ほむら「1人ホールケーキは美味しいわ……」
呼ばれてない
まどか→家族と仲良くクリスマス
さやか→家族と楽しくクリスマス
杏子→サンタコスで街頭ケーキ売り(売れ残りを1個貰ってゆまと楽しくクリスマス)
マミ→手作りケーキをQBと仲良く食べるクリスマス
ほむら→まどかの写真を正面に飾って独り言だらけのクリスマス
仁美→上條と終わりなき性夜
ほむら「きちんと招待状は出したのに……」
ほむら「皆はどうしてきてくれなかったのかしら……」
――――
まどか「毎年クリスマスは家族で過ごすからなぁ」
さやか「いやー、その日は親と外食なんだよね」
マミ「え? そんなことをする間柄でもないでしょう?」
杏子「サンタが入る用の煙突つくんなきゃいけないんだ。パーティー参加は無理だな」
――――
ほむら「こんなところかしら……」
まどかさやかマミ杏子QB「「「メリークリスマス!」」」ワイワイガヤガヤ
ほむら(窓の外)「こんなのってないわ…あんまりよ…」
ああああああ!また間違った!巨人の星だっての!
>>18
お前が巨乳好きだってよくわかったから気にするな
ほむら「とりあえずプログラム通り、シャンパンでカンパイをしましょう……」
ほむら「あら?」
ほむら「なかなか栓が開かないわね」
ほむら「んっ! んーっ!」ポン!
ほむら「栓が抜けた勢いでどこかへ飛んでいってしまったわ……」
ほむら「……」
ほむら「びっくりしたぁ……」
ほむら「ごっ、ごめんなさいまどか!」
ほむら「おいおい、気を付けろよなー」
ほむら「もしかして転校生って案外不器用?」
ほむら「暁美さんの後輩らしくて可愛いところ見つけちゃった」
ほむら「……」
ほむら「虚しい……」
でも最後は、みんなが駆けつけてくるんだろ?
うんって言え
ほむら「そうだわ!」
ほむら「自分の声以外無音だから寂しいのよ!」
ほむら「クリスマスソングCDを流せば、この空気も変わるはず!」
ほむら「事前に用意しておいてよかったわ!」
まっかなおーはーなーのー
ほむら「……」
トナカイさーんーはー
ほむら「へい!」
いっつもみーんーなーのー
ほむら「……」
わーらーいーもーのー
ほむら「いっ、いえい!」
いえい!「いえい!
ほむら「テンションが上がってきたわ……」
ほむら「クラッカーでも鳴らしましょう……」
ほむら「えいっ……」パーン!
ほむら「あ」
ほむら「料理の上に紙のひらひらが……」
ほむら「掃除しないと……」
ほむら「……」
ほむら「あら。曲が変わったわね……」
http://www.youtube.com/watch?v=lsgaB1ccDy8
ほむら「可愛いイントロね」
ほむら「どんな題名の曲なのかしら?」
「ママがサンタにキッスした」
ほむら「ほ……む?」
でもそのサンタは ぱーぱ
ほむら「!!!!!!!!???」
ほむら「えっ?」
ほむら「だ、だって……」
ほむら「えっ?」
ほむら「……」
ほむら「……」
ほむら「さっ、サンタさんにも子供ぐらいいるわよね!」
ほむら「うんうん!」
ほむら「……」
ほむら「……」カタカタカタ
サンタ 正体
ほむら「……」カチッ
約 1,750,000 件 (0.05 秒)
ほむら「……」
ほむら「……」
ほむら「ほむぅ……」
ガチャッ
俺「すまん、ほむら!プレゼント選んでたら遅れちまった!」
俺がサンタだ!
ほむら「……」
ほむら「……」ピポパポパ
ほむら「あ、もしもし。お母さん?」
ほむら「うん、うん……、最近は心臓の調子もいいよ」
ほむら「えっと、その……、サンタさんって……」
ほむら「あ、ううん! 今はお友達とクリスマスパーティー!」
ほむら「もうーっ。私だってお友達ぐらいいるよ」
ほむら「うん……、心配しなくて大丈夫だから、うん」
俺「おいおい、まだ俺のことお義母さんに紹介してくれてないのかよ」
ほむら「あ。それで、その……、サンタさんって……」
ほむら「え?」
ほむら「あ、あはは、やっぱりお母さんとお父さんだったんだ」
ほむら「うっ、ううん! 知ってたよ! 知ってた!」
ほむら「知らないふりするのも大変だったんだよ?」
ほむら「……。はーい」
ほむら「でも、今までありがとう、お母さん」
ほむら「うん。また電話するね」
ほむら「それじゃ、おやすみなさい」
ほむら「……」
ほむら「……」
ほむら「友達とパーティーだなんて見栄をはってしまったわ……」
ほむら「こうなったらケーキやけ食いよ!」
ほむら「ぱくぱくむしゃむしゃ」
ほむら「サンタさんとクリスマスツリーの形の砂糖菓子だって独り占めしてやるわ!」
ほむら「がりがりむしゃむしゃ」
ほむら「ああ。美味しいわ、ケーキ!」
ほむら「シャンパンにチキン、ピザもばっちり!」
ほむら「クリスマスは最高ね!」
ほむら「……」
ほむら「あ。ピザ冷めてる……」
ほむら「後でレンジでチンすれば大丈夫かしら……」
ほむら「耳が心なし固いわ……」
ほむら「さあ! お待ちかねのプレゼント交換タイムよ!」
ほむら「景気づけにクラッカー鳴らしまくっちゃいましょう!」
ほむら「えいえいえいっ!」パンパンパーン!!
ほむら「きゃっ!? か、紙テープが顔に……」
ほむら「ふふっ、あはっ、あははは!」
ほむら「何やってるのかしら私、あはは!」
ほむら「あはっ、あは……、えへへ……」
ほむら「……」
ほむら「後で紙くずの掃除が面倒そうね……」
_,,...-―--‐''";';';';';'ヽ
,.ィ;';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';∧
,..-‐''"⌒`''⌒ゝ-、;';';';';';';';';';';';';∧
/ ,,.__..__,,,.._ `ヽ;';';';';';';';';';'人
f 、彡'": : : : : : : :`"''ヽ、__ `ヽ;';';';';l';';';';\
〈/: : /:{ : : : : : : : : : : i: : : ト、 `ヽ;'};';';';';';';〉
/i : ;: :∧: :ト、: :ト、: i: : !: : :l: : ゞ、 ト、;';';';'/
/イ : i‐/ ヽ:l `、十-ミ}: :l : : !シ : : ヽ ∨;';';j
lト、ト:{_ } ヽ},,,_ l: :l: : :トシ : : λ 人;ノヽ
l:l l〃jlト " )沁i: j: : :;'⌒Y: l: :乂 .ノ
l:l: l {j {l沙 : : : :/ ノ: j: : j `''''"
l l: l '' j /!: :/-ィ: j ハ: /
__,,.斗、i>..、 ` " j/ l /:j,ィノ从ノj/ そんな転校生にプレゼントを持ってきたよ!
/ 、 ヽ ヾ:从}` ーt‐'' / j∧{_ `ヽ、
j ~''^Y~‐ァ゙">" ̄jィ-、 / `ヾ、 \
ノ (ィ''" / r''入,,ィ</ i`、 \
,... 斗{ ノζ⌒ヽ{ `" /⌒`ヽ、 / l l \
〈 / /ト、 {;';';';';ヽj'^ヽ、_ r''"';';`ヽ、 Y、_,,,_}ヽl \ヽ
(_マ) l \ \;';';{-、,,,_/';';';';';';';';';'ヽ、ノ }l ヽi
(__,.┘ \ \};';';メ、';';';';';';';';';'//ー~-‐f゙ ヽ
゙、 \ `" ヽ;';';';';';/;';';';';';';';';l \
/⌒`< \ 〉''";';';';';';';';';';';';';j、 `、
γ \ \ /`~--r-‐--r''"~ } ゙,
_ j 弋 \ `エー- 、,,,__,,,,..__,,...,,..ノ i
/ `゙、 \ Yヘミx、,,,_r‐┐_ ,,.斗 i
`、 ,,.-~‐--、 { ^ヾミ三r.__j三三彡〉 i
ヽ / ヽ 〕;';';';';';';';';';';';';';';';j }
ほむら「それでは気を取り直してプレゼント交換タイムに入りなおしましょう」
ほむら「プレゼント持参の旨は招待状に書いたけれど、ちゃんと持ってきてくれたかしら?」
ほむら「一応ルールを説明しておくわね」
ほむら「今から音楽をかけるから、その曲が止まるまでの間、プレゼントを回しあってちょうだい」
ほむら「曲終了時点で自分の手元にあったプレゼントが自分のプレゼントになるわ」
ほむら「それから……」
ほむら「ただのプレゼント交換ではつまらないから、今回特別ルールも設けたわ!」
ほむら「まずプレゼント交換前にこの紙を受け取ってちょうだい」
ほむら「そしてこの用紙に、自分が誰のプレゼントを受け取るかの予想を記入をして欲しいの」
ほむら「予想が的中した人には、特別プレゼントをあげるわ!」
ほむら「せっかくだし私も予想しようかしら」
ほむら「暁美ほむら、と……」
ほむら「……」
ほむら「……」
ほむら「ミュージックスタート!」
http://www.youtube.com/watch?v=c46KaPQbQKg
ほむら「あわてんぼうのサンタクロース」
ほむら「ひとりでリンリンリン!」
ほむら「ひと、りで……りんりんりん……」
ほむら「しゃららんりん、ちゃっちゃっちゃ、どんしゃらら……」
ほむら「さあ、音楽が終わったわ」
ほむら「今、手元にあるこの素敵な包装のプレゼントは誰のものかしら?」
ほむら「開けてみるわね」
ほむら「あら。素敵なマフラー」
ほむら「……」
ほむら「先月から頑張って編んだマフラーだもの、当然よ……」
ほむら「特別賞は、フォトフレームと使い捨てカメラ……」
ほむら「これは私のものね……」
ほむら「さっそくこれを使って写真撮影タイムに入りましょう……」
ほむら「じゃーん!」
ほむら「実は、サンタさんの帽子とトナカイの角カチューシャを用意したわ!」
ほむら「これをつけてみんなで写真を……」
ほむら「写真、を……」
ほむら「……ぐすっ」
ほむら「ぐすっ、ひっく……」
ほむら「なんで皆……、きて……、くれなかったの……?」
ほむら「私、わた、し……」
ほむら「ずずっ、ぐすっぐすっ……」
ほむら「うああぁぁぁぁ……」
いや、俺はみんなを信じてるから
――――
翌日
ぴんぽーん!
ほむら「……」
ほむら「Homzonで注文したものが届いたのかしら……」
ほむら「はい……」
がちゃ
まどか「メリークリスマス!」
ほむら「え……?」
まどか「今日はパーティーに招待してくれてありがとう!」
まどか「さやかちゃんも後で来るって!」
ほむら「えっ? えっ?」
まどか「どうしたの?」
ほむら「だ、だって……、パーティー、皆こないんじゃ……」
まどか「えっ? マミさんや杏子ちゃんも楽しみだって言ってたよ?」
ほむら「……あっ」
ほむら(そういえば、昨日はクリスマスイブ)
ほむら(招待状の日付は25日だった!)
そして
杏子「ええーっ!? 食べ物ほとんどなし!?」
ほむら「ご、ごめんなさい……、ごめんなさい、ごめんなさい!」
杏子「あー、いや。そこまで謝んなくても……」
さやか「にしてもまさか、自分で企画しておいて日付を勘違いするなんてねー」
ほむら「ほむ……」
マミ「ふふっ。しっかりしていそうなのに、なんだか意外ね」
ほむら「ほ、む……」
ほむら(皆からのイメージは失墜……)
ほむら(残った食べ物も食べかけばかり……)
ほむら(こんなんじゃ、せっかく皆集まってくれたのに、パーティーなんて……)
まどか「さ。それじゃ、皆でケーキでも選びに行こうか?」
杏子「だな!」
ほむら「えっ?」
ほむらちゃんはドジだなぁ
マミ「やっぱりホールよね、ホール!」
さやか「思い切って二種類買っちゃいません?」
杏子「さんせーい!」
ほむら「……」
まどか「あれ? どうしたの、ほむらちゃん?」
ほむら「あ、そ、その……」
まどか(やっぱり失敗しちゃったこと気にしてるのかな?)
ほむら「……」
まどか(よーし)
まどか「ほーむらちゃん」ギュッ
ほむら「!?」
まどか「一緒に行こう?」グイッ
ほむら「……」
ほむら「ええ」ギュッ
さやか「おーい、置いてくぞー!」
まどか「わあーっ! 待ってよみんなー!」
ほむら「急ぎましょう、まどか」
まどか「うんっ!」
ほむら「……」
ほむら「メリークリスマス、みんな!」
おわり
乙乙!
よかった、ハッピーエンドでよかった
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