妹「パチスロ行くから金出せ」兄「ひぃ」(307)

兄「お前まだ中学生じゃないか」

妹「てめーの稼ぎが少ないからしかたねーだろボケ」

兄「こないだ勝ったからって今日も勝てるわけじゃないぞ」

妹「ごちゃごちゃうるせーなしばくぞ」パンパン

兄「いてて」

妹「とりあえず3万出せ。増やしてやるぜ」

妹「ひーふーみー……へへ、ちょっと行ってくる」

兄「なぁ、やめたほうがいいって」

妹「文句あんなら私より稼いできな」

兄「うぅ……」

妹「ふふん、言い返せないだろ」

兄「汗水たらして働いて稼いだ金は尊いんだぞ」

妹「金にきれいも汚いもないぜ……あばよ」

兄「ふぅ」

~パチンコ店~

妹「……」

妹「ケッ……シケてやがるな……回収時期って事か」

妹「関係ねーな……ようは運だぜ、兄貴」

妹「番長2。薄いとこひければ一撃が大きい」ジャラジャラ

妹「……」パシッパシッパシッ

ビカビカビカッ

妹「ククク……千円で来たぜ超番長ボーナス」

兄「……遅いなぁ、妹」

兄「遅いってことは出てるのかな?」

兄「はぁ……未成年なのに悪い遊びを覚えちゃったみたいだなぁ」

兄「俺の稼ぎが少ないから、おこづかいあんまりあげられないし」

兄「父さん母さん、俺は一体どうしたら」チーン

妹「ただいまー!」

兄「お、おかえり」

兄「晩御飯のしたくは出来てるよ。お前の好きなカレーだけど」

妹「いらねーよ。ほれ寿司」ポイ

兄「えっ」

妹「へっへ、一撃9000枚も出たからな」

兄「そ、そう……良かったね」

妹「兄貴の月給と同じくらいじゃね?」

兄「そんなに稼げるのか……」

兄「あ、明日一緒に買い物いかない?」

妹「買い物?なんの?」

兄「正月のものとか色々。おせちとか」

妹「明日はパスだな。朝から並ぶから」

兄「あ、明日も行くの?」

妹「ツキがあるときはどこまでもツくもんだぜ、当たり前だろ」

兄「じゃあ明後日は?」

妹「明後日も無理」

兄「が、元旦の初詣は?一緒に行くだろ?」

妹「うるっせーな……そんな金にもならねーことしてどうすんだよ」

兄「……」

妹「じゃ、疲れたから寝るぜ……おやすみ」

兄「朝はカレー食べてね」

妹「いらない」

兄「えっ」

妹「お腹になんか入ってると勘が鈍るから」

兄「そ、そっか……」

妹「あ、三万返すぜ。ほら」

兄「残りはどうするの?」

妹「明日のタネ銭に決まってんだろボケ」パンパン

兄「いたたた」

妹「ふぁあああ……っと」

妹「うぅ、右肩が張ってる……」

妹「打ってるときはアドレナリンが出てるから気にならないんだぜ……」

妹「……兄貴はバイトにいったのかな」

妹「あれ?テーブルにご飯がある……」

妹「ったく、いらねーって言っただろうが……」ブツブツ

妹「なんだ、書き置きまであるぜ……」

妹「『何も食べないと体に悪いから、少しでも食べていって』」

妹「『あとお弁当もあるから、パチンコ屋さんで食べてくれ』」

妹「『お兄ちゃんは仕事頑張るから、無理そうならすぐ帰ってくるんだぞ』」

妹「……ば、バッカじゃねーのか兄貴は」

妹「パチンコ屋に弁当持ってく奴がどこの世界にいるんだよっ!」※稀にいます

妹「……」

妹「……ふん、まぁひと口は食ってやるぜ」パクッ

妹「……美味しい」パクパク

兄「すいませーん、これここでいいすか」

上司「おー、それはいいから足場組むの手伝えや」

兄「はいっ」

上司「いや待て、お前今日は半ドンだろ?もう上がっていいぞ」

兄「あ、予定なくなったんで大丈夫です……」

上司「なんだなんだ、彼女にでもフラれたかぁ?シケた顔しやがって」

兄「はは、そういうわけじゃ無いんですけど」

上司「そういや妹ちゃんはは元気か?最近みねぇな」

兄「元気は有り余ってるんですが」

兄「……と言う訳で」

上司「暗にここの給料が安いって言ってねぇか?」

兄「それは深読みしすぎかと」

上司「はは、しかしそりゃ困ったなぁ」

兄「勝ってるぶんなおさらやめろと言いにくくて」

上司「つーかよく補導されねぇな、妹ちゃん」

兄「どう見ても中学生なんですけどね……」

上司「まぁ最近はパチ屋も不況だからな」

上司「しかしなぁ、早めに卒業させたほうがいいぞ、パチンコの類いは」

兄「やっぱりそう思います?」

上司「娯楽でやるぶんにはいいけどな」

兄「なるほど」

上司「妹ちゃんは違うだろ。生活かけてやってるようなもんだ」

兄「まぁ服とかゲームとか色々欲しいものあるみたいで」

上司「そりゃ必死になるなぁ。人間必死になると周りがみえなくなっちまう」

兄「……」

上司「最近だろ、妹ちゃんが行き始めたの」

兄「はい」

上司「最初は面白いように出るからな」

兄「ビギナーズラックですか」

上司「な訳ねぇだろ……顔認証システムがあるからな」

兄「へ……」

上司「新顔が来たらすぐ分かるんだよ。店はな」

兄「なにそれ怖い」

上司「で、バンバン出して中毒にしちまうって寸法だ」

兄「……」

上司「そうなったら終わりだからな。よく見とくんだぞ」

兄「はい……」

~パチンコ店~

妹「……」

妹「今日はこれだな……モンキーターン」

妹「128回転でやめればいいから大きく負けにくいんだぜ」

妹「へへ、リスクマネジメントも完璧だぜ……」ジャラジャラ

妹「……」タンッタンッタンッ

ドドドドドSGラーッシュッ!

妹「神がかってるぜ、私」

店員「……」ピピピ

店員「284番台5連までセットしときました」

店長「あーあの女の子の台か……艇王ロード入れていいよ」

店員「わかりました」

店長「どー見ても中学生だよねぇ、アレ」

店員「まぁ、そうですね。追い出しますか?」

店長「いいよ、大事なお客様だし」

店員「はぁ……」

店長「女性のお客は貴重だしねぇ。どっからでも金ひっぱってくるから」

店員「……」

店長「あ、フリーズさせて」

店員「わかりました」

妹「キ、キター!究極Vモンキー……!」

妹「私、きっとスロットの申し子だぜ」

妹「えへへ、何買って帰ろうかなぁ……」

妹「兄貴にもちょっとおこづかいやろうかなー」

妹「ふふん、私が姉みたいなもんだな」タンッタンッタンッ

店員「失礼します、箱をおろさせて頂きます」

妹「へっへっへ、もう2箱くらい持って来ておいてよっ」

店員「かしこまりました」

妹「~~♪」タンッタンッタンッ

店員「……」

妹「♪」ペラ

兄「ただいま」

妹「おかえりー」

兄「うお、何だこの漫画の山……モンキーターン?」

妹「あー、今日お世話になったから買ってきた」

兄「ま、また勝ったの?」

妹「私の右腕にはギャンブルの神が宿ってるぜ……くっく」

兄「なぁ、勝ってるうちにやめたほうがいいって」

妹「あ?」

兄「遠隔操作で勝たせてもらってるだけだよ。そのうちしわ寄せが来るぞ」

妹「はぁ……んなのあるわけないじゃん」

兄「いやいや、パチンコってのはな」

妹「そーいやCDも買っちゃったんだ」

兄「話を聞いてくれよ……てか金使い荒すぎ」

妹「るっせーな、私が稼いだ金だろ。明日また勝つし」

兄「明日から正月休みに入るし、やめたほうが」

妹「ケッ……今の私にはそんなの関係ないぜ」

兄「頼むから冷静になってくれ」

妹「ギャンブルは熱くならないとだめだってカイジが言ってた」

兄「地下のタコ部屋に送られた奴の台詞を真に受けるなよ……」

兄「とにかく、もう」

妹「あーもううるさーいっ!」ガシャアン

兄「うぉっ!星一徹!?」

妹「私は可愛い服が欲しいのっ!可愛いぬいぐるみだって欲しいんだよっ!」

兄「……」

妹「CDも欲しいっ!ゲームも欲しいっ」

兄「はないちもんめみたくなってるな」

妹「兄貴がくれるおこづかいじゃ全然足りないんだよっ!」

兄「そ……それは悪いと思ってるけど」

妹「アルバイトだって出来ないんだから、こうやって稼ぐしかないだろっ」

兄「ほんとはパチンコも出来ない年齢なのに」

妹「ケッ……もういいぜ」

兄「な、何が」

妹「もう私に干渉しないでくれよな。私は私のやりたいようにやるから」

兄「そんなぁ」

妹「飯とかも自分で調達するからいいぜ。ガス水道電気代も半分払う」

兄「おいおい……」

妹「これ今月ぶんだぜ……ほらよ」ヒラリヒラリ

兄「……」

妹「な、なんだよ……文句あんのか?」

兄「何でもないけど……」

妹「じゃ、そういうことで明日も行くから寝るぜ」

兄「せめて大晦日と元旦くらいは一緒に過ごそう。二人きりの家族じゃないか」

妹「無理無理」

兄「年越しそばも作るから。すきだろ?」

妹「ソバくらいパチ屋の食堂で食えるぜ」

兄「……はぁ」

妹「じゃおやすみー」

兄「……一体どうしたらいいんだ」

~翌日パチンコ店~

妹「さてと、今日は」

妹「爆裂ART機が続いたからなぁ……」

妹「少し変えていこっかな」

妹「となると……」

妹「これかな、サクラ大戦3」

妹「甘すぎた仕様のせいで撤去騒動があったいわくつきの台だぜ」

妹「よしっ今日はこれに決めたっ」

妹「……」タンッタンッタンッ

妹「うぅ、今日はいまいち調子が出ないぜ」タンッタンッタンッ

妹「出たり飲まれたり……嫌な感じだなぁ」

妹「それにこの台の客層……」

男「デュフフフwwwwwコクリコたんwコwクwリwコwたんwww」タンッタンッタンッ

男2「拙者はグリシーヌたん萌えでおじゃるよwwwカポォww」

男「なwんwとwwデュクシwww」タンッタンッタンッ

妹「き、きめぇ……なんか臭いし」

妹「台移動しよかな……ん?」

ポイーンポイーンポイーン

妹「キ、キターッ!?」

男「オフッwwwwやwらwれwたwでおじゃるwww」

妹「くっくく、プレミアムデートタイムきちゃったー」

妹「この台はこのプレミア引いてからがほんとの勝負なんだぜ」

妹「……今のうち、トイレすまちゃおっかな」

妹「そうしよ、飲み物も買ってきてっと」

店員「……店長」ボソッ

店長『どうしたの?』

店員「例の女の子が」

店長『あー、自力でプレミア引いちゃったのかな』

店員「はい」

店長『その台、設定6か……うーんまずいな』

店員「どうしますか?」

店長『そろそろいいかな、回収しても』

店員「止めますか?」

店長『確定してるストックは減らせないから、ボーナスは止めよう。あと上乗せもナシ』

店員「はい」

店長『できればATのナビも減らして枚数減らそう』

店員「わかりました」

店長『終わったら設定1にセットし直して、台の故障とかいって開けて』

妹「♪」

妹「……うそ」

妹「253枚終了って……そんなっ」

ポイーンポイーンポイーン

妹「!?」

男「さwくwらwさwんw降w臨wwwww」

ポイーンポイーンポイーン

男2「こっwちwもwwwきたでござるww」

妹「くそっ!私ももう一回っ」ジャララリ
男「ひーらりwwひwらーwりwとwwww」タンッタンッタンッ

男2「ゆめーwwwwかwがwやwかwせーwwww」タンッタンッタンッ
妹「るっせー!」

妹「出ない……なんだってんだちくしょー」タンッタンッタンッ

男「2000枚突破wwww」

男2「2500枚突破wwwwまだまだ出るでおじゃるwwW」

男「ドゥフフフwww」

妹「くっ……また天井かよっ」

店員「……店長、露骨ですがいいんですか?」ボソッ

店長『煽って煽ってー。まだ出すでしょこの子なら』

店員「はぁ」

妹「くっそー!」タンッタンッタンッ

兄「おぉ、おかえりー」

妹「……」

兄「こんな時間までいたってことは今日も勝ったのか」

妹「ま、まぁね」

兄「すごいな、ほんとにそれだけで食っていけそうだ」

妹「ふ、ふんっ……ギャンブラーだから当然だぜ」

兄「でも何か顔色悪いな」

妹「疲れてるんだよっ」

兄「あ、そう……」

妹「ケッ……」

兄「ところで晩飯は?シチュー作ってあるけど」

妹「コンビニで買ってきたからいい」

兄「なにそれ、雑誌?……必勝攻略本……」

妹「み、見るなっ」

兄「読むと勝てるのか、その本」

妹「色々複雑なんだよ、勉強しないと勝てないぜ」

兄「冬休みの宿題は大丈夫?」

妹「くっ……私はもう部屋にいくからなっ」ダダダダ

兄「ありゃ負けたな……」

~翌・パチンコ店~

妹「……」

妹「くっそー……昨日の10万負けを取り返さなきゃ」

妹「やっぱり今時サクラ大戦3は無かったぜ……ちっ」

妹「10万取り返しすとなるとコレかな」

妹「新鬼武者で今日は勝負だっ」ジャララリン

妹「へへっ出すぜー」タンッタンッタンッ
店員「店長」ボソ

店長『また来たのあの子w』

妹「……」タンッタンッタンッ

妹「くぅぅ……ボーナス重たい……」タンッタンッタンッ

妹「投資がどんどんかさんでいくぜ……ちっ」ジャララリン

\♪鬼ボーナース/

妹「ケッ、ゴミボーナスかよ……」

プチュン……

妹「え……これは」

妹「か、覚醒……キ、キター!!」

店員「店長……自力で覚醒ひかれました」ボソ

店長『ほんとヒキはすごいねあの子』

妹「♪」タンッタンッタンッ

店長『ギャンブルの神に愛されてるね』

店員「そのようで」

店長『でも店では僕が神様だから』

店員「はぁ……」

店長『止めて』

店員「は?」

店長『単発で終わらせて』

店員「それは……」

店長『89%継続なら、一回で終わることもあるでしょ』

店員「まぁそうですね」ピピピ

妹「さーこっから爆発だぜー!」タンッタンッタンッ

妹「……」

妹「トータル……92枚……って」

妹「嘘だろー!おいっ店員ッ!」

店員「何でしょうか」

妹「覚醒単発ってなんだよこらぁっ!」

店員「そう言われましても台の仕様でございますので私どもには何とも」

妹「遠隔してんだろっ」

店員「遠隔操作などございません」

妹「くっ……もっかいひいてやるっ!天井ぶちこんでやるっ」

店員「応援させて頂きます、頑張ってください」

店長『次の当たりは1380くらいで。もちろんゴミボーナスね』
店員「はい」

妹「あん?」タンッタンッタンッ

店員「失礼します」

前にも兄妹でスロSS書いてただろ

>>168
それはカペペさんじゃないかな?

兄「おかえり」

妹「……」

兄「なんか顔面蒼白だけど」

妹「知るかよ、光の加減だろっ!」

兄「うわ……機嫌悪いな」

妹「いいから飯っ!」

兄「自分で用意するとか言ってなかった?」

妹「うるせー!」ガルルルル

兄「ひぃ」

妹「ごちそうさま」

兄「あいよ」

妹「ちゃんと用意してたなら最初から言えよ」

兄「まぁまぁ……それより美味しかった?」

妹「味なんかどーでもいいよ、食えりゃ」

兄「あ、そう……」

妹「ふー、疲れた」コキコキ

兄「今日も勝ったの?」

妹「あ、あた、あたあた当たり前だろ」

兄「ケンシロウさんですか?」

兄「また本買ってきたのか」

妹「見んな」

兄「やけに金ピカだな……なになに、ミリオン……」

妹「見るなってば」

兄「一回の当たりで約250枚、最高80%継続の大量ストック……意味がよく分かんないな」

妹「ふん、兄貴にはわかんねーよ」

兄「また明日も行くの?」

妹「当然」

~翌・パチンコ店~

妹「き、今日こそ……」

妹「20万取り返さなきゃ」

店員「店長……」

店長『ま、また来たのあの子』
店員「はぁ」

店長『よっぽど好きなんだねぇ』

妹「ミリゴは投資がかさみがちだけど……」

妹「実際は最初の一万が勝負だぜ」タンッタンッタンッ

妹「……」キィンキィン

妹「ちっ……ガセかよ」

ズビビビビビッ

妹「は、入った……!」

妹「あとはこれが続けばいいんだぜっ」ダンッダンッダンッ

妹「♪」ダンッダンッダンッ

店員「現在3連目です」

店長『ちょっと見てみるか…うわ』カタカタカタ

店員「どうしました」

店長『80%継続、ストック20個あるね』

店員「うわ……」

店長『持ってるね、あの子』

店員『ストック飛ばしますか?』

店長『……いや、いいよ。そのまま打たせてやれ』

店員「しかし……」

店長『きりのいいとこでこっち連れてきて』

店員「は、はい」

妹「てっーな!離せよ!」

店員「お連れしました」

店長「ありがと」

妹「なんだよ一体、今いいとこだってのに」

店長「下がっていいよ」

店員「は……」

妹「てめーつまんねー用事だったらわかってんだろうな」

店長「うん。ていうか君中学生だよね」

妹「」ギク

妹「ケッ……補導でもなんでも好きにしろよ」

店長「そんなことはしないよ」

妹「あん?」

店長「……ククク」

妹「ま、まさか……」

店長「あぁ、ほんとに君は可愛いなぁ」

妹「変なことしたら大声だすからなっ!」

店長「ここはパチンコ屋だからねぇ、聞こえないと思うよ」

妹「ひ……」

店長「グェヘヘ」

店長「じゃあ本題に入ろう」

妹「え」

店長「なにかな?」

妹「いやらしい事するんじゃないの?」

店長「悪いが僕はフケ専なんだ」キリッ

妹「ズコー」

店長「君にはこのチケットをプレゼントしよう」

妹「なにこれ……エスポワールって読むのかよ」

店長「そのとおり」

妹「なんだよこれ」

店長「君のようなギャンブラーが集まる船の乗船券だ」

妹「は……?」

店長「金が欲しいんだろう?しかもたくさん」

妹「ん……まぁ」

店長「君のような人に是非とも挑戦してもらいたい」

妹「何かギャンブルするのかよ」

店長「勝てば大金を掴める。負けたら」

妹「」ゴクッ

店長「未成年は保護者同伴が条件だから、誰か見つけるといい」

妹「おい、負けたらどうなるんだよ」

店長「僕もよく知らないから」

妹「……まぁいいぜ。面白そうだし」

店長「頑張ってね」

妹「兄貴と一緒に行くか……へへっ」

店長「交通費は出ないから。食事も持参してね」

妹「わかったわかった」

夜勤の暇潰しに付き合ってくれてありがとう
ちょっとスロットうってくる

爆裂王の攻略法んときに打ち子やってた俺がきましたよ

~翌・叔父の家~

電設工「ったくおかしいとおもったぜ。妹ちゃんが俺のこと「叔父さん」なんて呼ぶから、なんかあるとは思ったけどよ」

妹「うっせー豚。乗るの? 乗らねえの?」

電設工「兄貴に頼め」

妹「」ゲシッ

電設工「正直大花のバー狙いは、8回に一回ミスる」

妹「は? なにそれ」

電設工「……けどよ、店のクセは絶対に見逃さなかった」

電設工「前日のカウンターのと回転数と翌日の表示のズレ」

電設工「ガセ連続演出を仕込んでのコイン投入」

電設工「うっかり内部情報をもらすおしゃべりなババア店員」

電設工「ゴト以外のあらゆる手段で小遣いを稼いできた」

妹(んっ/// おじさんの…長い…。 おじさんの武勇伝、ながいよぉ…)

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