三船美優「勇気の魔法」 (20)
アイドルマスターシンデレラガールズの三船美優さんの誕生日SSです
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心「美優ちゃん、誕生日おめでとー☆」
P「美優さん、誕生日おめでとうございます!」
美優「Pさん、心さん、ありがとうございます…!」
美優(ひゃ~!まさかPさんが私の部屋に来るなんて…)
--------ちょっと前-------
心「一緒に美優ちゃんの家で誕生日を祝うぞ☆来いよ☆」
P「ええ!?美優さんの部屋ですか?いやいや!マズイでしょう!野郎が女性の部屋に入るなんて、しかもアイドルとプロデューサーですよ!」
心「断ったらしゅがーはーとアタックだぞ☆」
P「はい…」
-------そして--------
心「美優ちゃん☆はぁとが来たぞ~☆」
美優「心さん…いらっしゃ…ってPさん!?!?!?!?」
P「はは…どうも…」
美優(えええええええ!?心さん!?)
心(はぁとからのプレゼントだぞ☆)
心(こういう時こそ押せ押せ☆せっかくの誕生日なんだから~☆)
美優(…………///)カァー
美優(予想外の出来事で心臓が止まりそうになりました…)
美優(部屋とか服とか変じゃないでしょうか…)キョロキョロ
美優(でも、Pさんに誕生日を祝ってもらえるなんて…とても嬉しいです…もちろん心さんも…)
美優(Pさんとの思い出がまた一つ…)
心「というわけで飲むぞ☆Pも飲めよ☆」
美優(そう、せっかくの誕生日なんですから…)
美優「私も、今日くらいは…」ゴクゴク
P「美優さん、大丈夫ですか?美優さんはお酒弱いんですからそんな一気に飲んだら…」
心「平気平気~みんな明日休みなんだから~☆」
美優「……………」ゴクゴク
美優「Pしゃん…なんだか楽しくなってきちゃいました~」
P「ああっやっぱり…」
P「心さん、どうするんですかこれ…」
美優「ほらほら~Pしゃんも飲んでください~」
心「ほらほらご指名だぞ☆」
美優「Pさん~!楽しいですね~!」
P「はは…そうですね…」
美優「私、毎日が楽しいんですよ~」
美優「Pさんに出会って、アイドルになって、いっぱい友達もできて…」
美優「Pさんは~楽しいですか~?」
P「俺も楽しいですよ…」
美優「だったら私も嬉しいです~」
美優「Pさんが楽しいと~私も楽しいですから~」
P(なんだかすごく嬉しいことを言われてる気がするけど、これが酔ってないときに聞けたら最高なんだけどな…)
心「おーい☆二人だけでイチャイチャしやがって、はぁと帰っていい?」
心(なんだかんだ、Pなら安心だし)
P「おい!何言ってる佐藤!それだけはダメだ!この状況の美優さんを置いて俺を残してく気か!」
美優「ほらほらぁ、もっと飲んでください~」
心「ん~?でも何もしないでしょ?あとはぁとって呼べよ☆」
P「それは…まぁ…そうですけど…」
心(ヘタレ…)
P「とにかくはぁとさん本当に勘弁してください一緒にいてください」
心「分かったよしょうがなねぇな☆」
P(イカン、俺も酔いが回ってきそう…)
美優「……………」ムー
美優「Pしゃん!」
P「はい!?どうしたんですか?」
美優「Pさんは他の娘たちと仲良くしすぎです!」
P「え?そうですか?」
美優「そうです!今だって心さんとものすごーく仲良さそうに話してました!」
P「いやそれは…」
心「なんだよ☆仲良くないって言うのか☆」
P「心さんも煽らないで!」
美優「この前も他の娘とぴったりくっついてました!」
P「いやあれは突然俺の膝の上に乗ってきて…」
美優「言い訳はダメです!わ、私のことももっと構ってください!」ピトッ
P「わわっ!美優さん!」ドキドキ
心「あははは☆やれやれー☆」
美優「ううっぐすっ…」
P(またたくさん飲んで静かになったと思ったら今度は泣き出した…)
美優「ごめんなさい…Pさん…私…こんな面倒くさい女で…」
心「あ~☆Pが泣かした~☆」
P「違います!でもごめんなさい!」
美優「こんな私でも…Pさんの隣にいても迷惑じゃないですか…?」ぐすっ
P「迷惑なんてことあるわけないじゃないですか!」
P「俺だって、美優さんと過ごす毎日がとっても楽しいんですから!」
美優「ううっ…ありがとうございます…グスッ」
美優「私…Pさんに嫌われてたらどうしようって…」
美優「私には…Pさんしかいないんです…」
心(美優ちゃん、それはちょっと重いわ…)
美優「ふぁ…」
美優「なんだか眠くなっちゃいました…」
美優「Zzz…」
P「え…ちょ…美優さん!?」
心「おー☆美優ちゃんだいたーん☆」
美優「……………////」
P「美優さん!俺の膝枕なんて全然いいことないですよ!」
P「このままじゃ眠れませんよ!」
美優「……………////」
P「心さん!いいんですかこれ!?」
心「んー…」
心「Pだから許す☆他の男だったらぶっ飛ばす☆」
P「ええ!?」
心「普段大人しい美優ちゃんの今日のはしゃぎっぷりを見て分かっただろ☆」
心「美優ちゃんはPのこと心の底から信頼してるんだぞ☆」
P「…そりゃどうも…」
心「なんだその煮え切らない返事☆」
P「俺だって、良かったですよ」
P「クリスマスのあの日、美優さんと出会って、美優さんを変えた…いや、変えてしまったのが俺ですから」
美優「すぅすぅ………」
P「もしかしたら、もっと幸せな道もあったかもしれない」
P「でも、改めて本当に楽しそうなところを見れて、良かった」
P「心さん、今日は俺を呼んでくれてありがとう」
心「なんだよ急にかしこまって…」
美優「…………////」きゅっ
心(美優ちゃんは美優ちゃんで密かにPの服を控えめに掴んで…)
心(これ本当に寝てるの?)
P(それにしても…)
P(綺麗な髪だなー) そーっ
美優「…………♪」
心「ってオイ☆なにどさくさに紛れて髪触ってんだ☆」
P「はい!ごめんなさい!」サッ
美優「……………」
心「なんならはぁともPの膝を枕にしちゃおっかな~☆」
P「重いんで勘弁してください…」
心「なんだとー☆」
P「ちょっと飲み過ぎたかな…そろそろ眠たく…」
美優「ぅん…Pさん…私を見つけてくれて…ありがとう…」
美優「いつまでも…一緒に…」
美優「Zzz…」
P「俺も…美優さんに出会えて…Zzz…」
心(うわーなにこれ)
心(寝言で分かり合っちゃってる感出しながらP普通に寝ちゃったよ…)
心(……………)
心(ま、はぁとも寝ますかねー)
----------数時間後------------
P「Zzz…」
美優「Zzz…」
心「う~ん…」パチッ
心「あれ…今何時だろ…」
心「5時半…またエライ中途半端な時間に目覚めたな…」
心「Pと美優ちゃんは…」
P「Zzz…」
美優「Zzz…」
心「おーおー仲良くあの膝枕の体勢のままくっついて寝ちゃってからに…」
心「押せ押せとは言ってみたけど…今はこのくらいかなー…」
心「とっくに心は通じ合ってるのに最後の決定打がお互い足りない感じ」
心「似た者同士というかなんというか…」
心「この二人がくっつくのは…もうちょっと先になりそうだねー」
心「あーやってらんないわー☆もう一回飲んで二度寝しよ、二度寝☆」
心「美優ちゃんの貰うよー☆」ゴクゴク
心「………………」
心「…って美優ちゃんが飲んでたこれお酒じゃなくてただの桃ジュースじゃん!!」バンッ
心「ってことは最初から酔ってなくて全部…」
P「Zzz…」
美優「Zzz…」
心「美優ちゃん…恐ろしい…」
美優「うん…Pさん…来年の誕生日も…いっしょに…」ムニャムニャ
☆おしまい☆
ハッピーバースデー美優さん!!
途中で和久井さんと留美さんの妨害展開も考えましたが、せっかくの誕生日なので美優さんにはいい思いをしてほしかったのでやめました
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おつー
おつおつ
おもしろかった
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