エンド・オブ・ライフ /the 4rd birthday(22)

2011年 サウうス・セントラル -車道- 

8月14日 午前4時55分


ブォォォォーブォォォォ~ン 


碇シンジ「一応、確認しておくんだが」

「ああ……」

シンジ「俺達がこれから向かう所はシナロアのテリトリーだ。生半端な心構えとコルトパイソンだけじゃ直ぐに返り討ちにあう……ここまでいいな?」

「判ってるさ、それに今回ばかりはパイソンだけしか持ってきた訳じゃない」

ジャカッ! 


シンジ「イサカM37・ステークアウト………いいセンスだ」

「これで奴らを殲滅できる」

シンジ「なぁ………もうそろそろ着くんだがもし……」

「どちらかが死んだら形見をレインに渡すだろう?心配するな」 

シンジ「そっちも安心しろ。死んだらパイソンをあの子に渡す」

「こっちは、44マグナム……」

キィィイイッ

富江「アロ~ハ~」 

シンジ「アロ~ハ~……伏せろ!?」

富江「グッドバイ」


ドドドン!!ババババババッ!


この時、パイソンを抜かずに伏せていれば死なずに済んだかも知れない………今更言っても遅いが。

強化7.62mm弾が俺の身体を切り裂き蜂の巣にした。

富江「(@^^)/~~~」


ヤツは満面の笑みで俺を見つめながら車を走らせてどこかに消えて行った。

シンジ「リョウォォッ!!しっかりしろ!」

リョウ「悪いな……ゴプッ」
 
シンジ「友よ!死ぬな!!今すぐに救援を……」


リョウ「あの子に……レインにこれを……」つコルトパイソン4インチ

シンジ「クソッタレ!!」

リョウ「頼んだぞ……」


珍しくシンジが眼を真っ赤にしながらヤツが消えた方向とは逆に向かって行った。

こうして俺は2回目の死を迎え、第3回目の人生を始める権利を得た。

今回はサムライやらエイリアンやらが、いる所で3回目の人生を始める事にした。  


何故そんな所に向かうかは取りあえず理由は物語が始まってから言うとしよう。

かぶき町 大江戸病院-204号個室-  

志村 妙『しんちゃん、お花ここに置いとくわね』

志村 新八「姉上……?」

銀時「ぱっつぁん~テメーを襲撃したヤローは必ず捕まえってやるから待ってろよ」

新八「銀さん……」

神楽「新八、バナナ腐りかけてアルからもらうネ」

新八「何だ……これは」


確か、道を歩いていたら狙撃されて……それから……

一体どれくらい月日がたったんだ?

新八「イタタタ……え~誰かー!!いませんかー!」

「入院している者ですがー!!」


おかしい……何も反応がない。

おまけに何で……

新八「なんで、バリケードがこんな所に」

いたずらか?いやこんな面倒なこと彼等はしないはず。

積み上げられたバリケードの上に10枚束の新聞とその上に見慣れられない物が2つ置かれていた。

それはここにあるべきではない品物だった。


新八「何故……コルトパイソンがここにあるんだ?」

まさか………レインが来たのか。 
だとしたらマズい。

だがまずは
 

新八「微妙に取りづらいなアレ」

新聞とパイソンに双頭刀を入手した。

ターミナル付近で謎の大量の死体!!
  
かぶき町で猛威を振るう感染症!!

新八「感染症?」


雲行きが怪しくなってきた。

それぞれ新聞は別々の会社だったが書いている事は殆ど同じだった。
   

新八「状況は最悪で、銀さん達がどこにいるのかさえ分からないとなると……うん?」

柄と鞘の間に何か挟まっていた。 

メモ入手。

2F 廊下

ガシャーン!!ゴロゴロダン!
 

新八「ああ……クソ」

タックルよりも蹴破るべきだった。

傷口が少し開いたなまあ、それよりも立ち上がらないと……ネチョッ


新八「ん?」

「何だ、これは?」ネバネバ

何か緑色の液状の玩具に似ているなコレ。


新八「……」ペロッ


これはーーー不味い。

姉上の卵焼きの方が1倍だけマシだ。

新八「ペッ!」

よく見たら壁や扉付近に黒い体液みたいなのがこびりついているな。

新八「これが例の………あっ!」


あれは婦長さん?なんだ、人間がいる……

婦長?「あああ……ッルルルル」

 
アレ?何か身体から黒い液体がーーー


婦長?「アアア“アガアアアアアー!!」ガシャーン!

新八「ふ、婦長?」


荒ぶるバッファロー……まさしく婦長に今の言葉がぴったりだった。

婦長?「ウガアアアアアア!!」

新八「婦長……
今のアナタはまるでただの肉の塊のようだ…… 」

「昔のあなたは皆に慕われていたかもしれない有能な人だったでしょう、多分」

「その体にはもはや心は宿ってない…つらいでしょう婦長ーー
今…楽にしてあげますよ俺の手で………」


俺は静かにコルトパイソンを取り出し、銃口を突進して来る婦長の顔に向けた。


新八「さらばだーーー婦長」

カチッカチッドガッ!!

婦長の顔から粉々になった脳味噌の破片が床に零れ落ちた。

「ウガアアアアアア!!」

新八「おおっこれは……大量だ」


銃声がデカ過ぎた。

元人間の大群を呼び寄せてしまった。

サプレッサーを装着…………持ってないな。


元人間「ガア”ア”ア”ア”ア”」

新八「弾、足り……ないな。逃げるが勝ち!!」タッタッタッタッタッタッ

弾は50発しか入ってない……少な過ぎる。

しかも元人間の数が多い。

もう、走るしかなかった。    
 
新八「うぉおおおおお!!」

元人人間「ア”ア”ア”ア”ア”ア”」

奇声をあげながら俺を仲間にするため迫り来るバケモノ共から逃れる為に窓ガラスを突き破り二階から………落ちた。

バリーン!ビタァン!!

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