出来ない。攻撃出来るのは私が先、これは覆せない真理なのだから)

クシャノ「……ほう。では手札から捨てられた魔轟神クルスの効果を発動します」

クシャノ「このカードが捨てられた時、墓地の☆4以下の魔轟神の名を持つモンスターを特殊召喚します」

クシャノ「私は先程手札から捨てられた魔轟神獣チャワを特殊召喚します」

クシャノ「このカードは私の場に魔轟神の名を持つモンスターが居る時発動出来ます」

クシャノ「…………」

クシャノ「手札から魔轟神グリムロの効果発動。手札のこのカードを墓地へ送り、デッキから魔轟神クルスを手札に加えます」

クシャノ「墓地から私こと魔轟神クシャノの効果発動です」

クシャノ「手札の魔轟神を捨てる事で墓地からクシャノを手札に戻します」

クシャノ「私は手札から魔轟神クルスを捨て、クシャノを手札に戻します」

クシャノ「再びクルスが捨てられた事でクルスの効果発動です、私は墓地から魔轟神グリムロを特殊召喚します」

クシャノ「レベル4、魔轟神グリムロに、レベル1、チューナーモンスター、魔轟神獣チャワをチューニング!」

クシャノ「リミッター解放、レベル5!レギュレーターオープン!スラスターウォームアップ、オーケー!アップリンク、オールクリアー!GO、シンクロ召喚!カモン、TG ハイパー・ライブラリアン!」

クシャノ「TG ハイパー・ライブラリアンは、シンクロ召喚が成功する度にデッキから1枚ドローする効果があります」

クシャノ「墓地の魔轟神ソルキウスの効果発動です」

クシャノ「このカードは手札を2枚墓地へ送る事で墓地から特殊召喚出来ます」

クシャノ「私は魔轟神クシャノを2枚墓地へ送り、ソルキウスを特殊召喚します」

クシャノ「そして私はチューナーモンスター、魔轟神獣ルビィラーダを通常召喚!」

クシャノ「レベル6、魔轟神ソルキウスに、レベル4、チューナーモンスター、魔轟神獣ルビィラーダをチューニング!」

クシャノ「シンクロ召喚!魔轟神レヴュアタン!」



クシャノ「TG ハイパー・ライブラリアンの効果で1枚ドロー!」

クシャノ「墓地から魔轟神クシャノの効果発動!手札の魔轟神獣キャシーを捨て、墓地から回収」

クシャノ「魔轟神獣キャシーの効果発動!このカードは手札から捨てられた時発動します」

クシャノ「フィールドに表側で存在するカード1枚を破壊します、私は魔轟神レヴュアタンを破壊!」

クシャノ「魔轟神レヴュアタンの効果発動!このカードが破壊され墓地へ送られた時、墓地から魔轟神の名を持つモンスターを3枚まで手札に戻します」

クシャノ「私は墓地から魔轟神クルス、魔轟神獣キャシー、魔轟神レヴュアタンを戻します」

クシャノ「魔轟神レヴュアタンはシンクロモンスター、手札には戻せないのでエクストラデッキに戻します」

クシャノ「手札の魔轟神クルスを捨て、墓地から魔轟神クシャノを回収」

クシャノ「魔轟神クルスの効果発動、墓地から魔轟神獣ルビィラーダを特殊召喚」

クシャノ「魔轟神ソルキウスの効果発動、手札の魔轟神クシャノを2枚墓地へ送り特殊召喚」

クシャノ「レベル6、魔轟神ソルキウスに、レベル4、チューナーモンスター、魔轟神獣ルビィラーダをチューニング!」

クシャノ「シンクロ召喚!魔轟神レヴュアタン!」

※に戻る

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クシャノのフィールド:
シューティング・クェーサー・ドラゴン ATK4000
マジックテンペスター ATK2200
氷結界の龍 トリシューラ ATK2700
スターダスト・ドラゴン ATK2500
魔轟神ソルキウス ATK2200
手札:16枚

バス(アカン、魔轟神ループ入った)

デビフラ「わけがわからないよ」

デスガイド「ヴェーラーも握ってないんデスか。環境トップに鼻で笑われるレベルデスね。環境トップは毎度毎度恐ろし過ぎるデス」

クシャノ「マジックテンペスターの効果発動です、この効果は手札を任意の枚数墓地へ送り発動します」

クシャノ「私は手札16枚、全てを墓地へ送り効果発動。墓地に送った枚数分自身に魔力カウンターを置きます」

クシャノ「マジックテンペスターの更なる効果発動、この効果はフィールドの魔力カウンターを全て取り除き……」

クシャノ「取り除いた魔力カウンター×500ポイントのダメージを相手に与えます」

クシャノ「私は魔力カウンターを17個取り除き、8500ポイントのダメージを相手に与えます!」

デビフラ「……え?何?俺負けたの?」LP8000→0 ピーッ!

バス「負けたみたいですよ良く解らんけど。じゃあ料金は半額って事で」

デビフラ「あ、ありのままいまおこったことをはなすぜ!てふだまっさつがはつどうしたとおもったら―――」

デスガイド「プリンにアイス、楽しみデス!」

――――――――――――――――――――――――

デビフラ「ありがとうございましたー」

デビフラ(アレがDDBの言っていたシンクロ召喚か……おじさんには付いて行けないよ……)

デスガイド「美味しかったデスね」

バス「グローアップティーも美味かったぞ、クシャノも今度飲んでみろよ」

クシャノ「生憎、私はコーヒー派なモノで……」

――――――――――――――――――――――――

バス「んー、まだ帰るにはちょい早いか?どーする?もう一軒行っちゃうか?」

デスガイド「クシャノさんはまだお時間大丈夫デスか?」

クシャノ「デスガイドさんと一緒であらば何時までも大丈夫ですよ?」

デスガイド「そうデスか」

バス「じゃあさっさと俺に乗りな!」

――――――――――――――――――――――――

マスドライバー「…………」

クシャノ「また『ドライバー』ですが運転手じゃないですね」

デスガイド「まさかモンスターカードですら無くなるとは想像出来なかったデス」

バス「じゃー行くぞー」

デスガイド「えっ、あのちょっと聞きたいんデスけど!これ発車じゃなくて発射されたりしないデスよね?」

プップー

――――――――――――――――――――――――

デスガイド「どうやって走ってきたかは企業秘密デス」

クシャノ「おや、ここはペットショップですか」

デスガイド「一人身で寂しいデスから何か飼おうと思ってるんデスよ」

クシャノ「それでしたらデスガイドさん、私を飼ってみませんか?」

デスガイド「そうデスか。じゃあ中に行ってるデス」

――――――――――――――――――――――――

セルケト「ペットショップ、王家の神殿へようこそ。本日は何かお求めですか?」

デスガイド「あ、まだ何を飼うかとか決めて無いんデス。今は見るだけデス」

セルケト「そうでしたか。どれもこれも当店ご自慢の可愛らしいペットですよ。」

セルケト「何かご質問があれば私にお申し付け下さい。では、ごゆっくりご覧下さいませ」ススッ...

バス「何かココの動物全員食って吸収しちまいそうな店員だな」

クシャノ「私はデスガイドさんを食べたいですね」

デスガイド「そうデスか」

――――――――――――――――――――――――

イレカエル「出所したいケロー!」ケロー

殺人蛇「遅いんだし出してくれたっていーじゃん!」

八汰烏「俺を養え……さもなくばドローロックしちまうぜぇ……!?」

救助猫「後輩はトランシーバー持ってるし、後輩にまた後輩出来たら今度は何を持つんだろうか?スマホ?」

デスガイド「……はぁ、可愛い子がいっぱい居るデスね……」

クシャノ「貴女の方が可愛いですよ?」

デスガイド「そうデスか。値段は……うっ、結構するデスね……」

クシャノ「生き物を扱う商売ですから。育てる為の人件費や食費も含めるのですからそれ相応の値はしますね」

デスガイド「……もう少しお金が貯まったら飼いたいデスねー……」

クシャノ「私の愛でしたら0円ですよ?」

デスガイド「そうデスか」

バス「デスガイドちゃんはもし飼えるなら何を飼いたいんだ?」

デスガイド「そうデスねー……猫は可愛いから飼ってみたいデスねー……」

救助猫「ガタッ」

八汰烏「まーたネコか。俺選んでくれたっていーじゃん」

殺人蛇「媚売れる姿の奴は得だよなー、俺を好きな奴なんて物好きなレベルだし」

イレカエル「生餌じゃないと食べられないせいで飼って貰えないケロ……」

デスガイド「んー……頑張ってお金貯めないといけないデスね……」

デスガイド「……結構良い時間デスね、そろそろ私は帰りたいんデスけど……」

バス「んー、デスガイドちゃんが帰るなら俺も帰るかなー?」

クシャノ「宜しければデスガイドさんのお宅にお邪魔しても宜しいですか?」

デスガイド「バスさん、出来れば私の家まで送って欲しいんデスけど……」

バス「どーせ近所だし、俺の家までで良ければ送るぜ?」

デスガイド「それは助かるデス、じゃあお願いするデス」

――――――――――――――――――――――――

ドドドドライバー「へい!魔界発現世行きバスの家までだね!揺れるから注意しろよ!」

デスガイド「え、もしかしてこのバス引っ張って行く気デスか?」

クシャノ「ですがやっとまともな意味でのドライバーになりましたね」

バス「だりーから自分で走りたくないッス」

ドドドドライバー「かっとビングだ!俺!!」ドドドドド...

デスガイド「ちょっ、バス揺れて

――――――――――――――――――――――――

ドドドドライバー「ヘイ!到着したぜ!俺が発送されるのは1月位だけどな!またのご利用待ってるぜ!」

デスガイド「うっ……気持ち悪いデス……」

バス「お、付いたか」

クシャノ「デスガイドさん大丈夫ですか?家まで付き添いましょうか?」

デスガイド「気持ち悪いデス……」

バス「3月9月じゃなくて2月5月8月11月か、これから忙しくなるな」

デスガイド「今度は間違えて来ないようにしないといけないデスね」

クシャノ「今日は実に充実した一日でした。デスガイドさん、これも貴女のお陰です」

デスガイド「そうデスか」

バス「デスガイドちゃん、次は2月だからな。間違えるなよ?」

デスガイド「間違えた貴方には言われたくないデスね」

クシャノ「デスガイドさん、宜しければメールアドレスでも交換しませんか?」

デスガイド「それじゃあクシャノさんも気を付けて帰って欲しいデス」スタスタ...

クシャノ「…………」

クシャノ「デスガイドさんはガードが固いなぁ……」

グリムロ「ねぇクシャノ。デスガイドって誰?女?」

クシャノ「」

グリムロ「ただの買い物ですぐ戻るって言うから心配だけど貴方を信じて折角
家から出して上げたのにクシャノってばまた寄り道するんだね。
もう改心したと、私だけを見てくれるって思っていたのに貴方の気持ちはまだ変わってなかったんだね。
どうして?どうして貴方は何時も他の女の尻を追いかけるの?私は貴方一筋なのに。
私、貴方に好きでいて貰う為にダイエットもしたし、貴方の欲求には何時でも答えてあげたよね?
私はこんなにも貴方を愛しているのに、貴方は私の事を全然見てくれないよね?
どうしたら貴方は私だけを見てくれるのかな?まぁ良いや。取り敢えず家に帰りましょう?
こんな外に居たら何時悪い虫に襲われるか解ったもんじゃないからね。
貴方はもう大丈夫だと思ったけど、まだお勉強が足りなかったみたいだね。
もう1年位様子見ないと駄目だね、今度から買い物は私が行くよ。
買い物も、お着替えもトイレもお風呂も性欲処理も全部私がやってあげる。
貴方は仕事もしなくて良いし、ただ私の側に居てくれるだけで良いから。
家からは出してあげられないけど、それ以外だったら貴方の望む事何でもしてあげるからね?
え?疲れないかって?大丈夫よ、だって私は貴方の事を愛してるから。クシャノだから私はこんなにしてあげてるんだよ?
だからクシャノには余所見しないで私だけ見てて欲しいな?他の女がクシャノに色目使ってくるかもしれないけど、絶対に振り向いちゃ駄目だよ?
ああいう女ってクシャノの顔とか学歴とかしか見てないゴミムシ同然なんだから!
貴方は私がずっと守ってあげる。悪い虫なんて寄らせないし、寄って来たらすぐに潰してあげるからね?
さ、私達の愛の巣に帰りましょクシャノ。今晩は罰として寝かせてあげないからね?
貴方から悪い虫の臭いが消えるまで。私の匂いで上書きされるまでずーっと、ずーっと―――」

クシャノ「」

クシャノ(落ち着け……KOOLになれ。グリムロに捕まったら始末する、そう決めたじゃないか)

クシャノ(前もって腕時計の中にウィジャ盤の切れ端を仕込んでおいた……)

クシャノ(後は針と血でDEATHと書けば……)

カチャン

クシャノ「……え?」

グリムロ「もう逃がさないからね?
手錠龍付けてるとちょっと動き辛いかもしれないけどご飯もお風呂もトイレも性欲処理も
全部私がしてあげるから手が使えなくても問題無いよね?
最初は不便に思うかもしれないけど、大丈夫!すぐに慣れると思うから!」




その後、
クシャノの行方を知る者は誰も居なかった―――

――――――――――――――――――――――――

デスガイド「…………」ギシッ

デスガイド「!?」

デスガイド「…………太ったデス……」

デスガイド(あの時アイスなんて頼まなきゃ良かったデス……!)



おわり。

    ,∧_∧ おーい!待ってくれーハァハァ待ってくれー!ハァハァ・・・11月かと思ったよ。ふぅ~
   (゚ ∀ ゚; ) м

    (つ    ⊃
     ヾ(⌒ノ /λ
      ` J (  )
          ̄ 

1枚も禁止制限弄くられて無くて書く事無いよ!
それと2ch閉鎖なんて風の噂だったね。おじさん釣られちゃったよ。
後リミットレギュレーションって字数多過ぎてスレタイに使い辛いよどうしよう!

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