マミ「おねしょしちゃった…どうしよう…」(154)
マミホーム
深夜
まどか「くー」
ほむら「むにゅむにゅ…まどかぁ…」
杏子「うおー、くえねぇーぜ…うおー…」
さやか「うほほほほーい…うほーい…ふにぁ~…くぉ~…さやかちゃんひゃ~…」
マミ「………」
マミ「…お尻が水っぽくて起きてみたら…お布団がびしょびしょ…」
マミ「えーと、夢? これは夢の続きなのよね。わたしがおねしょなんて…まさか…」
そぅ~
マミ「うっ、やっぱり濡れてる…」
マミ「これはおしっこよね? コップの水をこぼしたとかじゃないわよね? 私のおまたから出てきちゃったものなのよね?」
マミ「おねしょなんて、幼稚園の時以来したことなかったのに…」
マミ「ど…どうしよう…」
マミ「みんながクリスマスパーティーで私の家にお泊まりしてきて…初めてのことで舞い上がっちゃって…」
マミ「私の手料理を食べてもらったり、大きなケーキを分け合ったり、ちょっぴりお酒なんか飲んでみたりして…」
マミ「テレビゲームで佐倉さんに負けて、ボードゲームで暁美さんと互角の勝負をして、鹿目さんとデュエットをしたり、枕投げで美樹さんの顔面を集中的に投げたり…」
マミ「とっても楽しかったわ」
マミ「寝る前にトイレに行くのを忘れるほどに…」
マミ「それで…このザマ…?」
マミ「巴マミ、なんでトイレにいかなかったの…くすん…」
妄想シーン
まどか「マミさん…おねしょしたんだ…あ、いえ、決して、中学生でおねしょなんてはずかしーっ!なんて思っていませんよ!」
ほむら「巴マミ、ぶざまね」
杏子「おしっこティロティロ・フィナーレっ! うははははははーーーっ!」
さやか「あははは、マミさんの髪の毛っておねしょで染まってたんですねーっ!」
………
……
…
妄想シーンおわり
マミ「そんなの嫌!」
マミ「不幸中の幸いは、ここが私の家だということね…」
マミ「最悪なのは、みんながお泊まりしているということ…」
マミ「私がおねしょしたのがバレたとしたら…」
妄想シーン
まどか「マミさん…おねしょしたんだ…あ、いえ、決して、中学生でおねしょなんてはずかしーっ!なんて思っていませんよ!」
ほむら「巴マミ、ぶざまね」
杏子「おしっこティロティロ・フィナーレっ! うははははははーーーっ!」
さやか「あははは、マミさんの髪の毛っておねしょで染まってたんですねーっ!」
………
……
…
妄想シーンおわり
マミ「そんなの嫌!」
マミ「私はみんなの憧れの先輩、魔法少女とっても可愛いマミさん☆ティロ・フィナーレ♪のままがいいの!」
マミ「このままでは、私の立場がガラガラ崖から転落よ!」
マミ「それどころか、美樹さんが学校の子たちに言いふらして、町一番の笑いものになって、私のお昼はトイレで一人飯になっちゃう!」
マミ「そうね、それならいっそ、バレるまえに、みんな死んじゃえばいいんじゃない?」
マミ「うふふ、うふふふふふふふ」
さやか「さやかまーん!」ガバッ
マミ「きゃ、さやかさん!」
さやか「………」ジー
マミ「うそうそ、嘘なの、うふふ、私はそんな酷いこと考えていないわ」アセアセ
さやか「さやかちゃんは、さかなクンではないのだ、さんを付けろでんでん虫野郎」
マミ「は?」
バタン
さやか「くー、かー…」
マミ「ね、寝ぼけていただけ? 驚かさないでよ…」
まどか「くー」
ほむら「マドカー」
杏子「うおー、あおー、もう食えないぜぇー」
さやか「がぁぁぁぁぁぁ、うおぉぉぉぉぉぉーー、内蔵をぶち破れーーーー」
マミ「みんな、寝てるのよね…」
マミ「………」
マミ「はっ!」
マミ「このおしっこお布団を、他の人のとすり替えればいいのよ!」
マミ「巴マミ、なんて素晴らしいアイデアなのかしら!」
マミ「そうね、その相手は…」
杏子「マミー、おまえのおっぱいはスライム肉まんだー」
マミ「うふふ、佐倉さん、あなたに決めたわ♪」
マミ「ごめんなさい佐倉さん、師匠のおねしょは弟子のものになるのが、この魔法少女界のしきたりなの…」
マミ「それに、あなたがおねしょしたってことになったら…」
妄想シーン
杏子「くすん…おねしょしちゃったぜ…」
まどか「やーいやーい、おねしょ杏子ちゃーん」
ほむら「杏子がおねしょ、お似合いだわ」
さやか「あはははは、くせーっ! 杏子のしょんべんごっつくせーっ!」
杏子「うううう、泣きたいぜ…」
マミ「やめてー、みんな! 佐倉さんを笑いものにしないで!」
まどか「私の憧れの先輩、マミさん!」
ほむら「黄金の美少女巴マミ!」
さやか「世界で一番お美しい魔法少女マミさん!」
マミ「みんな思い出して、自分がおねしょをしたときの事を!」
マミ「おねしょなんて、誰だってしていたものじゃない!」
マミ「佐倉さんは、みんなとお泊まりすることで童心に返っちゃって、それでうっかりしちゃったのよ!」
杏子「マミ…」
マミ「佐倉さん、私は笑ったりしない。あなたがおねしょした恥ずかしさを、自分のことのように分かるわ」
杏子「マミは優しいよな…」
マミ「ふふ、私はいつだって優しいわ。なにも怖がることはないの」
杏子「ごめん。あんたの家の布団、私が汚しちゃった…」
マミ「心配しないで。わたしは全然気にしてない。それに、弟子がした不始末は、師匠が取らなくちゃね」
杏子「マミ…アタシ…アタシ…」
マミ「泣きべそかかないの。ほらシャワー浴びてきなさい。いま、代えの服を持ってくるわ」
杏子「あんたをお姉さまって呼びたいぜ」
マミ「ふふっ、いつでも呼んでいいのよ」
杏子「マミお姉さまーっ!」ダキッ
マミ「佐倉さんっ!」ダキッ
まどか「マミさん、私が間違っていました!」
ほむら「杏子、ごめんなさい!」
さやか「かわいそうな杏子をバカにして、私ってほんとバカっ!」
杏子「みんな、いいんだ。おねしょした私が悪いんだ。これからはもう、おねしょしないぜ!」
マミ「そうね、おねしょしないために特訓するわよ!」
杏子「おう!」
まどか「ああ、なんて素晴らしい師弟愛! マミさんはほんと女神だよ」
ほむら「はぁ、私もマミのことをお姉さまと呼びたいわ」
さやか「マミさんの素晴らしさに、私は感動のあまり涙が止まらない…」
マミ「佐倉さんだけじゃない! 私は、みんなのお姉さまになるわ!」
マミ「さあ、私の可愛い妹たちっ! 朝日に向かって走るわよ!」
まどか&ほむら&さやか&杏子「はい、お姉さまっ!」
………
……
…
妄想シーンおわり
マミ「エクセレント!」
マミ「素晴らしい、素晴らしいわ。おねしょから始まるお姉さまがあるっ!」
マミ「ああ、なんて素敵クリスマス。サンタさん、おねしょのプレゼントありがとう!」
杏子「かー、マミのふともも、七面ちょーのようだぜ」
マミ「うふふ、佐倉さん楽しみにしていて、あなたのために濡れ衣を着せてあげるわ!」
マミ「さあ、佐倉さんをまずは移動させて…」ゴソゴソ
杏子「むにゃにゃ、なんだー、チョコレートの山が崩れたぞー」
マミ「私の布団と、佐倉さんの布団を取り替えて…」ゴソゴソ
杏子「さむいぜ、こたつにみかん…むにゃ」
マミ「私のおしっこまみれの布団の中に入れる」ポイッ
杏子「おー、シャンパンのみほうだいだー、むにゃ」
マミ「掛け布団をかぶせて、これで完璧!」
杏子「くか~、あたしはあんこじゃねー、そばめしだー」
マミ「寝言は多いけど、ぜんぜん起きない佐倉さんは可愛いわ」チュッ
マミ「後は、私のズボンと下着を取り替えるだけね。ふふっ、シャワーを浴びてきましょ」
マミ「ジングルベール、ジングルベール、お姉さま~♪」スタスタ
………
……
…
杏子「ん? なんか下半身が冷たいぞ…?」
杏子「なんだこれ? びしょびしょじゃん…」
そ~
杏子「ゲっ! ションベン!」
杏子「うわぁ、やっちまったかよ。畜生、ここ最近は寝ションベン無かったんで大丈夫と思ってたのに」
杏子「よりにもよって、マミの家だぜ…どうすんだよ…」
杏子「はぁ、ごちそうたらふく食う夢みてたからおかしいと思ったんだ」
杏子「シャンパンを腹ふくれるまで飲んでた時に気付くべきだったわ」
杏子「えっと、誰も起きてないよな?」キョロキョロ
まどか「くー、くー」
ほむら「マドカー、マドカー」
さやか「うおぉぉぉー、おまえもかー、ブルースブラジャ~」
杏子「寝てるな…つーか、さやかはひっでー寝言だな…」
杏子「あれ、マミがいない? どこだ?」
マミ「ふんふーん♪ さっぱりさっぱり、ジングルベール」スタスタ
杏子「やべっ、こっち来る」ガバッ
杏子「くーくーくーくー」
マミ「あら?」
杏子(来るな、来るな、来るなよ、来るな!)
マミ「ふふっ、佐倉さんはぐっすりのようね」
杏子(くるんじゃねーっ! 寝ションベンがバレるだろうがーっ!)
マミ「あなたが来てくれてほんと良かったわ」
杏子(なんで近寄ってくるんだよーっ!)
マミ「佐倉さん、楽しいクリスマスをありがとう」
杏子(いいにおいがする。シャワー浴びてたのか…?)
マミ「おやすみなさい、私のかわいい妹」チュッ
杏子(キスすんなーーーーーーーーーーっ)
杏子(おまえ、いつもこっそりしてたのか! ってか、妹ってなんだーっ!)
………
……
…
マミ「スヤスヤ」
杏子「ね、ねむったか?」
マミ「スヤスヤ」
杏子「お、おーい、マミー?」
マミ「スヤスヤ」
杏子「眠ったな、はぁ…どうすんだよ、このおねしょ…」
杏子「あー、くっせ、超くせぇ、アタシのションベンって強烈なにおいしてんだな」
杏子「はぁ、どう処理するか。飲んで証拠隠滅はできねえし」
杏子「アタシがおねしょしたって、マミたちにバレたとしたら…」
妄想シーン
まどか「杏子ちゃん、おねしょしちゃったんだ。小さい子みたいで可愛いと思うよ?」
さやか「あー、うん、なんというかがんばれ。生きていれば、きっといいことがあるよ」
ほむら「うわ、ほむらがこのとき何ていうかぜんぜん想像つかねぇ、つか、こいつ何考えてるかわかんねぇんだよな」
マミ「佐倉さん、あなたはおねしょをしてしまうほど、辛い思いをしてきたのね」
マミ「でも、大丈夫。これからは私がついているわ。佐倉さんを、おねしょしないよい子に育ててみせるわ!」
マミ「さあ、夕陽に向かって走るわよ! 私って、ひとりぼっちじゃなーい!」
………
……
…
妄想シーンおわり
杏子「嫌だ! 嫌だ! 嫌だ! 特にマミに弱みを握られるのは最悪だ!」
杏子「どうするか? そんなの決まっている。捨てちまえばいいんだ」
杏子「しかし、どうやって? 布団を取り替えるつったって、んな深夜に布団屋はやってねぇぜ。同じ柄があるとは限らないし」
杏子「いいアイデアはないものか。はぁ、アタシって考えるのすっげー苦手だからな…」
さやか「さやかちゃんですよー」ガバッ
杏子「うっひゃー! いきなり飛び起きるな!」
さやか「………」ジー
杏子「な、なんだよ?」
さやか「そこの中沢45号!」ビシッ
杏子「へ?」
さやか「それはさやかちゃんのおいなりさんだ、食べていいのは亀仙人のブリーフだけだ!」
バタン
さやか「く~」
杏子「なんだぁ、寝ぼけてんのか? 寝相最悪じゃないか…」
杏子「…ん?」
杏子「そうだっ!」
杏子「そうだよ、さやかの布団とアタシの布団を取り替えればいいんだ」
杏子「くっくっく、寝ションベンはさやかの方がお似合いだぜ」
杏子「さやかが、立ち上がった時こそチャンス!」
さやか「うおおおおお、さやかちゃんはー、へソからミカンーっ」
杏子「しっかし、どんな夢みてんだこいつ?」
さやか「杏子ぉ」
杏子「あん?」
さやか「いくらはらぺこだからって、雄三のカツラを食べちゃだめだー」
杏子「雄三って誰だよ? いや、寝言につっこむもんじゃねぇな」
さやか「うごうごるーーーがーー、むにゃむにゃ」ムズムズ
杏子「お、立ち上がりそうな気配を見せたぞ…」
さやか「さやかちゃんおっぱいマウスパットは2月13日に発売なのだー」ガバッ!
杏子「今だっ!」
杏子「布団と布団を取り替える!」ササッ
杏子「さやかのズボンとパンツを同時に脱がす!」ササッ
杏子「そしてアタシは、さやかのパンツとズボンをはくっ!」ササッ
杏子「その間3秒! パーフェクト!」
さやか「恭介よ、おっぱいマウスパットを買うがよいー」
バタン
杏子「よし、さやかがうつぶせに倒れたぞ」
杏子「って、ケツ突き上げてるじゃねぇか。叩いて手形を付けたくなる、いいケツしてんな…」
杏子「アタシのションベンまみれのパンツをはかそうと思ったが、そんな時間はなかったぜ」
杏子「これは外に放り投げよう」ガラガラポイッ
さやか「うおおおおお、余はおっぱいじゃー、ぬかみそをだせぃ」
杏子「やれやれ、温かい布団になったことだし、二度寝だ」
杏子「すーすー」
………
……
…
さやか「さやかちゃんのとうじょーじょじょ……じょ?」ガバッ
さやか「あれ? 下半身スースーする?」
さやか「わわわっ、私はいてない! 丸出しじゃん!」
さやか「きゃー、さやかちゃんの露出狂っ! いやーん、さやっちんぐー」
さやか「ってあれ、布団がびしょびしょ?」
さやか「うわわわっ! これっておしっこ? マジっ!」
さやか「わ、私の? 私がおねしょを…?」
さやか「う、嘘でしょ…」
さやか「まさか、布団をトイレと間違えて、ジョロジョロしちゃったとかじゃないよね?」
さやか「あー、ありそう。私のことだからやりかねない。以前も、寝ぼけて冷蔵庫の中にしたことあるし」
さやか「はぁ…取り替えなきゃなぁ…」
さやか「ん? あれ? ここ、私の部屋じゃない…?」
さやか「ここはどこかいな?」
さやか「………」
さやか「思い出した。マミさんの家だ、泊まりでクリスマスパーティーをしたんだ」
さやか「あちゃー、よりにもよって、マミさんの家でおねしょですか! わたしってなんてバカ!」
さやか「んん…(口をふさぐ)」
まどか「すーすー」
ほむら「マドカマドカーマドカー」
マミ「すやすや」
杏子「くぅー、かぁー」
さやか「寝てるよね? やばやば、大声だしちゃ、起きちゃうじゃん」
さやか「さすがに、おねしょしたのは、みんなにバレたくない」
さやか「はぁ、たとえばまどかがおねしょしたとしたらさ…」
妄想シーン
まどか「さやかちゃん、おねしょしちゃった…」
さやか「あはははははははっ、まどかったらどんだけ子供なんだよ、かわいいねぇ、あはははははっ!」
………
……
…
妄想おわり
さやか「爆笑するもんねぇ…」
さやか「それが自分の立場で考えてみたら最悪…って、私の性格が最悪なんじゃん…」
さやか「そして、さらに最悪なことに、どうごまかそうかと考えている…」
さやか「なにかいい手はないかな…?」
ほむら「マドカマドカー」
さやか「………」
さやか「にやり」
さやか「ほむらちゃーん、まどかですよー」(耳元で)
ほむら「マドカー」
さやか「ほむらちゃーん」
ほむら「マドカー」
さやか「ほむらちゃん、大好き♪」
ほむら「マドカーマドカー」
さやか「ほむらちゃーん、愛してるー」
ほむら「マドカーマドカーマドカー」
さやか「ふひひ、ニヤニヤっと不気味な笑いを浮かべているぜ」
さやか「ほむらちゃん、ふたりきりだね」
ほむら「マドカーマドカー」
さやか「誰もいないよ。だとしたら、することは一つしかないよね?」
ほむら「マドカーッ」コクコク
さやか「私から脱ぐのは恥ずかしいから、ほむらちゃんから脱いで♪」
ほむら「マドカマドカーッ」サササッ
さやか「(本当に脱いだ! 全裸だ! 真っ平らだ! ムカツクぐらい白い肌してる! くそっ、胸以外は羨ましい!)」
さやか「ティヒヒ、ほむらちゃんの手で、私の服を脱がしてほしいな」
ほむら「マドカマドカーっ!」
さやか「私ね、もう我慢できなくなっちゃった」
ほむら「マドカマドカマドカーーーーっ!」
さやか「さあ、ほむらちゃん、ルパンダイブで私を犯しにきて…」
ほむら「マドカーーーーっ!」ピョーン
さやか「おっと、あぶねっ」ヒョイ
ほむら「マドカー」
さやか「転校生は、私のおねしょ布団へと入っていきました、と」
ほむら「マドカマドカー」
さやか「…こんなにあっけないと、怖いもんがあるな」
さやか「さてと着替えましょうかね」
さやか「転校生のズボンとパンツだけど、替えの下着はないし、我慢しよう」ゴソゴソ
さやか「あそこ丸見えで寝るのは嫌だもんね」ゴソゴソ
さやか「これでよし!」
さやか「うう、妙に生暖かい。転校生と下の唇で間接キッスじゃん」
さやか「でも、おしっこまみれのパンツよりかはマシ…だよなあ」
さやか「さーて、寝よ寝よ。転校生の布団でおやすみなさい」
さやか「ぐーぐー」
………
……
…
ほむら「マドカー」
ほむら「はぁはぁ…マドカマドカ…」
ほむら「あら?」パチッ
ほむら「ここはマミの家?」
ほむら「まどかと愛し合っていたはずなのに、夢だったとは残念ね」
ほむら「それに私は、なぜ全裸になっているのかしら?」
ほむら「服はどこよ、もう…」キョロキョロ
ほむら「見つからないわ」
ほむら「まあ、真っ裸で寝るのも悪くないわね。健康的よ」
ほむら「さてと二度寝…」
ほむら「………」
ほむら「下が濡れてるわ」
ほむら「まさか…」
そ~
ほむら「やっちゃったわね」
ほむら「まどかと混じり合った愛液と思いきや、私のおしっこであったとは不覚」
ほむら「まったくなんてこと。とんだクリスマスプレゼントだわ」
ほむら「美樹さやかにバレたなら『あはははは転校生、おねしょしてやんの』と爆笑されるわ」
ほむら「巴マミなんか、『あら暁美さんおねしょしちゃったのね、ふふ、気にすることないわよ』」
ほむら「って、お姉さんぶりそうでそれはそれで嫌だわ」
ほむら「杏子は、おねしょの地図をながめながら、無言でスティックチーズを食べていそうね」
ほむら「まどかなら『ほむらちゃんよしよし』と、慰めてくれそうだけど、それはそれで恥ずかしいし…」
ほむら「どうにかして、何事もなかったように始末しなくては…」
ほむら「…あら?」
ほむら「このおしっこ。とてもいいにおいがするわ」クンクン
ほむら「くさいのに、ずっと嗅いでいたいような、非常に性的に興奮するにおい」
ほむら「それに、キラキラと黄金色に輝いていて、宝石のように美しく見える」
ほむら「こんな素敵なおしっこを見るのは初めてだわ」
ほむら「ごくり」
ほむら「…舐めてみましょ」
ぺろっ
ほむら「こ、これはっ!」
ほむら「まどかのおしっこ!?」
マミ&杏子&さやか(なんだってーーーーーーーーーーっ!)
まどか(ほむらちゃん、なんで分かっちゃうわけーーーーーーーっ!)
マミ(鹿目さん…あなたは自分のおねしょを、私のおねしょにしようと企んだのね)
杏子(あれはアタシじゃなくて、まどかのだったのかよ!)
さやか(まどかが私にそんな悪いことするなんて、さやかちゃんはビックリだよ!)
まどか(あわ、あわあわ、あわわわわわ)
ほむら「素晴らしい、素晴らしいわ、なんて素晴らしいクリスマスプレゼント! サンタクロースは実在したのね!」
ほむら「できれば、出したての生暖かいまどかのおしっこが欲しかったわ」
ほむら「一度おねしょしたら、二度も同じこと。睡眠中のまどかの尿道を刺激して、チョロチョロさせちゃおうかしら?」
まどか(ひゃーーーーーーっ! ひゃーひゃーひゃーっ!)
ほむら「さすがに、そんなことはできないわね。まどかが起きたら、私の人生が終わっちゃうもの」
まどか(ほっ…)
ほむら「贅沢は言ってられないわ。ここにまどかのおねしょがあるのだから」
ほむら「まどか。あなたは自分がおねしょをしたのが恥ずかしくて、私に罪を着せたのね」
ほむら「ほんとまどかは、い・け・な・い・子♪」
まどか(あうあう、ど、どうしよう…)
ほむら「ふふっ、安心しなさい」
ほむら「私は、このおねしょを私のおねしょだとみんなに伝えて恥を被るわ」
ほむら「あなたのおねしょはそれだけの価値があるのよ、メリークリスマス!」
ほむら「さーて、存分に、まどかのおねしょを堪能しましょ」ペロペロクンカクンカゴロゴロニャーン
マミ(変態! 変態!)
杏子(すげぇぜほむら、ある意味勇者だ…)
さやか(いやもう、さやかちゃんはなにも言えなくなりましたよ…)
まどか(ほむらちゃーん、私のおねしょでなにやってんのーっ///)
朝
ほむら(全裸土下座)「おねしょをしてしまい、申し訳ありません」
マミ「い、いいのよ暁美さん、おねしょぐらい、そんなの気にしてないわ」
杏子「そ、そうだよ、おねしょなんて誰でもするものだし」
さやか「あっはっは、転校生は自分のおねしょを正直に告白するとてもいい子だなあ!」
まどか「う~、うん、うんうん!」
ほむら「…?」
ほむらをのぞいた四人は、非常に気まずい思いをしたという
おしまい!
酷い話を読んでくださってありがとうございますー
書き溜めしてるのが無駄にバカ長くなっているので
ちょっとした話を勢いで書いてみました
一発ネタなので
オチがバレるんじゃないかと冷や冷やしながら書き込んでましたw
ではではよいクリスマスを!
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません