伏黒「それより報告があるんすけど」

五条「んんっ、ごほん。で、どうしたのかな？」

伏黒「釘崎が任務先で変な術式かけられたそうです」

虎杖「！？」

五条「今日の野薔薇は確か3級呪霊の担当だったはずだけど…」

伏黒「呪霊自体は問題なく祓ったそうなんですが、いきなり現れた呪詛師にやられたみたいで。今は家入さんに診てもらってます」

虎杖「だ、大丈夫なのかよ釘崎は！？」

伏黒「見た感じは無傷だった。ただ…」

五条「ただ？」

伏黒「>>3（野薔薇がかけられた術式の内容）」

性格が反転する術式にかかってすっごいお淑やかになってる

保健室
伏黒「こっちです」

五条「おーい野薔薇、大丈夫～？」

釘崎「あらまぁ、五条先生じゃありませんか」

釘崎「ご機嫌麗しゅうですわ」ﾆｺｯ

五条「ご、ご機嫌麗しゅう…？」

伏黒「だから言ったでしょ。性格が反転する術式にかかって今すっごいお淑やかになってるんですよこいつ」

虎杖「そんな…！」

釘崎「虎杖さんに伏黒さんも。ご機嫌麗しゅうですわ」ﾍﾟｺﾘ

伏黒「さん付けはやめろって言ったろ」

虎杖「スカート持ち上げてあいさつする人リアルで初めて見た！」

虎杖「ってそうじゃなくて！家入さん、釘崎の容態はどうなってんの！？」

家入「命に別状はないな。術式自体もそこまで凶悪なものじゃない」

五条「僕の眼にも怪しいものは映ってないよ」

伏黒「じゃあとりあずは心配いらないんですね」

家入「そうだな。ただ…この術式をかけた呪詛師本人を叩かないとずっとこのままだ」

家入「身体的特徴はもう聞いてあるから、学長にかけあって手配してもらう必要がある」

虎杖「すぐには元に戻らないってことか…」

釘崎「なんだかわたくしが心配をお掛けしてしまったようで…申し訳ありません」ｼｮﾎﾞﾝ

虎杖「い、いいって！釘崎のせいじゃねえだろ？なぁ伏黒！」

伏黒「おう」

五条「しっかし任務先にいきなり現れて去っていった呪詛師かぁ。何の狙いがあるんだろうね」

家入「さぁね。前に君が言ってた徒党を組んでる呪霊たちと無関係ならいいんだけど」

五条「うーん…」

五条（あの火山頭の仲間？だとしたらこんな回りくどいことするか？）

五条（まぁ、考えても仕方ないか）

虎杖「ねぇ先生」ｺｿｺｿ

五条「ん？」

虎杖「釘崎の元気がないみたいだからさ、気分転換に一緒に出掛けていい？」ｺｿｺｿ

五条「もちろんいいよ。若人から青春を取り上げるわけにはいかないからね」

家入（お前が言うと重いんだよなぁ）

虎杖「サンキュー先生！」

虎杖「よーし！外行こうぜふたりとも！」ｸﾞｲｸﾞｲ

伏黒「おい押すな押すな」

釘崎「すみませんわたくしのせいで…」

虎杖「あーもう！謝るの禁止！」

虎杖「ってなわけで保健室を出たわけだけど…」

虎杖「ふたりとも、どこ行きたい？」

伏黒「決めてないのかよ！」

虎杖「えへへ…」

釘崎「それならわたくしGIVENCHYに行きたいですわ」

虎杖「ブランド店！？」

伏黒「趣味は変わらねえんだな…」

釘崎「うふふ、冗談ですよ」

釘崎「おふたりとご一緒なら、どこへ行っても楽しいはずですから」ﾆｺｯ

虎杖「そ、そっかぁ」

伏黒「……」

（（違和感がすげえ…））

伏黒「…ん？」

虎杖「どした伏黒？」

伏黒「あそこにいるのは」

>>7（キャラ指定）

パンダ先輩

パンダ「ようお前ら。相変わらず三人仲良しだなぁ」

虎杖「パンダ先輩！」

伏黒「それあんたらが言えることじゃないでしょ」

パンダ「はは、まぁな」

釘崎「パンダさんご機嫌麗しゅう」ﾍﾟｺﾘ

パンダ「あぁこれはどうもご丁寧に」ﾍﾟｺｯ

パンダ「…えっ」

釘崎「今日もモコモコしていてかわいらしいですね。大変素敵ですわ」

パンダ「の、野薔薇…！？」

伏黒「虎杖、説明してやれ」

虎杖「かくかくしかじか」

パンダ「そ、そうだったのか」

釘崎「わたくしとしたことが、とんだ不覚でしたの…」

釘崎「こんなひどいことをなさる呪詛師さんには激おこですわ！」ﾌﾟﾝﾌﾟﾝ

パンダ「oh……」

伏黒「呪詛師を倒さなきゃずっとこのままらしいです」

パンダ「なんだか落ち着かんなぁ」

虎杖「俺もう慣れてきたかも」

パンダ「真希も変な術式かけられちゃったし最近物騒だよなぁ」

伏黒「！！？」

虎杖「えええ！？」

パンダ「あれ？お前ら知らなかった？」

パンダ「数日前の任務で謎の呪詛師にやられたらしいぞ」

虎杖「初耳だよ！」

伏黒「だから姿が見えなかったのか…」

伏黒「で、真希さん大丈夫なんですか？」

パンダ「身体の方はぴんぴんしてんだけどちょいと異常があってな」

虎杖「い、異常って？」

パンダ「>>10（真希がかけられた術式）」

ギャル化して所持してる呪具を片っ端からデコレーションしてる

パンダ「ギャル化して所持してる呪具を片っ端からデコレーションしてる」

伏黒「ギ、ギャルって」

虎杖「なにそれめっちゃ見たい」

虎杖（そんな！呪詛師許せねえ！！）

伏黒「逆になってんぞ」

虎杖「いっけね！」

釘崎「もう、虎杖さんったら！」

虎杖「ごめんごめん」

パンダ「そんなに気になるなら見に来るか？」

虎杖「え？大丈夫なの？」

パンダ「さっきも言ったが身体の方は平気なんだ。あいつも退屈してるし来てやってくれ」

伏黒「じゃあお見舞いってことで…」

虎杖「サンセー！」

釘崎「楽しみですわね。わたくし、ギャルの方とお友達になるのが夢でしたの！」

虎杖「釘崎にそんな野望が…」

2年生の教室
パンダ「おーい真希、後輩たちが遊びに来たぞ～」

狗巻「しゃけ！おかか！明太子ぉ！」ｸﾞｸﾞｸﾞ

真希「いーじゃんトゲっち！ケータイデコらせてよー！」ｸﾞｲｸﾞｲ

狗巻「ツナぁああ！！」ｸﾞｸﾞｸﾞ

パンダ「やれやれまたやってるのか。真希、デコるのは自分の物だけにしとけって言ったろ」

真希「あっ、パンダちゃんちーっす！さっきぶり！」

パンダ「ちーっす」

伏黒「あ、あれが…」

虎杖「真希先輩！？」

伏黒（化粧凄すぎて誰かわかんねえ！！）

真希「ってか、めぐぴたちもいんじゃん！なになに？真希に会いに来てくれたの！？」

伏黒「めぐぴ！！？」

虎杖「よかったなめぐぴ！」

釘崎「めぐぴさん！」

伏黒「ふざけんなやめろ！」

パンダ「まぁまぁ落ち着けってめぐぴ」

狗巻「おかか」

伏黒「あんたらもやめろ！」

真希「えっへっへ！あだ名なら真希に任せてよね！」ﾄﾞﾔｯ

伏黒「なんつーか…マジで変になっちゃったんすね真希さん」

パンダ「隙あらば周囲のものをデコろうとするんだよ。ほら、あの極彩色の棒」

伏黒「…？なんすかアレ」

パンダ「特級呪具・游雲」

伏黒「え？………はぁあああ！！？」

パンダ「売ったら5億はくだらないやべー代物も、今の真希にかかればご覧の通り…」

伏黒「游雲！？あのドンキに売ってそうな趣味わりー棒切れが！！？」

パンダ「その横のけばけばしい光を放ってる棒切れはいつも使ってる大刀。その下にある巨大なカナブンみたいなのも禪院家にかつて保存されてた短剣」

伏黒「」

真希「ちょっとめぐぴ！趣味わりーってどゆこと！？喧嘩売ってんの！？」

伏黒「あっ、すんません…」

真希「あたしのデコテクなめてっとぶっとばすかんねマジで！」ﾌﾞﾝｯ

伏黒「ちょ！あぶね！」

虎杖「おー、いいパンチ！」

釘崎「身体能力はそのままなのですね。素晴らしいです真希さん！」

真希「へへ、ゆーじとのばらは良い子ぢゃん。あんたたちのケータイもデコってあげる！」

虎杖「い、いやそれは…」

釘崎「ぜひお願いしますわ」ﾆｺｯ

真希「おーし！キッラキラにしてやっからなー！」

虎杖（マジかよ！！）

伏黒「で、真希さんをやった犯人も不明っすか」

パンダ「そうなんだよなぁ。こっちは本人が覚えてないから手がかり無し」

虎杖「釘崎も真希先輩もはやく元に戻してやりてえな」

パンダ「見てる分にはちょっと面白いんだけどな」

狗巻「ツナマヨ」

パンダ「はは、冗談だよ。こっちでもなるべく情報を集めてみるさ」

真希「あたしは別にこのままでもいーけどね！」

釘崎「わたくしも今の状態に不満ありませんわ」

伏黒「ダメだ。こっちが落ち着かねえんだよ」

真希「あーもう！さっきからナマイキだぞめぐぴ！」

釘崎「こんなめぐぴさんはデコっちゃいましょう真希さん！」

真希「やっちゃお！のばら！あたしがコイツ拘束するね！」ﾀﾞｯ

伏黒「馬鹿やめろ！こっちくんな！」

パンダ「こいつら性格変わっても仲良しだな」

狗巻「高菜」

虎杖（俺も自分なりに情報集めてみないとな。パンダ先輩にばっかり任せてられねえや）

虎杖（まずは色々知ってそうな人のとこ行ってみるか）

虎杖（…>>15）

選択肢
1大人オブ大人・ナナミン
2お金大好きお姉さん・冥冥
3愛してるぜブラザー・東堂
4安定の伊地知さん

2

冥冥「で、私のところに来たというわけだね」

虎杖「そうなんだよ。冥さん何か知らない？」

憂憂「ちょっと！姉様はお忙しいお方なのですよ！アポなしで来るなんて」

冥冥「私は構わないよ憂憂」

憂憂「もう、姉様ったら♪」

虎杖（未だに慣れねえなこのノリ）

冥冥「それにしてもおかしな術式を使う呪詛師か…。心当たりがないわけじゃないよ」

虎杖「あ、マジで？」

冥冥「私が出会ったのは、着ている服を強制的にマイクロビキニに変更する術式だった」

憂憂「き、着たのですか！？マイクロビキニを！？」

虎杖（めっちゃ食いつくやんこいつ）

冥冥「ふふ、あいにく私は回避に成功してね」

憂憂「…さすが姉様です」

虎杖「露骨にテンション下がったな」

冥冥「代わりに後ろにいた夜蛾学長に命中してしまったんだ」

憂憂「！？」

虎杖「」

冥冥「なかなかに肉感的な身体をしていたよ」

虎杖「か、感想述べなくていいから」

冥冥「ご丁寧にムダ毛を処理していたよ彼は。ツルッツルだったよ全身」

虎杖「やめろって！次会った時まともに顔見れねえだろ！」

冥冥「写真もあるよ」ﾍﾟﾗｯ

虎杖「うわっ！！」

冥冥「私の情報はお役に立ったかな？」

虎杖「いや全然！？」

冥冥「ふふふ、だろうね」

憂憂「姉様の貴重な時間を取っておいて失礼ですよ！」

虎杖「今の情報をどう扱えと…？」

冥冥「残念ながらこれ以上のことは知らないな。こちらでなにかわかったら連絡を入れるよ」

虎杖「…わかった。ありがとな」

虎杖（うーん、まぁ最初はこんなもんだよな）

虎杖（根気よく聞き込みを続けるしかねえか）

冥冥「あ、ちょっと」

虎杖「ん？」

冥冥「これ情報料の請求。五条君につけといてくれ」

虎杖「ハイハイ」

選択肢>>18
1大人オブ大人・ナナミン
2 愛してるぜブラザー・東堂
3安定の伊地知さん
4本誌で話題・加茂憲紀

【ゲットしたもの】
マイクロビキニ術式を使う呪詛師の情報
夜蛾学長のセクシー写真