なんて無理のある名字www

その後、刃牙ヶ谷はリムジンと運転手を破壊した責任を問われ1年間の停学処分を受けた。

幸いなことに退学にならなかったのはリムジンに乗っていた雪ノ下が状況を説明し、温情を求めた結果であった。

が、刃牙ヶ谷はそれを知る由もなく、只々困惑するのみであった


あと雪ノ下は無傷だった。

１年後

刃牙ヶ谷（～～～～～～～ッッッッッ！）

刃牙ヶ谷（出遅れたッ！1年間という時間のロス…明らかに浮いているッッッッ）

ｱｲﾂﾔﾊﾞｸﾅｲ? ｷﾝﾆｸﾔﾊﾞｸﾅｲ? ﾊﾔﾏｸﾝﾄｲｲｼｮｳﾌﾞｼｿ-

刃牙ヶ谷（どころか陰口まで言われてるし…）


刃牙ヶ谷（それよりも…高校生活についての作文かかなくちゃ…）

刃牙ヶ谷（…………）

刃牙ヶ谷（…1年間謹慎してたから書くことないナァ…）

ｶｷｶｷ

平塚「刃牙ヶ谷ッッッッッ！この作文はなんだッッッッッッッッ」


『 敗 北 を 知 り た い 』

刃牙ヶ谷「いやァ…書くコトが無かったンで…まぁ、そのォ…今の気持ち？的な…？？」

平塚「思い上がるなッッッッッッッッヒヨッ子がッッッッッッ！」

平塚「そこまで言うならいい部活を教えてやるッッッッッ！貴様に敗北をプレゼントしてくれる部活をなッッッッッ！！」

平塚「着いてこいッッッッ！！」

笑うわこんなん

面白い

東京ドーム 地下6階



刃牙ヶ谷「平塚先生ェ…ジブン達はどこに向かってるんですかァ…？」

平塚「千葉市立ッ総武高校ッッ奉仕部ッッッ、その部室だッッッッ」

刃牙ヶ谷「ここ東京ドームっすよ？」

平塚「エフッエフッエフッ」

刃牙ヶ谷（笑ってゴマかした…）


平塚「入るぞッッッ雪ノ下ッッッッッ」ｶﾞﾁｬ

刃牙ヶ谷（雪ノ下？どッかで聞いたような名前だなァ）

ｶﾞﾂｼｬｱｱｧｧｧｧｧｧｧｱｧｧｱｱｱｱｧｧｧｧｧｧｱｱｱｱﾝ


雪ノ下「平塚先生ッッ！ノックをしてから入って下さいと言ったハズですッッッッッ！」ｽﾞﾁｬ

平塚「そう怒るなッ怒るなよッッ雪ノ下ァ～～～～」ﾆｨ~

刃牙ヶ谷（～～～～～～ッッッ！）

刃牙ヶ谷（今の一撃ッッあのオンナのコが放ったと言うのかッッッ！！）ｿﾞｸｿﾞｸ

雪ノ下「あら、そこの間抜け面をぶら下げた弱そうな人は誰なのかしら、平塚先生」

平塚「喜べ雪ノ下ッッッッ、奉仕部への依頼だッッッ」

平塚「『この男に敗北をプレゼントする』ッッ」

平塚「それがッッ依頼だッッッ」

刃牙ヶ谷（こッこんなオンナのコがッ！？俺に勝つッッッ！？）

刃牙ヶ谷（いやッ！でもさっきの一撃…ッ！）

刃牙ヶ谷（嘘じゃないッ、本気でッ本気で俺をヤレる目だッ）

雪ノ下「お断りしますッ平塚先生ッッ」

ﾔ ﾔ
雪ノ下「奉仕部は敗北を与える場では無くッ、闘りたい者に闘る場所を提供する部ッッ」

平塚「そうツッパねるなよ雪ノ下ァ～」

刃牙ヶ谷（しかし、これはッ…）

雪ノ下「いい加減にして下さいッッ先生ッ」

平塚「私は引き下がらんぞォ～？雪ノ下ァ～？」ﾆｨ~

刃牙ヶ谷（蚊帳の外ッッッッッッッッ！！！）ｲﾗｲﾗ

絶妙に読みづらい
バキだって常時、ッッッッみたいな話し方してわけじゃねーんだぞ

刃牙ヶ谷（～～～～～ッ）

刃牙ヶ谷「テメェらさっきからッッッ」ｲﾗｲﾗ

刃牙ヶ谷「俺を嘗めてんのかよッッッ」ｲﾗｲﾗ

刃牙ヶ谷「さっきから聞いてりゃよぅ、奉仕部がどうだの…戦う場所がどうだの…」ｲﾗｲﾗ


刃牙ヶ谷「イチャイチャとノロケてんじゃねェッッッッッッッ」

雪ノ下「」ｶﾞｯ

平塚「」ｶﾞｯ

ﾌﾞﾝｯｯｯｯ

ｶﾞｯｼｬｧｧｧｧｧｧｱﾝﾝﾝﾝ
　

殺し合いをする猛獣同士ですらが
戦いの途中邪魔が入るなり協力し合い排除するという



刃牙ヶ谷がハネられたのは余りにも必然だった