ガヴリール「別に怖いものなんてないけど……」 (25)

~ヴィーネ宅~


ヴィーネ「そうそう、だからこれをこの式に代入して……」

サターニャ「うーん? よくわかんない!難しいわ!」

ラフィエル「ヴィーネさん、サターニャさんのレベルに合わせてあげないと理解してもらえませんよ!」

サターニャ「何よそれ!失礼ね!」プンプン

ガヴリール「なあ~、そろそろ息抜きにゲームしたいんだけど」

ヴィーネ「ダメよ!まだ宿題途中じゃない!」

ガヴリール「くそう、せっかく日曜なのに宿題に追われるなんて……」

ヴィーネ「あんたたちが今までため込んでたのが悪いんでしょ」

ラフィエル「まあ、みんなで集まって宿題に取り組むのも楽しいじゃありませんか!」テカテカ

サターニャ「ぜんぜん楽しくなーいっ!」


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ガヴリール「…………」チラッ

ラフィエル「? どうしたんですか、ガヴちゃん? 窓の外なんて見つめて……」

ガヴリール「ああ、いや、なんか天気悪くなってきたなーって」

ヴィーネ「ほんとだ、空が暗くなってきて、なんだか雲行きが怪しくなってきたわね……天気予報、雨って言ってたかしら」

ラフィエル「……まだ宿題の途中ですけどここは降り出す前に早めに切り上げて、それぞれ家で仕上げることにしませんか?」

サターニャ「そんな!こんな量、一人じゃ終わらないわよ!だからあんたたちの力を借りようと思ったのに!」バンバン

ヴィーネ「ちょっとは自分で解く努力をしなさいよ……」

ガヴリール「私も一人じゃできない自信があるぞ。みんなもうちょっと頑張ろう」

ヴィーネ「開き直るな!ガヴは頭いいんだから一人でもやれば出来るでしょ!」

サターニャ「……暗に私は頭悪いって言われてる気がするわ……」

ラフィエル「気のせいですよ、気のせい!」ニコニコ

ヴィーネ「まあ、でももうちょっとだけなら手伝ってあげてもいいかしらね」

ラフィエル「……えっ」

サターニャ「やった!さすがヴィネット!」

ガヴリール「うっし!」

ラフィエル「……あ、あははー……そうですね、頑張りましょう」アセアセ

サターニャ「……?」

ガヴリール「……にしても、大悪魔目指してる割には意外とちゃんと宿題を出すのな、サターニャは」

サターニャ「ま、まあ? 表向きは真面目な学生を演出しつつ、影で学校を支配するっていうのも悪くないかなーって思ってね!」

ラフィエル「サターニャさんは先生が怖いんですよね~?」ニヤニヤ

サターニャ「なっ!? 余計なこと言うんじゃないわよ!!」

~怖いもの:サターニャの場合~

ガヴリール「なるほど、サターニャの天敵はグラサンか」

ヴィーネ「前に宿題忘れたとき、たっぷり怒られたものね。あれは怖かったわ」

サターニャ「だーかーらー!この大悪魔翌様が人間ごときに屈するわけないじゃない!」プンプン

ラフィエル「そのわりには必死に宿題してますが……」

ガヴリール「どんだけ怒られたくないんだよ。いやわかるけどさ」

ヴィーネ「そういえば犬は嫌いじゃないのね? いつもメロンパン取られてるのに」

サターニャ「あいつは私の手下だからね、別に嫌いじゃないわよ!」

ガヴリール「犬が嫌いなのは私の姉さんだな」

ヴィーネ「ああ、そうだったわね」ポンッ

サターニャ「もう!私だけいじられてズルくない?!あんた達もなんか苦手なものくらいあるでしょ!」

ガヴリール「私は別に……」プイッ

ラフィエル「……」

サターニャ「!」ピコーン

サターニャ「ラフィエルぅ~~?」ニヤニヤ

ラフィエル「はいっ!なんでしょう!」ビクッ

サターニャ「天気も悪くなって、今にも雨が降り出しそうね?」

ラフィエル「そ、そうですねー……」

サターニャ「……雨といえば、前にラフィエルの傘に入れてもらったことがあったわね」

ラフィエル「ああ、そんなこともありましたね。あの時サターニャさんの顔といったら……」

サターニャ「まさかあんたが、"アレ"が苦手なんて思いもしなかったわ!」

ラフィエル「うっ!!」

~怖いもの:ラフィエルの場合~

サターニャ「そうよラフィエル、あんたカエルが苦手だって言ってたわよね~?」

ラフィエル「あ、あはは……そうでしたっけ……?」キョロキョロ

サターニャ「忘れもしないわ!なっさけない声出して逃げ回ってたじゃない!」

ラフィエル「あう~……」

ヴィーネ「ラフィエル、カエルが苦手だったのね。意外だったわ」

ガヴリール「天界時代でも、カエルを見たら私にしがみついてたよな。まだ治ってなかったのか」

ラフィエル「だって!カエルですよ?!あの見た目でぬるぬるのねちょねちょなんですよ!?」

ヴィーネ「天使らしくないセリフの連続ね……とにかく苦手なのはわかったわ」

ガヴリール「……あー、だからさっき早く帰りたがってたのか。雨が降ってカエルが出てこないうちに帰ろうと」

ヴィーネ「カエルが出る前に帰る……ふふっ」

ガヴリール「……」

ヴィーネ「……な、何でもないわ」

サターニャ「ふふーん!カエルが苦手なんて呆れ"返る"わ!」

ヴィーネ「サターニャが拾ってくれた!?」

サターニャ「え? なにが?」ポカーン

ヴィーネ「気づいてない!」ガーンッ

ラフィエル「……別にいいです。いざとなったら神足通で帰りますし」

ヴィーネ「いやいや、大げさすぎるでしょ……」

ラフィエル「私にとっては死活問題なんですよー!?」

ヴィーネ「……う、ごめん。ほんとに苦手なのね」

ラフィエル「……ヴィーネさんこそ、余裕ぶっていられませんよ?」

ヴィーネ「え? なに? 今度は私のターン?」

~怖いもの:ヴィーネの場合~

ラフィエル「聞くところによると、古来より水場には幽霊が集まりやすいという噂がありまして」

ヴィーネ「ゆ、ゆうれい!?」ビクッ

サターニャ「ラフィエル、完全に怪談話するときの口調ね……」

ラフィエル「特に雨の日には幽霊が現れやすいと言われているそうなんですよ……?」

ヴィーネ「う、うそよね……?」ガクガク

ガヴリール「あー、ヴィーネはお化けとか怖い話が苦手だったな。私も得意じゃないけど」

サターニャ「私は別に平気だけど……ヴィネットは悪魔の中でも特別臆病なのよねー」

ヴィーネ「そ、そうよね……悪魔なのにお化けを怖がるなんて、おかしいわよね……」ドヨーン

ガヴリール「うわ、恐怖と自虐でダブルで落ち込んでるぞ」

ラフィエル「みなさんも帰り道は気をつけてくださいね、排水溝から謎の手が伸びてきて引きずり込まれるかもしれまんよ……?」

ヴィーネ「きゃー!!!!!帰れない帰れないっ!!」ムギュッ

ガヴリール「むぐっ、く、くるしいって……」

サターニャ「ヴィネット!落ち着きなさい!ここあんたの家だから外に出る必要はないのよ!」

ラフィエル「ああ、ガヴちゃんが潰れまんじゅうみたくなってます!」

ヴィーネ「え、ああ!ごめんねガヴ!」ナデナデ

ガヴリール「けほ、けほっ……まったく、そろそろ慣れてくれないとホラー映画も見られないじゃん」

ラフィエル「ん? ガヴちゃん、映画なんて見るんですか?」

ガヴリール「ああ、こないだヴィーネと映画館に行ったんだけどさ。流行りのホラー映画を見たかったんだけど、いやだーって駄々こねられて」

ヴィーネ「ちょ、その話するの!?」

ガヴリール「結局、ヴィーネのわがままで恋愛映画に変えたんだけどさ。いやー、あの日は買い物やら観光やら、ヴィーネに引っ張られまくって大変だった」

ラフィエル「ガヴちゃん……それ、いわゆるデートですよね?」

ガヴリール「え? ……あっ」カァァ

サターニャ「あんた達、そういう仲だったのね……」

ガヴリール「ち、ちがう!あれはただのショッピングだから!付き合わされただけだから!」

ヴィーネ「なっ!ガヴだって案外ノリノリだったじゃない!」

ガヴリール「そ、そうだっけー?」アセアセ

ラフィエル「あらあら、お熱いですねー♪」

ガヴリール「いや、なんのことだか? 覚えてないし?」アセアセ

ヴィーネ「……そんなにとぼけるなら、私にも考えがあるわ」

ガヴリール「え?」

ヴィーネ「まだガヴの怖いものを聞いてなかったわよね?」

サターニャ「そうよ!私たちだけ暴露してガヴリールだけ逃げるなんてずるいわよ!」

ガヴリール「いや、暴露というかお前達が勝手に自爆していっただけじゃん!」

ラフィエル「ガヴちゃ~ん? この状況で、逃げられると思ってませんよね?」

ガヴリール「ううっ、結局こういう流れになるのかよ……」


~怖いもの:ガヴリールの場合~

ガヴリール「別に怖いものなんてないけど」

ラフィエル「ふふ~♪ 知ってますよ、私」

サターニャ「え? ラフィエル知ってるの? 教えなさいよ!」

ラフィエル「ふふふ……ガヴちゃんの苦手なもの……それはゼルエルさんじゃないですか?」

ヴィーネ「ああー、なるほど、たしかにあのお姉さんには頭が上がらなさそうね」

ガヴリール「あー、たしかに時々小言言われたりしてうっとうしいけど、そんなに苦手ではないな。普段は普通に仲良いし」

ラフィエル「あらっ、違いましたかー」

ガヴリール「だから特別苦手とか怖いものなんてないよ、本当に」

サターニャ「怪しいわね、なにか隠してるんじゃないの?」ジトーッ

ガヴリール「うるせえな、ほんとに無いから!」

ラフィエル「必死になってるところがまた怪しいですね~」

ガヴリール「ほら、もう外も暗くなってきたし、そろそろお開きにしようぜ」

ゴロゴロ……

ヴィーネ「まあ、たしかに宿題もおおかた済ませたから、そろそろ帰らないとね」

ゴロゴロ……

サターニャ「ふーん? なんか気になるけど、今回は許してあげようかしら。雨も降り出しそうだし」

ガヴリール「そ、そうだよ。それじゃまた明日───」

───ピカッ

バシィ--ン!!ビリビリビリ……

ヴィーネ「うわっ!びっくりした……何今の、雷?」

ラフィエル「そうみたいですね、音と光から見てかなり近くに落ちたみたいです」

サターニャ「……あれ? ガヴリールはどこに行ったのよ?」キョロキョロ

ヴィーネ「ガヴ? ……ほんとだ、どこに」キョロキョロ

ガヴリール「…………」ガタガタ

サターニャ「……あんた、毛布なんて被ってどうしたのよ」

ガヴリール「え、あ、いや、別に? 何でもないけど?」

サターニャ「いや、毛布にくるまってガタガタ震えてるじゃないの。どう見てもおかしいわよ」

ラフィエル「あ~……なるほどなるほど、そういうことでしたか~」

ヴィーネ「ガヴの苦手なもの、わかっちゃったわね!」

ガヴリール「うっ……」

ザアー……

サターニャ「ていうか、雨も降り出してるじゃない!せっかくガヴリールをいじるネタを見つけたのに……」

ラフィエル「じゃ、私は神足通で帰りますので……」コソコソ

サターニャ「え? なんでそんなことする必要があるのよ」キョトン

ラフィエル「だ、だってもし帰る途中でアレと遭遇してしまったら……」ワナワナ

サターニャ「そんなのわたしが追っ払ってやるわよ、感謝しなさい!」

ラフィエル「えっ、ほんとですか? また意地悪しませんよね??」

サターニャ「あー、前はからかって悪かったわよ。ほんとに苦手だって分かったし、もうあんなことしないわ」

ラフィエル「そ、そうですか……じゃあお言葉に甘えて、一緒の傘に入れてもらいますね♪」

サターニャ「え、ちょっと! そこまでしていいとは言ってないわよ! ていうかあんた傘持って来てないの!?」

ラフィエル「忘れちゃいましたー♪」テヘペロ

サターニャ「なんか気にくわないけど、まあいいわ……私の寛大さに感謝しなさいよね!」

ラフィエル「はいっ! サターニャ様!」テカテカ

ガヴリール「……」ガタガタ

サターニャ「あら、あんたまだ隠れてたの? 神足通使えないんでしょ、歩いて帰るしかないわねー?」

ガヴリール「む、むり」

ラフィエル「えっ?」

ガヴリール「こんな、か、雷鳴ってるし、帰るとか、むり」ブルブル

サターニャ「……そこまで嫌いだったとは、意外だったわね」

ガヴリール「いやだったらいやだ! 止むまで帰らないからな!!」ジタバタ

ヴィーネ「……しょうがないわね、止むまでうちにいていいわ」

ガヴリール「ほんと!? ヴィーネマジ天使かよ……!」

ヴィーネ「悪魔だけど……ってもう突っ込むのもヤボね」

サターニャ「ヴィネットったらまた甘やかして……ぶるぶる震えながら帰るガヴリールが見られると思ったのに」

ヴィーネ「さすがにここまで怖がってると可愛そうだしね……」

ラフィエル「さ、それより早く帰りましょう、サターニャさん! 相合傘!」グイッ

サターニャ「ちょ、なんで元気になってるのよ! 引っ張らないでー!」

ガヴリール「……」

ヴィーネ「……」

ガヴリール「……情けないところ見られちゃったな」

ヴィーネ「まあ、誰だって苦手なものくらいあるわよ。私だって大きな音苦手だもん」

ガヴリール「雷が止むまでって言ったけどさ、もし一人で家にいるときにまた鳴ったらと思うと、正直不安でしょうがないんだ」

ヴィーネ「うん」

ガヴリール「ネトゲでもしてるときに雷が落ちて停電したらと思うともう、怖くて想像もしたくない」

ヴィーネ「だから?」

ガヴリール「うー、だから……今日、泊まってもいい?」チラッ

ヴィーネ「もちろんいいわよ!」グッ

ガヴリール「くっ、なんでそんなに満面の笑みなんだよ! ていうか言いたいことわかってて言わせただろ!」

ヴィーネ「だってぇー、弱ってるガヴすごくかわいいんだもん」

ガヴリール「うう、からかわれるのはわかってたけど、やっぱ恥ずかしい……」テレテレ

ヴィーネ「いいじゃない、私しか見てないんだし、思い切り甘えていいのよ」

ガヴリール「いや、でもやっぱはずかし……」モジモジ

ドゴォーーーン!! ガラガラガラ……


ガヴリール「ひゃうぅぅっ!!」ダキッ

ヴィーネ「あ、あらあら」

ガヴリール「やっぱりこわいっ、ヴィーネぎゅっとしてっ」ギューッ

ヴィーネ「はいはい、大丈夫だからねー……なんだかおっきな赤ちゃんができたみたいね」ナデナデ

ガヴリール「んん……」ギュウウウ

ヴィーネ「あいたた、そんなにくっついたら痛いわよ」

ガヴリール「……今日はずっとこうしてることにする。ネトゲもできないし」

ヴィーネ「いや、ご飯とかお風呂はどうするのよ」

ガヴリール「くっついたままやればいいじゃん……できるだけ邪魔にならないようにするから、ね?」

ヴィーネ「……ま、怖いんだからしょうがないわね! 今日くらいは許してあげる!」

ヴィーネ(うん、私もさっきの話を聞いて一人でいるのちょっと怖かったし、ガヴに甘えられて嬉しいし!これは仕方ないことなのよ!)ニコニコ

~朝~

チュンチュン……

ヴィーネ「ふわあ……結局昨日はずっとガヴと一緒だったわね」

ヴィーネ「食事も、お……お風呂も、寝るときも」

ヴィーネ「雷がゴロゴロなるたびにビクッとしてくっついてくるのは可愛かった……」ポカポカ

ヴィーネ「……ガヴ? もう朝よ、起きないと!」ユサユサ

ガヴリール「……んんう、ヴィーネ、離れちゃやだー……」ギュッ

ヴィーネ「もう雨も上がってるわよ? 大丈夫だから、ね?」ナデナデ

ガヴリール「……え」ガバッ

ガヴリール「ほんとだ、晴れてる……」

ヴィーネ「ね? だからお布団から出て……」

ガヴリール「……」ギュ

ヴィーネ「ガヴ?」

ガヴリール「……なんかこうしてるのクセになっちゃったみたいだ」ギュッ

ヴィーネ「ええっ!? そ、それは嬉しいけど……じゃなくて! 離れないと学校行けないんだけど!」

ガヴリール「ほら、ほんとはヴィーネも嫌じゃないんだろ? もっとくっつこうよ」

ヴィーネ「布団の中に引きずりこまないでー! ああ、駄天使の誘惑に負けそう……」

ガヴリール「へへ、ヴィーネも駄天しちゃえよ……あ、もう悪魔か」

ヴィーネ(心を鬼にするのよ、ヴィネット! ここで甘やかしたらガヴのためにならないわ!)

ヴィーネ「……いい加減にしなさーいっ!!!」ドゴーーーーンッ!!

ガヴリール「う、うわあっ!?」ビクッ

ヴィーネ「早くご飯食べないと遅刻しちゃうわよ! 制服着て、髪もちゃんとしなさい!!」

ガヴリール「は、はいっ!!」アタフタ

ガヴリール(雷よりも何よりも……)

ガヴリール(怒ったヴィーネが一番こええっ!)

ヴィーネ「……あと」ピタッ

ガヴリール「は、はい……?」

ヴィーネ「……学校に着くまでなら、くっついてあげてもいいわよ」

ガヴリール「へっ?」

ヴィーネ「雨の日じゃなくてもうちに泊まっていいんだからね!」

ガヴリール「お、おう……///」

ガヴリール(やっぱりヴィーネは優しい!)

~おまけ~

タプリス「黒奈さん! 苦手なものってありますか?」

タプリス(ふふ、いつもやられてばかりなので、弱みを掴んでやり返してやりますよ!)

黒奈「私は……天使にまとわりつかれるのが苦手」

タプリス「へっ?」

黒奈「私たち悪魔は……強い天使力にあてられると……弱体化する……」

タプリス「な、なるほど……そうだったんですか!」

タプリス「ならばっ!」ギュッ

黒奈「!」

タプリス「こうしてしまえば、黒奈さんはどんどん弱くなっていくんですね!よーし!」ギュゥゥゥ

黒奈「あ……ああ……弱っていくぅ……タプリスこわい……」

タプリス「へへっ、もっと弱らせちゃいます!」ギュゥゥゥゥ

黒奈「タプリスこわいー……」ニヤニヤ

コソコソ……

ガヴリール「おーい、騙されてるぞ、タプリス……」ヒソヒソ

ヴィーネ「まあ二人とも嬉しそうだしいいんじゃない?」ヒソヒソ

ガヴリール「……ああ、ヴィーネがこわい、ヴィーネがこわい!」チラッ

ヴィーネ「……」

ガヴリール「……」

ヴィーネ「そんなことしなくても、普通にやってあげるわよ」ギュゥ

ガヴリール「♪」


おしまい!

ありがとうございました。ガヴリールが雷にびっくりするだけのお話でした。

ガヴとヴィーネが可愛すぎる
おまけもよかった!

はい神

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