キョン「ハルヒを抱くしかねえ!」ハルヒ「……」(383)

部室

キョン「最近、もう欲求不満なんだ」

ハルヒ「……」

キョン「考えてもみろ。ここには美少女ロリの朝比奈さん」

キョン「無口系美少女の長門」

キョン「そしてなにより、お前がいる。完全無欠傍若無人の美少女、ハルヒ」

ハルヒ「……」

キョン「だから、もうハルヒを抱くしかないわけだ」

ハルヒ「……」

キョン「聞いてる?」

ハルヒ「聞いてるわ。続けて」

キョン「ほら、この年代の男なんてみんな下半身でしか物を考えないだろ」

キョン「運動しても家に帰れば悶々とするだけで、勉強なんて手につかない」

ハルヒ「……」

キョン「そんなとき男子高校生の邪念、煩悩を解消するには……」

ハルヒ「……」

キョン「可愛い女の子とラブラブするしかない」

キョン「それはわかるよな、ハルヒ?」

ハルヒ「ええ」

キョン「そして俺は幸運なことに朝比奈さん、長門、ハルヒという美少女と親密な関係にある」

キョン「抱かずして高校生活は終われない」

ハルヒ「……」

キョン「……」

ハルヒ「続けて」

佐々木を選択しないとは終わってる

キョン「それにこのSOS団は性的な欲求を昇華させるだけの運動もイベントもやらない」

キョン「朝比奈さんのお茶を飲み、古泉とゲームをしてフラストレーションを高め……」

ハルヒ「……」

キョン「長門の読書する姿に癒されつつ、ハルヒが机の上にあがりスカートの中がチラつく瞬間にまた感情を昂ぶらせる」

キョン「みろ。ここには男を獣に変えるだけの要素しかない」

ハルヒ「……」

キョン「だから、豊満な胸をもつロリ比奈さん、無口無表情のマグロ長門……」

キョン「そして超絶ツンデレ美少女のハルヒ」

キョン「三人のうち、誰かを抱かないと俺の気がすまない」

ハルヒ「……」

キョン「済まないんだ!!」

ハルヒ「それで?」

キョン「……」

ハルヒ「私は、アンタの自慰に付き合う気はないわ」

キョン「お、おい……」

ハルヒ「くだらない。そんなこと言う暇があったら、宇宙と交信している女でも捜してきて欲しいわ」

キョン「ハルヒ……」

ハルヒ「何が私を抱くしかないよ。ふざけないで」

ハルヒ「そもそも性交なんて猿がするものよ」

ハルヒ「ま、キョンは猿だけど、ね」

キョン「……」

ハルヒ「はい。この話は終わり」

キョン「待てよ!!」

ハルヒ「あ?」

キョン「抱かせろ」

ハルヒ「いやだって言ってるでしょ?」

キョン「どうしてもか?」

ハルヒ「しつこい」

キョン「ちょっとだけでもいいから」

ハルヒ「ちょっとだけってなによ?」

キョン「ちょっとだけだ」

ハルヒ「は?胸を触らせろとか、そういうこと?」

キョン「先っちょだけ」

ハルヒ「……先っちょ?」

キョン「おう」

ハルヒ「……」

キョン「……」

ハルヒ「……っ」カァァ

ハルヒ「変態!!!」ドガァ

キョン「ぐふぅ!!」

ハルヒ「もうしらない……!!」

キョン「いつつ……か、勘違いだ……ハルヒ……!!」

ハルヒ「な、なにが勘違いなのよ……?」

キョン「先っちょというのはだな……あれだ、胸の乳頭を突かせてくれってことだ」

ハルヒ「……」

キョン「……」

ハルヒ「い や よ!」

キョン「はぁ……仕方ない……じゃあ、長門に頼むか」

ハルヒ「……」

キョン「長門なら俺の言うことなんでも聞いてくれるだろうしなぁー……」チラッチラッ

ハルヒ「……」

キョン「長門に電話してきいてみるかー」

ハルヒ「……」

亀仙人並みの謙虚さだなキョン
そして俺は通り魔になって鶴屋さんの自慢の黒髪をハサミでむーざんむざんにしたい

キョン「もしもし、長門。俺だけど」

ハルヒ(有希だって女の子よ。そんな変態な要望を聞くわけ無いでしょ……)

キョン「今日、家に行ってもいいか?泊まりで」

ハルヒ(はっ!知人といえど家に泊めるなんて、普通の神経じゃ無理よ)

キョン「え?いいのか?!それは助かる」

ハルヒ「!?」

キョン「それじゃあ、そうだなぁ……10時ぐらいに―――」

ハルヒ「かしなさい!!」バッ

キョン「あ」

ハルヒ「有希!?」

長門『なに?』

ハルヒ「泊めるって本気!?」

長門『本気』

ハルヒ「なんで!?」

長門『断る理由がない』

おまわりさんコッチです

ハルヒ「いや、あるでしょ!!」

長門『ない』

ハルヒ「男を泊めるのよ!?あなた、独り暮らしでしょ!?」

長門『どういう問題が起こるのか検討もつかない』

ハルヒ「つくわよ!!」

長門『例えば?』

ハルヒ「そ、それは……ふ、ふたりでえ、えっちなこととかよ」

長門『自慰、性交?』

ハルヒ「そうよ」

長門『それはない』

ハルヒ「どうして?」

長門『そんなことをする人ではないから』

ハルヒ「有希!!キョンを買いかぶりすぎよ!?」

長門『それに襲われても私に損はない。平気。得意』

ハルヒ「と、とくい……!!?」

キョンと妹だって同棲してるじゃないか

パンツを脱いだんだよ…
そしたらさ、違和感を感じたんだ…
なんかフワフワしてるというか、おれがおれじゃなくなったというか…
しばらくその違和感の正体を考えていたら、ふと思ったんだよ…
















おれの本体はパンツなんじゃないか?

ハルヒ「有希……だめよ!!」

長門『どういうこと?』

ハルヒ「女の子がそんな簡単に……体を許しちゃ……」

長門『私の体。貴女には関係ない』

ハルヒ「そ、それはそうだけど……」

キョン「……よっと」バッ

ハルヒ「あ、ちょっと!!」

キョン「それじゃあ長門、10時にいくから。うん、うん。ああ、頼むな」

キョン「……」ピッ

ハルヒ「ほ、ほんきなの……?」

キョン「……昔の女に興味はない」

ハルヒ「な……!?まだ、私とは付き合ってないでしょ!?」

キョン「じゃあ、な」

ハルヒ「待ちなさい!!キョン!!」

ハルヒ「……っ」

>>54
金玉が心もとないだけだ
ドシフンはいとけ

長門のマンション 共同玄関

ハルヒ「はぁ……はぁ……」

ハルヒ「……」ピッピッ

ピンポーン

長門『……』

ハルヒ「有希、私よ」

長門『何用?』

ハルヒ「開けなさい」

長門『開ける理由がない』

ハルヒ「うるさい!!はやくあけるの!!」

長門『……』

ウィーン

ハルヒ「待ってなさい!!」

長門『……』

長門の部屋

ハルヒ「キョンは……?」

長門「まだ8時。約束の時間ではない」

ハルヒ「あ……そっか。10時からだったわね……」

ハルヒ「はぁ……はぁ……」

長門「お茶、飲む?」

ハルヒ「え、ええ……飲むわ……」

長門「どうぞ」

ハルヒ「あ、ありがとう……」ゴクゴク

ピリリリ

長門「……もしもし?」

長門「そう。了解した」ピッ

ハルヒ「誰から?」

長門「朝比奈みくるもつれていくと連絡が入った」

ハルヒ「!?」

ハルヒ「……!!」トゥルルル

みくる『はぁーい』

ハルヒ「みくるちゃん!!!」

みくる『は、はひ!?』

ハルヒ「キョンに誘われたの……?」

みくる『へ?』

ハルヒ「今から有希の家に行こうかって、言われたんでしょ?!」

みくる『ななな、なんのことですかぁ!?』

ハルヒ「嘘はだめよ。今、有希の家にいるんだからねっ!!」

みくる『そそそ、そんなこと知りません!』

ハルヒ「だって、今、有希が―――」

長門「う そ」

ハルヒ「……」

長門「貴女にそういって欲しいといわれただけ。朝比奈みくるはこない」

ハルヒ「……そう。なら、いいんだけど」

みくる『あのー、長門さんの家でなにかあるんですかぁ?』

ハルヒ「ないわよ」

みくる『だって……』

ハルヒ「ないの!!」ピッ

ハルヒ「はぁ……」

長門「……」

ハルヒ「……」

長門「それで貴女は、どうしてここへ?」

ハルヒ「有希を守りにきたの」

長門「守られる必要性を感じない」

ハルヒ「団長として部下の貞操を守るの!!」

長門「そう」

ハルヒ「……で、有希?その……襲われるのが得意って……どういうこと?」

長門「そのままの意味。襲われても私はそれに対応するだけの術を持っている」

ハルヒ「テクニックってことかしら?」

長門「そう」

ハルヒ「えっと、じゃあ、経験があるの?」

長門「何度も」

ハルヒ「!?」

長門「一度目は教室」

ハルヒ「ちょっと待って!!!きょ、きょ、教室ですってぇ!?」

長門「そう。その場には朝倉涼子もいた」

ハルヒ「な……!!」

ハルヒ「ま、まさか……朝倉が転校したのって……それが問題になって……?」

長門「そう」

ハルヒ「……」

ハルヒ「キョンのやつぅ……!!!」

ハルヒ「何が私を抱くしかないよ……!!!もう色んな女の子に手をだしてるじゃないの!!!」

ハルヒ「ふざけんな!!」ドン

長門「壁を殴らないでほしい。敷金戻ってこなくなる」

ちゃんと借りてんだなwww

ハルヒ「はぁ……はぁ……」

ハルヒ「絶対に許さない……来たら殴り殺してやるわ!!」

ハルヒ「玄関が開いた瞬間に延髄蹴りをかましてやるわよ!!」

長門「私はしない」

ハルヒ「私がするわ!!」

長門「……どうしてそんなに立腹している?」

ハルヒ「なんでって……!!手当たり次第に女に手を出すようなやつ、むかつくじゃないの!!」

長門「貴女は、あの人のことどう思っている?」

ハルヒ「どうって……別にどうでもいいわ。あんなやつ」

長門「どうでもいい奴のことなのに、体温を上昇させる意味が理解できない」

ハルヒ「そ、それは……」

長門「……」

ピンポーン

ハルヒ「きたぁ!!!かかと落としかます!!!」

長門(まだ9時……約束の時間ではない……)

ハルヒ「あいてるわー」

ガチャ

みくる「しつれし―――」

ハルヒ「おりゃぁぁぁっぁ!!!!!」

みくる「きゃぁ!?!!」

鶴屋「あぶないっさ!!」グイッ

ハルヒ「―――って、みくちゃんに鶴屋さん!?」

みくる「ひぃぃ……こわいぃ……」ブルブル

鶴屋「開幕かかと落としとはやるねえ。そんなに剣呑としてどうしたの?」

ハルヒ「ど、どうして……二人が……?」

みくる「あの……涼宮さんと長門さんが二人でいるのがきになって……」

鶴屋「私はみくるの付き添い」

ハルヒ「帰りなさい!!」

鶴屋「おんやぁ?やましいことでもあるのかい?それとも……するのかい?」

ハルヒ「うぐ……!!」

鶴屋「やぁやぁ、長門さん。こんばんはー」

長門「どうぞ」

みくる「お、おじゃまします……」

ハルヒ(まずいは……有希だけでも守れるか不安なのに……その上、みくるちゃんと鶴屋さんまで……)

ハルヒ(どうしよう……)

鶴屋「はるにゃんもこっちにおいでよぉ」

ハルヒ「……」

鶴屋「どうしたにょろ?難しい顔して」

ハルヒ「鶴屋さん、ちょっと」

鶴屋「なになに?」

ハルヒ「今から、キョンがここにくるの」

鶴屋「そうなのかい?うれしーっさ」

ハルヒ「でも、キョンの目的は有希の体なの!!」

鶴屋「あれま。こまったねえ」

ハルヒ「だから、キョンを追い返すか、有希を守りたいの!!」

鶴屋「おっけー!!この私にまっかせなさーい!!」

ハルヒ「本当!?」

鶴屋「みくるー!!」

みくる「なんですか?」

鶴屋「今からキョン君がここに来るんだって」

みくる「そうなんですか?」

鶴屋「でね。長門さんとにょろにょろしようとしてるのさ」

みくる「ひぇぇぇ!!!」

鶴屋「だから、私とみくるでキョンくんを押さえつけよう」

みくる「わ、かりました!!」

長門「……」

ハルヒ「ありがと、鶴屋さん!」

鶴屋「ふふーん。まかせなさい!!」ブイッ

みくる「……」ドキドキ

ピンポーン

長門「あ、きた」キュピーン

ハルヒ「き、きたのね……!!」

鶴屋「よーし、はるにゃんと長門さんは隠れているがいいっさ!!」

みくる「が、がんばります」

ハルヒ「よし。台所に行きましょう、有希」

長門「……」コクッ

鶴屋「んじゃ、私がいってくるっさ」

みくる「は、はい!!」

鶴屋「―――あいてるよー」

ガチャ

キョン「あ、れ……?鶴屋さん?」

鶴屋「驚くのも無理はないねー。さ、とりあえずあがって」

キョン「あ、はい……お邪魔します……」

鶴屋「―――すきありぃ!!」ガバッ

キョン「うわぁ!!なにをするんですかぁ!?」

鶴屋「長門さんに捧げるなら、うちのみくるに捧げてからにしな!!」

キョン「え!?」

鶴屋「みくるー!!」

みくる「キョン……くん……」

キョン「くっ……どいてください……!!鶴屋さん!!」

みくる「あの……私のはじめて……」

キョン「な……朝比奈さん!?」

みくる「し、しつれいします……」

キョン「あ。だめです……そんな……!!」

鶴屋「そのままいけー!!」

みくる「ん……」

キョン「だめです!!!朝比奈さん!!!」

ハルヒ「おりゃぁ!!!」ドケシッ

みくる「きゃぁ!」

アレだろ、武術のテク…誰か来たようだ

キョン「泊めてくれ!」

谷口の場合
「おう、じゃあコンビニで菓子買ってこようぜ。
 明日休みだし、今日明日で全クリしちまうぞ」

国木田の場合
「うちに泊まるの久しぶりだね。あ、パジャマお父さんのでいい?」

阪中の場合
「えっ ど、どうしたのね。家出したのね? い、良いけど、うち今ルソーと私だけで
 お父さんもお母さんもいなくて、」

鶴屋さんに捧げたいわ!!俺は本気だ!!!!

鶴屋「あ……」

ハルヒ「何しようとしてるのよ!?」

鶴屋「長門さんの貞操を守るためにみくるが犠牲になろうとしただけっさ」

ハルヒ「なんでみくるちゃんが犠牲にならないといけないのよ!!」

みくる「いたぃ……」

キョン「ハルヒ……」

鶴屋「はるにゃん、いいかい?男の子は可愛い女の子なら誰でもいい、そう考えるのは経験するまでの話だ」

ハルヒ「え?」

鶴屋「特にキョンくんみたいに然程女の子から言い寄られたことの無い男の子なら、ね」

ハルヒ「ど、どういうことよ……?」

鶴屋「未経験のまま大人になって風俗にいくと、そこの従業員に惚れてしまうのと一緒さ」

鶴屋「一度経験してしまえば、男っていう生き物は初めての相手を中々忘れなれなくなる。好きじゃなかったのに好きになることもある」

ハルヒ「……」

鶴屋「男なんてそういうもんにょろ」キリッ

ハルヒ「そ、そうなんだ……」

ハルヒ「童貞ってバカにできないのね……」

鶴屋「そうにょろ。男も女も初めては大事なのさ」

みくる「……」

鶴屋「さ、キョンくん?」

キョン「え……」

鶴屋「私でもいいけど、みくるのほうがきっと気持ちいいと思うよ?」

キョン「……」ゴクリッ

みくる「キョンくぅーん……ん……」

キョン「朝比奈さん!!!」

鶴屋「じゃあ、私が……」

キョン「うおぉぉ!!!」

ハルヒ「―――やめなさい!!」

鶴屋「!?」

みくる「きゃ!?」

ハルヒ「女の子として恥ずかしくないわけ!!!股を開けばいいってもんじゃないでしょ!!!」

やはり嫁にするならハルヒ

イインダヨ!

朝比奈「じゃあ私が」

鶴屋「いや、じゃあ私が」

長門「…私が」

ハルヒ「じゃあ私がするわよ!」

朝鶴長「「どうぞどうぞ」」

キョン「ハルヒ、お前……」

ハルヒ「それだけ初めてが大事なら、無理やり奪っていいもんじゃないし、それに至るまでの経緯も大事でしょ!!」

鶴屋「でも、そんなの結果は同じっさ」

ハルヒ「べ、べつにそういうことしなくても相手のことは好きになれるでしょ!?」

みくる「それは……」

鶴屋「そうだけさ……確実で即効性が高いし……」

ハルヒ「女の子の初めては切り札みたいなものでしょ!!ジョーカーをいきなり出すなんてバカじゃないの?!」

みくる「……」

鶴屋「……」

ハルヒ「はぁ……はぁ……」

キョン「ハルヒ……お前……やっぱりおれのこと……」

ハルヒ「違うわよ!!!女としてのアレを説いただけよ!!」

キョン「……」

長門「おでん、作った。食べる?」トテトテ

ハルヒ「……」

>>110
別スレ立てて書けタコ助





阪中ルートでお願いします

長門「どうぞ」

キョン「ありがとう」

ハルヒ「もぐもぐ……」

みくる「はふはふ……」

鶴屋「みてみて、みくるー。ちくわでフェ―――」ジュポジュポ

ハルヒ「鶴屋さん!!食べ物で遊ばないの!!」

鶴屋「はーい」

ハルヒ「もう……」

キョン「長門、たまごくれ」

長門「わかった」

ハルヒ「はい!!私のあげる!!」ポチャン

キョン「お、おう……」

長門「……」

ハルヒ「はんぺんもらうわ……」

みくる「はふはふ……」

でもそのジョーカーは30年後には価値なし

飯食ってくる

>>130
俺はあー誰か書いてくれないかなーと思って書いたっていうのに
どうしてお前はそんなに他力本願なの?

そして子供の頃ちくわでおでんの汁吸うのやったよなっていう

>>143
他力本願の意味勘違いしてますよっと

>>146
知ってんだよオオォォ国語の教師かオメーはよォォォォ

ぬるぽ

ハルヒ「ごちそうさま」

長門「洗う」

みくる「あ、私がしますぅ」

鶴屋「わたしにもやらせておくれー」

長門「はい」

みくる「あらってきまーす」

キョン「長門、長門」

長門「なに?」

キョン「えっとさ……」

ハルヒ「キョン?」

キョン「な、なんだよ?」

ハルヒ「いい加減にしなさいよね……」

長門「……」

ハルヒ「いい!!有希には指一本触れさせないんだからねっ!!!」

キョン「それは触れてくれたら私が嬉しいってことでいいのか?」

国木田「はぁ…んっ…、凄いね…妊娠しちゃうかも?」

キョン「……するワケねぇだろ」

国木田「冗談だよ、 …でも、本当に妊娠できたらって思うよ」

キョン「……」

国木田「そうすれば……」

キョン「……」

国木田「ねぇ、また来てよ。いつでもいいから」

キョン「……お前」

国木田「彼女達の代わりなのは分かってるけど、嬉しいんだ。キョンといると」

ハルヒ「なんでそう解釈するのよ!バカ!!!」

キョン「でも、今日は―――」

ハルヒ「だめよ!!」

キョン「じゃあ、ハルヒが抱かせてくれるのか?」

ハルヒ「いやよ!!」

キョン「なら長門……」

ハルヒ「だめ!!」

キョン「朝比奈さん」

ハルヒ「だめぇ!!」

キョン「鶴屋さん」

ハルヒ「だめったらだめ!!」

キョン「じゃあ、俺の欲望はどこにぶつければいいんだよぉ!!」

ハルヒ「だから!!女の子を性の捌け口にしているのがだめだっていってるの!!」

キョン「どっちも気持ち良いんだからいいだろう!!!」

ハルヒ「こっちは痛いだけよ!!バカ!!」

>ハルヒ「こっちは痛いだけよ!!バカ!!」

ん?

キョン「くそ……」

長門「……」クイクイ

キョン「?」

長門「抱いて」

キョン「おぉ……」

ハルヒ「ゆきぃ!!!」

長門「抱くだけなら問題ない」

ハルヒ「有希、抱くの意味わかってるの?!」

長門「……」コクッ

ハルヒ「うそよ!!」

長門「さぁ、抱いて」

キョン「よ、よし……」ハァハァ

長門「お姫様抱っこを所望」

ハルヒ「有希!!!齟齬があるから!!やめて!!キョンはお姫様抱っこから先のことしか考えてないの!!」

キョン「長門……いくぞ……」ハァハァ

ハルヒ「だめー!!」

キョン「……ハルヒ」

ハルヒ「わ、わかったわ……そこまでいうなら……私を抱けば良いじゃない!!」

キョン「……」

長門「……」

ハルヒ「だから、有希にもみくるちゃんにも鶴屋さんにも手を出すな」

キョン「お前が犠牲になるっていうんだな?」

ハルヒ「そ、そうよ……!!」

ハルヒ(大丈夫……下着は可愛い奴だし……漫画で何度もイメトレはしている……)

ハルヒ(どの程度痛いかは知らないけど……別に泣くほどじゃないでしょ……)

ハルヒ(でも……ゴムとか持ってるのかしら……?)

キョン「長門、向こうの寝室使ってもいいか?」

長門「どうぞ」

キョン「こい。ハルヒ」

ハルヒ「う、うん……」

ピシャ

ハルヒ「ふぅー……ふぅー……」ドキドキ

キョン「……」

ハルヒ「あ、あの……電気は消していいわよね?」

キョン「なにいってるんだ?お前、教室で堂々と脱いでたじゃないか」

ハルヒ「あ、あれは見せてもいいブラで……」

キョン「だめだ。ちゃんと見せろ」

ハルヒ「い、いやよ……電気消して!!」

キョン「じゃあ、俺が脱がせる」

ハルヒ「やめて!!ちょ!!やめ!!」

キョン「ハルヒ……」ハァハァ

ハルヒ「らんぼうはやめてー!!」

キョン「お前!!朝比奈さんに同じようなことしてたじゃねーか!!」

ハルヒ「だ、だけど……」ウルウル

キョン「なら、自分で脱げよ、ハルヒ」

トントン

キョン「取り込み中です」

みくる「あのー、お風呂には入られたほうが……」

ハルヒ「あ、そ、そうよね!!お風呂にはいらなきゃ!!」

キョン「あ……!!」

ハルヒ(あー、こわかった……。あんなキョン、初めて……)

鶴屋「……」ズズッ

長門「……」

ハルヒ「有希!!お風呂借りるわね!!」

長門「どうぞ」

ハルヒ「はぁ……」

キョン「……」

鶴屋「キョンくん、こっち」

キョン「はい」

鶴屋「駄目じゃないか。あんな乱暴しちゃ、はるにゃんがかわいそうにょろよ?」

キョン「すいません……ハルヒがかわいすぎて……」

みくる「でも、もうちょっとです」

鶴屋「うんうん。はるにゃん、確実に落ちかけてるし」

長門「そう」

鶴屋「嫉妬してようやく焦りが出てきた感じだしね」

キョン「ええ。まさかあのハルヒがここまで素直になるとは」

鶴屋「キョンくん、もっと紳士的にならなきゃだめっさ」

キョン「わかりました」

鶴屋「乱暴に抱くのは5回ぐらいしたあとか、はるにゃんがMだと分かったときだけ」

みくる「キョンくん、大丈夫そうですか?」

キョン「……正直、不安です」

長門「全力でサポートする」

キョン「長門……」

鶴屋「うん。フォローはまかせるっさ!!」

キョン「はい!!」

浴室

ハルヒ「はぁ……」ザァァ

ハルヒ(私……キョンから逃げちゃった……)

ハルヒ(もう一度、なんて……怖いな……)

ハルヒ(みくるちゃんに酷いことしていたのね……)

ハルヒ(あとで謝りましょう……)

ハルヒ「……」ザァァ

ハルヒ(キョンなら優しくしてくれるとおもったけど……)

ハルヒ(あれじゃあ……股がおかしくなるかも……)

ハルヒ「……」ゴシゴシ

ハルヒ「……」クンクン

ハルヒ「だいじょうぶ……くさくはない……」

ハルヒ「……と思う」

ハルヒ「……よし!!」

ハルヒ「や、やるわ……!!」

バイトだ…
残っててくれよ

ハルヒ「さっぱりした……」

みくる「あ、涼宮さん。牛乳でもどうですか?」

ハルヒ「みくるちゃん」

みくる「なんですか?」

ハルヒ「今まで……ごめんね」

みくる「ふぇ?」

ハルヒ「色々……酷いことしてたんだって……気づいたから……」

みくる「あのぉ……?」

ハルヒ「今から……女になってくる……」

みくる「牛乳……」

ハルヒ「ありがとう……」ゴクゴク

ハルヒ「ぷはぁ!!!よっしゃぁ!!!いくわよぉ!!!」

ハルヒ「初めてだけど……!!!主導権はこっちにあるんだからぁ!!!」

ハルヒ「キョーン!!!するわよー!!!」

みくる「かっこいい……」

ピシャ

ハルヒ「……」モジモジ

キョン「さっきは悪かったな……」

ハルヒ「う、ううん……私も驚いちゃって……」

キョン「……こっちにきてくれ」

ハルヒ「で、電気は……?」

キョン「はいはい」パチン

キョン「これでいいか?」

ハルヒ「あ、ありがとう……」ゴソゴソ

キョン「よし……脱いでくれ」

ハルヒ「う、うん……」スルスル


鶴屋「どうだい?」

みくる「暗くてわかりません……」

長門「はい。暗視スコープ」

鶴屋「おおー。これでみえるー」

キョンに~キョンみ~

キョン「えっと……」

ハルヒ「な、なに?」

キョン「いま、下着だけか?」

ハルヒ「ぜ、ぜんらよ……」

キョン「マジか……胸はどこだ?」

ハルヒ「じ、自分で探しなさいよ」

キョン「うーん……」

ハルヒ「……」

みくる「鶴屋さん」

鶴屋「まかせるっさ」スタスタ

長門「……」

キョン「お……これか……」モニュモニュ

鶴屋(ん……で、私が……はるにゃんのを……)モニュモニュ

ハルヒ「ん……キョン……な、なかなか……いいわ、よ……」

キョン「ハルヒの胸……意外と形いいな」

キョン「ふぅ……興奮してきた……」

ハルヒ「そ、そう……」

鶴屋(退散っさ)スタスタ

みくる「次は私が……」

鶴屋「うんうん」

キョン「ハルヒ……キスしていいか?」

ハルヒ「え……」

キョン「いくぞ……」

ハルヒ「やめ……あ……」

キョン「ん……」

みくる「ん……」

ハルヒ「……」

キョン「んぅ……ふぅ……」

みくる「ん……むぅ……」

ハルヒ(まだかしら……?)

邪魔してるのか支援しているのかw

鶴屋「長門さん!!」

長門「……」スタスタ

ハルヒ「ね、ねえ……まだな―――」

長門「んむ……」

ハルヒ「むぐぅ……んっ……ふぅん……」

長門「ん……ぁ……んむ……」

キョン「ぷはぁ……」

みくる「……」

キョン「よし……もう……おれ……」

みくる「うん……きてぇ……」

ハルヒ「……?」

ハルヒ「ちょっと!!誰!?私とキスしてるの!!キョンじゃないわ!!!」

長門「キョンだよー」

ハルヒ「有希でしょ!!」

長門「しまった」

みくる「(いげなきゃ……!!)」モゾモゾ

キョン「待ってください」ガシッ

みくる「ひぃ!?」

キョン「このお尻は……朝比奈さんですね!?」

みくる「は、はるひだよー」

キョン「朝比奈さん!!」

ハルヒ「ど、どういうこと!!」

みくる「あ、あの……」

長門「二人を支援することに決めた。だけど、どうしても割り切れなかった」

みくる「だ、だから……その最後の思い出に……」

鶴屋「はるにゃんに言っても絶対に許してもらえなさそうだったし、ごめんにょろ!」

ハルヒ「……」プルプル

キョン「ハルヒ……?」

みくる「あ、あの……悪気はなかったんです!!」

長門「そう。悪気は無い。それだけは信じて欲しい」

鶴屋「ほらほらー、私もあやまるっさー。この通り、ごっめん!!」

キョン「三人とも……これには流石にハルヒも怒りますよ」

ハルヒ「……」プルプル

みくる「あぁ……あの……」

長門「……謝罪する」

ハルヒ「……どい……」プルプル

鶴屋「え……?」

ハルヒ「……ひどい」ウルウル

みくる「あ……」

ハルヒ「みんな酷い!!こっちは勇気をだして……何度も逃げ出しそうになるのを我慢してたのに……!!!」ポロポロ

鶴屋「あー、あの……えっと……」オロオロ

ハルヒ「みんなきらいよぉ……でていって……!!でていってよぉ……ぐすっ……えぐっ……!!」ポロポロ

みくる「……」

長門「泣かしてしまった……」

キョン「古泉……大変なことになってるだろうな……」

鶴屋「はるにゃんは……?」

みくる「まだ、泣いてます」

キョン「……」

長門「反省している」

キョン「はぁ……やれやれ……」

鶴屋「ごめんね、キョンくん。みくるが……」

みくる「つ、鶴屋さんもです!!」

鶴屋「み、みくるが言いだしっぺにょろ!!」

みくる「にょろにょろいわないで!!」

鶴屋「なにをぉ!!」

長門「……」ダンッ!!

みくる「!?」

鶴屋「え……?」

長門「今は争っている場合ではない。涼宮ハルヒが最優先」

キョン「そうだな……。とりあえずハルヒをどうにかしよう。古泉が死ぬかもしれないし」

        _,l;;;;;;;;;;;;;l,,_
      ,.r'´;:  八  '::..゙ヽ

      ,.'___ _立_ __;;ミ゙;、     フT
      l厄巳厄 i王i ,.巳厄巳l     夕 ヒ
   ,.-'l i,.:'  ヽ:.、 ;.:' ' ヽ |,.、  
   /{´iY´ヾーtッ-ヽ'' kーtr-,'´lri   _l_
   {_i,入::.. ` ̄ ̄,'i!ヽ;` ̄´ ゙::.}rリ    i,_
   ヽ_ノiヾ ;:. _ i': ll!:,ィ ._ .: j,ノ
  ッジ::;;| ,r'´;;:> ̄弋´;;::ヽ;r1:゙'イィ   ┬‐宀
  弍::::::::l i':;r'´ ,.-ーー-、.ヾ;:;i. |:::::::ス   ノ□隹
   彡;:::l l::l  '  ---;:, ゙ l::l |::;;ャ`   、
   ,r',广ヽl::l ::. .:   ゙:.  l:lノ^i`、   三刃
  ,イ(:::j   i::iヽ  :.    .: /l:l'" l:ヽヽ  口心
 |;:;.\\ l::l  ', :;:::..::. /  l:l,r''/;::;;|

鶴屋「キョンくん」

キョン「はい」

みくる「キョンくん」

キョン「なんですか?」

長門「貴方に任せる」

キョン「いや。俺が行くのはいいけど、アドバイスを……」

鶴屋「あ、そろそろ。門限だ」

みくる「では……」

キョン「あー!!ちょっと待ってください!!」

長門「私もそろそろ……」

キョン「ここはお前の家だろ!!!」

鶴屋「おー、そうだ。キョンくん、自宅に招待しちゃいなよ」

キョン「え!?」

みくる「涼宮さん的にもここより、キョンくんの家のほうが落ち着くと思いますし」

キョン「……わ、わかりました。聞いてきます」

トイレ

ハルヒ「もういや……もういやぁ……」ポロポロ

ハルヒ「はじめてが……なくなちゃった……キョンにきらわれる……」ポロポロ

ハルヒ「もう……キスできない……えぐっ……ぐすっ……」ポロポロ

トントン

ハルヒ「はいってます……」

キョン「ハルヒ……」

ハルヒ「な、なによ……?」ゴシゴシ

キョン「あー……その……なんだー……あけてくれ」

ハルヒ「おしっこ……?」

キョン「いや……お前の顔を見て話がしたい」

ハルヒ「だ、だめよ……」

キョン「どうしてだ?」

ハルヒ「だって……もう……穢れちゃったし……わたし……もう……だめなの……」ウルウル

キョン「ハルヒ……」

ハルヒ「うぅ……うぐ……ふっ……」ポロポロ

キョン「ハルヒ、あけてくれ」

ハルヒ「いやよ……あけない……」ポロポロ

キョン「……長門」

長門「……」トテトテ

キョン「頼む」

長門「……」コクッ

ガチャ

ハルヒ「え!?」

キョン「はいるぞ」

ハルヒ「な、なんで勝手にはいってくるのよぉ!!!」ゴシゴシ

キョン「いつまでも引きこもるな」

ハルヒ「うるさい!!私はトイレが好きなの!!でていけ!!」

キョン「おい」

ハルヒ「でてけー!!私の顔をみるなー!!!でてけー!!!」

古泉「ボディが、ガラ空き、だぐほぅっっ!!」

キョン「ハルヒ……」

ハルヒ「うぅー!!」

キョン「よし……ここで抱く」

ハルヒ「え?」

キョン「今日あったこと全部忘れさせてやるぜ」

ハルヒ「やめてよ!!!」

キョン「もう俺に抱かれたことしか記憶に残らないぐらいにな」

ハルヒ「やめて!!キョン!!こんな場所なんてだめよ!!」

キョン「いーや。もう決めた!!お前を救うには……!!」

キョン「ハルヒを抱くしかねえんだ!!」

ハルヒ「キョン……」

キョン「ハルヒ……」ギュゥゥ

ハルヒ「うぅ……温かい……キョンの体……」

キョン「いくぞ……?」

ハルヒ「う、うん……や、やさしく……ぁ……」

ジャー

キョン「ふぅ……」

ハルヒ「うぅ……」ヨロヨロ

長門「どうだった?」

キョン「ああ。なんとかなった」

ハルヒ「ゆ、ゆき……?」

長門「なに?」

ハルヒ「えっと……トイレットペーパー……使い切っちゃった……の……」

長門「別にいい」

ハルヒ「ごめんね?」

キョン「朝比奈さんと鶴屋さんは?」

長門「五分前に帰った」

キョン「そうか」

ハルヒ「わ、私たちはどうするの……?」

長門「泊まっていけばいい。今日はもう遅い」

寝室

長門「残念ながら布団は一枚だけ」

キョン「嘘だろ?!前は……!!」

長門「川の字に寝れば大丈夫」

キョン「そ、そうか……」

ハルヒ「じゃあ……」

長門「……」コク

キョン「……」

ハルヒ「もうすこし寄りなさいよ……」

キョン「隣に長門がいるんだぞ。無理だ」

ハルヒ「有希?!」

長門「私はじゃあ……貴方の股間に頭を乗せる形で」モゾモゾ

キョン「おい、長門!!おふぅ……♪」

ハルヒ「ちょっと!!有希ぃ!!!」ゴソゴソ

ハルヒ「あー!!!頭じゃなくて顔を乗せてるじゃないの!!!キョンの股間に変なシミが広がるでしょ!!!」

キンタマクラ

キョン「お、おい!!ハルヒ!!!お前……!!これ……!!」

ハルヒ「有希!!やめなさい!!」

長門「あぶぶぶぶぶ」

キョン(69のかたちになっているのは……だまっておくかぁ……)

キョン(ハルヒ、別におもくないしなぁ)

ハルヒ「有希!!やめて!!」

長門「あなたもする?」

ハルヒ「え……」

長門「どうぞ」

ハルヒ「……」

ハルヒ「あぶぶぶぶ」

キョン「おふぅ……♪」

ハルヒ「ぷはぁ……変な臭い……」

長門「それが彼の匂い……」

ハルヒ「そ、そうなんだ……あぶぶぶ……!!」

>>295

亡国のイージス(映画版)か?

キョン「ハルヒ!!いい加減にしろ!!」

ハルヒ「だってぇ……」ゴソゴソ

キョン「そうやって俺の隣いろ」

ハルヒ「うん……」

キョン「もう忘れられたか?」

ハルヒ「まだ……すこし……」

キョン「そうか」

ハルヒ「もう一度……抱いて……よ……」

キョン「いいぜ」ギュゥゥ

ハルヒ「なっ!!」

キョン「どうした?」

ハルヒ「抱きしめるほうじゃ……」

キョン「こっちでもいいだろ?」

ハルヒ「……うん。―――おやすみ」

キョン「おやすみ……。うっ……ふぅ……」

出しやがった…

翌朝

ハルヒ「ん……?」

ハルヒ「あれ……キョン?」

ハルヒ「……」キョロキョロ

ハルヒ「きょーん!!」トテトテ

ハルヒ「誰もいない……?」

ハルヒ「……」

ハルヒ「……」ソワソワ

ハルヒ「もしかして……有希とキョン……!!」

ハルヒ「電話しなきゃ……!!」

ガチャ

長門「……」

ハルヒ「有希!!キョンは!?」

長門「古泉一樹に呼び出されて朝早く出て行った」

ハルヒ「古泉くんに?」

駅前

古泉「流石に死を覚悟しました」

キョン「悪かったよ」

古泉「しかし……あれだけの閉鎖空間を瞬時に収束させてしまうとは……どうやったんです?」

キョン「ハルヒが便座に手をついて、尻を突き出す。で、俺が鐘を突くように腰を振ったんだ」

古泉「ほぉ……」

キョン「涙目になりながらも「もっと激しくてもいいよ」って言われた瞬間に果てた」

古泉「全く……羨ましい限りです」

ハルヒ「キョーン!!!」

キョン「ハルヒ……!?」

古泉「では、これで失礼します」

キョン「ああ、お大事に」

古泉「全治一ヶ月は伊達じゃありません。安静にしておきます」

ハルヒ「キョン!!探したじゃない!!バカ!!」

キョン「悪かったよ」ナデナデ

ハルヒ「頭なでんなぁ!!」

キョン「折角、外に出たんだ。遊んでいくか」

ハルヒ「べ、別にいいけど。ふ、不思議探索だからね!!」

キョン「そうだな」

ハルヒ「じゃあ……私がお、おごるわ」

キョン「いいのか?」

ハルヒ「遅れたのは私だから」

キョン「よし。んじゃ、行こうぜ」

ハルヒ「うんっ!」ギュッ

キョン「あ……」

ハルヒ「え?」

キョン「手……握ってもいいのか?」

ハルヒ「いいわよ。手ぐらい……。それに―――」

キョン「それに?」

ハルヒ「す、すこしでも長く……繋がっていたいし……ね……」

翌日 部室

みくる「キョンくん、お茶です」

キョン「あ、どうも。―――ハルヒ、ここはこうするんだ」カチカチ

ハルヒ「めんどくさいわね……。ホームページの更新とかしなくてもいいんじゃないの?」

キョン「お前がやるっていい始めたんだろ?」

ハルヒ「そうだけど……」

長門「……」

古泉「……んふ」

みくる「あの日からすごく仲良くなりましたね」

古泉「いいことです」ニコニコ

長門「……」

みくる「でもなんだか妬けちゃいます……」

古泉「今日はこっそり帰りましょう」

みくる「あ、それいいですね」

長門「……」コク

ハルヒ「おわったぁー!!」

キョン「ふー。―――あれ?三人がいない」

ハルヒ「な……!!団長に断りもなく……!!」

キョン「ま、いいんじゃねーの?」

ハルヒ「……そうね」

キョン「ハルヒ……」

ハルヒ「そういえばキョン?」

キョン「なんだ?」

ハルヒ「有希と教室でしたって聞いたけど……本当なの?」

キョン「なにいってんだ。お前が初めてだって」

ハルヒ「ほんと?」

キョン「ほんとだ」

ハルヒ「じゃあ、誓いのキスして……」

キョン「やれやれ……ん……」

ハルヒ「ん……っ……」

通学路

ハルヒ「ねえ……これからは一緒に登校する?」

キョン「いやだ」

ハルヒ「なんで……!!」

キョン「お前、絶対に無理して早起きするだろ?」

ハルヒ「だ、だいじょうぶよ!!それくらい!!」

キョン「いいって」ナデナデ

ハルヒ「むぅ……」

キョン「こうして下校するときは一緒なんだから」

ハルヒ「ま、アンタがそれで良いっていうなら、いいわ」

キョン「おう」

ハルヒ「キョン!!」

キョン「なんだよ?」

ハルヒ「……だいすきっ」


おしまい

>>332

ハルヒ「じゃあ、誓いの注射して……」

キョン「やれやれ……んんっ……」

ハルヒ「あ…ん……っ……」

乙乙

色々してたら>>110阪中が何かちょっと書けた。書きっぱなしになるかもしれんが
行き当たりばったりでめちゃくちゃだけど書き直すのめんどい

「すまん、ちと母親と妹ともめてな。
    頼んでおいて何だが、詳細は聞かないでくれると助かる」

「うん、うん、いいよ、と、とりあえず上がって。何か知らないけど大変だったのね」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

――そんなわけで俺は今坂中の部屋にいるわけだが。

キョン「本当すまんな、お湯まで頂いちまって。親御さんには後日俺が説明するから」

阪中「いいのねいいのねそんなの。男の子泊めたなんて知られたら
   余計ややこしくなっちゃうよ」

キョン「それもそうか」

このお人好しが。俺がどんな目的で来たかも知らずに……

阪中「お父さんのパジャマ小さかったね。きつくないのね?」

キョン「ああ、いや何、助かるよ。何しろ財布も携帯も自転車の鍵も、取る物取り敢えず
    出てきてしまったからな。本来なら男友達の所に行くべきなんだろうが、国木田
    には連絡取れないし、谷口のアホの家は徒歩で行くには流石にな。ネカフェに
    転がり込む金も無いし、お前が居なかったら寒空の下自由人になるしか
    ないとこだった」

ハルヒに断られた時点で長門や朝比奈さんの家に向かう事は諦めていた。
ハルヒを抱ければそれはそれで良かったが、出来ないならより確実な方を選ぶ。
ハルヒ、今頃お前は長門の家で張ってるのか? それとも俺の家で待っているのか。
残念だったな、あの一連の交渉はお前の注意を阪中に向けさせない為の茶番だ。


俺の狙いははじめから阪中だったのさ!


阪中「じゃあ私もお風呂入ってくるね」

キョン「何? お前まだ入ってなかったのか」

阪中「お客さんが来たんだもの。あ、その辺の漫画読んでていいよ。
   眠くなったら先に寝てていいから」

ガチャッ パタン トントントントン……

……ふ、まったくよく出来た娘だ。

キョン「……さてと。む?」

ルソー「グルルルルルル……」

見ると阪中の愛犬・ルソーがこちらを見上げ唸り声を上げている。
成る程、犬は悪人を見分けるというからな、主の危機を察知して威嚇しているのだろう。
小型犬ながらなかなかの迫力ではないか。

キョン「安心しろ、何も覗きなどという安っぽい真似はせん……フンッ!」

ルソー「キャインッ!?」

懐から取り出したる吹き矢を一閃。

キョン「お前の主人の体、全てを頂く」

即効性の麻酔薬を点穴に打ち込まれ、忠実なるテリア犬は数秒と持たず沈黙した。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

体を洗いながら私は考えていた。キョン君のこと。
泊まるなら別に私のところじゃなくてもいい。古泉君でもいいし、女の子でも長門さん
なら彼を泊めてくれると思う。涼宮さんだって、いつも口ではああだけど、彼女がキョン
君のこと好きだってみんな知ってる。長門さんなら家も近いはずだし、私なんかより、
彼女達の所に行く方がずっと自然だ…そう言うと何だか泊めるのを渋ってるみたいで
言えなかったけど。
それに。

(……いや何だ、この所お前と話してなかったしな、ふっと顔が見たくなったんだ)

そんな事言われたら、私は何も聞けなくなってしまう。彼はたまに自分でも何の気無しに
こういう事を言ってしまう人なんだって最近気づいた。こっちの気持ちも知らないで。

彼と話すようになったのはルソーの事が切っ掛けだったけど、それより前から
私は彼の事を見ていた。多分、涼宮さんよりも前から。

北高に入学して間もないころ。多分一週間も経ってない頃だっただろうか。

悪かったもう書かね

スレが余ったら埋めようかな程度のものだし
同系統のスレを二つ立てる意味もわからん、わざわざ立てるほどの価値もない
もともと駄目って言われたらやめるつもりだったからいらね

>>1



  /___ .-┴-.   ──,.   /   .  -┼─``  ー--、.i   、  __ 
/|  □|  二      /   / ,-,    / -─  ,     |   ヽ      ヽ
  |    亅  口 つ.    ヽ_  ι'  し'   / ヽ_.  ヽ__.ヽ/   '    _ノ


                                    , -――- 、
                                   /       ヽ
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    r/ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ、 ヽ                     >ー-― ´   ̄ ̄\
    /. ノ(  (゚ッ)/  ̄ ̄~ヽ ヾ    / ̄ ̄ ̄ ̄\   /            |
   /  ⌒     ト、.,..    \丶  /;;::       ::;ヽ. .|  |  ,,ト、,, ,,ィ ,ィ|
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   | ) r‐  /     \ \\  | |;;::        ::;;| .| ヽ/""゛゛''`';, ノr´)
   |,   /   ⌒  ⌒ \ ヽ ヽ  | .|;;::   c{ っ  ::;;| | .,;'゛/__   _ "iヽ;ミ
  ノ( /    (●)  (●) \| |  /。 |;;::  __  ::;;;| ,,'"|( d  /oノ ド゛ `ミ
 ノ   |   、" ゙)(__人__)"  )|/゙U ヽ;;::  ー  ::;;/ r ";,| ▼    ド゛ `ミ
    \      。` ⌒゚:j´ ,/ j゙~~|    \;;::  ::;;/  (`ヽ';ヽ_人__ノ  /  ,,ミ゛、
 _)(/          \  |__|     .|;;::  ::;;|    ヽ、 '';,i⌒⌒  /   リ  ヽ、
 | | /   ,             \n||| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/` ィ'r`''''""´  ,,ミ゛    |
 | | /  ./   ∩∧__,∧ ♪ ( こ)|             |\♪  ∧__,∧∩  .i    |
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  ̄ \_、 ./`ヽJ   ,‐┘ ̄    |             | ̄ └‐、   ィ^.、 ´   ノ ̄ ̄ ̄ ̄
        ´`ヽ、_  ノ 二二二lニ.|___________|      ゝ  _,r`  ,/
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