佐藤心「ハートはまだ脈を打つ」 (31)
Pドル。佐藤心さんとプロデューサーがずっとセックスをします
起きたら左腕が痺れてた。腕に彼女の頭が乗っていた。彼女はまだ眠っていた。寝顔が可愛かったので眺めていた
左手を握ろうとした。痺れて痛くて、上手にできなかった。でも動かさないと、もっと痺れてしまうと思って、無理矢理に指を動かした
すると、指の動きに連動して、前腕の筋肉も盛り上がる
「う」
彼女が寝息を少し乱した。可愛いと、何度目か分からない感想を抱いた
痺れてない右手を持ってくる。彼女の金髪を撫でる。指で梳くと、キューティクルがサラサラで、俺とは違うコンディショナーの匂いがした。毛先まで指が行くと、またつむじまで戻って、もう一度髪を梳く。
繰り返し、繰り返し。彼女を指先で感じていく。いつもは結ってあることが多くて、こうやってヘアゴムもシュシュも付いてない髪は、普段とのギャップもあって俺は好きだ
頭から生えている、寝ぐせのような“毛のハネ”を指で弾いた。さっきまで立っていたのに、ぺたんと枕に落ちた。奇跡的なバランスで直立していたのだろうと思う。
腕のしびれが流石に我慢の限界になってきた。髪を撫でる前に腕を引き抜いていたら良かったのに、そうできなかったな、と自嘲した
ゆっくりと、頭の下敷きになっている腕を抜いていく。髪の毛はが腕との間で『モアッ』って波打った。さっきまで撫でていた部分と比べて、ボサっとしている感じがする
痺れる腕をズラして、右手で頭を支えながら、起こさないように、静かに
「……あぁ?」
「あ」
起きた。起こしてしまった。彼女は寝ぼけた瞳をこっちに向けている。トロンとして、半開きのまぶただった
「……おはようございます、心」
「……んぅ~~~!」
心はそのまま抱きついてきた。左腕は自由になったけど、代わりに上半身が捕まった。柔らかいものが鳩尾に触れる。彼女の『ボン』な胸があたる。あの後、ブラを着けずに寝ちゃったんだろう
「ちょ、心、離れて下さい。もう9時半ですよ」
「や~~……二度寝させて……」
胸骨の辺り、湿った空気が当たる。吐息が肌を湿らせる。
「……」
こうなったら心は起きない。昨日は寝るの遅かったし、仕方が無いことだけど。抱きついた心が再び寝息を立てるまで、じっとしていた。彼女の柔らかさに触れ、股間が朝勃ち以上に硬くなっていた。鎮まるまでまってから、しびれの取れた腕で抱き締め返した
背中と二の腕が柔らかくて、沈むように俺の肌と触れ合った。何度も経験している感触なのに、何度も同じように興奮してしまう。落ち着いたペニスがまた硬くなった。さっきよりいっそう時間をかけて鎮めて、僕も心にならい二度寝した
11時48分。二度目から目を醒ました。二人でくっついて多分、肌が汗ばんでいる。
「心、心」
「……」
彼女を呼ぶ。返事は返ってこないけど、寝息は不規則で、抱き締めてくる力も強くなったからすぐにわかった
「起きてるでしょ、俺よりも先に」
「……もうちょいこのままいさせろよ」
「嫌です。肌もベタベタですし、お腹空きましたし、キスしたいですし。いま俺、口の中がネチャネチャなんで。シャワー浴びて、ご飯食べて、歯磨きしましょ」
「……うん」
胸へ一度だけキスをしてから、彼女は上体を起こした。ブラもパンツも身に着けていなかった。身体が起き上がるときに胸が揺れて、その無防備な動きに欲情してしまった。勃起したペニスを隠すようパンツを履いて、心さんの手を取った
彼女――佐藤心とはアイドルとプロデューサーでありながら関係をもってしまった。きっかけの出来事から以後、休日にはどちらかの家か宿泊施設へ行き、人の目があるところでは触れあえない分の時間を一気に精算するように肌を重ねている
『芸能界で言えば先輩なんだし、対等でありたいから敬語やめろよ☆』
結構最初の頃にそう言われた。しかし、俺からしたら彼女は年上だし、何より尊敬している。業界歴よりも人間としての格は彼女の方が上だ。だから敬語は使わせて欲しい、となった。
そこから色々あって、折衷案で名前だけ呼び捨てをする様になった。彼女からは『しゅがーはぁとって呼んで』とお願いされたけれど、彼女の持つ『佐藤心』という名前が好きだったので頑なに名前で呼んでいる。事務所とか他の人の目があるところでは『はぁとさん』と呼んでいる
「心、どこか痛むとかありますか?」
「モーマンタイ。」
今回は俺の家で、二人でバラエティ番組を観てひとしきり笑って、ご飯を食べた後、新聞配達のカブの音が聞こえるくらいまで愛し合っていた
事後にそのまま寝てしまったので、汗ばんだ肌がべとついて仕方が無い。きっと心もそうだろうと思う
ベッドに座り込んでいる彼女の手をとる。お姫様をエスコートする騎士のように手のひらを重ねてから、普通の恋人のように指を絡ませる
恋人繋ぎのまま、ベッドからバスルームまでの5秒を歩く。普通のカップルのような歩き方は、こういう二人きりの時にしかできなくて、たった数秒をもったいなく感じてしまう。アイドルとプロデューサーっていうのが終わった後、普通の一人と一人になれたら、と未来のことを思った
「心、ちょ、何を……!」
「んっ、ふぅ……昨日何回もシたのにまだ全然元気じゃんっ……んちゅぅ♡」
「ちょ、先っぽっ、手で、うっ……」
シャワールームに入って早々、心に後ろから抱きつかれた。おっぱいを押しつけられて、手を股間まで伸ばされる。肩の付け根に唇を着けられた
そのまま手で扱かれて、ペニスを勃起させられる。心は舌なめずりをして、しゃがんでペニスを弄り始める
「もうカウパー垂れてる……うりゃ☆」
「っ!」
指先で尿道をほじられて、ぬるぬると我慢汁を広げられて、亀頭に塗りたくられる。
「やっぱプロデューサーって『する』時と『される』時で全然違うよね……あむっ」
そのままフェラが始まった……かと思ったけれど、亀頭に吸い付かれたのは一瞬だった。それからは亀頭やカリ、包皮の辺りを手で扱かれて、棒の所を舌で舐めあげられたりキスされたりしてきた
「うわっ、心、こんなの、どこでっ……!」
「こないだ一緒に観たAVにこういうフェラがあったじゃん☆ だから試したくなって……ちゅる、ちゅう、れぇ~……」
我慢汁を手の中で泡立てられて、竿の部分に暖かくてプニプニした舌の感触が来る。感覚のアンバランスさが大きな快感を持ってくる
「……やっぱりここ弱い? それともここ? ん~~?」
心は舐めるのを中断して、手の動きを早めてくる。ペニスの全体を手コキされて、彼女の柔らかい指に包まれる。我慢汁がにちゃ、ねちゃと粘つく。心は裏筋、カリなどを親指でこねるように弄る。
「どう? どうよ?」
「心、これ、すご……」
「……かわい♡」
上目遣いで表情を覗きこまれた。蠱惑的な笑みを浮かべられた。セックスをするようになってから、彼女のサドな気質を思い知った
「ビクビクしてるじゃん……あむっ♡ んっ♡ んぅ~~♡」
こっちが休まる暇も無いまま、彼女はフェラを始める。今度は口全部にペニスを咥え込んで、唾液と我慢汁を混ぜ、じゅるじゅると啜りならがするフェラだった
「ん~♡ じゅぷ♡ じゅぷ♡ じゅぽ♡」
奥まで咥え込まれて、舌をペニス全体に這わせられる。心は頭の動きを止めて、唇をすぼめてこっちを見つめてきた。『ふ~♡ ふぅ♡』って鼻息を荒くしている。その間も舌を動かし口の中でペニスを刺激してくる
「心、今日ヤバっ、もうっ……!」
「ん? んふぅ~……♡ んぁ……♡ ひひよ、らして♡ らせっ♡ んっ♡ ちゅぽ♡ ぢゅぽ♡ ぢゅぽっ♡♡」
より一層フェラは激しくなる。浴室が、彼女の液体を啜るいやらしい音でいっぱいになる。心が搾り取ってくる
「はぁっ、ああっ、もう、うっ! うぁっ! っはぁ、はぁ……」
「んぅ♡♡ んっ♡♡ ん……♡♡ ぷぁ、あぅ……♡♡」
彼女の口内へ、精液を吐き出す。ビクビクと跳ねるペニスも舌と口蓋で押さえつけられて、精液を吸い取られる。唇をすぼめたままペニスが引き抜かれた。
「んぁ♡♡」
口の中の精液を見せつけられる。朝の一発目だとしても多い気がする。昨日作ってもらった料理が効いているのだろうか。そんな即効性があるかも分からないけど。
そういった事を考えていたら、彼女は口を閉じて、咀嚼でもするかのように口を動かした後、口内のモノを飲み込んだ。喉が淫靡に動き、自分の出したものが飲まれていると言うのを思い知らされる
「んっ……んぁ、はい♡」
同じように、また見せられる。もう口の中には歯だけしか白色が残っていなかった
「もうプロデューサー朝から濃すぎ……気持ちよかった?」
「はい、その、すごく……良かったです。だからその、もうあんまりチンコ触らないで欲しいです……」
「え~なんで~☆」
「だっその、イったばかりで……」
柔らかくなりつつあるペニスを扱かれる。ちょっと痛い。あとくすぐったいのもある
彼女は渋々ペニスから手を離してから、バルブを捻ってからシャワーを出した。
「んじゃ、浴びよっ☆」
「はい」
さっきまでの淫靡な笑みとは違った、幼くも見える笑顔を向けられた。この人もギャップが強い方だよな、と思ったけど言わなかった
ここまでです、続きはまた
しゅがははサド(確信)
これは神かな?
でもしゅがははサドのちマゾだ(断言)
サド……Shin Satoだからかな?
個人的には86以上の92までぐらいはあると睨んでいる(りあむ程はない)
朝起きたら右胸が痛そうなPだな…
続きです。好きなのは「生まれたらどうにか生き抜いて」のフレーズです
シャワーを浴びてから。昨日の下着を洗濯機に入れて、俺のシャツを貸して、一緒にカップ麺の3分を待つ。彼女が持ち込んだシャンプーやコンディショナーは、俺のものよりも柔らかい匂いがした
横顔を眺める。すっぴんはあまり観ないで、と最初の方は言われたけれど、向こうも慣れたのかあまり言われなくなってきた。それにすっぴんもとても綺麗で俺は好きだ
カップ麺のジャンキーな匂いが段々と強くなる。彼女の髪の匂いが薄れていく。名残惜しいと思う前にスマホが鳴った。キッチリ3分だ。それよりも先に心は食べ始めてた。『あちっ、あつっ』と言いながら麺を啜ってた。俺も遅れて麺に口づける。熱かった
三角コーナーに麺の切れ端とスープを流し入れてから、炊飯器のご飯をラップで包み冷凍庫へ。昨日の内にしとけば良かった(米がちょっと硬くなってた)けど、ご飯の後すぐに風呂、ベッドと行って暇が無かったしなぁ
心は内釜を洗ってくれている。ありがたい。
さてと、後は食材の買い出しとか、洗濯し終わったシーツを干したりとか、そんなを済ませられればいいか。
「心、今日も泊まりますか?」
「ん? ん~……いや、夕飯食べたら帰ろうっかな~。同じ下着だと、はぁともプロデューサーも飽きちゃうでしょ?」
「いえ、そんなことはないですけど……昨日も言いましたが、あの白い下着めっちゃエロかったですし……」
「うんうん、ありがと☆ でもこっちの気分の問題でもあるからさ、まだ他にも下着があるから、それも観て欲しいし☆」
「そんなもんですか」
「そんなもんよ☆」
それから、腕時計にたとえて話をされた。分かりやすかった。
心にお留守番をしてもらって、近くのスーパーへ。今日の夕飯は俺が担当。さっと作れて食べられるものにしようと思う。親子丼とか。卵とタマネギは昨日買って使ったのが家に残ってたし
鶏肉やお茶といった食材以外に雑貨もいくつか買い足して、道中の犬に手を振ったりしながら、帰路を歩いた
「おかえりなさぁ~い♡」
「……心」
鍵を開けて、冷蔵庫に買った物を入れて行く。ベランダに目をやるとシーツや衣類が干されていた。やってくれたんだ、後でしようと思ってたのに。ありがたい……と思ってたら、寝室の方からドタドタと音が聞こえてきた
扉が開いて、彼女が姿を見せた。すっぴんじゃなくなっててて、メイクをしている。リップは前に買ったていう薄桃色のやつだ
そして、さっきまで降ろしていた髪はツインテールに結われていて、さっきまで着ていた俺の服はもうなくて、代わりにエプロンを身に着けている
全裸の上にエプロンを着ている
「どうする? ごはん? お風呂? そ、れ、と、も……」
「心」
「やぁん、はぁとって呼んでぇ☆」
彼女は身体をくねらせている。ちらっと体側が見えた。お尻がほとんど見えていた。エプロンにはパッドなど入っていないから、薄い布地越しに乳首がどこにあるかもハッキリ分かった
「どう? お嫁さんっぽい? 恥ずかしいけど前々から興味があって……」
「心」
レジ袋をその場に落とす。彼女がさせていた足音よりももっと大きく、もっと少ない数の大股で近づいた。
正直シビれた。本来、そこまで裸エプロンが好きというわけではない。AVでもたまに見かけるが性的嗜好に合致するというわけではなかった
しかし、心がそういう格好をして、媚びるような声で肌色をちらつかせた事で、自分の中で何かが崩れた。横から見えるおっぱいに、一切隠れていないお尻に、紐が少し食い込んだ肩に、ひどく興奮させられる
近寄って、抱きついた。息が荒くなって、普段よりも呼吸の回数が増える。またシャンプーの匂いがした
「だ、大胆だってプロデューサー! そんなにこの格好が良いの……?」
「はい、めっちゃ良いです。興奮します」
「うわぁ~お、ダイレクト……」
密着すると、身体の柔らかさがよく分かった。見つめ合って、キスをした。舌を入れ合って絡ませあうベロキスで心と繋がる
お尻まで手が伸びる。布に覆われていないところを手のひらで揉む。正確な数値は教えてくれないけれど、『ぼんっ』を自称するヒップは大きく、指が沈んで、夢中にさせられる
「ちゅ♡ んふぅ♡ あぅ♡ が、がっつきすぎぃ……♡ お腹に大きいの当たってんぞ……♡」
「だって心がエロすぎて……可愛いし、美人だし、エロいし、そんな格好までしてくれるし、我慢できないです」
「ちょっと落ち着っ、んっ♡ んんっ♡」
口を塞いだ。リップがこっちの唇に移った。歯磨き粉の味がした。これを着る前にマウスケアをしたのだろう。つまり、これからどうするか、どうしたいかもう心は決めていているのだろう。勝手な妄想が、また興奮を煽る
ペニスをズボンの上から触られた。ベロキスされながら、爪で先端をカリカリとくすぐられる。身体がビクって反応をすると、彼女はいっそう身体を押しつけて、キスを激しくしてくる
と、そのとき電子音が鳴った。冷蔵庫からだった。開けっ放しにしていて、冷気が漏れてしまっている。二人ともムードが壊れて、激しく求め合うのはやめた。身体は密着したままだった
「ぷはっ……んっ……」
「……なんかすいません」
「なんかってなんだよ」
腕をほどいて、無言になって冷蔵庫の扉を閉める。心は背を向けている。恥ずかしさがやって来たのだろうか、後ろから見える耳は真っ赤だ。そうなっているのがまた可愛らしい。お尻が丸出しになっていて、良く観ると太ももへ体液が一筋の跡を作っていた
冷蔵庫の扉をちゃんと閉めて、また歩く。今度は後ろから抱きついた。固いままのペニスが心の腰に当たる
「……続き」
「……はい」
「続けよ」
「はい」
髪の毛に一度キスをして、彼女の体から離れる。それから寝室へ行った。シーツは新しいものになっていた。枕元にゴムが置かれていた。やっぱり心はそうしたいんだ、とさっきの妄想が事実だったことを知った
今回はここまでです、続きはまた
しゅがはは裸エプロン頼んでなくてもしてくれる(確信)
おつ
おセックスの間に
歯ぁ磨いたり飯食ったり、ちょろっと生活感が漂ってるのだいすき
日常感溢れながらイチャコラするの良いぞぉ!
続きです
好きなのは「おはようごめんな思い出せるかい」です
シャツは少し汗ばんでいた。パンツと一緒に脱いで、コンドームの封を切ってペニスに被せる……と、手首を掴まれて押し倒されて、身体に跨がられた
心を見上げる。目が据わって、頬が赤くなっている。ペニスに自らの割れ目をあてがって、腰を動かし、素股をしている。もうすでに愛液でヌルヌルになっていた。前戯なんていらない、早くしたいと視線で訴えられる。俺はそれに頷いた
エプロンの裾で結合部はよく見えない。心がペニスを掴んで、膣口にあてがっている感触だけが伝わる
「はぁっ♡ はぁ♡ はっ♡」
心は息を荒げて、腰を落とす。にゅるにゅるの膣内にペニスが飲み込まれる。奥まで到達すると、心が濁点混じりの声を出した
ペニスが全部入った後、心は動きを止める。ビクビクと身体を痙攣させて、玉のような汗を滲ませた。
少し調子に乗ってみた。下から腰を押し上げて、心を突き上げる
「おっ♡ あっ♡ …………イってる時はやめろよ……」
肩を上から押さえつけられた。こうされると、膂力に差があっても起き上がりにくくなる。どうやら、心は今回イニシアチブを握っていたいらしい。そして、まあ、きっといつも通りなら――
「は、ははっ……仕返ししてやるからなぁ、プロデューサー♡」
腰が動いて、たんっ、たんと汗ばんだ肌がぶつかる音が始まる。ナカの肉壁がペニスを締め付けて刺激してくる。ゴム越しとかそういうの関係なく、熱く、気持いい
ピストンを止めたかと思ったら、今度はグラインド。ぐりぐり、ずるっ、ずると女陰を押しつけてくる。
「……プロデューサー、ほら♡ みてみて、繋がってるとこ♡」
息を呑んだ。エプロンの裾をたくし上げて、心が結合部を見せつけてくる。愛液がてらてらと、昼下がりの陽差しを反射していやらしく光っている。
何度も目にした部分であるけれど、エプロンの裾で隠され、まくられ曝け出すという過程を経ることでいつもより余計に興奮した
「あっ♡ ナカで大きくなってんじゃん♡ こういうの好きなの?♡ ちらって見えるこういうの、ほら♡ ヘンタイっぽくない?♡♡」
頬を挟まれ、顔をグニグニと揉まれる。小声で『ほんっとーにかわいいな……』って呟かれた後キスが始まって、唾液を流し込まされる。ピストンが再開する。
エプロンの布越しにおっぱいが当たる。胸板の上で形を変える。ずり、ずりっと心の身体の動きに合わせておっぱいが柔らかく動く。絵も言われない感触だった
「ひた、した、舌出して……じゅる、ずずずっ、んっ♡」
ベロフェラされて、唾液を上から垂らされて。心に全身で捕食されているようだ。彼女のモノにされていく。
「びくびく、びくびくしてんじゃん……♡ 我慢できないの? もうイきそう?」
冷蔵庫に入れ忘れたコーラくらい甘く粘ついたウィスパーボイス。耳元で、心が射精を促す。耳の溝を舌先でなぞられる。びくっ、と身体が反応すると、彼女はふふっと笑って抱きついてきた。
心の腕が俺の首に回る。強く抱き締められて、キスをねだられる。舌を絡ませ合うと、彼女のナカが締まるのを感じる。膣でペニスを扱き上げられる
もう我慢の限界がすぐそこまで来ていた。俺は彼女のお尻に手をやり、腰を持ち上げる。
「あ♡♡……んぅっ、あっ、出て……♡ ナカ……♡」
「うっ……はぁ……心……心……」
「はぁ、はぁ……♡ なんだよ……♡ 気持ちよかった? ……ふふっ♡」
心は俺が気持ちよかったかどうか答える前に、俺の顔をのぞき込んで一人納得していった
膣からペニスが引き抜かれる。先端に精液がたまっていた。朝に一回出したにしては量が多いような気がする
「……心、このままもう一回シャワーを浴び……」
ますか、と続きを言えなくなった。心はベッドに寝そべって、お尻だけを上げて、誘惑するように動かす
やっぱりか、と思った。一応シャワーに行くかどうか聞いたけど、やっぱり心はそうなんだ。
今日の心は積極的だった。朝のシャワーでフェラしてきたり、裸エプロンで誘惑して、騎乗位のキスハメ。
心は今回、性行為でイニシアチブを握ってきた。そしてそういう日、心は最終的には『する』より『される』ほうをおねだりしてくる。思いっきり好きに舌後、思いっきり好きにして欲しいとおねだりしてくる
まあ、いつも通りで予想の範疇だ。
熱の籠もった視線を向けられる。早くして、めちゃくちゃにしてと訴えられる。俺はその誘惑する姿でまた勃起した。ゴムをもう一個開けて、ペニスに着けた。
「行きますよ、心」
「……うん♡」
腰を進める。彼女のお尻と俺の腰がぶつかる。心がお腹の奥から絞り出すような声を出した。彼女のツインテールをほどいた。サラサラの髪の毛を撫でて、頭皮に鼻を着けて直接匂いを嗅いだ。トリートメントの匂いが汗と混じっていた
寝バックで心と繋がる。上から乗っかって、彼女を押さえつけて、抱き締めて、抱く。ピストン運動の度にぱちゅ、ぱちゅと愛液があふれ、肉と肉がぶつかるおとが聞こえる
「心っ、心……!」
心はシーツを掴んで、快感に必死に耐えているようにも見えた。俺はその手をほどいて、指を絡ませた。汗で滲んだ手のひらが境界も分からなくなるほどに結ばれる
「あぁっ♡ ん♡ やんっ♡ んんぁ♡ はぁっ♡♡ ぷろでゅーさー♡♡ ぷろでゅーさー♡♡♡」
僕の舌で、彼女が身体を痙攣させる。段々と意味のある言葉を発さなくなって、呂律も覚束ないまま、喘ぎ声を繰り返す
心を自分の思うとおりに、好きな様に抱き締める。彼女を観る。佐藤心を見つめる
金色の髪の毛も、真っ赤になった耳も。エプロンから零れ出たおっぱいも、細くしなやかな腕も、白い肌も、大きなお尻も、瞳も、乳首も、声も、見せてくれない表情も、彼女の全てが可愛くて、愛おしく思う
ナカはいっそう締め付け、射精を煽る。ピストンで差し込まれたペニスを強く膣壁の全部が抱き締める
「心、イきます、心……!」
心は快感から身体をのけぞろうとする。それを押さえつけて、彼女のナカで果てた。奥までグリグリとペニスを入れ込んで、ゴム越しの射精をする。ビク、ビクとペニスが跳ねる度に精液は吐き出される。膣はそれを残さず搾り取ろうと締め付けてきた
最後まで射精をしたあと、ゆっくりとペニスを引き抜く。そのままベッドになだれ寝転ぶ。横に心の顔があった。汗で頬に髪の毛が張り付いていた
髪の毛を掻き分けて、彼女の表情と向き合う。親指で唇を撫でた後、顔を近づけて啄むような軽いキスをした。
今日はもうこれ以上セックス出来ないだろう。三回もしてしまったし、心も体力的にキツイだろし。冷静にそんなことを考えながら、彼女の熱の籠もった肌に触れる。撫でて、彼女と触れ合う。
撫でている手へ、心が手を重ねた。暖かかった。そんなよくあるような事に年甲斐もなくときめいて、吐く動画少し早くなった
ここまでです、つづきはまた
しゅがははサドでありマゾ(確信)
すいません
「吐く動画」→「拍動が」です
盛大に誤字って申し訳ありません
何かと思ったらそんな誤変換を……
最後の更新です
◆◇◆
親子丼は美味しく出来た。自信作だった。心も美味しいと言ってくれた
心が帰って行った今、部屋がとても広く感じられる。ずっと一人暮らしをして一人には慣れていたのに、心がいて、いなくなってという過程を経ることで、裸エプロンの裾をまくるアレじゃないけど、寂しさが大きくなったような気がする
『また明日事務所でな☆』
そう言って見送ったのはついさっきなのに、早く明日にならないかと、クリスマスイブの子どもみたいな事を想った
洗って天日干ししたシーツからは柔軟剤の匂いがする。寝返りを意味も無く打って、ベッドの広さを思い知る。
仕事のメールが届いていないか確認しよう。そう思ってスマホを取りだした。するとちょうど良いタイミングで心からラインがきた。無事に家に着いたそうだ
俺は分かったと伝え、心に明日の予定を共有しようとした。その時だった
『これ今日のヤツ』
淡泊な一文と共に、写真が数枚送られてきた。心の自撮り写真。裸エプロンで、今寝ているベッドの上で撮影された写真。
「……っ!」
唾を呑んだ。エプロンをはだけさせ、乳房を露出させているものもあれば、お尻を強調したもの、構図も違えば見せるところもちがう写真が多くあった
買い出しから帰って、心が寝室から出てきたのを少し不思議に思っていたが、こういうことだったのか。写真を撮ってて、俺が帰ってきて、そのまま出迎えたって感じだったんだ
「……」
シーツは違えど、今まさに俺がいるこのベッドの上で撮影された写真だと思うと、再び劣情に襲われてしまう。
既読はもう付いてしまった。考えを短い時間で纏め、心に返信した
◆◇◆
シャワーを浴びて、スキンケアを済ませて、アイツに隠れて撮った写真を送った。いつもは既読が付いたら早めに返してくれるのに、悩んでいるのか遅め。効果てきめん? だったら嬉しい。恥ずかしいけど撮って送った甲斐があった
ごろんとベッドに寝転ぶ。ムラムラしてきた。なんかプロデューサーとセックスしてから、性欲がすごい湧くようになった気がする
「……」
プロデューサー。プロデューサー。アイドルである以上、絶対に結ばれてはいけない人。それは分かっている。わかっているんだけど、どうしても。お家の中とか、ラブホテルの廊下だけじゃなくて、二人で手を繋いで歩いたり、変装せずに遊園地に行って思いっきり楽しんだりとかしたい
けど、はぁとはしゅがーはぁとだから。アイツがアイドルにしてくれて、しゅがーはぁとでいられるから。そういうわがままは口にしないようにしている。いや、肉体関係を持ってるくせに今更過ぎるだろって自分でも思うけど
―
前に『どうしてしゅがーはぁとって呼ばないの?』聞いたことがある。訊かれたら、プロデューサーは照れくさそうに頭を掻いて、
『俺はしゅがーはぁとのあなたも好きですけど、その、やっぱり、佐藤心のあなたが好きなんですよ』
と言った
『アイドルのあなたも、アイドルじゃないときのあなたも、好きなんです。しゅがーはぁとって呼びたくないわけじゃないんですけど……それ以上に、心と呼びたいんです』
ちゃんとプロデューサーの口からそれを聞いたとき、顔がめちゃくちゃ熱くなった。否定的な感情とは真逆の理由がそこにあった。嬉しかった
でも、はぁとの方はまだ彼のことを『プロデューサー』としか呼べない。アイドルとプロデューサーでいられるためにそうしているけど、いつかこっちも彼の事を名前で呼ぶべきだと思う。彼が踏み込んでくるなら、こっちも歩み寄るべきだから
アイドルが終わった後も、人生は続くわけだし。
スマホに返信が届く。喜んでくれたみたいだった。けど、リベンジポルノとかあるからこういうのはしない方が良いとも言われた。そんなの絶対にしない相手だから送ったのに
変な気遣いと、真面目なところ。『する』時と『される』時みたいな二つの違う側面。それが見えて、プロデューサーのことを深く知れて、また好きな気持ちが大きくなった
心臓が、心地の良い脈を打つ。またからかうようなラインを送った。画面の向こうでどう言う顔をしているんだろう。
好きな人への思いをまた重ねて、ベッドの上に寝転ぶ。また明日会えるのが楽しみになった
ここまでです、ありがとうございました
佐藤心、好きだ…………
おつ
佐藤ってパッションで一番家庭的じゃん?
そのくせえろいんだからやばいよね
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