ペルソナ5:5年後 (2)
※ペルソナ5から5年後の世界です。
※主人公名は「雨宮蓮」とします。
※頑張ってはみますがネタバレはできるだけ少なくします。
~純喫茶ルブラン~
【午後8時】
惣治郎「ふぃー、やっと常連どもが帰りやがったか。……おい、後頼んだぞ。ったく、この歳になって朝から晩まで働くのはきついぜ」
蓮「任せて」
惣治郎「おう。……しっかしお前、大学卒業した後の就職先がルブランなんてよ。なんか聞いた話じゃ、一流企業kらの誘いもあったんだろが?」
蓮「……この店が、好きだから」
惣治郎「……ケッ! 嬉しいこと言ってくれるじゃあないの。まあいいや、適当にやったら休んどけよ」
…惣治郎は家に帰っていった。
モルガナ「ソウジローのやつ、ちょっと嬉しそうだったな」
蓮「うん」
モルガナ「オマエがルブランで働きたい、って言ったときはびっくりしたが、なかなかイタについてきたじゃねえか」
蓮「ご飯、作るよ」
モルガナ「お? 今日もすまねえな。ならいつもどおり、特製カレーたまねぎ抜きで頼むぜ」
…モルガナに手料理を振舞った。
モルガナ「あー、うめえ! さすがに研究しつくしただけあるな。日に日にうまくなってる気がするぜ」
蓮「ありがとう」
カランカラン
竜司「ういーっす! カレー食いにきたぞー!」
杏「たまたま竜司とそこで会ってさ」
蓮「いらっしゃい」
モルガナ「アアア、アン殿ォー! 今日も美しいぜ……! 最近はまた美人度が増した気がするニャー♪」
杏「ありがと! あ、私もカレーでお願い!」
蓮「うん」
あれから5年が経ち、同級生は皆23歳になった。
竜司は陸上スポーツメーカーの実業団でランナーとして採用され、杏は今や世界を代表するトップモデルとなっている。
竜司「ふぃー、ションベンションベンっと。トイレ借りるわー」
杏「もう、きったないなぁ。いちいち言わなくていいっつの!」
モルガナ「ワガハイも少し部屋でゆっくりするかな。少し眠くなってきたぜ」
…杏と二人きりになってしまった。
杏「……ふふ。二人とも相変わらずだね」
杏「あの頃となんにも変わらない。でもそれがまたいいのかも」
蓮「……」
杏「ねえ、それで、その……。考えてくれた? 私と結婚する話」
蓮「……」
期待
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