ぎゃー！タイトルミス！

正確には「特別なおもてなしは不要だよ」でお願いします

あれはほんの数時間前



「結華ーっ！誕生日おめでとう！！」

こがたんの第一声と共に始まった三峰の誕生会

アンティーカのメンバーが久しぶりに揃って嬉しかった

でも





好きな人は……仕事とか何かで来なかったんだよね

みんなわいわいやってる最中、どうやらきりりんだけは察してくれて……

「プロデューサーさんなら……あと２時間は帰ってこないって……言ってるよ」



あー、そうなんだ……って、誰が？

「ん……ふふっ。……それぐらいにだったら……みんないないかもね……」

いや、三峰はそんなことを期待している……じゃなくて、なんでわかるの？！

「ん……結華ちゃん、わかりやすいから……」



……きりりんさんこわい

そうやって２時間ほどみんなと楽しんで……

今は一人ぼっち……



おかげで、必要以上に時間がゆっくり流れているのがわかるよ

Pたん……



もし、今の三峰の心がわかるから全裸でもいいからすぐに会いに来て欲しいな



ﾄﾞｻｯ

「え……お前、そういう……」

え？

ぴ、Pたん！？

「お、おう……」

……何故か、後ろへゆっくりと下がっている

「だ、だってなぁ……」

だって、何？

「襲われそうで……なぁ」

ｶﾁﾝ



何かが三峰の中で壊れた気がした

そして



ふと気がついたら、二人でベッドにいた

もちろん全裸で

ｻﾜｻﾜ

「んー、やっぱり安心するなぁ」

で、いつまで触ってるのかな。……三峰の胸を

「いやぁ……いつまでもドキドキいってるから、すごく心配になって」

さっきと言ってることが逆なんだけど

「そりゃ……動いてないと心配だし、動き過ぎても心配だし……ちゃんと聞こえてくるのが心地よくて」

それは暗に三峰の胸が小さいと申すか？

「そうじゃないけど……そもそも、好きな人の……だし」ｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮ

何？ｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮ言ってて、よく聞こえなかったよ



「だから！好きなやつの隣だから安心するっての！！」

にゃ！？

そ、そこまで……は、はっきりひわにゃいでも……

「またドキドキしてきた……お前も恥ずかしがるなよ」

うっさい……

でも何かニヤニヤしてくる

さっきまでのおセンチな気分はどっか行ったみたいだし、チャラにしてあげよう！

「ははっ（ry

じゃあ、明日は休みだし、いっぱいいちゃつこうか

「そういえばちゃんと言ってなかったな」





「誕生日、おめでとう。結華」



うんっ！！

わ……



今の一言。すごいふわふわする

これがしあわせって気分なのかなぁ……



結華「ありがとう、Pたん！」

おしまい