橘ありす「総理大臣フレデリカ?」 (40)


前作
橘ありす「ネゴシエーターフレデリカ?」



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~事務所~


橘ありす「うーん……」

ガチャ

的場梨沙「あら、ありすじゃない、小難しそうな顔してどうしたのよ」

ありす「ああ、梨沙さん、お疲れ様です……」

梨沙「ん、お疲れ様……原稿用紙?」

ありす「宿題です」

梨沙「へぇ、読書感想文とか? あ、横、座るわね……よいしょ」

ありす「いいえ、作文の宿題なんです」

梨沙「ありすが悩むなんて珍しいわね。テーマが面倒なの?」

ありす「はい、『将来の夢』なんですが……」

梨沙「ふーん? アンタ、夢ないの?」

ありす「急に夢と言われても……梨沙さんはあるんですか?」

梨沙「アタシの夢は決まってるじゃない! パパと結婚するのよ!」

ありす「……ああ、そうでしたね」

梨沙「何よその目」


ありす「いえ……、こういう宿題が出た時、梨沙さんはそう書いたんですか?」

梨沙「ウチの学校は『なりたい職業』だったから、"総理大臣"って書いたわ! そんで、法律? を変えてパパと結婚できるようにしてやるの!」

ありす「それは……難しいと思いますが……」

梨沙「何? オンナは総理大臣になれないって言うの?」

ありす「そ、そっちでは」

梨沙「パパが言ってたわ! "今は女性の社会進出も凄い"って! アタシは絶対に叶えてやるわ!」

ありす「いくら総理大臣と言えど、そこまで出来るのでしょうか……」

梨沙「できるでしょ? 総理大臣は1番エライんだから!」

ありす「しかし……」

梨沙「じゃあ、聞いてみるわよ! 知ってそうな人に!」

ありす「そ、そんな人、事務所にいるんですか?」

梨沙「わかんないけど、こんだけ人数がいれば1人くらいいるわよ! きっと!」

ありす「て、適当な……」

ガチャ

梨沙「あ! 早速誰か来たわ! ちょっと、聞きたいことが」

宮本フレデリカ「うおっほん! 総理大臣フレデリカだよ~! 何でも聞いてね♪」

梨沙「ああ、ごめん、何でもないわ」

フレデリカ「あれ!?」


ありす「次に部屋に来た人に聞きましょうか」

梨沙「それがいいわね」

フレデリカ「ち、ちょっと待った!」

ありす「なんですか? 私達、ヒマじゃないんですが」

フレデリカ「いつもより冷たくないかな!?」

梨沙「ってかどうしたのよ、そんなカッチリした服着て」

フレデリカ「き、今日のフレちゃんは総理大臣なんだよ!」

梨沙「いつ議員になったのよ」

ありす「どの党から出馬したんですか」

梨沙「ってか被選挙権もないでしょ」

ありす「どの選挙区から出たんですか」

フレデリカ「た、タイム! タイム! いつもそんな詳しい……しょーさい? みたいなの聞かなかったよね!?」


ありす「総理大臣なんて、今までのキッザニアと違って本当に重要な役職じゃないですか」

フレデリカ「キッザニア!?」

梨沙「あら、そう言ってありす、"今日はフレデリカさんがこんなことして~"って、口を開けば話してるじゃない」

ありす「り、梨沙さん!」

フレデリカ「へぇ~?」ニヤニヤ

ありす「腹立つ顔ですね」

梨沙「もう普通に悪口よ?」


フレデリカ「でもそっか……いきなり総理大臣は難しいかー」

ありす「いきなりでなくても難しいですよ」

フレデリカ「わかった! じゃあ、まず国会議員さんになるね!」

ありす「そ、そういう問題ではなくて……」

梨沙「そ。じゃ、総理大臣になれたらやり方教えてね。お疲れ~」トコトコ

ありす「ち、ちょっと! このタイミングで離脱するんですか!?」

梨沙「いや、だってこっからはありすの仕事でしょ」

ありす「なんでですか!」

フレデリカ「梨沙ちゃん! 楽しみにしててね!」

梨沙「はいはい、期待してるわよ~」フリフリ

ガチャ

ありす「ああ……今回は負担が減ると思ったのに……」

フレデリカ「本音は~?」

ありす「今回は負担が減ると思ったのに……」

フレデリカ「変わってない」


フレデリカ「じゃ、気をとりなおして!」

ありす「何をするんですか……」

フレデリカ「フレちゃんは勉強したんだよ! 総理大臣になるためには、マニフェストが必要なの!」

ありす「はぁ……、まあ、付き合いますよ……」

フレデリカ「ありがとー! でさ?」

ありす「?」

フレデリカ「マニフェストって、なに?」

ありす「お疲れ様でした」

フレデリカ「わ! ちょっと待って! ディーフェンス! ディーフェンス!」

ありす「子供ですか」


フレデリカ「それとも、ありすちゃんはマニフェストの意味を知らないとか~?」

ありす「む……、安い挑発ですが、乗ってあげますよ……」

フレデリカ「ちょろい!(ちょろい!)」

ありす「1ミリくらい隠す努力をしてください」

フレデリカ「まあまあ、そんなのどうでもいいから~」

ありす「はあ……。マニフェストというのは、選挙公約のことです。簡単に言えば『私が当選したらこんなことをします!』という約束ですね」

フレデリカ「なるほど! じゃあ、みんなにやってほしいことを聞いて、それを叶えますって言えばいいんだね!」

ありす「そんな単純な話じゃないんですって」

フレデリカ「なんで?」

ありす「じゃあ例えば、「経済を回すべきだから消費税を上げてくれ」という国民がいたらどうしますか?」

フレデリカ「明日から消費税50%!」

ありす「短い政権でしたね」

フレデリカ「辞めるの確定!?」

ありす「まあ例え話だからいいです。では、その後に『生活が苦しいから消費税をなくしてほしい』という国民が来たら?

フレデリカ「いやあ、消費税なんていらないってフレちゃんも思ってたんだよ~」

ありす「絵に描いたような二枚舌じゃないですか」

フレデリカ「じゃあどうすればいいの!?」

ありす「そこをなんとかするのが総理大臣とか、そもそも議員さんのお仕事なんですってば!」

フレデリカ「むむむ……フレちゃん、国会議員をナメてたかも……!」

ありす「むしろどんな仕事だと思ってたんですか……」

フレデリカ「国会で居眠りして、たまに野次るお仕事!」

ありす「ちょっとこれ認識に重大な齟齬ありますね」


ありす「もうなんか根本的にダメです!」

フレデリカ「ええ~?」

ありす「まず、国会議員というのは、国民の声に真摯に耳を傾け、貰った信任と一票に恥じぬように身を粉にして働くものなんです!」

フレデリカ「ふむふむ!」

ありす「その代表とも呼べるポジションが総理大臣なんです。わかりましたか?」

フレデリカ「せんせー! 質問です!」

ありす「誰が先生ですか」

フレデリカ「総理大臣ってなんでもできるんですかー?」

ありす「はい?」

フレデリカ「だって、お金のことも、ご飯のことも、きょーいくのことも、ぜーんぶやるんでしょ?

ありす「……確かに、大まかな政策の選定や決定権はありますが、細かいことは各省庁が進めるんです」

フレデリカ「かくしょーちょー?」

ありす「聞いたことありますよね? ○○大臣って」

フレデリカ「掃除大臣!」

ありす「下手な小学生より思考が幼いですよね」

フレデリカ「思ったことがそのまま出ちゃうの! フレちゃんったら素直~!」

ありす「……結構本音は隠してるくせに」

フレデリカ「テヘペロ!!!!!」

ありす「テヘペロはそんなに万能な言葉じゃないです」


フレデリカ「なるほど! じゃあ、やることは決まったね!」

ありす「え?」

フレデリカ「大臣のスカウト! しゅっぱーつ!」

ありす「あっ、ちょ、ひ、引っ張らないでください!」

フレデリカ「目指せ大統領!」

ありす「日本ではなれませんけど!?」


~廊下~


フレデリカ「じゃ、何大臣をスカウトしよっか?」

ありす「別になんでもいいですが……」

フレデリカ「なんでもいいから挙げて?」

ありす「じゃあ……、まずは財務大臣あたりじゃないですか? お金の問題はつきものですし」

フレデリカ「ほほう! 確かに!」

ありす「まあ、お金の管理なら亜子さんが浮かびますね。しっかり者の響子さんもいいかもしれません」

フレデリカ「ちひろさんは?」

ありす「……」

フレデリカ「……」

ありす「さて、誰にしましょうか」

フレデリカ(明言を避けたね)


フレデリカ「よし! じゃあ、適当な部屋に入って、そこにいた人にしよう!」

ありす「運任せ内閣を組閣するのやめませんか」

フレデリカ「そっちの方が面白いもんね!」

ありす「国会運営に面白さは必要ありません!」

フレデリカ「さっそく、この部屋に決めた! 財務大臣、ゲットだぜ~」

ありす「なんか影響されてる」


~部屋~


ガチャ

フレデリカ「こんにちはー!」

ありす「ノックもしないでよく国民の代表になろうとしますよね」

白菊ほたる「あ……お疲れ様です……」

ありす「フレデリカさん、残念ながら我が国の財政は破綻しました」

ほたる「???」


フレデリカ「ほたるちゃん!」

ほたる「は、はい……?」

フレデリカ「キミを、フレデリカ共和国の財務大臣に任命します!」ババーン

ありす(今すぐ亡命したい国名ですね)

ほたる「え、ええと……?」

フレデリカ「フレちゃんが総理大臣なんだよ!」

ありす(というか共和国なら総理大臣じゃない気もしますが、今さらどうでもいいですね)

フレデリカ「我が国のお金はほたるちゃんが使い放題! どうすればフレちゃんの国は良くなるかな!」

ほたる「えっと……まず新しい総理大臣に替えるための選挙を開くべきでは……」

フレデリカ「」

ありす「」


~廊下~


フレデリカ「財務大臣はムホンのためクビです!」

ありす「思ったより不信任が早かったですね」

フレデリカ「ひどいよー!」

ありす「むしろ誰よりも現実が見えてますよ」


フレデリカ「次! 次ー!」

ありす「子供ですかまったく……。では、次は外務大臣あたりが大切でしょうか」

フレデリカ「ふむふむ!」

ありす「外交の問題はいつでも最重要課題です。なるべくなら、語学堪能で、コミュニケーションに優れる人が望ましいですね」

フレデリカ「おぉ~。ノリノリだね!」

ありす「……はっ」

フレデリカ「じゃあ、こっちの部屋にいる人が外務大臣ね!」

ありす「閣僚ガチャやめません?」


~部屋~


フレデリカ「たのもー!」ガチャー!!!

森久保乃々「ひうっ!?」

ありす「フレデリカさん、残念ながら我が国の外交手段は断たれました」

乃々「???」


フレデリカ「待って! もしかしたらノノちゃんがちょー英語ペラペラかも!?」

乃々「え、英語なんてむーりぃ……」

フレデリカ「コミュニケーション力抜群かも!?」

乃々「知らない人と話すなんて想像しただけで溶けそうなんですけど……」

ありす「……」

フレデリカ「……」

乃々「……」

フレデリカ「なんで外務大臣になろうとしたの!?」

乃々「そもそもなろうとしてませんし!?」

ありす(ひどい逆ギレを見ました)


乃々「も、もりくぼ、帰っていいですか……?」

ありす「いえ、私達が出ていきますから。お邪魔してしまって申し訳ないです……」

フレデリカ「次はノノちゃんにピッタリな役職を用意しておくね!」

ありす「また来る気なんですか……」

乃々「引きこもり推進大臣とかなら……」

ありす「なんでちょっと乗り気なんですか」


~廊下~


フレデリカ「もしかしてフレちゃんは運が良くないのかも……!?」

ありす「巻き込まれたおふたりの方がよほど不運ですよ」

フレデリカ「でもでも、三度目の正直って言うもんね?」

ありす「二度あることは三度あるとも言いますよ」

フレデリカ「次のポジションは~?」

ありす「もう適当に浮かんだのを言いますけど、農林水産大臣とかですかね」

フレデリカ「知ってる! 七海ちゃんとか雫ちゃんとかいいかも!」

ありす「そうですね。食料自給率などは、外交問題にも繋がりますからね。国内の農林水産業の安定を図るのは大切です」

フレデリカ「じゃあこの部屋!」

ありす「まあ良い予感はしませんが……」

フレデリカ「おっつかれさまー!!!」ガチャ


~部屋~


大原みちる「あ! お疲れ様です!」フゴフゴ

ありす「フレデリカさん、残念ながら我が国の米農家は終わりました」

みちる「???」


ありす「さっきから1番引いちゃいけない人を引いてるじゃないですか!」

フレデリカ「テヘペロ!!!!!」

ありす「乱用しない!!!」

みちる「ありすちゃん、どうかしたんですか? パン食べます?」

ありす「そのパンのせいでこちとら国家転覆の危機ですよ!!!」

みちる「イチゴを生地に練り込んだ新作パンなんですけど」

ありす「仕方がないのでいただきますね」モグモグ

フレデリカ「いつの間に口に!」

みちる「遠慮しないでいいですよ!」

ありす「美味しい……! これをフレデリカ共和国の特産品にしましょう!」

フレデリカ「そんなに国作りに乗り気だったっけありすちゃん!?」


~廊下~


ありす「まあ、悪くないチョイスでしたね」

フレデリカ「美味しかったねー?」

ありす「では、次は国土交通大臣あたりにしましょう」←ちょっと楽しくなってきた

フレデリカ「りょーかーい! この部屋で!」

ありす「美世さんとかが当たりですかね。バイク乗りの方々もいいかもしれません。……向いているかは別として」

フレデリカ「はろーえぶりわん!」ガチャー


~部屋~


日野茜「フレデリカさん!!! こんにちは!!!」

ありす「フレデリカさん、残念ながら我が国の主な通勤手段はランニングになりそうです」

茜「???」


ありす「茜さん」

茜「はい!」

ありす「今日の事務所への交通手段は?」

茜「走って来ました!」

ありす「乗ろうと思ってた電車が遅延してたら?」

茜「走ります!」

ありす「ご趣味は?」

茜「走ります!」

ありす「大臣自ら乗り物を否定していく」

フレデリカ「他ってどんなお仕事があるの?」

ありす「空路、水路も含めた運輸等も管轄ですが、茜さんに任せたら飛脚が復活しかねません」

フレデリカ「言いたい放題!」


ありす「スポーツ庁などに務めていただきましょう……」

茜「何の話ですかっ!? 大臣とか聞こえましたが!」

フレデリカ「茜ちゃん! フレデリカ内閣でお仕事をしない?」

茜「そ、そんな、大臣なんて! そもそも議員さんになるような方は私なんかよりもっともっと仕事に熱心に打ち込んでいて、まさか不祥事などで辞めることなんてないような、素晴らしい人々だと思いますし!」

ありす「茜さん!」

茜「きっとウソもついたことのないような、才能あふれる方々だと思いますし、わ、私なんて、"違うだろー!"って思います!」

ありす「茜さん!!!」


~廊下~


フレデリカ「危なかったね!」

ありす「アウトでしたよ」

フレデリカ「茜ちゃんも素直な娘だもんね!」

ありす「あれで悪意ゼロなんですから心臓が止まりますよ」

フレデリカ「心臓が止まったらお医者さんに行かなきゃ! 医療分野はどこだっけ?」

ありす「ええっと……ああ、厚生労働大臣ですね」

フレデリカ「キヨラさんがいい!」

ありす「同意見です。トレーナーさんなどでもいいですね。医療、福祉から子育てまで、気の回る方がいいのですが」

フレデリカ「わっしょい!」ガチャー!!!

ありす「掛け声毎回変わりますね」


~部屋~


一ノ瀬志希「ありゃ?」

ありす「失礼しましたー」ガチャ バタン


~廊下~


フレデリカ「なんで出ちゃったの~?」

ありす「ダメです。群を抜いて医療を任せられないです」

部屋の中「何か言った~?」

ありす「言ってません!」

フレデリカ「いやいや、もしかしたらいい仕事するかも!」

ありす「あの歩く不安要素が?」

フレデリカ「言いたい放題!」


ありす「じゃあ、次は……防衛大臣ですかね」

フレデリカ「なんとなくわかるかも~?」

ありす「国を守るお仕事です。まあ、軍事的な衝突なんて無い方がいいですけどね」

フレデリカ「亜季ちゃんとか?」

ありす「軍事的知識に富んでいますからね。"守る"という観点なら光さんもいいですね」

フレデリカ「シンゴジラー!」ガチャー!

ありす「活躍してましたけども」


~部屋~


有浦柑奈「おや、フレちゃんとありすちゃん。今日も仲良しですね♪」

フレ&ありす「ああぁ~~~……」

柑奈「??? どうかしたんですか?」

ありす「……いえ、平和が1番だなと思っていたところです」

柑奈「おお! ありすちゃんもラブ&ピースの大切さに気が付きましたか!」

ありす「……はい」


~廊下~


ありす「もう数打つしかないです! テンポよくいきましょう!」

フレデリカ「おお! ありすちゃんが燃えている!」

ありす「せめて1人くらい適任を当てるまで帰れません!」

フレデリカ「ファイトだね!」

ありす「教育とかの文部科学大臣!」

フレデリカ「はいよ!!!」ガチャー

遊佐こずえ「ふわぁ……」

ありす「教育受ける側じゃないですか! 次!」


ありす「法律とかの法務大臣!」

フレデリカ「ほいさ!!!」ガチャー

日下部若葉「どうかしましたか~?」

ありす「法に触れそうな側じゃないですか!」

フレデリカ「合法だよ!」

ありす「年上ですからね!? 次!」



ありす「地方創生担当大臣!」

フレデリカ「ごーごー!!!」ガチャー

多田李衣奈「あれ? どうしたの?」

ありす「バリバリ都会っ子!!! 次!」



ありす「領土問題担当大臣!」

フレデリカ「へいへい!!!」ガチャー

ライラ「ライラさんですよー」

ありす「外国人!!!!! 次!」



ありす「環境大臣!」

フレデリカ「おっけー!!!」ガチャー

志希「おろ?」

ありす「この部屋さっき来た!!!!!」


~~~~~~~~~


ありす「はあ……はあ……」

フレデリカ「任命って難しいんだねー?」

ありす「ガチャをわざわざするからですよ……」

フレデリカ「じゃ、最後に大切なポジションを決めなきゃ!」

ありす「……? 主要な役職は挙げたと思いますが」

フレデリカ「フレちゃんね、全然詳しくなかったんだけど、1こだけ調べたの!」

ありす「はあ……?」

フレデリカ「ありすちゃん! 官房長官になって、フレちゃんを支えて!」

ありす「へ……?」

フレデリカ「どうかな? どうかな?」

ありす「……わざわざ調べたんですか」

フレデリカ「ありすちゃんのポジションだけね!」

ありす「……まあ、いつか総理になった時には任命してください」

フレデリカ「わーい! 期待しててね!」

ありす「まったく……」


フレデリカ「きっとなってみせるよ……!」

ありす「はいはい、頑張ってくださいね」

フレデリカ「フランス大統領に!」

ありす「えっ!? 結局そっち!?」



おわり




過去作


ほたる「始球式」智絵里「アンド」朋「野球観戦!」

多田李衣菜「Let'sギャップ萌え!」前川みく「宣言するものじゃないにゃ」

周防桃子「みんな、桃子のことバカにしてるんでしょ!」


などもよろしくお願いします


おつ

総理大臣はそれぞれの国務大臣の仕事を務めることが出来る
なんせ文字通り総理なんだから

一番(いろんなのを)兼任したのが東條さんだったな


で、L.M.B.Gマダー?

早くしないと冬の新刊買わないYO

あぁ、ドアのガチャとガチャをかけてたのか……

おつ、安定の面白さでした

Bop ’n keep it dippin’ dippin’
Bop ’n keep it dippin’ dippin’
Bop ’n keep it dippin’ dippin’
In the manor I ain’t slippin’, nah
Bop ’n keep it dippin’ dippin’
Bop ’n keep it dippin’ dippin’
Bop ’n keep it dippin’ dippin’
Cos these man are always flippin’ (switchin’)
Bop ’n keep it dippin’ dippin’
Bop ’n keep it dippin’ dippin’
Bop ’n keep it dippin’ I ain’t flippin’ over no chicken (no)
Bop ’n keep it dippin’ dippin’
Bop ’n keep it dippin’ dippin’
Bop ’n keep it dippin’ cos the manor’s unforgivin’ (trust)

乙でした
そういえば茜はそういうキャラでしたね



茜が国交大臣……、
道を作るのも国交省がらみだからありかなと思ったり
(ランニングのための道になりそうだが)

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