男「腹減ったからラーメン屋行こう」 (26)
男「こんにちはー」ガラッ
店員「いらっしゃっせー!一名様っすかー!?」
男「はい」
店員「お水お持ちしますのでお好きな席どうぞー!」
男「はーい」
男(カウンターの一番端でいいか。さてメニューは……なんか色々あるな)
男(……ん、豚骨醤油……うまそうだしこれでいっか。餃子も頼んどこう)
店員「お水です!」コト
男「ありがとうございます。あ、注文ですけどとんこつ醤油と――」
店員「ウィッス!豚骨醤油と餃子一人前お願いしゃーす!」
「ういー!」
男(ラーメン来るまで漬け物食うか……おっ、たくあんだ。ラーメン屋にしてはなんとなく珍しいかな)カポッ
男(ちょっと多めに小皿に取ってと)
男「いただきます……あむっ」パクッ
男「……」コリコリ
男(おっ美味い!まぁ俺の馬鹿舌なら大抵の物は美味いんだけど。やっぱ漬け物はたくあんだ)
男(このちょっとした甘い風味と、美味しそうな黄色がラーメンへの期待を高めてくれるな)
男(けど食べ過ぎには注意かな。それにラーメン食いながらだとまた一味違った美味しさが期待できそうだ)
店員「お待たせしゃしたー!とんこつ醤油と餃子一人前っす」
男「あ、どうも。ありがとうございます」
男(おー来た来た……って、チャーシューでけぇ!もやしよりチャーシューの方が量多いぞ!?)
男(これで五百円とかどういうことだよ。すげぇな……いかんよだれが)ジュルリ
男(さて、まずはスープだが……こってりとサラサラの中間っぽい。味は……)ズズッ
男(あ、美味い!個人的にどストライクだこれ。醤油の風味と豚骨のコクが見事に支えあってる)
男(豚骨のしつこさを醤油が打ち消してて、それでいて醤油の物足りなさは豚骨がカバーしてるって感じ)
男(うーん辛抱たまらん!麺いただきます!)ズゾゾ
男「……」モグモグ
男「……」ゴクン
男(……はー……)
男(……うめえ……)
男(スープがしっかりと麺に絡んでるのは勿論の事、かなりのコシがある。まるでうどんみたいだ……)ズゾゾ
男(それだけじゃない。噛めば噛むほど、口の中で麺とスープが混ざりあってまた違う味になる……)モグモグ
男(これは、間違いない。間違いなく美味しいラーメンだ!)ゴクン
男(もやしと麺を一緒に啜れば、そのシャキシャキとした食感が花を添えてくれるし)ズゾゾ
男(逆にもやしだけを食べても美味しい)モグモグ
男(これは、スープが美味しいからだ。しかも美味しいだけじゃなくて飽きの来ない美味しさ!)ゴクン
男(次はチャーシュー……といきたいところだけど、こいつは最後まで取っとこう)
男(次は餃子!これまたすごいな……こんなに大きいのが十個も!これで二百円ってんだから驚くよな)
男(さて。とりあえず一つ目はタレをつけずに……)パクッ
男(!)
男(口に入れただけなのに……なんて旨味!)
男(ニラの風味と肉のおいしさが、皮からしみだしてきてるのか……)
男(くぅっ、この餃子を噛みたくて仕方ない……一瞬たりとも我慢できない!)モグッ
男(……お、おお……)ジュワァ
男(うおおお広がる……熱い肉汁が口の中全体に……!)
男(す、すぐにでも飲み込んでしまいたい……この旨みを胃袋に収めてしまいたい……!)
男(けど、我慢!我慢して噛み続ける!)モグモグ
男(うあああああ美味い……飲み込むのを我慢して良かった、心からそう思える!)モグモグ
男(けど駄目だ、もう限界だ!)ゴクン
男(ううっ……肉汁が体に染み渡るぜ……それに、指先が震える!まるで指が、早く次を食えと、そう言っているみたいだ)
男(けど、その前にたくあんを一口)パクッ ポリポリ
男(ふう……たくあんの甘味で口の中が少しリセットされたな。これでまた餃子をしっかり味わえる)
男(今度はタレを少し多めにつけて……いただきます!)パクッ
腹が減って死にそうなので投下中止
孤独のグルメ
1 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/03/28(月) 02:38:17.83 ID:CoaEy7qr0 [1/1回(PC)]
新・保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 10分以内
02:00-04:00 20分以内
04:00-09:00 40分以内
09:00-16:00 15分以内
16:00-19:00 10分以内
19:00-00:00 5分以内
新・保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 15分以内
02:00-04:00 25分以内
04:00-09:00 45分以内
09:00-16:00 25分以内
16:00-19:00 15分以内
19:00-00:00 5分以内
暫定だから残りの調整よろしくねー
ほ
ほ
ほ
ほ
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