デレマスの二次創作SSです
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──ニュース──
学者「最近若者たちの間で新たな危険ドラッグが流行していることをご存知でしょうか」
司会「新たな危険ドラッグ?」
学者「はい。その名も”毒藻”と言います」
司会「ドクモ……なんだか禍々しい名前ですねぇ」
学者「ある種類の藻から抽出される毒素を調合した薬物です。危険ですので、絶対に使用しないでください」
──事務所──
ゼッタイニシヨウシナイデクダサイ…
みく「へー、今更になってこんなのが出てくるんだねー」
李衣菜「あはは、そうだね。ドラッグなんて時代錯誤だなぁ」ペラッ
みく「なに漫画なんて読んでるにゃ。李衣菜チャンだって他人事じゃないんだよ」
李衣菜「だって私ドラッグなんてやんないし。全くこれっぽっちも興味ないしー」
みく「とか言って李衣菜ちゃんには『危険ドラッグって危険ってつくぐらいだしロックかも!』とかコロッとほざきそうな危うさがあるにゃ」
李衣菜「ないから! いくらなんでもそこまでバカじゃないし!」
みく「あっ、ロックってそういう……」
李衣菜「そういうってどういうだよ!」
みく「まぁ、さすがに今のは冗談だけど、気をつけなくちゃダメなことに変わりはないにゃ。芸能界にいる身として、ドラッグには細心の注意を払わないと!」
李衣菜「無駄にプロ意識高いんだからこれが。芸能界=ドラッグなんていつの時代の話なんだか……」
みく「心配に越したことはないの! もしかしたら、すでにみくたちの近くまでドラッグの脅威が迫ってきているかもしれないでしょ!」
李衣菜「ないない」
ガチャ
美嘉「おはよ~★」
みく「あ、美嘉チャン。おはようにゃ!」
美嘉「外まで声が聞こえてきてたよ? 朝からケンカ?」
李衣菜「ケンカじゃなくて説教。それも一方的なね」
みく「その言い方は何にゃ! みくは善意で言ってあげてるのに!」
李衣菜「押し付けがましい善意のことを説教って言うんですー」
みく「な、なにを~!」
李衣菜「やんのか~!」
美嘉「ふふ、相変わらず2人は仲良しだね★」
みく・李衣菜『仲良くないっ!』
美嘉「わ~、息もピッタリ」
みく「みくに被せるなにゃ!」
李衣菜「こっちのセリフだよっ」
美嘉「ふふふ、2人の痴話喧嘩をいつまでも見ていたいところだけど、アタシはもう行くねー」
李衣菜「え、もう? 予定表には雑誌の撮影は午後からって書いてあるけど」
みく「ふふん、これが本当のプロ意識ってやつにゃ。李衣菜ちゃんも見習うことにゃ」
李衣菜「なんでみくちゃんが自慢げなの!」
美嘉「あはは違う違う。今日は午前に昔の友達と会う約束してるんだよ」
李衣菜「友達?」
美嘉「うん」
美嘉「久しぶりに『読モ』友達で集まることになったんだ★」
シーン
みく「え……」
美嘉「失礼しまーす。じゃあね2人とも~★」ガチャ
バタン
李衣菜「き、聞きた? 今『ドクモ』って……ニュースでやってた危険ドラッグの……」
みく「い、いや、きっと聞き間違いにゃ。みくにはよく聞こえなかったにゃ」
李衣菜「そりゃあその耳は飾り物だから……」
みく「人間の方の耳にゃ!」
李衣菜「……」
みく「……」
みく「と、とにかく、この件は内密に穏便に事を済ますにゃ」
李衣菜「それってつまり?」
みく「聞かなかったことにぃ……」
李衣菜「だ、ダメでしょ! 2人一緒に聞いててその言い訳は立たないよ!」
みく「……みくには『毒蜘蛛』友達って聞こえたにゃ。美嘉チャンにはきっと昆虫採集の趣味があったのにゃ。さすがは莉嘉チャンのお姉ちゃんにゃ~」
李衣菜「言い訳が更に苦しくなってるよ!? さっきまでの真面目猫キャラはどこにいったの!」
みく「こんな闇の深そうな問題みくたちみたいな素人が手を出したら絶対ろくなことにならないにゃ!」
李衣菜「みくちゃんのビビリ!」
みく「猫ちゃんは元来怖がりな生きものなんです~」
李衣菜「またキャラに逃げた!」
みく「と、に、か、く!!」
ガチャ
みく「美嘉チャンが危険ドラッグのドクモをやってるってことは絶対に絶対に秘密なのにゃ!!!」
…シーン
智絵里「……お、おはよう、ございます」
かな子「今言ってたのって……本当なの……?」
みく「」
──カフェ──
バイバーイ
美嘉「バイバーイ。またね~」
美嘉「……ふう。みんな全然変わってなかったなー。相変わらず撮影の毎日って言ってたし、この後も撮影だって」
美嘉「私も午後から仕事だ。よーし、みんなに負けじとアタシも頑張るぞー★」
智絵里「み、美嘉ちゃん。おはようございます」
かな子「おはよう……」
美嘉「お、智絵里とかな子じゃん。おはよーっ」
美嘉「アタシに何か用?」
かな子「用っていうか……あの……」
智絵里「……美嘉ちゃんはここで何をしてたの?」
美嘉「アタシー? さっきまで読モの友達とおしゃべりしてたんだ★」
智絵里「!!」
かな子「今……ドクモって言ったの?」
美嘉「え? うん★」
かな子「あわわわわ……」
智絵里「カエルさんカエルさん……」ブルブル
美嘉「? 読モがそんなに珍しい?」
かな子「珍しいというか……さ、最近ニュースとかでもよく聞くし……」
美嘉「最近? まあ、一昔前よりはテレビとかで紹介されるようになったし、知名度も上がったよね★」
智絵里「で、でも、そういうお友達がいるってだけなんだよね。美嘉ちゃんは全然関係ないんだよね……?」
かな子「あ、当たり前だよ! 美嘉ちゃんがドクモなんてやるわけ──」
美嘉「いやいや、やってたよ★」
かな子「えーー!?」
美嘉「知らなかったんだ。まあ今はアイドル一筋だから、知らなくても無理ないね」
かな子「嘘……だよね? 悪い冗談を言ってるんだよね?」
美嘉「嘘でも冗談でもありません★ こう見えてもちょっと前までは、そっちの界隈でかなりぶいぶい言わせてたんだから★」
智絵里「」ガクガクガク
美嘉「? どしたの智絵里。そんな怯えるウサギみたいな顔しちゃって」
智絵里「~~~!!」クルッ
タタタ…
美嘉「ちょ、ちょっと智絵里!?」
かな子「わ、私、智絵里ちゃんを追いかけなきゃ……」
かな子「じゃあね美嘉ちゃん……こ、このことは誰にも言わないから……っ!」バッ
タタタタ…
美嘉「かな子! ……行っちゃった」
美嘉「変な2人。そんなに読モが珍しいかな」
──楽屋──
ピロン
杏「……」
きらり「……今かな子ちゃんから届いたメール、杏ちゃんも見た……?」
杏「見た……けど、かな子ちゃんと智絵里ちゃんの勘違いに決まってるよ」
きらり「だ、だよねー☆ あの真面目な美嘉ちゃんが、ドクモなんていう悪いお薬をするはずないにぃ」
杏「そうそう。何があったのか知らないけど、後で事務所であったら詳しく話を聞いて、その時勘違いを正してあげればいいよ」
きらり「うんっ。そうするにぃ☆」
ガチャ
美嘉「おはよーっす★」
杏「おはよ~」ダラー
きらり「美嘉ちゃーん! おっはよーっ☆!」キラキラッ
美嘉「あはは。いつも通りのローテンションとハイテンションコンビだね★」
きらり「もー杏ちゃんっ! もっと元気にあいさつしよーよ☆!」
杏「杏はこの後の撮影のために、パワーを充電中なのー」
美嘉「今日はよろしくねっ、2人とも」
きらり「こちらこそっ、よろしくお願いしまっす☆」
杏「よろしく~」
美嘉「でもこの3人で一緒に撮影だなんて珍しいよねー」
きらり「今回の雑誌さんのテーマが”キラキラ☆でポップ☆な感じ”だきゃら、きらりたちが選ばれたってPちゃんが言ってたにぃ☆」
美嘉「なるほど! 確かにアタシたちが3人並べばきっと賑やかな感じになるもんね★」
杏「美嘉ちゃんもう衣装見たー?」
美嘉「ううん、まだ見てない」
杏「んじゃスマホで画像だけでも。ほい、これ着るんだって」スッ
美嘉「へー、確かにキラキラでポップって感じの衣装だね★」
きらり「とーっても素敵だにぃ☆」
美嘉「ふふ……なんだか懐かしいな。こういうザ・可愛いって感じの衣装、最近あんまり着る機会なかったから」
杏「そうなの? まあ確かにこれってどちらかというと、莉嘉ちゃんっぽさのある衣装だもんね」
美嘉「そうそう、アタシが莉嘉ぐらいの年齢の時……読モをやってた時、よくこんなの着て撮影してたんだよね★」
シーン
杏「……美嘉ちゃん、今なんて?」
きらり「……きらりも、よく聞こえなかったにぃ?」
美嘉「あはは。だから、アタシが読モをやってた時、よくこんな格好で撮影会をやってたって話★」
カラッ
美嘉「ちょっと杏、スマホ落としたよ」
杏「わ、わーごめんね。拾ってくれてありがとう、美嘉さんっ」ニコッ
美嘉「……なんで急にそんな営業スマイルになるの」
杏「えー、杏はいつもどうりだよ美嘉さんっ、えへへへっ」ニコニコ
美嘉「変な杏。ねえきらり?」
きらり「あ、あはははっ。確かに、きらりもそう思いますにぃ」
美嘉「……あんたの口調も変になってるよ」
きらり「にょっ!?」
美嘉「どうしたの2人揃って。読モって言葉を耳にした途端そんな恐縮ちゃってさ!」
杏「恐縮なんてそんなぁ~、めっそうもないですよぉ~」ヘコヘコ
美嘉「全く……智絵里とかな子の時もそうだったけど、どうしてみんなそんなに読モを珍しがるかなぁ」
きらり(どうするのっ杏ちゃんっ!)
杏(どうもこうもやり過ごすしかないよ! ヤクきめて撮影会してたとかかなり闇が深い問題だよこれ!)
きらり(それを信じるにぃ!?)
杏(本人の口から言われちゃ信じるしかないじゃん!)
美嘉「……何小声で話し合ってるのー?」
杏「いえ、美嘉さんきっと喉乾いてると思って。杏たちジュース買いに行ってきますっ! ほら行くよきらり!」
きらり「し、失礼しますっ☆」
タタタ…
美嘉「……」
──夜──
美嘉「……はぁ」
楓「おや、美嘉ちゃんじゃないですか」
美嘉「あ、楓さん。お疲れさまです」
楓「お疲れさまです。こんなところに1人で座って、どうかしたんですか?」
美嘉「いえ……さっき撮影が終わったので、ちょっと休んでいただけです」
楓「撮影終わりにしては、顔色が優れてないように見えますが。……何かあったんですね?」
美嘉「……あはは、全部お見通なんですね。……実はアタシ、事務所のみんなから避けられてるみたいで」
楓「詳しくお話を聞かせてもらえますか」
美嘉「──といった感じで、みんな怯えた感じでアタシから逃げていくんです」
楓「なるほど、それは辛いですね。でも皆さんがそういったリアクションをとったのには、必ず理由があるはずです。何か心当たりはありませんか」
美嘉「……確か、アタシが読モをやっていたと言ったところで、みんなの表情が変わったような」
楓「ドクモ、というとあの危険ドラッグのドクモですか?」
美嘉「いやいや読者モデルの読モに決まってるじゃないですか。もう、こんな時に冗談言わないでくださいよ~っ」
楓「ふふ、すみません。でも美嘉ちゃん、ツッコミを入れられるだけの元気は戻ってきたみたいですね」
美嘉「……!」
楓「話しているうちに、孤”独も”少しは和らぎましたか?」
美嘉「ふふっ……はい、ありがとうございます! 1人でウジウジ悩んでいても仕方ありませんよね!」
楓「その意気です、美嘉ちゃん」
美嘉「思うに、みんな読モの事を誤解していると思うんです」
楓「誤解というのは?」
美嘉「あのリアクションから想像するに、読モの事を何か犯罪ギリギリの仕事のことだと勘違いしているんじゃないかと」
楓「ほぉ、なるほど。それはひどい誤解ですね」
美嘉「だったらアタシが、みんなの間違った読モ像を修正してあげないと!」グッ
楓「ふふ、もう1人でも大丈夫みたいですね」
美嘉「はいっ、ありがとうございました。また明日っ!」
タタタ…
楓「美嘉ちゃんが元気になって良かったです」
楓「しかし『読モ』と『ドクモ』……いや、まさかそんな……」
──翌日──
みく「……今日は緊急会議に集まってくれて、誠にありがとうなのにゃ」ペコリ
李衣菜「何言ってるのみくちゃん。気持ちはみんな一緒でしょ」
かな子「うん。美嘉ちゃんのこと、このまま見て見ぬ振りなんてしておけないよ!」
智絵里「私も……昨日は逃げちゃったけど、でももう逃げない、そう決めたから……!」
杏「面倒くさいけどねー。……だからこそ、力を合わせてさっさと解決しちゃおうね」
きらり「みんなで力を合わせれば、絶対に絶対にハッピーエンド☆を迎えられるにぃ☆」
みく「うんうん……やっぱりみくたちは、最高の『仲間』だにゃ……」ウル
かな子「当たり前だよ! みんな美嘉ちゃんの事を信じてる。その気持ちはここにいる誰だって一緒なんだから!」
李衣菜「よーしみんな! 景気ずけに一曲、美嘉ちゃんの曲を流すぞー!」ピッ
美嘉『TOKIMEKIどこまでもエスカレート♪』
美嘉『サイダーみたいにはじける恋モード♪』
美嘉『きらきらの胸に飛び込むの。本当は不安だけど……』
美嘉『DOKIDOKIはいつでもストレート♪』
美嘉『迷路みたいに感じる恋ロード♪』
美嘉『ハートはデコらず伝えるの。本当の私を見てねっ★』
全員『………………』
みく(ダメにゃ。歌詞が意味深にしか聞こえないにゃ)
李衣菜(エスカレート……はじけるって、そういう……)
きらり「ちょ、ちょっとみんなー! 何うつむいてるにぃ! さっきまでの団結はどこにいっちゃったの!」
かな子「だ、大丈夫だよ。美味しければ大丈夫だよ!」グルグル
きらり「かな子ちゃん混乱しずぎぃ!」
杏「危険ドラッグなら違法性はないはずだし腕のいい弁護士を雇えばどうとでもなるから……」
きらり「こらー! そんなこと冗談でも言っちゃダメでしょーっ!?」
ガチャ
美嘉「おはよーっす★」
全員「!?!?」
美嘉「みんな朝早いねー★」
みく「ど、どうして美嘉ちゃんがここに!?」
美嘉「今日はみんなに教えたいことがあって、早めに出社したんだ」
李衣菜「教えたいこと……?」
美嘉「誰かー、悪いけどこの荷物を運ぶの手伝ってくれる?」
智絵里「あ、うん……えっと、この大量の雑誌は何?」
美嘉「んー、さながら教科書ってところかな?」
智絵里「教科書って……何の?」
美嘉「読モの★」
智絵里「!!」ビクッ
美嘉「ふふ、大丈夫だよ智絵里」ポン
美嘉「読モは怖くない。読モってみんなが思ってるより、ずっとずっと身近な存在なんだよ……★」
智絵里「ひぇ……」
美嘉「じっくり教えてあげるからね。ひとつずつゆっくりと読モの世界に触れていこうね★」ナデナデ
智絵里「」スー…
みく「智絵里ちゃん偉い。逃げずにその場で気を失ったにゃ。有言実行だにゃ」
李衣菜「言ってる場合か! 美嘉ちゃん、智絵里ちゃんから手を離してー!」
美嘉「ふふ、焦らなくたって1人ずつ教えてあげるよ★」
李衣菜「お、教えてもらう必要なんかない!」
美嘉「みんなは読モについて勘違いしてる。頭ごなしに否定しないで、まずアタシの話を聞いてみて。その上でどう考えるかまではアタシは口出ししないからさ」
李衣菜「……」
美嘉「いい、李衣菜。読モって実は、とってもロックなものでもあるんだよ……★」
李衣菜「……ロック?」ビク
バコッ!
李衣菜「痛ったー! 何すんのさ、みくちゃん!」
みく「バカの目を覚ましてるのにゃ! 本当にロックにつられるバカがどこにいるにゃ!!」
バカトハナンダー! ホントノコトニャー!
美嘉「……かな子?」ニコ
かな子「ひゃい!?」ビクッ
美嘉「そんなところに突っ立ってないで、かな子もこっちにおいでよ★」グイ
かな子「あ、あわわわ……」
美嘉「かな子はさ、読モって聞いてどんなものをイメージする?」
かな子「どんなものって……えっと、その……」
美嘉「ふふ、素直に言ってくれていいんだよ。アタシはどんな言葉だって受け止める準備があるからね」ニコ
かな子(な、なんて慈愛に満ちた瞳なの……!)
美嘉「きらりと杏はどんなイメージを持ってる?」
きらり「どうって……あははは、杏ちゃんはどう思うにぃ?」
杏「えー、どうかなぁ。きっと気持ちいいんだろうなぁ、みたいな感じかなぁ?」ハハ…
美嘉「そう! す~っごく気持ちいいの!!」クワッ
杏「!!」ビクッ
美嘉「なんだ杏わかってんじゃ~ん★ 杏はもう、”こっち”側の人間だね★」
杏「ええ……いやぁ杏はそういうのよくわからないっていうかぁ、その筋の人間じゃないっていうかぁ……」ダラダラ
美嘉「きらりだって、すぐに読モの魅力に気付けるよ!」
きらり「え!? そ、そうかなぁ☆?」
美嘉「読モ友達だって言ってたよ。きらりは絶対に読モやったらハマるって★」
きらり(狙われているにぃ!?)
美嘉「さあイントロデュースはこれくらいにして、本格的に読モの説明と紹介を始めよっかな★」
みく(どうするにゃ李衣菜ちゃん。美嘉ちゃんドクモの授業とか始めちゃうぐらいヤバい精神状態にゃ)
李衣菜(今は放っておくしかないでしょ! あの異常に優しさに満ち溢れた目を見て。今無理やり夢から覚ましたら何をするかわかったもんじゃないよ……)
智絵里「カエルさん……カエルさん……」ブツブツ
かな子(智絵里ちゃん! 起きてっ、目を覚ましてーっ!)
杏(ねえきらり。あの美嘉ちゃんはこうまでさせるドクモの魅力ってなんなんだろうね)
きらり(わからない……けど、わかったら最後、2度と元には戻ってこれない。そんな気がするにぃ……)
美嘉「んじゃまずは簡単に、読モとは何かってことから教えるねー!」
全員「は、はーい」
美嘉「読モとは……読者モデルの略である!」
美嘉「ふふ、さすがにこんなことは誰でも知ってるよね★」
全員「……………………え?」
美嘉「……………………え?」
──夜──
楓「あははっ、あはははははっ!」
美嘉「もう、笑い事じゃないんですよぉ」
楓「すみません、でもなんというか……私好みの雑なオチです♪」
美嘉「楓さん!」
楓「ふふふっ……でもまあ、いい経験になったじゃないですか」
美嘉「これのどこがいい経験なんですか」
楓「ほら、その……お笑いの」
美嘉「私はアイドル一筋ですってば!!」
楓「読モだけに毒にも薬にもならないお話でしたね」
美嘉「薬物にはなりましたけどね!」
楓「うふふ。お後がよろしいようで~」
おわり
お疲れさまでした
見てくださった方、ありがとうございました
感想いただけると嬉しいです
乙乙面白かった
もう少しその後があると良かったかな
乙
読モの話なのに、まゆが出てこないのが違和感
まゆはPのことで忙しいから
乙
歌詞はおKなんだっけ?
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