【シャニマス】P「ショートコント」ふゆ「喫茶店」 (13)


ショートコント「喫茶店」


ふ「ふーん、ここが新しくオープンした喫茶店ね」

(ガラガラ……)

P「いらっしゃいませー☆」(小悪魔テンプテーション風メイド服)

ふ「……あっ間違えましたー☆」

P「お帰り下さいませんご主人様!」

ふ「帰らせなさいよ!」



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P「本日はどちらのカレーになさいますか?」

ふ「なに、この店カレーしかないの?」

P「ボンカレーとククレカレーの二択にございます」

ふ「レトルト一択じゃないの」

P「ふふっ、お客様大変可愛らしいので特別サービスといたしまして、当店こだわりの白米ライスご飯もお付けします」

ふ「普通にライスじゃない」

P「うーん……あっ! じゃあじゃあ! カレー味のうんk」

ふ「やめなさい」

P「でしたらカレー味のPとP味のカレー、どちらがよろしいですか?」

ふ「どっちもいやよ」

P「えっ、それはつまりそのままの俺が好きだという……///」

ふ「いいから普通のカレーをよこしなさい」


(五時間後)

P「お待たせいたしましたー」

ふ「ほんとにね」

P「こちら刺身定食になります」

ふ「カレーはどこいったのよ」

P「あっ、大変失礼いたしました!」

ふ「もう何でもいいから早くして」

P「お待たせしました!」

ふ「はい」

P「こちら、きまぐれシェフの夏野菜たっぷりパエリア風味噌煮込みハンバーグラタンソースのたまごかけご飯ラーメンになります」

ふ「きまぐれすぎるわ」



ショートコント「哲学」


P「冬優子ってどうしてこんなに可愛いんだろうな」

ふ「急に何よ」

P「いや、どうしてかなって」

ふ「知らないわよ」

P「あれ、ちょっと顔赤くなってる?」

ふ「っ、そんなわけないでしょ」

P「ははは! そんなに照れるなよ。俺まで脱げてくるだろ!」

ふ「は?」


ショートコント「忘れ物」


P「ああっ、事務所に財布忘れた!!」

ふ「何やってんのよ」

P「ああー」

ふ「まったく」

P「えっ、一緒に取りに行ってくれるって? ありがとう冬優子大好き」

ふ「どういう耳してんのよ」

P「……? 見てのとおりうさ耳だが?」(ピョコピョコ)

ふ「それは見れば分かるわ」

P「この前の撮影で使ったやつ、冬優子が要らないって言うから俺が貰ってきたんだ」

ふ「だからどうしてそれをアンタが付けてるのかって訊いてるの!」

P「冬優子の音、全部聞きたくて」

ふ「気持ち悪い」

P「ひどい」


ふ「それで、財布どーすんのよ」

P「そうだった。どうしよう……」

ふ「あーもう、いいわ私が取ってきたげるからアンタここにいなさい」

P「Pも行く!」

ふ「Pちゃんはここにいな!」

P「なんで! どうして! 俺も行きたい共に歩みたい!」

ふ「うさ耳付けたやつと一緒なんて嫌よ! 絶対不審者じゃないの!」

P「あながち間違ってない!」

ふ「否定しなさいよ」


P「いいや、そうじゃない」

ふ「?」

P「大切なのは人にどう見られるかじゃない。自分がどうありたいかだろう? それは冬優子が一番よく知っているはずだ」

ふ「それは……そうかも、しれないけど」

P「だから一緒に行こう」

ふ「……」

P「おそろのうさ耳でな!!」

ふ「絶対いや」


ふ「着いたわ」

P「夜の事務所ってなんか出てきそうで怖いよな……」

ふ「いつもひとりで遅くまで残業してるじゃない」

P「それはそうなんだけどさ」

ふ「……ふゆは、アンタのことちゃんと見てるから」

P「冬優子?」

ふ「絶対にアンタをひとりになんてしないから」(ボソッ)

P「えっ、いま何か」

ふ「はいはい! 馬鹿なこと言ってないでさっさと財布取ってきなさい」

P「だからほら見て、真っ暗なの! 怖いの!」

ふ「はぁ……、ほら一緒に行くわよ」

P「冬優子……///」

ふ「さっさと帰って録画の続き見るんだから!」

P「ああ! 絶対に俺のそばを離れるんじゃないぞ!」

ふ「アンタが離れないでよ。誰かに見つかったら面倒くさいし」(ギュッ)

P「えっ、そんな急に積極的に……///」

ふ「わかった、アンタはここで待ってなさい」

P「一緒に行かせてください」


(廊下)

ふ「あれ、電気付かないわよ?」(カチカチ)

P「ああ、今日は電気設備の点検があるから建物全体が停電してるぞ」

ふ「そういうことは先に言いなさいよ」

P「……あっ!」

ふ「今度は何?」

P「俺の膀胱がストイレライト」

ふ「普通にトイレ行きたいって言いなさいよ」

P「どうやらここまでのようだ……各員は浸水に備え!」

ふ「我慢しなさい」

P「諦めない絶対!」

ふ「当然よ!」

P「だめだ、漏れてやがる……さっき麦茶を飲み過ぎたんだ……」

ふ「おい」


ふ「トイレも電気付かないわね」(カチカチ)

P「暗い……おばけ出そう」

ふ「いいからさっさと済ませなさい」

P「見えない……あんなにも光り輝いていた俺たちの未来が……」

ふ「はやくして」

P「いいか俺が用を足している間も用心しろ周囲の警戒を怠るな決して油断するんじゃないぞ」(ガチャ)

ふ「はやくしなさいって」

P「絶対そこにいてくれよ」

ふ「わかったわよ」

P「どっかいっちゃイヤだよ」

ふ「いかないってば」

P「……グスッ……もし俺が戻らなかった時にはお前だけでも」

ふ「はやくしなさいよ!!」


(5分後)

P「冬優子大変だ!」

ふ「なに?」

P「水が流れない」

ふ「そんなわけないでしょ、横のレバーを」

P「早くしてくれ! 出ちゃうじゃないか!」

ふ「出してから流しなさいよ」


(5分後)

P「うわあああああ」

ふ「今度はなによ」

P「出た! やつが出た!!」

ふ「何よやつって」

P「黒くて羽根の付いたテカテカしたやつが!」

ふ「ゴキ〇リね」

P「ああー! 来る! こっち近づいてくる!!」

ふ「ちょっと落ち着きなさいって」

P「うわあああ! もうダメだ!! 助けてくれー!!!」

ふ「ああもうっ! ドア開けるわよ!!」

(ガチャッ)

P「……」

ふ「……」

P「あんまり見ないで…///」

ふ「下を脱ぎなさいよ」



【完】

以前、某所に投稿した没ネタのまとめです
なんだかんだ言いながら付き合ってくれそうな冬優子すき

おつ
ふゆこすき

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