シロナ「来年くらいにはチャンピオンも引退かなぁ」 (30)

シロナ「卒論書かないといけないし」

カミツレ「・・・ん?」

フウロ「・・・ん?」

シロナ「ん?」

定年退職?

なるほど定年

カトレア「……えっ? わたくしが…いない…?」

フウロ「えっと・・・」

カミツレ「いろいろ質問がありわね」

シロナ「うん。いいわ」

カミツレ「まず、シロナ。来年には引退しちゃうの?」

シロナ「ええ。少し忙しくなりそうだから、いったんチャンピオンの座は返納するわ」

カミツレ「そう。残念と言えば残念ね」

噛んでんじゃねーぞ

シロナ「そうね。楽しかったけど、他にもやりたい事があるし、チャンピオンはなろうと思えばまた目指せるし、ね」

カミツレ「・・・続いて質問なんだけど」

フウロ「シロナさんっていくつなの!?」

カミツレ「フウロちゃん。もう少し遠回しに質問しないと・・・」

シロナ「えっ?20歳だけど・・・」

フウロ・カミツレ「20歳!!?」ガタッ

シロナ「へっ!?」

パンツ脱いだ

カミツレ「・・・さっき卒論って言ってたけど」

シロナ「えっ?ええ。大学の卒論。院に進むかもしれないけど」

フウロ「・・・シロナさん、まだ学生だったんだね」

シロナ「言ってなかったかしら?」

フウロ「初耳だよぉ」

カミツレ「正直驚いたわ。もう少し上かと思ってた」

シロナ「・・・やっぱり老けて見えるかな?」

嘘つくなよおばさん見苦しいぞ

そんなシロナさんがいいです

過去の話かもしれない

パンツよ星となれ

ギリ20代だろ

シロナさんはBBAじゃないって言ってんだろ!

フウロ「うーん、大人っぽいよね、シロナさんって」

シロナ「ううっ・・・」

カミツレ「同い年くらいかと思ってたわ」

シロナ「同い年って・・・あれ?」

フウロ「あっ、そう言えばカミツレちゃんって今何才なの?公表してないんだっけか?」

カミツレ「私?私は30歳よ」

フウロ・シロナ「30歳!!?」ガタッ

シロナ完全敗北

カミツレ「うん、30歳」

フウロ「う、嘘だぁ!?私より肌キレイなのに30代!?」

シロナ「わ、私こそ同い年かちょっと上くらいに思ってたのに・・・!」

カミツレ「まあ、モデルが年齢感じさせないのは仕事のうちだからね」

フウロ「すごいねぇ、やっぱりスーパーモデルってすごいんだねえ!」

カミツレ「ま、そうかもしれないわね」

フウロ「カミツレちゃんすごいっ!」

カミツレ「もう、あんまりそんな風に言わないでよフウロちゃん///」

フウロ「あははっ!カミツレちゃん照れてるー!可愛い!」

カミツレ「こら。大人をからかうんじゃありませんっ」

フウロ「はーい」ニコニコ

シロナ(・・・ていうか、カミツレさんに同い年と思われてた私って・・・)ズーン

シロナ→28
カミツレ→25
フウロ→23
アイリス→10
ホミカ→14
カトレア→18
シキミ→22
こんなイメージ

落とさせはしない

シロナ「そ、そうだっ!フウロちゃん。フウロちゃんはいくつなの?」

フウロ「私?私は17歳だよー!」

シロナ(若い・・・)

カミツレ「その歳でジムリーダーと家業の手伝いもしていて、偉いわね」

フウロ「えへへ、さらに学校も行ってるんだよ!」

シロナ「それ、すごいハードスケジュールなんじゃ・・・」

フウロ「うーん、大変だけどやりがいはあるかな?」

カミツレ「若いから出来る荒技よねぇ」チラッ

シロナ「わ、私に同意を求めないでくださいカミツレさんっ!」

フウロ「まぁ、学校で寝ちゃうんだけどねっ」

カミツレ「これだけ若手に腕のいいトレーナーがいるなら、ポケモン界の未来は明るいわねぇ」

シロナ「急に老けないでくださいよカミツレさんっ!カミツレさんだって、ジムリーダーの中では若手じゃないですか」

フウロ「あ、若手と言うなら私よりも若くて腕のいいトレーナーが一人いるよね?」

カミツレ「・・・フウロちゃんより若いトレーナー?三つ子?」

フウロ「三つ子の年齢知らないよぉ。アイリスちゃんとカトレアさんだよー」

カミツレ「ああ。・・・カトレアってあなたより歳下だったかしら?」

フウロ「たしかそうだよ?」

支援

プラチナで主人公の別荘に来るなり「帰りたくない」とか言うから
シロナさんから残念なショタコンお姉さんのイメージが未だに抜けない

シロナ「私は当時のイッシュリーグはそこまで詳しくはないのだけれど、
たしかカトレアさんって『天才少女現る!』みたいなニュースになってたわよね?」

カトレア「そう言えばそうだったわね。あれが何年前だったか・・・」

フウロ「2年前だよ。見た目もお嬢様で目立ってたから記事になったのもあるけど、
そのまま一気に勝ち上がって四天王にまでなっちゃったのが14歳のはず」

シロナ「じゃあ今は16歳ね。本物の天才っているのよねぇ」

カミツレ「天才って言うなら、アイリスも相当だと思うわ」

なるほど俺の中ではシロナもカトレアもガチレズで心に花が咲いてる人だよ

フウロ「そうなの?」

カミツレ「一回会った事ある程度だけど、あのシャガさんの秘蔵っ子だけに、ただならぬモノを感じたわ」

シロナ「それじゃあいつかは四天王か、チャンピオンにまでなったりするかもね?」

フウロ「それは気が早いよー。まだあの子10歳でしょ?」

シロナ「ふふっ、それもそうね・・・」

【2年後】

シロナ「なんだかんだで院に進みつつチャンピオンも続けてしまってる・・・忙しいっ!」

シロナ「ん?メールが着てる?」

シロナ「あ、フウロちゃんだ!久しぶりだなぁ。何か用事かな?」ピッ

フウロ『アイリスがチャンピオンになっちゃった!』

シロナ「・・・嘘ぉ!?」


終わり

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