ウルトラマンZとゴジラシリーズ(アニゴジ)の二次創作です。
別スレ「安価でロボット戦争」で出たキングジョーとメカゴジラとの戦いの派生版
※注意事項
・キャラ崩壊・キャラ違いがあります。
・原作とは異なる部分があります。
・基本差別はしませんが、原作やキャラへのアンチは基本禁止!
・たまに他のキャラや他作品ネタも出ます。
上記のことは認めないという方はバック推奨。
また、上記のことはok、もしくは「ここを付け加えれば面白く出来るんじゃないか?」って方は読み進めても大丈夫です
注意事項追加:更新は亀推定
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【福島県:大熊町 山奥】
山奥の空に亀裂が現れ、そこに銀色の物体が落ちてきた。
その銀色の物体から同じ色の液体が垂れ出て、周囲の物をことごとく同化していった。
そんな銀色の物体の近くに倒れていた人物が立ち上がった
ガルグ「うぅぅ・・・ここはどこだ?あのゴジラモドキの森とは違うみたいだが・・・」
彼の名はムルエル・ガルグ。異星人種族ビルサルド出身の技術官である。
ガルグは今の状況を確認しながら、銀色の物体の様子を確認する。
ガルグ「よし、なんとか大丈夫そうだ。俺は確か・・センターの爆発に巻き込まれて・・・」
ガルグは思い出す。あの時「GODZILLA -決戦機動増殖都市-」参照:ゴジラの超高熱波によってピンチに陥り・・
ヴァルチャーを予備のプロープ代わりにしてゴジラに特攻させる作戦を実行しようとした矢先に、ハルオにコントロールセンターを撃ち抜かれた事を・・
ガルグ「ハルオめぇ・・あんな地球人のためにゴジラを倒す唯一の手段を踏みにじりやがって!!やっぱり地球人は信用に値しなかったか!!」
ガルグ「しかし、ナノメタルが無事な事と私が生きているとなると・・俺は助かったのか?ならば、このナノメタルを再び増殖させ・・今一度地球人共を・・」
ガルグは決意を固めた。ゴジラを一歩手前で作戦を駄目にしたハルオを、地球人に復讐をするという事を・・
?「不思議なことがあるんだな・・・時空の裂け目とは・・・」
ガルグ「誰だ!?隠れていないで出てこい!!」
カブラギ「・・俺は地球人の身体を借りているだけで、人格はお前らと同じ宇宙人だ・・安心しろ・・敵じゃない・・」
草むらから出てきたのはカブラギ シンヤという男であり、寄生生物セレブロに寄生され、それが主人格となっている「怪研」の男である
ガルグ「他の人型種族に寄生する種族か?そんな種族は見たことがない・・・」
カブラギ「見たことがないのはこっちも同じ・・・お前、俺に知らない宇宙から来た者だな?宇宙人同士、お互いに情報交換をしようじゃないか?」
ガルグ「確かに・・・ここは地球と同じ環境のようだが、明らかに違う感じがする・・・良いだろう、話ぐらいはさせてもらおう。」
カブラギはガルグをインナースペースに連れていき、お互いにどこから来たかを、ここはどんな世界なのかを情報を共有した。
ガルグ「なるほど・・この宇宙には怪獣は存在するが、ゴジラが存在せず、ウルトラマンという巨人が存在するというのか・・・」
カブラギ「そうだ・・・お前は時空の裂け目から現れた。お前の世界で何かが起こって、こっちに来たんだろう・・」
ガルグ「そうか。おそらく俺が巻き込まれた爆発が歪みを生み、そこから俺とナノメタルのコンピューターごとこちらの世界に跳ばされたんだろう・・」
カブラギ「ナノメタル・・・あの地域を浸食していたヤツか・・・」
ガルグ「目立つというなら動かすことも出来る。今、地球人に俺とナノメタルの存在を悟られるわけにも行かないからな・・」
カブラギ「そうか・・・ならば、一つ取引をしようじゃないか・・・?」
ガルグ「取引だと?」
カブラギ「お前のナノメタルの増殖を促進させる物、俺は知っている・・・」
ガルグ「なんだと⁉確かにナノメタルの増殖には、ある程度の時間が必要になるが・・それがあればすぐにでも・・・」
カブラギ「それと、お前には無い技術を加えれば・・・お前はゴジラと同等・・・いや、それ以上の力を得られる・・・」
ガルグ「ゴジラを越える力だと・・・ならば、それを対価に俺に何を望む?」
カブラギ「お前が増殖させたナノメタルの半分をくれ。それと邪魔なウルトラマンを倒す事。それを受け入れれば、お互いにキレテ・カレカレータ(いい気分)。」
ガルグ「ナノメタルの半分を渡すのとウルトラマンの討伐かぁ・・・良いだろう。その取引、受けてやろうじゃないか!」
ガルグ「(もし裏切るような事があれば、奴(カブラギ)共々ナノメタルと同化させるまでだ!)」
カブラギ「コシ・カレカレータ(それで良い)。取引成立だ・・・」
カブラギとガルグは取引成立として互いに握手をする。
数日後、【ストレイジ統合基地】にて
ユカ「はぁ・・・暇ねぇ・・・」
ハルキ「153・・154・・155・・・」腕立て伏せ
ヨウコ「ハルキ君、休憩時間でも筋トレ頑張っているねぇ・・・」
ハルキ「なに、いつどこで強力な怪獣に対応出来るように体力をつけなければっと‼」
ヨウコ「そうね・・あんたがそれで良いなら気にしないわ。」
ユカ「ヘビケラ隊長、何やっているのですか?」
ヘビケラ「あぁ、シンフォギアXDだ。」
ヘビケラがやってるゲームは「戦姫絶唱シンフォギアXD」というスマホゲームだ。
ヘビケラ「なぁハルキ。ひとつ聞きたいんだが・・・」
ハルキ「な、何ですか急に?」
ヘビケラ「お前、もしも雪音クリスと月読調に求婚を迫られたら、誰を嫁にするのか?」
ハルキ「さぁ・・・俺、そういうの興味無いですから・・・」
ヘビケラ「・・・・・・そうか。」
ヨウコ「それ、女子の前で言うことかな・・・・・・」
ウゥーウゥーウゥー!!(警報音)
アナウンス「千葉県京葉道路にて、謎の障害物が出現したと通報!ストレイジに応援要請あり!!」
ヘビケラ「おっと、休憩は終わりだ!ハルキ、ウィンダムで対処に行け‼」
ハルキ「オッス‼行ってきます。」
ハルキはウィンダムを操縦し、謎の障害物が出た京葉道路へ向かう。
【京葉道路 花輪IC付近】
アナウンス「ウィンダム、着陸します。ご注意ください!」
ハルキ「さてと、問題の障害物は・・・・って、なんだこれは?」
ハルキが見たのは、空いた穴の中心にポツンと立つ銀色の古代怪獣ゴメスの像?だった
【ストレイジ司令部】
ユカ「ハルキ隊員から送られてきた映像がこちらです。なんか良くできたゴメスの銀像ですね。」
ヘビケラ「ハルキ、言っておくがその銀像にはまだ手を出すな。」
ハルキ(通信)「えっ、何でですか?」
ヘビケラ「実は、SNSに興味深い映像があってなぁ・・・」
SNSの映像
ゴメス「ギャオオ~ーー!!」
ゴメスが京葉道路から飛び出してくるが・・・
ゴメス「ギャ、ギャオオ~~⁉」
突然、ゴメスの身体が銀色の物体に包まれ、銀像にされてしまう。
ヨウコ「これはいったい⁉」
ヘビケラ「原因は不明だが、この怪獣は何かに脅えて地上に出たところ、その何かに捕まって銀像に作り替えられた可能性が高い。」
ハルキ(通信)「では、あの怪獣を銀像にしたその何かがまだ近くにいるってことですか?」
ヘビケラ「あぁ。現場から150メートルぐらいの封鎖を徹底的にやり、周辺区域の調査をやる。良いな?」
ハルキ(通信)「オッス‼」
再び京葉道路付近
ハルキ「さて、その何かが何なのか・・犯人を探し出さないとなぁ・・・・・・ン?」
ガルグ「・・・・・・・・・」
ハルキ「すみません。ここは今、立ち入り禁止区域に設定されているのですが・・・」
ガルグ「わかっているさ・・・君の事を待っていたんだよ。ナツカワ・ハルキ・・・・イヤ」
ガルグ「ウルトラマンZ!!」
ハルキ「!?。なんでオレとゼットさんの事を知っているのですか!?」
ガルグ「知りたいなら教えてやろう・・俺はブラックホール第3惑星人「ビルサルド」の1人、ムルエル・ガルグと言う者だ。」
ガルグ「俺は数日前に時空の裂け目から遭難する形でこの平行宇宙からやってきた。そして君と君たちの世界を知り、ある目的のために君たちの世界の生命体共々、俺の持つナノメタルの増殖素材に使わせてもらってる。」
ハルキ「増殖素材!?なら、あのゴメスはあんたの仕業だったのか!!なんでこんなことをするんだ!!」
ガルグ「なんてことだと・・フフフ、君は怪獣に対して情けをかけてるつもりなんだな・・・だが俺は違う!!」
ガルグ「我々の世界では、怪獣とは常に人型種族の存在を脅かす害悪であり、殲滅すべき悪なのだ。」
ハルキ「何!?」
ガルグ「怪獣とは、人の手で決して倒せないからこそ怪獣と呼ばれる。怪獣を打ち勝つと言うことは、人を超えた存在になるという意味でもある。」
ガルグ「現にハルキ、お前はウルトラマンと一体化する事でいくつもの怪獣を倒してきた。ゆえにハルキも、お前についているウルトラマンでさえも、人ならざる者だと言うことだ!!」
ハルキ「・・・・・・・・」
ガルグ「どうした?図星を突かれて怖じ気づいたか?」
ハルキ「違う!!あんたの言うことには、一理ある部分がある・・・でも!!」
ハルキ「俺やゼットさん、それにウルトラマン達は、あんたが思うような人ならざる者とは違う!!」
ガルグ「グゥゥ・・・・」
ガルグは思った。ハルキのあの態度を見ていると、ハルオの事を思い出すと・・・
ガルグ「そうかい・・・ならば、お前達地球人諸共ナノメタルの餌にし、この地球をビルサルドの新たな故郷に作り変えてやる!!」
ガルグ「来い、話が最強最善の兵器・・・メカゴジラよ!!」
ガルグが号令すると同時に穴にあったゴメスの銀像が崩れ落ち、そこから再構築され、怪獣のような機械が現れた。
メカゴジラ「ギュウィィィィ~~~!!(金属音)」
https://www.pixiv.net/artworks/83594525
決戦機動増殖機獣
メカゴジラ
【ストレイジ司令部】
アナウンス「花輪地区にて、機械生命体の怪獣出現!!」
ユカ「何アレ・・・なんかメカメカしくて格好いいかも!!」
ヨウコ「言ってる場合!?隊長、これって・・・」
ヘビケラ「あぁ・・おそらくアレがゴメスを殺った「なにか」に間違いない。」
ヘビケラ「イナバさ~~ん、キングジョーは?」
イナバ「ちょうど装甲のプチ強化が終わった所だ!すぐにでも出れるよ!!」
ヘビケラ「良し!!ヨウコ、キングジョーを出す!出撃準備だ!!」
ヨウコ「了解!!」
ヨウコは直ぐさまにキングジョー ストレイジカスタムに乗り込み、準備を進める
AI「フォースゲート、オープン!!」
ヨウコ「キングジョー ストレイジカスタム、発進!!」
キングジョー ストレイジカスタムは空高く飛び、現場に向かった。
その頃、メカゴジラが出現した花輪では・・・
ハルキ「なんだ・・・あのロボットは?」
ガルグ「メカゴジラ。我らビルサルドが開発した自律思考金属体「ナノメタル」で構築させた究極の対怪獣兵器だ!!」
ハルキ「対怪獣兵器・・・・それを使って、どうするつもりだ!?」
ガルグ「メカゴジラに付いているナノメタルが辺り一面を浸食し、メカゴジラの一部に作り変えるのさ!!」
ガルグ「(本来、メカゴジラシティでも二万年は掛るほど、増殖が遅い方だが・・「デビルスプリンター」とか言ったなぁ・・・これがナノメタルの増殖機能を格段に上昇させてくれた。)」
ガルグ「(おかげで数日でメカゴジラを再構築させることが出来た!)俺はこのメカゴジラで、お前達の世界を征服し・・・我らビルサルドの第2の故郷としてくれる!!」
ハルキ「そんな事、俺が許すはずがないだろ!!」
ガルグ「そうと思ってた!だが・・・今、お前をウルトラマンに変身させる訳にはいかない!!殺れ!」
そうガルグはメカゴジラに命令し、ブレードランチャーでハルキに攻撃する
ハルキ「うわぁぁぁ~~~~!?」退避する
その隙にガルグは、メカゴジラに乗り込んで、コックピットから手動操作に切り替える
ガルグ「さぁ・・・我らビルサルドの復讐を始めようじゃないか。覚悟しろ、地球人共よ・・・・」
そうガルグが志している時に、キングジョー ストレイジカスタムが到着する
ハルキ「キングジョー・・・ヨウコ先輩!!」
ヨウコ(通信)「ハルキ隊員、大丈夫か?」
ハルキ「オッス、俺は大丈夫です!それよりもあのロボット怪獣、辺りを奴らの好きな鉄に変えているんですよ!!」
ヨウコ(通信)「なんですって!?」
ユカ(通信)「ハルキ隊員の言うとおり・・・あのロボットの周辺が未知の金属に浸食されてて、しかもそれがさらに拡大している!!」
ヘビケラ(通信)「メカゴジラというロボットを放っておけば、奴らのテリトリーが増すばかりだ!ヨウコ、必ず阻止するんだ!!」
ヨウコ「了解!!私だって・・ゼット様に頼られるだけじゃないことを見せてやるんだから!!行くよ、キングジョー!!」
キングジョー ストレイジカスタムが、メカゴジラの前に向かい立つ
ガルグ「我らに楯突く気か、ストレイジよ・・・良いだろう、まずはお前達からナノメタルの糧とさせてもらおうか!!」
ガルグもまた、メカゴジラを操縦し、武器を生成しながらキングジョーに向かって走り出す。
ガルグ「MGマシンガン!!」ズガガガガ!!
ヨウコ「なんの、ペダニウムハンマー!」ブゥン!
マシンガンの攻撃を耐えながら、ペダニウムハンマーでメカゴジラを叩く
ガルグ「そんなの効かんなぁ・・・MGバルカンキャノン、発射!!」バンバンバン!
メカゴジラのMGバルカンキャノンが至近距離からキングジョーめがけて撃たれた
ヨウコ「ウァァァ~~~~~~!?」
ガルグ「ナノメタル・ブレード!!」ジャキーン!!
ヨウコ「やったなぁ~~!!キングジョー、セパレートモード!!」
AI「キングジョー ストレイジカスタム、セパレートモード。」
メカゴジラのナノメタル・ブレードがキングジョーに斬りかかる直前に、セパレートモードになって分離するキングジョー
ガルグ「な!?分離しただと・・・・」
ヨウコ「今度はこっちの番よ!ヘッドファイター、ペダニウム誘導弾・・・発射!!」バシュッ!バシュッ!
ヘッドファイターがメカゴジラの後ろからペダニウム誘導弾を撃ち込む
ガルグ「グゥゥ!?あのロボットめぇ・・・分離しながら攻撃できるのか!!」
ヨウコ「ブレストタンク、750ミリ榴弾砲・・・発射!!」バギュン、バキュン!
左側面からブレストタンクが放つ750ミリ榴弾が、メカゴジラに直撃する
ガルグ「グォォォォ~~!?おのれぇ・・・メタリカルミサイル、発射!!」バシュッ、バシュッ!
メカゴジラも負けじとメタリカルミサイルを放ち、ヘッドファイターとブレストタンクに攻撃する
ヨウコ「ファイター、タンク、回避!! キャリアー、アタック!」
ヘッドファイターとブレストタンクがミサイルの攻撃を避け、レッグキャリアーがメカゴジラの脚部に体当たりをする
ガルグ「チィ・・・メカゴジラを甘く見るなよ、分裂やろうガァ!!」
メカゴジラの下にあるナノメタルの地面から杭を生成し、突き刺すようにレッグキャリアーに襲いかかる
ヨウコ「何アレ、地面から杭が・・・・」
ヘビケラ(通信)「不味い、キャリアーを回収しろ!!」
ヨウコ「りょ、了解!!」
ナノメタルの杭がレッグキャリアーに当たる前に跳ばして回収する
ヘビケラ「危なかった・・・あれが刺さった時点でレッグキャリアーもあの金属に取り込まれていたかもしれん」
ヨウコ(通信)「そうだったんですか・・・その厄介な金属がメカゴジラの力となっているなんて・・・」
ヘビケラ「現在時点のあの金属の浸食率は?」
AI「半径2キロ近く、68%の浸食が確認されてます。」
ヘビケラ「不味いなぁ・・・このまま長期戦になれば、辺りがあの金属だらけになって、一切の攻撃が出来なくなるぞ!!」
ユカ「隊長、メカゴジラの頭部に何かしらの信号を受信!おそらくそこから金属に命令を受信してるんでしょう・・・」
ヘビケラ「聞いたかヨウコ?メカゴジラの頭部が恐らく金属の司令塔だ!そこをすぐに破壊して、辺りの浸食を止めろ!!」
ヨウコ(通信)「なら・・タンクモードになって敵を迎撃しつつ、そこにペダニウム粒子砲を撃ち込みます!!」
ヨウコ「よし、キングジョー タンクモードに移行!!」ガチャリ
AI「キングジョー ストレイジカスタム、タンクモード。」
分離した4機が合体して、キングジョーはタンクモードに変形する
キングジョーVSメカゴジラの戦いから少し離れた場所 ウィンダムが置いてある場所
ハルキ「キングジョーVSメカゴジラかぁ・・・・スゴい戦いだな・・・」遠くから見る
ハルキ「・・・ううーん、いけない!早くウィンダムに乗り込んで、ヨウコ先輩を援護しないと!!」
そう言いながら、ハルキはウィンダムに乗り込み キングジョーの援護に向かおうとする
ヨウコ「タンクモード、移行完了!全兵装、一斉発射!!」
ジュババババーン、バシューン、バキューン!!
キングジョー タンクモードから発射された弾頭全てが、メカゴジラに命中する
ガルグ「ヌグぐぐ・・・やってくれるじゃないか、地球人の分際で・・・・・」
ガルグ「ならば、こちらも切り札を使わせてもらおうじゃないか!!」
メカゴジラの上半身が変形し、キングジョーに向けて、レールガン発射砲を発射するような態勢を取る
ヨウコ「来るか!ならばこっちも!!」サーチャーをかける
キングジョーの主砲がメカゴジラに向けられ、エネルギーをチャージする
ガルグ「収束中性子砲・・・発射!!」バキュゥゥーーーん!!
ヨウコ「ペダニウム粒子砲・・・発射!!」バきゅぅぅぅーーーん!!
収束中性子砲とペダニウム粒子砲、二つのビーム光線がぶつかり合い・・・・
ガシュン!!ドカァァーーン!!
二つのビームが左後ろにそれ、地面に当たって大爆発を起こす
ガルグ「相打ちかぁ・・・中々のものじゃないか、地球人にしては。」
ヨウコ「ペダニウム粒子砲と互角・・・でも、私は絶対に・・・・!?」
その時、収束中性子砲とペダニウム粒子砲が着弾した地点に時空の歪みが発生し、裂け目が出てくる
ハルキ「あれは・・・あの攻撃が歪みを生み出したのか?」ウィンダムから見てる
バリバリバリ、ドゴォォ~~~ん!!
裂け目から地響きと共に現れたのは・・・・
ゴジラ「・・・・」 【BGM:ゴジラのテーマ】
ハルキ「怪獣が・・出てきた・・・・」驚愕
ヨウコ「怪獣と言うより・・・・」
ガルグ「どういう偶然なんだ・・・?確かにアレは!!」武者震い
ゴジラ「・・・・ギャオォォォォ~~~~!!」ゴジラの咆哮
【ストレイジでは】
クリヤマ「アイエェェ~~~~!?ゴジラッ、ゴジラッ!ゴジラナンデェェ!?」発狂
イナバ「ゴ・・・ゴジラ・・・・!?」ガクブル
ユカ「マジなの・・・本物のゴジラなの、これ!?」眼がキラキラ
ヘビケラ「ゴジラだと・・・冗談だろ・・・」冷や汗
ストレイジは、突然のゴジラ出現に混乱を隠せなかった
ハルキ(通信)「隊長、あの怪獣はなんなんですかぁ?」
ヘビケラ「ハルキ・・・・ウィンダムと一緒にその場から退避しろ・・・」
ハルキ(通信)「逃げろって言うのですか!?まだあそこにはまだヨウコ先輩が・・・・」
ヘビケラ「やめるんだ!!お前らじゃ勝てるわけがない!!あいつは、並大抵の兵器では死なんヤツなんだぞ!!」
ハルキ(通信)「ど、どうしたんですか隊長・・・・?」
ヘビケラ「・・・・・・・・・・」
ヘビケラ(ジャグラス・ジャグラー)「(ゴジラだと・・・・O-50に居た時代、俺とガイは「怪獣の中でも、『完全生命体イフ』と『ゴジラ』だけは手に負えないから戦うな!」っと教えられてきたが・・・まさか、ゴジラがこの世界に現れるなんて・・・)」
ヘビケラ(ジャグラス・ジャグラー)はO-50に居た時に教えられたゴジラのことを思い出しながら、これからどうするかを考えていた
クリヤマ「こ・・・殺される・・・・みんな、殺される!ゴジラに・・・」頭を抱えながら
ユカ「ハルキ君・・・ゴジラはウィンダムじゃ絶対倒せないと隊長が思っているからその場を離れてって事かも。だから・・・」
ハルキ(通信)「し、しかし・・・・」
現在:花輪地区
ゴジラ「グルルルル・・・・」メカゴジラを見つめる
ガルグ「ゴジラめぇ・・・どういう理由かは知らんが、こんな世界まで追ってくるなんてなぁ・・・・だがしかし、これは好都合だ!!」
ガルグ「ゴジラ!!あの時は地球人の裏切りによって仕留められなかったが、今度こそお前を我らのナノメタルで頬むってくれる!!」
ガルグはゴジラに向かってメカゴジラを動かし、地面のナノメタルを回収しながら武器の生成と補充をする
ガルグ「ナノメタル・ブレード!!」ジャキーン!!
メカゴジラのナノメタル・ブレードがゴジラの首元に斬りかかるが、ゴジラの皮膚が硬くて深く斬れなかった。
ゴジラ「・・・・・(噛みつき)」ガシン!
ゴジラはナノメタル・ブレードをモロともせず、メカゴジラの頭部に噛みつく
ガルグ「のワァ!?くそ、MGバルカンキャノン!!」バンバンバン!
ゴジラ「グゥゥゥ~~・・・(噛み続けてる)」ガジガジ
ガルグ「簡単にはいかないかぁ・・・・ならば、メタリカルミサイル、発射!!」バシュッ、バシュッ!
ドガーン!ドカーン!!
ゴジラ「ギヤァァァァオォォォ~~~!!」離す
ガルグ「良し、これでも喰らえ!!テイル・ブロー!!」ジャキン、ギュイィィィ~~ン!!
ゴジラがひるんだ隙を付くように、メカゴジラのしっぽであるテイル・ブローにパワーを込め、それをゴジラに当てる
ガシュン!!
ゴジラ「ギヤァァァァ~~~!!」咆哮
ガルグ「まだだ!!ナノメタル・ブレード!!」ジャキン!!
ガシュン、グサリ!!
ゴジラ「ぎゃぁぁぁ~~~~!!」
ゴジラは胸に刺さったナノメタル・ブレードをへし折り、メカゴジラを体当たりで押し倒す
ガルグ「ヌアァァ!?やろう・・・・」
ゴジラ「オォォォ~~~!!」しっぽで攻撃
ガルグ「チィ!!」ブーストで回避行動
ハルキ「なにがどうなっているんですか・・・?」
ヨウコ「あの怪獣と互角に戦ってるなんて・・・私たちを差し置いて・・・」
ゴジラとメカゴジラの戦いの前に、ただ立ち尽くすだけのキングジョーストレイジカスタムとウィンダム
ガルグ「やってくれるじゃないか、ゴジラ。お返しにこれをくれてやる・・・・」
キングジョーに放った収束中性子砲を放つ体勢を取るメカゴジラ
ガルグ「とっておきだ、ゴジラ!!収束中性子砲・・・発射!!」バキュゥゥ~~ン!!
ゴジラ「!!!!!!!?」
メカゴジラが放った収束中性子砲がゴジラに直撃し、周辺には爆炎と黒煙が上がっていた
ヨウコ「やったの?」
ハルキ「だと良いんですが・・・・」
ヘビケラ(通信)「いいや・・こんなんじゃ、そう簡単にゴジラは倒れたりはしない・・・」
ヘビケラが言ったように、黒煙からゴジラが現れ、背びれが電気を帯びて光り出した
ガルグ「来るか!!エネルギー緩衝層、散布開始!!」プシャァァ~~
メカゴジラの周辺にナノメタルの霧が発生し、ゴジラの背びれが輝きを増したその時!
ゴジラ「!!!!」熱線、発射!!
ゴジラが放つ熱線がメカゴジラに向けて発射されたが・・・
バキィィ~~~ン!!(はじく音)
ゴジラの熱線が頒布されたナノメタルの霧によってはじかれ、拡散しながら熱線が別の所へ飛んでいく
永田町 国会議事堂 衆議院では
麻生太郎「なんかさぁ、千葉研にゴジラが現れたって聞いているんだけどさぁ・・・」
菅総理「はい?ゴジラがなんて・・・・」
ドゴドガァァァァ~~~ン!!!
拡散したゴジラの熱線が永田町を火の海にし、政府与党は全員総辞職させた
再び千葉県 花輪地区
ハルキ「なんだったんですか・・あの光はぁ?」
ヘビケラ(通信)「放射熱線。一撃であらゆる物をことごとく破壊尽くす事が出来るゴジラの基本中の基本だ!」
ヨウコ「あれで基本技なんですか!?」
ヘビケラ(通信)「ゴジラに俺たちの常識は通用しない!全てを破壊しつくまで奴は止まることを知らないのだよ・・」
AI「先ほどの熱線が、永田町周辺を破壊したと通達。生存者0。」
ヨウコ「そ、そんなぁ・・・・」
ヘビケラ(通信)「これがいわゆる、「内閣総辞職ビーム」って奴だな・・・」
ハルキ「よくも・・・よくも罪のない人達を!!ウォォォォ~~~!!」
ハルキはウィンダムを動かし、ゴジラに向かって行く
ヘビケラ(通信)「よせハルキ!!撤退するんだ!!」
ゴジラ「・・・・・・・・」
背中がまた光り出し・・・
ハルキ「また熱線を出す気ですか・・・なら避けるまでだ!!怪獣誘導弾、発射!!」シュババババァ~~ン!
ウィンダムは右にそれながら、ミサイル発射をするのだが・・・
ゴジラ「・・・・・・(超振動波)」ブォォォォ~~!!
ゴジラが放った超振動波がウィンダムの下半身に当たって消滅し、上半身が大きく吹っ飛ぶ
ハルキ「ヌワァァァァ~~~~~!?」
吹き飛ばされたハルキの後ろからヒーローズゲートが現れ、そこに入っていくハルキ
ヨウコ「ハルキ⁉ゴジラめぇ、よくも‼キングジョー、ロボットモード‼」
キングジョー ストレイジカスタムは再びロボットモードになって、ゴジラに向かって走る
ゴジラ「・・・・・・(熱線)」ビィィィ~~‼
ヨウコ「くぅ‼」レバーを押す
キングジョーは熱線が当たる寸前で分離し、再び合わさった後に砲頭をゴジラに向け・・・
ヨウコ「あんたなんて、ペダニウム粒子砲で・・・」
ゼロ距離でペダニウム粒子砲を撃とうとするも・・・
ゴジラ「・・・・・・」 尻尾攻撃
ガシャーーン‼
ヨウコ「キャアァァ~~~~⁉」
ゴジは自身の尻尾でキングジョーを叩きつけ、地面に激突させた
ウルトラマンZのインナースペース
ゼット「大丈夫かハルキ⁉」
ハルキ「あぁ、ヨウコ先輩を助けないと・・・・・・」
ゼット「無茶だ!ゴジラは戦って勝てる相手じゃない‼」
ハルキ「さっきから勝てないと決めつけておいて・・・ゴジラとは一体なんなんですか⁉」
ゼット「・・・・・ゴジラはありとあらゆる全てを破壊する破壊神そのものであって、全ての怪獣達の王様と呼ばれる存在なんです。」
ハルキ「怪獣の王様・・・・・・」
ゼット「ゴジラと戦って生き残ったのは、マン兄さんを除いて一人もいない・・・半端な覚悟でゴジラに挑むことは死にに行くことだと、ゼロ師匠にとてもきつく警告されたことがあるんだ‼」
ハルキ「余程恐ろしい怪獣だっんですかぁ・・・それでも俺は、ゴジラからみんなを守らないと‼」
ゼット「・・・そうだな。ハルキ、あのガルグとかいう宇宙人の言ってた事なんだか・・・」
ハルキ「聞いてたんですかゼットさん?」
ゼット「はい。確かにウルトラマンは地球人と違って超能力や光線を出すことから人じゃないと言われているが・・・」
ゼット「それでもウルトラマンは、弱き者を守り、全てに平和をもたらす事こそがウルトラマンとしての使命だと思っております‼」
ハルキ「ゼットさん・・・俺、そんなゼットさんの事を人として信じてますよ。同じ弱き者を守る仲間ですから‼」
ゼット「ハルキ・・・ゴジラと戦えば、間違いなく死ぬことになるかもしれないが・・・」
ハルキ「覚悟は出来てます、ゼットさん!」
ゼット「そうだな・・・ハルキ、ウルトラフュージョンだ‼」
ハルキ「オッス‼」
ゴジラと戦う覚悟を決めたハルキは、目の前に出現したウルトラアクセスカードをウルトラZライザーにセットする
ハルキ、アクセスグランディック
その後、ホルダーから3枚のメダルを取り出し・・・
ハルキ「宇宙拳法、秘伝の神業‼」
ハルキ「ゼロ師匠!セブン師匠!レオ師匠!」
メダルに描かれているウルトラマンの名前を言い、そのメダルをZライザーにはめ込み、リードする
ゼロ!セブン!レオ!!
ハルキ「オッス‼」構える
ゼット「ご唱和ください、我の名を!ウルトラマンZ(ゼェ~~ト)!!」
ハルキ「ウルトラマンZ(ゼェ~~ト)!!」
ハルキはその名を呼び、Zライザーのボタンを押し、ウルトラマンZに変身する
『デヤッ!』『デュワッ!』『ィヤァッ!』
『Ultraman Z Alpha Edge.』
ウルトラマンZ AE「デェヤ!!」
現実世界では・・・
ゴジラ「グルル・・・・・・」キングジョーを見ている
AI「キングジョー、損傷率63%。」
ヨウコ「まだまだ・・・キングジョーの力は、こんなもんじゃないわよ!!」
イナバ(通信)「やめるんだヨウコ! 勝てるわけない! あいつは怪獣の王、ゴジラなんだぞ!」
ヨウコ「それが何よ・・・このままゴジラなんかに、街を破壊させるわけにはいかないんだから!!」
グサッ!!グサリ!!(ブレード・ランチャーの刃がゴジラに刺さる音)
ゴジラ「!?」
ガルグ「どこを見てるゴジラ!!貴様の相手は、俺とメカゴジラではないのか!?」
ゴジラ「・・・・・・?!」上を見上げる
ガルグ「む!?」上を見上げる
ウルトラマンZ AE「デェヤ!!」地響きと共に登場!!
ヨウコ「ゼット様!!」
ゴジラ「・・・・・・・・・」
ガルグ「現れたか、ウルトラマンZ!!」
ウルトラマンZ AE「デェェヤァァ~~!」ゴジラに向かってパンチ!
ガゴンッ!! ゴジラ「・・・・・・」効いてない
ウルトラマンZ「デェヤ!!」炎を纏ったキック!
ガゴンッ!! ゴジラ「・・・・・・」効いてない
ゴジラにパンチとキックをするも、ガゴンッって音が鳴るだけで、ゴジラにダメージはなかった。
ゼット「イッてぇぇ!!ゴジラの奴、皮膚がウルトラマジ固いですよ・・・」
ハルキ「さすが、怪獣の王様と言われるぐらいですね・・・」
ゼット「あぁ・・だがまだまだこれからだ!!」
ウルトラマンZ「(ゼスティウム光線!!)」ビィィーーー!!
ゴジラ「・・・・・・・」当たっているが、全然効いてない
【ストレイジ】では
イナバ、クリハラ「・・・・・・・・」絶望で何も言えない
ヘビケラ「ウルトラマンの光線をビクともしないなんて・・・(チィ・・・なに考えているんだ、ゼットの奴!!)」
ユカ「調べたところ・・身長300m・体重10万t、骨格がない金属に極めて酷似した超進化植物繊維の集合体なのに筋肉運動ができる。」
ユカ「身体に電磁メタマテリアルによる非対称性透過シールドを表皮直下に展開でき、あらゆる物理干渉を遮断していて・・」
ユカ「おまけにその外殻は非常に頑強で、再生機能付きって・・・・ゴジラ、マジでチート過ぎるんですけど!!」
クリハラ「もうダメだ…おしまいだぁ…」orz
ヘビケラ「何寝ぼけたことを言っているんですか!?ふてくされてる暇があったら、クリハラさん方もゴジラを倒す方法を考えてください!!」
イナバ「駄目なんだ・・・君たちには分からないのか?あのゴジラの恐ろしさを・・・」ビクビク
ユカ「イナバさんまで・・・私たちはまだゴジラに負けた訳じゃないですよ!!」
クリハラ「君たち・・・もう良いから、逃げるんだ・・・勝てるわけがない!」ガクブル
クリハラ「ウルトラマンだって・・・あんなんじゃ、勝てっこない!やはりあいつは神だ。破壊の化身、ゴジラなんだぁ・・・・」ビクビク
ヘビケラ(ジャクラス・ジャグラー)「(チィ、使えねぇなぁ・・・)そこまでゴジラが怖いのですか・・・なら!」
ヘビケラ隊長は強引にイナバとクリハラを連れだし・・・
クリハラ「お・・おい!?なにをする!!」
ヘビケラ「ストレイジは防衛チームだ。いつまでもウダウダ怯えてるなら、ここから出てってくれ!!」
そう言いながら、クリハラとイナバを外に追い出して・・・
ヘビケラ「こうしても怯えるのなら・・・消え失せろ!そして二度とその面を見せるな!!」バタン!!
クリハラ「おい!!何故なんだ君たちは・・・なぜ君らは戦うんだ・・・勝てるわけがないのに戦うんだ・・・殺されるぞ!!」
イナバ「・・・・・・・」
ヘビケラ「ふぅ・・・おかげで清々したわ。」
ユカ「隊長・・・なんか強引ですが、スゴくかっこよかったです!!」
ヘビケラ「ユカ。お世辞を言う暇があったら、ゴジラの弱点を徹底的に探すんだ!!」
ユカ「はい!!実は、ゴジラの細胞の再生にはある特定の部分がありまして・・・」
再び花輪地区・・・
ヨウコ「それで、ゴジラの弱点は?」
ユカ(通信)「ゴジラの背びれにある増幅器官を集中して攻撃されるとシールドに一瞬だけノイズが発生するんです。」
ユカ(通信)「そこにさらに集中攻撃で破壊できれば、シールドはしばらく出せなくなり・・・そこにペダニウム粒子砲、またはウルトラマンの光線が貫通できれば・・・」
ヨウコ「つまり、ゴジラの背びれを破壊すれば突破口は開けるってことね!!分かったわ!!」
キングジョーは立ち上がり、空高く飛びながらウルトラマンZの元へ・・・
ウルトラマンZ「ゼァ!?」ゼスティウム光線が効いてないことに驚く
ゴジラ「・・・・・・・」
ゼット「おいおいおい!!ゴジラの奴、俺たちの必殺光線をモロに効いてないだけじゃなく、俺たちの事をウルトラ相手にしてないみたいですよ!!」
ハルキ「身体が硬すぎて、俺たちの事なんてまるで飛んでくるハエと一緒と思っているのでしょうか?」
ゼット「ハエと同格だというのか、ゴジラにとって!?み、認めたくないが・・ウルトラショッキングだぜ。」
ヨウコ「ゼット様~~!!あの怪獣の背びれを一緒に攻撃して!!そうすればダメージを与えられるよぉ~~!!」叫ぶ
ウルトラマンZ「デェヤ!!」頷く
ゼット「ゴジラの背びれを攻撃すれば、ある程度は攻撃が届くって事か・・ハルキ!!」
ハルキ「オッス!!ですが・・・・」
ウルトラマンZとキングジョーが上からゴジラの背びれを見てみて・・・
ヨウコ「確かに、背びれだからって・・・外殻はとてもじゃないほど頑丈で、ノイズを出せたところでこれを全部破壊するなど・・・」
ヨウコ「メカゴジラのあの動きから、向こうもそれを分かってはいるはず・・・・」メカゴジラを見て
一方のメカゴジラは、周辺をナノメタルで浸食しながらウルトラマンZとキングジョーの戦いを静かに見ていた
ガルグ「(今のメカゴジラでは、あの大きさのゴジラに大層なダメージを与えるのは困難・・・しかし!!)」
ガルグ「ここからだ!!我らビルサルドがこの世界で手に入れた新たな力で、ゴジラ!貴様を倒してくれる!!」
そう言うと、ガルグは銀色のウルトラZライザーらしい物を取り出し、そこからインナースペースに入るガルグ
メカゴジラのインナースペース
ガルグはそこで自身の顔写真が描かれたウルトラアクセスカードを取り、それをウルトラZライザーらしき物にセットする
ガルグ、アクセスグランテッド!!
ジャラン。(機龍・MOGERA・ガイガンの怪獣メダルを取り出す)
ガルグ「今ここに、メカゴジラは進化する!!」
ガルグ「機龍、MOGERA、ガイガン!!」
機龍・MOGERA・ガイガンが描かれた怪獣メダルをウルトラZライザーにセットし、リードする
機龍!MOGERA!ガイガン!!
ガルグ「今こそ、ゴジラを殲滅する時だ!!メカゴジラ、パワーアップ!!」
Zライザーのボタンを押し、メカゴジラの力を解放させる
現実世界
ウィィィィーーーン!!ガシャガシャガシャガシャン!!
メカゴジラが光り出したあと、辺りのナノメタルを全て回収しだし、変形を開始した
ゴジラ「・・・・・・!!!?」
ゼット「な、なんだありゃ!?」 ハルキ「えぇぇ~~!?」
ヨウコ「メカゴジラが、巨大化しながら変形していく・・・」
メカゴジラがゴジラと同じ大きさになったあと、右腕にガイガンの顔と4連装チェーンソーと回転カッター
左腕にMOGERAの顔ドリルと2連装メーサー、胴体と背中には機龍とメカゴジラを合体させた形になり・・
両肩に大型バックユニット、顔がメカゴジラらしい形の形になる。
「グギャオォォォーーーーー!!!」
決戦機動増殖合成機獣
パーフェクト・メカゴジラ
ハルキ「えぇぇぇ~~~~~~!?」 ゼット「何ですかあれは!?」
ヘビケラ(ジャグラス・ジャグラー)「(あの変形・・・まさかZライザーのフュージョンを掛け合わせたか・・・)」
ガルグ「おお、これがメカゴジラの新たな力・・・強いていうなら、パーフェクト・メカゴジラと言っておこうか。」
ゴジラ「ギャオォォォォ~~‼」咆哮
ガルグ「感づいたのかゴジラ?だが、もう遅い‼ハイパードリルミサイル、発射‼」シュハハパーン‼
パーフェクト・メカゴジラから発射されたミサイルがゴジラの背びれにくっつき、先端のドリルがゴジラの外殻諸とも削り取っていく・・・
ゴジラ「ギヤャァァ~~~!!?」
ガルグ「隙は与えん!ガイガンブレード‼」ジャキン、ギュィィィーーン‼
パーフェクト・メカゴジラは次に、右腕の4連装チェーンソー「ガイガン・ブレード」を起動し、ゴジラの外殻を荒削りに切り裂いていき・・・
ガルグ「モゲラ・ドリル・アタック!!」ギュウィィ~~ン‼
今度は左腕のモゲラ・ドリルでゴジラを左側面から攻撃し、ゴジラの外殻を削りながらダメージを与えていく
ゴジラ「ギャアァァ~~⁉」倒れる
ガルグ「ゴジラ!貴様にはその頑丈な外殻とシールドがあるというが、今のパーフェクト・メカゴジラにはただの土壁にすぎん‼」ドヤァ!
ユカ(通信)「ウルトラマンZの攻撃でもビクともしなかったゴジラの外殻をシールド貫通であんなに・・・」
ヨウコ「くぅ・・・ゴジラでも手一杯なのに、あいつも倒す敵だと思うと・・・でも、やるしかない‼」
ヨウコ「ペダニウム誘導弾、発射‼」バシュューーン‼
キングジョーは上からペダニウム誘導弾をパーフェクト・メカゴジラに当てていく
ヨウコ「ペダニウム・ハンマー、喰らえ‼」ウィィ~~ン‼
ガルグ「・・・邪魔だ。テイル・ブロー!」カジィン、ギュィィィーーン‼
向かってくるキングジョーのペダニウム・ハンマーをテイル・ブローで切り裂き、さらに面の方でキングジョー本体を叩き落とす
ヨウコ「キャアァァ~~⁉」
ハルキ「ヨウコ先輩⁉このぉ~~‼」
ウルトラマンZ「デェヤ‼」ゼットランスアローを取り出す
ガルグ「しつこいのはウルトラマンでも同じか!ハイパーMGレール砲、撃て‼」スバババァーーン‼
ウルトラマンZ「ドゥワァァ~~⁉」吹き飛ばされる
ガルグ「脆いよなぁ、地球人類という者は・・・我らビルサルドより劣っている。」
ヨウコ「劣っているですって・・・」
ガルグ「そうだ。俺の世界にも地球人は存在し、かつては共にゴジラと戦った同志だった・・・」
ガルグ「だが最初にメカゴジラを起動させる際に不具合が起き、起動出来ずに無惨にゴジラに壊された後、絶望を理由に自身の星を捨てて逃げ出す旋法を出し、実行させた。」
ヨウコ達「!!?」
ハルキ「地球人類が地球を捨てるって・・・」
ガルグ「時が過ぎ、再び地球に訪れた際には、地球の全てがゴジラにひれ伏した世界へと変貌していた。」
ガルグ「しかし、メカゴジラの原料であるナノメタルは辛うじて残っており、ゴジラに立ち向かえるぐらいに増殖を繰り返した。その事を知った時、俺はどれほど歓喜に満ちたことを俺は覚えている。」
ガルグ「俺は友人であったハルオと生き残りの人形種族と共に再びゴジラに挑んだ!そしてゴジラを絶命一歩手前まで追い詰めた!!」
ガルグ「しかしあと1歩という直前でハルオに人としての在り方を理由にハルオは俺とビルサルドに牙を向けた‼」
ハルキ「人としての在り方・・・」
ゼット「そうか・・それでガルグはハルキにあんなことを・・・」
ガルグ「攻撃され、俺は死んだと思われたが、この世界に飛ばされ、ナノメタルの制御装置と共に俺は生き残った。」
ガルグ「俺は2度とあの惨状を起こさせないために、この世界と俺の世界の地球を比較しながら地球人のありとあらゆる歴史や心情意識を調べあげた。そして確信した!!」
ガルグ「地球人は欲深く・自身の為なら同種同士での争いを厭わないビルサルド以下の知的人類だった事を!!ビルサルドと地球人とは、初めから相容れない存在だった事を俺は改めて知ったのだ!!」
ヘビケラ(ジャグラス・ジャグラー)「(確かに言えるなぁ・・・地球人のあの心情ときたらな。)」
ヨウコ「それであんた、そんな理由の為にメカゴジラを使って地球を・・・」
ガルグ「そうだ。ゴジラの出現は想定外だったが、この世界の地球人を抹殺し、元の世界に帰って改めてゴジラを討ち滅ぼしに行く事には変わらない。」
ゼット「地球人共々ゴジラを殺そうとしているとは・・・ガルグって奴、ウルトラ危険な考えを持つ宇宙人だぜ‼」
ハルキ「あぁ。でも、ガルグの言ってることは俺達地球人にも、一理はある・・・」
ゼット「ハルキ・・・」
ガルグ「ゴジラは本能的に人類を憎んで地球人の文明を破壊してきた・・・」
ガルグ「それもそのはず、地球人類は自身のエゴの為に、地球の資源を過剰に消費し、権力の為なら他者を蹴落とし、支配していると思い込んる奴等だ。」
ガルグ「故にゴジラが何故俺の世界の地球に現れた事も、貴様らの世界に追ってきたのも説明が付く‼」
ヨウコ「それじゃあ、ゴジラは地球人の愚かな行いのせいで暴れているって意味なのか⁉」
ガルグ「その通りだ‼そんな地球人も、ゴジラも、このパーフェクト・メカゴジラによってその身を滅ぼされるからな。全ユニット、一斉総射‼」
シュバババーン、ビィィィー‼
パーフェクト・メカゴジラからミサイルやメーサー、ホイールソウ・カッターが放たれ、ウルトラマンZやキングジョー、ゴジラに襲いかかる。
ウルトラマンZ「デェヤァァ~~⁉」
ヨウコ「ウワァァァ~~⁉」
ゴジラ「ギャオォォォォ~~‼」
ガルグ「ビルサルド、人類が本当に求めたモノ、それは権力でも名誉でも人としてのあり方でもない・・・」
ガルグ「全てを凌駕する絶対なる力!!強ければそれで良かったんだ‼」
ガルグ「フハハハハ、ヒャッハハハハハハハ~~!!」
力を示すように、辺りに一斉攻撃をするパーフェクト・メカゴジラ(ガルグ)
ゴジラ「グルゥゥゥ~~~~‼」睨み付ける
ガルグ「ゴジラ、我々が経験した絶望・・・今こそ、数倍にして返してやる‼」
ガルグはそう言い、胸部部分を開いてビーム砲を展開した
ガルグ「エネルギー充填!出力5
0・75・86・・・」
ユカ(通信)「あのエネルギー量・・・荷電粒子砲⁉」
ヨウコ「いや、あれは収束中性子砲 ・・或いはそれを合体させた・・・」
ガルグ「出力150%!!究極光波粒子砲・・・発射‼」ドキュゥゥゥ~~~~ン‼
パーフェクト・メカゴジラの胸部のビーム砲から究極光波粒子砲が放たれ、ゴジラに向かっていき・・・
ドゴォォ~~~~ン‼
ゴジラに粒子砲が直撃し、辺りはその爆発の炎に包まれる
ウルトラマンZ「⁉デェヤ‼」バリア展開
ウルトラマンZはすぐにバリアを展開し、キングジョーを爆炎から守る
ハルキ「クゥゥゥ・・・・・ハァァ⁉」
ハルキが見たのは、大きく傷ついたゴジラ以外、回りが瓦礫だらけのクレーターとなった花輪地区だった
ゼット「街が跡形もなく・・・」
ハルキ「そんな・・こんなことって・・・」
ウルトラマンZ「デェヤァァ・・・」ピコーン、ピコーン、ピコーン、ピコーン!
カラータイマーの色が赤くなり、地面に膝をつくウルトラマンZ
ヨウコ「ゼット様⁉くぅぅ、動いて!キングジョー‼」
AI「現在、キングジョーの損傷率82%。特に下半身部分を損傷大。これ以上動かせません。」
ヨウコ「そんなぁ・・・」
ゴジラ「ガゥゥ・・・」
大きく傷ついたゴジラは、背びれの増幅器官がズタズタに焼けだされ、動きもフラフラだった
ガルグ「終わりだ、ハイパーランス展開‼」
パーフェクト・メカゴジラの両腕が一部変形し、巨大な馬上槍になり、そのままゴジラに向かって突進し・・・
グサリ‼
ゴジラ「ギャアァァ~~~~⁉」
ヨウコ「あぁ、ゴジラが⁉」
ガルグ「フハハハハハ、思い知ったかゴジラ!!このまま体内電磁波を暴走さて・・・・⁉」
ガルグは思い出す。以前行ったゴジラ討伐の際、ゴジラにEMPハープーンの撃ち込んで体内電磁波が暴走状態にはさせたが、自爆することなく重力波による分子振動能力で身を守りながらメカゴジラシティを融解させた事を。
ガルグ「おっと、そうだった!ゴジラ、お前には隠された最後の防御策てある分子震動能力があったなぁ・・・」
ガルグ「あの時は訳が分からなくメカゴジラシティを融解させられたが、今回はそうはいかない!!」
ガルグ「ナノメタル粒子充填・侵食開始。及びフロストリフレイザー、起動!!」ギュイイィーー!!
グサッ!グサリ!! プシュー~~!!
ゴジラ「ギャァァァ~~~~!?」
メカゴジラから放たれる冷気を浴びせられながら、外からも中からもナノメタルに浸食されていくゴジラ。
ストレイジでは
ヨウコ(通信)「あいつ、一体なにを考えているの・・・?」
ユカ「ゴジラの体熱が低下。及びナノメタル呼ばれる金属がゴジラの中に流れ込んでます!!」
ヘビケラ「不味い!!あいつ、ゴジラをあの金属に取り込んでさらに進化するつもりだ!!」
ヨウコ(通信)「取り込むですって!?それって・・・」
ヘビケラ(通信)「あの怪獣王ゴジラを金属として取り込んだとしたら・・・もう誰もメカゴジラを止められなくなる!!」
ユカ「そんなぁ・・・それじゃぁ、地球はビルサルドの手に!?」
ヘビケラ「戦う相手を見誤ってた・・・ゴジラもメカゴジラも、今のストレイジの装備ではどうすることも・・・」
AI「新たに未確認の物体がキングジョー付近に接近中。データにない個体です。」
ヘビケラ「今度は一体何だ!?敵なのか?味方なのか?」
花輪地区
カブラギ「オイオイ・・・これはマシ、ヤバカレータ(マジでヤバい)!!ここまでするのか、ガルグの奴‥」
カブラギは半分もらったナノメタルが襲いかかる行動を必死に抑えていた
カブラギ「ナノメタルが言うことを効かない・・・あいつ、最初から俺を取り込もうと‥」
その時、蝶のようなエネルギー体がカブラギの上を横切って飛んでいった
カブラギ「なんだ、あのチョウチョは!?」
ゼット「このままじゃ、俺たちメカゴジラに勝てなくなるぞ!!」
ハルキ「わかってる!!でもどうしたら・・・ん?」
蝶のエネルギー体がウルトラマンZの前に飛んでいき、そこから体内に入っていった
ウルトラマンZのインナースペース
ハルキ「うぉぉぉ!?眩しい!!一体なにがどうなって・・・」
少女「・・・・・・・」スタッ。
突然現れた光から少女の姿が現れた
少女「異なる世界の者よ、私の話を聞いて欲しい・・・」
ハルキ「えっ、貴方は一体・・・・?」
少女→ミアナ「私はフツアの巫女、ミアナ。異なる世界の者よ、ゴジラはここで死なせてはいけない!」
ゼット「死なせてはいけないって、どうして!?」
ミアナ「ゴジラがこの世界に現れたのは、あの禍々しい毒を完全に滅ぼすため‥」
ハルキ「毒って・・・あのメカゴジラの事ですか!?」
ミアナ「えぇ・・・ゴジラは時空の裂け目から、かつて相対した毒に対して強い敵意を繰り出し、この世界にやって来ました・・・」
ミアナ「しかし今、ゴジラがしようとしてるのは異なる世界同士の秩序を乱す行為なのです。」
ゼット「異なる世界の秩序だって・・・?」
ゴジラ「ガウゥゥ・・・・・」
ガルグ「浸食率36%・・・ん?」
ガルグがモニターでナノメタルの浸食率を見ていると、ゴジラの体内温度が上昇していく事が見られる。
ガルグ「思った通りだ!分子制御で周囲を加熱して溶かそうとしている・・だがそうはさせん!!」
ガルグ「フロストリフレイザー、掃射及び体内注入・出力MAX!!」プシャァァァ~~!!
パーフェクト・ゴジラのハイパーランスを通して、大量の冷気がゴジラの体内に流れ込んでいく
ゴジラ「ぎゃぅぅぅ~~~~!?」苦しむ
パーフェクト・ゴジラから放たれる冷気によって、上昇する高熱が徐々に冷えていく
ガルグ「ゴジラ、お前が周囲を加熱させるなら・・・こちらはその倍で凍らせてくれる!!」
ミアナ「あのガルグという者は、かつて空から現れ、ゴジラによって命を落とすはずだった・・・」
ミアナ「しかし彼は生き残り、その心はあの毒とゴジラ、そして同じ人への怒りによって邪悪なモノに変貌した・・」
ミアナ「そして、この世界に存在しない技術で毒を再生させ・・この世界の秩序を乱し始めた・・・」
ゼット「ミアナさん、それはどういう事なのですか?」
ミアナ「メカゴジラという毒の塊は本来、我らの世界で生まれた邪悪なモノ・・我らの世界の邪悪は、我らの世界のモノで対処するのが自然の理でアル。」
ハルキ「それじゃあ、メカゴジラは本来・・・貴方たちの世界で倒されるべき存在だったのですか?」
ミアナ「その通り。あの毒を滅ぼせるのはゴジラだけ・・しかしゴジラもまた貴方の世界に流れ込み、そして今死にかけようとしている・・・」
ミアナ「お願いです!!ゴジラを・・あの毒と共に我らの世界に返してくれませんでしょうか!?」
ハルキ「返してっていわれても・・一体どうやって・・・?」
ベリアロク「それなら俺様の出番だな!俺の力でデカい次元の裂け目を作り、あのデカブツ2体を引き込ませる!!」
ゼット「そう言うことか!!よし、ハルキ!デルタライズクローへウルトラフュージョンだ!!」
ハルキ「そうか!!だったらやってやるぜ!!」
ハルキはホルダーから3枚のメダル(ゼロメダル・ジードメダル・ベリアルメダル)を取り出す
そのメダルが共鳴し、縁が金色の「ライズウルトラメダル」へと変化する
ハルキ「闇を飲み込め、黄金の嵐!!」
ハルキ「ゼロ師匠!ジード先輩!!ベリアル!!!」
3枚のライズウルトラメダルに描かれたウルトラマンの名を叫び、そのメダルをZライザーにはめ込んでいく
ゼロビヨンド!ジード!ベリアルアトロシアス!
ハルキ「押ォォォォ忍!!」
ゼット「ご唱和ください、我の名を! ウルトラマンゼーット!!」
ハルキ「ウルトラマン、Z(ゼェェェーット)!!!」Zライザーのトリガーを押す
\シュッ!/ \ヴアァッ!/ \ヌウァッ!/
『Ultraman Z DELTA RISE CLAW !』
ウルトラマンZ デルタライズクロー「ジュワッ!!」
花輪地区 ゴジラとパーフェクト・メカゴジラとの戦い
ゴジラ「グゥゥゥ・・・」弱ってきてる
パーフェクト・メカゴジラの冷気注入とナノメタル浸食で確実に動きが朦朧としてきたゴジラ
ガルグ「浸食率90%。あと少しだ・・・あと少しで、我らビルサルドの願望が成就する!!」
ウルトラマンZ「デェヤァァ~~~!!」ベリアロクで斬る
ベリアロクの斬撃で、ゴジラに刺さったパーフェクト・メカゴジラのハイパーランスを切り裂く
ガルグ「ぐわぁぁぁ~~!?」よろける
ゴジラ「!!!!??」ウルトラマンZを見てる
ウルトラマンZ「デェヤァ・・・」
精神内(インナースペース)
ガルグ「クゥ・・・ウルトラマンめぇ!!血迷ったか、貴様らもゴジラに加担するってことか!!」
ハルキ「違う!!俺はガルグ・・お前からこの世界を守るために戦うんだ!!」
ガルグ「なんだと!?」
ハルキ「確かに怪獣の中には倒さなきゃならないのもいる・・・・」
ハルキ「あながち、お前の言ってる事は正しいのかもしれない・・けど!!」
ハルキ「俺は俺のやり方で怪獣を、人類を、そして・・・この世界全ての命を守ってみせる!!」
ガルグ「命かぁ・・・それが貴様の、ウルトラマンとしての信念か?!」
【BGM】ご唱和ください 我の名を!
ハルキ(ウルトラマンZ)「ウルトラマンだけじゃない、人としての俺の信念だぁ~~!!」
ガルグ(パーフェクト・メカゴジラ)「そう言うことか・・・なら、死ぬしかないなぁ~~!!」
パーフェクト・メカゴジラは両肩のユニットからメタリカルミサイルとパイパードリルミサイルを放ち・・
背中からはブレードランチャーの刃が大量に放たれ、雨のように襲いかかる
ウルトラマンZ「ハァ、デェヤ!!」回避しながらのベリアロクによる斬撃
パーフェクト・メカゴジラのミサイルやナノメタルの刃を回避し、避けきれない部分はベリアロクで斬っていく
ウルトラマンZ「(デルタクロスショット!!)」ビィィィーーー!!
ウルトラマンZが放つデルタクロスショットでメカゴジラの左腕部分を破壊するが、すぐに再生され・・・
ガルグ「そんな攻撃では、すぐに破損は治してしまうぞ?ガイガン・カッター!!2連装メーサー、発射!!」バシュイーン!!ビィィィーー!!
パーフェクト・メカゴジラが反撃として、右腕のガイガン・カッターを飛ばし、左腕の2連装メーサーで攻撃する
ウルトラマンZ「デェヤァァァ!!グァァァ~~!?」
ガイガン・カッターははじき返すが、2連装メーサーの攻撃は当たってしまう
ベリアロク「チィ!あの再生力じゃ、いくら斬ってもキリがねぇ・・・」
ハルキ「ナノメタルが再生を促し、それにさらに増殖するから、あれをどうやって止めれば・・」
ミアナ「異なる世界の者よ、これを。」キラーン☆
ミアナから渡されたのは、緑色の縁と怪獣の絵柄のメダル3枚だった
ゼット「このメダルは一体・・・・」
ミアナ「貴方たちの持つメダルというモノに、フツアの神の一部を宿した。」
ミアナ「これには、フツアの神の親類「モスラ・バトラ・鎧モスラ」の力が宿ってる。」
ミアナ「これを使えば、あの毒の力を抑えられる。」
ゼット「そうか!なら、話はわかるな!!」
ハルキ「はい!ミアナさん、使わせてもらいます!!」
ハルキはZライザーの動かし、モスラ・バトラ・鎧モスラのメダルをはめ込んでリードしていく
モスラ!バトラ!鎧モスラ!!
ハルキ「チェストォォォ!!」トリガーを押す
ウルトラマンZが持つZライザーから光の粒子が放たれ、それがモスラの姿を形作っていき・・
ウルトラマンZ「デェヤァァ!!(ファンタモスリフレイザー!!)」キャォォン!!
ドシャァァァ~~ン!!キラキラキラァァ・・・
モスラの形の粒子弾がパーフェクト・メカゴジラに向かって飛び、辺りに鱗粉状の粒子が降りかかった
ギィィィン・・・バチバチバチ!!
ガルグ「な、なんだこの粉は!?ナノメタルの制御が効かない!?」
ファンタモスリフレイザーの粒子がパーフェクト・メカゴジラの電子機能を麻痺させ、動きがガタゴトになる
カブラギ「ヌワァァ、なんだこの粉は!?」
同じ頃、ファンタモスリフレイザーの粒子がカブラギの所へ流れていき、カブラギを襲ってたナノメタルが消失した
ガルグ「くぅぅ・・・これは粉じゃなく鱗粉!?フツアの者の技術か!?」
ガルグ「そうか!ハルオはこれでナノメタルの浸食を防いでいたのか!!となるとフツアとグルだったか、畜生!!」
ゼット「よし!メカゴジラの動きが鈍ってる・・・これなら!」
ハルキ「でも、次元の裂け目に引き込むのにゴジラをどうやって・・・」
ゴジラ「ギャアォォォォォォ~~~~!!!!」身体が赤くなってる
ウルトラマンZ「デェヤ!?」振り向く
今のゴジラの姿は、破壊された背びれの増幅器官が元通りになり、身体がマグマのように真っ赤になっていた
ストレイジでは
ヘビケラ(ジャグラス・ジャグラー)「(バーニングゴジラか・・・初めてお目に掛る。)」
ユカ「ゴジラの体熱が急激上昇・・・推定50000万度ですって!?」
ヘビケラ「どうやら、ゴジラの奴を本気にさせたみたいだな・・・」
花輪地区では
ヨウコ「ゴジラが真っ赤に・・・」
ユカ(通信)「完全にヤバすぎるよぉ~~!!至急離脱の用意を!!」
ヨウコ「分かってる!!でも、まだ私にはやるべき事がある・・・キングジョー、もう少しだけお願い!!」
ムリにでもキングジョーを立ち上がらせ、ペダニウム粒子砲を撃つ準備をする
ゼット「ゴジラが真っ赤に・・・これはウルトラヤバい状況じゃないですか!?」
ハルキ「そ、そうみたいですね・・・」
ゴジラ「ギャォォォォ~~~!!」走り出す
しかしゴジラが向かったのはウルトラマンZではなく、動きが鈍ってるパーフェクト・メカゴジラだった。
ゴジラ「ーーーーーー!!」羽交い締めをして、首元に噛みつく
ガルグ「なぁ!?しまった、この隙にゴジラが回復を!?」
ゴジラはパーフェクト・メカゴジラを羽交い締めにして、動きを封じている
ハルキ「ゴジラが羽交い締めを!?単純に破壊するなら、熱線でやれば・・・!?」
ゴジラ「グゥゥゥゥ・・・・。」ウルトラマンZを見て、頷く
ベリアロク「どうやら俺たちの行動に気づいて、ゴジラはお前に託したんだろう・・・世界の秩序を正すことを。」
ゼット「ゴジラが、俺たちに託すって・・・」
ミアナ「ゴジラにも心はある。ゴジラは言っている、貴方の力でこの世界の秩序を守れと。」
ベリアロク「そう言うことだ。ゴジラに事を託されたとなれば、期待に応えなければな!!」
ハルキ「オッス!!ゴジラがそう言うなら、俺はやります!!」
ガルグ「ゴジラがわざわざ羽交い締めを・・・狙いはウルトラマンZか!?ならば、一か八かだ!!」
パーフェクト・メカゴジラの胸部を無理矢理開けさせ、究極光波粒子砲を撃とうとする
ゼット「なぁ!?ガルグの奴、まだそんな力を残していたのか!?」
ガルグ「ウルトラマンZ!!お前さえいなければ・・・こんなことにはならなかったんだぁ~~!!」
究極光波粒子砲が急激にチャージされ、ウルトラマンZに狙いを定める
ウルトラマンZ「デェヤ!?」
ヨウコ「出し惜しみ無しよ‼ペダニウム粒子砲、最大出力!発射ァァァ‼」ビィィィーー‼
ズガガガ、バシュゴォォォ~~~~ン‼
ガルグ「ノワァァァァァ~~⁉」
チャージ中の究極光波粒子砲にペダニウム粒子砲のビームが命中し、パーフェクト・メカゴジラの胸部と胴体が大きく爆発する
ヨウコ「どうよ、引導を渡してあげたわぁ・・・・」
バチバチ・・・ピキン‼
キングジョーはオーバロードの影響で、直立不動の仰向けに倒れ込む
ヨウコ「ゼット様、後の事は頼みました‼」
ハルキ「ヨウコ先輩・・ウォォォ~~‼」 ベリアロクを構える
フン! ヌゥア! ハァッ!
ベリアロク「デスシウムスラァァァァァッシュ!!」
ハルキ「チェストォォォ~~‼」
ウルトラマンZは光と闇のエネルギーでZを描き、パーフェクト・メカゴジラに斬りかかる
ジャキィィィーン、バリバリバリ‼
デスシウムスラッシュの反動で再び時空の裂け目が現れ、ゴジラとパーフェクト・メカゴジラを吸い込もうとする
パーフェクト・メカゴジラ「ギュゥィィィ~~‼」バラバラになりながら、裂け目に吸い込まれる
ゴジラ「ギャォォォォォォ・・・・」抵抗無く吸い込まれる
ミアナ「ありがとう、異なる世界の者よ。」再び光に包まれる
裂け目に吸い込まれるゴジラとパーフェクト・メカゴジラと共に光の蝶々も裂け目へ飛んでいき・・・・
バリバリバリ・・・ガシャン‼
時空の裂け目が閉じて、ゴジラ達はウルトラマンZの世界から消えた
AI「ゴジラ、メカゴジラと共にレーダーから消えました。」
ヨウコ「へへ、どんなもんよ。ゼット様と協力すればどうにかなる・・・」
ゼット「やったな、ハルキ!!これで世界の秩序は元通りになるはずだ!」
ハルキ「はい!今頃は、ゴジラが最後のトドメを指しているかも知れませんが・・・・」
ゼット「ハルキ?」
ハルキ「俺、ガルグって人は本当はそんなに悪い人じゃないかなって考えてたんです。」
ハルキ「ガルグがあぁなったのは、ゴジラに対して強い憎しみがあったんじゃないかなって・・」
ハルキ「もし、最初にメカゴジラを作る前に俺たちと出会っていたら、友好的な仲間になれたんじゃないかなって・・・・」
ゼット「気持ちはわかる。だが、今のガルグにとって止める事が俺たちに出来る唯一の方法だと思います。」
ハルキ「・・・・・・・・」
ウルトラマンZ「ジュワァ‼」上を向いて、飛ぶ
Zの金色のひこうき雲を出しながら、ウルトラマンZは空の彼方へ消えていった。
――ーーーーーーーーーー
ストレイジでは
ヘビケラ「ふぅ、一時はどうなるかと思ったぜ・・・・」
ユカ「とても恐ろしかったです、ゴジラもメカゴジラも・・・・」
ヘビケラ「あぁ、ゴジラとは二度と戦いたくねぇよな・・・・」
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ゴジラの世界 メカゴジラシティ跡地
ガシャガシャ~~ン‼
バラバラになったパーフェクト・メカゴジラが溶解した後の地面に落ちていき・・
ガルグ「グゥゥ・・・ここは、この風景は!戻って来たというのか⁉あの忌ま忌ましい場所に・・・・」
【BGM:決戦起動増殖都市 最後のシーン】
ゴジラ「・・・・・・・・・」
体が真っ赤になっているゴジラがガルグを見るようにメカゴジラを見つめていた
ガルグ「ゴジラ!?・・・やめろ!またあの時と同じように人類の、ビルサルドの希望を打ち砕くというのか!?」ガクブル
ゴジラ「・・・・・・・・」
ガルグ「ゴジラ・・・あいつ等の邪魔がなければ・・・・ゴジラさえいなければ!!!」
ゴジラ「!!!!!(熱線!!!)」ガビィィィ~~~!!
ゴジラの背びれが赤く光り、赤色の熱線をメカゴジラに向けて放った‼
ドギュアァァァァァ~~~~~~ン!!
ガルグ「ゴジラァァ・・・ゴジラァァァァ~~~~!!」蒸発
ガルグはただ、ゴジラという3文字を叫び、メカゴジラと共に業火の中へ消えた
ある洞窟の前
ミアナ「ガルグ・・・あの毒とゴジラの執着を捨て、我らと共に共存をする事が出来れば、これとは違う未来が待っていたはずなのに・・・・」
ミアナ「彼は自分の意思で、あの結末を選んだ。これもまた、彼の運命だったかもしれない・・・・」
ミアナ「・・・これで良かったよね?ハルオ。」
ミアナはかつて愛そうとした思い人の事を思いながら、炎と共に消えていくガルグとメカゴジラの結末を見届けた。
数日後 ストレイジでは
イナバ「2人とも済まなかった!!俺がゴジラに怯えたばかりに酷いづらを見せてしまった・・・」謝罪
ハルキ「良いんですよ・・・よほどゴジラが恐ろしい奴だったなんて、俺は知らなかったです・・・」
ヨウコ「ホンット!!ゴジラの攻撃に生き残っただけでも奇跡としか言いようがないわ、ハルキ!!」
ハルキ「スイマセン・・・・」
イナバ「しかし・・派手にやられたもんだな、キングジョーもウィンダムも・・・」
ヨウコ「えぇ・・特にキングジョーは、よく頑張ってくれたものよ・・・」
ユカ「キングジョーが居なかったら、今頃ウルトラマンはメカゴジラにやられてたからねぇ・・・」
ゴジラとの戦いで大きく破損したキングジョーとウィンダムの2機を見つめるハルキ達
ヘビケラ「そこにいたか、聞いてくれ!今回の怪獣の件についてストレイジに多額の給付金が受領される事になった!!」
ハルキ「多額の給付金!?」
ヘビケラ「それも1000兆以上の給付金だ。」
ストレイジ職員達「よっしゃぁ~~~!!」
ヘビケラ「ただし、給付金の8割は特空機2機の修理に使う!ゴジラを異世界に追い出せたのもこの2機あっての事だ。」
ヘビケラ「特空機にとってゴジラから生き残り・帰還した事こそ、2機の名誉の勲章と思えばいい・・・」
そうみんなに伝えて、司令室に戻るヘビケラ
イナバ「名誉の勲章かぁ・・・よし!!次の出撃に備えて、特空機2機の完全修理を急ぐぞ!!」
整備班達「オォォォォ~~~~!!」
イナバと整備班達は颯爽とキングジョーとウィンダムの修理に取りかかる
ユカ「ねぇ、ヨウコさん・・・・」 ヨウコ「なに?」
ユカ「わたし、今回のことで気になる事があるんですが・・・・」
ヨウコ「気になる事?それは一体・・・・」
ユカ「クリハラさんとイナバさんのあの怯え方から、一度ゴジラに会ったことがあるんじゃないかなって・・」
ユカ「もしかしたら、この世界にもゴジラが居るんじゃないかな・・・って?」
ハルキ・ヨウコ「!!??」
ユカ「・・・・あっ!ゴメンゴメン、冗談だって!!本当のことだったら、ストレイジはこんな勝ち方するはずないのにね!」
ヨウコ「そ、そうね!驚かさないでよね!!」
ハルキ「そうですよね・・・・フフフ」
3人「アハハハハハ!!」
ナレーション(ハルキ)「こうして、キングジョーとメカゴジラ・・加えてゴジラとの戦いは・・・」
ナレーション(ハルキ)「キングジョーと俺とゼットさん、それに協力してくれたフツアのミアナさんによって、2体を元の世界に送り返す形で幕を閉じたのであった・・・」
ナレーション(ハルキ)「ゴジラが残した爪痕は、俺たちの想像を遙かに超えるほど大きいモノだったとあとで知ることになった。」
ナレーション(ハルキ)「総辞職した政権与党の事は、ゴジラの事だから仕方がないとして防衛軍の判断で済まされた事だった・・・」
太平洋 どこかの海底にて・・・
ブクブクブクブク(何かがうごめいてる音)
ナレーション(ハルキ)「しかし、ゴジラという強大すぎる怪獣の恐ろしさはこれだけじゃないって事を、俺たちはまだ知ることはなかったのだった・・・」
海底の奥 しっぽと思わしきモノが赤く怪しく光っていた
???「ギャオォォォォォ~~~~!!!」
【ウルトラマンZ】ハルキ「キングジョーVSメカゴジラ」
END
終わりです。
いかがでしたか?
今回出たメカゴジラの紹介はあとで投稿しますので、しばしお待ちを!
感想があれば、よろしくお願いします!!
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おまけ:【ウルトラマンZ】ハルキ「キングジョーVSメカゴジラ」 予告編
「あらゆるものを銀色の金属に変えてしまう機械獣、『メカゴジラ』が現れた!」
「キングジョーとメカゴジラ、2機の戦いの中で思わぬ怪獣が姿を現わして・・・」
「なぁ!?あの怪獣は・・・まさかそんなぁ!?」
「次回 ウルトラマンZ」
「大激突!!キングジョーVSメカゴジラ」
「ウルトラヤバすぎるぜぇぇぇ~~~!?」
登場人物
アニゴジサイド
ムルエル・ガルグ:今作のメインヴィラン。(時系列は決戦起動増殖都市後)
はくちょう座V1357の第三惑星人、ビルサルドの技術官にして最後の生き残り。
決戦起動増殖都市の最後にて、ハルオによってメカゴジラシティのコントロールセンターごと打ち込まれたが、ナノメタルの制御装置と共に時空の裂け目に飲み込まれ、ウルトラマンZの世界に迷い込む。
そしてこの事から地球人の感情意識を調べ直し、ビルサルドと地球人とは共存に値しないことを悟り、カブラギの支援もあり、ゴジラのみならず地球人にも復讐の対象にし、行動を起こす。
ミアナ:フツアの民であり、フツアの神の巫女。(時系列は星を喰う者の最後から少したった後)
アニゴジの世界のゴジラが時空の裂け目によって消えた事で、フツアの神の卵の力で、フツアの神の使いとしてウルトラマンZの世界に現れる
ピンチになってるゼット達に力を貸すために、モスラとバトラ、鎧モスラの力を込めたメダルを渡す。
登場人物2
ウルトラマンZサイド (時系列は18~19話の間ぐらい)
ナツカワ ハルキ:ご存知ストレイジの隊員で、ウルトラマンZに変身する。
ガルグに人として怪獣の動向を聞かされるも、自分の意思を示す
ナカシマ ヨウコ:ストレイジのエース。キングジョー ストレイジカスタムを操縦する。
オオタ ユカ:ストレイジの天才科学者。
怪獣の解剖や分析したがりだが、さすがの彼女もゴジラには肝を引いた。
ヘビクラ ショウタ/ジャグラス・ジャグラー:ストレイジの隊長。
O-50時代、ガイと共にゴジラの恐ろしさを学ぶが、闇の力推しなのでお構いなし
イナバ コジロー、クリハラ:ストレイジの関係者。今作では、ゴジラに恐怖し、ヘタレと化す。
ウルトラマンZ(ゼット):ご存知ウルトラマン。ハルキと一心同体になる事でウルトラマンになれる
登場怪獣及び兵器
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対ゴジラ超重質量ナノメタル製決戦兵器 メカゴジラ (別名:決戦起動増殖機獣)
体高 50m
体長 100m
使用武器:MGマシンガン、MGバルカンキャノン、ナノメタル・ブレード、メタリカルミサイル、テイル・ブロー、収束中性子砲、ブレード・ランチャー
かつて人類が異星種族ビルサルドの協力を受けてひそかに開発した、自律思考金属体「ナノメタル」製の対ゴジラ決戦兵器。
動力源はナノメタル粒子間連結組成による発電細胞用機関で、体内大量生成から高出力で発電した電力を常時大量蓄電し、行動用電力を随時放出する。制御はゴジラの電磁場による通信障害をA39ビルサルド方式電磁シールド技術で軽減、そのうえで散布ナノメタル粒子によるネットワークを形成し、内部AIから中央制御システムまでの半径50キロ圏内での常時接続を保証している[41]。武装はナノメタルの自在変形機能を最大限活用したもので、ナノメタルの自在変形、自己修復・増殖機能により破損部位の多くは瞬時復旧が可能。
今作では、ガルグと共にウルトラマンZの世界に飛ばされた制御装置から「ナノメタル」を生成、後にデビルスプリンターを組み込み、増殖機能と武器性能を上昇させ、短期間で本体を組み立て、人類とゴジラへの復讐のためにストレイジと対峙する。
さらに、ガルグの持つウルトラZライザーを使用することである機能を使用する事が出来るのだが・・・
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怪獣王 ゴジラ・アース
体高 300m以上
体重 10万t以上
使用技:熱線、超振動波、重力波による分子震動能力、アース・プラズマ熱線
アニゴジ世界の2万年前の地球から人型種族を追いやった存在であり、唯一無二の怪獣。
植物が超進化した生物で、大量の金属元素を体組織に取り込んでおり、超強力な電磁気を発生させ、身を守ったり攻撃を行う。
その中でも非対称性透過シールドはありとあらゆる攻撃を無力化できる。
今作では、次元の裂け目を通して、世界の秩序を正すためにメカゴジラを追ってきた。
ゴジラの圧倒的な力にウルトラマンZやキングジョーでも刃が立たなかった。
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対ゴジラ超重質量ナノメタル融合決戦兵器 パーフェクト・メカゴジラ (別名:決戦機動増殖合成機獣)
体高 300m以上
体重 10万t以上
使用技:ハイパードリルミサイル、ガイガンブレード、モゲラ・ドリル、テイル・ブロー改、ハイパーMGレール砲、フロストリフレイザー、ハイパーランス、ブレードランチャー、ガイガン・カッター、2連装メーサー、究極光波粒子砲
ガルグがウルトラZライザーに機龍・MOGERA・ガイガンが描かれた怪獣メダルをセット・リードする事でメカゴジラが変形・パワーアップさせた姿。
右腕にガイガンの顔と4連装チェーンソーと回転カッター、左腕にMOGERAの顔ドリルと2連装メーサー、胴体と背中には機龍とメカゴジラ(アニゴジ)を合わせた姿となる(アニゴジのメカゴジラの頭部分は、変形してアゴとなっている)
ゴジラの非対称性透過シールドを単独で無力化でき、頑丈なゴジラの外殻を荒削りするほど強度の固さを持っている
今作オリジナルのナノメタル兵器。ガルグの切り札にして、最凶最悪の対ゴジラ兵器。
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ファンタモスリフレイザー
ウルトラZライザーにモスラ・バトラ・鎧モスラのメダルをセット・リードさせる事で放つウルトラマンZのオリジナル技。
モスラ・バトラ・鎧モスラのモスラに関連する怪獣の力を宿しており、あらゆる生命に害をなすモノを麻痺・消滅させる事が出来る。
なぉ、モスラ・バトラ・鎧モスラのメダルは一度使用した後、消失した
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