絵里「くるみ」【ラブライブ】(18)
名曲×ラブライブSSです。オリジナル設定ご容赦ください。では参ります
ねぇみんな・・・・
【この町の景色は貴女たちの目にはどう映るの?】
【今の私はどう見えるの?】
~某大学・6月~
生徒E「ねぇ絢瀬さん」
絵里「何かしら?」
生徒E「もしかしたらだけど・・・スクールアイドルやってた?」
絵里「え?・・・ええそうよ」
生徒E「やっぱり!スゴイずっとファンだったんだ」キラキラ
絵里「そ、そうなの、あ、ありがとう」
生徒E「ねぇ、アイドル時代のこと聞かせて」キラキラ
絵里「う、うん」
ねぇみんな・・・
【誰かの優しさも皮肉に聞こえてしまうの】
【そんな時は、どうしたらいい?】
絵里「はぁ・・・」
~音ノ木坂学園~
絵里「どうして来ちゃったのかしら」
絵里「みんな元気にしてるかしら」
~部室~
絵里「いないわよね・・・当然」
~生徒会室~
絵里「ここにもいない」
絵里「・・・じゃあ【あそこね】」
絵里「・・・」
あの日々は私にとって・・・ううん、私たちにとってかけがえのない時間だった
つい去年のことなのにやけに昔のように思える
【良かったことだけ思い出してやけに年老いた気になる】
~屋上扉~
絵里「ここよね」グッ
ガチャ
ブワッ
絵里「!?」
海未「ステップが遅れていますよ!」
新入生たち「はい!!」
花陽「ここはねこうして・・・」
新入生「なるほど」
穂乃果「雪穂~もしかしてバテた?」ニヤニヤ
雪穂「そ・・んなわけ・・・ないでしょ」ゼェゼェ
凜「肩で息してるね」
真姫「あんまり無理しちゃダメよ」
亜里紗「ハラショー」
ことり「あれ?」
海未「ん?」
花陽「え?」
凜「にゃ?」
真姫「?」
穂乃果「あ、絵里ちゃん!!」
絵里「え、ええみんな・・・久しぶり」
亜里紗「お姉ちゃん!」
雪穂「こ、こんにちは」
新入生たち「こんにちはー!!」
絵里「こ、こんにちは」
海未「随分、久しぶりですね」
絵里「そ、そうね2ヶ月くらいかしら」
凜「どうしたの?なんか変だよ?」
絵里「そ、そうかしら」
真姫「ええ、なんかぎこちないっていうか」
絵里「き、気のせいよ」
ことり「そう?なら良かったよ」
花陽「あ、みんな休憩しても大丈夫ですよ!」
新入生たち「はーい」
穂乃果「それでそれでどう大学は?」
絵里「そ、そうね、概ね順調かしら?友達もできたし」
穂乃果「へぇーすごいな、ああそうだ!合コンは合コン!」
絵里「え?いいえまだだけど」
海未「穂乃果・・・全く」
真姫「ごめんなさいね、穂乃果は大学生はみんな合コンしてると思ってるのよ」
絵里「そうなの?(確かに周りの子たちがそんな話していたような)」
ことり「でも偶には・・・ね」
凜「もう、ことりちゃんまで」
花陽「ピャー、大人です///」
絵里「あはは」
絵里「それよりそっちはどう?」
穂乃果「うん順調だよ。今新しいフォーメーションを試してるんだ」
絵里「す、凄いわね、部員も私たちの頃に比べてかなり増えてるし」
海未「そうですね、にこがいれば泣いて喜びますよ」
絵里「フフフ、そうね」
凜「さてと」スクッ
海未「休憩はこの位にして・・・みなさん始めますよ!」
新入生たち「はい!」
穂乃果「みんな、ファイトだよ!」
新入生たち「はい!!」
絵里「・・・」
穂乃果「そうだ絵里ちゃんにフォーメーションについて意見をもらおうよ」
海未「いいですね。いかがですか?」
絵里「・・・ごめんなさいね。ちょっと用事ができたからこれで失礼するわ」
ことり「そうなんだ・・・」
絵里「ええ、みんな頑張ってね」
新入生たち「ありがとうございます」
絵里「」スタスタ
バタン
真姫「エリー何かあったのかしら?」
絵里「・・・」
穂乃果たち最上級生として立派にやっている
真姫たちも上級生として後輩の指導もしている
あの頃は、みんなあどけなく子供だと思ってたのだけれど
絵里「立派に成長したのね」
どこか誇らしくもあり寂しくもある
みんなそれぞれの道を歩んでいる
【引き返しちゃいけないよね・・・進もう】
絵里「私の道を」
そう思った初・・・
生徒E「あれ?絢瀬さん?」
絵里「え?貴女は」クルッ
生徒E「やっぱり!何してるの?」スタスタ
絵里「と、特に何も」
生徒E「そうなんだ、あ、じゃあ今暇かな?」
絵里「え?ええ」
生徒E「実はね、今わたしと数人でサークルを作ろうと思って」
絵里「サークル?部活のようなものかしら?」
生徒E「うん、それでね絢瀬さんに入って貰いたいんだ」
絵里「え!?」
生徒E「いこ」グィ
絵里「ちょっと(力つよ!?振りほどけない)」
絵里「サ、サークルってどんなものなの」
生徒E「う~んとね【アイドル同好会】」
絵里「え!?」
生徒E「今はね【読モっていうモデルさん】の子と【おっとりマイペース】な子がいるんだ」
絵里「そうなの(大丈夫なの!?そのメンバー)」
生徒E「あ」
絵里「な、何?」ビクッ
生徒E「そういえば、絢瀬さんはどこかサークルに入ってるのかな?」
絵里「え?いいえ特には(ていうか今更確認なの!?この子ちょっと天然ね)」
生徒E「良かった。じゃあ大丈夫だね♪」
絵里「(なにが!?)」
絵里「(よく見るとこの子結構・・・その恵体よね。胸とか)」
絵里「ねぇ」
恵体の子「うん?」
絵里「貴女・・・その【外国の?】」
恵体の子「うん、【スイスから来たんだ】よろしくね♪」
絵里「ええ、よろしく」
恵体「フフフ♪あ、着いたよ」
オンボロ教室「」ドヨーン
絵里「ハラショー・・・」
恵体の子「えへへ♪ごめんねこんな所しか用意できなかったんだ」
絵里「・・・」
恵体の子「絢瀬さん?」
【どんなことが起こるんだろう】
この扉の先には何が待っているのだろう
強引に無理やりに、ここまで連れてこられたけど
今の私はそんなことよりも好奇心?の方が勝っていた
穂乃果たちも最初はこんな感じだったのかしら?
今度は私の番・・・でいいのよね
絵里「」スッ
ガチャ!!
フワッ
読モの子「あら、お帰りな・・・?その人は?」
おっとりマイペースな子「ん~どこかで見たことがあるな~」
恵体の子「うん!紹介するね♪この人は・・・」
【新しい私がここから始まる。そう感じた初夏のことだった】
~終わり~
以上になります。今回参考にしたのはMr.Childrenの「くるみ」でした。絵里ちゃん、お誕生日おめでとうございます!では!
乙
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