バッツ達がネオエクスデスを倒し世界は平和を取り戻した。
だがその道程は険しく、彼らを導く為に、助ける為に犠牲となった者もいた。
彼もまたその1人。
エクスデスの親衛隊長として、幾度もバッツ達の前に立ちはだかった。
幾度も戦い、そのたびにただの敵以上の感情を抱いていた。
そして次元のハザマで再会し、苦戦していたバッツ達をみて彼は……。
ギルガメッシュ「自爆したけど何か生きてたわ」
バッツ「は?」
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バッツ「いやいや……いやいや、ちょっと待とうか?お前何かちょっといいこと言いながら自爆したよな?」
ギルガメッシュ「だな」
バッツ「あんないかにもな流れで自爆してだな、それで生きてたって?」
ギルガメッシュ「いやな、俺もあの瞬間は死んだと思ったんだよ、もともとは助太刀のつもりだったんだが、宿敵と書いて『とも』と読むお前達を見ててな、何かこうテンションが上がっちまって」
バッツ「その呼び方はともかく、テンションが上がったから?」
ギルガメッシュ「その……な」
バッツ「あんな事言って自爆したと」
ギルガメッシュ「いやぁ何かいい流れで、後に退けなくてな」
バッツ「……」
ギルガメッシュ「そしたらなんだ、あの場所のせいかな?何か思ったよりも意識が残ってて、しばらくしたらいつの間にか体も治っててな」
バッツ(ネオエクスデスを倒した時に色々あったからなぁ、多分その時だな)
ギルガメッシュ「それでも満足には動けなくてな、しばらくはエンキドゥと一緒に療養生活だ」
バッツ「それで元気になったから、俺に会いに来たと?」
ギルガメッシュ「なんだかんだでよぉ、俺とお前は一言では言い表せない、いわゆるライバルな訳だ」
バッツ「一言になってるじゃん!いやまあいい……それで?今日来た理由は何だ?」
ギルガメッシュ「そんなもの決まってるだろ」
バッツ「そうか……仕方ないな」
ギルガメッシュ「仕事を紹介してくれ!」ババッ
バッツ「勝負して……へ?」
バッツ「は?何?仕事?」
ギルガメッシュ「ああそうだ、正直に言ってこんな事頼めるのがお前達しか居ないんだ」
バッツ「いや待てよ、何で仕事?」
ギルガメッシュ「療養生活で貯金が底を尽きかけててな」
バッツ「だからって……第一他に頼れる奴くらい」
ギルガメッシュ「俺の前職は?」
バッツ「エクスデスの親衛隊長」
ギルガメッシュ「エクスデス様何やった?」
バッツ「……」
ギルガメッシュ「まあそんな訳でな、世間的には俺も厄介者なんだ、ましてや親衛隊長だぞ?恨みをかってる事も多い」
バッツ「それで俺に?」
ギルガメッシュ「頼む!この際贅沢は言わん!エンキドゥとまともに暮らしていければそれでいいんだ!」
バッツ「そうか……」
ギルガメッシュ「体力には自信があるし、普通の人間の倍は働ける!」
バッツ「まあ腕の本数的にもな」
ギルガメッシュ「頼む!この通りだ!」バッ
バッツ「はぁ……仕方ないな」
ギルガメッシュ「じゃあ!」
バッツ「仕事を紹介してやるよ」
ギルガメッシュ「すまねぇ、恩にきるぜ」
バッツ「そうだな……とりあえず>>7の仕事はどうだ?」
DDFF出演
ギルガメッシュ「DDFF?何だそりゃ?」
バッツ「簡単に言えば強い奴を集めて、それで戦う訳だ」
ギルガメッシュ「ふむふむ……つまり、それに出て戦って、勝てばいいのか?」
バッツ「まあそうだな」
ギルガメッシュ「なるほどな、それなら分かりやすいな、しかも戦いなら俺の得意分野だ」
バッツ「一応武器の使用も認められてるぞ」
ギルガメッシュ「それはいい!ますます俺に向いてるじゃないか、そうと決まれば、早速武器を集めるか」
バッツ「そういえば武器はどうしたんだ?」
ギルガメッシュ「自爆した時にほとんどなくしちまってな、今はこの長刀しかないんだ」
バッツ「そうか……じゃあついでにこれをやるよ」ガサゴソ
ギルガメッシュ「こっこれは!」
>>10のコンマ以下が
00~89 エクスカリパー
90~98 エクスカリバー
ぞろ目 2本セット
偽物
ギルガメッシュ「俺のエクスカリバーじゃないか」
バッツ「いや違うから、エクスカリパーな?エクスカリ『パー』エクスデスが用意した偽物の方」
ギルガメッシュ「まだ持っててくれてたのか、懐かしいなぁ」
バッツ「もとはお前のだしな、返しとくよ(つかいらないし)」
ギルガメッシュ「ありがとよ」
バッツ「それじゃあ俺はDDFFの方に、ちょっと話を付けてくる」
ギルガメッシュ「おうありがとな、俺は武器探しのついでに、他の連中に会ってくるぜ」
バッツ「じゃあなギルガメッシュ、またな」
ギルガメッシュ「おうまたなバッツ」
ギルガメッシュ
装備
長刀
エクスカリパー
ギルガメッシュ「さて……次はレナとファリスに会いに行くか、あの2人だし立派にお姫様やってんだろうな」
ギルガメッシュ「ここがタイクーン城か」
兵士「タイクーン城へようこそ、どんなご用ですか?」
ギルガメッシュ「レナとファリスに会いたいんだが」
兵士「レナ様とファリス?ああサリサ様の事ですね?」
ギルガメッシュ「ん?ああ多分そうだ」
兵士「失礼ですがお約束はございますか?姫様達はお忙しいので」
ギルガメッシュ「ああそうか、まあ国のトップだしな……それじゃあ仕方ないな、一応俺が来た事だけ伝えておいてくれないか?」
兵士「分かりました、それでお名前は?」
ギルガメッシュ「ギルガメッシュだ」
兵士「ギルガメッシュ様ですね、では「ギルガメッシュ!?」あれ?サリサ様?」
ファリス「ギルガメッシュじゃないか!?お前生きてたのか」
ギルガメッシュ「おおファリス、久し振りだな、レナは元気か?」
ファリス「ああ勿論だ、しかしお前が生きていたとはな、驚いたぞ」
ギルガメッシュ「バッツもそんな反応だったな」
ファリス「せっかく来たんだ、上がっていけよ、あまり時間は取れないがな、おい通してやれ」
兵士「はっ、どうぞギルガメッシュ様」
ギルガメッシュ「おう」
ファリス「しかしよく生きていたな」
ギルガメッシュ「俺も死んだと思ったよ、だが場所のせいかこうして生き残ったさ」
ファリス「そうか……ところで今日はどうしたんだ?さっきの様子だとバッツにも会ったみたいだが」
ギルガメッシュ「実は仕事を探していてな、バッツに紹介してもらえる事になったんだ」
ファリス「仕事?」
ギルガメッシュ「ああそうだ、今度DDFFって「ひいっ」ん?」
レナ「ギ……ギ……ギ、ギルガメッシュ?」
ギルガメッシュ「よおレナ、久し振りだ「いやぁ!レイズ!アレイズ!レクイエム!」は?」
レナ「化けてでないでよ!」
ギルガメッシュ「……」
ファリス「……」
レナ「姉さん!姉さんも早く離れて!危ないから!ケアル!ケアルラ!ケアルガ!」
ギルガメッシュ「おお回復した」
レナ「ファイ……あれ?」
ファリス「落ち着けレナ、こいつは正真正銘の、生きたギルガメッシュだ」
レナ「……どういう事?」
ギルガメッシュ「実はな」
ギルガメッシュ「まあそんな訳だ」
レナ「うう……」カァ
ファリス「はっはっはっ、あんなに取り乱したレナは、初めて見たな」
レナ「言わないでよ姉さん!」
ギルガメッシュ「まあ仕方ないさ、そりゃあ死んだ奴が普通にそこにいたら、アンデッドかと思うよな」
レナ「うう……」
ファリス「はははっ、それで?今日は挨拶に来ただけか?」
ギルガメッシュ「それもあるが、実は武器を集めていてな、あの自爆でほとんど無くなってしまったんだ、それでバッツにこいつを返してもらった」
レナ「エクスカリパー!」
ファリス「あいつまだ持ってたんだな」
ギルガメッシュ「俺の物だからってな」
レ・フ((まあいらないし))
ギルガメッシュ「それでお前達にも武器をもらえないかと思ってな、DDFFに出るからには、しっかり準備しないといけないだろ?」
レナ「それもそうね」
ファリス「俺達はもう武器を使う事はほとんどないしな」
ギルガメッシュ「じゃあくれるのか?」
ファリス「ああいいぜ、俺からは>>16をやるよ」
レナ「私からは>>17を差し上げます」
チキンナイフ
ブレイブソード
ギルガメッシュ「チキンナイフとブレイブソードか、ありがとよ大事に使わせてもらうぜ」
レナ「頑張ってね(ブレイブソードの攻撃力いくつかしら?)」
ファリス「応援してるぜ(少なくとも俺達から逃げてるしなぁ)」
ギルガメッシュ「じゃあ次はクルルに会いに行くか、……ああそうだ」
レ・フ「「?」」
ギルガメッシュ「バッツとはどうなったんだ?」
レ・フ「「なっ?」」
ギルガメッシュ「ん?何だ?別にそういう関係じゃなかったのか?」
レナ「バ……バッツとはその」
ファリス「別に……なあ」
ギルガメッシュ「?まあいいか、それじゃあな」
レ・フ「「……」」
ギルガメッシュ「チキンナイフとブレイブブレイドか、ありがとよ大事に使わせてもらうぜ」
レナ「頑張ってね(ブレイブブレイドの攻撃力いくつかしら?)」
ファリス「応援してるぜ(少なくとも俺達から逃げてるしなぁ)」
ギルガメッシュ「じゃあ次はクルルに会いに行くか、……ああそうだ」
レ・フ「「?」」
ギルガメッシュ「バッツとはどうなったんだ?」
レ・フ「「なっ?」」
ギルガメッシュ「ん?何だ?別にそういう関係じゃなかったのか?」
レナ「バ……バッツとはその」
ファリス「別に……なあ」
ギルガメッシュ「?まあいいか、それじゃあな」
レ・フ「「……」」
一旦ここまででまた来ます。
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