※エレンはこの時いる設定にします
~食堂~
ジャン(…どうしてマルコは死んだんだ…)
ジャン(…なあ、マルコ…。お前はどうして死んじまったんだよ?)
ジャン(……マルコ)
コニー「…なぁ、ジャンのやつなんか元気ないよな?」
コニー「やっぱりマルコが死んだことが原因なのかな…」
アルミン「…ジャンとマルコは仲がよかったからね」
アルミン「ジャン…調査兵団にはいるって…」
エレン「…」ガタッ
アルミン「…どうしたんだい?エレン」
エレン「…ちょっとな」
ジャン「…ハァ」
エレン「…ジャン」
ジャン「あぁ?何だよ死に急ぎ野郎」
エレン「お前…調査兵団に入団するらしいな」
ジャン「…何だよ。別にいいだろ?」
エレン「…それは…マルコが死んだからか?」
ジャン「…ッ!マ、マルコは関係ねぇよ!」
ジャン「……ただ、き気が変わっただけだ…」
エレン「…ジャン」
ジャン「な、何だよ…」
エレン「話があるんだ。後で外に来てくれ」
ジャン「な、何でだよ。……チッ…わかったよ」
支援
エレン「…」ガタッ
アルミン「…エレン。何を話してたんだい?」
エレン「ああ、ちょっと…な」
ライナー「…ジャンのやつ、相当ショックだったんだろうな」
ライナー「…食事が全く減っていない」
アルミン「…珍しくサシャも食事が進んでないみたいだ」
コニー「…マルコはサシャとも仲がよかったからな」
エレン「…俺は先に戻ってるよ」
アルミン「…わかった。僕らも後で戻るよ」
エレン「…あぁ」
バタン
ジャン(…エレンのやつ…俺に何の話があるってんだ…?)
ジャン(…まぁ考えていてもわからないな…)
ジャン「…」ガタッ
バタン
アルミン(……ジャン)
~外~
ジャン「……」
エレン「…来たか」
ジャン「…で、何だよ話って」
エレン「…マルコのことだ」
ジャン「……何だよ?」
エレン「…マルコは殺されたんだよ」
ジャン「…巨人にだろ?」
エレン「…いや、違うな」
エレン「マルコは“人間”に殺されたんだよ」
ジャン「……ッ!な、何…だと…?」
エレン「俺は犯人を知っている」
ジャン「だ、誰なんだよ!マルコを殺したやつは!」
エレン「…いいのか?この世には知らない方がいいこともある」
ジャン「……覚悟は…できてる。教えてくれ」
エレン「…わかった。一度しか言わねぇからよく聞いとけよ」
ジャン「…わ、わかった」
エレン「…それは、………だ」
ジャン「……!」
ジャン「…今…なんっった…?」
エレン「…一度しか言わねぇっつっただろ?」
ジャン「う、嘘…だろ…?まさか…そいつがマルコを殺すなんて思えねぇ」
エレン「本当だ。俺はその時見たんだ…」
エレン「そいつがマルコを殺すところをな…」
ジャン「…そ、そんな…」
ミスったー!
訂正
ジャン「…今…なんつった…?」
エレン「…一度しか言わねぇっつっただろ?」
ジャン「う、嘘…だろ…?まさか…そいつがマルコを殺すなんて思えねぇ」
エレン「本当だ。俺はその時見たんだ…」
エレン「そいつがマルコを殺すところをな…」
ジャン「…そ、そんな…」
犯人はヤス
エレン「俺の話はこれだけだ」
ジャン(…そんな…まさか…)
ジャン(あいつが…マルコを殺すワケが…)
ジャン「ま、待てよ」
ジャン「…その話は、事実なのか…?」
エレン「…何度も言わせるな…。全て事実だよ」
バタン
ジャン(…本当なのか…?いや、信じらんねぇ…)
ジャン(あいつが…仲間を殺すなんて…!)
ライナー?ミカサ?
~翌朝~
ジャン「……」パチッ
ジャン(…朝か)
ジャン(クソッ!死に急ぎ野郎のせいでろくに寝られなかった!)
ジャン(変なこと言いやがって…犯人があいつなわけ…)
ジャン(…これ以上考えてもしかたがない…)
ジャン(食堂へ行こう)
~食堂~
ミカサ「おはようエレンとアルミン」
エレン「ああ、おはよう」
アルミン「おはようミカサ」
ジャン「……」
ジャン「…っけ!呑気なもんだぜ全く…」
ジャン「マルコもそう思うだろ?」
ジャン(……そうだ…マルコはもう居ないんだったな)
ジャン(……マルコ)グスッ
エレン「……」ジーッ
~訓練~
キース「今日の訓練は立体起動だ!」
キース「各班配置に移れ!」
一同「「ハッ!」」
ジャン「……」
ジャン(俺と同じ班にマルコがいない)
ジャン(代わりに違うやつがいる)
ジャン(……本当に死んじまったんだな…マルコ)
ジャン「うおおお!」ザシュッ
ジャン「クソッ!(…昨日あいつの話を聞いてから訓練に集中できねぇ)」
ジャン(どうしてあいつはあんな事を言ったんだ…)
ジャン(どうして簡単に犯人を言えたんだ…?)
トーマス「ジャン!危ない!前!」
ジャン「…えっ?」
ジャン「う、うわぁぁぁっ!」
ドカアッ
トーマス「だ、大丈夫かジャン!ジャン!」
アルミン「どうしたんだい?トーマス」
トーマス「アルミン!大変だ!ジャンが木にぶつかって落ちたんだ!」
アルミン「な、なんだって!?早く医務室に連れていかないと!」
アルミン「みんな!ジャンを運ぶのを手伝ってくれ!」
トロスト区防衛戦の後っぽいのに訓練兵団で生活してるしトーマスもいるしどうなってるんだ
~医務室~
ジャン「……ハッ!」
ジャン「…ここは?」
エレン「…医務室だ」
ジャン「!エ、エレン!」
エレン「アルミン達に感謝するんだな。気絶したお前を運んだんだからな」
ジャン「…そ、そうか」
>>20
気にしないで~
ジャンとマルコがメインだから
そういうのは全部無視してる
期待
ジャン「…いつからいたんだ?」
エレン「…さあな」
ジャン「…なんだよ」
エレン「それじゃあ俺はもう戻る」
エレン「調子がよくなったらお前も戻ってくるんだな」
バタン
ジャン「…なんだよあいつ…」
ジャン「……戻るか」
~食堂~
エレン「?なんだ…もう戻ってきたのか」
ジャン「…別にいいだろ」
ミカサ「…エレン、そんな言い方はよくない」
アルミン「そうだよエレン」
ジャン(ミ、ミカサ…!)
エレン「あぁ、悪かったな」
ジャン「いや、いいよ」
ジャン「……そうだ」
ジャン「ミカサ」
ミカサ「何?」
ジャン「…ちょっと話があるんだが…ちょっといいか?」
ミカサ「?別にいいけど」
ジャン「じゃあ外に来てくれ」
ミカサ「……わかった」
バタン
エレン「……」
~外~
ミカサ「……で、話って何?」
ジャン「…マルコのことなんだが」
ジャン「何か知らないか?」
ミカサ「……どういう意味?」
ジャン「…いや、マルコを殺したやつが104期の中にいると思ってな」
ジャン「…ちょっと聞いてみただけなんだ」
ミカサ「そう…でも私は知らない」
ジャン「そ、そうか…悪かったな」
ミカサ「……」クルッ
バタン
ジャン「……ハァ」
ジャン(…本当にミカサがマルコを殺したのか?)
ジャン「……」
ジャン「……戻るか」
バタン
エレン「……」ギロリ
~食堂~
エレン「…」スッ
アルミン「?エレン?」
エレン「あぁ、ちょっとトイレに」
アルミン「…そう」
バタン
アルミン(……最近エレンの様子がおかしい)
コニー「なぁ、アルミン。最近エレンの様子おかしくないか?」
アルミン「そ、そうかな(…コニーも気づいているようだ)」
アルミン(エレン…何か隠し事をしているんだろうか……)
アルミン(悩みがあるならどうして親友の僕に話してくれないんだ…)
アルミン「……ハァ」
ガチャ
ミカサ「…アルミン」
アルミン「あ、ミカサ。何の話をしていたんだい?」
ミカサ「…別に」
ガチャ
ジャン「……」
アルミン「あ、ジャン……」
ジャン「……アルミン」
ジャン「…何だ?」
アルミン「いや、別に」
ジャン「…そうか」
ジャン「俺はもう寮に戻るわ」
アルミン「うん、わかった」
バタン
アルミン「……」
ガチャ
アルミン「あ、エレン」
エレン「おう」
アルミン「遅かったね」
エレン「あぁ……ちょっとな」
アルミン「そう…」
アルミン「……エレン!」
エレン「な、何だよ急に」
アルミン「何か隠してることがあるんじゃない?」
アルミン「僕らは親友だろ?悩み事があるなら話してくれよ!」
エレン「……別に何もねぇよ」
アルミン「で、でも!」
エレン「しつこいぞ!」
エレン「何もないって言ってるだろ!」
ミカサ「エ、エレン!」
ナンダナンダ?
ケンカカ?
ドウシタンダ?
エレン「……チッ」
エレン「……悪かったなアルミン。ついカッとなっちまった…」
アルミン「い、いや……こっちこそ悪かったよ」
エレン「……俺はもう寮に戻るよ」
アルミン「うん」
バタン
アルミン「……ミカサ」
ミカサ「何?アルミン」
アルミン「エレンが最近何か隠し事をしているようなんだけど…」
アルミン「ミカサは何か知らない?」
ミカサ「ごめん…私にはわからない」
アルミン「そう…ごめんねミカサ」
アルミン「変なこと聞いちゃって」
ミカサ「いや、大丈夫」
~男子寮~
ジャン「…ハァ」
ジャン(俺は一体何をしているんだ)
ジャン(ミカサを疑うなんて…)
ジャン(…きっと疲れてるんだ…きっとそうだ)
ガチャ
ジャン「!」ビクッ
ジャン「なんだ…エレンか」
エレン「おい、ジャン」
ジャン「な、何だよ」
エレン「お前、ミカサに聞いたのか?」
ジャン「あ、ああ…だがミカサは知らないってな」
エレン「…余計なことしやがって」
ジャン「な、何だよ…!」
エレン「何でそんなこと聞いたんだ!」
エレン「お前殺されるかもしれないんだぞ!」
ジャン「エ、エレン…」
ジャン「どうして…そんなに俺のことを……?」
エレン「どうしてって…」
エレン「仲間だからに決まってるだろ!」
ジャン「……!」
ジャン「だ、だが俺はいつもお前のことを馬鹿にしてたんだぞ!?」
エレン「そんなの関係ねぇ!お前は俺達の仲間だろうが!」
ジャン「……エ、エレン」
ジャン「……わかったよ。もうミカサとは関わらない」
エレン「…わかってくれたのか、ジャン」
ジャン「まぁな。そこまで言われちゃしょうがないしな」
エレン「今日はもう遅いから寝るんだ」
エレン「…何か疲れてるみたいだしな」
ジャン「…あぁ、わかったよ」
エレン「じゃあおやすみな、ジャン」
ジャン「ああ、おやすみ」
期待
エレン(ったく)
エレン(…今日は疲れたな)
エレン(俺ももう寝るか)
エレン(だがあいつはどうしてあんな真似をしたんだ…)
エレン(…まぁいい。考える必要はないか…)
_________________
『どうしたんだい急に…?話なんて』
『あぁ、ちょっとな』
『…どうしてお前は訓練兵になったんだ?』
『…それは最初の通過儀礼のときにも言ったけど』
『王の元で仕事をしたいからだよ』
ん?
『でもどうしたんだい急に?今話してるとこを見つかったら怒られちゃうよ?』
『大丈夫だよ』
『そうかな?…君は調査兵団に入団したいんだっけ?』
『あぁ…巨人を絶滅させて壁の外の世界を冒険したいんだ』
『そうなんだ。じゃあお互い自分の夢を目指して頑張ろうよ!』
『……それは無理だな』
『?どうしてだい?』
『お前の夢は叶うことはない』
『そ、そんなことないよ!僕は上位10名の中に入ったんだし、憲兵団に入れるんだ』
『……無理だよ』
『ど、どうして…?』
『それは…』
『お前がここで死ぬからだよ……』ザシュッ
キリがいいので今日は終了します
SSは自由!原作と道筋を同じにする必要はないので色々オリジナル仕様にします
乙
エレン、お前何を......
~朝~
ジャン「…」パチッ
ジャン(…朝か)
ジャン「……ハァ」
ジャン(…何だったんだ…?あの夢は…?)
ジャン「……まさかな」
~食堂~
アルミン「ミカサおはよう」
エレン「おっす」
ジャン「……」チラッ
ジャン「……」
ジャン「…ハァ(最近俺…溜め息ばっかりだな)」
エレン「……」
アルミン「どうしたんだい?エレン」
エレン「……」
アルミン「……エレン?」
エレン「……!あ、悪い何んだ?」
アルミン「……どうかしたの?」
エレン「い、いや別に」
アルミン「……そう」
エレン「……」ジー
アルミン「……(一体どうしたんだい?エレン)」
~訓練~
キース「今日の訓練は対人格闘だ!」
キース「各自相手を見つけて始めろ!」
一同「「ハッ!」」
ジャン「……」
ジャン(…あの夢を見てからあいつのことが気になってしょうがない)
ジャン「……アルミン…俺と組まねぇか?」
アルミン「うん、いいけど珍しいね。僕と組むなんて」
ジャン「…たまにはいいじゃねぇか」
アルミン「……そうだね」
ジャン「……」スッバシッ
アルミン「はっ…ほっ!」サッビシッ
ジャン「う…うわぁぁ!」ドサァ
アルミン「だ、大丈夫かい?」スッ
ジャン「あ、あぁ悪い」スッ
アルミン「どうしたんだい?いつものジャンじゃないよ?」
ジャン「…わ、悪いな(……聞いてみるか)」
ジャン「な、なぁアルミン」
アルミン「…なんだい?」
ジャン「…マルコを殺したやつは知ってるか?」
アルミン「…巨人に殺されたんじゃあないの?」
ジャン「……アルミン…お前じゃないのか」
アルミン「…僕を疑っているのかい?」
アルミン「僕がマルコを殺すわけがないじゃないか」
ジャン「……夢をみたんだ」
ジャン「お前がマルコを殺した夢を」
アルミン「……ただの夢じゃあないか」
アルミン「それが現実だとは限らないよ」
ジャン「……そうか、そうだよな」
ジャン「……悪かったな」
アルミン「……どこに行くんだい?」
ジャン「訓練はもう終わりだ」
アルミン「どうしてだい?まだ時間があるじゃないか」
ジャン「どうせあと少しだ…もういい」
スタスタスタ
アルミン「……」
アルミン(……どうしたんだいジャン)
アルミン(君らしくないじゃないか)
アルミン(……仲間を疑うなんて)
アルミン(……ジャン)
ん?
~食堂~
ジャン「……」
ジャン(……アルミンにとんでもない事言っちまったな)
ジャン(俺…あいつに嫌われちまっただろうな)
アルミン「ジャン!」
ジャン「う…!ア、アルミン」
ジャン「どうしたんだよ…俺に話しかけるなんて」
アルミン「……隣いいかい?」
ジャン「どうしてだよ…?俺はお前にあんなひどいこと言ったのに」
ジャン「俺の近くに来るなんて」
アルミン「いや、いいんだ」
アルミン「ジャンはマルコがいなくなってしまったんだからしょうがないさ」
ジャン「…ご、ごめんな…」
アルミン「…それより、夢の話を聞かせてよ」
ジャン「……いいのか?」
アルミン「うん、教えてくれよ」
ジャン「……わかった」
ジャン「……場所はマルコの死体が見つかったとこだった」
ジャン「そしたらそこにアルミン…お前が来たんだ」
ジャン「……内容は聞こえなかったが何かを話しているようだった」
ジャン「…そしてしばらく間が続いていたんだ」
ジャン「……そしたら急に、お前がマルコにブレードを振りかざし…」
ジャン「マルコの事を切りつけたんだ…」
ジャン「……これが俺の夢の内容だ」
アルミン「……そう」
アルミン「…でも、僕はマルコと一緒には居なかったよ」
アルミン「…きっと気のせいなんだよ。104期に犯人がいるなんて」
アルミン「マルコの仇のためにも巨人を絶滅させよう」
ジャン「……そうだな」
おもしろい
アルミン「じゃあ僕はもう食べ終わったから寮に戻るよ」
ジャン「あぁ、わかった」
アルミン「それじゃ」
ジャン(……そうだよな。アルミンが犯人なわけないよな)
ジャン(やっぱり巨人に殺されたのか?)
ジャン(……いや、待てよ?エレンはミカサが犯人だと言ってた……)
ジャン(…だとしたら、やっぱり犯人はミカサなのか?)
ジャン(…いや、もうこの事を考えるのは止めよう)
ジャン「……」
ジャン(俺も寮に戻るか…)
バタン
エレン「……」
エレン(…ジャン・キルシュタイン)
エレン(あいつは一体何を考えているんだ?)
エレン(アルミンに一体何を言ったんだ…?)
コニー「どうしたんだエレン?」
エレン「……あ、俺か?」
コニー「?どうかしたのか?」
エレン「い、いや…何でもないさ」
コニー「そうか!なら大丈夫だな!」
エレン「……」
トーマス「本当に大丈夫かい?」
エレン「…ああ、大丈夫だ」
エレン「…そうだ、トーマス」ボソッ
トーマス「なんだい?」ボソッ
エレン「後で話があるんだ」ボソッ
トーマス「うん、わかったよ」ボソッ
エレン「……それじゃあ…後で倉庫に来てくれ…」ボソッ
~翌朝~
ジャン「……ん?」パチッ
ジャン(なんだか騒がしいな)
ジャン(どうしたんだよ朝っぱらから)
ジャン「朝っぱらから騒がしいぞ。何してんだ?」ガチャ
アルミン「…ジャン…大変だ…」
ジャン「ど、どうしたんだよ。深刻な顔して」
アルミン「……食糧庫で…トーマスが遺体として発見されたんだ…」
ジャン「な、なんだと!?」
アルミン「今…捜査をしてるところだ…後で一人ずつ話を聞くそうだよ」
ジャン「…そうか」
ジャン(……どうしてトーマスを殺したんだ…?理由がわからねぇ…)
ジャン(一体誰が……)
ジャン「……!」
ジャン(まさか…マルコを殺した犯人か?)
ジャン(トーマスにばれたから口止めに殺したのか……?)
ジャン(考えれば考えるほどわからなくなる)
~食堂~
アルミン「……大変だったね…色々聞かれて」
アルミン「…まさか…トーマスが殺されるなんて」
コニー「……ああ。また暗くなっちまったな」
ガチャ
キース「今日の訓練は中止だ!」
キース「今日は寮で大人しくしているように!」
一同「「ハッ!」」
バタン
アルミン「…今日の訓練は中止だって」
アルミン「一日暇だね」
コニー「そうだな」
エレン「……」
アルミン「でもしょうがないよね」
エレン「……俺はもう寮に戻る」
アルミン「……うん…わかった」
バタン
アルミン「……」
~男子寮~
エレン(……また…一人殺された)
エレン(…これからも…死者が増える)
エレン(……エレン・イェーガー)
エレン(そろそろ行くか…)
バタン
アルミン「……」ジロッ
アルミン(何を考えていたんだろうか…?)
~夕食~
アルミン「…やぁエレン」
エレン「……おうアルミン」
アルミン「これまでの時間何していたんだい?」
エレン「……ちょっと外を散歩していたんだ」
アルミン「……そう」
>>67
夕食ってww
訂正
~食堂~
アルミン「……エレンはトーマスが殺されてどう思う?」
エレン「……さあな」
アルミン「……そう」
アルミン「……僕はもう戻るね」
エレン「ああ」
バタン
ミカサ「……」
ミカサ(…エレンの様子が最近おかしい)
ミカサ(……)
~朝~
エレン「……」
アルミン「…おはようエレン」
エレン「……」
アルミン「……エレン?」
エレン「……!あ、あぁおはようアルミン」
アルミン「……食堂…行こうか」
エレン「あ、あぁ」
~食堂~
アルミン「……」
エレン「……」
エレン「……俺はもう食べ終わったから先に訓練の準備をしておくよ」
アルミン「うん…わかった」
バタン
アルミン「……」
~訓練~
キース「今日の訓練は立体起動だ!」
キース「各自、配置について開始しろ!」
一同「「ハッ!」」
ジャン「……」タッタッタッ
エレン「……」
_________________
クリスタ「はっ!」バシュッ
クリスタ「ふっ!」ズシャッ
エレン「……」バシュン
エレン「……」ビューン
エレン「危ないクリスタ!」
クリスタ「え?」
ドカア!
クリスタ「きゃっ!」
ドサァ!
エレン「わ、悪かったなクリスタ」
クリスタ「う、ううん。大丈夫だよ」
エレン「いや…本当に悪かったよ」
クリスタ「だ、大丈夫だから謝らなくてもいいよ!」
エレン「……あ、ありがとう」
エレン「……クリスタ」
クリスタ「ん?どうしたの?」
エレン「トーマスを殺したやつを…見たんだ」
クリスタ「……え?」
エレン「……」
エレン「ちょっと耳を貸してくれ」
クリスタ「う、うん…」
エレン「……トーマスを殺したやつはな…」
_________________
ユミル「う、嘘…だろ…!?」
ユミル「ク、クリスタ…が…殺されたなんて…」
アルミン「……本当なんだ」
アルミン「クリスタは…ブレードで心臓を刺されて…殺されたらしい」
サシャ「そ、そんな……」
サシャ「クリスタまでもが…殺されるなんて…」
ユミル「…ち、畜生!」ダッ
アルミン「ユ、ユミル!」
エレン「……」
アルミン「……食堂行こうか」
エレン「……あぁ」
アルミン(……みんな…食事の量が全く減ってない)
アルミン(…クリスタが死んだのが影響してるんだ…)
アルミン(…仲間が死ぬ度…全員の食べる量が減る…)
アルミン(……しかし、エレンはいつも完食している…)
アルミン「……エレン」
エレン「……何だ?」
アルミン「…君…何か知ってるだろう」
エレン「……どういう意味だ?」
アルミン「……君は、仲間の死について何か知っているはずだ」
エレン「……」
アルミン「……話してくれ」
エレン「……わかった」
エレン「……後で森に来てくれ。待ってるから」
アルミン「……わかった」
_________________
コニー「…う、嘘だろ!?」
アルミン「ユミルが……自殺?」
サシャ「は…はい。私達が食事を届けに行ったら…」グスグス
アニ「……首を吊っていたんだよ」
アルミン「ユミル……クリスタが殺されたのが相当ショックだったんだろう」
アルミン「……今日中に決着をつけなければならない」
アルミン「みんな……協力してくれ」
コニー「ど、どういう事だ?」
アニ「説明してくれよ」
アルミン「……トーマスやクリスタを殺したのは…間違いない」
アルミン「……僕も信じたくないよ…けど…犯人は……」
アルミン「エレンだ」
ミカサ「エ、エレンが犯人…!?そんな筈は…」
ジャン「い、今の話は……本当なのか……?」
コニー「ジ、ジャン…!」
アルミン「……確証はないよ……。けど…間違いないだろう」
アルミン「…僕は後で森へ行く」
アルミン「みんなは憲兵団を呼んでくれ」
ジャン「わ、わかった」
~森~
アルミン「……エレン」
エレン「…来たか…アルミン」
アルミン「早速話してくれよ…エレン」
エレン「…わかった」
エレン「お前はもう気づいていると思うが……マルコ達を殺したのは俺だ」
アルミン「…!?」
アルミン「な…マルコ…だって……?」
エレン「そうだ。トーマスやクリスタだけじゃない……マルコも俺が殺した」
アルミン「…そ、そんな」
エレン「全て事実だ」
うわ~名前消えとるし
まぁ続けるよ
アルミン(まさか…マルコまで殺してたなんて……!)
エレン「お前には事実を話したぞ。悪いが…お前にも死んでもらう」ジャキッ
アルミン「……くっ!」
エレン「……死ね」
???「そこまでだ!」
エレン「……!だ、誰だ!?」
憲兵団「話は全て聞かせてもらった!」
エレン「…チッ!アルミン…余計なことを」
ジャン「……エレン…貴様!」
ジャン「よくも…よくもマルコを!」
エレン「……ジャン」
アルミン「ジャンだけじゃないよ…。みんないるんだ」
コニー「……エレン」
アニ「……」
サシャ「…エ、エレン……」
ミカサ「エレン……!」
エレン「貴様ら……!」ギリッ
エレン「全員殺してやる!」
ミカサ「駄目エレン!もう…やめて…自首して!」
アルミン「そうだよエレン!これ以上罪を重ねてはいけない!」
エレン「……ふふっ」
エレン「ふふふ……ふふ…」
エレン「……あははははははははは!あっはははははは!」
憲兵団「き、貴様!何がおかしい!」
エレン「……エレン…エレンねぇ…」
エレン「…その呼ばれ方にも馴れたな」
アルミン「……どういう意味だい?」
エレン「まだ気づかねぇのか?」
エレン「お前らが思ってた俺はなぁ…」
エレン「“本物のエレン・イェーガー”じゃないんだよ」
一同「「!?」」
アルミン「……!なんだって!?」
ミカサ「そ……そんな…馬鹿な!?」
アルミン「……じゃあ…本物はどこに…?」
エレン?「…使われてない倉庫があるだろ?そこに監禁してあるよ」
憲兵団「し、至急救助に行け!」
憲兵団一同「「は、ハッ!」」
アルミン「……君は一体何者なんだ……?」
エレン?「……さぁな?名前もねぇよ」
アルミン「……お前の…せいで…!みんな死んだんだぞ!」
アルミン「マルコもトーマスもクリスタも!」
アルミン「…お前のせいで…ユミルも自殺したんだ……!」
エレン?「おっと……。勘違いするなよ?ユミルも俺が殺したんだよ…後ろから首を絞めてな」
アルミン「…お、お前…!」
憲兵団「……やつを確保しろ!」
憲兵団一同「「ハッ!」」
エレン?「…それは無理だな」
エレン?「なぜなら……下は崖だからな」
憲兵団「ま、まずい!やつを阻止しろ!」
エレン?「……もう遅い!」バッ
憲兵団「し、しまった…!」
エレン?「…去らばだな…お前ら」
憲兵団「く、くそぉぉ!」
……そして彼は、崖から飛び降り自害した……
……その後、無事エレンは救助された……
……多くの仲間を失い、104期の雰囲気は暗かったが……
……数日後、無事みんな立ち直れた……
……エレンはとても恐ろしい体験をしたようで、数日間は何も喋れなかったが……
……今はもう立ち直れたようだ……
……そして、104期も徐々に明るさを取り戻していった……
……その数日後、僕は夢をみた……
……沢山の死体に埋もれる夢だった……
……とても恐ろしい夢だった……
……憲兵団が自害した彼の死体を発見出来なかったことが原因だろうか……
……そして、その翌日……
……僕は自分のベッドに違和感を感じた……
……僕は恐る恐る布団の上を見てみた……
……すると、そこにあったのは……
……名も無き彼の、死体だった……
~完~
これにて完結です!
支援してくれた方、見てくれた方どうもありがとうございました!
?
時系列、構成、犯行理由、何もかもが目茶苦茶
正直意味がわからないとしか
エレンに成りすました理由
エレンの恐ろしい体験
ここらへんは描いてほしかった
トワイライトゾーンみたいな感じで嫌いではない
でも種明かしがあれば読んでみたい気分
凄い理不尽な展開
悪い意味でモヤモヤする
書いてる途中でこういうの自分には向いてないなと思い無理矢理終わらせてしまいました
ごめんなさい
>>102
名前消えてID変わってるけど本人です
謎解きと思うと許せないかもしれないが
偶然とはいえ理不尽で不可思議な怖さがあるな
自分で書いててクソだと思いましたもん
まだ前に書いた方がましだった
なので次から書くときはなるべくギャグ系にします
クソなんかじゃないよ
謎を探る楽しさでどんどん読めたもの
だからこそ、最後に種明かしが欲しかったんだ
でも途中まで面白かった
乙です
ラストはゾクッとしたしね
絵と勢いで魅せるB級C級ホラー映画みたいで理屈は通っていない、でもそこに説明が無いのがなんとなく怖いみたいな
読みにくいし設定滅茶苦茶だし
つまんない
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません