P「キスしよう」真美「」 (641)
P「え?いいって?」
真美「」
P「ちゅうー」
真美「」ビチャビチャ
P「真美は可愛いなあ」
真美「」
P「じゃあ今度はご飯食べよっか」
真美「」
P「はい、出来たよ真美」
真美「」
P「あーんして欲しいって?真美は甘えん坊だなあ、はい、あーん」
真美「」
P「あーん」
ボトボト
P「あーあ、こんなにしちゃって…」
P「じゃあ今度はお風呂入ろっか」
真美「」
P「よし、じゃあ洗うぞ」ゴシゴシ
真美「」
P「アイドルは身だしなみが大事だからな」ゴシゴシ
真美「」
P「じゃあ流すぞ」
ザバー
真美「」
P「身体拭くからなー」ゴシゴシ
真美「」
P「ふう、風呂も出た所で…
…真美、いいか?」
真美「」
P「ああ、ありがとう
じゃあ始めるか」
パンパン
P「真美、気持ちいいよ真美」
真美「」ユサユサ
P「うっ…出るっ!」
ドピュ
P「真美、良かったよ」
真美「」
>P「ちゅうー」
>真美「」ビチャビチャ
ここが謎を解く鍵なんじゃないだろうか
P「おはよう、真美」
真美「」
P「じゃあ着替えるか」
ヌギヌギ
真美「」
P「はい、着替え完了!朝ごはんにするぞ」
真美「」
>>14
唾液でベタベタになっていることを表現したのかと思った
P「あっ、もう食べ物がない…」
真美「」
P「悪い悪い、買ってくるから留守番よろしくな」
真美「」
P「ほら、行ってきますのちゅう」チュー
真美「」ベタベタ
P「じゃあな」
>>16の通りだと思う
イラッシャイマセー
P「なににしようかな…
これとこれとこれ、あ、真美の好きなプリンも買っていこう」
亜美「あ、兄ちゃん…偶然だね…」
P「ん?亜美じゃないか、買い物か?」
亜美「うん、そうだよ…
兄ちゃんも?」
P「ああ、朝ごはんがなくてな」
亜美「そうなんだ…」
P「いやー、買い忘れるとあれだな…腹が減って仕方がない」
亜美「あはは…亜美も朝ごはんの買い物だよ
パパもママもずっと忙しそうだしさ…」
P「そうだな…」
亜美「本当に…真美、どこいっちゃったんだろ…」
P「…」
P「ただいまー真美
買ってきたぞ
プリンもあるぞ」
真美「」
P「じゃあ食べようか」
真美「」
P「はい、あーん」
真美「」
P「今は食べたくないのか?じゃああとで食べような」
P「あ、そういえばさっき亜美にあったんだけど…」
真美「」
P「ああ、ごめん、今喧嘩中だったっけ
亜美の話はやめるよ」
真美「」
P「だって亜美、真美にひどいこといったもんな
怒るのも当然だよな」
真美「」
P「…そろそろ仕事の時間だ
いくよ」
真美「」
P「…行ってきます」
P「おはようございます!」
社長「キミか、真美君はまだ見つかってないよ」
P「そうですか…
はやく見つかるといいですね」
社長「…あれから一週間…なにも進展がない…
なにも問題がなければいいんだが…」
P「俺の責任です…俺がもっとしっかりしていれば…」
社長「キミのせいではないよ
キミは途中から入ってきたのだから
あれは起こるべくして起きたのだよ」
P「…」
社長「大丈夫、真美君はきっと大丈夫だよ
今は少し家出しているだけ、そうに決まっている」
P「…」
春香「プロデューサーさん」
P「なんだ春香…それに皆も…
どうしたんだ?」
真「真美がいなくなった理由、知ってるんでしょ?」
雪歩「亜美ちゃんもなにか知ってるみたいだけどでも答えてくれないし…」
春香「プロデューサーさん、教えてください真美に何があったのか」
P「…社長」
社長「…いいだろう知る権利は皆にある」
P「始まり…といっても俺はその時からいたわけじゃないからな…
聞いた話だけど皆は知ってるのかな?
亜美と真美が二人で『双海亜美』としてアイドルをやっていたのを」
春香「はい、知ってます」
P「亜美と真美は二人でトップアイドルになろうと決めていた
だけどそれは叶わなかった
真美が自分一人でアイドルをやりたいと言ったからだ」
皆「…
P「きっと憧れたんだとおもう
自分の名前で呼ばれるステージ
トップアイドル双海真美」
P「だけど…現実は違った」
P「何故亜美が一人だけ竜宮小町に入ったと思う?
経験?違う、経験なら二人とも同じだ
才能?違う、才能だって互角だ
なら何が違ったのか
…名前…だよ」
皆「…」
P「亜美は真美より先にデビューしている…その書類上の事実だけで選ばれたんだ」
皆「…」
P「結果は皆が知っての通りだ
竜宮小町だけ売れた
双子で開く差…
真美はきっと誰よりも焦ったと思う」
P「それでも一応は売れた
元々才能はあるからな
だけど765プロで誰よりも売れなかったし
何より亜美に負けていた」
P「それでもチャンスは巡ってくるもんなんだな
ある時真美は超有名監督に認められたんだ」
皆「…」
P「役目はなんと主役、異例の大抜擢さ」
P「俺は喜んでその事を真美に伝えた真美も喜んでたよ
嬉しそうに顔を歪めて泣いてさ」
P「でも…現実はそううまくいかなかった」
P「あの日スポンサーが、主役の交代を言ってきたんだ
交代相手は亜美だ」
春香「そんな…」
P「なんでも、余り売れてない双子の方を出すより、売れている亜美の方を出した方がいいって言う理由でな」
真「あんまりじゃないか!」
P「それが、現実なんだよ
どうあがいても変えられない運命みたいなものを感じたよ」
P「…真美に伝えた
泣くことさえしなかったよ」
P「それと同時に、一緒にいた亜美にも伝えたんだ
『交代するのは亜美だ』って」
ちょっとご飯の時間
胸が痛い
P「…真美は、ただ一言亜美に頑張ってと言った」
P「亜美は、『真美も頑張んなよ』って
そうただ言っただけだったんだろう」
P「でも、きっともう真美は限界だったんだ
頑張ってる、頑張ったよって亜美に言ったんだ
始めて見たよ、真美があんなに切れているところは」
P「…それから真美は行方がわからなくなった」
皆「…」
P「…こんなとこだ
真美はきっと見つかる、きっと戻ってくる
…絶対に」
P「ただいま、真美」
真美「」
P「今日、皆に真美のことを話したよ」
真美「」
P「皆驚いてたけど、やっぱりと思うことがあったんだろうね
思ったほど驚かなかったよ」
真美「」
P「…今は少し休んでるだけだもんな
…ゆっくり休んだら、また、アイドルやるんだもんな
…真美なら必ずトップアイドルになれる…そうだろ?」
真美「」
P「…ご飯にしようか」
P「あーん」
ボトボト
真美「」
P「あーあ、落としちゃって…」
ピンポーン
P「ん?こんな時間に誰だろ
真美、奥の部屋へいこうな」
真美「」
ガチャッ
P「誰ですかー」
亜美「兄ちゃん…」
P「亜美!?どうしたんだこんな時間に!とりあえず入れ!」
P「どうしたんだ亜美?こんな時間に」
亜美「あのね兄ちゃん…真美がもう死んでるとしたらどうする…?」
P「…そんなわけないだろ
真美は必ず生きている」
亜美「亜美聞いちゃったんだよ…
病院から危険な薬が無くなっちゃったんだって…
それがちょうど真美がいなくなった日で
もしかしたら真美が持ってったのかもって
もしかしたら真美その薬で自殺を…」
P「亜美、考え過ぎだ
真美が自殺なんかするわけない、そうだろ?」
亜美「でも!」
P「亜美、疲れてるんだよ
疲れてるとろくなことにならない
送ってってやるからゆっくり休め、な?」
亜美「…」
亜美「…うん、わかったよ」
P「じゃあ待ってろ、今送る準備をするから」
亜美「…うん
………………?兄ちゃん?」
P「どうした、亜美」
亜美「なんで食べ物が二人分あるの?」
P「…さっきまでお客さんがいてな
食べてったんだよ」
亜美「…ひとつだけボロボロにこぼれてるね」
P「…行儀の悪いお客さんだったよ」
亜美「ふーん」
P「さあ、準備出来たからいくぞ」
亜美「わかった」
P「亜美を送ってきたよ」
真美「」
P「怖かったよな、大丈夫だよ
俺がついてる」
真美「」
P「さて、ご飯の続きにしようか」
真美「」
P「今日のレッスンの様子だ」
真美「」
P「…どうだ?楽しそうだろ?」
真美「」
P「次はこれだな」
真美「」
P「…アイドルは楽しかったもんな」
社長「…あれから1ヶ月たったのか」
P「…そうですね」
社長「そろそろ見つかってもいい頃だと思う
私もようやく覚悟が出来たよ」
P「…」
社長「…辛いと思うが、真美君のことを忘れてアイドルをプロデュースしてくれ」
P「…………はい」
亜美「………」
亜美「……りっちゃん」
律子「どうしたの?亜美」
亜美「765プロの皆を集めて欲しいんだ」
律子「どうしたの?いきなり」
亜美「真美の居場所がわかったかもしれない」
律子「本当なの!?」
亜美「だから皆を集めて欲しいんだよ
犯人かもしれない人を呼ぶために」
律子「犯人って…」
亜美「だからこっそり集めてほしいんだ
目的を言わないでさ」
P「…ん?皆もう集まったのか」
律子「………ええ」
雪歩「話ってなんだろう?」
真「さあ?今度のライブのことじゃないかな?」
律子「………亜美」
亜美「……みんな!真美の居場所がわかったかもしれない」
P「……!?」
春香「ほ、ほんとうなの?亜美?」
社長「それは本当なのか!?」
亜美「それはね…兄ちゃん…プロデューサーの家だよ」
皆「!?」
P「……っ!」
P「な、何をいってるんだ亜美…
そういうのはいつものごっこ遊びだけにしてくれ…」
亜美「もちろん、亜美一人だけだったらわかんなかったよ
いおりん、やよいっち、お姫ちんの協力があったから、わかったんだ」
P「なんだって?」
亜美「今日まで、兄ちゃんの食生活を調べてたんだ」
亜美「買い物の時にはやよいっち、食べにいくときにはいつもお姫ちんがいたっしょ?」
亜美「それをいおりんが調べた結果、何故か二人分の食事を買ってるのに、一人分の日にちで使いきってるのがわかったんだよ」
亜美「もちろん兄ちゃんがそんなに食べないことは確認してた」
亜美「そして兄ちゃんのほかに家に来たりする人はいなかった!」
亜美「それはつまり!兄ちゃんのほかに家にいて、その人は一切家からでてこない
つまり真美の可能性があるんだよ!」
P「…あはは、面白い推理だけど、全然違う
そもそもなんで俺が真美を家においとくのか」
P「あと、俺は家では二人分食うぞ
外では余り食わないだけで」
亜美「だって、真美が頼れるなんて兄ちゃんぐらいしかいないし」
P「…そんだけのために皆を集めたのか?」
亜美「…まだ理由はあるもん」
亜美「兄ちゃん、GPSはどうしたの?」
P「…GPS」
亜美「あずさお姉ちゃんがよく行方不明になるからってアイドル全員に持たせたよね?」
社長「そうなのか?」
P「…俺の自腹でやりましたから」
亜美「だから本当なら場所がわかるはずなんだよ
兄ちゃんなら」
P「これのことか?」
亜美「そう、真美はそんなシールを張ってて…てあれ!?」
P「もちろんこれで探したさ
だけど落ちてたのはこれだけ
真美は見つからなかった」
亜美「うぅ…」
P「推理が穴だらけだよ亜美」
P「…大体俺を疑うなんてどうかしてるぞ
皆を集めた律子もだ」
律子「…GPSがそうだと思ったのよ…」
亜美「だって…だって…」
P「あのな亜美、何かにすがりたい気持ちはよーく分かる
でもな、しっかりと人を見なければダメだぞ?」
亜美「じゃあ兄ちゃんの家にいって確認してみようよ!」
P「…………」ピク
律子「見苦しいわよ亜美」
亜美「だってー真美なら兄ちゃんのところにいきそうなんだもん…」
P「ただいまー」
真美「」
P「真美、今日真美の居場所がばれそうだったよ
…真美は皆の所になんかいきたくないもんな?」
真美「」
P「そうだよ、
真美は俺だけのアイドルになればいいんだよ」
真美「」
P「…なあ、真美…俺はな?
お前の頑張って運命から抗おうとする
そういう所が好きだったんだ
だから………」
ピンポーン
P「…誰だろ」
P「奥の部屋…いや、地下室にいこうか」
P「だれだ?」
亜美「えへへ、来ちゃった!」
バタン
亜美「あ、ちょっと待ってよ兄ちゃん!」
ガチャッ
P「なんだ?」
亜美「あ、兄ちゃん、今日はごめんね?」
P「…わざわざ見にきたのか?」
亜美「ち、違うよ!そうだけど違うよ!」
P「見てくのか?」
亜美「あ、うん」
亜美「兄ちゃんの家ってけっこう広いよねー」
P「結婚したときのためにな、
大きくしたんだ」
亜美「ふーん、予定あるの?」
P「…まあ、気持ちだな」
亜美「じゃあ探検してくるよ!」
P「ああ、いいぞ」
P「地下室はカギがついてる上にわかりづらい所にある、大丈夫ばれない」
亜美「本当に誰もいないみたいだね…」
P「当たり前だろ人をなんだと思ってやがる」
亜美「…兄ちゃんの所にいれば安心できたのにね…」
亜美「もし…本当に真美が死んでたら…」
P「そんなことはあり得ないって何度もいってるだろ?」
亜美「全部亜美のせいなんだよ?
真美の仕事だって亜美があのとき
亜美の名前がいいって言わなければってずっと思ってるんだ」
P「亜美…」
亜美「…言っても仕方ないよね…
でも考えちゃうんだ…」
P「きっと真美は帰ってくる
大丈夫、俺が保証する」
亜美「兄ちゃん…ありがと!
そうだよね!ポジティブにいかないとね!じゃ帰るよ!
ありがとね!」
P「ああ、じゃあな」
P「真美、また亜美が来てたぞ」
真美「」
P「亜美はな、真美が戻ってくるって信じるみたいだ」
真美「」
P「俺は真美が必ずまたアイドルやるって信じてる」
真美「」
P「…ご飯の時間にしようか」
P「これをまずすりつぶして…」
P「口移しだ」
ネチョ
P「次はお茶を飲まして」
真美「」コッコッ
P「うん、これなら食べられるな」
P「本当に真美は甘えん坊だなあ」
P「じゃあ次は身体を洗うぞ~」ゴシゴシ
真美「」
P「お風呂はアイドルにとって大事だぞ~っと」
真美「」
P「おっと、手が胸に!」モミュ
真美「」
P「ごめんごめん、そう怒るなよ」
P「じゃあお風呂も出たことだしアレするか」
真美「」
P「え?いやだ?ダメダメ、今日の俺はライオン、ビーストだからな」
真美「」
P「さあ、ショータイムだ!」
パンパン
P「ふっ…うっ…」
真美「」ユサユサ
パンパン
P「うっ……!」
ドピュ
P「真美、よかったよ」
真美「」
P「もう一回いくか」
P「お疲れさま、亜美」
亜美「…本当は真美がやるはずの仕事だったのにね」
P「…そうだな」
亜美「ねえ兄ちゃん、真美が戻って来たら、どうする?」
P「どうするって?」
亜美「真美が戻ってきたとして、真美の仕事はないんだよ
そうでしょ?」
P「確かに、そうかもな…」
亜美「…アイドルとしてもう真美は死んじゃったんだよ
もう、どう頑張っても…
だから、アイドルができないなら、いっそ!」
P「死んでいた方がいいと?」
亜美「真美が望んでたものはもうどうやったって手に入らない…だから、戻ってきても…」
P「そうかな?」
亜美「え…?」
P「もし、いや必ず真美は戻ってくるが、戻ってきても同じように仕事ができるとは俺も思ってない
だけどな、真美がやって来たことも無駄じゃないんだよ
俺は信じてる
必ず真美がトップアイドルになれるってな」
亜美「…兄ちゃん…」
P「だからま、俺に出来ることを精一杯やる
それだけだ」
亜美「亜美が出来ること、あるかな?」
P「さあ?俺にはわからない
真美にとって何がいいのかなんてな」
亜美「出来ること…か」
亜美「兄ちゃん…真美、今何してるのかな」
P「さあな、それがわかったら楽なんだけど」
亜美「兄ちゃん、前病院かららなくなった薬のこと覚えてる?」
P「え?あー、そー言えばなんかそんなこと言ってたな
その薬がどうかしたのか?」
亜美「それね、あ、注射器もなくなってたんだけどね
それ、使いすぎると死んじゃうらしいんだ」
P「だから?」
亜美「もしかして…って話だよ
亜美だって信じてなんかいないけどね
あと、なくなったのはかなりの量らしいんだ」
P「ふーん」
P「……」
ミンナアリガトー
P「……真美は…」
ジャアツギイッチャウヨー
P「………」
小鳥「真美ちゃんのビデオですか?」
P「はい…」
小鳥「…真美ちゃん…本当に楽しそう…」
P「そうですね…」
P「真美…」
小鳥「…ねえ、プロデューサーさん、このあと飲みにいきませんか?」
P「…そうですね、たまには息抜きも必要ですね」
小鳥「…ありがとうございます」
P「じゃあ、とっとと終わらせますか」
小鳥「ふふっ…」
小鳥「プロデューサーさあん!あはははははは!」
P「しっかりしてくださいよ」
小鳥「あはははははは!家いってもいいですかあ?」
P「嫌です、ほら、タクシー来ましたよ」
小鳥「むうー!プロデューサーさあんのばあか!」
P「はあ、行ったか全く
じゃあ帰ろう」
ガチャッ
P「ふう、ただい…」
小鳥「ここがプロデューサーさんの家ですかあ?」
P「な、なんでいるんですか!?」
小鳥「プロデューサーさんのあとをつけて来たんですよお」
P「いや、なにいって…」
小鳥「おじゃましまーす!」
P「あ、ちょっ、はいるな!!!!」
小鳥「そんな怒らないでくださいよ…
っと大きい家ですねえー…
――――――!?」
小鳥「…………真美ちゃん?」
P「……………」
小鳥「真美ちゃん!しっかりして!真美ちゃん!どうして…」
ゴッ
小鳥「がっ………!」
P「…………ダメですよ小鳥さん
人の部屋に勝手に入っちゃ」
流石に小鳥まで行方不明になったらPがマズい事になるな
小鳥「……んっ…ここは…?」
P「地下室ですよ」
小鳥「……!」
P「完全に誤算でした
まさか無理矢理家のなかに入ってくるなんて」
小鳥「あたしをどうするつもりですか…?」
P「……忘れてもらいます」
スッ
小鳥「注射器…!?」
小鳥「わたしをどうするんですか?」
小鳥「レイプするんでしょうエロ同人みたいに!」
くらいは言うと思うんだ
小鳥「…何に使うんですかそんなもの!」
P「安心してください、ただの記憶障害を起こすだけの薬ですよ
量を間違えなければ問題ありません」
小鳥「真美ちゃんにもその薬使ったんですか…?」
P「ええ、ちょっとだけ使うつもりでしたけど…
量を間違えて昏睡してしまいました」
P「でも真美は強い子ですからまた目が覚めるってわかってます」
小鳥「自分が何をしたのかわかってるんですか!?真美ちゃんに何をしたんですか!」
小鳥 「 … 何に使いますかそんなこと!」
P 「安心してください, 単純な記憶障害を起こすに値する薬です
羊が下手ではなければ問題ないです」
小鳥 「マミーにもその薬使ったんですか … ?」
P 「はい, 少し使うつもりだったが …
羊が下手で婚姻用品してしまいました」
P 「 ところがマミーは強い子供だからまた覚めると思っています」
小鳥 「自分が何をしたのか分かりますか!? マミーに何をしたんですか!」
P「何って…ちょっと大人の関係を持っただけですよ
寂しそうにしていたから」
P「だけど忘れたいっていったので忘れさせてあげようとしただけです
まあ、失敗しましたが」
小鳥「最低…!」
P「まあ、なんとでもいってください」
スッ
小鳥「ひっ…!」
プス
小鳥「いや…!」
P「暴れないでくださいよー
おれちゃいますからねー」
P 「何は … 少し大人の関係を持っただけです
さびしいようにしていたから」
P 「載せるが忘れたいと言ったので忘れるようにしてくれようと思っただけです
何, 失敗したんですが」
小鳥 「最低 … !」
P 「, おおよそでも言ってください」
スック
小鳥 「ヒ … !」
プス
小鳥 「いや … !」
P 「暴れ狂わないでください —
レチイッウだから―」
小鳥「いや…い…や…」
P「こんなもんかな…」
小鳥「……い………や……」
P「あーあ、送んないとなー」
小鳥「スウ…スウ…」
P「手間取らせないでくださいよ」
小鳥「おはようございますプロデューサーさん」
P「おはようございます小鳥さん」
小鳥「ごめんなさい、昨日の途中から記憶がないんです…」
P「気にしなくていいんですよ」
P「…ええ、気にしなくていいんです」
律子「よっこいしょ」
小鳥「わあーどうしたんですかこの荷物」
律子「こんどのドラマの小道具、家で預かることになったんですよ
見てくださいこの注射器、本物ですよ」
小鳥「ひっ…!」
律子「どうしたんですか?」
小鳥「いえ、どうしたのかしら?」
『安心してください、ただの記憶障害を起こすだけの薬ですよ』
小鳥「っ…」
小鳥「…?どうしたのかしら…?」
P「小鳥さん、これやっといてもらえます?」
小鳥「あ、はい」
『ええ、ちょっとだけ使うつもりでしたけど…
量を間違えて昏睡してしまいました』
小鳥「っ…?なによこれ?」
『でも真美は強い子ですからまた目が覚めるってわかってます』
小鳥「なんなのよ…!」
P「小鳥さん?」
小鳥「はっ!何でもないです…」
『何って…ちょっと大人の関係を持っただけですよ
寂しそうにしていたから』
『だけど忘れたいっていったので忘れさせてあげようとしただけです
まあ、失敗しましたが』
小鳥「そうだ…そうよ!」
P「どうしたんですか?」
小鳥「あなたが!真美ちゃんを!さらったの!」
P「…昏睡させるのを恐れるあまり量を間違えたみたいですね」
小鳥「誰か!」ダッ
P「まて!」ダッ
小鳥(律子さんと社長はちょうど出掛けてしまった
下のたるき亭まで逃げれば勝てる)
ダッ
P「まて!」
小鳥「はあ、はあ、」
P「…追い付きましたよ」
小鳥「いや…」
小鳥(こんな人がいままでいたなんて…許せない
どうして真美ちゃんがひどい目にあわなきゃいけなかったの…?
どうして…)
小鳥「いや!」
ドン
ガタンガタガタガタ!
ドサ
P「」
小鳥「か、階段から落ちて…」
小鳥「う、嘘…あたしが殺した…?」
小鳥「いやああああああああああああ!」
その後、悲鳴を聞き付けた住人により、死亡しているプロデューサーが発見された
その後すぐに昏睡状態の双海真美が保護された
ピッ…ピッ…
真美「」シューコー
亜美「真美…」
真美「」シューコー
亜美「亜美、アイドル頑張るから
真美!絶対起きてよ!起きて亜美のダンス見るんだよ!絶対だからね!」
真美「」シューコー
亜美「…また来るね」
「コドモ扱いしないで すぐ上から目線! ちゃんと話を聞いてよっ マジメなんだぞ!」
亜美(真美、このステージ本当は二人で出る予定だったんだよ?)
「オトナっぽくおとなしく 努力してるけどね 甲斐ないよ意味ないよ 気がついてくれなくちゃね!」
亜美(だからさ、奇跡、起こってよ)
「ステキな人ってどんな人なんだろ やっぱりオシャレにキメちゃう事かな 早速チャレンジ! 私にも出来るかしら? 可能性は未知数」
亜美(頑張れば奇跡は起こるって証明してよ)
「えと…ドレス着てみたんだけどさ…」 『どーかな?』
ねえ真美!
律子「亜美!真美の意識が戻ったって!」
ほら、奇跡は起こる
ピーーーーーー
医者「一瞬意識戻ったのですが…」
亜美「…………」
医者「一応手は尽くしましたが…」
亜美「真美……真美!!!」
奇跡は起こらない
亜美「………」
律子「亜美…こんなところにいたのね」
亜美「………亜美には、真美のことを悲しむ権利すらないんだ」
律子「亜美…」
亜美「真美はね、優しかった
本当に…自分を犠牲にするぐらい」
律子「…」
亜美「真美のあとを追おうとも思ったけど、そんなことしても真美に怒られるだけだもんね」
亜美「だから亜美、トップアイドルになるよ
それが亜美の使命じゃないかな」
律子「そうね…きっと真美も喜ぶわ」
亜美「ただ、今だけは…
泣いても……いいかな…?」
律子「ええ」
うわあああああああああ
さて、続いてはこの方
名実共にトップアイドルとなりました
双海亜美さんです!
終わり
終わったー!
ちょっと休んだら真美目線書きます
Pが階段から転げ落ちたとこで投げたっぽいが違うのか
>>450
ただ俺の力量が足りなかっただけです
じゃあ始めます
P「さあ、次の仕事は大事だぞ
なんたって他の仕事だって絡んで来るからな」
真美「うん、頑張るよ!」
さあ、続いてはこの方
人気アイドルグループ竜宮小町の双海亜美ちゃんの双子の姉!
双海真美ちゃんです!
真美「…………」
真美「やっほー!真美だよー!」
真美「………」
P「どうした、真美元気なさそうだな」
真美「あれ、なんとかならないの?」
P「あれって?」
真美「竜宮小町の双海亜美の双子の姉っていうの!」
P「事実だろ?」
真美「そりゃそうだけど…
あれ、いつもいってるじゃん
どうにかならないの?」
P「どうにかって、真美の売り出し方の問題だからなあ…」
真美「むー」
真美「あれじゃ真美が竜宮小町のおまけみたいじゃん…」
真美「…あ、千早お姉ちゃんにあずさお姉ちゃんだ!おーい!」
千早「真美、どうかしたの?」
真美「聞いてよ!」
あずさ「私達じゃあどうにもならない問題ね」
千早「その売り出し方が嫌なら、他の部分で差をつけるしかないじゃないかしら
例えば歌とか」
真美「うーんそだね!じゃあ真美のレッスンに付き合ってよ!」
真美「うーん、二人の歌レベル高すぎだよー」
真美「でも歌伸ばしても二人と被るだけのような…」
真美「難しいなー
あ、ひびきんとまこちん!おーい!」
真「ん?どうしたの?」
響「どうしたんだ、真美」
真美「あのねー」
真「売り出し方が嫌だから他を伸ばすか」
響「真美はダンスが得意だからダンスを伸ばせばいいんじゃないか?」
真美「じゃあ真美のレッスンに付き合ってよ!」
真美「うん、なんとかなるって感じだね」
真美「このまま伸ばせばオールマイティー?って感じだね」
真美「じゃあ次は…あ、いたミキミキ!」
美希「どうしたの?」
真美「レッスンに付き合って欲しいんだー」
美希「いいよ」
真美「さっすがミキミキ!そういってくれると信じてたよ!」
真美「うーん、決まったね!」
真美「バッチリこの調子で頑張ってこー!」
春香「あ、真美みんなに聞いたよ?
レッスンしてまわってるって」
真美「はるるんもレッスン手伝ってよ!」
春香「レッスンはいいんだけどちゃんと休んでる?」
真美「大丈夫だって!ほら!」フラフラ
春香「ふらふらじゃない
ほら、ゆっくり休も?
ちょっと頑張りすぎだよ」
真美「…わかったよー」
真美「元気百倍!バッチリ回復したね!」
春香「今日はもう休まなきゃだめだよ?
仕事のあとにレッスン3つなんて体がいくつあってもたりないよ?」
真美「…わかったよ
じゃあ今日はもう帰ろっと
じゃあねー」
春香「じゃあね」
春香「真美頑張ってるなー」
本日のゲストは、人気アイドルグループ竜宮小町の双海亜美ちゃんの双子の姉
双海真美ちゃんです!
真美「……………」
真美「やっほー!真美だよー!」
真美「真美、ちょー頑張るからね!」
真美「………………」
真美「…真美ってなんのためにアイドルやってるんだろ…」
P「なんのためって…」
真美「真美ってホント、いいところないよね…」
P「なにいってんだよ、真美は可愛いじゃないか」
真美「…その可愛さだってさ、亜美とまるかぶりなんだよね…
ホントなんも取り柄もないアイドルだよ」
P「真美、それは違うぞ
真美のいいところは俺がよく知っている」
真美「兄ちゃんが知ってても意味無いじゃん
じゃあ真美行くね」
P「あ、おい真美!」
医者「一応手は尽くしましたが…」
亜美「真美……真美!!!」
奇跡は起こらない
春香「まだよ!」バァーン!
亜美「み…みんな!どうして!?」
響「自分たちが真美にアイドルパワーを分け与えるぞ」
伊織「いい、みんな!十万アイドルパワーずつよ!」
真「お願い真美!目を覚まして!」
千早「!?どうして!?アイドルパワーが真美に吸収されない!」
亜美「そんなことしても無駄だよ…だって…」
亜美「だって真美は一般人だから」
ごめん
雪歩「自分のいいところ?
私ってひんそーで…」
真美「そういうのいいからいいところだけ言ってよ」
雪歩「えっと、演劇かな…」
真美「演劇?」
雪歩「そう、役を演じるのってけっこう楽しいよ?」
真美「演劇かあ…モノマネならよくやるんだけど」
雪歩「そういうのも経験になると思うよ」
真美「うん、やってみる!」
真美「……終わり!」
雪歩「けっこううまいよね」
真美「へへーん、どうよ!」
雪歩「もう、時間だから行くね」
真美「うん、じゃあね!」
真美「~~~~~~♪」
P「…………」
真美「こんなところかな!」
真美「帰る準備しよっと」
真美「………あれ?着替えの服が無い…」
真美「忘れてきたのかな?」
P「真美、お疲れさま」
真美「うわっ!兄ちゃん、いたの!?」
P「悪かったな、驚かせて
送ってくけどどうする?」
真美「え?あー、うんお願い」
真美「あ!兄ちゃん、あんまり真美に近づいたら怪我するからね!」
P「そんな馬鹿な…着替えの服がなくて臭いを嗅がれたく無いだけだろ?」
真美「それはそうだけど…あれ?兄ちゃんに着替えの服が無いって言ったっけ?」
P「…それは、さっきのレッスンの時から服装が変わってないからな
そんなとこだと思ったんだ」
真美「…そっかー
あーあ、汗でべとべとだよ」
P「………じゃあ、そろそろいくぞ」
真美「ねえ兄ちゃん」
P「なんだ」
真美「真美、色々頑張って見ようと思うんだ
歌とかダンスとか演技とか」
P「それはいいことだな
アイドルとして、出来ることを増やすのはいいことだ」
真美「うん…そしたら本当に双海真美としてアイドルができるよね…」
P「真美……」
真美「なんてね!」
P「…俺は、真美を応援するよ」
真美「ありがと、兄ちゃん!」
P「……着いたぞ真美」
真美「うん、お休み!」
亜美「ただいまー」
真美「~~~~~~♪」
亜美「真美?…わっ!」
真美「うわっ!びっくりした!亜美か…」
亜美「何してるの?」
真美「こんどのライブのレッスンの様子をみてるんだよ」
亜美「大変だねー」
真美「まあねー」
真美「あ、演技のレッスンもしてみよっと」
真美「歌とダンスは近所迷惑だよね」
真美「さーて、頑張るぞ!」
亜美「スウ…スウ…」
真美「~~~~~~」
真美「今日は、仕事休みか…
たまには買い物でもいこっと」
真美「ちゃんと変装して…まあ一応だけど」
真美「…………アイドルか…
まあ、どうせ誰も気がつかないし…」
真美「ホント、アイドルとしてなにやってるんだろ」
真美「~~~~~~~♪」
男1「あの、双海亜美ちゃんだよね?」
男2「サインください!」
真美「あ、ごめんね?亜美じゃなくて真美なんだ」
男1「ああ、あんまり売れてない方の?」
男2「お、おい」
真美「…………そうだよ」
男1「あ…ごめんなさいやっぱ何でもないです」
真美「…………」
女1「双海真美だってさ」
女2「あー、たまーに見るよね亜美ちゃんと一緒に」
真美「………」
女1「知ってる?双子なのにデビューしたの亜美ちゃんのほうが先なんだって」
女2「それって亜美ちゃんが売れたから自分もってこと?」
女1「たぶんそうだよ」
女2「うわっ汚い!そんなに売れたいわけ?」
真美「…………」
真美「……全部聞こえてるっての」
真美「…双海亜美として、一緒に活動してたのに、なんで…」
真美「一緒に活動しなかったら…真美はもっと売れてたのかな」
真美「人気ももっともっといっぱいあって
それで…」
真美「ライブ会場もいつも満席で…
いろんな番組に引っ張りだこで…」
真美「………亜美には当たり前のような状態だけど、真美はそれが難しい……」
真美「なんで…どうして…?」
ppp ppp
真美「…兄ちゃんからだ」
P「真美!?緊急で悪いが仕事だ
頼めるか?」
真美「うん、いいよ!」
P「ありがとう、何でも急にアイドルが倒れたとかで、~~~~~~」
真美「仕事か…」
P「今どこなんだ?」
真美「買い物中だよ
ばしょは…」
真美(今出来ることを一生懸命やる
それしかないんだ…)
P「今日のオーディションはいいチャンスだ
わかるな?」
真美「うん、わかってるよ兄ちゃん!」
P「オーディションの役目だが、
クールな僕っ子だ
イメージ的には社長のしゃべり方に
真と千早をまぜた感じだ
できるな?」
真美「まかせてよ!他の奴らなんて蹴散らしてやるんだから!」
P「うん、いい心構えだ」
真美「ちょっと屋上で練習してくるね!」
P「あと十分くらいで戻ってこいよ!」
真美「わかったよ!」
アイドルA「今のってさ…双海真美だよね
こんな正直ショボいドラマのオーディションに来るって…」
アイドルB「やっぱりあれって本当なんだね
双海真美は双海亜美のおまけって」
アイドルA「じゃなきゃこんなとこに来ないよね」
アイドルB「たいして努力もしてないのに仕事が入るっていいよね」
ガッ
アイドルB「え?」
P「てめえ、ふざけたこと言ってんじゃねえぞ!!」
アイドルA「ひっ…」
P「お前らに真美のなにが分かるって言うんだ!!ああ!?」
アイドルB「え、えっと」
P「真美はな、頑張ってるんだよ!
努力してるんだよ!」
P「俺が一番知ってるんだよ…!」
真美「~~~~~~~」
男性「おや、先客がいたようですね」
真美「…あ、こんにちは!」
男性「こんにちは、いい演技ですね
あなたの役ですか?」
真美「ううん、違うよ
これからオーディションなんだ」
男性「そうなんですか
どんな役なんです?」
真美「主人公の幼なじみで、主人公に惚れてるっていう役だよ」
男性「成る程、恋愛ものですか
かなり重要そうな役ですね」
真美「うーん、何人かいるうちのヒロインだからねー
そこまで大事でも無いっていうか」
男性「ふむ」
男性「それにしてもすばらしい演技でした
まるで誰かになりきるのを本職としていたかのようだ」
真美「そうかな?」
男性「ええ、そうです
きっと受かりますよ
あなたの演技は素晴らしいですから」
真美「えへへ」
男性「失礼ですが名前を聞かせていただけますか?」
真美「真美だよ、双海真美」
男性「成る程、覚えておきますよ
ではまた会いましょう」
真美「?じゃあね!」
P「真美、この間のドラマのオーディション受かったぞ!」
真美「ホントに!?やったやった!」
P「…よかったな、真美」
真美「…おじちゃんの言った通りだったね」
P「おじちゃん?」
真美「何でもないよー!」
P「…じゃあ、真美になにかご褒美あげないとな」
真美「えっ?本当に?やった!」
真美「………」
P「真美ごめん、俺の力不足だ」
真美「…今月の仕事、亜美と一緒にやるやつ以外無いんだね」
P「…ごめん」
真美「兄ちゃんが謝ることじゃないよ
真美にそれだけ魅力が無いってことなんだよね」
P「そんなことはない!そんなことは…」
真美「いいんだよ慰めなくて!
真美の頑張りが足りなかっただけだもんね」
P「真美…」
真美「さーて、レッスン頑張ろーっと」
P「……」
真美「はあ、はあ…」
キュッキュッ
『ああ、あんまり売れてない方の?』
キュッキュッ
『あー、たまーに見るよね亜美ちゃんと一緒に』
キュッキュッ
『知ってる?双子なのにデビューしたの亜美ちゃんのほうが先なんだって』
キュッ…キュッ
『それって亜美ちゃんが売れたから自分もってこと?』
『うわっ汚い!そんなに売れたいわけ?』
真美「うう…」ポロポロ
真美「………」ポロポロ
真美「………もういいや」
真美「そうだよ、なんでアイドルなんか続けなきゃいけないのさ」
真美「……辛いことしかないアイドルなんて…」
真美「どんなに頑張っても無駄
だったらやめちゃおう」
真美「………もう、頑張れない…」
真美「…兄ちゃん、話があるんだ」
P「ん?どうしたんだ真美、そんな深刻そうな顔をして」
真美「あのね兄ちゃん、真美アイドルを…」
ppp ppp
P「ん?ごめん真美電話だ」ピッ
P「もしもしこちら…」
P「はい…はい…え!?はい、はい、…ありがとうございます!」
P「真美!仕事が入ったぞ!」
真美「兄ちゃん、その事なんだけど…」
P「映画の主役だって!しかも超有名監督!
チャンスがめぐって来たんだよ真美!」
真美「え…え!?本当に…?」
P「本当だ!真美の演技を見た監督が真美を指名したんだよ!」
真美「う、嘘…」
P「嘘じゃない!本当のことだ」
真美「だって…だって…」ポロポロ
P「真美!?」
真美「真美…もうアイドルやめようって…
そう思ってたんだ…
でも…でも…!」ポロポロ
真美「やめたく無くなっちゃったじゃん!頑張りたくなっちゃうじゃん!」ポロポロ
P「真美…」
真美「もうダメだって!チャンスなんてもう無いって思ってたんだ!
でも今チャンスが来て…嬉しい…嬉しいよ…」ポロポロ
P「ほら、拭いて
アイドルがしていい顔じゃないぞ」
真美「うああああん」ポロポロ
男性「いやです」
スポンサー「聞いてくださいよ…双海真美より双海亜美を使った方が宣伝にもなるんです」
男性「彼女の演技は素晴らしかった
だから彼女を使うんだ
大体宣伝の為によくわからない子を入れて、ろくなことにならない」
スポンサー「双子ですよ?たいして変わりません」
男性「ダメだ」
スポンサー「いいですか?あなたが好き勝手やれているのはうちが沢山資金を出しているからなんですよ?
うち以上に出してくれるところなんてありません」
男性「………」
スポンサー「あなたの希望を、最大限可能なところで聞くといっているんです
だから聞いてください」
男性「……………」
真美「~~~~~~~~~」
亜美「真美、頑張ってるね」
P「なんたって主役だからな
しかもかなり大きいチャンスだしな」
亜美「真美、最近は元気なかったけど、元気になって良かった」
P「…そうだな」
ppp ppp
P「はい、もしもし…
あ、どうもお世話になってます
はい…はい…え!?ちょっと待って下さい!変えるだなんてそんな…
あ、待って下さい!真美はどうなるんですか!?………そんな…
あ、ちょっと!」
真美「…?真美がどうかしたの?」
P「主役、交代だそうだ」
真美「……………え…」
亜美「そんな!」
真美「…………」
P「スポンサーの判断らしいんだ
どうしようも出来ない」
真美「……………」
亜美「真美はどうなるの?」
P「…他に真美が出る役は無いってさ」
真美「………………」
P「…………交代する相手は亜美、お前だ」
亜美「…………えっ?」
全ては二人を「双海亜美」という一人のアイドルにしてデビューさせた奴が悪い。つまり社長にP、お前らだよ。
>>585
Pが来る前の話だからPは関係ないって最初のほうに書いてある
>>587
あっ、そうだったか…じゃあ訂正。
全ては二人を「双海亜美」という一人のアイドルにしてデビューさせた奴が悪い。つまり社長、お前だよ。
亜美「えっ?亜美?なんで?」
P「亜美の方が竜宮小町として売れているから…らしい」
亜美「……そんな…」
真美「…………亜美」
亜美「な、なに真美」
真美「…………頑張って」
亜美「えっ?あ、うん…
真美も頑張ってね、他にいい仕事が沢山あると思うから…」
ガシッ
真美「…………頑張ってなかったとでも思ってるの?」
亜美「へっ?」
真美「真美が!!!ずっと頑張らずにいたとでも!!?」
P「お、おい真美落ち着けよ…」
真美「真美は!!!頑張ったよ!!!頑張ったのに!!!」
亜美「真美…」
真美「なんで!!?なんでこうなるの!!?」
真美「真美がなにかしたっていうの…?」
P「真美…」
真美「………っ」ダッ
P「おい待て真美!どこいくんだ!」
亜美「真美……」
P「亜美、ここで待ってろ
俺は真美を追いかけてくる」
亜美「…うん」
P「GPSで場所を確認できるといいんだが…」
ピッピッ
P「いた…思ったより近くだな」
P「真美…」
真美「…………」
P「真美…」
真美「………よくわかったね
ここは誰も気がつかない裏路地なのに」
P「GPS、渡しといただろ?」
真美「…そういえばそうだったね」
P「真美、戻ろう?」
真美「………戻らない真美はもうアイドルやめるよ」
P「………」
真美「最後のチャンスだったんだよ」
P「これからもチャンスはあるだろ」
真美「もう耐えられないんだよ!裏で悪口を言われるのは!」
P「……」
真美「もう、無理なんだよ…」
P「……真美、やめないでくれ」
真美「どうして!?真美なんかいたってなんの意味もないじゃん!」
P「俺が困る!」
真美「っ……」
P「俺は真美がアイドルしているところが大好きなんだよ…
だからやめないでくれ…頼む…」
真美「兄ちゃん…ごめんね
真美はもうアイドル出来ない…」
P「………」
真美「真美のファンの兄ちゃんや姉ちゃんには悪いけど、もう決めたんだ」
P「………」
真美「まあ、また機会があったらみんなと一緒にダンスとかしてもいいけどさ」
P「そうかだったら……………
俺だけのアイドルになってくれよ」
真美「へっ?兄ちゃんだけのアイドルって?」
P「俺と付き合って、結婚してくれってこと」
真美「そ、それって愛の告白ってこと?」
P「そうだ」
真美「え、えっとごめんなさい
兄ちゃんのことそういう風に見れないし、まだそういうのは真美には早い気がするんだ」
P「…………」
P「大丈夫だよ、そんなのはすぐに真美にもわかるようになる」
真美「………兄ちゃん?」
P「気にしなくていいんだ
すぐに真美も俺のこと好きになる」
真美「ど。どうしたの兄ちゃん」
P「というか真美は俺のこと好きだろ?」
ガシッ
真美「い、いや、離して!」
真美「い、嫌!離して!」
P「怖くないよ、大丈夫、痛くはしない」
真美「いやあああ!」
P「大丈夫だって」カチャカチャ
スッ
真美「ひっ…!」
ブチブチブチ
真美「いやああ!痛いよおお!抜いてええ!」
P「大丈夫、すぐに気持ちよくなる」
パンパン
真美「いぎぃ!」
P「真美、出すぞ」
真美「や、やめ…」
ドピュッ…ドピュッ…
真美「う…うぅ…」
P「ふう…気持ち良かっただろ?な?」
真美「ヒグ…グス…」
P「真美、もう一回しようか」
真美「ひっ…!も、もうやめ…」
ズブズブ
真美「ひぐぅ!」
P「はあ、真美、今俺達は愛し合ってるんだぞ!」
パンパン
P「あはははははははははははは!」
真美「いやあ…いやあ…」
真美「グス…」
P「真美、気持ち良かったよ」
真美「し、死ね…!屑野郎!気持ち悪い!」
P「ま、真美…?どうしてそんなこと言うんだ…?」
真美「死んじゃえこの屑!近寄るな!」
P「ま、真美はそんなこと言わない…
だって俺達は愛し合ってるんだから…」
真美「ひっ…!」
P「ああそっか、アイドルが処女を無くしたのを気にしたのか
大丈夫、ばれないって」
真美「く、来るな…!」
スッ
P「でもどうしても気になるなら忘れさせてあげるよ」
真美「ちゅ、注射器…!どうしてそんなもの…!」
P「この間さあ、病院から盗みだしたんだよね
まだ騒ぎになってないからばれてないと思うけど
いやー管理が雑でよかったよ」
真美「や、やめて…来ないで…」
P「大丈夫、簡単に忘れるから」
プス
真美「いやあ…」
P「動いたら死ぬかもね」
真美「」
P「…よしよし、じゃあいこうか」
P「このまま帰すわけにもいかないか…」
P「じゃあいこうか
俺と真美の二人の家へ」
真美「」
そしてスレタイへ
こんなところです
なにか質問があればどうぞ
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