マツコ「あんたたちなんなのよもう!!」
マツコ「今日の仕事内容が真っ白ですって?」
マツコ「プロデューサー、ちゃんと仕事の中身をちゃんと作ってきなさいよ!!」
AD「プロデューサー曰く、仕事内容は安価で決まるとか言ってました。」
マツコ「安価?何それ?」
AD「私も詳しいことはわかりませんが、どうやら一般人が内容を決めるらしいです?」
マツコ「え、何?ロケだったりするの、これ?」
AD「みたいですね。」
マツコ「もうやだこれ!私帰りたい!」
AD「プロデューサーから指令が出たみたいです。」
マツコ「結局一般人じゃなくてプロデューサーの指示じゃないのよ!」
AD「いや~、そうでもないかと思いますけどね………?」
マツコ「えっと、なになに………?>>4をしなさい?」
3
47.8kmを24時間で歩く
マツコ「47.8kmを24時間で歩くの?」
AD「そうです。」
マツコ「これ、20時間で歩いてもだめなの?」
AD「ダメです。」
マツコ「もうなんなのよー!!」
AD「ここ、汐留ですが47.8km先の場所に行くとしますか。」
マツコ「でも47.8kmってどこよ?」
AD「少々待ってくださいね。」
マツコ「なんなのよ?意味わかんない!」
時速2キロとか暇すぎる
AD「地図を調べてみましたが、47.6kmで行ける鶴岡八幡宮を目指しましょう。」
マツコ「まあわずか200mの誤差だけども、なんでわざわざ鶴岡八幡宮まで徒歩じゃないといけないわけ?」
AD「規則ですから。」
マツコ「何、意味わかんない。」
AD「でも行かないと………」
マツコ「これから『マツコ、いざ鎌倉!』てやるの?絶対やだ」
AD「なら誰か連れて行きます?」
マツコ「誰か候補者でもいるの?」
AD「>>8なんていかがですか?」
マツコのマネージャー
マツコ「マネージャー?やだ。なんであいつと一緒に歩かないといけないのよ。」
AD「マネージャーさんとはそんなに仲が悪いのですか?」
マツコ「そうじゃないけどさ、会うたびに仕事の話ばかり?変に生真面目だから肩凝っちゃうのよ。」
AD「はあ……、そうですか………。」
マツコ「身内とかじゃなくてさ、もっとこうなんていうの?」
AD「身内ではなくある程度有名な人、と?」
マツコ「それでお願い。」
AD「では、>>10なんかはいかがでしょう?」
なかやまきんに君
マツコ「あ、あいつ………?」
AD「最近テレビも出ていませんし、アメリカから帰ってきたばかりのようですし。」
マツコ「でもあいつさ、アレの噂があるんでしょ?」
AD「アレ?」
マツコ「あ、もういいわ。まあ相棒はきんに君でいいわよ。」
AD「わかりました~。」
こうしてマツコ・デラックスとなかやまきんに君とADの3人旅が始まることとなった。
午前10時───
きんに君「どーもー、なかやまきんに君です!」
マツコ「あんた痩せた?」
きんに君「痩せてませんってば。」
マツコ「アメリカであった噂はどうなのよ………?」
きんに君「な、なんともありませんって……」
マツコ「本当に?」
きんに君「アメリカの食事がちょっとあわなくてジムにも行けなくなったのが真相ですから。」
マツコ「でも私が聞いた話ではゲ───」
AD「はいはーい!!では鶴岡八幡宮へ出発しますよー!」
マツコ「横から邪魔しないでちょうだい!」
きんに君「とりあえず、歩くだけですか?」
AD「歩くだけです。」
マツコ「それじゃあ、暇すぎない?」
AD「それもそうですね。じゃあ何かしますか?」
きんに君「そう言われると思いましてね。いい案を用意しましたよ。」
マツコ「な、何よ………?」
きんに君「これです。じゃん。>>14です。」
フルチンでスキップ
ワロタw
時間やスピードより問題はマツコが42.8kmを歩けるかどうかだな
AD「わ、私は反対です!」
マツコ「あんた何考えているのよ!」
きんに君「いいじゃないですか。僕なんかもう半裸の状態ですから。」
マツコ「一緒に歩く私たちの身にもなりなさいよ!」
AD「私に至っては女ですよ?」
きんに君「そうですか………、でも全裸になっちゃおう!」ボロン
マツコ「あ」
AD「ひぃ」
きんに君は公然わいせつ罪により警察から逮捕、………というより厳重注意を受けた。
マツコ「何あいつ、意味わかんない!!」
AD「あははははは………」
鶴岡八幡宮に行くには全部で34のチェックポイントがある。
詳細はYahoo!地図で参照を願いたい。
東京都港区東新橋1丁目6-11. 西南西に進む
551m
1.交差点を斜め前方右方向2. 西に進む
50m
2.浜松町一丁目を左折3. 南南西に進む
国道15号線
820m
3.金杉橋南を斜め前方右方向4. 西に進む
21m
4.金杉橋南を斜め前方左方向5. 南南西に進む
国道15号線
411m
5.芝四丁目を斜め前方右方向6. 西に進む
国道15号線
583m
6.田町駅西口を右折7. 北北西に進む
34m
7.交差点を斜め前方左方向8. 西北西に進む
271m
8.交差点を斜め前方左方向9. 西南西に進む
152m
9.交差点を右折10. 西北西に進む
177m
10.交差点を左折11. 西に進む
143m
11.交差点を左折12. 南西に進む
国道1号線
102m
12.交差点を斜め前方右方向13. 西に進む
国道1号線
561m
13.白金一丁目を斜め前方左方向14. 南南西に進む
国道1号線
1.24km
14.高輪台を斜め前方右方向15. 南西に進む
国道1号線
9.7km
15.交差点を斜め前方左方向16. 南西に進む
国道1号線
8.3km
16.交差点を斜め前方右方向17. 西南西に進む
国道1号線
3.35km
17.青木橋を斜め後方左方向18. 東南東に進む
国道1号線
10m
18.交差点を斜め前方右方向19. 南東に進む
国道1号線
141m
19.青木通を斜め前方右方向20. 南西に進む
国道1号線
1.31km
20.高島町を斜め前方左方向21. 南南東に進む
新横浜通り
94m
21.交差点を斜め前方左方向22. 南東に進む
新横浜通り
1.11km
22.花咲町二丁目を右折23. 西南西に進む
平戸桜木道路
1.28km
23.初音町を左折24. 南南東に進む
藤棚浦舟通り
278m
24.阪東橋を右折25. 西南西に進む
国道16号線
4.18km
25.交差点を斜め前方右方向26. 西南西に進む
鎌倉街道
6.51km
26.本郷石橋を斜め前方左方向27. 南西に進む
鎌倉街道
180m
27.交差点を斜め前方右方向28. 西に進む
64m
28.交差点を左折29. 南に進む
13m
29.交差点を右折30. 西に進む
鎌倉街道
877m
30.鎌倉女子大前を斜め前方左方向31. 南西に進む
鎌倉街道
841m
31.交差点を斜め前方左方向32. 南南西に進む
鎌倉街道
547m
32.交差点を斜め前方右方向33. 南西に進む
鎌倉街道
933m
33.小袋谷を左折34. 南東に進む
2.29km
34.交差点を斜め前方右方向35. 南に進む
100m
鶴岡八幡宮
以上日本テレビ・鶴岡八幡宮47.6km、9時間41分の道程である。
一様24時間以内には付くんだな
ちなみに条件によっては数百メートルの誤差が生じます。
午前10時20分───
AD「一応、国道15号線をずっと沿って歩きますね~。」
マツコ「それはわかったけどさ、バス使ったらダメなの?」
AD「ダメです。」
マツコ「タクシーは?」
AD「ダメです。」
マツコ「自転車は?」
AD「もちろんダメです。」
マツコ「三輪車くらいはいいでしょー?」
AD「乗ったら壊れます!」
マツコ「あんたって本当にケチよねえ。」
AD「ケチじゃないんですけど!」
マツコ「じゃあ、おんぶして。」
AD「私を殺す気ですか!」
マツコ「冗談よ。」
AD「むぅ………。」
マツコ「でもここから鎌倉ってまた無茶苦茶なことやるよねえ。」
AD「私としてはマツコさんの脚のことが心配です。」
マツコ「それは私もそう思う。」
※ここで役に立たない全くくだらない豆知識
作者は中1の時に(エスカレーターに乗れないことが原因で)親と迷子になり市内の繁華街から徒歩で自力で帰った経験があります。
家まで15kmある道程を3時間半かけて帰宅しました。
当時の作者のペースよりかなり遅めで書きますのでよろしくお願いします。
途中でぶらり買い食いの旅でも挟めば番組的にも余裕
AD「さて……、なかやまきんに君が突然全裸になって逮捕されてしまいましたけども……」
マツコ「もう本当よ、なんなのよあいつ……」
AD「こういう不測の事態に備えて>>29が来ます!」
マツコ「本当?」
SMAP 中居
中居「マツコさーん!」
マツコ「本当にきたわ…。SMAP一の音痴……」
中居「そんなこと言わないでくださいって。」
マツコ「私いつも思うんだけどさ、ジャニーズのリーダーって何であんなに老け顔でオヤジが多いの?」
中居「だ、誰のことです?」
マツコ「あんたに決まってるでしょ?」
中居「マツコさんズバッときますね…。」
マツコ「あと、城島くんに大野くんとか…、全員5人組か。」
中居「僕らは昔6人組だったんですけど5人組になってから老けだしたんですよね、ってコラ!」
AD「」クスクス
マツコ「何笑ってるのよ?」
AD「とりあえず先に進みましょ?」
中居「マツコさんまだ日本テレビからまだ数百メートルしか離れてませんよ……」
マツコ「わかってるわよ!」
AD「まあそのまま歩くわけにも参りません。」
マツコ「それはそうわよね。」
AD「田町駅付近で>>32があります。強制参加です。」
マツコ「何それ?」
中居「うわーうわー!」
マラソン
マツコ「あんたさ、私を殺す気?」
AD「殺しません。」
マツコ「私が肉離れしたら責任とってくれるの?」
AD「とりません。」
マツコ「えらい無責任じゃないのよ!」
中居「僕も走れるか微妙ですね。」ケラケラ
マツコ「もう何よこれ!!」
AD「ちなみに>>34も参加するみたいですよ~?」
マツコ「本当?」
中居「うわーうわー!」
石塚英彦
田無駅前───
石塚「マツコさんどーも!」
マツコ「私、人のこと言えないのだけど、石塚さん走れるの?」
石塚「それはわかりません。」
中居「多分無理だと思います。」
AD「中居さん、それひどいと思いますよ?」
マツコ「デブだからって走れないと思ってるの?」
石塚「元南海・ダイエーの香川伸行さんだって体型のわりに俊足でしたよ?」
マツコ「あと西武のおかわりくんもね。今は故障中だけども。」
中居「とりあえず走りましょう。」
AD「オー!」
マツコ「こいつだけはりきってる……。」
12時───
司会「田無・鶴岡八幡宮間マラソン、スタートです!」
マツコ「ねえ、お腹すいたー。」
AD「マツコさん、何を食べる気なんですか?」
マツコ「肉に決まってるじゃない。」
石塚「いいですねえ!」
中居「肉と言ったら酒もいいですよね~」
AD「中居さん、酒なんか呑んでたら走れませんよ?」
マツコ「そうよ、酔って走れなくなっちゃうわよ?」
石塚「ん?」クンクン
中居「どうしました?」
石塚「食べ物のにおいがする。」
AD「えぇ~!?スタート早々食べ物に釣られてどうするんですか……。」
マツコ「>>38の店があるわ!」グー
石塚「入りたいですよね……?」グー
中居「確かに……。」
AD「ぐぬぬ………。どうしよ………?」
末尾秒が偶数の場合、誘惑に負けて店に入ります。
末尾秒が奇数の場合、我慢します。
Ad男が良かったな
ごめん、安価これでよければ食べ放題バイキングで。
まずかったらアンカした
(安価は>>39を適用)
マツコ「ここは我慢我慢……。」
石塚「Booooooo」
中居「マツコさんたちやはり遅いですね。」
マツコ「私たちの体型を考えなさいよ!」
中居「すみません……、てADさんの姿が見えませんよ?」
石塚「どこに行ってるかな?」
マツコ「何よもう!!!」
>>41
保谷市と田無市が合併したのが西東京市
っていうか吉祥寺のある武蔵野市と西東京隣接してるんだが
午後1時───
マツコ「ふう………ふう……」
石塚「ひい……ひい………疲れますねえ……」
マツコ「もうなんなのよ!!田町から鶴岡八幡宮だなんて!」
石塚「そろそろお腹すいてきましたねえ?」
マツコ「そうね……。中居くんもいなくなったし……、>>44のお店があるわよ?」
石塚「いいですね?人生美味しくいただきましょう。」ジュルリ
ハンバーグ
二郎
2人はびっくりドンキーへ入店。
1時間半も時間を費やした。
なんというタイムロス
午後2時半・雑色駅前───
マツコ「再スタートよ!」
石塚「は~い。」
ピピー!!!
実行委員「マツコさん、石塚さん、あなたたちはズルをしましたね?」
マツコ「ズル?」
石塚「なんかしましたか?」
実行委員「私は見てしまいました。あなたたちが京急に乗っているところを……」
マツコ「げ」
石塚「バレた?」
実行委員「品川・京急蒲田間で電車移動しましたので、今から品川に逆戻りしてもらいます。」
マツコ「なんで?!」
石塚「もうお腹いっぱいで走れない……」
実行委員「………」イライラ
結局マツコらが再び雑食駅前に到着したのは午後4時半のことだった。
マツコ「結局なんなのよ!」
石塚「意味わかんないですよね~。」
マツコ「神奈川県はまだなの?」
石塚「まだみたいですね………。」
マツコ「もう足や膝が痛い……。」
石塚「もう1度びっくりドンキーに行きますか?」
マツコ「いいわねえ!」
お2人様、ごらいて~ん。
あれ?これ無限ループじゃね
イライラしてるのはマツコの方だろうに……
午後5時半───
石塚「さすがにこのままだとやばいですね。」
マツコ「そうよね。」
石塚「歩きながら進みましょうか。」
マツコ「そうね、走るのなんかかったるいのよ!」
石塚「いちおう県境みたいですけど、横浜市すら到着していないという……。」
マツコ「もう異常事態よねえ。」
>>53「マツコさん、石塚さん!大丈夫ですか?」
マツコ「あら?」
石塚「あれは>>53さんみたいですねえ?」
中居「2人とも何やってるんですか!僕とADさん到着しちゃいましたよ!」
2人「はや!」
福山雅治
マツコ「ところであんたここで何してるのよ?」
福山「今度グルメ番組に出ることになりまして……」
マツコ「ちょっと待って話がつながらない。どういうこと?」
中居「実はですね、福山さんから相談されてたんですよ。グルメリポートのやり方を。」
福山「そうなんです。そしたら中居さんのほうから石塚さんと一緒にマラソンに参加しているということを聞きましたので……。」
石塚「そうなんだ。でも、僕にグルメリポートのこと言わせたら3時間かかるけどいいの?」
福山「はい、構いません。」
マツコ「その前にあんたの足、持つ?」
石塚「マツコさん、その言葉ブーメランでお返ししますね。」
マツコ「ぐ……、やはり賢いだけに返しがはやいわね…。」
マツコ、石塚、福山、中居の4人は一路横浜へと向かった。
もちろん徒歩で。
午後8時半・横浜駅───
福山「さて、横浜駅に到着しました。」
マツコ「歩いたらお腹すいてきたわ。」グー
石塚「私もお腹センサーがうるさくなってきましてねえ。」
中居「みなさん、お疲れのようですね……。」
マツコ「中居くん、何か食わせなさいよ!!」
中居「仕方ないですね………。じゃあ……」
きんに君「どーもー!!なかやまきんに君です!」
4人「げっ!!」
きんに君「>>56のお店に行きましょう!」
ラブホ
らぶほw
マツコ「な、何よ?5人でラブホに入れってこと?」
きんに君「いいえ、もう1人追加です。」
HG「セイセイセイ、どうもお久しぶりのハードゲイことHGで~す。さあ行きましょう。」
福山「げ………」
HG「さあさあさあ、行きますよ~。」ヒクヒクヒク
中居「僕、どんべえで我慢したかった………。」
マツコ「もう何よ!!」
石塚「ラブホで食事、人生美味しく食べましょう。」
福山「この状況、本当は実に面白い。」
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