短いのでサクッと読めると思います
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1515050255
ちひろ「プロデューサーさん、壁ドンって知ってますか?」
ちひろ「昨日大人組と飲み会してるときに話題になりまして」
ちひろ(もしプロデューサーさんにされたら……なんて)ポッ
モバP(以下P)「もちろん知ってますよ」
P(壁ドンってあれだろ、隣に住んでるやつにバーンってやられるやつ)
ちひろ「なんでも女の子の憧れのシチュエーションなんですって」
P「憧れですか!?」
P(されても嫌な気持ちになるだけだと思うんだが……女の人ってわからないな)
ちひろ「それでそのときいたメンバーで誰が似合うかって話になってあいさんに決まったんです」
P「あいさんですか!?そんなことするはずないのに……」
ちひろ「そうですか?私は似合うと思いますけど……」
P「それ、お店に迷惑かけてるんじゃないですか?」
ちひろ「そうでしょうか?お店の人達も(壁ドンされて)キャーキャー言ってましたけど」
P「当たり前ですよ!?そりゃ(店の壁を殴られたら)キャーキャー言いますよ!」
ちひろ「それで、感謝の気持ちということで割引してもらいました♪」
P「感謝!?割引!?逆に(壁の修理代として)割増だと思うんですけど……」
ちひろ「そうですか?こっちも(割引してもらうことは)申し訳ないと思ったんですがお店側に強く言われたんでお言葉に甘えちゃいました」
P「なんというかすごいお店ですね……」
ちひろ「そこでお願いなんですけど……」
P(まさか壁の修理代払えなんていわないだろうな……)
ちひろ「私にその……壁ドンしてくれませんか?」
P「ちひろさんにですか!?」
P(最近の女性はわからないな……)
ちひろ「あの時からPさんにされたらどうなるんだろう……って思ってしまって……」
P「壁ドンなんて(力があるやつなら)誰がやっても一緒ですよ!」
ちひろ「いいえ、Pさんだからいいんです!」
P「……そういうものなんですか?」
ちひろ「そういうものなんです」
P(わからん……まるでちひろさんの事がわからん……)
P(同僚の可愛いアシスタントがこんな変な人だったなんて……)
P「!!!」キュピ-ン!
P(そうか!わかったぞ!つもりこれは……)
壁ドンしてほしい
↓
隣の部屋に住んでほしい
P(こういうことなんじゃないか!?)
P(つまりこれはちひろさんの遠回しな告白!!)
P(ちひろさんのことは前々から好きだったが今の関係が崩れるかと思うとなかなか言えなかった)
P(そんな優柔不断な俺にちひろさんは告白してきた……!)
P(まさか両思いだったとは……)
P(しかし女性に告白されるなんて俺は情けない男だ……)
P「俺でいいんですか……?」
ちひろ「プロデューサーさんだからいいんです」
P「わかりました、俺も男です。腹をくくります」
ちひろ「本当ですか!?ありがとうございます!」
ちひろ「じゃ、じゃあ早速……」
P「いやいや、事務所でなんてできませんよ」
P(ここでやっても意味ないだろうし、万が一壁に穴が空いたら大変だ)
ちひろ「そ、そうですよね」
ちひろ(今は二人っきりだけどいつアイドルが帰ってくるかわからないこの状況……)
ちひろ(Pさんは完全な二人きりになるまで待つつもりですね)
P「それで、壁ドンするにあたり聞いておきたいんですけど(隣の部屋に引っ越すために)ちひろさんの住所教えてくれませんか?」
ちひろ「住所ですか!?」
P「はい、どうしても必要なんです」
ちひろ(プロデューサーさん、私の家にくるつもりなんだ……!)
ちひろ(私の家で……二人きりで……壁ドン……最高じゃないですか!)
ちひろ「事務所の近くにある××マンションの◯◯◯◯ですよ」
P「しっかり覚えました。ありがとうございます」
ちひろ「それでいつごろ(私の家に)くる予定ですか?」
P「そうですね……(引っ越しの準備があるので)早くて一週間ぐらいですかね」
ちひろ「わかりました!掃除しておきます!」
P(壁ドンするだけだから掃除は必要ないと思うんだが……まあいいか)
ちひろ「それじゃ、私仕事も終わったんで帰りますね」
ちひろ(早く帰って掃除しなきゃ……)
P「わかりました、お疲れ様です」
ちひろ「そ、それでは!」ピュ-
P「そんな走らなくても……」
P(あっ、直接好きだって言えなかった)
机の下
乃々(ものすごい事が起きてしまったんですけど……!)プルプル
Happy End!
以上でおしまいです
勢いで書いたので変なところがあったらごめんなさい
なぜ終わる
>>13
今回はアンジャッシュ風すれ違いがメインだったので……
期待が多ければ続きも書こうかなと思います
おまえはもっとデキるはずなのになぜここでやめてしまうのか
期待してるぞ
はやくしろ
続けて
たくさんの続編希望のレスありがとうございます
楽しみにして頂いているようなので続けます
このスレで続けるか新しく建てるかどっちがいいんですかね?
依頼出してなければこのスレで続けて大丈夫だよ
なんか前にこのネタ見たことある希ガス
ユッキ「ドカベンって知ってる?」
期待してる
書けたので続き書いていきます
多少おかしな部分があってもご都合主義ということでお願いします
一週間後、事務所
ちひろ(あの約束からもう一週間経ちました……)
ちひろ(そろそろプロデューサーさんが私の家に壁ドンしに……)キャ-
ちひろ(今日はプロデューサーさん休みですしなんだか静かですね……)
ちひろ「よしっ、お仕事終わりっと」
ちひろ「乃々ちゃーん、戸締りするので出てきてくださーい」
乃々「うぅ……」ノソノソ
乃々(レッスンから逃げて隠れてたらあんなこと聞いてしまってきまずいんですけど……)
ちひろ「これでよしっと」ガチャガチャ
ちひろ「それじゃ乃々ちゃん、まだそんなに時間も遅くないけど気をつけて帰ってね」
乃々「はい……おつかれさまでした」
ちひろ「~♪~♪」テクテク
乃々(すごい上機嫌なんですけど……!)
帰り道
ちひろ(そういえばあのとき乃々ちゃん机の下にいたんじゃ……)
ちひろ(いやいやあのときはレッスンだったはず……二人きりの時間はしっかり把握している……)
ちひろ(まあ大丈夫でしょう)
ちひろ(引っ越しのトラック?うちのマンションに誰か引っ越してくるのかな?)
P「あっ、ちひろさん。お仕事お疲れ様です」
ちひろ「あっ、どうもお疲れ様です……ってプロデューサーさん!?」
P「なんでそんなに驚いてるんですか?」
ちひろ「そりゃいきなり引っ越してきたらビックリしますよ!」
P「でも壁ドンしに行くって言ったじゃないですか」
ちひろ「わざわざ隣の部屋に引っ越すことないじゃないですか!」
P「いや隣の部屋じゃないと壁ドンできないでしょ」
ちひろ「??」ウ-ン
ちひろ「何か重要な勘違いをしているような……」
ちひろ「プロデューサーさんの言う壁ドンってなんですか?」
P「隣の部屋と同じ壁を殴ることですけど……」
P「ちひろさんは……」
ちひろ「相手を壁際に追い込んで壁をドンってやって逃げ道がなくなるやつです」
P「……」
ちひろ「……」
Pちひろ「えっ!?」
P「もしかして勘違いですか……?」
ちひろ「そうみたいですね……?」
ちひろ(ど、どうすれば……)
P (うおぉぉぉ……勘違いして隣に引っ越してくるって相当やばい奴じゃねーか……)
Pちひろ (き、気まずい……)
P (とりあえず考える時間を……)
P「え、えっとまだもうすこし引っ越し作業時間に時間がかかりそうなので後で今回のこといろいろ話しませんか?」
P「ちひろさんも仕事終わりで一息つきたいでしょうし……」
ちひろ「そ、そうですね!」
P「終わったらインターホン鳴らしますんで」
ちひろ「わ、わかりました!」
ちひろ「それでは!」ピュ-
P「さて、どうしたものか……」
ちひろの部屋
ちひろ「やばい、やばいどうしましょうこれ」
ちひろ「このあとお話するって言ってましたよね……」
ちひろ「つまり実質お家デートなのでは……?」
ちひろ「そしてそのままあんなことが……」モンモン
ちひろ「……シャワー浴びてこよ」
数十分後
P「さて、どうしたものか……」
P 「ええい!」ポチッ
ピンポ-ン ハ-イ!
P「……」ドキドキ
ちひろ「改めてこんばんは、プロデューサーさん」
P「こ、こんばんは、ちひろさん」
ちひろ「どうかしました?」
P「ちひろさんの姿がいつものスーツじゃないので珍しくて」
ちひろ「あ~、確かにそうですね。部屋着ですし髪も下ろしてますから」
P「可愛いですよ」
ちひろ「え!あ、ありがとうございます……」
ちひろ (かわいいなんて言われちゃった……)ドキドキ
P「もしよかったら俺の部屋に来ませんか?飲み物ぐらいなら出しますよ。すぐ隣ですし」
ちひろ「あ、それじゃあお邪魔します」
P「どうぞ」
ちひろ「お邪魔しまーす。綺麗ですねぇ」
P「引っ越ししたてなんで当たり前ですよ」
P「飲み物どうぞ」
ちひろ「ありがとうございます」
P「……」ズズ-
ちひろ (何から話したらいいんでしょうか……)
P「まずはちひろさん、勘違いでこんな大ごとになってしまい、ごめんなさい」
ちひろ「いやいや、いいんですよ!そもそも私が壁ドンして欲しいなんて言ったのが発端ですし……」
ちひろ「こちらこそごめんなさい!」
ちひろ「引っ越しまでさせてしまって……」
P「いえいえ、もともと事務所の近くに引っ越そうと思ってたんですよ」
ちひろ「それならよかったんですけど……私の隣の部屋なんて……」
P「いえいえ、ちひろさんの隣の部屋なんて夢みたいですよ!」
ちひろ「そ、そうですか……///」
P「そういえば……」
2人で楽しく雑談しました
P「あっ、もうこんな時間ですね」
ちひろ「本当ですね、ではそろそろお暇します」
玄関
P「今日はありがとうございました。楽しかったです。」
ちひろ「いえいえ、こちらこそ楽しかったですよ」
ちひろ「それではお邪魔しました」
P「……ちひろさん」
ちひろ「どうしました?」クルッ
ドンッ
ちひろ「!!」
P「これをして欲しかったんですよね。どうですか?」
ちひろ「えっと……思ったより近くてドキドキします……///」ドキドキ
P「ちひろさん」
ちひろ「な、なんでしょう?」ドキドキ
P「好きです、俺と付き合ってください」
ちひろ「ええっ……!?」
P「よく考えれば一目惚れでした。ちひろさんの笑顔に何度救われたことか」
ちひろ「……」ウルウル
P「や、やっぱり嫌ですよね。すいません、急に変なこと言って……」オロオロ
ちひろ「ち、違います……嬉しいんです……」ウルウル
P「ほ、本当ですか!?」
ちひろ「はい、こちらこそよろしくおねがいします……!」ニコッ
P「よ、よかった~」
ちひろ「プロデューサーさんこそ私なんかでよかったんですか?」
P「ちひろさんなんかじゃありません。ちひろさんだからいいんです」
ちひろ「で、でも私なんて面倒くさいし……アイドルの子たちみたいに可愛くないですし……」
P「ちひろさんだからいいんです」
ちひろ「で、でも……」
P「ちひろさん」
ちひろ (プ、プロデューサーさんの顔が近づいてきて……)
居酒屋
瑞樹「それでそのままキス……と」
早苗「Pくんもキザなことするわねぇ」
瑞樹「それでその後は?」
ちひろ「普通に部屋に帰りました」
瑞樹「え、それだけ?そこはそのままベッドに……とかじゃないの?」
ちひろ「いや、そこは突然いろいろ起きたのでいっぱいいっぱいで……」
早苗「というかやっと2人がくっついたのねぇ」
瑞樹「みてて焦らしかったもんね」
ちひろ「え、そうなんですか?」
早苗「そうよ、ちひろさんなんて暇さえあればずっとPくんみてたもの」
ちひろ「バレてたんですか……///」
瑞樹「バレバレよ。Pくんの方だってずっとちひろさんのこと見てたのよ」
ちひろ「全然気付きませんでした……」
楓「おまたせしましたー」
瑞樹「やっときたわね」
楓「撮影が長引いてしまって……」
早苗「先に飲んでるわよ」
楓「構いませんよ。私もこれから飲みますので」
瑞樹「そうね、今日はいい飲み会になりそう」チラッ
ちひろ「もう!こうなったら私も飲みまくります!」
早苗「いいけど、飲みすぎて旦那に迷惑かけないようにね~」
ちひろ「まだ旦那じゃないです!」
楓「まだ、ですか?」
早苗「結婚する気満々ね~」
ちひろ「……っ!」カァ-
瑞樹「あらあら真っ赤になっちゃって」
ちひろ「こうなったら飲みまくります!」ゴクゴク
ちひろ「もう一杯おねがいします!」
楓「私も負けてはいられませんね」
瑞樹「楓ちゃん、無理に張り合わなくてもいいのよ」
数時間後
ちひろ「もういっぱいおねがいします~」フラフラ
瑞樹「ダメよ。もうフラフラじゃない」
楓「……」ス-ス-
P「すいません、おまたせしました」
早苗「おっ、やっときたわね」
瑞樹「私たちで楓ちゃんを連れて帰るからちひろさんを連れて帰ってくれないかしら」
P「わかりました。ちひろさーん帰りますよー」
ちひろ「あっ、Pさんだー」
P「あちゃあ、完全に酔ってるな。帰りますよ」
ちひろ「おんぶしてください」
P「はいはい」
P「それじゃ失礼します」
瑞樹「ああ、はいはい」
早苗「何あれ、いきなり見せつけられたんだけど。私も彼氏欲しいなぁー」
瑞樹「アイドルなんだからダメに決まってるでしょ。ほら、楓ちゃん帰るわよー」
楓「うーん、恋がこいしい。なーんて」フフッ
終着点が分からなくなったのでこれで終わり!
またネタが思いついたらラブラブ編も書くと思います
乙
ところで、まだ壁ドンしてないよね
してましたか
失礼しました
乙
やちN1
今度はどっちが引っ越しさんだろうな
おつ
ここから床ドン・天井ドン・もう一回遊べるドン!etc…と〇〇ドンシリーズが始まるんだな(無茶ブリ)
おわり?
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