〔安価〕異界神州武國〔コンマ〕 (94)
彼の地には怪異が棲む。鬼人・妖怪・大蛇に祟り神。
武道を使う者、気功を操る者、絡繰を伝う者、甲冑を着る者。
これら全てが相対し、化外対武人による戦いが生じる。
そんな最中、鎖国を通す武國に異国から艦隊白舟が押し寄せる。
武國の海岸にて滞在する異国の民は港町に教会と騎士団兵舎を建立。
そして武國に潜む闇夜の者共、影として扱われ来た呪術師が目覚めた。
武國は今、未知なる時代へと突き進んでいた。
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主人公安価
1.転移者(現代の知識+現代の道具持ち込み※上限あり)
2.転生者(現代の知識+死因による特典あり)
3.不死者(死なない体を持つ、現地民)
4.契約者(武國の呪術〔式神〕を扱える)
5.中級者(予め武國での知人関係を得ている)
6.武芸者(ある程度の武術を嗜んでいる※現代知識ありかなしか選べる)
7.上記以外で(内容次第で却下されます)
安価↓2で
3
3.不死者
不死者に決定しました。
肉体年齢の設定を行います。
1~2 少年
3~4 青年
5~6 中年
7~8 老人
9~0 骸骨
コンマ↓1
@
いいね
〔骸骨〕
貴方の肉体年齢は骸骨です。
肉も無ければ血も無く、赤く光る眼が特徴的。
喋る事も出来ず姿形は人型であるが完全なる化外に等しい。
臓器も脳髄も無いが、それでも人としての思考・行動をする事が出来る。
武術経験をコンマ↓1↓2を+した数、100がマックス。
カルシウム
a
武術経験:100
剣豪を超えた剣聖。
それでは始める。
異歴505年10月10日〔夜〕
―――その剣豪は一人の男によって蘇生した。
男の名前はゲイン・ヒラサカ。武國の暗部である呪術側の人間だ。
屍を使い怪物を生み出す術……屍魂操術によって。
「やァ。気分はドウかな?」
白髪の男の体には黒い線が刻まれている。継ぎ接ぎの肉体だ。
「キミは二百年前に死んだ屍、元剣聖だ」
「ボクの力によって生き返らせたヨ」
「そしテ折角だけド……一つお願い事をするネ」
屍が拒む事はない。ゆっくりと頷いた。
「キミには今から武國の王・天帝の首を取って貰うヨ」
天帝……武國の法律・治安・軍事を管轄する國内最高権力者だ。
その首を取るという事は……つまり、國を転覆する算段らしい。
「勿論、首を取る為に最高の武器を用意したヨ」
そうして、屍に武器を用意した。
一つはとある寂れた神社に内包された神剣、銘を〔火産霊〕。
万物を灰塵に変える最強の剣である。
そしてもう一つは甲冑だった。
武神装甲【第六天魔王】。
天帝の血筋を持つ〔武天八珠衆〕のみしか扱えぬ武神装甲であった。
「ドッチが欲しいかな?」
その問いに屍……オチウドは行動で示した。
1.神剣を指さした。
2.武神装甲を指差した。
3.両方を指差した
4.自由行動
安価↓2
1.
2
オチウドは武神装甲〔第六天魔王〕を欲した。
「ウン、これダね。いいよ」
武神装甲を装着するオチウドは、その武具の性能を認識する。
武神装甲〔第六天魔王〕
能力:銃弾射出。両腕部に回転式機関銃を搭載。
「サァ、行こうカ……お祭りが、始まるヨ」
天帝の居る京……獅子京は既に火の海であった。
既に討ち入り準備を整えていたらしい。
人々が火の手がら逃げ惑う中、オチウドは人の海を避けて天帝城へと向かう。
その道中、彼の目の前には黒い外套・鴉の面を被る者が現れる。
「あれは……セイラン・ジン・テン武公の武神装甲……」
「馬鹿なッ、テン武公は一月前に死亡が確認された筈……」
「ならばあれは武神装甲を被る盗賊だッ」
「クソ、ただでさえ謀反だというのに……ッ」
「いくぞォ!!」
鴉衆
……獅子京にて真夜中の治安維持に努める空を飛ぶ武装団体。
外套はタイミング次第で攻撃を弾き、腰に装着する鎖付き苦無によって空を飛翔する。
その仮面はガスや毒を遮断し、腰に差す刀は伸縮自在の太刀である。
戦闘結果
1~3 鴉衆・一人のみ生存
4~6 鴉衆・隊長・副長以外死亡
7~9 全滅
コンマ00 オチウド大敗
コンマ↓1
1
最初からクライマックス
第六天魔王が起動する。
回転式機関銃が全てを薙ぎ払う。
被弾した左足が千切れて屋敷に落ちる鴉衆の副長。
両肩を撃ち抜かれて倒れる鴉衆の隊長。
覆い被さる様に、鴉衆の隊員が隊長の盾となる。
「アズマ、カンカキー、ムサシッ、ッせ、セッツッッ!!」
隊員の名を呼ぶ、しかし彼らは弾丸に撃ち抜かれて絶命した。
オチウドは好戦意欲が無くなった彼らを認識すると、そのまま天帝城へと向かった。
「あ、あぁああああああ!!!」
隊長の無情なる声が、京中に響く。
天帝城へと到達する。
そこには七人の猛者が居た。
〔武天八珠衆〕である、否。今では七珠衆、とでも言おうか。
彼らは何も言わず、口を出さず、亡き友の武神装甲を目にし、そして睥睨して憎悪を漏らす。
「「「「「「「装甲」」」」」」」
その言葉によって、武神装甲が完成する。
七対一。同じ武神装甲、分が悪いが、闘争が始まる。
戦闘結果
1~3 全ての武神装甲が壊滅
4~6 全ての武神装甲が壊滅&半分死亡
7~9 武天八珠衆全滅
ゾロ目 オチウド大敗
コンマ↓1
あ
武天八珠衆の全滅。
オチウドは武神装甲を装着した状態で天帝城を上り詰める。
「………ここまで上り詰めるものが居ましたか」
未亡人の様な色気を醸す女性が座に就く。
彼女こそ、この武國の最高権力者・天帝のミコであった。
「……我が神剣、武御雷よ、悪鬼を滅す力となれ」
武神装甲を装着したオチウドは構える。
戦闘結果
奇数:オチウドの勝利
偶数:武神装甲が大破
コンマ↓1
はい
オチウドは勝利した。
天帝ミコの生首を晒し、ゲイン・ヒラサカの元へ帰る。
「ご苦労サン、これでこの國は変わるヨ」
そう言うゲインは、心の底からの笑みを浮かべるのだった。
オチウド編・完
新たなる正史が刻まれました。
異歴505年
09月未定~セイラン・ジン・テン死亡・武神装甲が奪われる。
10月10日~武國転覆
感想戦
主人公って書いたけど最強だから国家転覆をしたかった。
本当だったら鴉衆の一員として活動させるつもりだった。
今回の事は正史として残されます。今度の主人公はこの歴史を覆す事が出来るのかと言うお話にしたいと思います。
それじゃあまた最初から始めるね。
主人公安価
1.転移者(現代の知識+現代の道具持ち込み※上限あり)
2.転生者(現代の知識+死因による特典あり)
3.不死者(死なない体を持つ、現地民)
4.契約者(武國の呪術〔式神〕を扱える)
5.中級者(予め武國での知人関係を得ている)
6.武芸者(ある程度の武術を嗜んでいる※現代知識ありかなしか選べる)
7.上記以外で(内容次第で却下されます)
安価↓2で
3
言葉を出せない不死者の剣聖髑髏なら普通の主人公をやるよりこうする方が確かに正しい、作者の技量が伺える。
2
転生者に決定しました。
現代の知識+死因による特典あり
まずは主人公の死因
安価↓2
溺死・焼死・首吊り・刺殺・惨殺等々。
溺死
老衰
死産
老衰からの特典=〔臨界点〕
あらゆる異能の力を封じる変わりに身体能力を極限にまで上昇。
呪いの様に左腕が枯木の様になるが、その部分のみ硬質であり如何なる力に対する耐性を持つ。
〔名前〕ロウ・クチルキ
これから配属される場所を決める。
〔武道五家〕天地万物の構成である気の力を使わず単純な技術によって武芸者として選ばれた家系
〔流転六家〕丹田で生成する気を使い武術と組み合わせる事で超常の力を得る武芸の家系。また宝刀や妖刀を扱う名家でも知られている。
〔鴉衆〕 真夜中の獅子京を護衛する為に結成された空を飛ぶ武術者。
安価↓2で
kskst
〔流転六家〕
〔流転六家〕
センショウ家/剣術や槍術を使い、刀身に気を込める事で射程を伸ばしたり鋭利さを上昇させる。
トモビキ家/妖刀を司る家系
センブ家/宝刀を司る家系
ブツメツ家/仏心流道術と言う丹田を込めた徒手空拳を扱う。木蓮神社と関わりがある。
タイアン家/無限刃流、気を操作して武具化させる。
シャッコウ家/御影流、気を化身化して操る。
この中から↓1で
センブ
異歴482年7月10日。
その男は昔、センブ家へと引き取られた。
男は孤児だった。誰もが委縮する醜い左腕に恐怖を覚えた。
しかし、彼を引き取った男は仏の様な優しさを持ち合わせていた。
その男の名前はケイセイ・センブ。奇しくも、〔流転六家〕と呼ばれる名家であった。
異歴492年4月7日。
男は元服し、分家へと引き取られる事となった。
彼はセンブ家の血を引いておらず、当主になる事は難しい為に彼は他家へと移る事になったのだ。
彼を引き取った分家の名はクチルキ、男の名前はロウ・クチルキとなった。
異歴504年7月10日。
そして、彼の現在は………
1~3 現在もクチルキ家に滞在中、浪人
4~6 センブ家に戻り、宝刀管理に努めている
7~9 新たな天地を目指し、センブ家より宝刀を賜った。
0 センブ家の当主としてその地に定まる。
コンマ↓1
a
(二十歳を超え、今も尚浪人の身)
(俺の体を気味悪がってか、誰も俺に近寄ろうともしない)
(刀を握る機会に恵まれたのだから、活躍しなければと思うが……)
(どうするか……)
考えても考えても仕方が無い。
一先ずロウは気晴らしに散歩をする事にした。
情報の入手量
コンマ↓1
と
〔3〕
三つの情報を得た。
・巳港町には唯一鎖国が解かれた市街がある。
異国の住人がこの地に在住し、現在では教会や聖騎士兵舎が建立していると言う。
・巷には赤眼のものが出回っているらしい。眉唾話だが〔邪蛇教〕と言う教団の教徒であるらしい。
・午楽町にて空を旋回する甲冑を見たと聞く。本来ならばあり得ない事であるが……
今日はここまで。
明日はこの時間帯で始める。
乙で候
乙。
素晴らしい対応力だった。結果的に良い導入になった。
遅めの乙
チュートリアルの主人公がラスボス?はこれから面白くなりそう
生存報告。
早速で悪いけど今日はここまで。
あと>>39で情報源を確かめに行くから、どこに向かうか安価↓で多いのを採用する。
午楽町へ
聖騎士兵舎
午楽町
武國最大の歓楽街。
賭博や温泉などの娯楽施設があり商人が店を構えて売買をしている。
絡繰人形や特殊義手などがあり、また遊郭などが立ち並ぶ。
南蛮から取り寄せた物品もある為に最近は規制が激しくなっている。
(噂では武神装甲が飛翔していたらしい……)
巳港町
武國が唯一許可を出した外交地域。
異歴480年当初に黒曜艦隊が出没、年を跨がずして巳港町が外交可能となった。
この20年でこの巳港町のみが急激な高度成長を見せ、異国の衣類を好んで着込む武國の民も居る。
最近では教会と聖騎士兵舎が建立した為か鎖国反対派が過激化している。
(聖騎士兵舎が気になる、様子を見に行こうか……)
行動どちらか↓1から二票先取で。
2
巳港町
(巳港町か………)
クチルキは新しく聖騎士兵舎の噂を聞いて胸が躍った。
きっと強き者がその街に居るのだろう。異国の戦闘技術も興味深く思う。
そしてクチルキは行動に移した、路銀を持って外へと出る。
十日ほど掛けて、クチルキは巳港町へと到着するのだが………
1.巳港町へ到着と同時にスリの被害に逢う、道路で項垂れていると修道服の女性と邂逅した。
2.教会付近にて慌ただしい様子の人々、巳港町で鬼が暴れている様子。
3.問題なく聖騎士兵舎へ到着するも、突如ソードブレイカーを携える顔に傷ありの女騎士と交戦する。
↓1から二票先取で。
3
3
聖騎士兵舎へと到着した。
元々武家屋敷だった場所は西洋風に改築され、土塀はまるで檻の様だ。
「ここが聖騎士兵舎か……」
噂によると騎士訓練生を鍛えている場所であるらしい。
聖騎士と言う名が定着しているのは、黒曜艦隊に乗船していた異国の聖騎士がこの地に移住しているからだとか。
「中の様子を伺いたいが………」
眼を細める。が、外装だけで中の様子が分かる訳が無かった。
それどころかその姿が不審に移り、ロウ・クチルキの傍に鋼の音が響いた。
「ん?」
その音を聞き振り向いて見れば、ひとりの女がそこに立つ。
外套を着込み、鋼の鎧を装着する女性。
そしてその手には、異様な形をした武器が携えられていた。
「ッ」
突如、その武器が振るわれた。
ロウ・クチルキはその一撃を腰の刀を抜刀し受け切る……
1.が、武器に不気味な感覚がある。それでも鍔迫り合いに持ち込んだ。
2.武器に伝わる異様さに早々に感づき、退避した。
3.女性の顔を見る。傷があるが可愛らしく思えた。交戦すら忘れてしまう程に。
↓1から二票先取。
1
2
2
「ッ」
己の武器から伝わる謎の感覚。
これを受け続けていれば、何かが起きる。
そう確信した瞬間、ロウは後退した。
異様な武器、ソードブレイカーから離れると女の騎士は感心する様に頷いた。
「そこいらの剣士とは違うようですね
この町の剣士は、猛牛の様に全身してきますが……貴方は違うようだ」
「呪術か宝剣………いや蟲憑きの能力か?」
「どちらも違いますし、タネを明かす事はないですよ
逆に聞きましょう、貴方は一体何者でしょうか?なぜ私たちを狙う?」
その言葉に違和感を覚えた。
何か勘違いをしている様子らしい。
1.何か勘違いをしている様だと身分を明かす
2.元より剣を抜いた以上、そのまま治めるつもりはない、その力のタネを明かしてもらおうか
3.面倒だこのまま逃げてしまおう(コンマ判定により逃亡+曲がり角でごっつんこイベント)
↓1から二票先取
3
3
(何やらキナ臭い事に巻き込まれそうだな)
ロウ・クチルキがこの地に来たのがこれが初だ。
そんなロウ・クチルキがこの地で何かしたなどある筈が無い。
刀を納める、何か誤解をしている女騎士に背を向けて逃げた。
「む、待ちなさい、逃がしませんよ」
「何か誤解がある様子だ、わだかまりが無くなったらまた会おうッ!」
逃走コンマ判定
↓1
50以上で成功+イベント発生。
あ
「無駄です」
女騎士はソードブレイカーを地面に突き刺す。
その瞬間、地面が一瞬にして震撼した。
(なんだ奴の武器はッ!)
転んだ隙に女騎士が上から覆い被さる。
「逃がしませんよ」
「ぐっ!」
そしてロウ・クチルキは女騎士に捕まって聖騎士兵舎へと連れ込まれた。
それから三日後………。
身分証明を行い、無実の罪が証明されたロウ・クチルキは釈放される。
「だから俺は関係ないと言っただろう」
「失礼をしました、クチルキ・ロウどの」
「逆だ逆、ロウ・クチルキだ」
「再度失礼を……しかし頑丈ですね」
ロウ・クチルキは臨界点と呼ばれる特殊体質だ。
全ての異能に属する能力を封じる変わりに身体能力の全てを極限に上昇させる。
殴る蹴ると言った異国風の拷問など赤子がじゃれ付く程度のものでしかない。
「それじゃあよ、無実の罪が証明された事だし……あの時の約束果たして貰うぞ」
約束とは、拷問中に女騎士と交わした〈もしも無実の罪が証明されれば〉と言う条件だ。
ロウ・クチルキは女騎士と約束を交わしたのだった。もし無実の罪であれば………
1.女騎士の名前を教えてくれ、ついでに能力の正体も。
2.聖騎士兵舎で訓練を積ませてくれ、ついでに能力の詳細を
3.友好を広めたい、知りえる範疇で友人を紹介してくれ。
↓1から二票先取で
2
3
2
まず女騎士は彼女の能力の仕組みを簡単に説明した。
「我々の体内には微粒子レベルの機械が体内に流れております
そしてその機械は特殊なエネルギーを発し、そのエネルギーを特殊加工された武器に通す事で能力を発揮します」
ロウ・クチルキは首を横に向けた。
如何せん言葉が理解出来ないが無理も無い。
彼ら騎士が居る祖国にはオーパーツとして最新鋭技術が残されている。
それを使用して超能力を得ている、その様な技術が無い武國には理解の範疇外だ。
「まあ、つまり武器が無いと能力を発揮出来ないんだな」
「そういう意味と取って貰っても構いません」
(能力の仕組みを理解出来たぞ)
そしてロウ・クチルキはこの地で一か月を過ごした。
女騎士との約束により、この聖騎士兵舎で訓練を積む事を許されたのだ。
そして一か月。身体的能力を遺憾なく発揮するロウ・クチルキに対して騎士訓練生は唖然とした。
「この部國の人間はこの身体能力が基準なのか……」
と、単にロウ・クチルキが異端であるだけである。
訓練の休憩時、ロウ・クチルキは汗だくになりながら休息していた。
グラウンドから兵舎近くの渡り廊下に腰を下ろして日陰休んでいると……
1.両目を包帯で覆うシスターがお供を付けずに歩いてきた。
2.ソードブレイカーを持つ女騎士と出会う。
3.黄金の髪を持つ、黒き騎士服を着込む男と邂逅する。
↓1から二票先取。
1
3
3
眠いので今日はここまで。
明日も出来たらこんな時間帯からはじめます。
あとこの安価SSは色々な漫画やアニメから取って来たオマージュ作品みたいのなんで、そこ等へんは大目に見てくれたらありがたいです。
乙。
おつ
「……お前が最近訓練に参加しているロウ・クチルキか」
金色の男がロウの後ろに立つ。
振り向きその姿を直視し、ロウは自然と立ち上がり構えた。
その男は何もしていない、だが自然と身構えてしまう。
この男は危険だと、本能が告げていたのだ。
「そういうあなたは?」
尋ねる、男はまっすぐと目を見て言う。
キルブライド・バルバトス
「張芭刀諏・奇流武羅伊独、聖堂二十一騎士・『皇帝の座』に就く聖騎士だ」
聖騎士……ロウは察する。
この男、張芭刀諏はこの聖騎士兵舎を建立した張本人だ。
その実力は他の騎士よりも比較にならないだろう。
「お前を名家のモノとして聞く、武神装甲を知っているか?」
その問いに対してロウは首を傾げた。
(何故武神装甲を聞く?その言葉とどういったものかは知っているが………)
1.武神装甲は知っているが、その能力は知らないと素直に告げる。
2.武神装甲を知って一体どうするつもりだと聞き返す。
3.口を閉ざし、相手の出方を待つ。
安価↓1から二票先取
1
1
「武神装甲は甲冑みたいなモンですよ、内容は知りませんが、この武國では最大戦力にして最高武力です」
「そうか、もし武神装甲に関しての情報があれば教えてくれ、礼は弾もう」
それだけを告げて、張芭刀諏は去っていった。
(何故武神装甲を探る?何かあるのか?)
ロウ・クチルキは疑問を覚えた。
張芭刀諏と出会った。もし武神装甲に関して情報があれば高値で情報を買ってくれるぞ。
次の週。訓練期間で最も喜ばれる一日、休日だ。
1.巳港町でも観光するか。
2.休日でも鍛錬を続けよう。
3.武神装甲に関して情報を集めてみるか。
4.そういえば異国の人間は教会に懺悔しているらしい。
安価↓1から二票先取
4
4
今日はここまで。
おつでした
乙です。
巳港町には教会が建立している。
聞くに彼ら修道者たちはこの教会に立ち入り、神に懺悔しているのだという。
(暇潰しに顔を出してみるか)
ロウ・クチルキは教会へと向かった。
彼がそこで出会ったのは……
1.両目を潰された修道女
2.両手両足が義足の修道女
3.手に鋸を持つ白衣の女性。
安価↓1から二票先取。
3
2
1
1
教会の前には人形の様な修道女が椅子に座り笑みを浮かべていた。
会釈ほどして教会に入ると、多くの人間が頭を垂れていた。
彼らの中心には一人の老婆が何か教えを問うていた。
「見慣れない、顔ですね」
と、中の様子を伺うロウ・クチルキに対して優しい声色を持つ女性が声を掛けてくる。
女性の顔を見ると、その顔には包帯が巻かれていた。失明しているらしい。
「いえ、目が見えないのに見慣れない顔とは、可笑しい事を言いましたね」
と口元に手を添えてクスクスと笑う女性。
ロウ・クチルキは彼女の前に立ち挨拶を交わした。
「ロウ・クチルキだ」
「はじめまして、私はこの教会の修道女です
ヘルヴォルアルヴィトル
洗礼名は経舞織或歩糸琉、近しい人からはヘルヴィと呼ばれています」
と彼女は頭を下げた。それに釣られて、ロウ・クチルキも頭を下げた。
1.何故その眼は潰れている?
2.此処は一体どの様な場所なんだ?
3.お前は何をする人間なんだ?
安価↓1から二票先取
2
2
1
「此処は一体どの様な場所なんだ?」
「ここは神に祈る場所、我々の神、デウスエクスマキナさまです」
「でうす?えく、?」
「デウスエクスマキナさま、この地が根付く前に存在した機械文明の神様です」
「それは一体なんなんだ?」
オリアス・シュルーズベリ
「聖騎士様……例えば檻逢諏・朱流渦縁さまが持つ武器、それはデウスエクスマキナ様が与えたもうた神機なのです」
「……オリアス?誰だ」
「ご尊顔に傷跡がある女性です」
「あぁ、そういえば名前を聞いてなかったな」
「デウスエクスマキナ様は私たちに技術を授けました、そしてデウスエクスマキナ様に願う者は知識を与えられるのです」
「知識とはなんだ?」
「神の御業です、肉体にデウスエクスマキナ様の機械が芽生え、神機を授けられるのです」
「それは願えば得られるのか?」
「残念ながら、願いが叶う人間は僅かです、私も、この目を癒す為に、幼い頃から祈りを捧げました。けれど修道女となった今、私は私の為に祈るのではなく、祈る者の願いが叶う為に祈る事をしているのです」
「そうか……お前は立派だな」
「私の一生とはそうあるべき事だと理解しました」
そうして彼女は両手を合わせて頭を垂れた。
ヘルヴィと出会った。
この後の展開が思いつかない。
過激派による暴動を抑えるorバルバトス聖騎士の下に付いて武神装甲に関する情報を得る。
または過激派と邂逅するor赤眼の暴徒と対峙する。
こんくらいしか思いつかないから好きな奴を選んで、多かった奴を採用する。
暴徒かな
バルバトス聖騎士の下に付いて武神装甲に関する情報を得る。
バルバトス聖騎士の下につく
このSSまとめへのコメント
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