~2次血栓中~
ギュウウ・・・
赤血球「い、いつまでこうしてればいいんですか~」
白血球「2、3日の辛抱だ、我慢してくれ」
赤血球「ひぇ~」
血小板「これが固まったものがかさぶたになるんです!」
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~1日後~
赤血球「ふぅ・・・大分慣れてきました」
白血球「そうか、体力は大丈夫か?」
赤血球「元々24時間働ける体なんで」
白血球「そうだな」
赤血球「早く仕事に戻・・・」
コツン
赤血球「ん?」
白血球「どうした?」
赤血球「あ、いえ何でも・・・」
白血球「?」
赤血球(何だろう・・・白血球さんと密着してる所から固い感触が・・・)
赤血球(これは・・・まさか!)
wktk
血小板の中に血小板ってあるのかな
赤血球「はわわ・・・」カアア
白血球「顔が赤いぞ」
赤血球「せ、赤血球ですから!」
白血球「それもそうか」
赤血球(ううう・・・白血球さんの顔まともに見れないよぉ・・・)
赤血球(そりゃ何度も助けてもらってカッコイイとは思ってるけど・・・)
血小板「あの~」
赤血球「ひゃ、ひゃい!」
白血球「何だその声」
赤血球「な、何でもありません!」
白血球「・・・?」
赤血球「そ、それより血小板ちゃん、何かあったの?」
血小板「あのねあのね、皆さんギチギチに固まって大変だろうと思って・・・」
血小板「栄養をたくさん持ってきました!」
赤血球「わぁ!ありがとう!」
白血球「助かる」
血小板「じゃあ皆!栄養を配っていくよ!」
血小板達「はーい!」
※実際の血小板はこんなことしません・・・多分
血小板「はい、あーんしてください」スッ
赤血球「あーん」パク
血小板「美味しいですか?」
赤血球「うん!ありがとう!」
血小板「えへへ、どういたしまして」
赤血球(それから、血小板ちゃんのお世話を受けつつ数日を過ごしました)
赤血球(その間も白血球さんの固い物の感触が気になってドキドキしていました)
赤血球(そして・・・)
血小板「皆さんお疲れ様でした!もう動けますよ!」
赤血球「ふぃ~」
白血球「流石に疲れたな・・・」
血小板「大変ご迷惑をおかけしました・・・」
赤血球「いやいやそんな・・・」
白血球「これも仕事だからな」
血小板「それでは皆さんさようなら!みんな!行くよ!」
血小板達「は~い!」
タタタ・・・
赤血球「バイバ~イ!」フリフリ
赤血球「大変でしたね・・・」
白血球「ああ、そうだな」
赤血球「・・・・・」ドキドキ
白血球「・・・・・」
赤血球(な、何か気まずい雰囲気・・・)
白血球「その・・・すまなかったな」
赤血球「え?」
白血球「血栓して間、俺の・・・」
赤血球「!」
白血球「レセプターがお尻に当たって痛かったんだろ?」
赤血球「そうなんですよ~もう痛くて痛くて・・・」
白血球「でもよかった、ナイフじゃなくて」
赤血球「そ、そうですね・・・」
ピコーン
白血球「む、また雑菌が・・・行かなくては!」
赤血球「ふぇっ!?」
白血球「じゃあな、お前も仕事に戻れ」
赤血球「あ、あの・・・」
白血球「ん?」
赤血球「また会いましょうね!」
白血球「・・・・・」
白血球「ああ、九千分の一の奇跡が起きたらな」
白血球「それじゃ」
タタタ・・・
赤血球「・・・・・」
赤血球「きっと、また会えるよね」
赤血球「五百万分の一の奇跡は、きっとまた起こる」
赤血球「それまで、お互いお仕事頑張りましょう!」
白血球「死ね雑菌がァ!!!」ザクッ
肺炎球菌「ウギャー!」ブシュウウウウウウ
~おわり~
これで終わりです
血小板がただただ可愛かったです
いずれ彼女メインのSSが・・・書きたいです
乙
この二人癒される
乙
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