ハンナ「私は最強だ」エーリカ「じゃあ、Hの経験回数も?」 (117)

ハンナ「え?」

エーリカ「はい。この紙に回数書いて。せーので見せ合おう」

ハンナ「……」

エーリカ「どうしたの?自信ないのか?」

ハンナ「ふっ。言っておくが、私はどんなことに於いても最強だからな」

エーリカ「うん」カキカキ

ハンナ「……」カキカキ

エーリカ「いい?せーのっ」

エーリカ【  0  】

ハンナ【500over(それ以上は数えていない)】

エーリカ「うわぁ……」

ハンナ「……私の勝ちだ!」

ハンナさん幻滅しました・・・

うち、350回はライーサに貫かれた回数で、100回は真美を抱いた回数で、50回はお圭さんと慰めあった回数です。

ハンナ「いいか、エーリカ。私は最強だ。最強でなければならないんだ」

エーリカ「ふぅん。じゃあ、Hの経験回数も?」

ハンナ「え?」

エーリカ「はい。この紙に回数を書いて。せーので見せ合おう」

ハンナ(なんだと……。Hの経験回数だと……? そんなのあるわけがない。私はそもそも男と関係を持とうなんて思ったこともない)

ハンナ(だが、エーリカに負けるわけにはいかない。そうだ。嘘を書こう。どうせバレることなんてないんだ)

ハンナ(1回と書くか……? しかし、わざわざこの勝負を仕掛けてきたということはエーリカは回数に自信があるということか)

ハンナ(自信がある? エーリカが? それはショックだ。見損なったぞ、エーリカ・ハルトマン)

ハンナ(いや、それよりも今は回数だ。10回か? まて、よく考えろ。自信のある者の回数だ。10回なんて少なすぎるのではないか?)

ハンナ(100か? 200か? えーい。くそ!! 経験している者にとってのアベレージはいくつなんだ……!!!)

エーリカ「どうしたの? 自信ないのか?」

ハンナ「ふっ。言っておくが、私はどんなことに於いても最強だからな」

エーリカ「うん」

ハンナ(もう時間もない……。そうだ!! 500だ!! 500回以上ということにしておけば流石にエーリカもついてこれないはずだ!!)

ハンナ(……エーリカがそんなにしていたら、何か嫌だが)

アフリカとスオムスは魔窟だからね…

エーリカ「いい? せーのっ」

ハンナ「ふん」

エーリカ【  0  】

ハンナ【500over(それ以上は数えていない)】

ハンナ(0だと!? よかった!!)

エーリカ「うわぁ……」

ハンナ「……私の勝ちだ!」

エーリカ「ハンナ……」

ハンナ「なんだ? 負け惜しみか? これで持久走、大食いに次いで3勝目だな」

エーリカ「あぁ……」

ハンナ「言いたいことがあるならはっきり言え」

エーリカ「ハンナってビッチなんだ」

ハンナ「ビッ……!?」

エーリカ「幻滅ぅ」

ハンナ「だが、勝ったのは私だ」キリッ

エーリカ可愛い

ルーデル(・・・・・)

エーリカ「そうだな。ハンナ以上のウィッチは世界中探してもいないと思うよ」

ハンナ「そうだろう」

エーリカ「……」

ハンナ(騙された!!! 私はハメられたのか!?)

エーリカ「……トゥルーデいってこよーっと」

ハンナ「待て、ハルトマン」

エーリカ「なんだよぉ」

ハンナ「別に言う必要性はないんじゃないか? これは私とお前の勝負だからな」

エーリカ「でもさぁ、ウィッチがそういうことするのってあんまり褒められたことじゃないだけど……」

ハンナ「なるほど。お前は勘違いしている」

エーリカ「どういう意味?」

ハンナ「私は処女だ」キリッ

エーリカ「なら、500回って嘘なのか?」

ハンナ「嘘ではない。あれは……お尻でやった回数だ」

エーリカ「……」

文字通り墓穴を掘ったな

ライーサきゅんもびっくりの展開

ハンナ「納得できただろ? 私はウィッチだからな。その辺は最低限弁えているさ」

エーリカ「……500回もお尻で?」

ハンナ「ああ」

ハンナ(確かお尻でもできるって、本に書いてあったはずだ)

エーリカ「参考までに聞きたいんだけどさぁ、どんな感じなの?」

ハンナ「ど、どんな?」

エーリカ「うん」

ハンナ「あれは経験した者しか味わえない。説明はできないな」

エーリカ「気持ち良いの?」

ハンナ「当然だ。でないと500回もしない」

エーリカ「初めてのときも?」

ハンナ「ああ。寧ろ、お尻の初めてはサイコーだったな。思い出す、サハラ砂漠のど真ん中で行為に及んだことを」

エーリカ「お前、どこでやってんだよ」

ハンナ「場所なの関係ない。私は最強だからな」

エーリカ「……なんだそれ。想像以上に酷いな」

(頭が)酷いな

かなり嫌なやつだよなマルセイユ

ハンナ「もういいだろ。さ、次の勝負だ。オセロでもするか」

エーリカ「待ってよ、ハンナ。まだ聞きたいんだけど」

ハンナ「まだ、あるのか。全く、私は質問には答えない主義になってしまうぞ」

エーリカ「相手は全員男なのか?」

ハンナ「……」

ハンナ(どういう意味だ? Hって男と行為に及ぶことだろ……?)

ハンナ「当然だ」

エーリカ「それって兵士?」

ハンナ「いや。通りすがりの民間人にもお尻を開いてやったこともある。とても喜んでいた。まぁ、相手が私だからな」

エーリカ「砂漠のど真ん中で?」

ハンナ「そうだ。何度も言わせるな」

エーリカ「……」

ハンナ「ぐうの音もでないか? さて、オセロを」

エーリカ「トゥルーデに言ってこよー」テテテッ

ハンナ「待て!! エーリカ!!! 逃げるのか!?」

食堂

バルクホルン「宮藤、今日の料理当番は私とお前になっているが……」

芳佳「はい。そうですよ? 坂本さんがやってくれって」

バルクホルン「……そうか」

芳佳「何かいいことでもあったんですか?」

バルクホルン「何故だ?」

芳佳「なんだか、ずっと顔が綻んでいるので」

バルクホルン「そんなことはない」

芳佳「あ、そうですか」

エーリカ「トゥルーデぇー、大ニュース!! 大ニュース!!」

バルクホルン「騒がしいぞ、ハルトマン。今は私と宮藤で夕食の準備中だ。邪魔をするな」

エーリカ「いや、そんなことよりもさぁ、大事なことなんだよ」

バルクホルン「そんなこととはなんだ!?」

エーリカ「ハンナってさぁ、お尻でした回数が500overなんだって。民間人とも関係を持っていたらしいよぉ」

バルクホルン「なっ……!?」

芳佳「お尻?」

バルクホルン「バカモノ!! 宮藤の前でなんてことを言い出すんだ!!!」

エーリカ「いや、宮藤はなんのことかはわかんないって」

バルクホルン「そう言う問題じゃない!! 興味を持ってしまったらどうするんだ!?」

芳佳「あのぉ……」

バルクホルン「宮藤には関係のないはなしだ」

芳佳「そ、そうなんですか?」

エーリカ「これって問題だよね?」

バルクホルン「……そうだな」

ハンナ「ここに居たのか、エーリカ。さ、オセロで勝負だ」

バルクホルン「マルセイユ。質問したいことがあるのだが?」

ハンナ「悪いけど、質問には答えない主義なんだ」

バルクホルン「そんな主義ではなかったはずだ」

ハンナ「今からそういう主義になった」

バルクホルン「数多の男性と関係を持ったというのは、本当なのか?」

読んでるから早よ

ハンナ「知らないね」

バルクホルン「答えろ!!」

ハンナ「関係を持っていたとして、それが何かの問題になるのか、バルクホルン?」

バルクホルン「お前がそのような行為を繰り返していたとは報告を受けていない。ミーナの耳に入れば確実に自室禁固だろうな。理由は言わなくても分かるな?」

ハンナ「……」

バルクホルン「さぁ、どうなんだ?」

ハンナ(ここで嘘だと言えば楽だ。だが、エーリカにあそこまで言った手前、もう私は引き返せない)

ハンナ「本当に決まっている。500回から先は数えていないから、正確な回数までは分からないがな」

バルクホルン「ミーナに報告だ」

エーリカ「はーい」

ハンナ「待て。私は501の人間ではない。ミーナがそんな処分を下せるわけがない。やめておけ」

バルクホルン「この基地の軍規及びに風紀を乱しかねないお前がいては困るんだ」

ハンナ「こっちではしない。約束する」

バルクホルン「500回も明け渡した尻でよく言う」

ハンナ「違う。500回以上だ。間違えないでくれ」

>>14
でもおっぱいの作画は全話中で一番力入ってた。

アホだ

芳佳「あのぉ……」

バルクホルン「宮藤は料理に専念してくれ」

芳佳「マルセイユさんって、そのお付き合いした男の人が500人以上いるってことですか?」

ハンナ「ああ。そうだ」

芳佳「すごーい。私には考えられないです」

ハンナ「サインはしない主義だから、忘れないでくれ」

芳佳「でも、どうしてそんなに色んな人とお付き合いするんですか? 普通はその、この人!って決めたら結婚まで行くと思うんですけど」

ハンナ「あははは。お前は扶桑の人間だったな。扶桑の撫子は皆そう言うよ。でも、私は違う」

芳佳「え?」

ハンナ「色んな男と経験できるのは若いうちだけ。それを謳歌せずに結婚なんて、考えられない」

芳佳「なんだかかっこいい!!」

バルクホルン「かっこよくない!! 宮藤!! 目を覚ませ!!」

芳佳「そ、そうですか?」

エーリカ「そうだよ、宮藤。ハンナみたいな奴は色んな病気を下半身に抱えているからね」

芳佳「びょ、病気!?」

>芳佳「びょ、病気!?」

芳佳の治したい病が…

おしりでしちゃいます

バルクホルン「そうだ。不潔だ。菌がズボンをはいて歩いているようなものだ」

ハンナ「おいおい、バルクホルン。僻みは恥ずかしいぞ」

バルクホルン「僻みだと?」

ハンナ「あんたは何回なんだ?」

バルクホルン「0に決まっている!!」

ハンナ「お前は?」

芳佳「わ、私ですか!? ないですよ!! 一度も!!」

ハンナ「どうやらこの隊には私以上の人間はいないようだな」

エーリカ「いるわけないじゃん」

ハンナ「……」

ハンナ(バルクホルンの怒りは本物……。ということはやはり500回は言い過ぎた……? いや、でも、一人ぐらい100回ぐらい経験している奴もいるはずだ……)

ハンナ「ハルトマン、オセロ勝負は預ける。少し用事を思い出した」

エーリカ「いや、しないけど。オセロ」

ハンナ「またあとでな」

バルクホルン「マルセイユ。このままにしておいたら宮藤にも悪影響が……。なんとかしないといけないな」

まるぽっぽ犯すね

ハンナ(この隊で最も遊んでいそうなのは……。グラマラス・シャーリーだな)

ルッキーニ「それでね、それでね、虫がいっぱい集まってたのー」

シャーリー「へぇー。それはすごいなぁー」

ハンナ「ここに居たか」

シャーリー「ん? なんだ?」

ハンナ「男とHした回数は?」

シャーリー「いきなりなんだよ?」

ハンナ「いいから答えろ」

シャーリー「ないけど」

ハンナ「……その胸でか」

シャーリー「胸は関係ないだろ。というか、お前だってでかいじゃないか。あたしほどじゃないけど」

ハンナ「形は世界最強だ!!」

ルッキーニ「おぉー!!」

シャーリー「で、あんたの経験回数は?」

ハンナ「500overだ」

ハンナ(あてが外れたか……。そうだ。ここにはナイトウィッチのサーニャ・V・リトヴャクがいたな。あるいは奴なら……)

エイラ「サーニャ、まだ寝てたほうがいいんじゃないか?」

サーニャ「大丈夫。芳佳ちゃんにお手伝いするって約束したから」

エイラ「そうか? 無理するなよ」

ハンナ「探したぞ」

サーニャ「なんですか?」

エイラ「む……」

ハンナ「男とHした回数は?」

サーニャ「え?」

エイラ「お前!! サーニャになんてこときいてるんだ!!!」

ハンナ「いいから答えてくれ」

サーニャ「……一度もありません」

ハンナ「私は500回以上ある」

エイラ「しるかぁー!!! いくぞ、サーニャ!!! こんなビッチ、放っておこう!!」

サーニャ「う、うん」

ハンナ「バ、バカな……嘘とは言え私が全勝だと……」

ハンナ「このままでは、私はウィッチで最強のビッチになる……」

ハンナ「そんな最強は欲しくないのに……」

ペリーヌ「いいですか? マリーゴールドにはですね」

リーネ「……」メモメモ

ハンナ(……よし)

ハンナ「ちょっといいかい?」

ペリーヌ「な、なんでしょうか?」

ハンナ「用があるのは、君だ」

リーネ「わ、私ですか?」

ハンナ「男とHしか回数は10回以上あるだろ?」

リーネ「え……?」

ペリーヌ「な……」

ハンナ「私には分かる。お前は10回、いや12回はあるはずだ。あると言え」

リーネ「あ……あ……ありませんっ!!!! 私、ずっと女子校でしたし!!! ここにきてからもそんなこと一度もありません!!!!」

リーネちゃんに失礼だろ!

食堂

エーリカ「はい」

バルクホルン「ぬぁー!? ちょっと待ってくれ!!」

エーリカ「待ったはなし」

芳佳「すごーい。オセロで真っ黒になるところ初めてみましたぁ」

エーリカ「ふふーん」

バルクホルン「もう一戦だ!! ハルトマン!!」

エーリカ「えー? もう私5勝してるけど」

バルクホルン「いいから!!」

芳佳「あはは」

ルッキーニ「なんだったんだろうね」

シャーリー「知らないよ」

芳佳「シャーリーさん、ルッキーニちゃん」

ルッキーニ「よしかぁ。ご飯まだぁ?」

芳佳「もうすぐできるからね」

お姉ちゃんかわいい

シャーリー「オセロなんてやってるのか」

ルッキーニ「おぉー。あたしにもやらせてー」

バルクホルン「今、ハルトマンを撃墜するから待っていろ。ここだ!!」パチンッ

エーリカ「お」

バルクホルン「ほーら、見ろ。こんなに裏返っていく。私の勝ちだ」

エーリカ「よっと」パチンッ

バルクホルン「ん?」

エーリカ「ほいほいほい」

バルクホルン「うわぁー!!! 私の戦力がぁ!!」

シャーリー「よわっ……」

バルクホルン「なんだと!!」

エイラ「全く、失礼な奴だな」

サーニャ「でも、どうして急にあんなことを訊いて来たんだろう」

エイラ「どうでもいいだろ。もう忘れたほうがいいって」

シャーリー「ん? エイラ、どうしたんだ? もしかしてマルセイユに何か言われたか?」

エイラ「そうなんだ。あいつ、いきなりサーニャに向かって、何人の男と……経験したのかって訊いてきたんだ」

シャーリー「あたしも全く同じこと聞かれたよ」

エーリカ「トゥルーデ」

バルクホルン「ああ。――シャーリー、エイラ。それはどういうことだ?」

シャーリー「どうもこうもない。あいつ、いきなり目の前にきて「男とHした回数は?」なんて訊いてきたんだよ。正直にないって言ったら、すげー自信に満ちた顔で――」

ハンナ『私は500overだ』キリッ

シャーリー「知るかって言いたかったけど、無視した」

バルクホルン「それは最良の判断だったな。エイラも同じか?」

エイラ「うん。な、サーニャ?」

サーニャ「そう、言われました」

バルクホルン「あいつは……」

エーリカ「誰にも負けないからって自慢してるのかもね」

バルクホルン「それなら取材でそう答えて、全世界に報道されてしまえばいい」

エーリカ「あー、そうだねー」

バルクホルン「やはり看過できないな。ミーナに報告するべきだ」

サーニャがまだで安心したんダナ

芳佳「あ、バルクホルンさん」

バルクホルン「どうした?」

芳佳「あと盛り付けだけなんで、手伝ってもらえると……助かるんですけど……」

バルクホルン「すまない。食事当番だったのに、結局宮藤に全てを任せてしまって」

芳佳「いえ、そんな」

バルクホルン「報告はあとにする。今は自分の任務を遂行する」

芳佳「お願いします」

エーリカ「……報告、いつになるんだろう」

リーネ「ぐすっ……うぅっ……」

ペリーヌ「リーネさん、気にしてはいけませんわ」

リーネ「でも……で、もっ……わたし、が、そういう……ふうにみえるって……ことです、よね……」

ペリーヌ「そんなことありません。貴方は見た目も中身も淑女ですわ」

リーネ「リーネ……さん……」

エイラ「おい、リーネ。なんで泣いてるんだ? 怪我でもしたのか?」

ペリーヌ「いいえ。マルセイユ大尉に言われたことがショックだったみたいで、泣き出してしまって……」

>>36
リーネ「リーネ……さん……」

リーネ「ペリーヌ……さん……」

シャーリー「何て言われたんだ?」

ペリーヌ「私の口から……ちょっと……」

リーネ「ぐすっ……」

芳佳「リーネちゃん!? どうしたの!?」

リーネ「芳佳ちゃん……よしかちゃぁぁん……うぇぇぇん……」ギュッ

芳佳「リーネちゃん……どうしたの……?」ナデナデ

リーネ「わたし……したことない……したことないのに……10回も……してるだろって……」

芳佳「何を?」

シャーリー「……」

サーニャ「どこに行くんですか?」

シャーリー「ちょっと注意してくる。今度の作戦のゲストかなんか知らないけど、言っていいことと悪いことぐらいはわかってもらわないとな」

ルッキーニ「シャーリー……」

シャーリー「ルッキーニはここにいろ。あたしだけでいい」

エーリカ「シャーリー、無視してたほうがいいって」

シャーリー「リーネが泣いてるんだ。無視は出来ないね、流石にさ」

元ネタ知らないけど面白いなにこれ

>>40

   ┌――v― ァ┌‐.┐   ┌────┐   / / / ̄/―― ァ
   └― / / | ├――┼===v=┤ /  ,イ /  /―ァ  /
      / /\ |  ├──┴──‐/  / / / |   ̄  /  /     、
    ∠__/\_ 」|__|  ☆ ☆ ☆ /_/   ̄ |__|     /_/  `¬ュ≧ゅ
 ============================彡"

   ┌─「 ̄└─‐STRIKE WITCHES「 ̄ ̄ ̄ ̄」   ┌――v―‐ァ
    |  ├─┐  | /¨> 「Τ |/ ̄/ニニ7 ̄Tニニ┌─‐ニ ―/ /ロロ
   └‐┘  /  //./|  L L」  /└‐ァ  ┌─┘―‐┘/ /\
        /__/  ̄ L 」   /__/  /__ /      ∠__/\_」

ハンナ「……」

ハンナ(どうする……このままでは私はウィッチではなくビィッチとか言われてしまうのか……?)

ハンナ(アフリカのビィッチか……嫌だな……)

シャーリー「おい。マルセイユ大尉」

ハンナ「ん? なんだ?」

シャーリー「お前、リーネに何を言った?」

ハンナ「リーネ……? ああ、あの子猫ちゃんか」

シャーリー「答えろ」

ハンナ「悪いけど、質問には答えない主義なんだ」

シャーリー「そうか……。なら、答えたくなるようにしてやろうか……!!」ゴォォ

ハンナ「へえ? やる気かい?」

美緒「お前たち!! 何をやっている!!」

シャーリー「少佐……」

ハンナ「……」

美緒「シャーリー、何があった。怒りを露にするなど、お前らしくもない」

支援

美緒「――リーネに何をいったんだ、マルセイユ」

ハンナ「形式的な質問をしただけ」

シャーリー「それで泣くか?」

ハンナ「ウィッチとしてメンタル面に難があるってところかな」

シャーリー「……!」

美緒「待て」

シャーリー「でも!!」

美緒「マルセイユ大尉。リーネに対して何と質問したのかだけ、答えてもらいたい」

ハンナ「……」

美緒「お前のためでもあるのだぞ」

ハンナ「……男と10回、いや、12回はHしただろうって」

シャーリー「はぁ!? リーネがそんなことしてるわけなだろ!!! 何考えてるんだ!?」

ハンナ「見た目でそう判断しただけだ。そう怒るな」

シャーリー「怒るに決まってるだろ!?」

美緒「何故、そんな質問をした? とても形式的なものとは思えんが」

なるほどこれがうわさの…
見てみよう

ハンナ「理由は、ない。そう思ったから訊ねたってだけ」

シャーリー「アフリカで見たときは隊のムードメーカーでいい奴だと思ってたけど……!!」

ハンナ「それはどうも」

シャーリー「おまえっ!!!」

美緒「待て!! シャーリー!!」

シャーリー「少佐!! こんなのリーネに対しての侮辱もいいところだ!!」

美緒「分かっている。だから黙っていろ」

シャーリー「……!」

美緒「マルセイユ、このことはミーナに報告しておく」

ハンナ「それは困る」

美緒「……」

ハンナ「ミーナは怖いからな」

美緒「知らん」

ハンナ「あ、あと、ミーナに報告したら第31統合戦闘飛行隊にも知れてしまう」

美緒「だから、なんだ?」

最近ストパンSS多いな

それもシャーリーが活躍するのが多い いいことだ

ハンナ「だから、黙っていてほしい」

シャーリー「何いってんだ……」

美緒「それではどういう意図があり、リーネにそのような質問をしたのか。答えてもらおうか」

ハンナ「坂本少佐、男とHした回数は?」

美緒「……0だが」

ハンナ「私は500overだ」

美緒「ほう?」

ハンナ「そういうわけさ。十数回しか経験していなさそうな奴にそれを自慢しようと思っただけなんだ」

美緒「……それだけか」

ハンナ「ああ。私は最強だからな」

シャーリー「……」

ハンナ「どうした? 羨ましいか?」

美緒「シャーリー、リーネはどこにいる?」

シャーリー「今は食堂。もうすぐ夕食だし」

美緒「わかった。マルセイユも一緒に来てもらおうか」

あーあ

食堂

リーネ「……」

芳佳「大丈夫だよ。リーネちゃんのことは私が一番わかってるから」

リーネ「うん……」ギュッ

芳佳「大丈夫だよ……大丈夫だから……」ナデナデ

エイラ「よっと」

ルッキーニ「うにゃぁぁー!!!! まっしろぉー!!!!」

エイラ「ふふーん」

エーリカ「エイラにオセロで勝てるわけないよ」

サーニャ「先読みしちゃうし」

ペリーヌ「あの。リーネさんの心配を……」

エイラ「してるよ。でも、今は宮藤が傍にいるから、心配ないだろ」

ペリーヌ「あ……」

エーリカ「そうそう。みんなが一気に心配してますって空気にしちゃうと、余計に落ち込んじゃうからね」

ルッキーニ「もういっかい!! もーいっかい!! もう一回、オセロー!!」

美緒「みんな、揃っているか?」

芳佳「あ、坂本さん」

バルクホルン「今、皿を並べ――」

ハンナ「夕食も扶桑料理か。いいな。ミルクも頼むぞ」

芳佳「あ、はい」

美緒「宮藤、食事にする前に話しておきたいことがある」

芳佳「な、なんですか?」

美緒「マルセイユ大尉。この場でリーネに謝罪してもらおうか」

ハンナ「なに?」

リーネ「……」

エーリカ「少佐……」

美緒「さぁ」

ハンナ「謝罪する理由が見当たらない」

シャーリー「……っ」

バルクホルン「シャーリー。落ち着け」

階級が大尉のアニメキャラってロクなやつがいないよな

>>53
バッカニア大尉とか

なんで○ちゃんこんなキャラになっちゃったの

エーリカと戦わせるにはマルちゃんをああいうキャラにするしかなかったんだろうな
マルちゃんは被害者

ハンナ「私は何に於いても最強だ。誰にも負けはしない」

ハンナ「ネウロイの撃墜数、飛行技術、射撃、体力……全てに私は勝ち続ける」

ハンナ「そしてそれを誇るのは悪いことではないはず。そうだな、ハルトマン?」

エーリカ「知らないけど」

ハンナ「戦場では勝利が全てだ。だから、私は勝つ。経験回数も例外ではない」

美緒「その矜持を守るために、お前は私の可愛い部下を傷つけたのだが……」

ハンナ「それは――」

美緒「でえぇぇい!!!!」ブゥン!!!

ハンナ「おっと!! 刀を抜くとは正気か……」

美緒「マルセイユ!! 謝罪には応じないというのだな!?」

ハンナ「応じるわけにはいかない。こちらにもプライドがある」

美緒「……ならば、致し方あるまい。これだけは使いたくなかったが」

ハンナ「何をするつもりだ?」

美緒「私の魔眼はな、マルセイユ。ネウロイのコアを透視できるだけでなく、相手の経験回数まで見透かすことができる」

ハンナ「……え?」

なにそれその魔眼欲しい

ざまあwwwwww

んなアホな

この前の自慰回数見えるやつかww

シャーリー「え!?」

リーネ「……!!」

芳佳「え?」

ルッキーニ「うそぉー!!!」

バルクホルン「そ、そんなことまで……!?」

ハンナ「……ハッタリだな」

美緒「……」

ハンナ「なら、私の回数を言ってろ。ほら」

美緒「……見えた!!」

ハンナ「……!!」ビクッ

美緒「マルセイユ。お前は……一度も経験をしたことがないな」

ハンナ「……」

ハンナ(あ、当てられた……? いや、違う。これはブラフ……。そうだ。こっちの反応をみているだけ……)

ハンナ(私は負けない……!!!)

ハンナ「ふっ。言ったはずだ、少佐。私は500overだと。デタラメもほどほどにしてほしい」

こいつは面白くなってきたな

俺「0だ…」

リーネが怪しい

美緒「……」

ハンナ「私はお尻で何人もの男を撃墜してきた女だ。0なんて笑わせる」

美緒「いいや。お前は経験など、していない」

ハンナ「何故そんなことが言い切れる?」

美緒「使ったあとがない」

ハンナ「……!?」バッ

美緒「実は私が見たのはな、お前の臓器だ。どこも綺麗なものだ。普通、500回も使っていればどこかが痛んでいるはずだが、お前のそれは新品同様だ」

ハンナ「ふ、ふん。手入れを怠っていないからだ」

エーリカ「でもさ、ハンナは砂漠のど真ん中で通りすがりの民間人ともやってたんだろ? どう手入れしてたんだよ」

ハンナ「……洗って」

シャーリー「アフリカでは、水の一滴は血の一滴だと教わったけど?」

ハンナ「……」

ルッキーニ「どうやって洗うの?」

ハンナ「砂で……」

バルクホルン「鳥かお前は」

ハンナ「そうだ!! 私の使い魔は鳥だ!!」

バルクホルン「そんなことは訊いていない」

エーリカ「アフリカみたいな環境で、そんなことを繰り返してたら絶対に病気になるよ」

美緒「報告では、マルセイユに持病はないとあるな」

エイラ「どうなんだよ、そこは」

ハンナ「……もっとよく調べたら、きっと……まだ発症していないものが……」

サーニャ「それなら今度の作戦は外したほうがいいんじゃ……」

美緒「そうだな。未知の病に感染している恐れがあるのなら、大事な作戦を任せるわけにはいかないな」

ハンナ「待て、それは困る」

芳佳「病気なら安静にしていたほうがいいですよ!!」

ハンナ「私は病気じゃない」

芳佳「今は良くても、無理をしているうちに手遅れになることだってあります!!!」

ハンナ「な……」

芳佳「今のうちに検査をしていたほうがいいですよ!! マルセイユさん!!!」

ハンナ「いや……だから……」

さすが美緒さんだ!なんでも見えてる!

美緒「ミーナにも伝えておこう」

バルクホルン「それがいい。あと『アフリカ』にも通達を。暫くマルセイユ大尉を戦線から外すようにな」

美緒「勿論だ」

ハンナ「私は健康だ」

芳佳「最初はみんなそういいます。でも、それで死んじゃった人だって、いるんですよ!?」

ハンナ「……」

ハンナ(このままでは、私が理由のない入院をしてしまう……!! そうなってしまったら、私が経験したことがないことがバレて……)

ハンナ(エーリカに……)

エーリカ『ハンナ、嘘ついたんだ。じゃ、反則負けね』

ハンナ(負ける!! 私が負けるだと!? そんなことはあってはならない!!)

美緒「ミーナは……」

ハンナ「少佐!!」

美緒「なんだ?」

ハンナ「分かった。リネット・ビショップに謝罪をしよう。それでいいな?」

美緒「もうそんな問題ではなくなっているが、謝罪するならしてくれ」

ハンナ「おい」

リーネ「は、はい?」

ハンナ「すまなかった」

リーネ「はぁ……」

ハンナ「これでいいな。一件落着だ」

ミーナ「あら、みんな集まってどうしたの?」

美緒「ミーナ、丁度良かった。マルセイユのことなんだが」

ミーナ「どうかしたの?」

美緒「実は――」

ハンナ「まて! どうしてそうなる!? 私は責務を果たしたはずだ!!」

シャーリー「今のでか?」

ハンナ「ああ。そうか。扶桑にある最上級の謝罪であるドゲザをすればいいんだな」

芳佳「え!? 土下座!?」

ハンナ「――どうもすいませんでした」

リーネ「あの……もういいですから……」

>>55
たしか○ちゃん登場回の脚本がアフリカ読んでないんじゃなかったか
しかしまさかこんなキャラにされるとは当時正直ナイワーだったな

ハンナ「これでいいはず――」

ミーナ「え……。それって、お尻の性病にかかってるってこと?」

美緒「私は違うと言っても本人がそういっているのでな。できれば検査入院をさせたほうが……」

ミーナ「そうねえ……」

ハンナ「今のを見ていなかったのか!? あのアフリカの星であるハンナ・ユスティーナ・マルセイユが頭を地につけて謝ったのに!!」

エーリカ「というか、どうしてそこまで必死になるのさ?」

ハンナ「私がハルトマンに負けるなどありえないからだ」

エーリカ「さっきから私以外のやつらに連敗してる気がするけどな」

ハンナ「お前に負けさえしなければそれでいい」

エーリカ「最強じゃないじゃん」

ハンナ「……!」

シャーリー「ホントだな」

バルクホルン「そこまでの執着心には感心するがな」

ハンナ「……」

ミーナ「マルセイユ大尉? 本当にアフリカでそんなことを日常的に繰り返していたの? そのような報告は受けていないから、隊にも秘密にしていたのね。そうなると、検査は必要よ」

ボッコボコだな

なにハッとしてるんだよwwwwww

全員ちゃんと処女か調べてくれ

>>78
ミーナには恋人が…

はんなさんじゅうななさい

あの婆さんも箒で飛べてたし、もしかしてもっさんは

ハンナ「それは……」

エイラ「お前、サーニャにもちゃんと謝れ」

サーニャ「エイラ、私はいいから」

エイラ「でも……」

サーニャ「マルセイユ大尉も、もう反省しているみたいだし……」

エイラ「ホントかぁ?」

ミーナ「どうなの?」

美緒「はっきりと言え。こちらも上層部と掛け合わないといけないからな」

ルッキーニ「お尻、ゆるゆるになってない?」

ハンナ「……」

シャーリー「おいってば」

バルクホルン「答える気はなさそうだな」

芳佳「そういえば、質問には答えない主義だって言ってましたね」

リーネ「でも、それだとこのままアフリカに帰らないといけなくなるんじゃ……」

エーリカ「あー、はいはい。ハンナ。もういいから。正直にいいなよ」

>>79
彼はただの友人ですよ

バルクホルン「ハルトマン……」

ハンナ「なに?」

エーリカ「嘘なんだろ?」

ハンナ「うそじゃ……!」

エーリカ「これ以上、嘘ついて誰が得するわけ?」

ハンナ「……」

ミーナ「どういうこと?」

ハンナ「……すまない。500overは大げさに言いすぎた」

美緒「本当は何回なんだ?」

ハンナ「500に0を掛ければ、答えは出るはずだ」

シャーリー「素直に0って言えよ」

芳佳「えぇぇー!?」

バルクホルン「宮藤、何をそんなに驚く?」

芳佳「だ、だって、こんなにかっこいいのに!!」

バルクホルン「こいつは昔からそういうことには興味を持たない。それにアフリカという地ではこいつは隊の者たちかも慕われている。慕うものたちを失望させるようなこともしないさ」

美緒「やはりか」

リーネ「あの、坂本少佐? 本当にその……見たんですか?」

美緒「そんなわけないだろ。この魔眼にそんな能力はない。ただのハッタリだ」

リーネ「で、ですよね」

ミーナ「マルセイユ大尉、色々と訊きたいことがあるので、こちらへ」

ハンナ「いいだろう」

ミーナ「……」グイッ

ハンナ「いっ……! 耳を引っ張らないでくれ」

シャーリー「嘘だったわけだ。人騒がせだな」

エーリカ「ホントだねぇ。アフリカにいって、落ち着いたって聞いてたけど」

シャーリー「いや、向こうでは本当にいい奴だったよ。ああいう場所では大切にされているのが良く分かる」

芳佳「へぇー、そうなんですか?」

シャーリー「娯楽がないからな。マルセイユがいるだけで盛り上がるんだよ」

芳佳「やっぱり凄い人なんだ……」

バルクホルン「宮藤もそう言う意味では、少し似ているかもしれないな」

芳佳「え? そ、そうですか?」

シャーリー「そうだな。宮藤がいると面白い」

芳佳「そ、そんなことないですよぉ」

ルッキーニ「よしかがいると楽しいもんねー」モミッ

芳佳「きゃぁあ!? ルッキーニちゃん!! やめてー!!」

美緒「こら、暴れるな。全く」

リーネ「芳佳ちゃん、ご飯の準備は!?」

芳佳「あ、そうだった!! やらなきゃ!!」

バルクホルン「皿は並べておいた」

芳佳「ありがとうございます!! バルクホルンさん!!」

エーリカ「お皿並べるぐらいなら、私でもできるぞー」

バルクホルン「黙れ!! お前はオセロを片付けろ!!」

エーリカ「はいはい」

エイラ「あとでサーニャにも謝らせないとな」

サーニャ「もういいから。ご飯、たべよ」

ハンナ「……」

エーリカ「よっ」

ハンナ「エーリカ……。やっぱりミーナは怖いな」

エーリカ「本気モードだったんじゃない?」

ハンナ「ああ。流石に肝が冷えた」

エーリカ「宮藤ぃ」

芳佳「はぁーい」

ハンナ「なんだこれは?」

芳佳「お腹、空いてると思って」

ハンナ「残しておいてくれたのか」

芳佳「勿論ですよ」

ハンナ「……」

エーリカ「気にしなくていいよ。宮藤はこういう子だから」

ハンナ「そうか。なら、頂こうかな」

芳佳「はい。召し上がってください」

ハンナ「……反省した」

エーリカ「お。ハンナからそんな言葉が出るとはね」

ハンナ「そう言えとミーナに言われたんだ」

エーリカ「あ、そう」

ハンナ「分かっていたのか?」

エーリカ「ハンナの500over?」

ハンナ「ああ」

エーリカ「当然でしょ」

ハンナ「どこで?」

エーリカ「初めてがサイコーだったって言ったとき。一般的に、それはあり得ないからね」

ハンナ「そうなのか!?」ガタッ

エーリカ「しかも砂漠ででしょ? もう絶対に嘘だって思ったよ」

ハンナ「そうなのか……私が見た本では……初めてでも……喘いでいたのだが……」

エーリカ「どんな本読んでるんだよ」

芳佳「マルセイユさん、牛乳どうですか?」

マルちゃんはほんとはいい子なんです!

ハンナ「もらおうか」

芳佳「どうぞ」

エーリカ「えーと、ハンナは10敗はしたことになるけど、いいよね?」

ハンナ「ぶふっ!?」

芳佳「きゃっ!?」

エーリカ「きたないなぁ」

ハンナ「どういうことだ?」

エーリカ「いや、宮藤でしょ? 少佐にミーナ、シャーリー、リーネ、ルッキーニ、エイラ、サーニャ、ペリーヌ、で、トゥルーデ。ほら、10敗してる」

ハンナ「い、いや、これは飽く迄も私とお前の勝負で……!!」

エーリカ「でも、もう最強って言わないでね」

ハンナ「ぐ……!!」

芳佳「ハルトマンさん、それはかわいそうですよ!!」

エーリカ「でもさぁ」

芳佳「だって、ハルトマンさんと同じぐらいすごいウィッチなんですよ!?」

エーリカ「それは分かってるけど。今回の一件に関してはきちんとケジメをつけてもらわないとね」

ハンナ「……エーリカの言うとおりだな」

エーリカ「でしょ?」

ハンナ「すまなかった」

芳佳「マルセイユさん……」

エーリカ「よし。なら、10敗はなかったことにしてあげる」

ハンナ「いいのか?」

エーリカ「飽く迄も私と勝負したいんでしょ?」

ハンナ「ああ。私と互角なのはお前だけだからな」

エーリカ「んじゃ、はい」

ハンナ「え……」

エーリカ「オセロで決めるか」

ハンナ「いいのか? 私の得意とするところだぞ?」

芳佳「ハルトマンさんはバルクホルンさん相手に5度も真っ黒にしてますから!!」

ハンナ「ふん。バルクホルンなど所詮はその程度だ。だが、私は違う」

エーリカ「おい、ハンナ。トゥルーデをバカにすんな。ちょっとオセロが弱いだけだ」

10勝しても10敗するウィッチはいらない

芳佳「すごい!! これで3回連続で引き分けですよ!!」

ハンナ「やるな、エーリカ」

エーリカ「そっちこそ」

ハンナ「もう一度だ」

エーリカ「えー? もういいでしょー?」

ハンナ「引き分けは性に合わない」

エーリカ「メンドーだなぁ……」

芳佳「ハルトマンさん、がんばってください!!」

エーリカ「宮藤に言われたんじゃ仕方ない、やるか」

ハンナ「いくぞ」パチッ

芳佳「おぉ!! さっそく、黒が白に!!」

エーリカ「……」パチッ

芳佳「今度は白が黒に!!」


ミーナ「……これでよかったの? きちんと謝らせたほうが」

美緒「謝りたければ勝手に謝るだろう。今はこれでいい」

うわあ芳佳ちゃんかわいい

そういえばオセロ発明したのってって日本人なんだよな

廊下

ハンナ「……結局、エーリカとは決着をつけられなかったか。次はブラックジャックで勝負するか。トランプは確か手荷物にあったはず」

バルクホルン「……」

ハンナ「どうした?」

バルクホルン「……これ」

ハンナ「私のポストカード? くれるのか?」

バルクホルン「違う。その……だな……妹が……」

ハンナ「……」

バルクホルン「いや、いい。忘れてくれ」

ハンナ「サインはしない主義なんだ」

バルクホルン「知っている。だからもういい!」

ハンナ「でも、今日だけはサインをする主義に変更だ。貸してみろ」

バルクホルン「マルセイユ……」

ハンナ「――これでよし。それじゃ」

バルクホルン「あ、ああ……ありがとう……」

マルちゃんはかわいい
かわいい

ハンナ「えーと……トランプ……トランプ……」ゴソゴソ

芳佳「あのー、すいませーん」

ハンナ「ん?」

芳佳「サイン、お願いします!! バルクホルンさんから今日はサインをする主義になってきいて!!」

ハンナ「……はいはい。どこにすればいい?」

芳佳「服に!!」

ハンナ「わかった」カキカキ

芳佳「わぁ……」

ハンナ「はい。できた」

芳佳「ありがとうございます!!」テテテッ

ハンナ「あんなに嬉しそうにされると、悪い気はしないな」

ルッキーニ「ねえねえ!!」

ハンナ「今度はなんだ?」

ルッキーニ「サインちょーだい!! マリアに送ってあげるの!!」

ハンナ「マリアって誰だ?」

エーリカちゃん天使すなあ

翌日 食堂

芳佳「見て見て、リーネちゃん」

リーネ「あ、マルセイユ大尉のサインだ」

芳佳「かっこいいよねー」

リーネ「私も貰っておこうかなぁ……」

芳佳「そうしてみたら?」

美緒「なんだ、リーネ。マルセイユのことは水に流したのか?」

リーネ「少佐。昨日の夜、何度も謝罪してくれましたから」

美緒「なに?」

芳佳「そうなの?」

リーネ「うん。お風呂に入ったときなんだけど」

美緒「そうか」

美緒(この分だと……)

エイラ「あれでよかったのか、サーニャ? もっと誠意を見せろって言ったほうが……」

サーニャ「でも、凄く真剣に謝ってくれたから、もういいわ。あの人、とてもいい人だと思うし」

ハンナ「朝食を頼む。大盛りでな」

シャーリー「はいよ」

ハンナ「なんだ、今日はお前か」

シャーリー「宮藤じゃなくて悪かったな」

ハンナ「何も言っていないだろう」

シャーリー「ああ、あと、ルッキーニにサイン、ありがとな」

ハンナ「気まぐれだ」

シャーリー「じゃ、あたしに謝りに来たのも気まぐれか?」

ハンナ「そうだ」

シャーリー「素直じゃないな」

ハンナ「ふん」

芳佳「なんだか、マルセイユさんが溶け込んでるみたい……」

ペリーヌ「なにかありましたの? マルセイユ大尉から謝罪の弁が書かれた手紙を今朝貰ったのですが……」

リーネ「ペリーヌさんはお手紙ですか」

ペリーヌ「ええ。驚きましたわ」

数日後 滑走路

ミーナ「もう行ってしまうのね。作戦が終わったばかりなのに」

ハンナ「午後からは取材が入ってるんでね。私は忙しいんだ」

美緒「……元気でな」

ハンナ「ああ」

芳佳「マルセイユさーん!!!」

ハンナ「どうした? もうサインはしないぞ」

芳佳「いえ!! 数日でしたけど、楽しかったです!!」

ハンナ「正直、迷惑しかかけなかったと思うが」

芳佳「そんなことないです!! サインもらいましたし!!」

ハンナ「でも、リーネを泣かせた」

芳佳「それは許してません。でも、マルセイユさんは謝ってくれましたから」

ハンナ「……バルクホルンが目を掛ける理由が少しだけ分かったな」

芳佳「え?」

ハンナ「それじゃあ、子猫ちゃん。また会おう」

芳佳ちゃんかっこいい!

さすが主人公

エーリカ「行っちゃったね。よかったの?」

バルクホルン「ふん。構わない。居なくなって清々する」

エーリカ「クリスのためにサインくれたのに」

バルクホルン「当然だ!! あいつがどれだけ我々に対してだなぁ!!」

エーリカ「もういいじゃない」

バルクホルン「……そうだな」

エーリカ「それより、ハンナがサインいりのオセロ置いて行ったんだけど、あれって高値で売れちゃったりするのかなぁ?」

バルクホルン「サインをしないで有名だからな。それなりの値打ちはあるんじゃないか」

ペリーヌ「あの!!」

バルクホルン「ど、どうした?」

ペリーヌ「では、このマルセイユ大尉直筆の手紙も……相当な値打ちが……?」

エーリカ「あるかもね」

ペリーヌ「こ、これで……復興の足しになれば……!!」

バルクホルン「ペリーヌも大変だな……」

エーリカ「だねぇ」

ペリーヌ悲しすぎ泣いた

まさかマルちゃんその為に・・・・・・

食堂

芳佳「あぁー!! まけちゃったぁ!!」

リーネ「ふふ。これで芳佳ちゃんはお芋の皮向き係ね」

芳佳「自信あったんだけどなぁ、オセロぉ」

ミーナ「あらあら。楽しそうね」

芳佳「はい! みんなもこれでよく遊んでますよ」

ミーナ「そう……」

リーネ「とくにルッキーニちゃんが」

芳佳「私も負けないようにしなきゃ!!」

リーネ「ご飯、つくろっか」

芳佳「うんっ!!」

ミーナ「ふふ……」

美緒「マルセイユがいると活気が出るというのはあながち嘘ではなかったな」

ミーナ「そうね。でも、こっちにも宮藤さんがいるからね」

美緒「マルセイユのようなトップエースには程遠いがな」

ハンナかわいい

翌日

シャーリー「おーい!! バルクホルーン!! たいへんだー!!」

バルクホルン「なんだ、騒々しい」

シャーリー「今朝の新聞みたか?」

バルクホルン「何かあったのか?」

シャーリー「ほら、これだよ。マルセイユの記事」

バルクホルン「えーと……。記者がハンナ・ユスティーナ・マルセイユ大尉に恋人の有無を質問したところ、500人はいると答え……場が凍りついた……?」

シャーリー「やっちまったなぁ、あいつ。なんでこんな嘘をつくんだ」

バルクホルン「……手に負えないな」

エーリカ「トゥルーデ、どうかしたの?」

バルクホルン「これだ」

エーリカ「なになに……うわぁ……ダメだこりゃ……」

シャーリー「どうする?」

エーリカ「……励ましの手紙でも送るか。また遊びにこいよってね」


おしまい。

おっつー

芳佳ちゃんに俺のお芋さんの皮も向いて欲しいなあ

リーネちゃんは処女

おつ

面白かった乙
>それは許してません
こんな事言われたらリーネちゃん惚れてまうやろ

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年07月15日 (火) 21:17:15   ID: vtDA_7jv

シャーリーマジでイケメンやな

2 :  SS好きの774さん   2014年09月28日 (日) 10:34:39   ID: F1zLpo-A

ストームビイッチーズのハンナ ユステイーナ マルセイユか。

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