京介「桐乃が風邪引いたぁ?」(228)

京介「おーい、早く朝飯食えよー」コンコン

シーン

京介(寝てんのか?)

京介「入るぞー」ガチャッ

京介「おい、早く起きねーと遅刻すんぞ」

桐乃「…」モゾ…

京介「おい!」

桐乃「ぅ…」クタッ

京介「!」

桐乃「はぁ…はぁ…」

京介「か、顔真っ赤じゃねーか!?」

桐乃「うる…さい…頭に響く…」

桐乃「…」ムクッ

京介「お、おい…大丈夫か?」

桐乃「学校…行かなきゃ…」フラッ

京介「ば、馬鹿!無理だって!」

桐乃「…無理じゃ…」クラッ

京介「!」

桐乃「はぁ…はぁっ…」

京介「学校に連絡しといてやるからお前は大人しく寝てろ!」

桐乃「…」

桐乃「うん…」ポフッ

―――――

桐乃「はぁ…ぅ…」

桐乃(頭…クラクラする…)

コンコン

桐乃「…?」

京介「ほれ、水」コトッ

桐乃「…」

京介「学校に連絡しといた」

桐乃「うん…」モゾ

京介「…」

桐乃「…」

京介「…」

桐乃「…あんた…学校は…」

京介「ん?休む」

桐乃「…えっ…」

京介「とりあえず横になっとけよ、胃にやさしいもん作ってくるから」

桐乃「うん……」

☆  ☆  ☆

京介「…………」トポトポトポ


おじやに無表情で洗剤を注ぐ京介。

京介「親父は仕事だし…お袋も出かけなきゃならん用事があるみたいだったからな」

桐乃「な…なんであんたが学校休むのよ…」

京介「だから、俺がお前の看病してやる」

桐乃「は…?」

桐乃「余計なことっ…ぅっ…けほっ…けほっ!」

京介「だから大人しくしてろって!」

桐乃「うぅ…」モゾッ

京介「こんな状態のお前を一人にできねーだろうが…心配すんだろ、色々と…」

桐乃「なっ…よ、余計なお世話…」プイッ

京介「はいはい」

桐乃(心配…かぁ…)ドキドキ

桐乃「…ありがと…」ボソッ

京介「ん?」

桐乃「なんでもない…ばーか…」

きりりんはなんだかんだでいいこだよ

ジャイアン「まさしくタイムリーなスッドレだよなジャイ子」
ジャイ子「そうよね兄ちゃん」

京介「飯…どうする?なんか消化のいいもんでも…」

桐乃「いい…今…無理…」

京介「そ、そっか…」

京介「さ、寒くないか?」

桐乃「だいじょぶ…」

京介「喉、乾かないか?」

桐乃「水…あるし…」

京介「ほ、他になんか…」

桐乃「いーから寝かせっ…ごほっ…うぅ…」

京介「す、すまん…じゃあまた様子見に来るからな…」

桐乃「ぁ…」

桐乃「待って…」

京介「なんだ…?」

桐乃「側に…いてよ…」

京介「お、おう!」

―――――

桐乃「はぁ…はぁ…」

京介「…」

桐乃「はぁ…ぅ…」

京介(だ…大丈夫なのか…?)

桐乃「あに…きぃ…」

京介「!」

桐乃「はぁ…はぁ…」

京介「き、桐乃…?」

桐乃「けほっ…けほっ…!」

京介「お…おい!」アセッ

京介(すごい汗だ…)

桐乃「こほっ…はぁ…はぁ…」

俺「はぁ・・・はぁ・・・」

京介「タオルとお湯…!」ダッ

桐乃「はぁ…はぁ…はぁ…」

―――――

京介「持って来た!」バンッ

京介「桐乃…デコ出せ…」ポフッ

桐乃「ぁ…タオル…気持ちぃ…かも…」

京介「き、桐乃…」

桐乃「な…に…?」

京介「身体…拭かないと…」

桐乃「は…?えっ…」カアァッ

俺「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」

桐乃「ばっ…へ、へんたいっ!」カァッ

京介「ち、ちげぇよ!汗拭かないと悪化するかもしれないだろうがっ!」

桐乃「ぅ…」

京介「背中はお前一人じゃ拭けないだろうしっ」

桐乃「わかった…」

京介「!」

桐乃「脱ぐから…あっち…向いててっ…」

京介「お、おう!」バッ

桐乃「…」ヌギヌギ

京介「…」

京介(き、キンチョーすんな!俺!)

俺「俺は凝視しとくからな」

桐乃「い…いいよ…」ドキドキ

京介「!」クルッ

桐乃「あんまっ…見んなっ…」カアァッ

京介「わ、わかってるって…」

京介(これが…桐乃の背中…)

京介「拭くぞ…?」

桐乃「うん…」

京介「…」フキッ

桐乃「んっ…」ピクンッ

京介(やべ…コイツ超肌綺麗じゃねーか…)フキフキ

桐乃(ヤバいヤバいヤバい…!恥ずかしくて死にそうっ…!)カアァァァァァ

俺「・・・」フヒッ

桐乃「くしゅっ…!」

京介「わ、わり…寒かったか!?」

桐乃「ううん…」

京介「そ、そっか…」フキフキ

桐乃「はぅっ…」ピクッ

京介「!」

桐乃「はぁ…はぁ…」

京介「ちょっと腕上げてくれ…腋が…」

桐乃「っ!」

桐乃「だ、だめっ…!」

京介「えっ…」

桐乃「み、見えちゃう…じゃんっ…」カアァッ

京介「み、見ねぇよ!」

桐乃「ってか自分で拭けるしっ…ぅっ…!ごほっ…けほっ…!」

京介「だ、だから無理すんなって!」

桐乃「うぅ…」

桐乃「…って」

京介「は…?」

桐乃「目、瞑ってくれたら…いい…」

京介「!」

俺「!」

京介「ま、任せろ!」

桐乃「ほ、ホントは嫌だけど…仕方ないからっ…」

京介「あ、あぁ…」

桐乃「み、見ちゃダメだからっ…絶対に絶対だからっ…」

京介「わーってるって…」ペタッ

桐乃「ん…」

京介(見えん…ココが首で…ココは肩甲骨か…?じゃあもっと横が腋か…)フキッ

桐乃「んぁ…ゃ…」ピクンッ

京介(腋…)フキフキ

桐乃「ひゃっ…ぁっ…!」ビクッ

京介「へ、変な声出すなよ!」ドキドキ

桐乃「だ、だって…あんたが変な拭き方っ…!」

京介「み、見えねぇんだから仕方ねーだろ!」

これは完結しない


眠い

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対象スレ:京介「桐乃が風邪引いたぁ?」
キーワード:座薬
検索方法:マルチワード(OR)
抽出レス数:0

おい、しっかりしろよwww

>>30
冠葉「まさしくタイムリーなスッドレだよな陽鞠」
陽鞠「そうだねお兄ちゃん」

なら許せることからジャイ子が諸悪の根源であるとわかる

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