ライナー「おいどうした急に」
ベルトルト「ううう…鏡怖い…」
ジャン「おいおいベルトルト!お前こんなんが怖いのかよ」
マルコ「ジャン、やめなよ本気で嫌がってるんだから」
ライナー「でも鏡見ないと寝癖も直せねえぞ…ただでさえお前寝相悪いんだから」
ベルトルト「…」
アルミン「…なんで鏡が怖いの?」
ベルトルト「え、いや、その…、…薄く…なってて…」
ジャン「何が」
ベルトルト「…髪」
ベルトルさん…
あっ・・・
ストレス凄そうだもんな…
ハゲトルト
ジャン「ぶっは!た、確かに、ちょっと…ぶふ…でこ広いよな!ははははは!!!」
ベルトルト「…」
マルコ「笑うなよ!本人真剣なんだぞ」
ライナー「あー…いうほどじゃないと思うぞ…?俺もでこ広いって言われるし」
ベルトルト「ライナーは前髪短いからだろ…」
ジャン「安心しろ!マルコの生え際も結構ヤバイから!」
マルコ「…」
アルミン「そんな気にしなくていいと思うよ!ほんとに!僕だって前髪上げれば結構広いし、ほら」
ライナー「まあアルミンはふさふさだけどな」
アルミン「ライナー…折角の僕の気づかいを…」
ライナー「あ…すまん」
さあベルトルさん
を四方八方鏡で閉じちゃうか
ベルトルト・フーバーは鏡の中で何を思うか?
哲学的だな
ベルトルト「いいよ…気使ってくれなくて」
ジャン「いや、言ってもな!皆おんなじ様なもんだって!だからちょっと…見ていいか」
ベルトルト「え、何を」
ジャン「…ま、前髪上げたとこ」
ベルトルト「え」
マルコ「ジャン…」
ジャン「正直になれよ、お前らだって見たいだろ?」
アルミン「い、いや…」
ライナー「まあ見たい見たくないで言えば見たいな」
ベルトルト「…」
ジャン「ほら!な!ライナーもこう言ってるし」
やめたげてよぉ!
シリアスかと思ったら…
シリアスだった
1だけど規制引っかかった
今まで引っかかったことなかったからすげーびっくりしたわ…
>>11
みんな大好きちょい鬱だよ><
ベルトルト「…わかった」
アルミン「ええ、そんな無理しないでも…!」
ベルトルト「…はい」ペローン
ジャン「…」
ライナー「…」
マルコ「…」
アルミン「…ああ」
ジャン「っ…ぜっ…全然…ふ…大丈夫…!普通っ!!普通だ…っははははははは!!!」
ベルトルト「…」
マルコ「いや、大丈夫だよ!!ジャンもこんな爆笑してるけど実際結構きてるんだから!!ほら!」ペローン
ジャン「ちょ、マルコてめっ」
アルミン「あ、ほんとだ」
ジャン「やめろ!!」
ライナー「あーなんだ、後退はしてないんじゃないか?お前昔からそんなもんだったろ」
ベルトルト「そうかな」
ライナー「確かな、それよりさっさと
顔洗え」
ベルトルト「い、いやでも」
マルコ「髪なら大丈夫だよ、ジャンの生え際見ただろ」
ジャン「俺はまだ禿げてねえ!」
ベルトルト「えっと…あの」
ライナー「まだなんかあんのか」
ベルトルト「いや…その、無くて」
ライナー「髪なら有るから安心しろ。むしろ俺より有るだろ」
アルミン「ライナーは短いからね」
ベルトルト「じゃなくて…えっと、外側の…なんて言うか」
ジャン「…存在感か?」
マルコ「おいジャン!」
ジャン「何だよ!実際無いだろうが!!」
ライナー「存在感は鏡に写んないだろ」
アルミン「ライナー最近色々ずれてるけど大丈夫?」
ライナー「ずれてるって何がだよ」
アルミン「ツッコミどころとか色々」
ライナー「大丈夫に決まってんだろ、俺は兵士なんだから」
アルミン「その発言がまずずれてるよ」
ジャン「大体ベルトルトが喋んないのがいけないだろ、存在感にしろ何にしろもっと積極的になれよ」
アルミン「いや、だから存在感の話は…」
ベルトルト「…うん、わかった、気をつけるよ」
アルミン「ほんとに存在感の話だったの?!」
ベルトルト「えっ…まあ、大体そんなような感じ…」
マルコ「そ、そうか…気にする必要ないんじゃないか?ほら、訓練生だって沢山いるんだし、ちょっと存在感薄くなってもしょうがないよ」
ベルトルト「…うん」
ライナー「つーかいい加減にしろ、朝食間に合わなくなるぞ」
ベルトルト「わかった…あの、ごめん、人前で鏡見るのが嫌なんだ。出来たら二人にしてくれないかな…」
アルミン「え、ライナーと?」
ベルトルト「…ああ」
ライナー「嫌なら俺も出てくぞ?大丈夫か?」
ベルトルト「いや、君はむしろいて欲しい」
ジャン「はー朝からお熱いね」
ライナー「まあな」
マルコ「ライナーはそれでいいのか…」
アルミン「じゃあ僕先に出るよ」
ベルトルト「…ごめん」
アルミン「ジャンに言われたこと、あんまり気にし過ぎないようにね」バタン
ベルトルト「…」
ジャン「何だよアルミンの奴…」
マルコ「ジャンが言い過ぎなんだよ」
ジャン「全部ほんとの事だろ」
マルコ「…もう少し包み隠すことを覚えてくれ」バタン
ベルトルト「…はー」
ライナー「…で、何か話したいことでもあるんだろ?どうした」
ベルトルト「いや、別に」
ライナー「は」
ライナー「お前まさかほんとにコレなのか」
ベルトルト「やめてくれよ、君と違って僕はそのネタ好きじゃない」
ライナー「お、俺だって別に好きではねえよ!」
ベルトルト「…好きなのはクリスタだもんね」
ライナー「ああ!あの可愛さと優しさはほんとどっから来てるんだろうな」
ベルトルト「さあ」
ライナー「自分から話振っといて広げようとしないのやめろよ…」
ベルトルト「…ねえ」
ライナー「ん?」
ベルトルト「寝癖とれた?」
ライナー「あー…、そこ、前髪すげーまいて左によってる」
ベルトルト「…」
ライナー「つーか見ればわかんだろ」
ベルトルト「…そうだね」
ライナー「おい」
ベルトルト「何」
ライナー「汗すごいぞ、ほんとに大丈夫か?」
ベルトルト「…」
ベルトルト「最近鏡を見ても写んないんだ」
ライナー「だから、大丈夫だってさっき話ついただろ」
ベルトルト「自分が巨人にしか見えない」
ライナー「あー…背はしょうがないだろ、からかってくる奴もいるけど悪気はねえって」
ベルトルト「…」
ライナー「…顔、引きつってるぞ」
ベルトルト「ひ、引きつってるかな」
ライナー「大分な」
ベルトルト「皮がないからわからないや…」
ライナー「あ?何言ってんだ」
ベルトルト「…いや、何でもない」
まだ若いのに大変だな…
ベルトルさんから狂気を感じる
ライナー「あんまり苦手なら無理して見る必要ねえぞ」
ベルトルト「…朝食、なんだろうね」
ライナー「さあな」
ベルトルト「野菜がいいな」
ライナー「お前肉ダメだったか?昨日残してたよな」
ベルトルト「最近…苦手になって」
ライナー「あー」
ベルトルト「…ここにいると苦手なものが増えて困る」
ライナー「そうか?俺は逆に好きなものが増えたけどな」
ベルトルト「クリスタとか」
ライナー「ああ」
ベルトルト「そうか」
ライナー「改めて言われると照れるな」
ベルトルト「そう…」
ライナー「…」
ベルトルト「…ライナー…、必ず、故郷に帰ろう」
ライナー「あ?当然だろ、そのためにはまず巨人を倒す力をつけないとな!」
ベルトルト「…ああ」
ベルトルト「僕はいい加減君も苦手になりそうだよ」
ライナー「ん、何か言ったか」
ベルトルト「…いや、何でもない、朝食何だろうね」
ライナー「さあなあ」
ベルトルト「野菜がいいな」
ライナー「あれ、さっきもこの話しなかったか」
ベルトルト「してないよ」
ライナー「そうか?」
ベルトルト「そういうことは覚えてるんだ」
ライナー「ん、何か言ったか」
ベルトルト「いや、何でもない」
おわり
読んでくれた人ありがとう
えっ
乙
後半心抉られたわ…
実際こうなっても不思議じゃない心理状況だよな.........
おつおつ!
乙
ベルトルト……
乙
イグアナの娘思い出した
おお…乙…
最近はAGA治療薬で直せるが、この時代にはないしな…
面白かった
ああ
皮膚か外側のって
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