【ファンタジー】歩む者たち【安価&コンマ】 (287)

何か目的を決めて旅や冒険をするスレ チマチマ進める

【名前】
【種族】人間でも亜人でも
【性別】
【年齢】
【得意武器】最大二種類まで
【属性】最大二つまで
【概要】性格とか容姿とか来歴とか 旅の目的は必須


↓3までで最大コンマが主人公

※属性は火→風→土→水→火と陽(光)⇔陰(闇)の属性間の優劣アリ 無属性は治療とかそういったやつ 細かく書いてくれたらそれを優先

【名前】リディア
【種族】ハーフエルフ(人間とエルフのハーフ)
【性別】女
【年齢】 20
【得意武器】弓・短剣
【属性】風・水
【概要】旅の目的:閉鎖的なエルフの里の外を見るための旅
容姿:金髪でボブショートの整った顔立ち、上から98・75・89の巨乳巨尻

こんな感じで良いですか?

>>2、大丈夫やで 補足すると、目的を終えるか死ぬまで基本続くので、はっきりとした目的が決まってないとズルズル続いたりする
このレスは安価外

【名前】シャーリー
【種族】人間
【性別】女性
【年齢】18
【得意武器】槍、杖
【属性】陽、無(治癒)
【概要】明るく、真っ直ぐでお人よし、好奇心旺盛な冒険者。
髪は金色の長いお下げ髪。平均的な身長、スタイルの良い美少女。
山奥の平和な村から、広い世界を知るために旅を始めた。
幼い頃から家事や農作業に従事する傍ら、教養のある親から知識の伝授もされたため、それなりのことは器用にこなせる。
世界の色々なことを自らの眼で見ることが目的だが、一番の目的は世界の中心にあるが誰も存在を知らないとされる世界樹を見ること。

【名前】アルテミシア
【種族】人間
【性別】女
【年齢】18
【得意武器】杖 魔石
【属性】陽 陰
【概要】性格気弱で引っ込み思案
    容姿 緑髪のロングストレート 小柄で華奢 
    目的 賢者の師匠の後継者となるべく修行の旅

【名前】 シェリア
【種族】 魔族
【性別】 女
【年齢】 225歳
【得意武器】 先端が三又に別れた鞭を使う
【属性】 闇属性と無属性(主に状態異常を引き起こす補助魔法)
【概要】紫の長髪で黒色のゴスロリドレスに身を包んだ少女。豊満な体つきをしている。魔族の貴族だったが、他の魔族に敗北した際に幽閉される。その間に強姦されて娘を孕まされて出産したが娘は連れ去られてしまった。その娘を探しだして取り戻すべく旅をしている。

忘れてたことが一つ 属性は多い方が強いわけじゃなく、持ってなくても単体でも強い 決められたスキルポイントを割り振ってる感じ
持ってない人も持ってない人なりにやりようがある

【名前】リディア
【種族】ハーフエルフ(人間とエルフのハーフ)
【性別】女
【年齢】20
【得意武器】弓・短剣
【属性】風・水
【概要】旅の目的:閉鎖的なエルフの里の外を見るための旅
容姿:金髪でボブショートの整った顔立ち、上から98・75・89の巨乳巨尻

本人の実力を↓1コンマ一桁 武器のランクを↓2コンマ一桁


ランク早見表

1:近所の子供
2:近所の子供(ガキ大将)
3:民間人
4:荒くれ者
5:一般的な冒険者や兵隊
6:小隊長
7:エリート兵
8:英雄
9:伝説に名前を残す奴ら
0:一人で国滅ぼしたりする
00:神様を殺すレベル

1:ひのきのぼうレベル
2:くだものナイフレベル
3:序盤の街で売ってるレベル
4:てつのつるぎレベル
5:はがねのつるぎレベル 一般的な冒険者はこれくらい
6:中盤の街で売ってるレベル
7:終盤の街で売ってるレベル
8:ラスダンで雑魚が泥する強力なやつレベル
9:メタキンシリーズレベル
0:伝説装備とか
00:ケラウノスとかグングニルとか ヤバい

はい

質問いいですか?
早速ゾロ目が出てますけど、何かしらのボーナスがあったりしますか?

ゾロ目ボナ ↓1コンマ一桁分さらに上昇

回答ありがとうございました

【名前】リディア
【種族】ハーフエルフ(人間とエルフのハーフ)
【性別】女
【年齢】20
【得意武器】弓・短剣
【属性】風・水
【戦闘力】7 エリート兵くらい
【概要】旅の目的:閉鎖的なエルフの里の外を見るための旅
容姿:金髪でボブショートの整った顔立ち、上から98・75・89の巨乳巨尻


お供は必要か ↓3までで多数決 人数はコンマで後ほど決定(最大三人まで)

お供ありでお願いしたいです
丁度抽選漏れが三人いますし

必要

↓1コンマが奇数で一人、偶数で二人 ゾロ目で三人

えい

↓5までで最大コンマと最低コンマのキャラ採用 目的はあっても無くても可

【名前】
【種族】人間でも亜人でも
【性別】
【年齢】
【得意武器】最大二種類まで
【属性】最大二つまで
【概要】性格とか容姿とか来歴とか

【名前】アルテミシア
【種族】人間
【性別】女
【年齢】18
【得意武器】杖 魔石
【属性】陽 陰
【概要】性格気弱で引っ込み思案
    容姿 緑髪のロングストレート 小柄で華奢 
    目的 賢者の師匠の後継者となるべく修行の旅をしていた時にリディアと出会う

【名前】 シェリア
【種族】 魔族
【性別】 女
【年齢】 225歳
【得意武器】 先端が三又に別れた鞭を使う
【属性】 闇属性と無属性(主に状態異常を引き起こす補助魔法)
【概要】紫の長髪で黒色のゴスロリドレスに身を包んだ少女。豊満な体つきをしている。魔族の貴族だったが、他の魔族に敗北した際に幽閉される。その間に強姦されて娘を孕まされて出産したが娘は連れ去られてしまった。その娘を探しだして取り戻すべく旅をしていた所リディアと出会い、助けを求める。

【名前】シャーリー
【種族】人間
【性別】女性
【年齢】18
【得意武器】槍
【属性】無(治癒)
【概要】明るく、真っ直ぐでお人よし、好奇心旺盛な冒険者。
髪は金色の長いお下げ髪。平均的な身長、スタイルの良い美少女。
山奥の平和な村から、広い世界を知るために旅を始めた。
幼い頃から家事や農作業に従事する傍ら、教養のある親から知識の伝授もされたため、それなりのことは器用にこなせる。
世界の色々なことを自らの眼で見ることが目的だが、一番の目的は世界の中心にあるが誰も存在を知らないとされる世界樹を見ること。

【名前】エルク
【種族】人間
【性別】男
【年齢】15
【得意武器】大鎌
【属性】土
【概要】顔に傷痕がある寡黙な少年 住んでいた村が魔物によって全滅し、目的もなく各地を放浪している

【名前】ヘルム
【種族】狼人
【性別】女
【年齢】20才
【得意武器】自身の肉体(爪)
【属性】風
【概要】銀髪の長身の女性。盗賊に攫われた弟を探している

【名前】マーシュ
【種族】人間
【性別】男(男の娘)
【年齢】18
【得意武器】剣と盾
【属性】陽&火
【概要】弱気で人に流されやすい男の娘
     元は権力争いに巻き込まれて城を追われた王子で、小さな村に正体を隠すために女の子として住んでいたが所属不明の軍に襲われて村は壊滅、自身も呪いを受けて下腹部に淫紋を刻まれてしまった
     村人達の敵討ちと呪いの解除のために旅をしている

【名前】カトレア
【種族】猫の獣人
【性別】女
【年齢】24
【得意武器】拳
【属性】風・無(主に自己バフ系の補助魔法)
【概要】白髪セミロング、同色の猫耳と尻尾が生えている。瞳の色は緑で、おっぱいは大きい
動きやすそうな服装をしていて、腰に財布などの貴重品が入ったポーチを下げている
ちなみにノーパンノーブラ主義(締め付けられるのが嫌らしい)

何よりも楽しいことを第一に求める自由人。何にでも興味を持ち、「楽しそう」と判断した様々なことに首を突っ込んでいる
戦闘時には拳や足に「気」を纏わせた独自の格闘術を用いる

【名前】アルテミシア
【種族】人間
【性別】女
【年齢】18
【得意武器】杖 魔石
【属性】陽 陰
【概要】性格気弱で引っ込み思案
    容姿 緑髪のロングストレート 小柄で華奢
    目的 賢者の師匠の後継者となるべく修行の旅をしていた時にリディアと出会う

【名前】シェリア
【種族】魔族
【性別】女
【年齢】225歳
【得意武器】 先端が三又に別れた鞭を使う
【属性】 闇属性と無属性(主に状態異常を引き起こす補助魔法)
【概要】紫の長髪で黒色のゴスロリドレスに身を包んだ少女。豊満な体つきをしている。魔族の貴族だったが、他の魔族に敗北した際に幽閉される。その間に強姦されて娘を孕まされて出産したが娘は連れ去られてしまった。その娘を探しだして取り戻すべく旅をしていた所リディアと出会い、助けを求める。


↓1コンマがアルテミシア、↓2コンマがシェリア 二桁が実力、一桁が武器のランク

へぇい

間に合わなかったか、残念
ちなみに漏れたキャラは今後何らかの形で募集があったとき使い回していい?

おっふ

伝説の装備を持った近所の子供…?
なろう主人公かな?

監禁された挙げ句子供産まされて弱っとるんやろ(適当)

>>28、全然いいゾ

>>30、一族に伝わるグリンガムの鞭なんだよきっと


鬱蒼と茂る木々の中に、その村はあった。自然と共に生きる者、エルフの住む里が。

当然、そこに住む者は皆エルフだった。ただ一人を除いては。

「よお半端者。今日も魔法の特訓か?」

「私はリディアよ!そんな名前で呼ばないで!」

リディアは、この里唯一の人間とのハーフ。種族を越えた愛が齎した命だが、それを祝福する人はいなかった。

疎まれ、否定され、心身を病んだ両親は、病に没した。独り身となったリディアは更に、疎まれることとなった。

ここに住む人は皆、里から出ることなく死んでいく。今は亡き父から、世界のことを教えてもらった彼女が、それを良しとするはずが無かった。

(…こんな里、すぐに出てやる)

少しずつ育てられた黒い感情は、噴出しようとしていた。それが他者に害をなさない形で表れるのは、本人の人間性によるものだった。

「今なら…行ける…?」

深夜の里。人々は寝静まり、入口を護る二人の衛兵だけが、今起床している者だった。

二人ならば、魔法を使えば容易に振り払える。問題は。

「何をしている?」

(来た…)

問題は、今後ろにいる里長だ。古い習わしに囚われてばかりの、古い人。自分のことも、穢れた者と蔑んでいた。

「私はこの里を出ます。…半端者がいたら、士気に関わるでしょう?」

里長は冷たい視線を向け、矢を番える。

「…確かに、人の血で穢れた貴様がいるのは困る。だが、弱い者がいるのは更に困るのだ」

「エルフに弱者は要らぬ。この一撃で貴様を試してやろう」

矢に魔力が纏わりつき、バチバチと紫電を放つ。彼女は、本気だ。

「『穿つは紫電、焦がすは魂魄。痛みを刻み、空へと消えよ』」

「『刺雷・バクロウ』」

弦に弾かれた矢が、心臓目掛けて飛んでいく。こちらも無抵抗で死ぬ気は無い。

「これでっ!!」

こちらも矢に風の魔力を注ぎ、二連射する。一撃の威力で負けていても、二つあれば。

一射目は触れた瞬間に砕け散った。二射目は、里長の矢をへし折り、里長の頬を掠めた。

頬に傷は付かず、矢は闇の中に消えていった。逡巡の後に、里長は歩み寄る。

殺意は無いが、先程の行為を考えれば、警戒を解くのは得策ではない。短剣を引き抜き、里長に向ける。

「…フン。手を下げろ、私に敵意は無い。…尤も、先程の一撃は本気だったがな」

両手を挙げ、里長は目の前で足を止める。冷ややかな視線は、少しだけ温かくなっていた。

「…貴様が二人目だ。その歳で、私の一射を止めたのは」

有利な属性で、二本も矢を使うまでして、漸く止められた一撃。褒められるものとは思えない。

里長は手をそっと頬に添える。その温かさが、彼女も自分と同じ、生きている者だと実感させる。

「祝福しよう、貴様の旅立ちを。…今の音で他の者が目覚める前に行け」

くるりと振り向き、里長は家へと帰っていく。それを、リディアは呆然と見つめることしか出来なかった。

夢を見た。故郷を旅立つ夢を。良い夢とも悪い夢とも言えないものを。

その出来事は、自分に自信をくれた。だが、まだ自分は未熟だと知らしめた。

べたつく汗を拭い、水を飲もうと起き上がる。

隣のベッドには、二人の少女が仲良く寝ていた。起こさないように注意しながら起き上がった。のだが。

「…眠れんのか?我もよくある」

一人を起こしてしまったようだ。月明かりが照らす部屋の中で、蒼い瞳がこちらを見つめる。

「夢を見たんです。それで目が覚めたから、水を飲もうかと」

「そうか。…お前も天涯孤独だったな。親のことでも思い出したか?」

「いえ…。ただ、故郷を出る時のことを…」

「…ふむ」

そう頷くと、少女も起き上がり、椅子に座った。トントンとコップを人差し指で叩く。

「我も目が覚めた。アルテミシアが目覚めるまで、歓談でもしようではないか」

「…あと二時間も、ですか?シェリアさん」

「ふふ…。世間話に付き合っておくれ」

「はあ…。仕方ないですね」

クスクスと笑うシェリアのコップと自分のコップに、冷たい水を注ぐ。視線の先の夜空には、無数の星が瞬いていた。

これで今回は終わり 安価を出しとく 好きなのどうぞ




【名前】
【名物】
【概要】


魔物

【名前】
【種族】
【概要】


人物

【名前】
【種族】
【性別】
【年齢】
【得意武器】最大二種類まで
【属性】最大二種類まで
【概要】


武器

【名前】
【種類】
【等級】早見表のどのコンマか 
【概要】


魔法

【名前】
【属性】
【対象】
【概要】

【名前】リゲル
【種族】人間
【性別】男
【年齢】26
【得意武器】片手剣、拳
【属性】火、水
【概要】燻んだ金の少し長めの髪。銀縁眼鏡にロングコートの見た目は学者風の男
何処かの国の貴族だったそうだが、飽くなき食への探究心から地位を捨て、世界中の未知の美味を探す放浪の冒険者となった
食べれそうなものはとりあえず洗ったり火を通したりしてすぐ実食する行動派であり、そのおかげか身体はちょっとやそっとの毒は受けつけないくらい丈夫

魔物
【名前】モモタロウス
【種族】ミノタウロス
【概要】東の国の職業である『サムライ』という職の剣技を習得した牛頭の怪物。眼にも止まらぬ早業「居合い切り」で敵を一刀両断する


【名前】大砂漠に一番近い町アサランソール
【名物】特にカボチャ。ほか、トマトや、いろいろな根菜も。砂に近い土壌は、適した良い作物が育つ。
【概要】サラン大砂漠へ冒険に出る者達の拠点。背後に小高い山々を抱え、そちらから流れる水の恵みを享受して発展した。
 移動式テントを使ったダンスやサーカスなどの見世物もよく来る。夜にはいかがわしいものも多いとの話。

魔物
【名前】ドラゴンベアー
【種族】ドラゴン
【概要】ドラゴンの肉を食べた熊が変異し、繁殖して一つの種となった魔物。全身を覆う緑の鱗は堅く、鋭い爪や炎のブレスを吐いて攻撃する。種族的にはドラゴンに分類される。

人物
【名前】ノア
【種族】人間
【性別】男
【年齢】13
【得意武器】杖、魔導書
【属性】闇、氷
【概要】黒いローブを纏った灰色の髪の少年。弱冠13歳にして天才的な魔法の才能の持ち主
ある街の魔法学校に在籍していたが、その大人しい性格と能力の高さを疎まれたことから陰湿ないじめを受ける
唯一姉だけが彼を庇ってくれたが、その姉も病で亡くなり、今では姉を生き返らせる方法を求めて旅をしている
姉とよく似た、大人びた雰囲気で胸の大きな女性に惹かれる傾向が強い

魔物

【名前】人飼いサキュバス
【種族】淫魔(サキュバス)
【概要】女性の母乳を糧にするサキュバスの亜種。女性の旅人を誘拐しては母乳が出る爆乳にして専用家畜にしている。自身の家畜の胸が大きく母乳が出る程同族から羨ましがられる為、元から胸が大きい旅人を家畜にしようとする

「ふわぁ…」

太陽が顔を出し、町が活動を始める時間。その時が、アルテミシアの目覚める時間。

「…むぅ。我の微少な魔力では、満足に魔法も使えんか」

シェリアの右手には、紫色の結晶が生み出されていた。が、すぐに音を立てることなく、消えていく。

くああと欠伸をし、シェリアは頬をつく。表情からは、僅かに不機嫌なことが読み取れた。

「お…おはようございます…」

おずおずと近づいてくるアルテミシア。賢者の師匠の後継者になるべく鍛錬を積む同行者だ。

「うむ、おはよう」

「おはよう」

空のコップに水を注ぎ、アルテミシアに渡す。ペコリとお辞儀をした彼女は、コップを受け取ってチビチビと飲んでいた。


↓1 何をするか 自由安価

次の目的地の確認と現在持っている道具と武器のチェック

「…今更なことをいいか?」

「どうぞ」

「我らは拾ってもらった身だ。故に、リディアの要望を最優先していた」

「そ…そうですね…」

「…だが、我らにも目的がある。我は『生き別れの娘の救出』。アルテミシアは『後継者の資格を得るための修練』」

この二つは、リディアの目的を達成しながらも出来るものだ。緊急性が高いのは、シェリアの『娘の救出』だ。

ただでさえ手掛かりは『魔族の女性』であることと『幼い頃に母と生き別れた』ことだけ。

時間が経つほど、発見出来る可能性は低くなっていく。

「それと、本格的に旅をするとなれば、準備は入念にせねばならん」

「だから、荷物の確認ですか?」

「うむ」

シェリアの言うことは尤もだ。流石、最年長なだけはある。

荷物の確認をするべく、三人は鞄やポーチの中身を取り出した。


↓1~3 荷物の内容 武器以外で好きな物を二つまで同時記入可

↓4 目的地 コンマ判定


1~3:近場の街
4~6:近場のダンジョン
7~9:近場の深い森
0:謎の洞窟

ポーション、毒消し薬

煙幕 保存食

飲料水と持ち運び可能な簡易型テント

はい

「私はこれですね」

リディアの持ち物はポーション(回復薬)と毒消し薬。故郷で作られている高級品だ。

エルフの作る薬は効能が良いと評判で、それ故に値段が高くなりがちだ。

「我はこれだ。元より戦は得意ではないのでな。こういう物も、時には役立つのだよ」

シェリアの持ち物は煙幕と保存食。保存食は長旅での必需品だし、煙幕を使えば戦闘をやり過ごせる。彼女には必須とも言える物だった。

「私は…これですね」

アルテミシアの持ち物は飲料水と簡易テント。旅の中で水を確保出来るとは限らないので、当然飲料水は必須アイテムだ。

簡易テントも、どんな場所でも満足な休息を取れることを考えれば、最高と言っても差し支えないだろう。

武器は、リディアは故郷から持ち出したロングボウと銅製の短剣だ。性能は劣悪としか言えない。

アルテミシアの武器は、師匠から譲り受けた杖と魔石。性能は申し分なく、魔石に込められた魔力の属性はアルテミシアも知らない。

最も非力なシェリアの武器は、一族に伝わる先端が三叉に分かれた鞭だ。所有者をシェリアと認めているため、奪われずに済んだという。

目的地は、近くにある深い森だ。ダンジョンというほどの厳しい環境ではないが、お宝が眠っている可能性はある。


↓1 森を目指す目的 思いつかない時はコンマ判定


1~3:ドラゴンベアーの狩猟依頼
4~6:女性を攫う淫魔の討伐依頼
7~9:お宝探し
0:救援要請

女性を攫う淫魔の討伐依頼

「女性を攫う淫魔…サキュバスの討伐…でしたよね」

「…我は降りて良いか?吐き気がする」

「じ…事情があるのは分かりますけど…駄目ですよ…」

「…胸が大きい方が、狙われる可能性が高いのであろう?尚更、我が行く理由にはならん」

彼女の言うことは正しい。だが、それを逆手に取ることだって可能だ。

尤も、相手が一人と限らない以上、確実な方法とは言えないのだが。

「…はあ。お前たちに任せて、我はここで待つというのも性に合わん。同行しよう」

小さく溜め息を吐き、シェリアは鞭を腰に差した。

「私の魔法で…どうにか出来れば…」

「出来たらいいなぁ…はぅ…」

見るからに士気が低いのだが、大丈夫なのだろうか。

一抹の不安が、リディアの胸中で燻った。

小鳥のコーラスをバックに、木々と風の奏でるオーケストラが流れる森の中。一行は、少しずつ足を進めていた。

「大丈夫ですか?背負いますよ」

「これしきの…ことでっ…!我が音を上げる…わけが…!」

岩を登ることが出来ず、しがみついたままのシェリア。アルテミシアは浮遊し、リディアは自然環境での行動に慣れているので、問題は無い。

ただ一人。箱入り娘だったシェリアを除いては。

「ちっ…。これを使えば…ひゃっ!?」

鞭を伸ばし、樹の枝に絡ませる。その後に収縮させることで、何とか岩を乗り越えた。

「…はしたないですよ」

「………」

「わ…私は何も見てません…!」

「おのれぇ…!このような屈辱を味わわせおって…サキュバスとやら、必ず殺してやるからな…!」

酷い逆恨みだ。


↓1 コンマ判定 何かイベントがあるなら記載

1~3:少し進んだところで魔物と遭遇 下記判定追加
4~6:半分ほど進んだ
7~9:半分ほど進んでイベント発生 書いてなかったら最深部まで到着
0:既にサキュバスは気絶していた

1:ドラゴンベアーの群れ(超厳しい)
2~5:モモタロウス単体
6~9:スライムの群れ
0:メタスラ的なサービスモンスター

↓2

えい

へぇい

はい

森の半ば程で、キノコ狩りに来てた銀縁眼鏡の男(>>37)がサキュバスと交戦していた

「むっ…」

「スライム…ですね」

「ぷるぷる」

半分ほど進んだところで、魔物と出くわした。最弱とも揶揄されるほどメジャーな魔物『スライム』だ。

これといった強力な特技も持たず、打たれ弱い。未熟な人たちの修練にうってつけとも言われる魔物だ。

数はニ十匹程度。岩の上や、樹の幹に張り付いている。半透明の身体が、不快感を覚えさせる。

「…はぁ。足止めですかね?」

「え、えっと…。私の魔法でやっつけられますかね…?」

「我は隠れておる。頑張ってくれ」

「戦ってくださいよ」

「ぷるるー!」

スライムは息を合わせ、一斉に跳びかかってきた。


↓1 リディア側の行動 コンマ一桁が高いほど有効 逃げる場合は3以上及びスライム側のコンマを上回れば成功 

↓2 スライム側の攻撃 コンマ判定 7~9は記載している攻撃をしてくる 優劣を決める際に-2補正


1~3:ぷるぷると揺れている
4~6:日大タックル
7~9:記載している攻撃 何も無かった場合はキングスライム化(厳しい)
0:記載している攻撃 何も無かった場合はスライムの大群を呼んで潰してくる

スライムの合計値を上回らない限り、ダメージは入らない

一斉攻撃

↓1はリディア側がどういった行動をするかも書いてください 全部の安価を下にずらします

はい

ゾロ目ボナ ↓1コンマ分更に上昇

プクーッと膨れてのしかかる

またか ゾロ目ボナ ↓1コンマ分更に上昇 3以上で一撃殲滅

つよい

「えぇ…?跳んだら無防備じゃない…」

四本の矢を番え、高速連射。一発一発が正確にスライムの中心を撃ち抜き、吹き飛ばした。

頃合いを見計らって一行は後退し、跳びかかりを回避する。追撃を警戒したが、何も来なかった。

「ぷるぷる…」

「ぷるるっ」

「「「………」」

ただ揺れているだけで、本当に何もしてこない。武器を構えても、逃げようともしない。

「…ふむ。潰しても構わんよな?」

「いいんじゃないですかね」

「じゃ…じゃあ…えいっ!」

アルテミシアは魔力の塊を投げつけ、シェリアは鞭で適当に叩いていた。

潰れ、息絶えるまでの間、スライムは一切の抵抗を見せることが無かった。

スライムだったものが辺り一面に広がる。足で踏むと、ぶちゅぶちゅと気味の悪い音を立て、飛散していく。

「汚いな…。やはり、我が出張る必要は無かったな」

「うだうだ言わないで行きましょう」

「…少しは強くなれましたかね…?」

無抵抗の相手を痛めつけて強くなれるなら、サンドバッグがあれば皆が勇者になれる。

そんな言葉が口から出そうになったが、押し止める。

魔法の使い方などの参考になるから、無駄ではないはずだ。たぶん。

魔法と言えるものでもなかった気がするが。


↓1 コンマ判定 何かイベントがあるなら記載

1~3:少し進んだところで魔物と遭遇 下記判定追加
4~6:最深部に到着
7~9:イベント発生後に到着 書いてなかったら最深部まで到着
0:既にサキュバスは気絶していた

1:ドラゴンベアーの群れ(超厳しい)
2~5:モモタロウス単体
6~9:スライムの群れ
0:メタスラ的なサービスモンスター

↓2

↓3コンマが3以上でシェリアが一段階レベルアップ ↓4コンマが8以上でアルテミシアがレベルアップ

高コンマ

魔物の判定は無くなるんかな

コンマ繰り越しアップとかかな?

れべら

>>70、なんてことを…


シェリアのコンマで99が出てしまったので、↓1、2に習得する特殊能力 高コンマの方を採用で、同じコンマなら両方採用

シェリア 戦闘力 1→2 アルテミシア 3→4

【スネークバイト】
2本以上に枝分かれした鞭を「ひねり」つつ「しならせる」高等技術。威力を保ったまま、避けづらい軌道を描く。
その動きは特定の生物を恐怖させ動けなくすることがある。

この時間だと来なさそうなのでここまで 特殊能力の募集は継続中 アルテミシアとシェリアの武器の安価が来てくれたら嬉しいです



【名前】
【名物】
【概要】


魔物

【名前】
【種族】
【概要】


人物

【名前】
【種族】
【性別】
【年齢】
【得意武器】最大二種類まで
【属性】最大二種類まで
【概要】


武器

【名前】
【種類】
【等級】早見表のどのコンマか 
【概要】


魔法

【名前】
【属性】
【対象】
【概要】

【スナッチ】
器用な鞭捌きで所持品や武器を奪う

魔物
【名前】ウェアウルフ
【種族】獣人族
【概要】素早い動きと鋭い爪と牙を誇る、狼の頭を持ち体毛で覆われた獣人族。街に忍び込んでは若い少女や家畜を襲い喰らっている危険な魔物

魔物
【名前】アシッドフライ
【種族】昆虫
【概要】人の二倍程の巨大な蛾。上空から吐く鋼鉄をも溶かす酸は脅威的。生態は肉食、自身の酸で溶かした死肉に集団で群がる姿は非常に気持ちが悪い。本体は貧弱で攻撃を加えれば直ぐに堕ちる。

魔物
【名前】死体盗みのザムザ
【種族】爬虫類人間(リザードマン)
【概要】行き倒れた冒険者の死体や墓場を荒らして遺品を盗み出すはぐれ者のリザードマン
    長剣の達人であり腕も確かだが、一族の面汚しと同族からも嫌われており賞金をかけられているお尋ね者

リディア(武器ランク2)ならわかるけど、アルテミシア(武器ランク6)とシェリア(武器ランク10)の武器いるかな?まぁ一応こんな感じで

武器(アルテミシア)
【名前】初級魔導士の練習杖
【種類】杖
【等級】4:てつのつるぎレベル
【概要】魔法使いを志す者が練習用に使う杖。空気中を漂う魔力を集めて魔法を使い易くする宝石が先端に付いている

武器(シェリア)
【名前】 中級悪魔の尻尾鞭
【種類】鞭
【等級】5
【概要】戦いに敗れた悪魔の尻尾を加工して鞭にした物。悪魔の等級と使われた素材によって尻尾鞭のランクは決まる



【名前】工芸自治都市コムンバ
【名物】ガラス、石材、林業、建設業
【概要】温帯と乾燥帯の境に位置する、透明なガラスを安く提供できる技術を生み出した職人の町。
 3つの街道が伸びている流通の一等地でもあり宿場街としての働きも大きい。
 溶けるガラスや溶ける金属の様子で占う、珍しい火属性の占い師が集まる。修練を積むと炎だけで占いができるようになるとか。

魔物

【名前】以津真天(いつまで)
【種族】怪鳥
【概要】長い髪を無造作に伸ばした人間の顔に蛇の身体、大鷹の翼と足を持つ怪鳥
イツマデが「いつまで、いつまで」と鳴く場所には野晒しの死体があり、その近くを通りかかった者に鳴きながら鋭い鉤爪で襲い掛かってくる

>>79、アルテミシアは無くても大して問題は無いけど、シェリアは欲しかったでござる(白状)


「ふむ…」

「ど、どうしました…?そんなに鞭を振るって…」

足を進める傍ら、シェリアは思案しながら鞭を振り回していた。危ない。

「ちょっと試したいことがあってな…。アルテミシア、構わんか?」

「…危ないことじゃなかったら…」

「大丈夫だ。怪我はせん。…それっ」

「ひぃぃ!!!」

シェリアはヒュッと鞭を伸ばす。手のように伸びたそれは、正確に杖を奪った。

「あぁ!?」

「…ふむ。成功か。ほれ、返すぞ」

「ひゃっ」

投げ返されたそれを、アルテミシアはあたふたしながら受け取る。

「…うむ。もう少し上達すれば、二人の役に立てる…か?」

鞭を見つめながら、少女はそう呟いた。

森の最深部。小さな小屋がぽつんと建っている、険しい場所だ。

近付くほどに強くなる、甘ったるい匂い。決して気分の良いものではなかった。

「これって…アレの匂いですよね…?」

「…ああ…吐きたい。少し失礼していいか?」

「我慢してください。終わったら幾らでもやっていいですから」

「…うぅ…」

風の魔力を矢に纏わせ、番える。先手必勝。一撃必殺。

「行きますよ…」

「うむ…」

「はぅ…」

一番前にリディアが配置され、後方にアルテミシアとシェリアがいる。普通、射手が後ろのはずなのだが。

息を吐き切り、意識を集中させる。しかし。

「いらっしゃ~い。あら!美味しそうな娘が…一人だけじゃない」

「………!?」

「何外しておる!?」

いけない。視線と発言、その他諸々に惑わされて狙撃を外してしまった。

「もぉ~~~…。私は人間のおっぱいが欲しいのよ。同族の母乳なんか要らないわ」

「我を同族と申すか。…巫山戯るな!そこに直れ!」

「…わたしはちんちくりんですからね。そうですよね要りませんよね」

少なくとも、シェリアは自分と同じくらいある。人間の血が入ってないと駄目なのか。

何にしても、母乳を出す家畜として扱われるのは御免だ。

「…まあいいわ。大きいのも小さいのも同族のも、皆美味しく頂こうかしら」

「うぷ…。近づくな、気持ち悪い」

「私だって傷つくのよ!?そんな言い方やめてくれる!?」

「じゃあ、その汚らわしい液体を洗い流してこい!!!」

「無理!!!」

二人が論争している間に、魔力の充填は完了した。

無視されっぱなしだったアルテミシアも、半泣きで魔法を撃とうとしている。

「私が洗ってあげる」

「へ?ちょ、その魔法は止めて!マジ止めてぇ!!」


↓1 リディア側の行動 コンマ一桁が高いほど有効

↓2 サキュバスの行動(-1) 最終値が上回った時に安価の行動をする

はい

魔法弾乱射

「いやぁ~ん!」

水を纏った狙撃をひらりと避け、サキュバスはフワフワと宙に浮く。色々と丸見えだがいいのか。

「『夜を照らせ、聖なる白星!』」

「『ラノヴァ』!」

光の弾が杖の周りに作られ、それは空にいるサキュバスに飛んでいく。それを見るサキュバスは、微動だにしない。

「あら、じゃあ私も♪」

指を舐め、一度だけ弾く。すると、手のひらサイズの紫色の魔力の塊が空を覆った。

「…これは結構しんどいんだけど、その分はあなた達の母乳で回復させてもらうわね~」

「断る。貴様が飲めるのは、リディアの水の魔力だけだ」

「結局私がやるんですね!!!」

雨のように降り注ぐ魔力の中で、自分たちに当たる物だけを撃ち抜いていく。

生憎、矢の数は無限ではない。撃ち落とせる数にも限界がある。

「…もう無理」

だが、それは相手も同じ。勝負はここからだ。


↓1 リディア側の行動 コンマ一桁が高いほど有効

↓2 サキュバスの行動(-1) 最終値が同じか上回った時に安価の行動をする

弓に力を込めて一点突破

色気仕掛け

「こうなったら…私のお色気攻撃で…」

そう言って、サキュバスは徐に服を脱ぎだす。だが。

「元から裸みたいなものだろうに!!!」

「ひゃん!」

既に肌を見せている上、こちらは同性だ。余程のことが無い限り欲情などするはずもない。馬鹿なのだろうか。

ペチンと鞭が柔肌を叩く。露出していた皮膚が赤く腫れている。

シェリアがやったからこの程度で済んでいるが、熟練者がやったならば、肉を断たれていただろう。

「…ごもっとも。私も遠慮せず撃ちますよ」

風の魔力を先端に圧縮し、威力を上げる。この一撃ならば、かなりの打撃を与えられる。

「『風穿射』!!!」

「きゃあぁっ!」

咄嗟に飛翔したサキュバスの足を矢が貫通する。赤黒い血が滴り、サキュバスはよろける。

「ひっどぉい…。女の子にこんな怪我をさせて…」

「因果応報だろう。人に迷惑を掛けるからだ」

「そうしなきゃ生きられないのよぅ…」

ぶつぶつと文句を垂れるサキュバス。戦意は少し喪失したようだ。


↓1 リディア側の行動 コンマ一桁が高いほど有効 差が6を超えると撃破

↓2 サキュバスの行動(-2) 最終値が同じか上回った時に安価の行動をする

リディアの弓矢、アルテミシアの魔法、シェリアの鞭の波状攻撃

夜遅いのでここまで 投降時間が遅すぎたと反省 安価は下ずらしです 募集は前と変わりません(オサレ魔法が欲しい(我儘))
昼から更新できるかもしれません

快楽の波動

魔法
【名前】アクア・ボム
【属性】水
【対象】術者以外の生きている存在全て
【概要】水の塊を飛ばして、命を持つ存在に近づくと破裂する。既に死んでいる等、命を持たない存在には反応しない。生きているなら味方にも反応する為、敵と味方の距離が近い場合は注意する必要がある。水の塊が大きい程威力は増すが、魔翌力の消費も比例して大きくなる。

魔法
【名前】ファイアプリズン
【属性】火
【対象】敵一体
【概要】檻を模している炎で敵を囲み、行動を封じつつ火傷によるダメージを与える。植物や氷系の敵には効果絶大


魔法
【名前】タービュランス
【属性】風
【対象】術者を中心とする周辺一帯
【概要】術者の周辺一帯に急激な上昇気流を起こして敵味方問わず空中へ巻き上げ、その後下降気流を発生させて地面へ叩きつける。術者に寄り添っていれば被害は免れる

魔法
【名前】ウインドシア
【属性】風
【対象】敵1~数体
【概要】局地的に複数の風向きや風速が異なるタービュランスを集結させて指定範囲内を攻撃する上級魔法。タービュランスを集結させる分だけ威力も大きくなるが、当然使用される魔力も多い

魔法
【名前】ロトンクラウド
【属性】陰
【対象】敵一体
【概要】対象を腐敗効果のある酸性のガス雲で覆い、対象だけではなく身に付けている武具にもダメージを与える。ミスリルやオリハルコン等の腐敗しない物には効果が薄い

魔法

【名前】リトレイ・グレネイド
【属性】陽
【対象】爆発範囲一箇所
【概要】物理的なエネルギーを伴う光の球を生み出してぶつける初歩の攻撃魔法。
 鍛えれば消費が少なくなり連発できるが……自分の手で投げるという動作が必要なため避けられやすく、爆発するので混戦でも使えない。
 「物に火をつけることができずすぐに火が消える火炎ビン」を何個でも持っていられる、という認識で使った方がいいだろう。
 馬車の上から追っ手にばらまくなどという状況ではめっぽう強い。

【名前】リトレイ・スウィープス
【属性】陽
【対象】同一線上
【概要】人間大の光球を上でも左右でもどこにでも投げ、その光球からさらに光の帯を放射して薙ぎ払う曲射攻撃。
 光球自体にも攻撃翌力があるが、内部にエネルギーを溜め込んでいるため触れれば爆発し、光の帯は不発する。

【名前】シャドウボルト
【属性】陰
【対象】1体
【概要】エネルギーを削る「影の矢」を作り出し射出する初歩の攻撃魔法。別に昼間だろうと全方向から光の当たる場所だろうと使用に不都合は無い。
 一直線にしか飛ばないが速度はクロスボウの矢と同じくらい早く、敵に当てやすい。
 傷をつけることがなく直接的に疲労させる効果を持ち、無機物には効果が無い。物品を傷つけず熱エネルギーも削るため、火を消す時に役立ったり。

色々と募集に応えてくださってありがたいです 時間が取れたので、本日昼より更新予定

出来ればトリ付けた方がエエで
本人であっても、他人が乗っ取りと主張して勘違いされるケースも無くはないから

酉はあまり付けたくないでござる でも、そうせにゃならん時はありますよね ありがとナス 最初の一レスだけ付ける


「…もう怒ったわ。女の子だろうと効果バツグンなとっておきを使ってあげるっ!」

両手でハートを作り、サキュバスは腕を前に突き出した。ろくでもないことが起きる気がする。

「シェリアさん」

「承知した!」

「ひぃん!?」

素人が操っているとはいえ、鞭が与える恐怖心は非常に大きい。

既に、サキュバスはその痛みを味わっている。それを憶えているなら、反射的に避けるはずだ。

「アルテミシア!」

「は、はい!」

「『強欲なる影よ、光を貪れ』」

「『撃影・シャドウボルト』!」

「痛っ!…くない?」

影のように真っ黒な矢が、サキュバスの胸を貫く。

『シャドウボルト』は陰属性の初歩魔法。直接的なダメージは与えられないが、エネルギーを奪える。

「…あれ?力が…」

へなへなと脱力し、地面に落ちていくサキュバス。隙だらけなその状況をリディアが見逃すはずがない。

「うっぐ…。あぁぁぁあ!?」

二本の矢が、左肩と右の羽を撃ち抜いた。羽はもげて地面に落ち、バランスを崩したサキュバスは満身創痍だ。

どうせこの世は弱肉強食。強い者が生き延び、弱い者は死ぬだけだ。

それが摂理なのだ。恨むなら、弱い自分を恨んでほしい。


↓1 リディア側の行動 コンマ一桁が高いほど有効 差が2を超えると撃破

↓2 サキュバスの行動(-3) 最終値が同じか上回った時に安価の行動を成功させる

三人の力を一つにした合体魔法

同情を引く魔眼(魔術的な効果あり)

「シェリアさんは陰、アルテミシアは陽の魔力を」

「む…?分かった。どれだけ使えるかは分からんが…」

「分かりました…」

リディアは水の魔力を圧縮する。輪の形に圧縮されたそれに、シェリア、アルテミシアの魔力が集う。

「…死ねないの。私はまだ死ねないのよ!」

叫んだ刹那、サキュバスの瞳が妖しく光る。攻撃態勢に入っていた三人は、完全に無防備だった。

「ぐうっ…!この『眼』は…!?」

「え…えっと…。斃すの…止めにしませんか?」

脳内にイメージが流れ込む。サキュバスの過去らしき映像が、映し出される。

まやかしか、それとも真実か。それを判断する材料は無い。ならば。

「斃してから考えるのよ…!づぅ…あぁ!!!」

拒絶しようとする身体を、無理矢理抑え込んで魔法を放とうとする。

この一撃が届くか、心が屈するか。全ては、神のみぞ知る。


↓1 リディア側の判定 差が2を超えると撃破

↓2 サキュバスの判定(-2) こちらが上回ると戦意喪失

アッー!

あっ判定かぁ

「…クソッ…」

視えた光景が、嘗ての自分を想起させた。彼女もまた、自分と同じ虐げられた者だと思ってしまった。

だから、撃てなかった。討てなかった。そんな力は、もう無かった。

原形を失った魔力が霧散し、手に持っていたロングボウを落とす。

それを見た二人がリディアの前に立ち、こう告げた。

「…今回は見逃す。だが、捕らえていた人は皆解放しろ」

「もう…貴女とは戦いたくありません…」

「いいのぉ…?せっかく、ここまで痛めつけたのに…見逃しちゃって…?」

瞳の光は疾うに消えていた。今の選択は、彼女たち自身が選んでいる。

なら、取るべき行動は一つだった。


奇数:呪いを掛けて家畜化を試みる
偶数:素直に逃げていった
ゾロ目:自分の心臓を抉り取った

↓1

家畜希望

「その気遣い…ありがたく頂戴するわね…」

よろめくサキュバスの指が、紫色に光る。すると、小屋が同じ光を放った。

「はぁ…はぁ…。これで、皆の呪いは解けたはずよ…」

「…分かった。さっさと行け」

「言われなくても…そうする…わ…」

サキュバスを黒い霧が包む。それが消えた頃には、サキュバスの姿は無かった。

「…依頼は失敗ですね…」

本来の目的は、彼女を討伐すること、殺すことだった。目的は果たせず、拉致された人たちを救助するだけに終わった。

初めての一仕事は、苦い結果で終わることになった。


【依頼】人飼いサキュバスの討伐 失敗

【報酬】無し


↓1 村に戻った後の行動

使用したアイテムの補充と休息を取った後、新たな依頼を探してみる

ほぼ使い切った矢を補充し、宿屋で一泊する。怪我は無かったが、魔力の消費が多かった。

昼間の掲示板の前に、三人が佇む。どの依頼が身に合っているか、考えているのだ。

「これは?」

「我はパス」

「わ…私も…」

メモに一つ一つバツ印を付けていく。残った依頼は以下の四つだけだった。


【依頼】アサランソールへの物資輸送 

【難易度】C

【報酬】武器を二つ、(コンマ×100)ゴールド

【同行者】一人あり


【依頼】アシッドフライの大群の退治

【難易度】B

【報酬】宝の地図、(コンマ×150)ゴールド

【同行者】無し


【依頼】死体盗みのザムザの捕縛もしくは殺害

【難易度】A

【報酬】???

【同行者】無し


【依頼】謎の怪鳥の討伐

【難易度】???

【報酬】???

【同行者】一人


↓2 上記から一つだけ選択 難易度はCが普通の冒険者でこなせるレベル、Aが熟練(7)の冒険者じゃないと難しいレベルです

アサランソールへの物資輸送

↑だな

「背伸びする必要は無いですよね」

リディアは、ペンを一枚のビラに向ける。この中で一番簡単な依頼だった。

「…そうだな。誰が同じ依頼を受けているかは分からんが、下衆でないことを祈っておこう」

シェリアは、過去の陵辱が原因であるトラウマを抱えている。

故に、同性である自分たちですら、打ち解けるまでそれなりの時間の要した。

「そ、そういう人はリディアさんが懲らしめますよ…。…たぶん」

「すぐ私を頼るのね…。まあ、その時は痛い目を見てもらうわ」

集合日時は来週だ。それまでにやることは、今のところ無い。


↓1 自由安価

↓3 同行する冒険者 コンマで戦闘力などを同時に判定

街の周辺の雑魚モンスターを倒してレベルアップ狙うべ

とりあえず一日休憩、天気も悪くないのでテラスのあるカフェとかで落ち着く。次の日からは物資を補給したりルーティンワークの鍛練をしたり。
って感じでも良い?

前に挙がってる冒険者選ぶのかな?
>>37

>>24

新しい冒険者の方が良いなら安価下

>>117、新しいのでも既存のでも大歓迎やで 既存のは、安価無しで出演したりする 説明不足ですみません


町の周辺には草原が広がっており、のどかな空気が流れている。

だが、そんな場所にだって魔物は生息している。弱い種類が多いが、仮にも魔物。人一人なら殺せる。

「あっ…可愛い猫ちゃん…」

「………」

「な、なんで殺したんですか!?」

「あれ、魔物だもの。故郷で良く仕留めてたわ。皮が小道具の材料にピッタリなの」

伸びをしていた猫を射抜き、皮を剥いでいく。こういった作業は、故郷ではカーストの低い人に優先的に与えられていた故、慣れている。

空を見上げると、飛龍の群れが右から左へと飛び立っていた。


↓1 リディア判定 0のみレベルアップ

↓2 アルテミシア判定 7以上でレベルアップ

↓3 シェリア判定 3以上でレベルアップ

↓4 【スナッチ】の追加効果 奇数だと安価のアイテム入手(性能は控え目でオナシャス)

はい

>>119
回答ありがとうございます。折角なんで冒険者はそのまま>>37

そいやっさ

獣の爪・アクセサリ
戦闘で三回目の優劣判定に+1

さげわすれごめんなさい。

↓1 シェリアゾロ目なので追加判定 レベルアップは確定で、0を引いたりしたらまた特殊能力が増えます

はい

アルテミシアが0出してたの忘れてた ↓1に書かれた特殊能力を取得

魔翌力収集
敵が魔法使い系だった場合、レベルアップに必要なコンマが少し緩和される

本日はここまで 飛び飛びで再開するのに付き合ってくれてありがとうございます

書き忘れてた 設定募集は終了後であれば、いつでもしておりますのでお気軽にどうぞ

人物
【名前】 ダーケス
【種族】人間
【性別】 男
【年齢】 36
【得意武器】直刀刀身の仕込み刀がついた杖
【属性】陰(闇)or無属性(或いは両方 各種毒や催眠、能力ダウン系統のデバフ類による相手を傷付けにくい方法での無力化が得意
【概要】
容姿: ちょっと小太り気味の大らかそうな体型
性格: 表向きは見た目通りの大らかなタイプだが実際は異性を調教して楽しむS
来歴: 表向きは各地を回る普通の商団のトップだが裏では違法品などの密売を行なっている
他各地の村などで美女や美少女を見つけると商団の一員に雇いたいと行ってお金を渡して村から連れ出し商団専属の娼婦や奴隷にしている(村の方にはバレにくい様に仕送りと称したお金を送っている)


こんなのでもok?

なんかアイディアいっぱい湧いた。いっぺんに投稿しますがよろしいでしょうか?

人物
【名前】クルミ
【種族】人間(人飼いサキュバスの家畜)
【性別】女
【年齢】15歳
【得意武器】杖を使用し魔法を唱える。また調理道具を武器代わりにして戦える
【属性】風属性・無属性(治療や解毒、解呪といった仲間の回復魔法)
【概要】
性格:世間知らずでのんびりしていが、お使いで街に来た際襲われたかけた経験から、男は乱暴な生き物だと思い嫌っている
    乳搾りはするのもされるのも大好きで、事あるごとに母乳を搾ってほしいと懇願する
容姿:亜麻色の髪をショートボブにしたJカップの爆乳で、家畜の呪いで牛の角と尻尾があり栄養価の高い母乳が出せる。首輪を装着しメイド服を着ている
来歴:幼い頃に親に捨てられ、人飼いサキュバスに拾われ魔術を仕込まれながら家畜兼メイドとして飼われていた。家畜とメイド以外の人生を知らない
    いなくなってしまった人飼いサキュバス捜しているが、もし見つからなければ新しい主人(女性限定)に飼われたいと願っている

武器(リディア)
【名前】シルバーボウ&専用の矢
【種類】弓矢
【等級】6:中盤の街で売ってるレベル
【概要】銀と銀糸を使って作られた弓と教会の魔よけの加護を授かった矢のセット。不死(アンデッド)や魔族に効果が高いが、その分値段も高い

武器(シェリア)
【名前】ブラッディ―ローズ
【種類】鞭
【等級】7:終盤の街で売ってるレベル
【概要】毒があるトゲが生えた魔界のバラから採取される蔓を武器として加工した鞭。ダメージだけでなく毒を与える追加効果もある

魔物
【名前】アックスビーク
【種族】怪鳥
【概要】斧状の鋭い切れ味の嘴を持つダチョウの様な怪鳥。同族への仲間意識が強く、巣に踏み入った者や仲間に危害を加える者には嘴の一撃をお見舞いする。卵は大きく美味だが収穫しにくいので高値で取引される

魔物
【名前】インプ
【種族】悪魔(淫魔)
【概要】子供の淫魔族。魔法が使えるがまだ未熟で大した魔法は使えない。両性具有(ふたなり)で、幼い頃の経験次第でインキュバスかサキュバスに成長が別れる。当然エッチな事が大好き

すいません、>>132の「アックスビーク」は某ゲームで登場してるらしいので、名前を「ヘッドアクスズ」に変更お願いします

街?
【名前】?モイ
【名物】地下水脈の水、ワーム料理、キノコ料理、ワームの地酒
【概要】砂漠の地下に栄えた街。土の建物とランタンの明かりで全体的にオレンジな情景。
正規のルートは限られた人しか知らず、余所者は案内役を雇うか砂漠の流砂に呑まれたあと運よくたどり着くしか訪れる手段はない。
地下水脈から直接汲む水とワームという虫やキノコを使ったゲテモノ料理が珍味として美食家の間で知られている。

魔物

【名前】ファイアードレイク
【種族】爬虫類
【概要】ものの本には「翼の無いドラゴン」などと書かれている事もあるが、実際は火を吹く大きなツノトカゲである。主な生息地は砂漠。
 体表のウロコはさほど硬くなく、毒矢なども効果を発揮するはず。
 知能も低い。万一森になど現れれば後先考えず火を吹いて大火災を起こす。(そして大抵エルフやトレントに討伐される)
 魔法はほとんど通じるものの冷気攻撃だけは効果が低い。夜の砂漠の寒さをものともしない事からも温度に関する耐性がうかがえる。
 水を撃ち出す攻撃魔法なら抜群に有効だが、砂漠において水を攻撃に使っていいかは人によって意見が分かれるところだろう。

【名前】エンシェント・ファイアードラゴン
【種族】ドラゴン
【概要】絶滅したとされる太古のファイアードラゴン。出現すれば国ひとつ滅ぶ瀬戸際の危機だったという。
 体長は1kmにも及び、サラン大砂漠にはその遺骸が洞窟のように点在している。千年経とうともその竜鱗は風化しないのだ。
 この遺骸を財の貯蓄場所にしている者は現代でも居るが、広大な砂漠に埋もれた隠し場所を偶然見つけられる確率は天文学的に低いだろう。
 仮に見つけられたとしても、砂漠を自由に行き来できる・または空間転移ができるような魔術師の用意した罠や番人が弱いわけがない。
 なお、休憩場所として位置情報が公開されている遺骸も1箇所あったりする。

【名前】スパークルニードラー
【種族】サソリ
【概要】発情効果のある毒を持つサソリ。体長は人差し指程度の小ささ。
 神経に作用し、成人なら刺されておよそ1分ほどで擬似的な絶頂に至り、その後も10分ほどは欲求が高まる。
 しかし言ってしまえばそれだけのことであり、毒が体に残ることも無い。なぜこんな進化をしたのか……
 と思いきや巨大砂虫などの節足動物に対しては多大な作用を及ぼし、体液として多量の水分を失い死に至る特効毒になる。
 毒は錬金術師達に需要があり、それなりに良い値で取引されている。

>>132、案投下の手順などに特に制限は無いです 今日の昼くらいから始めるんじゃ

身元証明忘れてた

シェリア 戦闘力 2→3 アルテミシア 戦闘力 4→5 スキル【魔力収集】を習得


「…もういいだろう。町に戻るぞ」

魔物狩りを初めて数時間。日が傾き始めており、風がざわついている。

「嫌な風…。嵐でも来るのかしら」

「生暖かくて…不気味ですね」

猛烈に風が吹いているが、肌寒く感じるどころか、その暖気に気色悪さを感じてしまう。

遠い空では、雲が渦巻いている。その渦中には、何かがあった。

「………?」

眼を凝らすが、よく分からない。狙撃等をする都合上、目は利くのだが。かなり遠くにあるようだ。

「どうしました?」

「いえ、何でもないわ。帰りましょうか」

町に到着した数分後、周辺一帯は大嵐に見舞われた。

あっそうだ(唐突) リゲル登場するならコンマ判定しなきゃ

↓1 コンマ二桁が戦闘力で、一桁が武器のランク

はい

あれ?
>>114の↓3で判定もうとってなかったけ?
なかったらもう一度そりゃ

ホントだ恥ずかしい


依頼に指定された日がやってきた。『アサランソール』までは数百kmあるので、馬車を予め借りておいた。のだが。

「…まさか、同行者の人も借りていたのか…?」

集合場所には既に、白馬が引く馬車があった。装飾からして、気品のある方の所有物だ。

「あぁ…。君たちもこの依頼を受けていたのか。俺一人でも充分だったんだけどなぁ」

中から顔を出したのは、金髪の眼鏡だった。第一印象は『インテリな学者』だった。

一番に目を引いたのは、皿に盛られている雑草だ。美味しそうな見た目をしているそれは、故郷では有名な毒草だった。

「あ…それ毒ありますよ」

「え?」

忠告も虚しく、口に放り込まれたそれを咀嚼し、飲み込んだ。毒草だと知っても尚、彼はそれを食べていた。

「…うん。不味い」

「………」

眉一つ動かさずそう言った男性。表情には、何の変化も見られない。

「それじゃ、出発しよう。荷物はこっちに積んでるから、気にしないでいい」

「…大丈夫なんですか?」

「うん。俺、こういうのを食べるのには慣れてるから。下手な毒じゃ腹痛一つ起こさないよ」

何というか、医学に喧嘩を売ってるような気がする発言だった。


↓1 どんなイベントがあったのかを記入 二桁コンマが1、2だと戦闘へ

1~3:進捗5%
4~6:進捗10%
7~9:進捗20%
0:進捗20%&謎のダンジョンに迷い込む

死体盗みのザムザが死体を荒らしている場面に遭遇(ザムザはこちらに気付いていない)

平原を抜け、緩やかな勾配の坂を上るリディアたち。日が暮れてきたが、まだ視界は良好だ。

「…のどかだな」

馬車の中から、前方を進むリゲルには聞こえない音量で、シェリアは呟く。

「そうですね」

シェリアの言う通り、のどかだ。出発して半日近く経つのに、魔物一匹とも遭遇していない。

(このまま、平穏に物事が進めばいいのに)

淡い希望を抱くリディア。そんなリディアの希望は、一瞬で砕け散ることになる。

「………?どうした?男よ」

不意に、リグルの馬車が動きを止める。武器を取って馬車を降り、近辺に流れる川に視線を向けた。

「お静かに。面白いヤツがいるんでね…」

視線の先に蠢く影。それが何かは、リディアだけには分かった。

「あれ…人間…?いや、亜人か」

常人よりも大きな身体。歪な形をした四肢と頭部。腰背部に差した一本の長剣。それが誰か、彼女は知っている。

『死体盗みのザムザ』。リザードマンの剣士で、現在指名手配中の人物だ。

かなり腕が立つ剣士で、何人もの冒険者を返り討ちにしている、危険な存在だ。

だが、ヤツは気付いていない。何かを熱心に物色しているようだ。


1:今のうちに攻撃する
2:触らぬ神に祟りなし

↓1

2

「…先を急ぎましょう。私たちだけでは、勝てるとは思えない」

「それが良い。俺も、あんたたちを手伝う気は無かったしね」

薄情だと一瞬思ったが、本来それが当然だ。あくまで、我々は『同じ依頼を受けて、協力している者同士』というだけなのだ。

余計なことに首を突っ込む人を助ける義務などは無い。

「そろそろ飯の準備かな。夜になる前に、食料を取ってくるか」

「木の実でも取ってきますか?」

「頼んだ。俺は、適当に動物でも仕留めてくる」

二手に別れた食料班とお留守番組。二人が戻ってくるまでの間、シェリアとアルテミシアは魔法の練習に勤しむ。

リディアは堅実に、誰でも食べられるような木の実を拾ってきた。

それに対し、リゲルは見かけた動物を片っ端から殺し、持ち帰ってきた。

収穫物の半分は食えたものではなかったと、後にシェリアは語った。


現在進捗10%

↓1 どんなイベントがあったのかを記入 二桁コンマが1、2だと戦闘へ

1~3:進捗5%
4~6:進捗10%
7~9:進捗20%
0:進捗20%&謎のダンジョンに迷い込む

一応協力者なので、お互い夕食後に自己紹介

「…ふむ。美味い物はとことん美味いのだな」

「おっ、分かる?」

「ふん…。貴様のように、身分を棄てる程ではない」

「…身分を剥奪された我が言える立場ではないがな」

チビチビと木の実を齧るシェリアは、そう小さく零した。その眼は憂いており、虚ろだった。

重苦しい空気が流れ、口数が一気に減る。その空気に耐えられなくなったのか、アルテミシアはローブで頭を覆った。

「…えっと。目的地に到着するまでは協力者なわけだから、自己紹介でもしましょうか」

「俺は別にいいけど」

口に肉を放り込んだリゲルは、わざとらしく咳払いをした。

「ゴホン…。俺はリゲル。そこの…シェリアだったか?が言ったように、元は貴族的な立場だった」

「まあ、色々あって地位を棄てることになってな。そこからは、旅をしながら未知の美食を求めてる」

「…こんなもんでいいか?」

「どうも」

手を挙げて返事をするリゲルは、徐に立ち上がって馬車に向かう。

それを制止するリディアだったが、足は一向に止まらない。

「俺の紹介は終わった。これでいいだろ」

「でも、他の人がまだ…」

「…俺はいない方がいい。シェリアのことを想ってるのなら、引き止めるのは賢明な判断とは言えないな」

「あっ…」

「んじゃ、おやすみ。寝坊するなよ~」

これ以上、彼に何かを言うのは無意味に感じた。だから、止めることが出来なかった。

来歴は分かったが、彼の人となりが見えない。それが、何よりも怖かった。


現在進捗30%

↓1 どんなイベントがあったのかを記入 二桁コンマが1、2だと戦闘へ

1~3:進捗10%
4~6:進捗15%
7~9:進捗25%
0:進捗25%&謎のダンジョンに迷い込む

薬の材料になりそうな薬草が群生していた

今更かもしれないけど、雷とか氷とかは>>1の六属性の派生です 雷は土、氷は水に内包されてます
この属性はどれに含まれるんだ?って思ったら、気軽に質問してクレメンス 今安価とかで出てるキャラの変更願いも受け入れます


長い坂を越え、森林に入った一行は、特にアクシデントが起こるわけでもなく、平和に進んでいた。

どこを見ても、青々とした樹が立ち並んでおり、木々の間を一直線に貫くように、道が広がっている。

「こういう森って、珍しいキノコとか生えてるよな」

「…まさか、食べるんですか?猛毒キノコとかも山ほどあるのに」

「ああ」

人間なのか疑いたくなるが、リゲルは外見上は人間に該当する。紛い物、半端な存在の自分が言うのも何だが。

奥に進んでいくと、次第に霧が濃くなっていく。これ以上進むのは危険と感じた。

「これ以上はやめましょう。今日はここで野宿です」

「はぁ…。いつになったら着くのやら」

「まだ半分だ。近づいてはいるんだから、焦りなさんな」

馬車を停め、焚き火を点ける。ぱちぱちと音を立て燃える炎が周囲を明るく染めた。

「さて、と。また食料調達かねぇ」

「…前みたいに変な物を持ってくるなよ」

「それは無理な話だ。気になったものは全部食べる性質なもので」

「リディア…介護は頼んだぞ」

「…今回は、別行動無しで行きましょう」

「あいよ」

採集用の道具を背中に背負い、二人は森の奥へと消えていった。

「この木の実は食用で…。こっちは…下処理をすれば美味しいもの」

自然に関する知識が抜群なのは、自然と共に生きるエルフの特徴だ。

ハーフとはいえ、純血種と同じように生きてきたリディアもまた、例外ではなかった。

「これとこれとこれ。あとこっちもいいか」

「あぁ…。また適当に突っ込んでる…」

そんなリディアをよそに、リゲルは好き放題に植物を回収している。聞く耳を持っていないなこの人。

「…あれ?この草は…」

木の根元に、奇妙な草が生えていた。書物で見たことがある。

「ということは、この先に…」

情報を頼りに、奥へ足を運ぶ。あの本に書いてあることが正しければ、この先に。

「あった」

そこには、辺り一面に薬草が生えていた。それを丁寧に摘み取り、ポーチに仕舞っていく。

この薬草を調合すれば、いい薬が出来上がる。

「不味いなこれ」

「…勝手に薬草を食べないでもらえます?」

当然と言わんばかりに、協力者は薬草を千切って食べていた。食用じゃないのに。


現在進捗40%

↓1 どんなイベントがあったのかを記入 二桁コンマが1、2だと戦闘へ

1~3:進捗10%
4~6:進捗15%
7~9:進捗25%
0:進捗25%&謎のダンジョンに迷い込む

昔使われてた砦跡で休憩。もしかしたら使える道具があるかも

酉忘れてた


森と荒原を隔てる場所に、荒れ果てた砦跡があった。長い間人が入っていなかったようで、足跡一つ見当たらない。

「丁度いい。今日はここで休憩だ。ここなら、魔物もそう襲ってはこない」

テキパキと準備をし、一人で食料をつまんでいるリゲル。他人の分まで食べないのなら、もう放っておくことにした。

「…しかし、古い砦ね。築数百年は経ってるかしら」

「えぇと…。確か、五百年ほど前に世界規模で戦争がありました…よね?」

他の人種と友好関係を築き始める前のこと。今から五百年ほど前に、世界中で戦争が勃発していた。

大まかに分けると、人類、亜人、天使、魔族の四種が、生存のために争っていたのだ。

自分たちと違うことは、それだけで不安を、恐怖を煽る。それを如何にかするべく、滅ぼす選択をした。

だが、それは叶うことが無かった。疲弊した各陣営は争いを止め、生存のために手を取り合うことを決めた。

この砦跡は、その戦争の名残。惨劇があったことを示す遺物だ。

「もしかしたら、掘り出し物があるかもしれないな?」

「かもですね。丁度暇だし、皆で探してみる?」

「み、皆さんがするのなら…」

荷物を下ろし、一行は物色を始めた。


1~3:何も無かった。
4~6:低ランクの物を見つけた
7~9:普通に使えそうな物を見つけた
0:おやおや?この輝きは…

↓1 リディア

↓2 アルテミシア

↓3 シェリア

コンマかな?

だが食ってみたら美味いかもしれないだろう

レアカード

武器とかであれば4~6のものを、アイテムとかは結構自由に書いて大丈夫です

↓1 リディアの入手品

↓2 シェリアの入手品

武器
>>132のシルバーボウ

スキルが習得できる本。
だめなら安価した

今日はここまで スキル本はバランスを考慮して、使用時に確率習得するようにします

乙でした

おっつ

魔物

【名前】ノクタ・カクタ
【種族】植物
【概要】歩くサボテン。特殊な能力は持たず身体能力も低い。ただ熱毒を持っており、トゲが刺さったらすぐ抜かないと危険。
 普通のヘビなどの毒と違ってダメージを受けることは無いが、判断力・集中力が下がるため魔法関連の能力がガタ落ちする。

【名前】リクイドサンド
【種族】鉱物
【概要】砂オバケ。本当に子供の絵本に出てくるような、シンプルな目と口と手だけが付いた砂のかたまり。斬撃や刺突は効果が薄い。
 防御力は高いが強くはなく、体には風の精霊力をたっぷり含んだ鉱物エアラライトや砂金などが多く混ざっており、出会えたらラッキー。
 生き物と見れば襲いかかってくる凶暴な魔物でもあるので遠慮なく倒してしまおう。

魔物

【名前】マッドオオサンショウ
【種族】ドラゴン
【概要】全身が泥に覆われた、非常に巨大な怪物。皮膚は異様に堅く、動きは遅いが圧倒的な質量を持って敵を叩き潰す。口からあらゆる物体を破壊する泥の水流を発射する。普段は寝てばかりの怠け者だが、縄張りに入った存在は容姿無く仕留める。定期的に縄張りを移動するので、移動先が街道や交易路だったりするとその一帯は封鎖される。

良かれと思いまして、リディア達の現在のステータスをまとめてみたものを置いておきます。お役に立てればよいのですが…

_____________________________________________________________________________________________________________________________________

メインキャラクター

【名前】リディア
【種族】ハーフエルフ(人間とエルフのハーフ)
【性別】女
【年齢】20歳
【得意武器】弓・短剣
【属性】風・水
【戦闘力】7
【武器】2(くだものナイフレベル) 故郷から持ち出したロングボウと銅製の短剣だ。性能は劣悪。現在シルバーボウ(ランク6)を入手している
【概要】容姿:金髪でボブショートの整った顔立ち、上から98・75・89の巨乳巨尻
     目的:閉鎖的なエルフの里の外を見るための旅
【所持品】ポーション(回復薬)と毒消し薬。故郷で作られている高級品
【特技・呪文】(未登場)

【名前】アルテミシア
【種族】人間
【性別】女
【年齢】18歳
【得意武器】杖 魔石
【属性】陽 陰
【戦闘力】5(元のレベル:3)
【武器】6(中盤の街で売ってるレベル) 師匠から譲り受けた杖と魔石。性能は申し分なく、魔石に込められた魔力の属性はアルテミシアも知らない
【概要】性格:気弱で引っ込み思案
     容姿:緑髪のロングストレート 小柄で華奢
     目的:賢者の師匠の後継者となるべく修行の旅をしていた時にリディアと出会う
【所持品】飲料水・簡易テント
【特技・呪文】『シャドウボルト』『魔力収集』

【名前】シェリア
【種族】魔族
【性別】女
【年齢】225歳
【得意武器】 先端が三又に別れた鞭を使う
【属性】 闇属性と無属性(主に状態異常を引き起こす補助魔法)
【戦闘力】3(元のレベル:1)
【武器】0(伝説装備レベル) 一族に伝わる先端が三叉に分かれた鞭。所有者をシェリアと認めているため、奪われずに済んだ
【アクセサリー】『獣の爪』戦闘で三回目の優劣判定に+1
【概要】容姿:紫の長髪で黒色のゴスロリドレスに身を包んだ少女。豊満な体つきをしている。
     目的:魔族の貴族だったが、他の魔族に敗北した際に幽閉される。その間に強姦されて娘を孕まされて出産したが娘は連れ去られてしまった。その娘を探しだして取り戻すべく旅をしていた所リディアと出会い、助けを求める
【所持品】煙幕・保存食
【特技・呪文】『スナッチ』


『一時同行中』
【名前】リゲル
【種族】人間
【性別】男
【年齢】26
【得意武器】片手剣、拳
【属性】火、水
【戦闘力】0(4?)
【武器】4(3?)
【概要】燻んだ金の少し長めの髪。銀縁眼鏡にロングコートの見た目は学者風の男。何処かの国の貴族だったそうだが、飽くなき食への探究心から地位を捨て、世界中の未知の美味を探す放浪の冒険者となった
     食べれそうなものはとりあえず洗ったり火を通したりしてすぐ実食する行動派であり、そのおかげか身体はちょっとやそっとの毒は受けつけないくらい丈夫

今までの安価もまとめたものも置いておきますね。これで全部のはずです

魔物

モモタロウス(>>38)
ドラゴンベアー(>>40)
人飼いサキュバス(>>42)
ウェアウルフ(>>76)
アシッドフライ(>>77)
死体盗みのザムザ(>>78)
以津真天(>>82)
ヘッドアクスズ(>>132-133)
インプ(>>132)
ファイアードレイク(>>135)
エンシェント・ファイアードラゴン(>>135)
スパークルニードラー(>>135)
ノクタ・カクタ(>>163)
リクイドサンド(>>163)
マッドオオサンショウ(>>164)
_____________________________________________________________________________________________________________________________________



大砂漠に一番近い町アサランソール(>>39)
工芸自治都市コムンバ(>>81)
?モイ(>>134)
_____________________________________________________________________________________________________________________________________

武器

【リディア】
シルバーボウ&専用の矢(>>132)

【アルテミシア】
初級魔導士の練習杖(>>79)

【シェリア】
中級悪魔の尻尾鞭(>>80)
ブラッディ―ローズ(>>132)
_____________________________________________________________________________________________________________________________________

アクセサリー

獣の爪(>>123)
_____________________________________________________________________________________________________________________________________

魔法(火→風→土→水→陽→陰の順)

【火】
ファイアプリズン(>>96)

【水】
アクア・ボム(>>95)

【土】

【風】
タービュランス(>>97)
ウインドシア(>>97)

【陽】
リトレイ・グレネイド(>>98)
リトレイ・スウィープス(>>98)

【陰】
ロトンクラウド(>>97)
シャドウボルト(>>98)
_____________________________________________________________________________________________________________________________________

特技

スナッチ(>>75)
魔力収集(>>128)
_____________________________________________________________________________________________________________________________________

「未」登場人物一覧

シャーリー(>>4)
エルク(>>22)
ヘルム(>>23)
マーシュ(>>24)
カトレア(>>25)
ノア(>>41)
ダーケス(>>131)
クルミ(>>132)

>>166
モイの前の?は半角スペースが入っちゃって文字化けしてるだけなんでもし登場させてくれる機会があったら?とってください。

まとめ死ぬほどありがたいのですが、一箇所訂正願いです 獣の爪はコンマ判定で失敗してるので未所持となってます


今にも崩れだしそうな建物に入る。壁には複数の白骨がもたれ掛かるようにあり、錆びた剣や矢が突き刺さっていた。

戦闘で亡くなった兵士たちなのだろう。風化してどこの物か判別出来なかったが、王家の紋章らしきものが刻印されていた。

「手に持ってるのは…弓?矢は、突き刺さってるもの以外は無いのね」

軽く弓を引っ張ってみると、ボロボロと掴んでいた手の骨は崩れていった。何かしらの魂の残滓があると思ったが、それすらも風化していたようだ。

「綺麗…。…この矢、祈りが込められてる。だから、魂も清められていたのね」

「ありがたく使わせてもらいましょう」

弓を背負い、矢を矢筒に入れる。予想以上の収穫に、思わず表情が綻ぶリディアだった。

あと、リゲルのステは>>117の方を反映してます


同じ頃、シェリアは詰所跡地を探索していた。天井はとっくの昔に吹き飛んでいたらしく、瓦礫で地面は埋もれていた。

「煙たいな…。服が汚れなければいいのだが」

ぱたぱたと手で扇ぎ、奥へと進む。本棚だけが綺麗に残っているのが、気になったのだ。

「これは…虫に食われて駄目だな。こっちも…む?」

読めないものを投げ捨てているシェリアの眼に、一冊の本が映った。この本だけは、傷一つ無かった。

「ふむふむ…。指南書か。何か収穫があっただけマシよな」

指南書を引き抜き、鞄に仕舞う。鼻歌まじりに戻るシェリアだった。


現在進捗55%

↓1 どんなイベントがあったのかを記入 二桁コンマが1、2だと戦闘へ

1~3:進捗10%
4~6:進捗15%
7~9:進捗25%
0:進捗25%&謎のダンジョンに迷い込む

アサランソールへの道のど真ん中に、あからさまに怪しい宝箱がポツンと…

「暑い…」

「おいおい、まだ砂漠まで遠いんだぜ?我慢してくれ」

「服…脱いだらどうですか…?」

「…背に腹は代えられんか」

馬車の中でドレスを脱ぐシェリア。豊満な身体が艶めかしい。

男子の視線が気になるが、中の様子までは見えないはずだ。自分の身体が壁になっているし、たぶん大丈夫。

「おっ。宝箱か」

「道のど真ん中に???」

「罠っぽいな」

豪華な装飾が施された巨大な宝箱が、ポツンと置かれていた。怪しさマックスだ。


1:御開帳!
2:無視するしかないじゃない

↓1 1を選んだら同時にコンマ判定

1~4:罠。盗賊軍団と戦闘
5~7:ミミックなんだよなぁ
8、9:本物の宝箱だった
0:謎の宝石が…(特殊ルート)

ん?てことはリゲルの強さって国滅ぼすレベルか?
なんでも手当たり次第食いまくって滅ぼすのかな……

怪しすぎるから、やめとこう 2

>>172
書き込む前にリロった方がいいよ?

>>172、リゲル「強いドラゴンとか肉質良さそうじゃん?そういうのを狩るなら強くないと」


「…無視です無視。欲に溺れて身を滅ぼしたらアウトです」

「ん。じゃあ先に行くか」

「ガタガタ…」

寂しそうな目で、横切るリディアたちを宝箱は見つめていた。やっぱり罠だった。

「………!」

ぴょこぴょこ跳ねる宝箱だが、誰もこちらを振り向こうともしない。

悲しそうに、宝箱は項垂れた。


現在進捗70%

↓1 どんなイベントがあったのかを記入 二桁コンマが1、2だと戦闘へ

1~3:進捗10%
4~6:進捗15%
7~9:進捗25%
0:進捗25%&謎のダンジョンに迷い込む

超巨大なモンスターが上空を飛んでいた。

さげわすれました。すみません。

砂漠が地平線付近に見えてきた。もうすぐ、目的地に到着するだろう。

だが、近づくにつれてどんどん気温が上がっていく。

「はぁ…暑い…。水…」

「これを…。まだ、予備はありますので…」

「水浴びしたい…リディア、水魔法を…」

「それは我慢してください…。んく…」

水を流し込むと、一気に全身に生命が駆け巡るような感覚がした。

「妙だなぁ。ここはそれほど暑くないはずなんだが」

今は夕方。日も隠れ始めているのに、何故か暑い。

「グルルルルルァァア…」

「…誰か何か言いました?」

「ちょっと、怖いこと言わないでよアルテミシア」

「………!上だ!」

リゲルの号令を耳にした三人は空を見上げた。そこには。

「ゴルルアァァァァァァアアアァア!!!」

「ひっ…!」

「何よ…これ…!?」

そこには、巨大な龍がいた。この時代にいるはずもないものが。

エンシェント・ファイアードラゴン。太古の時代に絶滅した龍が、大空を舞っていた。


1:攻撃してみる
2:逃げる

↓1 戦闘になったら、たぶん二人くらい死にます

2

空を覆う化け物を見て、彼女らは動けなかった。ただ一人、リゲルだけはうずうずとしていたが。

「死にたくないならちょっかい掛けるなよ。俺たちみたいなちっぽけな奴は、あいつからしたらどうでもいいからな」

「そんなに昂った表情でそれを言うか馬鹿者…!」

「熱気が…!凄い…!」

飛び立っていくと同時に、猛烈な熱が吹き込んでくる。あの龍が体表から発しているものだった。

「………!あの時の、嵐の前に見たのは…」

その時、リディアの中である事象と今目にした龍が繋がった。

そして、恐怖の念を抱いた。

(昔の人たちは、あんな化け物と何度も戦っていたの…!?)


現在進捗80%

↓1 どんなイベントがあったのかを記入 二桁コンマが1、2だと戦闘へ

1~3:進捗10%
4~6:進捗15%
7~9:到着!
0:到着&謎のダンジョンに迷い込む

アサランソールから来た馬車(日用品商人とその護衛)とすれ違う

「…今日はここまでだな。馬がばててる」

砂漠の昼夜の寒暖の差は激しく、それは周辺の地域でも例外ではない。

その気温の変化は、どんな生物にも辛い。彼らがいなければ仕事を達成出来ないのだから、休ませてあげなければならなかった。

焚き火を囲み、森で作っておいた保存食を食べる。味は落ちているが、それでもまだリゲルの取ってくるゲテモノよりはマシだった。

「おや、旅のお方。このようなところで休憩ですかな?」

道のすぐ近くにいたから、通りがかった人が声を掛けてくるのはおかしくもない。

声を掛けてきたのは、商人だった。チラリと見える荷物からして、日用品を運んでいるようだ。

「ここで会ったのも何かの縁。一度商品を見てはいかがかな?」

強引な気もするが、商売である以上そういうことも必要なのだろう。


1:何か買っていく
2:断る

↓1

とりあえず1
買う買わないはともかく、品揃えを見てから必要な物を買おう

「じゃあとりあえず、売り物を見るだけでも」

「どうぞどうぞ」

下ろされた階段を上り、内部に視線を向ける。やはりと言うべきか、品揃えは町にあった商店と大して変わらない。

一般的な武器各種と、一般的な薬。安価なアクセサリーが幾つか置いてある程度だ。

(うーん…。今の所持金だと、武器は買えて一つかしら。薬とかアクセサリーは最大で三つ…かな?)

前回の依頼を達成出来なかった弊害が表れた。困ったことである。


↓2 購入するもの 武器なら一つ それ以外なら最大三つまで

踏み台

割りのいい仕事の情報を買う。
そういうのは無しなら安価↓

蒸留酒
 水で割ればそこそこおいしいが、冒険者としては消毒に使ったり燃料として使ったりする事が多いだろう

金が無ければ何も出来ない。困り果てたリディアは商人に問う。

「割のいい仕事ってありますか?」

「私は特に知らないなぁ。…貴女であれば、身売りなどをすればかなり儲かるでしょうが」

(…この身体を売る…。厭な話ね。シェリアさんとかがこの話を聞いてたらブチ切れてそう)

女性であれば、そういう仕事が多くなるのも必然か。

「そういうのはちょっと…。…とりあえず、この蒸留酒を買っていきますね」

「毎度あり」

金銭を渡し、馬車を降りる。階段を畳んだ商人たちは、夜の道を歩いていった。


現在進捗90%

↓1 どんなイベントがあったのかを記入 二桁コンマが1、2だと戦闘へ

1~9:到着!
0:到着&謎のダンジョンに迷い込む

魔物が道を塞いでいる

今回はここまで

忘れていた酉をペタリ

お疲れ様でした

おつ

魔物

【名前】グリーンドラゴン
【種族】ドラゴン
【概要】緑色の硬いウロコに覆われた、四足歩行型のシンプルなドラゴン。宙を舞い紅蓮の炎を吐く。
 ドラゴンの中ではやや小さく弱いぶん生殖能力に秀で、総数が多いので遭遇することも多い。
 騎士団長級の戦士ならば魔法の助けなしに一人で打倒することも不可能ではなく、英雄候補達にはちょうどよい強敵となるだろう。
 炎を吐くための器官が病気などで使えなくなると熊にも負けることがある。熊も哺乳類では最強の一角なのだから当然だが。

【名前】スケルトン
【種族】アンデッド
【概要】英雄物語の中ではたいてい悪の死霊術士によって操られるが、無念のうちに死んだ者の白骨から自然発生する事も多い。
 骨だけになった軽い体は素早い。さいわい強度はもろいのでコンパクトな動きを心がけ、的確に当てていくこと。
 襲いかかってくるようなスケルトンは強い未練と妄執からか正気を失っており、生前の技術も失われている。
 武器を持っていても振り回すだけでけして強くない。彼らのことを思うならばその体を破壊し、楽にしてやることだ。

【名前】ジャックオランタン
【種族】アンデッド
【概要】まさかカボチャの名産地だからというわけではないだろうが、アサランソール周辺で特に見かける、手のついたカボチャお化け。
 ぼろきれや木端などを器用に繋いでオシャレをしている個体は無邪気で害が無く、言葉が通じる奴まで居る。
 シンプルな飛ぶカボチャにだけは要注意。火の攻撃魔法をガンガンぶっぱなしてくる危険な放火魔だ。
 こいつを使い魔にしている魔術師も居るようだが、アンデッドなため死人払いの魔法でダメージを受けてしまうことを忘れずに。

明日の昼から再開予定でありんす。

昼再開と言っておきながらしゅまん


アサランソールが視界に映る。到着すれば、依頼は達成する。

なのだが、それを遮るように小さな影がちらほらと見える。困ったことだ。

「数が多いわね…。でも、今更迂回なんて出来ないし…」

目を凝らし、何がいるのかを判別しようとする。

その大群の正体は、すぐに分かった。


1~5:アシッドフライ
6~9:インプ
0:リクイドサンド

↓1

ま゛か゛せ゛ろ゛!

>>196、何でリヒターがいるんですかね(困惑)


「うわぁ…」

通せんぼをしていたのは『インプ』。淫魔の子供だった。そこまで脅威と言える魔物ではない。

ただ、子供とは言え立派な魔族。しかも淫魔となれば、その趣味嗜好はエッチな方向に偏っている。

「………!?」

その姿を認めたシェリアは、反射的に身を隠した。己を陵辱した者たちに連なる存在であれば、仕方のないことだ。

こちらの接近に気付いたインプの群れは、背中の小さな羽で浮きながら、こっちに近寄ってくる。

「ねーねー。私たちと遊びましょー?」

「ほう。何をして遊ぶんだ?」

軽い口調で問うリゲルだが、その眼は全く笑っていない。片手に持った剣をクルクルと回し、肩に乗せていた。

「楽しいこと!」

だが、悲しいことにまだ子供。命の危機など来たことが無かったのか、リゲルを囲み、楽しそうに笑っていた。


↓1 リディア側の行動 コンマが高いほど効果大 差が5以上で撃破

↓2 インプ軍団の行動(-2) 最終値が同じか上回った時に安価の行動を成功させる

リゲルに気を取られている間に奇襲

セクハラ攻撃

「楽しいこと、か。具体的には何をする?」

一瞬、チラリとこちらを見やったリゲル。その意図を読んだリディアは、魔法の詠唱を始める。

「『命に触れし水塊よ、その熱情を解き放て』…」

「『爆水・アクアボム』」

悟られないように、出力を絞った水の塊が飛んでいく。だが、見積もりが甘かった。

「何これー?」

大勢いるインプの内一人が、それに気付いて手に持っていた鼠を投げつける。

生命を感知したアクアボムが破裂、その水を散らした。

「…あっ!あっちにお姉ちゃんがいっぱい!」

「お兄さんは私たちと一緒ね!」

「…殺り辛いな…子供相手だと…」

半分のインプは馬車に向かって飛び、残りのインプはリゲルに抱き着いたり、股間を触ったりしていた。

あまりにも無邪気な彼女たちに罪悪感を感じたのか、リゲルは剣を仕舞った。

「ちょっ…胸を揉むのはやめなさいよ!?」

「おっきいなぁ…。私もこれくらいになれるのかな」

「…どうせ私はちんちくりんですよ」

「おっぱいは小さいけど柔らかいから大丈夫じゃないかな?」

「ひうぅ…」

数の暴力でもみくちゃにされる二人。それによって馬車の守りが緩んでしまい、一人のインプが中に入った。

「あっ…!?!!」

「わぁ…!おっきい!」

「来るな…!?」

「来るな来るな来るな来るな来るな来るな来るなァァァァァッ!??!!?!」

トラウマを刺激されたシェリアは、半狂乱になりながら後ろの戸を開けようとする。

だが、鍵が閉まっているそれを開けられる筈も無い。その事実に気付かないほど、彼女は焦っていた。


↓1 リディア側の行動 コンマが高いほど効果大 差が5以上で撃破

↓2 インプ軍団の行動(-1) 最終値が同じか上回った時に安価の行動を成功させる

シェリアを救出しつつ体制を立て直そう

ぺろぺろ・フェラ・クンニ

馬車から、シェリアの悲鳴が聞こえた。それに反応したリゲルは、溜め息を吐く。

「今の叫び声は…チッ。仕方ねえな」

「お兄さんはこっち」

服に手を掛けようとするインプ。服に手が触れた瞬間。

「きゃっ!?」

その手を掴み、地面に叩きつけた。当然、そのインプは気絶した。

突然の反撃に呆気に取られたインプたち。それを尻目に、リゲルは馬車まで跳躍した。

「おい、子供相手だからって無抵抗だと、好き放題されるだけだぞ」

「でも、手を挙げることなんて出来ないわよ!?」

「少し痛い目を見てもらえばいい。それに、何か抵抗しないと、あの女が不味いだろ」

「あっ!シェリアさん!!」

大慌てで中に入るリディア。リゲルは、半分ほど服を脱がされたアルテミシアを救出する。

「大丈夫か?」

「うぅ…胸が痛いです…」

何度か吸われたのか、乳輪がぷっくりと腫れていた。元々こうだったのかもしれないが。

「とりあえず服を着ろ。子供の裸体を見る趣味はねえんだ」

「…どうせ、ちんちくりんですよ。一生…」

服を着ながら、アルテミシアは半ば呪詛のようにそんな言葉を吐き続けた。

「シェリアさんっ!!!」

矢を番えたリディアは、馬車の中に立ち入る。膨張した欲望を挿入しようとしたところで制止させられ、インプは困惑する。

「お、お姉ちゃん?少しだけ待ってくれない?」

「…彼女から離れないと、脳天にぶち込むわよ」

「やだ…やだよ…助けて…リディアァ…」

服装が乱れ、泣きじゃくるシェリア。男であれば、劣情を催すであろうその光景。

それが、リディアにとっては神経を逆なでするような地獄にしか見えなかった。

いつもの余裕たっぷりな彼女は、どこにもいなかった。いたのは、恐怖に怯えることしか出来ない、女の子だけだった。

「う…ごめんなさい…」

リディアの気迫に気圧され肉棒を直したインプは、すごすごと退散した。

自分の身体を抱き締めるように縮こまっていたシェリアを抱きかかえ、リディアも外に撤退する。

リゲルたちと合流し、シェリアを護るように囲み、リディアは武器を構える。

もう、子供のすることだから、と許すことが出来なかった。


↓1 リディア側の行動 コンマが高いほど効果大 上回ったら勝利

↓2 インプ軍団の行動(-2) 最終値が同じか上回った時に安価の行動を成功させる 5以下だと、どんな結果であれ逃亡する

各々の最大威力の技・魔法でぶっ飛ばす

素直に謝罪する

各々は魔力を集中させ、今使える最大の魔法を放つ準備をする。

シェリアは相も変わらず泣いているが、仕方のないことだ。彼女には、今は休んでもらいたい。

リゲルは、特に何かするわけでもなくただ突っ立っている。だが、身を包む魔力だけは、他の誰よりも膨大だった。

流石に命の危険を感じたのか、それとも、罪悪感に苛まされたのか。一同は視線を交わし、頷いた。

そして。

「「「「「ごめんなさい!!!」」」」」

90度ほどに腰を曲げ、謝罪をした。表情は窺い知れなかったが、声色から、申し訳ない、という気持ちは感じ取れた。

「私たちはただ、楽しく遊びたかっただけなの!」

「嫌がってたのに、無理矢理襲おうとしてごめんなさい!」

「もう、何もしないから許してください!何でもするから!」

散々好き勝手やっておいて、許してもらおうとするとは、何とも虫の良い話だ。

しかし、このまま攻撃してしまうのは、大人として、人としてどうなのか、とも思ってしまう。

良心と憎悪の狭間で、二人は悩んだ。リゲルは、虫を火で炙って食事に勤しんでいた。何してるんだ。


↓2 許すか否か 何か条件とかを提示するのもOK 見逃す場合は、経験値取得無し

踏み台

シェリアの子供の事を何か知らないか訪ねてみよう
知っていれば情報提供と引き換えに見逃してもいい、知らなければ……報いを受けて貰おう

魔力を滾らせたまま、リディアはシェリアの手を握り、立たせる。

「…シェリアさん。辛いでしょうけど、貴女はやるべきことがあります」

「………」

潤んだ蒼い瞳が、心細い感情を表すようにリディアを見つめる。しかし、慰める前にシェリアは、心を奮い立たせた。

「貴様たちのような幼子に尋ねても、意味は無いだろうが…。まあ良い。同族であれば、可能性はあるかもしれぬ」

「我に似た魔族を見た者はおるか?名前は分からぬが、母を知らん女…の筈だ」

あまりにもあやふやな問いだが、シェリアは娘の名を知らない。産まれた我が子を抱き締めることも出来ず、奪われたのだ。

故に、何も分からない。誰との娘なのか、今、どこにいるのか。何も、知り得ていないのだ。

本人も分かっている。あまりにも、娘と繋がっている手掛かりは、糸は細いことに。

でも、諦めるわけにはいかない。何としても、娘を取り戻し愛情を注ぐ。

それが、母親としての責務。親の顔を、娘の顔を知らずに生きていくなど、悲しすぎる。

一縷の望みを懸け、彼女は今までそうしてきた。これからもずっと、そうして生きていくだろう。

娘と再会する、その日が来るまで。


1~8:何も知らない
9:断片的な手掛かりがあった
0:それっぽい人を知っている

↓1 シェリアがどういう魔族か書いてもOK それが手掛かりになる可能性アリ

太古の昔に魔界を支配し、地上を侵攻していた魔王に仕えていた四天王の末裔
先祖は強大な魔力を誇り、稀代の軍師でもあった魔族の大賢者だったらしい

少しですが、手掛かりゲッチュです ↓2までに箇条書きで、娘ちゃんの特徴とか行動とかを

インプの一人が紫の髪で、シェリアという名の母を探している魔族の子供と一緒に旅をしていたことがある

・首輪の跡あり
・痩せ気味だが健康そう
・助けてくれたパーティーにくっついて回って修行中

「知ってる?」

「知らなーい」

「私もー」

そんな人は知らない、と口々にインプたち。やはり、たったこれだけの情報を基に捜すなど、無理があったか。

そう落胆するシェリアに、一人のインプが返答をした。

「えっと。何年か前だけど、お姉ちゃんみたいな髪色をした女の子と、一緒にいたことがあったよ」

「…はぁ!?!!戯言ではあるまいな!?!?!!!」

「ほ、本当だよぅ…。嘘なんて、こんな時に言えないよぉ…」

肩を掴まれたインプは、コクコクと頷く。そして、どんな人だったのか、を話し始めた。

「なんか、しばらくの間は幽閉?されてたみたいで、首輪の痕があったなぁ。ちょっと痩せてたけど、元気だったよ」

「今は…どうなのかな?前一緒だった時は、助けてくれた人にくっ付いて鍛錬をしてたんだけど」

「お母さんを捜してる…って言ってた。名前は確か…シェリア…。お姉ちゃんと一緒だね。不思議」

「………」

情報に意識が押し潰されたのか、シェリアは気絶してしまった。

彼女を抱きかかえ、リディアはインプたちを追い払う。そして、アサランソールへと入っていった。


【依頼】アサランソールへの物資輸送 達成

【報酬】武器を二つ、(コンマ×100)ゴールド

↓1 ↓2にランク4~6までの武器 ↓1コンマ×100ゴールド入手

↓3 到着後の行動、もしくはイベント

武器(リディア)
【名前】ソードブレイカー
【種類】短剣
【等級】5:はがねのつるぎレベル
【概要】肉厚で、武器を絡めとるカギ状の凹凸がある大型の短剣。切るというより叩き潰すように使う。近接戦で相手から戦力を奪うために作られた

もう待ちきれん!>>1さんがよければ連取りしてもいい?

武器(シェリア)
【名前】モーニングスター
【種類】鞭
【等級】5:はがねのつるぎレベル 一般的な冒険者はこれくらい
【概要】取手のある鎖の先に棘の付いた鉄球を取り付けた鞭状の武器。このモーニングスターは女性用に軽い素材で振り回しやすくなっている

駄目だったら安価一つ下にずらしてください

シェリアの目覚めを待って、宿屋のおやじさんや酒場のバーテンに(ちょっといい料理を注文しつつ)情報収集会話
直接娘につながるものが無くても人探し関連の助け……腕のいい占い師のテントが来てないかとか

>>217、30分経って来なかったらOKです ゾロ目なんで↓1コンマ×100分追加入手

い゛け゛っ゛!

クゥーン… もう一度↓1 次はボーナス無いからね!(出た時は別のボーナスで手を打ちます)

ホワタ

フィーヒヒヒ!

到着し、リゲルと別れた頃には、既に日が暮れていた。砂漠にあるだけあって、非常に寒い。

外套を羽織り、シェリアを宿屋のベッドに寝かせる。あと数時間もすれば、目が覚める筈だ。

「…報酬、凄かったですね。普通に使える武器が二つに、大金まで…」

報酬額は19200ゴールド。三人分だとしても、依頼内容の割に非常に高額だった。

それに加えて、武器まで貰ってしまった。お得としか言いようがない依頼である。

「シェリアさんの鞭は必要なさそうだけど、物質系の魔物には効果的だし、残しておくとして」

「問題は…このナイフね」

リディアは、鞘から歪な形をした短剣を取り出す。短剣にしては肉厚で大きな刃が、凹凸状に波打っていた。

『ソードブレイカー』。近接戦で、対象の戦力を奪うことに特化した武器だ。

そのため、切断には向かず、抉ること、押し潰すことに向いている。

月明かりを反射し、刃が妖しく煌めく。それを見つめたリディアは、そっと鞘に納めた。

それと同時に、衣擦れの音が聞こえてくる。どうやら、シェリアが目を覚ましたようだ。

「む…?…すまん、迷惑を掛けたな」

口調はいつものシェリアだが、声色はどうしようもないほどに弱っていた。娘への手掛かりが見つかったというのに、だ。

それだけ、あのインプの行為に恐怖していた、ということなのだろうが。

(…いったい、シェリアさんはどういう仕打ちを受けたのよ…)

想像出来ない、想像したくも無いそれを経験した彼女の傷を、癒せるような気はしなかった。

荷物を部屋に置き、一行は一階の酒場に向かう。大きな街では、こういった酒場と宿屋が一体となった店が多い。

より多くの客を引き、利益を得ようとするが故のシステムだ。別に、それが悪いわけではないが。

「いつもは質素な食事ばかりだし…奮発しちゃう?」

「それは有難いな。マトモな食事は久方振りだ」

「いいのでしょうか…?」

「いいのよ。頑張った自分への御褒美…ってね」

ウェイターを呼び、各々は食事を注文していく。

リディアは、特産品をふんだんに使ったサラダと、牛肉のトマトソース煮込み、果実酒を。

シェリアは、カボチャのスープと、スパークルニードラーのビスク、そして、ちょっぴり高めのワインを。

アルテミシアは、ヘッドアクスズ卵のオムライスと、カボチャジュースを。

注文を終え、料理が出てくるのを待つ間、三人は情報収集を行うことにした。

「バーテンさん、質問いいかしら?」

「どうぞ」

グラスを綺麗に拭いているバーテンを呼び止め、質問をする。

シェリアの娘のこともそうだし、占い師のような人捜しに役立ちそうなことについて尋ねる。

「そうですねぇ…」

黙考した後に、バーテンは口を開いた。


1~5:情報無し
6~8:人捜しの当てがある
9:娘の情報を更に入手
0:例の人が少し前に来た

↓1~3 人捜しに関わる人物(占い師や情報屋とか)と、どんな手掛かりがあったかを併記 それぞれのレスをコンマ判定

人捜しに関わる人物:酒場のウェイトレス

どんな手掛かりがあったか:娘を含む一行がシェリアの情報を探しに次はモイ(>>134)に向かうと言っていた

すげぇ、順調じゃん

人物名:酒場のマスター
手がかり:娘(仮)が忘れていったアクセサリーがあった

>>226、どうして僕をそんなに困らせるんですか(白目) 99だから、特別チャンスです(00だったら確定遭遇)

奇数:まだ出発したという話は無い
偶数:既にサラン大砂漠へと入ったらしい

↓1

い゛く゛ぞ゛!

今さらだけど>>227安価見てなかったわ。申し訳な
い。

>>230、リヒター… あんたやっぱすげぇや…

>>231、気にしないでええんやで


「私はその尋ね人について、知っているわけではございません。クルミさん」

「ほえ?はい」

小動物のような愛くるしさを湛えた少女が、呼びかけに応えてやって来る。

顔立ちからして、14、5歳ほどの少女。しかし、その胸部は年齢に不釣り合いなほどに膨らんでいた。

また、着用していた衣類はメイド服で、本来ウェイターが着るであろう制服ではなかった。

首輪を装着していることから鑑みるに、奴隷の類だと思われるが。

「数日前に尋ねてきたパーティのこと、憶えていますか?」

「えぇと…。はい、お母さんを捜してるんでしたっけ…?」

「…どこにいるか分かるか!?それは、我の娘かもしれんのだ!!!」

真っ先に食い付いたのは、至極当然とも言うべきか、シェリアだった。

眼をぱちくりさせるウェイトレスは、首を横に振った。

「それは分からないですけどぉ…。一週間は準備に充てるって言ってたので、まだこの街にいるかと…」

「次は『モイ』っていう場所に向かうそうですぅ」

「………!情報、感謝するぞ!!!」

気品のあるお辞儀をしたシェリアは、逸る気持ちを抑えるようにスカートの裾を握っている。

逢いたがっていた娘がすぐそこまで近付いているから、急く気持ちも分かる。

だが、今は食事の時間だ。折角奮発したのだから、堪能してもらいたいものだ。

彼女が言っていたことが正しければ、まだこの街に滞在する、時間はまだ残っているのだから。


↓1 行動とかイベントとか 時間帯は夜です

今度はクルミから、いなくなった人飼いサキュバスの事を知らないかと訪ねられる

「あのぉ…。お客様って、旅をしているんです…よね?」

「そう…ですね。私は、もっと強くなるためにです」

「私も、人捜しをしてるんです…。…人捜し?サキュバス捜し…かな…?」

サキュバスという単語を聞いて、厭な汗が流れ出す。勘違いであってほしい。

世界は広いから、どうせ自分たちが想像している者とは違う筈だ。そうでないと、色々と不味いことになる。

「ピンク色の髪で、色々と見えちゃってる服装の人飼いサキュバスなんです。森に住んでいたんですけど」

「ゲホッゴホッ!ゴホゴホゴホッ!!!」

「しししししし知らんなぁ。逃げていったサキュバスのことなど我は一切知らぬぞ!!」

「…ぴゅー…ひゅー…」

三者三様に、誤魔化そうとする。ここまで露骨だと、白状しているのに等しいのだが。

必死に誤魔化している間、三人はアイコンタクトで意思疎通を行う。

(どうする…?間違いなく、我らが仕留め損ねたサキュバスの家畜人間だぞ)

(復讐とかそういうことをする気無いわよねこの娘…。心の底から慕ってるの…!?あの編隊を…)

(め、珍しいですよね…。あんな目に遭っていたのに…)

(それが、魔眼の効力なのかもしれぬな。それとも…いや、これ以上はよそう)

「………?どうしました?」

きょとんとして、首を傾げているクルミ。これで察していないのか。

事情を話したら、絶対に面倒なことになるだろう。

だが、一度助けてもらった身だ。返礼無しに逃げるのも、悪い気がした。


↓1 リディアチームはどうするか

今日はもう寝ます 安価は下にずらします

まだ死んだ訳じゃないし、正直に話そう

魔法

【名前】紅吸陣・ブラッド・レヴィ
【属性】陰
【対象】自分自身(ダメージを与えるのは周辺半径4m程度の傷付いている対象すべて)
【概要】周囲の血液を飲んで、自身を回復する。傷口から勢いよく血液を引き寄せることで傷口を広げダメージを与える作用もある。
 「生命力が失われた乾きかけの血液」などには効果が無く、無理に飲んでも普通に摂取しただけ(胃で消化される)の結果になる。
 敵味方の区別ができないうえ、血液そのものが有毒という生物もけっこう存在するので人間が習得することはほとんど無いようだ。

【名前】療月・ムーンライト
【属性】陰
【対象】4m以内に居る者(修練しだいで5人くらい)
【概要】月光の如き穏やかな光で対象の傷を癒す。消費はごく微量だが効果もごく微量で、戦闘中に使っても焼け石に水。
 落ち着ける状況で時間をかけての治療に向いている。射程が長いため、術者も対象も飲食等の軽作業をしながらかけ続けられるのが利点。
 なお、人間が光源として使うには光が微量すぎて無理(夜目のきく種族なら近くの文字くらいは読めるだろうが)。

武器(リディア)
【名前】アルテミスボウ
【種類】弓矢
【等級】0:伝説装備とか
【概要】狩猟の女神アルテミスが使用していたと伝えられる伝説の弓。アルテミスの怒りに触れた者には疫病と死をもたらすと伝えられている

武器(アルテミシア)
【名前】炎獄の魔石
【種類】魔石
【等級】7:終盤の街で売ってるレベル
【概要】地獄の業火を操るイフリートを封じ込めていると伝えられている魔石。火属性でない者でも炎の魔術が操れるようになる

武器(シェリア)
【名前】聖女の光鞭
【種類】鞭
【等級】9:メタキンシリーズレベル
【概要】魔族に囚われてもなお、神への祈りを忘れなかった聖女の髪を編み込み魂を封じた鞭。強い陽の力が秘められており魔の力を退ける。シェリアも魔族ではあるが、娘や仲間への強い想いがあれば聖女の魂が力を貸してくれる


【名前】無法者の街カムラット
【名物】盗品が流れ着く盗人市場。どう見てもゴミにしか見えない物から貴重な武具まで、その時次第で様々な物に出会うことができる
【概要】格安な酒場や宿屋といった建物がまるで迷宮のように立ち並ぶ。犯罪者や賞金首、果てはモンスターであっても金さえあれば歓迎されるスラム街
     何が起きても基本的には自己責任だが、一応自警団が存在しており最低限のルールだけは確立されている。ルールを破った者は街の全てを敵に回す事になり、生きて街を無事に出る事すら難しくなる

人物
【名前】バーディゴ
【種族】ハーフオーガ(人間とオーガのハーフ)
【性別】男
【年齢】32歳
【得意武器】斧とハンマー
【属性】地と火
【概要】性格:豪胆にして繊細。面倒くさがりだが義には厚く、恩には報いる性格
     容姿:真っ赤な肌に筋骨隆々な肉体。その上に胴や胸の部分といった急所の部分のみの動きを邪魔しない鎧をつけている
     来歴:無法者の街カムラットを守る自警団のボス。自身が生まれ育った街を最低の街だと思いながらも嫌ってはおらず、何が起きても守り抜くと決めている

魔物
【名前】盗賊シャム
【種族】亜人(猫獣人)
【概要】無法者の街カムラットをねぐらにする猫獣人の女盗賊。短剣を武器とし実力は並の冒険者程度だがすばしっこく口が上手い
     盗みや詐欺を働き、自警団の者にまで手を出したため少額ではあるが賞金が懸かっている

魔物
【名前】ローチコック
【種族】昆虫
【概要】女性ならば見ただけで悲鳴をあげるであろう、あの黒光りする昆虫が大型化したもの。デカくてすばしっこいだけで1匹1匹は大したことはないが集団に絡まれると厄介。水には強いが火には弱い
     雑菌や伝染病を持つ個体も多く、繁殖期にはとんでもない量の卵が産まれ一斉に孵化する。増殖を許した結果疫病で街が滅んでしまった例もある為、定期的に一定数の討伐依頼が出される

魔法
【名前】アースジャベリン
【属性】土
【対象】術者の考え次第
【概要】槍状に固めた土を形成する魔法。大きな切っ先状に固めて投擲したり文字通りの槍にして即席の武器にしたり、大量の小さな槍にしてばら撒いたりと用途は幅広いが所詮は土なので切れ味はお察し

魔法
【名前】フォーリングロック
【属性】土
【対象】特定の範囲内
【概要】近くにある手ごろな岩を浮かび上がらせて頭上に落とす少々乱暴な魔法。岩の直撃を避けても破片でダメージを与えたり、土埃で相手の目を欺くこともできる

魔法
【名前】ウォールブレス
【属性】風
【対象】周辺の味方
【概要】魔力で周辺に厚い空気の層を作る風の補助魔法。矢や魔法といった遠距離からの攻撃に強い効果を持つ。水中で使えば即席で酸素補給もできる

あっそうだ(唐突) 娘ちゃんがいるパーティのメンバーとか出してくれたら助かりまスゥゥゥゥ‥
更新は明日です

↓1 パーティの内訳(娘除いて最大3人までで性別のみ記入)

女のみ三人

男2

女1

>>239 こんな感じでいいですか?

パーティのメンバー
【名前】エルシャ
【種族】エルフ
【性別】女
【年齢】24歳
【得意武器】杖・槍
【属性】陰(闇)・風
【概要】性格:優しいが芯は強く諦めない心の持ち主。淫紋のせいで突然発情してしまう時がある
     容姿:金髪ロングでたれ目、上からB98・W70・H95。下腹部に淫紋があり、淫紋の呪いで徐々にサキュバス化している
     来歴:リディアとは別のエルフの里に住んでいた。何者かにサキュバスになる淫紋を刻まれてしまい、淫紋を解呪する手段を探して仲間たちと旅している


後、上のほうにあった人物安価用のプロフィールも良かれと思って置いておきますね

【名前】
【種族】人間でも亜人でも
【性別】
【年齢】
【得意武器】最大二種類まで
【属性】最大二種類まで
【概要】性格とか容姿とか来歴とか

男集団に慰み物にされる娘ちゃんはいなかったんやなって…
>>242、大丈夫やで ついでに娘ちゃんの名前も募集です 候補の中から自分が選びます

【名前】ティア
【種族】人間
【性別】女
【年齢】19
【得意武器】杖
【属性】闇
【概要】白髪のおさげに薄青のジト目。紺色のローブ姿。つるぺた幼児体型で背も低い。
無口でダウナーな性格だが根は優しくやや天然。魔法の修行のために旅をしている。
実は年齢に対して性知識も経験も全くの皆無(未だにコウノトリを信じてるし自慰経験も無し)。
そのためパーティでは天然記念物扱いされて性知識に関しては細心の注意をもって扱われている。

【名前】ミーア
【種族】兎の獣人
【性別】女
【年齢】21
【得意武器】自分の肉体 戦闘では自慢の跳躍力と拳、蹴りを主体に戦う
【属性】無(身体能力強化のバフ。主に自分の攻撃に上乗せする)
【概要】
性格:楽天的で明るくあっけらかんとした性格のコミュ力おばけ。一人称は『アタシ』
容姿:茶のボブカットにパッチリした金の瞳。典型的なボンキュッボンなわがままボディだが健康的に引き締まっているところも。頭には大きなウサミミ、尻には兎の尻尾がある(毛の色は髪と同じ)
来歴:かつて族に襲われて散り散りになってしまった同族を探している。ちなみに兎の獣人のためか度々発情期が来てしまう。その時は自分で処理しているが場合によっては仲間に手伝ってもらうこともある。

シェリアの娘+半サキュバス化してる巨乳エルフ(たまに発情)+元気な巨乳兎娘(発情期あり)+その三人から性的な情報をシャットアウトされ続けている合法無知ロリってところか。

娘の名前まだ募集中みたいだから『リリィ』で

忙しそうやね

候補揃ってないっぽいしフィア(娘の名前)

忙しくて>>1にはまだ明日が来ないのか……

天使族ってこんな解釈でいいのかな


魔物

【名前】ラナホーク
【種族】天使
【概要】太古の昔、原初の天使と人間の間に産まれた子供らが繁栄し種として確立したと言われる有翼人。
 例外なく全員が魔法の才を持つことで知られ、敵対することは得策でない。
 その性質は完全に秩序に傾倒しており、天上大陸にて極端な全体主義社会を構築している。
 常に正しさを求め、感情を排し、社会のために必要なら己や周囲の命をも省みないその態度は、秩序に属するエルフ等からさえ敬遠される。
 天使の祝福を受けたからこうなったのか、こういう精神性だから天使の祝福を受けているのかは、もはや神にしかわからない。

>>248、異世界でずっと希望の花咲かせてました 申し訳ない
>>249、種族に「こうじゃないといけない」って設定は設けてませんのでお好きにどうぞ

名前は「フィア」に決定でありんす 設定はこちらで決めた方がいいですかね?
それとも、普段みたいに完全募集にするか、安価でごちゃまぜにするか… 悩んでます
明日なら昼からやれます 更新がまばらですまない…

キーボーノハナー
娘ちゃんは>>1がやりやすい方でいいよ。

同じく>>1がやりやすい方で良いと思うよ。
ただ、明日平日だから娘が安価募集になるなら少し長めに見た方がいいかも?

帰ってくるのが遅れちゃ…たぁ! ごめんなさい


冷静に考えれば、我々が行ったことは悪行ではない。彼女に妻や友人を攫われた人がいるのは事実で、それを助けに行ったのもまた、事実だ。

ただ、攫われた人の中には、それによって救われた人がいた。それも今、事実として存在している。

隠し事をしても何にもならず、恩を仇で返すようなものだと判断した三人は向き合って頷いた。

「…正直に言うと、あの女はあなた達を解放したの。私たちと殺し合った結果で、ね」

「え…?え…!?何で、そんなことを…!!?」

殺し合う。その言葉を聞いて、気が動転するクルミ。

「あのサキュバスに、貴様は救われたのかもしれん。だが、虐げられた者がいた。故に、我らは助けに行った」

「結果として、殺しきることは出来なかったがな。それで良かったのかもしれんが」

「え、えっと…。そのサキュバスが何処に行ったか…は分からないです…。あの森の近くにある町なんて、一箇所しかないですし…」

「そこは、私たちが暫く滞在していたので…。そんな人を見たっていう話も聞かなかったです」

リディアたちの話を聞いたクルミは、ただただ狼狽えていた。

大切な人を喪った(死んでない)悲しみよりも、虐げられていた人がいる事実にショックを受けているようだ。

沈黙が空間を支配する。その中で、クルミは酷い目に遭っていた人がいることを必死に否定し続けていた。

あの優しさが虚飾だったと、そう思いたくなかったから。

割り切ったのか、目を背けたのか。数分後、クルミは口を開いた。

紡がれた言葉は、三人の予想していなかったものだった。

「皆さんの旅に同行させてください!」

「………」

「…何故…こうなったのだ…」

厄介極まりない案件が舞い込んできた。何処に行ったのかも、何処で産まれたのかも分からない人を捜索する案件。

面識はあるが、碌でもない出会いだった彼女を捜すモチベーションなど、はっきり言って三人には無い。

どうせ、次に出会った時は面倒事になるのが確実だからだ。あの手この手を使って、家畜にしようと画策してくるだろう。

彼女らには、やることがある。特に、娘の捜索という緊急性の高い目的がある。

今が、千載一遇のチャンスなのだ。これを逃すと、次にアプローチ出来る機会は殆ど無い。

『モイ』が非常に厄介な場所にあるからだ。運任せで流砂に飛び込むか、大金を積んで案内者を雇うしかない。

金を稼いでいる間に、また別の街に向かっている可能性が濃厚だが。

三人は、クルミを受け入れるか否か相談会を開いた。


↓2 クルミを同行させるか ドラクエ的な感じなので、パーティを組めるのは最大四人です 仕事とかお世話役(メイド、執事とか)は例外

踏み台

同行させる

一応連れてってみるべ
仲間としてかお世話役(メイド)としてかは…、お任せで!

武器の強さとかを判定します ↓1コンマでいつものやり方です

ほい

【戦闘力】6:小隊長クラス
【武器】0:伝説装備とか


ヤバいの育ててんなあのサキュバス

伝説のフライパンって何だよ(哲学)


「どうします?助けてあげたいのは山々なんですが、絶対面倒ですよねあの露出狂」

「うむ…。あの女が如何にかしてくれるとは思うが…。心配だな」

「…私は貧乳ですし。特に害はないですし」

「僻みすぎでしょ…」

二分に亘る会議の結果、クルミを同行させることになった。もしもの時は頑張ってもらおう。家畜にはなりたくないので。

「伝説のフライパンと包丁、杖を使って頑張りますね!」

「伝説のバーゲンセールは止めろ。伝説の調理器具とか、訳が分からん…」

伝説。伝説って何だ。


↓1 行動とかイベントとか 時間帯は朝です

モイに向かうついでにこなせそうな依頼がないか、調べてみる

ごめん、確かシェリアの娘ってまだ町にいるんだったよね
もし可能なら上に「娘を探してみて、もう町を出ていたら」を追加してください

とある空の世界にはフライパン(ゲーム上の分類は剣)を持って仲間になる爆乳幼女(6歳)とかいるからヘーキヘーキ

>>263
>>229-230

まだ出発したという話は無いだけなので、街にいるかどうかは不明

>>264、ヤイアちゃんいいよね 結婚式に保護者枠(団長)として参加したい
今の所持金は15000ゴールドくらいです フレーバーではありますが参考までに


「娘を捜すぞ」

翌朝、開口一番にそう告げたシェリア。それが彼女の旅の目的であるし、時間が無いのだから、当然とも言える。

「どうするんです?手掛かりなんて、そう無いでしょう」

「そうだな…。首輪の痕がある痩せ気味の魔族…困ったことに、そういった者は奴隷関係なら幾らでもいる」

「我の一族の血が流れていること…それが、せめてもの救いだな」

死卿。それが、シェリアの祖先が賜った爵位。彼女が陵辱されたのも、その血の稀少さ故なのかもしれない。

「シェリアさん似の女の子を捜せばいいんですよね…?」

「うぅん…。四人の女の子のパーティだったから、見つかるような気がしますぅ」

「その話詳しく」

情報交換をして、僅かなピースを増やしていく。そうでもしなければ、見つかるまい。


↓1

1~4:出発したようだ
5~7:見つからない
8、9:手掛かり入手
0:それっぽい人発見

ぽいぽい

「………」

「げ、元気出してください」

「まあ、すぐに見つかったら苦労しないわよね」

娘を捜して街を駆け巡った一行だが、手掛かり一つ手に入らなかった。

途方に暮れたリディアたちは、カフェで休憩をする。ケーキを頼み、運ばれるのを待つ。

クルミの話が確かなら、遅くてもあと一日もすれば娘たちは『モイ』に向かう。

そうなれば、更に面倒なことになる。

これからどうするか。考えを改める必要があるかもしれない。


↓1 行動とかイベントとか

最悪の場合を想定し、自分達もモイへ向かう準備をしておく

もし見つからなかった場合、自分たちも『モイ』に向かう必要が出てくる。

案内役を雇う金銭的な余裕は無い。だから、自力で見つけることになる。

サラン大砂漠は厄介な魔物が多い上、昼夜の寒暖差も大きい苦境だ。入念な準備をしなければならない。

必須なのは飲料水。消費量が普段とは段違いになる。最低でも、最悪の場合を想定すると一ヵ月分は欲しい。

また、毒性を持つ魔物が出没することを考えると、今持っている毒消し薬では心許ない。

長期戦になるのはほぼ確実なので、予備の矢も欲しい。

「はぁ…。『モイ』に行かないで済めばいいのだけど…」

「結構大変ですからね…。馬も使えませんし…」

森林などであれば、経験があるから問題ではない。一番の問題は、一切の経験が無い環境に向かうことだ。

大きな溜め息を、リディアは吐いた。


↓3までに買うものを 個数とかを記入したらその分を買います 予算オーバーになる時はこっちで調整します

今ある重要アイテム 飲料水(9個) ポーション(高級)(1個) 毒消し薬(高級)(1個) 矢(ロングボウ用数個) 
飲料水は一日に人数分消費すると考えてください

とりあえず一ヶ月分の全員の飲料水

ポーション(高級)9個と毒消し草(高級)14個

足りない時はクルミ頼りになっちゃうけど、付くのにかかる日数か分からないからとりあえずこれ位で
お金が足りなくなりそうならポーションを減らす方向で

ロングボウの矢を多目に(予算オーバーになりそうなら水やポーションとか生存優先で)

13000ゴールド消費して全て購入しました 矢は20戦分補充しました


「…とんでもない出費だな」

「でもこれで、一ヵ月は行動出来ますよ」

山盛りの荷物を手分けして収納し、道具屋を出る。痛い出費ではあるが、命を喪うよりはマシだ。

重い荷物を抱えながら、街を歩く。人の流れは、テントの方に向いていた。

「サーカスですかねぇ。観てみたいなぁ…」

「それはまたの機会にしましょう」

「はうぅ」

そんな会話をしている中でも、シェリアの表情は暗いままだった。


↓1 イベントとか 時間帯は夕方です

娘からシェリアの事を訪ねられた街の人が話しかけてきた

娘がどんなキャラか知りたいし、娘パーティ視点で今どんなやり取りしてるかとかってイベントで見れたりする?
無理なら安価下

「シェリアさん…」

「…何も言うな。辛くなる…」

ベンチに座り、項垂れるシェリア。もう、威厳はどこにも無かった。

「シェリア…?」

ピタリと足を止めた一人の男性。小太りの、大らかそうな人だった。

「すみません。今、シェリア…と仰いませんでしたか?」

「消えろ、男」

近付いてきた男性を見るや否や、冷徹な声を上げるシェリア。その視線は、どこまでも冷たかった。

「いえ…。先日、シェリアさんという方を捜している女の子たちがいましてね。もしや、と思い、声を掛けたんですよ」

「そうか。情報だけを残して…いや、何も言わずに去れ。貴様のような男の顔は見たくも無い」

「そこまで言いますか…」

「…分かるだけだ。我は、貴様と同類の男を知っている」

そうは言うが、シェリアの肩は震えていた。リゲルの時には、そこまで震えていなかったのに。

オロオロとする男性。それを見て、普段のような振る舞いをするが怯えているシェリア。

厭な予感がした。本当に、何となくだが。


↓2 どうするか

踏み台

>>276、よっぽどアレな安価じゃなければ、別視点も採用します まあ、行動権は消費するんですが

待っても来ないので寝る このレスが踏んでたら踏み台にします

情報だけでも一応聞いておこう。
ただしシェリアのことを考えてリディアだけが聞く(シェリア達はその場から少しだけ離れたところで待機)

魔物

【名前】サンドクロウラー
【種族】ワーム
【概要】砂漠の貴重なタンパク源、大砂虫。「砂虫」と呼ばれてはいるものの昆虫ではなく動物なので、多くの肉が取れ、焼けば美味しい。
 しかし狩るのは容易ではないという事を忘れないように。強い唾液は服も鎧も劣化させる、噛まれた箇所はズタボロになるだろう。
 さらに体長10mを超える個体が相手の場合、砂中を移動するという動作だけで砂が滑り、足を取られやすいのも厄介だ。

【名前】シクルスサクル
【種族】鉱物
【概要】風霊石エアラライトが含まれた、回転しながら地面と平行に飛ぶ輪。……輪、としか言いようがない。
 砂漠や水場などで出会えば、巻き上がる砂や水しぶきによって輪の下に小さなつむじ風が渦巻いているのが見える。
 攻撃は体当たりだけだがボディは風属性を帯びており、土属性の防御魔法は効果が低い。

【名前】バレッテバイパー
【種族】爬虫類
【概要】平均体長2mほどの蛇で、太めボディに似合わぬ瞬発力を備えた砂漠の乱暴者。
 毒蛇の中でもかなり長時間持続する毒を持ち、三日間も放置すればまず間違いなく死に至る。即効性が無いのが救いか。
 冷気攻撃に極端に弱いため弱点を突ければ手早く倒せる。その性質上、寒さにも弱いらしく日中にしか出会わない。


魔法

【名前】リバースワークス
【属性】無
【対象】手に触れている範囲から直径30cm程度の球形内
【概要】物品修理。パーツが8割以上は残っていないとうまく再生できず、その品であると認識できないほど潰れていても無理。
 戦闘直後に防具等の破損を戻すのが主な使用法だが、術者本人が構造を理解していないとうまく戻らない(複雑な鎧など)。


【名前】気球都市フルルマロル
【名物】渓谷で採れる植物、鉱石、モンスターの素材等
【概要】
 岩石の柱が乱立する渓谷に築かれた半空中都市。
 渓谷から一年を通して風が吹き上げており、渓谷には大小様々な気球が飛んでいる。
 気球はお互いを簡易的な橋で繋いでおり、人々の営みはその上で行われている。
 渓谷はかなり深く、危険な植物や虫、動物がはびこっている。その脅威度は深く潜るほど高くなる。
 気球から人員を投入し、有益な資源をサルベージして経済を回している。

前のステータスのまとめから一月立ちましたし新たなメンバーも加わってますので、良かれと思ってまとめなおしたステータスを置いておきますね
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メインキャラクター

【名前】リディア(>>2)
【種族】ハーフエルフ(人間とエルフのハーフ)
【性別】女
【年齢】20歳
【得意武器】弓・短剣
【属性】風・水
【戦闘力】7(エリート兵クラス)
【武器】・2(くだものナイフレベル) 故郷から持ち出したロングボウと銅製の短剣。性能は劣悪
     ・シルバーボウ&専用の矢(>>132) ・ソードブレイカー(>>216)
【概要】容姿:金髪でボブショートの整った顔立ち、上から98・75・89の巨乳巨尻
     目的:閉鎖的なエルフの里の外を見るための旅
【所持品】ポーション(回復薬)、毒消し薬(両方共に故郷で作られている高級品)・薬の材料になりそうな薬草(>>149)・蒸留酒(>>186)
【特技・呪文】『風穿射』『爆水・アクアボム』

【名前】アルテミシア(>>19)
【種族】人間
【性別】女
【年齢】18歳
【得意武器】杖 魔石
【属性】陽 陰
【戦闘力】5(一般的な冒険者や兵隊クラス)『元のレベル:3』
【武器】6(中盤の街で売ってるレベル) 師匠から譲り受けた杖と魔石。性能は申し分なく、魔石に込められた魔力の属性はアルテミシアも知らない
【概要】性格:気弱で引っ込み思案
     容姿:緑髪のロングストレート 小柄で華奢
     目的:賢者の師匠の後継者となるべく修行の旅をしていた時にリディアと出会う
【所持品】飲料水・簡易テント
【特技・呪文】『ラノヴァ』『撃影・シャドウボルト』『魔力収集』

【名前】シェリア(>>20)
【種族】魔族
【性別】女
【年齢】225歳
【得意武器】 先端が三又に別れた鞭を使う
【属性】 闇属性と無属性(主に状態異常を引き起こす補助魔法)
【戦闘力】3(民間人クラス)『元のレベル:1』
【武器】・0(伝説装備レベル) 一族に伝わる先端が三叉に分かれた鞭。所有者をシェリアと認めているため、奪われずに済んだ
     ・モーニングスター(>>217)
【概要】容姿:紫の長髪で黒色のゴスロリドレスに身を包んだ少女。豊満な体つきをしている
     目的:魔族の貴族だったが、他の魔族に敗北した際に幽閉される。その間に強姦されて娘を孕まされて出産したが娘は連れ去られてしまった。その娘を探しだして取り戻すべく旅をしていた所リディアと出会い、助けを求める
【所持品】煙幕・保存食・スキルが習得できる指南書(>>159、使用時に確率で習得)
【特技・呪文】『スナッチ』

『同行中』
【名前】クルミ(>>132)
【種族】人間(人飼いサキュバスの家畜)
【性別】女
【年齢】15歳
【得意武器】杖を使用し魔法を唱える。また調理道具を武器代わりにして戦える
【属性】風属性・無属性(治療や解毒、解呪といった仲間の回復魔法)
【戦闘力】6(小隊長クラス)
【武器】0(伝説装備レベル) 伝説の調理器具(フライパンと包丁)、伝説の杖。最早伝説のバーゲンセール
【概要】
性格:世間知らずでのんびりしていが、お使いで街に来た際襲われたかけた経験から、男は乱暴な生き物だと思い嫌っている
    乳搾りはするのもされるのも大好きで、事あるごとに母乳を搾ってほしいと懇願する
容姿:亜麻色の髪をショートボブにしたJカップの爆乳で、家畜の呪いで牛の角と尻尾があり栄養価の高い母乳が出せる。首輪を装着しメイド服を着ている
来歴:幼い頃に親に捨てられ、人飼いサキュバスに拾われ魔術を仕込まれながら家畜兼メイドとして飼われていた。家畜とメイド以外の人生を知らない
    いなくなってしまった人飼いサキュバス捜しているが、もし見つからなければ新しい主人(女性限定)に飼われたいと願っている
【特技・呪文】(未登場)


【備考】砂漠越えのため、一ヶ月分の全員の飲料水(129個?)・ポーション(高級)10個・毒消し草(高級)15個・ロングボウの矢(20戦分)所持 残金2000ゴールドくらい
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サブキャラ

『【依頼】アサランソールへの物資輸送で一時同行』
【名前】リゲル(>>37)
【種族】人間
【性別】男
【年齢】26
【得意武器】片手剣、拳
【属性】火、水
【戦闘力】0
【武器】4
【概要】燻んだ金の少し長めの髪。銀縁眼鏡にロングコートの見た目は学者風の男。何処かの国の貴族だったそうだが、飽くなき食への探究心から地位を捨て、世界中の未知の美味を探す放浪の冒険者となった
     食べれそうなものはとりあえず洗ったり火を通したりしてすぐ実食する行動派であり、そのおかげか身体はちょっとやそっとの毒は受けつけないくらい丈夫


フィアのパーティー

【名前】フィア
【種族】魔族
【性別】女
【年齢】?
【得意武器】?
【属性】?
【概要】?

【名前】エルシャ(>>242)
【種族】エルフ
【性別】女
【年齢】24歳
【得意武器】杖・槍
【属性】陰(闇)・風
【概要】性格:優しいが芯は強く諦めない心の持ち主。淫紋のせいで突然発情してしまう時がある
     容姿:金髪ロングでたれ目、上からB98・W70・H95。下腹部に淫紋があり、淫紋の呪いで徐々にサキュバス化している
     来歴:リディアとは別のエルフの里に住んでいた。何者かにサキュバスになる淫紋を刻まれてしまい、淫紋を解呪する手段を探して仲間たちと旅している

【名前】ティア(>>244)
【種族】人間
【性別】女
【年齢】19
【得意武器】杖
【属性】闇
【概要】白髪のおさげに薄青のジト目。紺色のローブ姿。つるぺた幼児体型で背も低い
     無口でダウナーな性格だが根は優しくやや天然。魔法の修行のために旅をしている
     実は年齢に対して性知識も経験も全くの皆無(未だにコウノトリを信じてるし自慰経験も無し)
     そのためパーティでは天然記念物扱いされて性知識に関しては細心の注意をもって扱われている

【名前】ミーア(>>245)
【種族】兎の獣人
【性別】女
【年齢】21
【得意武器】自分の肉体 戦闘では自慢の跳躍力と拳、蹴りを主体に戦う
【属性】無(身体能力強化のバフ。主に自分の攻撃に上乗せする)
【概要】
性格:楽天的で明るくあっけらかんとした性格のコミュ力おばけ。一人称は『アタシ』
容姿:茶のボブカットにパッチリした金の瞳。典型的なボンキュッボンなわがままボディだが健康的に引き締まっているところも。頭には大きなウサミミ、尻には兎の尻尾がある(毛の色は髪と同じ)
来歴:かつて族に襲われて散り散りになってしまった同族を探している。ちなみに兎の獣人のためか度々発情期が来てしまう。その時は自分で処理しているが場合によっては仲間に手伝ってもらうこともある

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魔物

モモタロウス(>>38)
ドラゴンベアー(>>40)
人飼いサキュバス(>>42)
ウェアウルフ(>>76)
アシッドフライ(>>77)
死体盗みのザムザ(>>78)
以津真天(>>82)
ヘッドアクスズ(>>132-133)
インプ(>>132)
ファイアードレイク(>>135)
エンシェント・ファイアードラゴン(>>135)
スパークルニードラー(>>135)
ノクタ・カクタ(>>163)
リクイドサンド(>>163)
マッドオオサンショウ(>>164)
グリーンドラゴン(>>193)
スケルトン(>>193)
ジャックオランタン(>>193)
盗賊シャム(>>238)
ローチコック(>>238)
ラナホーク(>>249)
サンドクロウラー(>>281)
シクルスサクル(>>281)
バレッテバイパー(>>281)
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大砂漠に一番近い町アサランソール(>>39)
工芸自治都市コムンバ(>>81)
モイ(>>134)
無法者の街カムラット(>>238)
気球都市フルルマロル(>>282)

武器

【リディア】
シルバーボウ&専用の矢(>>132)
ソードブレイカー(>>216)
アルテミスボウ(>>238)

【アルテミシア】
初級魔導士の練習杖(>>79)
炎獄の魔石(>>238)

【シェリア】
中級悪魔の尻尾鞭(>>80)
ブラッディ―ローズ(>>132)
モーニングスター(>>217)
聖女の光鞭(>>238)
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アクセサリー
獣の爪(>>123)
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魔法(火→風→土→水→陽→陰→無の順)

【火】
ファイアプリズン(>>96)

【風】
タービュランス(>>97)
ウインドシア(>>97)
ウォールブレス(>>238)

【土】
アースジャベリン(>>238)
フォーリングロック(>>238)

【水】
アクア・ボム(>>95)

【陽】
ラノヴァ(>>88)
リトレイ・グレネイド(>>98)
リトレイ・スウィープス(>>98)

【陰】
ロトンクラウド(>>97)
シャドウボルト(>>98)
紅吸陣・ブラッド・レヴィ(>>237)
療月・ムーンライト(>>237)

【無】
リバースワークス(>>281)
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特技

スナッチ(>>75)
風穿射(>>91)
魔力収集(>>128)

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「未」登場人物一覧

シャーリー(>>4)
エルク(>>22)
ヘルム(>>23)
マーシュ(>>24)
カトレア(>>25)
ノア(>>41)
ダーケス(>>131)
バーディゴ(>>238)
エルシャ(>>242)
ティア(>>244)
ミーア(>>245)

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もしかしなくてもエタった?

こういうエタりそうなスレって誰かが引き継いだりとかはしちゃいけないんだろうか。
ここで終わらせるのはすごく惜しいと思う。

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