「ねぇ?プロデューサーちゃん?これ、ゆいに説明して!!」
担当アイドルの大槻唯が持つスマホに写っていたのは、同じく担当アイドルの相川千夏のふしだらな写真……いわゆるハメ撮りだった。
「な……なんで唯が」
驚きを隠せなかった。なぜならその写真を撮ったのは俺だったからだ。千夏のライブの打ち上げの後、2人で夜の宴をして、その思い出を2人の秘密にしたのだ。
「こ、これはだな……」
「ねぇ!何で?」
いつもは明るい唯が珍しく怒りの感情を振り回し俺に問う。
「ちなったんとヤッたんだよね?」
あぁそうだ、俺は相川千夏と寝た。だがお互いの同意もあった以上、業界ではタブーでも自由恋愛は違法ではない。
「あぁ、そうだ」
俺は素直に認める。
「信じらんない!!」
唯の怒りは収まりそうもなかった。次の言葉を探していると畳み掛けるように唯は言った。
「これ、週刊誌に売ったらどうなるかな~♪」
「やめろっ唯!そんな事したら千夏だって困るだろ!!」
「へぇ~ゆいはその方がイイけど?」
もう手がつけられない。千夏を呼んで話をする余裕も無さそうだ。
俺はこの状態を打破する方法を思考する。そんな時、唯がつぶやいた。
「ねぇプロデューサーちゃん、ゆいと“交渉”…シよっか~☆」
──そこから全てが始まった。
──
「ここがちなったんとヤッたホテルか~ベッドおっきい~☆」
大槻唯に連れて行くように言われた場所は、先日、相川千夏と過ごしたラブホテルだった。先程の怒りはどこへやら、唯はいつものペースだった。
「なぁコレでいいだろ?帰るぞ」
「プロデューサーちゃんゆいとの“交渉”のコト忘れてない?」
「……で、何すればいいんだ?」
「もう鈍感なんだから~♪」ムニュ
唯が俺にすり寄ってくると、155cmの小柄な身長とは正反対な大きな胸を俺の片腕に押し付けた。
(な、なんなんだこの空気……唯も俺とヤりたいって事か!?)
押し付けられた方と反対側の手を唯の胸にのばす。柔らかい感触が迫ったその時だった。
パシッ
「ヘンタイ❤❤」
「なっ……」
「プロデューサーちゃんはもっと紳士的だと思ってたのにな~最低のヘンタイちゃんだね☆」
「……」
訳がわからない。“交渉”ってなんなんだ。
「わからないプロデューサーちゃんに説明しちゃおー!今からプロデューサーちゃんをハメ撮りしますー!」
「は?何言ってるんだ唯」
「交渉するんでしょ?さっさと脱いでよヘンタイ☆」ギロッ
「うっ……」
千夏のハメ撮りが唯の手にある以上、言う事を聞かなければならなかった。
──
「うわ~ホントに全裸だっ♪プロデューサーちゃんの恥ずかしいところ全部見えてるよっ!」
俺は服を脱ぎ、ベッドに腰掛ける大槻唯の前、床の上に座らされた。
「これでいいか……?」
「とりあえず土下座して謝罪っしょ♪」
「……」
土下座を年下のアイドルに強要される。しかも全裸土下座という屈辱的な行為だ。
「はやくして!ゆいを怒らせない方がいいよっ♪」
「ぐっ……」
俺はゆっくりと頭を床に着ける。
「ホントにやったー。アハハ、ウケるー!」
パシャッ
シャッター音が聞こえる。どうやら唯はスマホで俺の土下座姿を撮っているようだ。
「今日はプロデューサーちゃんの恥ずかしい姿をいっぱい撮るよっ❤」
「うぅ……」
「で~も、ちゃんとごめんなさい出来たプロデューサーちゃんにはご褒美あげる❤」
そう言うと唯は俺にシャワーを浴びるように指示した。
俺は無言で頷き部屋にある風呂場へと向かう、この手のホテルでは珍しく、風呂場から部屋は見えないようだ。
「はぁ」
大きなため息をつきシャワーのお湯を出す。さっきの土下座は屈辱的だったが、唯は許してくれただろうか……
──
「唯その格好は!?」
シャワーを浴び終え、部屋に戻るとキャンディを舐めながらベッドに腰掛ける大槻唯がいた。しかも水着姿で虹色柄のビキニがたわわな胸を強調している。
「どうどう?ライブする前にプロデューサーちゃんとゆいが砂浜で遊んだ時に着てた水着だよっ♪」
「似合ってるよ」
「そーだよね!あん時、ゆいのおっぱいばかり見てたもんねー❤」
「……」
「気がついてないと思ってたー?残念~ヘンタイちゃんの視線はすぐわかるよ❤」
言い返せない。大槻唯の言う通りすべて事実だからだ。あの時は唯の豊満な胸に釘付けだった。
「あはっ❤言い返さないってコトはプロデューサーちゃんはヘンタイちゃんって認めるのかな~❤」
唯は俺の腰に巻いていたタオルを投げ捨てた。そして舐めていたキャンディを口から出して俺に向けて言った。
「ヘンタイちゃんはこんな事も好きなのかな?」
「唯、何を……んぐぅ」
「はい、あーん❤唯のキャンディあげる❤❤」
俺の口に舐めていたキャンディーを強引に押し込んできた。フレーバーな香りの中に唯の唾液が混じった不思議な味がする。これって……
「ゆいの唾まみれのキャンディ美味しいっ?」
いわゆる間接キス…まだ未成年のアイドルと間接キス、興奮しないわけがなかった。
ムクムク
「うわぁ❤プロデューサーちゃんのおちんちんボッキしちゃってるじゃん❤❤」
パシャ
「キャンディ舐めておちんちん硬くしちゃうプロデューサーちゃんも撮ったよ~♪」
「……」
「ベッドに行こっ!次はゆいの手でシゴイてあげるっ❤❤あっそれとキャンディは舐めたままでいいよっ」
俺はベッドに仰向けになり足を開かされた。その間に唯が入り股間に手を近づける。
「これがプロデューサーちゃんのおちんちん……」
片手で俺のペニスを握り、もう片方のスマホで……
パシャ
「おちんちんの接写超ウケるー♪」
「それになーに?何もしてないのに透明なお汁が垂れてきたんだけど、ホントにヘンタイ❤❤」
恥ずかしさのあまり唯から目をそらす。だが唯は気にせず俺の写真を撮った。
パシャ
「乃々ちゃんみたいだね~♪ねぇ❤そろそろ~手・コ・キしてあげるねっ❤」
唯は右の手のひらで亀頭の我慢汁を延ばしてペニス全体を濡らす。そしてペニスを優しく握った。
クチュ
「あはっ❤おちんちんあっつ~い❤動かすねっ~❤」
シコシコシコシコ
唯の手つきはプロそのものだった。痛みを感じない程度に強く、そして的確に亀頭から竿に刺激を与える。
シコシコシコシコ
「あはっ♪キャンディ舐めながらおちんちん扱かれてるのって面白~いっ!」
俺の口の中に甘いフレーバーが広がり続けている。その匂いが俺をさらに興奮させる。
シコシコシコ
「さっきよりお汁の量増えてるっ❤あっそうだ!」
パシャ
唯は、しごいていない方の左手にスマホを持ち器用に写真を撮る。
「手コキの写真も撮っとかないとねー❤」
シコシコシコ
「ビクビクしてきた❤そろそろイキそう?」
シコシコシコシコシコシコ
手コキの快感は射精するのに充分なものだった。
「イッ」
ピタッ
「はーい!イキかせてあげなーい❤」
「あぁ……ぁ……」
突然の寸止めに咥えていたキャンディーを口から落としてしまう。
「うっ」
「油断しちゃったかな?プロデューサーちゃん❤」
シコシコシコシコ
突然手コキを再開する。制御不能な快楽が俺を飲み込む。唯はイキそうになると手を止め寸止め……それを何度も繰り返した。
「唯イかせてくれ!!」
「ふーん、唯に指図するんだー♪でも唯は疲れちゃったっー♪」
「それじゃあ、どうすればいい?」
「はい、これっあげる❤」
枕元にあったコンドームを俺に放り投げた。避妊具が必要なコトって……!?
コンドームに驚く俺をニヤニヤ笑いながら唯は言った。
「もしかして期待しちゃったかな?まさかヤラせてもらえるとか思っちゃった?❤」
「え?」
「そんなワケないよねー❤いくらゆいでもヘンタイちゃんとはセックスしたくないよっ!」
「……」
「もう分かったしょ?ゆいの前でオナニーしてゴムの中にドロドロのザーメン出してよ❤❤」
「あ……」
俺は唯に言われるがままコンドームをペニスに装着する。
「ゆいをオカズにしていいよっ❤」チラッ
唯はビキニをズラして乳首を露出させる。綺麗なピンク色の乳輪が見える。
ムクムク
「あっオナる前にっと」
ピッコ
●REC
「オナニーは動画で撮るよっ~♪撮られながら早くオ・ナ・れ❤」
シコシコ
俺は躊躇なくペニスを扱く、担当アイドルに動画を撮られながら自慰をするという異常な光景だが、それ以上に唯の乳首に釘付けだった。
「わっ、すごっ!ゆいを見つめてシコシコしてるのえっろ~い❤❤」
もう俺の目には大槻唯しか見えない。
「ねぇゴムの中に出したら、そのザーメン貰っちゃおっかなぁ~❤❤」
シコシコ
「プロデューサーちゃんのザーメン、ゆいがどうやって使うと思う?想像してシコシコしてみ~?」
俺の体液を唯はどうやって使うだろうか……俺の精液飲む?それとも手につけてオナニーするのか?どんな使い方をしてもエロいのは確かだ。
「なーんか面倒だから上は脱いじゃおっ♪」ファサ
唯のたわわな乳房が露わになる。もう耐えられない。ペニスを扱く手が一層早くなる。
「おー?イク?イッちゃう?……イけ❤イけ❤イけ❤イけ❤イけ❤」
ドピュウ
睾丸から一気に精液が噴き出した。コンドームの精液だまりの倍近くにまで溜まっていた。
「うわっ❤ゴムに中出ししちゃってる!ウケる~❤」
ピッ
■STOP
「無様で最高だったよっ❤ゆいのプロデューサーちゃん❤」
「……」
「ちなみにちなみにそのゴムのザーメンはちなったんのお仕置き用に使いまーすっ♪今ゆいの部屋にバイブつけて監禁してるから、戻ってちなったんにハメ撮り見せながら、エグいザーメンを味わってもらうよ~❤」
そう言うと唯は服を来て、ザーメン入りコンドームを持って帰ってしまった。冷静になった俺は後悔しつつシャワーを浴びた。
──
数日後、そこには変わらぬ日常があった。
「ちぃーっす!プロデューサーちゃん!最近あっついねっー♪」
「お疲れ唯、ちゃんと水分補給するんだぞ」
「はーい!あっそうだ頑張ってるプロデューサーちゃんに差し入れ!はいっ」
それはなんの変哲もないキャンディだった。だがそのキャンディからの香りは……
「あの時のフレーバー……忘れてないよね❤」
「はぁはぁ」
記憶が蘇り呼吸が早くなる。
「あれ~?プロデューサーちゃんのココ大っきくなってるよ❤ゆいはいつでも良いよ……」
「このヘンタイちゃん❤❤」
(おしまい)
おつおつ
ちなったんも調教するその後が気になります
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません