モバP「絶叫するビーバーvs龍崎薫」 (16)
車内
薫「ピクニック~♪ピクニック~♪」
P「はっはっは、上機嫌だな、薫」
薫「だってせんせぇ、久しぶりのお休みでしょー?薫、ずーっと楽しみにしてたんだ!」
P「そうかぁ、よーし、今日は思いっきり遊ぼうな!」
薫「あそびまー!ねぇねぇ、あとどれくらいで湖畔に着くの?」
P「うーん、そうさなぁ…大体……ん?」
ブオオオオオン
P「うおっ!?」
キキイィィィッ
P「っぶねーっ……なんだあのトラック、信号無視かよ……薫、大丈夫か?」
薫「うん、大丈夫……こわかった~」
P「スマホ片手に運転でもしてたんだろうなぁ。しっかり前見ろっての」
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湖畔
P「着いたぞ!」
薫「着きま!」
P「よーし、じゃあ早速遊ぶか。まずはボートでも借りて……」グゥゥ
P「あっ」
薫「せんせぇ、お腹空いちゃった?」
P「ちょっとなー……時間もいい頃だし、遊ぶ前にお昼ご飯にするか?」
薫「うん!薫ねぇ、せんせぇのためにお弁当作ってきたんだ!」
P「おっ!うれしいなあ」
薫「えっとねぇ、唐揚げでしょー?卵焼きでしょー?それからー……」
P「ちょい待ちちょい待ち……よし、シートをしいて……よーし、薫の手作り弁当、見せてもらおうかな!」
薫「うん!はい、これ!」
P「うおー!うまそー!」
薫「えへへっ!せんせぇ、いーっぱい食べてね!」
ジャプッ
P「ん?湖からなんか聞こえて……」
薫「あっ!せんせぇ、あれ!」
P「あれは……」
ビーバー「…………」
薫「ビーバーだ!」
P「な、なんでこんなところにビーバーが……?」
薫「かわいー!」
ビーバー「…………」
薫「ビーバーさん、こんにちはー!」
ビーバー「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ッ!!!!!!」
薫「ひゃあっ!?」
P「うおっ!?」
薫「な、なに……?」
P「ビーバーが…叫んだ……!?」
薫「あー!!?」
P「ど、どうした!?」
薫「お、お弁当が……」
P「え…あ、驚いた拍子に落としちゃったな……」
薫「むー……せんせぇに食べてもらおうと思って、頑張って作ったのに……」
P「薫……」
ビーバー「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ッ!!!!!!」
薫「うるさーーーーーい!」
P「おい、もう行こう……」
薫「もー!なんで叫ぶのー!やめなさーい!」
ビーバー「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ッ!!!!!!」
薫「そっちがその気なら……!」
薫「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ッ!!!!!!」
P「か、薫!?」
ビーバー「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ッ!!!!!!」
薫「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ッ!!!!!!」
P「薫、やめなさい!」
薫「だって!薫、せんせぇのために一生懸命作ったんだもん!それなのに……」
P「気持ちは嬉しいけど……」
薫「だから薫、ビーバーを懲らしめてやるんだもん!薫…薫…」
ビーバー「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ッ!!!!!!」
薫「頑張りマ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ッ!!!!!!」
P「やめなさい!もうやめるんだ!」
ビーバー「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ッ!!!!!!」
薫「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ッ!!!!!!」
ビーバー「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ッ!!!!!!」
薫「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ッ!!!!!!」
ビーバー「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ッ!!!!!!」
ビーバー「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ッ!!!!!!ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ッ!!!!!!」
薫「ぜぇ……ぜぇ……!」
薫(このビーバー、強い……!)
ビーバー「…………」
薫「むぅ~!絶対…負けないんだから!」
P「薫……」
ビーバー「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ッ!!!!!!」
薫「すぅー……」
ダンッ!
ビーバー「ア゛ッ!!?」バターン
薫「ひゃあっ!?」
P「ビ、ビーバーが倒れた!?」
薫「ち、血が……」
P「なに!?薫、怪我はないか!?」
薫「う、うん……薫は大丈夫……」
ビーバー「…………」
P「これは……頭を銃かなにかで撃ち抜かれている……」
おじさん「おい」
P「!?」
薫「だ、だれ……」
おじさん「そのビーバーに噛まれてないか?」
P「その銃……あんたがビーバーを撃ったのか?うちの薫に当たったらどうするんだ!」
おじさん「落ち着け……そのビーバーはな、ゾンビーバーなんだよ」
薫「ぞんびーばー?ゾンビなの?」
おじさん「ゾンビのビーバーだ。噛まれた動物は、傷口から侵入した寄生虫に脳を浸食され、自我を失い、発狂する」
P「あのビーバー、そんな危険だったのか……」
おじさん「この辺りはゾンビーバーの目撃情報が多い。まだ他にも潜んでいる可能性があるから、早くどこかに……」
ザパァッ
一同「!!?」
ビーバーの群れ「「「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ッ!!!!!!」」」
薫「わーーーっ!?」
P「なんだあの数!?」
おじさん「ここは俺が食い止める!お前らは早く…」
ビーバー「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ッ!!!!!!」ガブゥッ
おじさん「ぐあぁっ!!」
薫「おじさん!!?」
おじさん「俺にかまわず行けぇ!!!」
P「薫、行くぞ!」
おじさん「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ッ!!!!!!」
薫「お、おじさん……」
P「なにやってる!早く行くぞ!おじさんの犠牲を無駄には…」
ビーバー「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ッ!!!!!!」ガブゥッ
P「ぐわああああああああ!!?」
薫「せんせぇ!!!」
P「走れ薫!!!生き延びろ!!!生き延びるん……だア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ッ!!!!!!」
薫「うわぁーん!せんせぇ~!!!」ダダッ
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薫「ハァ……ハァ……ここ、来るときに通った道路だ……こんなとこまで走ってきたんだ…」
薫「うう……せんせぇ……どうして……こんなことに……」
ブオオオオオン
薫「あっ、トラック!おーい!助けてくださ!」
ブオオオオオン
薫「止まってくださ!止まってくださ!……あれ、あの運転手さん…」
運転手「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ッ!!!!!!」
薫「うわああああああああああああああああああああああああああ!!!!??」
ドンッ
終劇
なんだこれ
これ最後は薫の声圧でトラックが吹き飛ばされたってこと?
こy
なんで薫ちゃん轢かれたの?
意味わからんから奏か小梅に解説してほしい
ゾンビーバーってホラー映画だとラスト前で轢かれるシーン挟むんよ
オマージュでしょ
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