金曜の放課後
ヴィーネ「サターニャって、大悪魔より小悪魔の方が向いてるんじゃない?たまに才能を感じるのよね。」
サターニャ「何よその弱そうな悪魔は。いい?私は将来大悪魔になる胡桃沢=サタニキア=マクドウェル様よ?そんなものに興味ないわ!もしかしてヴィネットも大悪魔になりたくて私を蹴落としに来たの?」
ヴィーネ「そんなわけないわよ。・・・というか小悪魔を知らないの?悪魔なのに?」
サターニャ「も、問題ないわ!小悪魔だか小松菜だか知らないけど、私が収まる席じゃないのよ!ナーッハッハッハッハ!」
ヴィーネ「知らないのに決めつけるのは良くないわよ。・・・そうだ!」
ヴィーネ「明日と明後日空いてるかしら?小悪魔について教えてあげるわ!」
サターニャ「ちょっ、結構グイグイ来るわね。まあ特別に教えるのを許可してあげるわ!感謝しなさい!」
月曜の朝
ラフィエル(あ、サターニャさん発見しました!)タッタッタ
ラフィエル「サターニャさん。おはようございます。」
サターニャ「おはよう。ラフィエル。」
ラフィエル(・・・ん?あれ?やけに大人しいですね・・・?きっと例の如く何か企んでいるのですかね。)
ラフィエル「サターニャさ・・・ん!?」(サターニャさんが私の胸をガン見しているんですけど!?)
サターニャ「・・・どうしたの?」
ラフィエル「あ、あの。なんで私の胸をそんなジロジロと・・・。///」
サターニャ「」
サターニャ「いいじゃないの、見るくらい。」
ラフィエル「え?///」
サターニャ「だってこんな大きくてエロい胸だもの。」
ラフィエル「~~~~///」(サターニャさん、私のことをそんな目で!?というか大きくてエロいって思っていたの!?)カオマッカ
サターニャ「ちょっとラフィエル!置いてくわよ。」
ラフィエル「す、すみません///」(だってそんなこと言うからですよお。)
ガヴリール「お、ラフィエルとサターニャじゃん。」
ヴィーネ「おはよう2人とも。」
サターニャ「おはよう。ガヴリール、ヴィネット。」
ガヴリール(・・・ん?)
ラフィエル「お、おはよう、ございます。一緒に行きましょう。///」カオマッカ
ヴィーネ(あー。もう始まってるのね。)
廊下
ガヴリール「おいサターニャ。なんでお前そんなに静かなんだよ。本物をどこにやった?」
ヴィーネ「落ち着きなさいよガヴ!あなた静かな方がいいとか言ってたじゃない。」
ガヴリール「それもそうだな。あとラフィエル、なんでそんなに顔赤いんだよ。」
ラフィエル「そ、そんなに赤いですか?///」(登校中ずーーっと見られてますからね///それに、たまに耳元で『触りたいな。』とか言ってくるサターニャさんが悪いんです///)
サターニャ「ラフィエル。」
ラフィエル「は、はい?///」
サターニャ「もう我慢できそうにないわ。」グイ
ラフィエル「へ?」アトズサリ
サターニャ「ねえ?いいでしょ?」グイグイ
ラフィエル「ちょっとこんな人前で///」アトズサリ
ガヴリール「・・・こいつら、いつからこんな関係になったんだ?」
ヴィーネ「え?ずっとこんな感じだったじゃない。」
ガヴリール「なわけあるかよ。」
ラフィエル(後ろに壁が!?もう逃げられない!///)
サターニャ「・・・なあ、ラフィエル。」スッ
ヴィーネ「すごい、ラフィの後頭部に手を回してるわ!」
ガヴリール「うわっ。サターニャがラフィエルの頬に頬ずりしてやがる・・・。」
ヴィーネ「いや、頬は当たってないわね!当たるか当たらないかぎりぎりの所で止まってるわ!」
ガヴリール「テンションたっか!お前もおかしくなったのか?」
ラフィエル(サターニャさん近いですううう///)
サターニャ「私、最近ずっとラフィエルのこと考えるの。私の心の中はラフィエルでいっぱいになってしまったわ。」
ラフィエル(耳に息がかかってますよおおお///)トロン
ガヴリール「なんかラフィのやつチョロすぎじゃね?」
ヴィーネ「もともとラフィが好きだったのもあるのよ。」
サターニャ「どう責任をとってくれるのかしら?」ミミタブペロッ
ラフィエル「ひゃんっ!♡///」
サターニャ「だから・・・いいわよね?」アゴクイ
ラフィエル「ちょ、まって・・・///」(これキスのやつですよね!?今日のサターニャさん変すぎます!)
ラフィエル(キスしなきゃいけないんでしょうか!?///で、でもこれはあくまで強制的に、サターニャさんにやらされてるだけ///)「・・・分かりました。もうキ、キスしていいです///」メツブリ
サターニャ「・・・ラフィエルあなた、人前で大胆ね。」ニヤニヤ
ラフィエル「へ?」キョロキョロ
ラフィエル「~~~~~///」カアアアア
ラフィエル「サターニャさんのばか~~~!」ダッダッダ
ガヴリール「あらまーラフィってばすげえ速い。教室とは逆の方に走ってるけど。」
サターニャ「ナーッハッハッハ!あのラフィエルに!ついに!勝ってやったわ!」
ガヴリール「おいサターニャ、どうしたんだよ今日のお前。魔界通販で変なものでも買ったのか?」
サターニャ「違うわよ!私はね、もう大悪魔なんて古臭いのはやめたの。これからは最強の小悪魔を目指すことにしたわ!」
ガヴリール(うっへー厄介なことに。確かにさっきの演技見ると行けそうだけどさ、絶対めんどいことになるやつだわ。)
ガヴリール「別にいいけどさあ、程々にしなよ。ラフィが演技だって知ったらお前死ぬかも知れないぞ。」
サターニャ「・・・ねぇ、ガヴリールぅ、もしかして怒ってるの?」
ガヴリール「はあ?」
サターニャ「だって私に死ぬとか言ってきたし・・・。」
ヴィーネ「なっ!?」(ガヴを狙った!?この状況で!?)
ガヴリール「馬鹿じゃねえのお前。なんでそうなr」
サターニャ「馬鹿って言った!やっぱ怒ってるのね!?」
ガヴリール「いやおかしいだろ!?」
ヴィーネ(何やってんのよサターニャ、かなりきついわよ・・・。)
サターニャ「じゃあ・・・怒ってないの?」
ガヴリール「そうだよ!怒ってるわけないだろ。」
サターニャ「じゃあ・・・これからも友達でいてくれる?」
ガヴリール「とも・・・っ!何恥ずかしいこと言わせようとしてんだ!?」
サターニャ「やっぱり・・・怒ってるのね?私達友達じゃないのね?」ナミダメ
ガヴリール「・・・。馬鹿野郎、友達に決まってんだろ///」(うぅ恥ずかしい・・・。)
ヴィーネ「えっ!?ガヴ落ちちゃうの!?ちょろっ!」
サターニャ「だったらほっぺにちゅーしてよ。友達の証として。」
ガヴリール「はぁ!?・・・っじゃあお前目ぇ瞑れ。」
ヴィーネ「うええええ!!?いいの!?上手く行き過ぎじゃない!?」
サターニャ「やったあ!早くしなさいよ!」メツブリ
ガヴリール「・・・ほらよ、友情の証だ!」パァァン!
サターニャ「いったあああっ!急に平手打ちとかひどいじゃないの!?」
ガヴリール「甘い!こちとらさっきのお前より甘えん坊なやつと何年も過ごしてきたんだ。」
ヴィーネ「ああ。ハニエルちゃんね。」
サターニャ「うう。行けると思ったのに・・・。」
ヴィーネ「無理無理。ガヴはその場の空気なんかに流されるほどやわくないわよ!」ドヤ
ガヴリール「いやなんでヴィーネがドヤるんだよ。それとさっきのセリフ私が言うやt」
ヴィーネ「いっけない!そろそろチャイムが鳴る時間じゃない!早く教室入るわよ!」
休み時間
サターニャ「次の移動教室どこだっけ?」
クラスメイト男子「ああ、家庭科室だよ。」
サターニャ「ありがとう。・・・それにしてもあなた、結構かっこいい顔してるのね。」
クラスメイト男子「えっ!?///」
サターニャ「なんちゃって。一緒に行きましょ。」ニコッ
クラスメイト男子「あ、うん・・・///」
次の休み時間
サターニャ「あなた、1年生ね。かわいいおっぱいなんか持っちゃって誘ってんの?」
後輩女子「違いますよぉ。こんなところ誰かに見られたら・・・。」
サターニャ「大丈夫よ。ここはあんまり使われないトイレだから。腰つきもいい感じね♡」サワサワ
後輩女子「あひっ///♡」
サターニャ「ごめんなさいね。私だけ気持ちよくなっちゃって。お返しに私のを触っていいわよ。」オッパイサシダシ
後輩女子「・・・・・・せ、先輩が言うなら///♡」オッパイサワサワ
次の次の休み時間
先輩男子A「おい!この子は俺のもんだぞ!」
先輩男子B「何言ってんだ!サターニャは俺を選んだんだぞ!」
サターニャ「先輩!私の為に争わないで・・・。」ウルウル
先輩男子A、B「サターニャ・・・。」
先輩女子「あなた達!サターニャちゃんの前で恥ずかしくないの!大丈夫?サターニャちゃん。」
サターニャ「先輩!感謝するわ。」ニコッ
先輩女子「いいのよ、それと敬語使いなさいね。ところで・・・サターニャちゃんは私の彼女よね?」
サターニャ「あっ、私次の授業の準備するので失礼するわ。さよなら~。」スタコラ
昼休み
ガヴリール「・・・ヴィーネ。なんかヤバくね?」
ヴィーネ「そうね。サターニャの成長が全然止まらないわ。」
ガヴリール「いやそういうことじゃねえよ。ずっとあんな調子だといつか刺されるって。・・・いや。」
ラフィエル「サターニャさーん。ずっと千里眼で見てましたよー。今どこにいるんですかー?」ロウカフラフラ
ガヴリール「ラフィエルが刺すよ絶対。もうやめた方がいいって。」
サターニャ「ふん!刺されることにビビってたら小悪魔なんてやってけないのよ!」どん!
ガヴリール「どん!じゃねえよ。それとビビってないならなんでヴィーネの後ろに隠れてんだ?」
ガヴリール「あと、もう起こってるけどサターニャが惚れさせた奴ら同士でケンカすることもあったじゃねえか。危険で仕方ないだろ。」
ヴィーネ「その点なら大丈夫よ。」
ガヴリール「なんで大丈夫なんd」
タプリス「すいませーん。サターニャ先輩はいますかー?」
ガヴリール「おおタプリス。サターニャならここだ。」(こいつサターニャって呼んでたっけ?)
サターニャ「何よ。もしかしてまた?」
タプリス「はい///頭撫でてください!」
ガヴリール「ああ、タプリスもサターニャにやられたのね。それでなんでサターニャは大丈夫なんだよ。」
ヴィーネ「いろんな脅威からサターニャを守る組織が結成されたからよ。その名はSTM隊!隊長はタプリスよ。」
ガヴリール「・・・どこから突っ込んでいいか分からないけどさ、頭おかしいだろ色々と。」
タプリス「心外ですね先輩。」
ガヴリール「聞いてたのかよ。なら話は早い。お前馬鹿じゃねえの?」
タプリス「いえ、私はまともですよ。しかしサターニャ先輩にはまともじゃない人も寄り付きます。その人達から先輩を守る、これが【S】サターニャを【T】調教して【M】メス犬にし【隊】の使命です!」キリッ
ガヴリール「・・・なるほど、こりゃ安心だ。」
ヴィーネ「でしょ?」
ガヴリール「でしょ?じゃねえよ。皮肉に決まってんだろ。」
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