「Eat this……TAKE THIS………DIE!!!」
「うくっ…!」
ユウナの乳首をつねり、乱暴に腰を打ち下ろす。ユウナが、訓練用コンドームの中に射精する。
モニターの向こうでは、8本首の大蛇が連撃を受け、力尽きて倒れるところであった。
「はぁ…はぁ…yes…」
「…もう、満足か」
セレナの身体を押しのけると、ユウナは操縦席から起き上がった。剥き出しの胸板は、痛々しい引っかき傷だらけだ。
「シミュレーションは…ここまでね」
「そうか。オレはもう行くからな」
簡易シミュレーターを出てトレーニングルームに向かう彼女を一瞥すると、ユウナはタオルで体を拭き、それから顔をしかめた。
「いってぇ…シャワー浴びていくか」
…
ランデブーポイントには、既に一人の少女が立っていた。地味なシャツにスカート姿の取り立てて特徴もない少女。しかし、彼女はユウナの姿を認めた瞬間、意味深に頷いた。
クレードルからネストに向かう、長い空中廊下。その、丁度真ん中。監視カメラの視界の途切れる一瞬……少女の姿が融け、組み変わった。
褐色の肌に、閉じた瞳。成長し始めたばかりの身体を包む、露出の多い民族衣装。
「この時を待っていました」
少女は、囁く。
「世界を救う時です」
ユウナは、苦々しく呟いた。
「…エニ」
・【R-18】SEXで操縦するスーパーロボットモノ【安価】( https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1571721527)の続きです
・キャラクターは一部除き大体安価。戦闘は行動のみ安価。勝敗は左右しない
・不定期更新
・用語やシステムは前スレ参照。
・ドゥームズ(怪獣)案、パイロット案は前スレに投げてね
・雑談歓迎。考察とかしてくれると>>1も捗ります
というわけで本編はもう少し待ってね
乙
建て乙です
…
「アキラだよ。一応、ユウナとは一番長いから、もし彼と何かあったら、いつでも相談してね。…ところで、トレーニングに興味とか、無い?」
「ごめんなさいね、うちがこんなことになったばかりに…あんまり役に立てることは無いかもですけど、まあ仲良くしましょうよ」
「…セレナ・アンソニー。あなたに負けるつもりは無いわ」
一通り自己紹介した先輩たちをちらりと見回すと、少女は小さく頭を下げた。
「エノ、と呼んでください」
「…っ、おいっ」
それだけ言うと、やおらユウナの腕を掴み、割り当てられた部屋へと引っ込んでしまった。
…
部屋に入り、ドアの鍵を締める。ぐるりと周囲を探るように見回すと、その姿が例の褐色少女のものに変わった。
「一体、何のつもりだ。何でその姿を隠す」
「勿論、わたしの正体を知られないように」
「…博士に、か」
頷くエニ。ユウナは少し黙って、考えた。
↓1〜3 エニへの質問
なぜバレてはいけない?
過去に死んだはずなのにどうやってよみがえったのか
世界を救うとは具体的にどうするのか
「…何故、バレちゃ駄目なんだ。あんたは元々、オレの相手として選ばれた人間だ」
「そうです」
「何で生き返ったのかは置いといて、だ…だったら、堂々と名乗り出るのが筋だろ。博士だって、叶うならあんたに生きてて欲しかった筈だ」
「いいえ。それは有り得ません」
「何で」
「博士がわたしに求めるのは、あなたに適合するための身体、もっと言えば、わたしの膣だけ」
「!?」
絶句するユウナ。エニは、続ける。
「プロトタイプ・クラウドバスターの制御AIに、膣の形状を記憶させた後は、もう『彼女』は用済みでした。父と共に戦死したことは、博士にとって寧ろ願ったり」
「…おい」
鈍い音が響く。
ユウナが、壁を拳で殴ったのだ。
「そこまでにしておけよ」
「エリザベート・ライヒの誤算は、その制御AIが自我に目覚め、ナノマシンを持ってその場を逃走したこと」
「…何だと?」
エニの纏う服が融けていく。浅黒い裸体を、今度は黒いスーツが覆っていく。
「エニは、確かに死亡しました。ドゥームズ・デイ、ガリバーによってオルゴンボックスごと圧殺されました。わたしは」
一歩、前に進み出る。ぐいと顔を寄せ、彼女は言った。
「エニの身体情報を記憶し、人格を再現したAI。この体は、かつてプロトタイプ・クラウドバスターの一部を形成していたナノマシンです」
「…」
ユウナが、生唾を呑む。
やがて、絞り出すように一言、問いかけた。
「…世界を救うって、どうやって」
「クラウドバスター。黒雲を打ち払い、人類に光をもたらす兵器。ならば、最後に打ち払うのは」
「極地上空の…黒雲」
エニは、頷いた。
今夜はここまで
…
九州奪還作戦が成功裏に終わって、2週間が経つ。あの日見せた暴走の兆しも無く、ユウナもセレナも無事に医療区を退院した。それまでの出来事としては、カオリの妊娠が発覚したことくらいだろう。ドゥームズ・デイの遺児『ポリボア』を葬った時、彼女は生理周期的に最も危ない日であった。彼女はそれを承知の上でユウナの精を受け入れ、そして当然のように身籠った。
カオリが前線に出られなくなったため、代わりに来たのがエノ……すなわち、あの日死んだ筈のエニであった。
「順番が前後しちゃって、ごめんなさい」
格納庫で、ライヒが声をかけた。
「…」
仏頂面のユウナに、素っ気なく会釈するエノ。2人とも、パイロットスーツに身を包んでいる。
「今日は、ユウナ君たちはセカンド。襲撃があっても、すぐには呼ばれないから安心してね」
「ああ」
短く応えると、ユウナはちらりと後ろを振り返った。
「あたしもここにいるよー」
「うちは、あんまり役に立たないかもですけど…」
アキラとカオリが手を振る。セレナは、居住区に籠もってトレーニングすることを選んだ。
医療区から戻ってからと言うもの、彼女は思い詰めたようにトレーニングを続け、たまにユウナをシミュレーターに引きずっては戦闘訓練に勤しんでいた。
「…じゃあ、行きましょうか」
プラットホームに並んだ黒い球体の、一番近くにある1個が開いた。
ユウナは、もう一度アキラたちを一瞥した。博士はともかく、仲間である彼女たちも、エノの正体を知らない…
「ユウナ。行きましょう」
エノが、オルゴンボックスに入っていく。ユウナも、後を追って黒い球体の中へと入った。
↓1〜3でコンマ最大 最初の体位(アキラとは後背位、カオリとは屈曲位、セレナとは騎乗位)
正常位
正常位
正常位
背面座位
もはや安価させる気なくて草
オルゴンボックスのハッチが閉まり、インターフェースが起動する。足元からナノマシンが湧き出し、寝台めいた操縦席を形作った。
「…どっちが下だ?」
「…」
エノは黙って、ぐるりとオルゴンボックス内を見回した。
インターフェースに一瞬、ノイズが走る。
「…これで大丈夫」
そう言うと彼女は、操縦席に仰向けになった。その身体が融け、エニの姿に変わる。パイロットスーツは来ておらず、裸だ。
「何をした?」
「カメラとマイクに干渉しました。今、外からはエノとあなたの偽装された映像が流れています」
「そんなことができるのか」
「わたしは、このシステムの一部ですから」
「…」
ユウナは何も言わず、サニタリーピースを外した。
「よく見てください」
エニが、両手の指で自身の陰唇を広げた。
「ここが、本来あなたが収まるべきだった場所です」
「で、世界を救うナントカ、だろ」
幼い膣穴に、亀頭を押し当てる。
「…」
「…行くぞ」
腰を、押し進める。狭い肉の穴が、ユウナの肉棒を強く包み込んだ。
v i r g i n l o s t
『 破 瓜 認 証 』
改めて
___クラウドバスターシステムによって形成される機体は、全て名称を『クラウドバスター・〇〇』と定義されます。
クラウドバスターの形状は様々で、人型を始め四足獣や鳥類、或いは戦車や戦闘機といった形状を取ることもできます。また、武装も剣や斧といった近接武器から、ナノマシンから作られる実弾を放つ銃や、大量のオルゴン波を放つエネルギー銃まで様々です。いかなる条件であっても、パイロットに最適な戦闘形態を実現することができます。
では、始めましょう。
↓ 22:00まででコンマ最大 ユウナとカオリの操縦する機体名、およびその特徴をできるだけ詳しく
クラウドバスター・スケイル
オルゴンボックスと、それを覆う無数のナノマシン製の鱗状ビットから成る、異形のクラウドバスター。鱗は様々に組み合わさって、武器や盾となるが、その数は供給されるオルゴンに依存しており、動力が足りないと戦闘はおろか自己防錆すらままならない。
カオリの操縦する機体名?
クラウドバスター・セブンス
7つの武器(長刀・槍・鎌・斧・楯・弓矢・杖)を使い分けるクラウドバスター
装備している武器に応じてクラウドバスターの色も7色に変化する
コピペして書き換え忘れてた
『パイロットX:エノ パイロットY:ユウナ。結合を確認。オルゴン供給……』
「っ……ぁ、あっ」
思わず、声を漏らすユウナ。ペニスから伝わる刺激が、今までの比較にならないほど強い。
ところが、エニは狼狽していた。
「ど、どうして」
”どうしたの?”
ナノマシンが結合を始める。しかし、その速度が明らかに遅い。
『オルゴン供給…不安定。機体維持困難』
”…一度ストップして。オルゴンボックスの点検を”
「そんなはずは…んっ!」
「あぁっ」
エニが、下腹部に力を入れる。膣がうねり、ユウナのペニスを的確に刺激する。
耐えきれず、彼は射精した。
「あっ…はぁっ…」
「これでっ…」
『……安定。クラウドバスターシステム、起動完了』
モニターに、機体が映る。
機体…と呼べるのだろうか。オルゴンボックスは殆ど剥き出しで、四方にホバリング用のスラスターが付いているばかりだ。その周囲を、数枚の三角形の板のようなものが飛び回っている。
『定義。名称:クラウドバスター・スケイル』
「うっ、あ、あぁっ…はぁっ…」
「そんな…こんなはずは…」
絶え間ない快感に、喘ぐユウナ。彼の精子を子宮に受けながら、エニはただ、青ざめた顔でぶつぶつと呟いていた。
今夜はここまで
折角募集してもこういう展開なので、ここに限っては安価拒否させていただいた
なら初めから事情を説明して安価を取らなければよかったのでは?
…
居住区に戻ってきたユウナたち。リビングのソファに座り込むなり、エニ(勿論姿はエノに戻っている)は、じっと考え込んでしまった。
「どうして…オルゴン供給が不安定なんて、そんな事象は今まで」
「オルゴンボックスの整備不良だって、博士は言ってたけど」
アキラがフォローするが、彼女は応えない。
「…」
「そっちは博士に任せるしか無いだろ。戻ってきたんだし、これからどうするか考えようぜ」
↓1〜3でコンマ最大 どうする?
①講義(クラウドバスターについて)
②戦闘シミュレーション(パートナーも併記)
③トレーニング
③
1
3
…
”今回は、クラウドバスターシステムについて踏み込んで解説していくわね”
『クラウドバスターについて』
”あなた達の講義の進捗にもよるけど…知っての通り、クラウドバスターは操縦席にして動力源となるオルゴンボックスと、本体を形成するナノマシンから構成されるわ”
画面に、黒い球体と、それを取り囲む銀色の液体が映る。
”オルゴンボックス内で発生したオルゴンは、オルゴン波となってナノマシンに伝えられ、マシンの機体を形作る。ここまでは前回も話したわね”
”実際のところ、三次元空間で観測できないオルゴンにベクトルを加えるには、とても複雑な計算過程が必要なの。例えば、クラウドバスターの維持に必要な計算速度は、有史以来記録されている最も暗算の早い人間の48.6テラ倍。それに計算結果を実行する時間も加えると、到底人間の考えたプログラムでは立ち行かないわね”
そこまで言って、ライヒはふっと息を吐いた。
”…そう。クラウドバスターシステムは、最初から人類の手を離れていたの”
画面に映る黒い球体が揺らぎ、中心に『?』が浮かぶ。
”何故、人間の男女の性交が必要なのか。何故、女性側からは相手が固定されているのか。処女でなくてはならないのか。逆に、何故男性側から相手が固定されないのか。童貞でなくても良いのか。全て、『何らかの意味はあるのだろうが、それが何故かは分からない』。私たちにできるのは、アップデートという形でAIに提案することだけ”
画面からクラウドバスターの模式図が消え、代わりにパイロットスーツを着て、仰向けに横たわる女性の映像が映った。よく見るとそれは、サイドの居住区にいたツツジであった。下半身は映っていないが、画面外にはサイドもいるようだ。
”今回は協力ありがとう”
”ああ。…それにしても、妙な気分だ”
”人前でって、ちょっとね”
”映すところはちゃんと配慮するわ。……今見えているのが、クラウドバスター・ヤゴローの操縦席。今はサイド君が上になって、ツツジちゃんが『操縦桿』になっているわ”
ツツジの身を包む黒いスーツに、白い光のコンソールが投影される。
”性交時の体位や愛撫する位置に合わせてコンソールが映るの。基本的には、『こうしたい』と思って愛撫したり抽迭すれば、その通りにコンソールが移動して、思い通りにクラウドバスターが動かせるようになっているわ”
今度はヤゴローの外見が映る。どうやら、場所は地下の格納庫のようだ。
”性交によって、クラウドバスターは一般的な重機よりも自由に操縦することができるわ。ヤゴローは一見、シンプルなシステムで動いているように見えるけれど、この大斧を持った状態でバランスを維持することは物理的に至難の業よ。それを時速50km以上で振り回しているのだから尚更ね。AIによる完全制御は、怖い響きだけれど、人間の能力の及ばない部分をカバーしてくれているの。だから、無闇に怖がることは無いわ。こう言っては何だけれど…安心して戦って頂戴”
…
「…」
ちらりと、隣のエノを窺う。彼女は、じっとモニターを見つめて、何かを考えているようだ。
「…結局、セレナさん来ませんでしたね」
「ずっとトレーニングルームに籠もって…大丈夫なのかな」
「そろそろ止めたほうが良いだろうな」
立ち上がるユウナに、アキラたちも従う。
ところが、トレーニングルームにセレナの姿は無かった。
「どこ行ったんだ…?」
「自分の部屋じゃない?」
アキラの予想通り、セレナは自室にいて、ドアに鍵を締めていた。
「おい」
ユウナが声をかける。
「少しは顔を出せよ。ずっと一人で…」
「…」
「おい! 何考えてるのか知らねえが、オレたちはパートナーだろ。悩みとか、何かあるなら、はっきり言えよ!」
「…パートナーなら、他にもいるでしょう? 私は…まだ」
「…クソッ」
ユウナは悪態をつくと、ドアに背を向けた。
「ユウナさん?」
「あいつの考えてること、大体分かった。…九州で、ヴェノムだけがドゥームズを撃破できなかった」
「それで、塞ぎ込んで…」
「塞ぎ込んでるのか、鍛え直そうとしてるのか」
「鍛え直すって、あれじゃあ自分を壊してるだけじゃない!」
アキラがドアに向かって踏み出す。その腕を、ユウナが掴んだ。
「よせ」
「でも…」
「言って聞くヤツじゃねえ。あんたも知ってるだろ。…一度ぶっ倒れて、思い知るのを待つしかねえよ。コケても、立ち上がるだけの力はあるだろ」
…
その日の夜、ユウナと、セレナを除く3人の女たちは、ネストの共用カフェテリアにいた。
「クラウドバスター・スケイルは未完成です」
エノが、きっぱりと言った。
「原因は分かりませんが、あの形態が現状の限界とするなら、スケイルの戦闘力はヴェノムの半分未満です」
「だったら、なおさらセレナを説得しないと。……あたし、そろそろ危ない日だし」
「う、うち、まだ暫くは出られますけど」
「安定期に入れば、でしょ。…」
ここでユウナが口を開いた。
「何であんたとじゃ、オルゴンが足りなかったんだ? オルゴンボックスの整備不良じゃ駄目なのか」
「…」
エノは黙って、ユウナの目を見つめた。その目を見た時、ユウナは、既に彼女の中に『答え』があることを悟った。そして、それが自分以外の者に打ち明けることの出来ないものであるとも。
「…」
ユウナは、黙って目を閉じた。
やはり、他の3人にも打ち明けるべきではないのか……
そう思った時、カフェテリアに別の足音が響いた。
↓1コンマ
00〜40 サイド
41〜70 ユウセイ
71〜98 キョウヤ
99 ライヒ
あ
「…ああ」
「!」
はっと、声の方を振り返る。
そこには、部屋着姿の大河内サイドがぽかんと立っていた。
「あっ、サイドさん」
「こんばんは」
挨拶する女たちを、ぼんやりと見つめて……ふと、我に返ったように瞬きした。
「っ、あ、ああ。こんばんは」
「どうしたんだ? こんなところに、一人で」
「いや…少し、頭が痛くてな。気分転換に」
「大丈夫ですか?」
心配気に近寄るカオリ。ところが、彼に近づいた瞬間、彼女の肩がびくんと震えた。
「ひ…」
「っ、は…」
「…おい、大丈夫か」
ユウナは立ち上がると、2人の間に割って入った。
サイドは深呼吸すると、ゆっくりと首を横に振った。
「…不甲斐ない。最近、気分が優れなくてね。どうにも、あの日以来」
話しかけた、その時。
”ドゥームズ警報。権限レベル1を確認”
「こんな時に…」
「私がファーストだ。行ってくる」
エレベーターに向かおうとした彼の服を、ユウナが掴んで引き止めた。
「よせ、あんたは休んでろ。…アキラ」
「うん!」
ユウナとアキラは、エレベーターに駆け込んだ。
…
『パイロットX:アキラ』
「挿れるぞ」
「うんっ…んぁっ♥」
『パイロットY:ユウナ。結合を確認。オルゴン供給、安定』
画面の向こうで、銀色の液体が無骨な鋼鉄の戦士へと固まっていく。
『クラウドバスター・サヴェージ、起動完了』
”…あれっ、サイドさんじゃないのか?”
不意に通信が開き、一組の男女が映った。くるくるにウェーブの掛かった茶髪をツインテールに結った、派手な顔つきの女に、金髪を短く切り揃えた線の細い伊達男だ。
「体調不良でセカンドに代わった。ユウナだ」
「アキラだよ」
”! これはこれはアキラちゃん。前から一度でいいからお話がしたかった! 僕はキョウヤ・ネリと…”
”キョウヤぁ…今は、あたしだけを…”
”おっと、悪い悪い。…この娘がマイスイートハート、オトハちゃんだ。さて、始めよう”
そう言うとキョウヤは…突然、オトハと濃厚な接吻を始めた。
”んっ、ちゅ、ちゅぅっ…”
”ちゅるっ、ちゅっ…はぁ…キョウヤぁ…♥”
チェストアーマーを外し、形の良い乳房を優しく揉む。その間も、舌を絡め、唾を啜り、唇を貪り合い続ける。
”しっかり濡らしてあげられなくて、ごめんよ”
”良いのぉ…早くぅ…”
仰向けになり、片脚を上げるオトハ。サニタリーピースを外すと、キョウヤはまだ挿入せず、彼女の股間に顔を埋めて舌で愛撫し始めた。
「…通信、切ろ?」
「っ、ああっ」
慌てて通信を切る。アキラが、小さな声で言った。
「…おっきくなってるよ、ユウナの」
「っ…」
サヴェージを載せたゴンドラが、上昇を始める。
『ドゥームズ警報。権限レベル4を確認』
「4!? もう出切ったのか」
”ユウナ君、アキラちゃん!”
通信が開き、今度はライヒ博士が出てきた。
”ドゥームズが、黒雲より先に出てきた”
「何だと!?」
”しかも、場所は関東第1ブロック。……ここの、真上よ”
「何ですって!?」
”それだけじゃない。今、ドローンからの映像を送るわ”
ウィンドウが開き、空撮映像が流れる。そこに映る影を見た瞬間、2人は一緒に叫んだ。
「何だと」「嘘でしょ!?」
クレードルとネストの直ぐ側で、ぼんやりと立つ巨影。ドローンから投影された光に照らされる、青い鱗。
首の長い、巨大な竜。九州で倒したはずの、『サムシングブルー』であった。
今度はここまで
次回は久しぶりの戦闘から
乙
…
地上に出た。ネストの目と鼻の先には、既にサムシングブルーが立っていて、ネストの建物に向かって青い炎を吹きかけていた。
「やめろっ!」
アキラの尻を掴み、腰を打ち付ける。
サヴェージが突進し、サムシングブルーの身体を弾き飛ばした。幸い、クレードルとネストの周囲は広い国有地となっており、住居や商業施設などへの被害は少ない。しかし、ネストはそれ自体が最重要防衛対象である。
広いコンクリートの空き地で、2体の巨影が睨み合った。
___オルゴンボックスの制御AIは、パイロットの行動からその意図を読み取り、クラウドバスターに反映します。
参加者から、クラウドバスターの行動を指示するには、2通りの方法があります。そのどちらを選んでも構いません。
一つは、直接クラウドバスターの行動を明記すること。走る、ジャンプする、爪を立てるなど、具体的な戦闘行動を記述してください。
一つは、パイロットの行動を記述すること。体位や、愛撫する部位、抽迭の速度などをできるだけ細やかに記載してください。
クラウドバスター・サヴェージは、起動時点ではY#2が操縦者です。しかし、行動に応じて自在にX#36と役割を入れ替えることができます。その場合は、役割交換の旨を明記してください。
では、始めましょう。
↓1 どうする?
首を掴んで投げる
「おおおお…」
激しく腰を前後に振ると、サヴェージが再び走り出した。
「んっ♥ んっ♥ んぁっ♥ …」
「…おらぁっ!」
腰を打ち付けながら、チェストアーマーの上からアキラの乳房を両手で掴んだ。
「あんっ♥」
サヴェージが、サムシングブルーの長い首を両手で鷲掴みにした。
ユウナがアキラの胸を掴んだまま、彼女の上半身をぐいと引き上げると、サムシングブルーの巨体がゆっくりとサヴェージの頭上へと持ち上げられた。
「せぇ…やあっ!!」
そのまま、力任せに竜の体をぶん投げた。
”遅れてすまな…うわおっ!?”
そこへ、もう一機のクラウドバスターが地下からせり上がってきた。それはいきなり飛んできた怪獣に気付くと、青い光の傘を広げて身を守った。
”あっぶないなぁ! …おっとごめんよオトハ、怖かったね”
”んぅぅ…キョウヤぁ…ぁんっ♥”
「そいつは雑魚だ。さっさと片付けるぞ」
首をもたげた敵の方を見ないようにしながら、ユウナが吐き捨てるように言った。
”了解了解”
僚機が立ち上がる。豪奢なドレスを纏った、貴婦人のような姿の機体だ。手には大きなアンテナのようなものを持っており、青いオルゴンの被膜で巨大はパラソルを形成していた。
”初めてだから紹介するよ。…クラウドバスター・レインだ。攻撃なら近距離、防衛ならオールレンジ対応だよ”
「クラウドバスター・サヴェージ。見ての通り近距離戦用だ」
2機のクラウドバスターが、怪獣を挟んで向かい合った。
↓1 どうする?
レインに防衛してもらいながら距離を詰める
”んふふ、君はおっぱいが本当に好きだね…”
”んぁっ…キョウヤのが、好きなのぉ…♥”
「援護しろよ」
ユウナは吐き捨てると、腰を振ってサヴェージを走らせた。
サムシングブルーが、炎を吐きながらサヴェージを追う。サヴェージは、レインの背後まで回った。
”…大丈夫だよ。ほらっ”
”ああぁんっっ♥♥♥”
オトハが派手に喘ぐと、レインの持つパラソルが広がり、炎を全て吸収してしまった。そのまま、レインとサヴェージが、じりじりと敵との距離を詰めていく。
「もしかして…キョウヤさんって、凄い人?」
「かもな」
通信越しに、少しも憚らない嬌声が聞こえてくる。平静を装いながらも、ユウナのペニスが自身の中で更に膨らむのを、アキラは感じた。
↓1 どうする?
レインの背後から強襲を仕掛ける
故に、ユウナが抽迭を速めた時、既にアキラもその気になっていた。
「んっ♥ いいよっ♥ キてっ♥」
「はっ、はっ、はっ…」
腰を振りながら不意にユウナがアキラの耳元で、何か囁いた。アキラは一瞬、どきりとしたが、すぐに頷いた。
「…うんっ、シてっ!」
「イくぞっ…っ!!」
強く腰を叩きつけた瞬間、ユウナがアキラの膣内に射精した。
サヴェージが地面を蹴り、高く飛び上がる。
”ワーオ!”
キョウヤが歓声を上げる。
空中で、アキラのチェストアーマーが外れた。剥き出しになった豊かな乳房を揉むと、サヴェージの太い腕の中で、ぱきぱきと関節が展開していった。そして
「イっ……けえぇっっっ!!!」
両の乳首を、強く抓った。
「んあああぁぁぁあっっっ♥♥♥♥」
膣がきつく締まり、アキラが絶頂する。
同時に、サヴェージの両腕が猛スピードで放たれた。
鋭い爪が、サムシングブルーの鱗を貫く。
「あっ…んぁっ…♥」
びくびくと震えるアキラ。
両手でサムシングブルーを串刺しにしたまま、サヴェージが敵の身体を踏みつけた。蹴り飛ばされ、腕から抜けた敵の身体は、既に事切れていた。
「…終わったか」
「はぁっ…久しぶりに…シたね…んっ♥」
絶頂の余韻に浸りながら、アキラが呟いた。
…
黒いスーツを破り、サニタリーピースと一緒にゴミ箱に捨てる。素っ裸になって気密室でエアシャワーを浴びると、更衣室に脱いでおいた服を着直した。
更衣室を出たところに、エノが立っていた。
「アキラは?」
「先に居住区に戻りました。水のシャワーを浴びに」
「あんたは何をしに来た」
「話の続きを」
「…」
2人で、エレベーターに乗り込んだ。
「計算するまでもない、単純な理屈です。オルゴンは、生物にしか生み出せない」
「じゃあ最初から、あんたにクラウドバスターの操縦は無理だったってことか」
「…普通なら」
「普通なら?」
問いかけたその時、下降していたエレベーターが不意に止まった。
「!?」
「…」
灯りが消え、非常用の赤色灯が灯る。
いつの間にかエノの姿は消え、そこには褐色の肌にエスニックな衣装を纏った、エニが立っていた。
「ナノマシンの可能性は、無限大です。ならば、この冷たい無機物の身体に、生命を宿すことも」
言いながら、巻きスカートを解き、床に落とす。細く幼い下半身が、薄暗がりの中で艶かしく映える。
「おい、何をする気だ」
「電気系統が復帰するのは24分後です。ペニスを出しなさい」
そう言うと彼女は、有無を言わさず彼のズボンを引きずり下ろした。
「ちょ、まっ…ぅあっ」
エアシャワーのみで洗っていないペニスを、エニが咥える。
「あっ…っ、うっ」
貪欲にうねる舌が、ユウナの下半身に強い刺激を与える。
射精しそうになったところで、エニはペニスを吐き出すと、ユウナを仰向けに突き倒して跨った。
「さあ。…生命を、ください」
そう言うとエニは、ユウナのペニスを膣にあてがい、一気に腰を落とした。
今日はここまで
「っ! ぁ…あっ…!」
「耐え切れませんか」
エニが、両腕をユウナの首に回す。耳元で囁いた。
「…我慢しないで」
同時に、膣をきゅっと締めた。
「ぅあっ…!」
腰が跳ね、肉棒が脈打つ。と、どくどくと大量の精液が、エニの膣内に放たれた。
「凄まじい射精量…短時間とは言え、一人分のオルゴンでクラウドバスターを形成しただけはあります」
「はぁっ! うっ、あぁっ」
13歳の少女の膣は、無慈悲なほどにユウナの男根に絡みついて、容赦なく精を絞り出す。
「これが、クラウドバスターシステムの理想。これが、救世主の心臓であったもの。『彼女』が、生きてさえいれば…」
「っ…くぅっ…ぁっ」
「!」
エニが、目を見開いた。
組み敷かれたユウナが、下から手を伸ばして、彼女の胸に触れたのだ。
「はぁ、あっ、あぁっ…」
絶えず射精しながら、彼はエニの胸を覆うチューブトップをずり下ろし、まだ固い乳房を両手で包んだ。
「わたしに、愛撫を?」
「はっ…う、おおっ…」
暴力のような快楽に耐え、ユウナが身体を起こす。そして、逆にエニの身体を押し倒した。
膨らみきらない乳首を指先でくすぐり…彼は、腰を振った。
「ふぁ、あっ、あっ!」
「…」
肉棒が、ナノマシンの壁を擦る。溢れる精液が、一層勢いを増す。
「…神経系を再現しましょうか」
「あんたが、生きていれば…あんたは…」
震える腰を引き、叩きつける。
「っ!」
「…生きて、るんだっ!」
睾丸が縮み上がる。どろりと、子種が塊となって膣内に流れ込む。
ユウナが、エニの上に崩れ落ちた。
「生きている…わたし、が」
ユウナにのしかかられながら、エニは呟いた。
「あんたは…ここに、生きて…」
「…いえ」
エニは、首を横に振った。
「足りない」
「何が!」
「生命が…『彼女』から、受け取り損ねたものが…」
ユウナの顔を真っ直ぐに見て、言う。
「……『シンギュラリティ』が」
”おはよう。今日は、皆に報告があるわ”
朝のミーティングで、ライヒが言った。心なしか、声が弾んでいる。
”秘密裏に開発を進めていた『量産型クラウドバスター』が、遂に完成したわ”
”量産型クラウドバスター?”
パイロットの一人が、首を捻る。
”今のも、量産型と言えば量産型では?”
”設計の画一性という意味では、確かにそうね。でも、現行のクラウドバスターは、戦闘形態がパイロットに大きく左右される。言い方は悪いけれど、ムラがあるのよ”
「…」
きぃ、と耳障りな音がして、ユウナは思わず隣を見た。見ると、セレナが画面を食い入るように見ながら、デスクを指で強く引っ掻いていた。
”量産型クラウドバスターは、特殊セラミックや合金といった、確立された素材で造られているから、製造コストが大幅に抑えられているの。現在、量産型クラウドバスター…通称『マス・バスター』は、α、β、γの3種類造られているわ。これとセットになる次世代型オルゴンボックスは、その全てに互換性があるから、少ないコストで十分な多様性を確保することができるわ”
人型、犬型、鳥型の、3種類の機体が表示される。三角形に並んだ機体の真ん中には、白い卵型の装置が浮かんでいる。これが次世代型オルゴンボックスだろうか。
”じゃあ、これから全部これに切り替わるの?”
”いいえ。完成とは言え、まだ実戦投入の段階には無いし、何よりオリジナルの多様性は今でも必要よ。現在の構想としては”
画面に映ったのは、九州の地図。
”先日奪還した九州に、大規模な試験場を造る。ゆくゆくは、量産型クラウドバスターを主力とした防衛拠点として運営する予定よ”
…
この日はファースト待機であった。朝食を終えるや、例によってセレナはトレーニングルームに消えた。
↓1〜3でコンマ最大 どうする?
①講義(オルゴン理論について②)
②戦闘シミュレーション(パートナーも併記)
③トレーニング
3
1
1
…
トレーニングルームに入ると、セレナはベンチに寝そべって、黙々とバーベルを上下していた。
「うちは軽く歩くくらいにしておきますね」
「うん、それが良いよ」
2人はそんなセレナを無視して、ウォーミングアップを始める。エノは、ずらりと並んだ器具を不思議そうに眺めている。
「あんたには意味がないだろうが」
小声で、ユウナが話しかける。
「これがウチの恒例なんだよ」
「知ってます」
エノは短く切り返すと、ランニングマシーンに足を掛けた。
「あーっ、エノ、まずはストレッチから」
すかさず駆けつけてくるアキラ。そんなやり取りを、ユウナは少しの間眺めていたが、やがて壁に掛けられた鉄アレイを手に取ると、黙って上下に動かし始めた。
…
「…」
「…!」
気が付くと、セレナが目の前に立っていて、じっとユウナの方を見つめていた。
「…どうした」
他の面々は休憩に入ったのか、見当たらない。
「あの時のこと、覚えてる」
「どの時だよ」
「九州奪還…2度目の『サムシングブルー』との戦い」
「…」
がっしりしていた筈の彼女は、すっかり痩せこけて、蒼と翠の目だけが異様な輝きを放っていた。
「…覚えてねえ」
故に、彼は切り捨てた。
「ヴェノムが、進化したの。あれをもう一度起こせれば…私も」
「アレのせいで、オレもお前も入院する羽目になったんだろうが」
「でも、あれを使いこなせれば」
「無理だ。アレがどうやって生まれたのか、オレにもあんたにも分かってねえんだぞ。他の奴らも…博士でさえも。使いこなすどころか、またやれるかどうか」
「やってみないと」
「…ヴェノムが、そんなに嫌かよ」
苛々と、ユウナが問いかけた。
その質問に、セレナは……
”ドゥームズ警報。顕現レベル1を確認”
「! こんな時に…」
「丁度良いわ。行きましょう」
「っ、おい!」
セレナはユウナの腕を掴むと、強引にトレーニングルームを出た。
「ユウナ! あたしたち…」
駆けつけたアキラが、絶句する。セレナは彼女に目もくれず、ユウナと共にエレベーターに乗り込んだ。
今夜はここまで
パイロットスーツのデザイン安価とか、需要あるかな
乙
自分発想が貧困だからデザインは>>1に任せます
行動安価時の参照用に
『クラウドバスター・サヴェージ』
近接格闘型クラウドバスター。分厚い装甲に覆われた胸に虎めいた形状の頭部で、大量のモーターやスラスターを内蔵した太い腕には4本の鋭い鉤爪が付いている。
反面、腰から下は貧弱。猫背気味なボディに、脚はスピードを確保するためかなり強度を削ってある。それでも爪による蹴り攻撃は可能で、脚をドリルに変形させて敵を貫くこともできる。
戦闘スタイルは、その名の通り豪快、野蛮。防御を犠牲にしたスピードで一気に距離を詰め、鋭い爪で掴み、太い腕で引きちぎる。そのため距離を開けられると弱いが、腕に仕込まれた追加関節を解放しスラスターで射出することで、100m先まではパンチを放つことができる。
『クラウドバスター・マジカル』
女性型のロボット。マジカルの名前の通りに魔法少女の服装を模した装甲をしている。この装甲にはドゥームズの体液を吸収し、クラウドバスターに使用できるナノマシンへと変換する機能がある。ただし、体液のすべてを変換できるわけではないので、限界値を超えると装甲が溶解する。再構成するには1から出撃しないといけない。
武装は杖でこれによる接近戦と先端から大量のオルゴン派を放つビーム攻撃が出来る。
攻防に優れた機体に見えるが、長期戦は不得手(装甲が消えた後は特に)
『クラウドバスター・ヴェノム』
上半身は男性とも女性ともとれる中性的な人型(胸は無い)で下半身は蛇の様な機体。腕はなく、代わりに左右計6本の触手が蠢いている。この触手の先端は蛇の頭である。
戦闘にはこの6本の触手を用い、噛付いて体内からナノマシンを入れて徐々に崩壊させたり、単純に噛み千切ったり締め上げたりする。近~中距離戦が得意距離
機体のナノマシンによる自己再生力が非常に強く、多少の傷ならすぐに再生するほか、装甲も硬い上に酸や毒を無効化する特殊な装甲で作られている。機体の稼働効率が非常に良い半面、攻撃翌力は低く俊敏性はさらに低い。総じて持久戦用の機体であり、じわじわと嬲っていくのが戦闘スタイルである。
…
『パイロットX バイタル異常:心拍数、呼吸数』
「What !?」
オルゴンボックスに入るなり、インターフェースが警告した。
「だそうだ。無理はやめて…うわっ!?」
「…」
しかしセレナは無視して、ユウナをナノマシンの台に突き倒した。
『パイロットY:ユウナ』
「っ、く…」
「おい…おい!」
『パイロットX:セレナ パイロットY:ユウナ 結合を確認。オルゴン供給、安定』
『クラウドバスター・ヴェノム、起動完了』
「Here we go !」
ゴンドラが上昇を始める。
”最近、襲撃が多いわね。…今回は近畿第11ブロック。サラマンダーが出た場所に近いところね”
ウィンドウが開き、ライヒ博士が伝えてくる。
”…大丈夫、聞こえた?”
「相方は誰だ」
”クラウドバスター・ソリッド。竜崎タケヤ君と、ミツアミちゃんよ。…繋ぐ?”
早くしろ。そう言いかけて、ユウナはふと口をつぐんだ。
『…とは言え、竜崎君のやり方が正しいとは思えないがな』
「…必要ないなら、いい」
”分かったわ”
ライヒの顔が消え、外の景色が一面に映し出された。頭上から光が差し、ヴェノムは埋立地の工業地帯へと放り出された。
工業地帯の空は分厚い黒雲に覆われている。目を凝らすと、黒い雲の隙間から、更に黒い硬質な塊がまろび出てくるのが見えた。
↓1 どうする?(機体については>>64参照)
触手で塊を引きずりだす
「先に、引きずり出す…!」
黒雲を睨み、ユウナの胸に指を立てる。蛇の触手が雲に向かって伸びるが、遥か上空に立ち込める雲には届かない。
それでも諦めずに続けていると、かなり降りてきたところでようやくドゥームズの身体を捉えた。
「ARRRRRGGGGHHHH !!!」
ヴェノムが、ドゥームズを固いコンクリートに叩きつけた。
露わになった黒い塊は、分厚い鉄の甲冑であった。それは、一見クラウドバスターにもいそうな、ヒロイックな造形をした怪獣であった。無骨な鎧に身を固め、両手にロングソードと、何故か魔法少女めいた可憐なデザインのステッキを握っていた。
「Kill you……I KILL YOU !!!!」
目を血走らせて、セレナが叫んだ。
↓1 どうする?
防御力を信じて突っ込む
それから彼女は、前のめりになって腰を激しく上下に振り始めた。
「Ah、ああっ! はあぁっ!」
「おい…おい、何する気だ!?」
ヴェノムは、蛇の下半身をくねらせると、ずるずると前進を始めた。
黒い騎士のドゥームズが、ゆっくりと立ち上がった。彼(彼女?)は、吶喊してくる敵を認めると、杖を……いや、杖のようだが、よく見ると剣だ……を振り上げた。
「あああああっっっ!!」
セレナはヒステリックに喚きながら、敵に突っ込んだ。
ドゥームズが、剣を振り下ろす。
「ぐ、うっ…!」
重い。しかも、動きも俊敏だ。体当たりよりも先に、刃がヴェノムの肩を抉る。ナノマシンが湧き出し、傷口を塞いでいく。
剣が、ヴェノムの肩に捕らわれた。
「今が、チャンス…!」
セレナが、指を立てた。
↓1 どうする?
剣越しにナノマシンを注入する
「TAKE……THIS !!」
唸ると、セレナは背中を曲げ、ユウナの肩に噛み付いた。
ヴェノムが、4本の触手で剣に食らいつき、毒を流し込んだ。ドゥームズは剣を抜こうともがくが、傷口から染み出したナノマシンが、剣を捕らえて離さない。
痺れを切らしたドゥームズが、今度はロングソード…のような形状の杖を振り上げた。
「! セレナ、マズい」
「ARGH !」
剣を離し、上体を横に倒した瞬間、赤い灼熱の光線がヴェノムの半身を灼いた。
「あああっ!」
「くっ…」
左肩から先が、吹き飛んだ。傷口からナノマシンが染み出し、ゆっくりと再生していく。
『ナノマシン喪失:9.4%』
インターフェースが警告する。
ドゥームズが、再び杖を振り上げた。
↓1 どうする?
ヴェノムに引き付けておいてソリッドで攻撃してもらう
「おい!」
通信に向かって、ユウナが怒鳴った。
「ソリッドは何してんだ! いつまで待たせる」
”ユウナ君!”
ライヒ博士が出てきた。焦燥した顔で、彼女は言った。
”ネストの近くに、もう一体出たの。今、輸送中のソリッドを引き戻して、そっちに当たってもらってる”
「WHAT !?」
「…危ないっ!!」
ユウナがセレナの背中に腕を回し、ぐいと引き倒した。
前に倒れたヴェノムの頭上を、赤い光線が通り過ぎた。
「クソッ…こんな時に」
”しかも、『また』よ”
「また? …まさか」
開いたウィンドウに映し出されたのは、何度も蘇る青い竜。
”倒しても倒しても、しつこい敵…サムシングブルーじゃなくて、まるで『マリッジブルー』ね”
「ンな呑気なこと言ってる場合かよ! こいつ、ヴェノムで相手するには重い」
言いかけたその時、セレナが彼の肩を乱暴に押した。
「…ヴェノムが、何ですって」
「重いだろうが!」
ユウナは躊躇わず言った。
「動きが早くて、捕らえにくい。捕まえたら捕まえたで、再生が追いつかないスピードでビーム撃ってきやがる…ここは、応援をぐっ!?」
セレナが、彼の口を片手で塞いだ。そして、強く腰を打ち下ろした。
「はあっ! …やってやる…やってやるわよ!!」
忘れてた
↓1 どうする?
触手で拘束
ユウナのチェストアーマーを引き剥がし、両手の指で全身をなぞり、腰を振る。
ヴェノムが起き上がり、黒い騎士に肉薄していく。
「これなら…」
振り上げた杖の、更に内側へ。身体を密着させると、6本の腕を相手の身体にきつく巻きつけた。
「どうだっっっ!!」
ユウナの胸に指を立て、力を込める。
ヴェノムの触手が、ドゥームズをぎりぎりと締め上げる。
「これで…これで…これ、で…」
「…セレナ?」
「…」
呟く声が、だんだんと小さくなっていく。両手から、力が抜けていく。
「おい、どうした…」
『パイロットX バイタル異常:血圧低下 心拍数上昇』
「!! おいっ!」
「…」
セレナが、ユウナの上に倒れ込んだ。そのまま、全身の力が抜け…動かなくなった。
「おい! おい起きろ! 起きろセレナ…」
ヴェノムの拘束が外れ、ドゥームズが自由になる。距離を取ったドゥームズは、杖と剣を頭上で交差させると…同時に振り下ろした。
「ぐあああっっ!!」
『ナノマシン喪失:10%』
『ナノマシン喪失:11%』
『ナノマシン喪失:13%』
「クソッ…クソッ、クソッ、クソッっっ!!」
動かなくなったヴェノムを、何度も斬りつけるドゥームズ。ユウナは叫びながらセレナを何度も叩いた。
「おいっ! 起きろっ! 寝てんじゃねえっ! このっ…このっ、縺薙?驥朱ヮ」
インターフェースに、ノイズが走った。
↓1〜3でコンマ最大
牙 or 鱗
鱗
牙
牙
”今、グランパスを応援に…ユウナ君? ねえ、ユウナ君!?”
「…」
黙り込むユウナの下で、ナノマシンの操縦席がざわりと動いた。
次の瞬間、無数の触手が飛び出し、セレナの身体を取り囲んだ。
「……谿コ縺」
触手がセレナの身体に巻き付き、オルゴンボックスの中に吊り上げる。飛び出した無数の針や吸盤が、彼女の乳首や尻に貼り付き、蠢く。
「谿コ縺」
その前に、ユウナが立ち上がった。その目は虚ろ。纏うパイロットスーツは溶け落ち、裸の腰からは彼自身のものに加えて、銀色のペニスが2本、余分に生えていた。
ユウナが、セレナの股間にペニスを押し付ける。膣、肛門、そして尿道に。そして…
「谿コ縺!!!」
一気に、刺し貫いた。
『オルゴン供給:過剰 再定義。再定義。再定義再定義再定再再再蜀榊?蜀榊?縺輔&縺輔&縺輔&』
ドゥームズが、杖を振り上げる。その先端から、赤いレーザーが放たれ、ヴェノムの身体を灼く。
『繧ェ繝ォ繧エ繝ウ繝エ繧ァ繝弱Β繝峨ぇ繝シ繝?繧コ蜀榊ョ夂セゥ繧ェ繝ォ繧エ繝ウ繝エ繧ァ繝弱Β繝峨ぇ繝シ繝?繧コ蜀榊ョ夂セゥ繧ェ繝ォ繧エ繝ウ繝エ繧ァ繝弱Β繝峨ぇ繝シ繝?繧コ蜀榊ョ夂セゥ繧ェ繝ォ繧エ繝ウ繝エ繧ァ繝弱Β繝峨ぇ繝シ繝?繧コ蜀榊ョ夂セゥ繧ェ繝ォ繧エ繝ウ繝エ繧ァ繝弱Β繝峨ぇ繝シ繝?繧コ蜀榊ョ夂セゥ繧ェ繝ォ繧エ繝ウ繝エ繧ァ繝弱Β繝峨ぇ繝シ繝?繧コ蜀榊ョ夂セゥ繧ェ繝ォ繧エ繝ウ繝エ繧ァ繝弱Β繝峨ぇ繝シ繝?繧コ蜀榊ョ夂セゥ……・…・・・/…・・…/・・・・・・・/︰/』
”ねえ、どうしたの!? 通信が、不安定に…”
モニターから、ライヒの顔が消える。
熱線の中で、ヴェノムの身体が融けていく。触手はちぎれ、胴は解け落ち、蛇のような下半身はひび割れていく。
そして…インターフェースが、一つの答えを提示した。
『_______再定義。ヴェノム・イクロス』
次の瞬間、光線の中から何かが猛スピードで空へ舞い上がった。
ドゥームズが攻撃を止め、『それ』を目で追いかける。
それは……銀色の翅を持つ、巨大な蝶のようであった。しかし、その胴はのっぺりとした人型のようで、腕も足も無く、代わりに蛇の頭を持つ触手が、無数に伸びていた。
巨大な蝶は、騎士の頭上をゆっくりと旋回すると…突然、見た目に合わぬスピードで降下してきた。そして、敵が何かしらの防御行動を取る前にその頭に噛み付いた。
「…」
夥しい数の牙が、騎士の鎧を抉る。硬質な筈の甲冑が、クラッカーか何かのように砕かれ、剥がされていく。その下の、女のような姿の中身がちらりと見える。
ヴェノム・イクロスは、露わになった柔らかな肉にも牙を立てた。
もがくドゥームズ。しかし、イクロスは離さない。噛み付いた触手から、貪欲に体液を啜る。
敵が動かなくなるのに、時間はかからなかった。
今日はここまで
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