【モバマス】シンデレラ・イン・ザ・クライムシティ (43)

モバマスアイドルに銃撃たせたいだけのss
あくまで劇中劇だけど犯罪描写が苦手な人は見ないでね

少しの地の文と台本まぜこぜ
適宜キャラ紹介

リクエストがあれば登場キャラ増やすかも

書き溜めは少ししかないから亀更新です

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1508581678

ミシロシティ
タイ南部とも、アメリカ南部とも、日本西部ともいわれるが、本当の場所は誰も知らない
ここは世界中から悪の女が集まる場所
ホテル=ラブライカと花簪会(かしんかい)の思惑渦巻く中、今日も何処かで…

丘の上で双眼鏡を覗く3人組

「甲斐甲斐しく働いてますねぇ…これから踏み潰されるとも知らずに…」フフ

「でも事前の情報より随分少ないけど?」

『本命は地下だぞ。まさかもう忘れたのか?』

「ち、違うよ!」アセアセ

「おっちょこちょいはまだ治りませんねぇ…本当に死んじゃいますよ?」クスクス

「うう…」

「ま、そうならないために今ここにいるんだ。よく確認しとけ。それにーー」

ーー獲物は多い方が良いだろう?



#1 Cendrillon

アーニャの顔に火傷の跡ありそう

キャラ紹介

木村夏樹
万事屋「サンドリヨン」のリーダー。ミシロシティのスラムで生まれ、幼少期から犯罪を重ねてきた。姐御肌で困っている人を見かけると助けられずにいられない。所有はしてないが、実はギターを弾けるらしい。愛銃はコルト パイソン 6in。

多田李衣菜
ロックなガンマン(?)に憧れ家を飛び出してきたが、まともな生活力が無くサンドリヨンに転がり込んだ。愛銃は祖父から貰ったマウザー レッド9であるが、夏樹に憧れてリボルバーへの乗り換えを検討しているらしい。

佐久間まゆ
元はモデルだったが、自分の恋路を邪魔する事務所の社長を殺害しミシロシティに逃げてきた。その後、彼と破局した所を夏樹に拾われたが、彼の事は未だに好いているらしい。愛銃はS&W 3566 リミテッド(PC356)の9mmパラベラム版。

池袋晶葉
チームの機械担当。銃の改造、乗り物の整備に電子機器何でもござれ、みんなのド〇えもん。まゆの3566を9mmパラベラム用に修正したのも彼女。護身用に催涙弾を発射するペイントガンを持っている。

ーーー1週間前

バーカウンターの内でワインを飲む、店主らしき黒髪の美女。既に2本の空き瓶が見える。

ガタッ チリンチリン…

志乃「いらっしゃい」ゴクゴク

李衣菜「あーっ!また飲んでる!」

志乃「失礼ね…私がいつも呑んだくれてるみたいじゃない…」

夏樹「ハハハ、別に悪いと言ってるわけじゃないさ。ただ事実を言っただけだろ、リーナ?」

志乃「もぅ…まあいいわ。頼んでいた機械はどう?出来てるかしら?」

晶葉「ああ!ビールの泡作りの効率改善だろ?改造前比2.5倍は出るようにしておいた!」

志乃「ふふっ、ありがとう…これで経費が浮いて…もっと良いワインが買えるわ…」

夏樹「そんなインチキばっかりしてるといつか痛い目見るぞ…」

晶葉「じゃあ代金は予定通り…ん?」

ブォンブォン…

晶葉「…李衣菜、車のエンジンは切ってるよな?」

李衣菜「うん」

夏樹「言ったそばから…」バッ

店のドアが蹴開けられ、先程よりも甲高くベルが鳴る

夏樹と晶葉がカウンターを飛び越え、固まる李衣菜が引っ張りこまれると同時に銃撃が始まった

ダダダダダ!!!

李衣菜「これだから酒呑みは!」

志乃「あら、私のこと?」ゴクッ

ラッパ飲みしてボトルを空にした志乃はカウンターの下から水平二連ショットガンを取り出す

李衣菜「暴れる酒飲みはってこと~!」

夏樹「またそんな骨董品を…」ドンッドンッ!

「ぐあっ!」「がっ!」

志乃「リボルバー使いのあなたに言われたくはないわ」パァンパァン!!

「ぎっ!」ベシャア

李衣菜「あーっ!なつきちのこと馬鹿にして~!!」

夏樹「いいから撃て!」チャキッ バラッ

李衣菜「私のレッド9をとくと味わ(バババ!!)…きゃっ!くっそー!」パァンパァンパァン!!!

晶葉「危ない!」ペペペ

「イッタイメガー!!」ピシャァ!

夏樹「狙って撃て!リーナ!」ドオンドオン!!

「クソッ…酔っ払い相手でなぜ押されている…!!」

志乃「酔ってる方が当たる弾も…」カキン! シャコシャコッ

バッ

志乃「あるのよ?」パァン!パァン!!



キャラ紹介

柊志乃
バー「ドランカー」のマスター。自分のワイン代を増やす為に慢性的にインチキ商法を行っており、バーの評判は悪い。が、店主が美人なのでみんな来てしまう。愛銃は水平二連式ショットガン。本人は分からないと言うが、夏樹曰くレミントン製っぽいとの事。

「とりあえず目的は果たした!撤退だッ!撤退ッ!!」タッタッタッ…

志乃「やっと退いたわね…」

李衣菜「どうだ!参ったか!」ベーッ

夏樹「志乃さんより当たってなかったじゃないか」

晶葉「しかも酔っ払ってたのにな」アキレ

夏樹「しっかし、棚はめちゃくちゃ、カウンターは防弾仕様だから良いが…死体とかどうすんだコレ…すまない…」

志乃「いいえ、助かったわ。でも…しばらく泊めてもらえるかしら?」

夏樹「構わないさ。宿代としてリーナに銃の使い方を教えてやってくれ」

李衣菜「お、お願いします…」

晶葉「支払いも延期だな…」

志乃「ふふっ」

夏樹(しかし奴ら…本当にただの酔っ払いか?目的は果たした…まるで店を破壊するために来たような…)

[サンドリヨン 事務所]

まゆ「おかえりなさい…あら、どうして志乃さんが?それに…」

志乃「しばらくお世話になるわ」

夏樹「ちょっと店が襲撃されてな…とりあえず茶でも出してくれ」

まゆ「無事で良かったですけど…とりあえず皆さん、シャワーを浴びてきたらいかがですか?」カガミチラッ

夏樹「ん?」

夏樹晶葉李衣菜志乃「「「あはははっ」」」

まゆ「街を歩くにはひどい顔ですよぉ」ウフフ





お風呂シーンはナイヨー


夏樹「…ということさ」

まゆ「大変でしたねぇ…」

夏樹「一番大変だったのは志乃さんさ。ダメになったワイン、おそらくウン万ドル分だぜ。リーナは気づいてなかったが、ありゃかなり怒ってるよ」

ガチャッ

志乃「ふぅ…一番高いのは地下にあるからおそらく無事よ…」モワァ

夏樹「おかえり…!」ドキッ

志乃「?」ファサァッ

晶葉(エロい…)

まゆ(惚れちゃいそう…)

李衣菜(ロックだ…)

夏樹「ゴホン…志乃さんが戻ってきたなら今後の話をしよう」

夏樹「しばらく事務所に志乃さんを泊めるのに異論は無いな?」

まゆ「はい」

李衣菜「うん」

晶葉「構わんぞ」

志乃「ありがとう…」

夏樹「まずは襲撃してきた奴らの所属が知りたいな…」

李衣菜「店に戻れば何かあるんじゃないの?」

まゆ「でも今晩行くのは危険じゃ…」rrrrr…

まゆ「電話出てきますね」トテテ…

晶葉「でも時間を置くほど消えて行く証拠もあるからな…」

まゆ「はい、サンドリヨンです」カチャ

李衣菜「警察は…」

まゆ「はい……はい……」

夏樹「やたら事を大きくしたくは無い、こちらから敢えて面倒事を呼ぶ必要も」

まゆ「ホテル=ラブライカから夏樹さんに電話です!」

夏樹「この忙しいときに…」

タッタッタッ…

夏樹「もしもし」

『久しぶりね、夏樹』

夏樹「美波か…用件は何だ?今忙しいんだが…」

美波『今夜、緊急の会合を開くから来て欲しいの。多分、その忙しさにも関係があります』

夏樹「………なるほど、分かった」

美波『理解が早くて助かります』

夏樹「時間と場所は…」

美波『いつもと同じです』

夏樹「ああ、分かった。アーニャによろしく」カチャ

李衣菜「何だったの?」

夏樹「反省会は終わりだ。今夜、緊急の会合がある。ホテル=ラブライカもこの件について何か知ってるみたいだ」

まゆ「私もお供しますね」

李衣菜「じゃあ私も…」

夏樹「リーナは留守番だ。夜は危ないからな」

李衣菜「うう…」

[深夜 とある雑居ビルの地下にて]

ガヤガヤ

夏樹「結構な人数だな…」

まゆ「かなり派手にやったみたいですねぇ…」

ムニッ

まゆ「ひゃっ///」

「この前より3mmほど育ってますなぁ~」

「…」ゴッ

「痛アッ!」

夏樹「育った分だけ頭が減ってるんじゃないか、愛海?」

棟方愛海
ストリップバー「フジヤマ」の経営者。入社時に彼女がテストする(何とは言わない)ので、店の評判は良い。「お山を傷付けたくない」という理由で銃は携帯しない。その癖、マフィアのでも躊躇なく揉みに行くので常に命を狙われている。清良とはデキているというのが専らの噂。

柳清良
愛海の幼馴染みでボディガード。愛海が今生きているのは彼女のおかげである。万が一の為に医療的なスキルも持つ。愛海のセーブ役を自負するが、実際は嫉妬しているだけなのではという(ry。愛銃はSIG P226。ベッドの上ではネコらしい。

今日はここまで

書き溜め増やせなかったから今日は少なめ

愛海「ううっ、酷い…」

清良「ご迷惑お掛けしてすみません…」ペコリ

まゆ「清良さんはいいんですよ…」

夏樹「先月もそれで殺されかけたのに、まだ懲りないのか」アキレ

まゆ「清良さんにも迷惑ですよ…」

清良「私は構いません。愛海が生きていてくれるのが私の喜びですから」

夏樹(あ、これダメなやつだ)

愛海「あたしにとってお山は生そのもの!揉んで死ねるなら本望だよ♪」

愛海「それより夏樹ちゃん…うちは酒庫をやられたけど、もしかして…」

夏樹「いや、うちは事務所じゃなくて…ドランカーから仕事を受けたよしみでね。それより…そっちは酒庫を?」

まゆ「店は大丈夫だったんですかぁ?」

愛海「お店の女の子には穴が開かなくて良かったよ。酒は買い戻せるけどお〇ぱいは唯一ムニだからね♪まゆちゃんが2個増やしてくれるならそれでもいいけど…」

まゆ「お断りします」

清良「愛海」

愛海「おっと、じゃああたしは次なるお山を求めて(ゴッ)…今後ともよろしく、では」

夏樹「ははっ、こちらこそ」

ウヒョオオ! オヤマダーイブ! ゴッ!!

まゆ「本当に懲りないですねぇ…」

夏樹「なるほどな…」

まゆ「何か分かったんですかぁ?」

夏樹「勘ではあるが…大体な」

ガヤガヤ シーン…

夏樹「…若旦那の登場だ、多分アタシの考えるのと同じことを話すだろうよ」

スタスタ

「アー、皆さん、お集まり頂き、ありがとうございます」

「ホテル=ラブライカ、代表のアナスタシア…です」

アーニャ「皆さん、既にご存じかと思いますが…主に酒瓶の…破壊を目的とした襲撃事件が流行ってます」

美波「こちらで調べたところ、一部の密造所が徒党を組み、、シェア拡大のために傭兵を使って酒類の破壊を行っているそうです」

美波「我が傘下の密造所も2箇所が襲撃を受け、敵を撃退しました」

美波「被害拡大を防ぐために、傭兵の襲撃を要請します」

アーニャ「花簪会が絡んでいるかも、しれない以上、大事にはできません…危険ですが、誰か、少人数で…行ってくれれば…支援は、します」

「人無しで武器だけ渡されてもな…」

「自分たちだけ損をするのも…」

「たかが酒ぐらい我慢してくれ!」

夏樹「ウチがやろう」

「「「!!!」」」

アーニャ「いいのですか…ナツキ?」

夏樹「うちはサンドリヨン…灰かぶりの仕事でも何でも受けるさ。それに…個人的な恨みもあるんでね」ニヤ

アーニャ「…スパシーバ…ありがとう、ナツキ。後で情報を送ります。ミナミ」

美波「はい!」

短いけどここまで
見てる人いたらコメントしてくれよ~

おう見てるぜ
死体処理屋の森久保はまだかな

[最初に戻る]

志乃『配置についたわ…』

夏樹「こっちも近くまで来た。見張りを排除した後は適宜援護してくれ」

志乃『…了解』

夏樹「今回はあくまで制圧が目的だ。そっちはあまり関係ないかもしれないが…爆発物には気をつけてくれ」

志乃『分かったわ…』

夏樹「晶葉は?」

晶葉『ドローンの映像が出た。事前の予想より数が多い。地下に13人もいる』

夏樹「あの狭い場所にか?」

晶葉『傭兵は4人だけだ。問題は…作業員にスコーピオンを配っているんだ』

夏樹「面倒だな…」

晶葉『だが方法はある。オマエたちから向かって左に換気扇が多い…直上と繋がっていると考えるのが妥当だろう』

夏樹「まゆ、建物の左側に何か見えるか?」

まゆ「ありました!換気扇と…発電機?が少し」

晶葉『おそらく換気扇の予備電源だ。換気システムを潰してしまえば敵は炙り出せる』

夏樹「作戦は決まりだな。アタシら3人は地上の攪乱、制圧。その間にまゆは換気システムを破壊しろ」

まゆ「はい」

志乃『了解したわ』

夏樹「よし、行くぞッ!」

「飲み放題って聞いたからこの仕事受けたのに…」

「ケーキ屋のバイトじゃあるまいし」

「ま、報酬さえ受け取れば…」

志乃「…」ッターン!

「飲み放d」ドサッ!

「お、おい!」ザッ

「どうした!」

1人は突然血を流して倒れた仲間に駆け寄る
が、この体はすぐ宙に浮いた

「うぐうぅぅぅ!!(何かで首を…リボン!?)かはッッ!」ガクッ

仲間を締め上げたリボンの主の存在を知らせるべく叫ぼうとするも

「敵しゅ…」ガッ!

パイソンのウッドグリップに昏倒した

李衣菜「これで見張りは片付いたかな…」

夏樹「換気扇は任せた!」

まゆ「はい!」

タタン!!タタン!!

「クソッ、何処から情報が漏れて…」ダダダン!!

「そんなこと言ってる場合か!とにかく…」ドサッ

李衣菜「なつきち!このアバカンってやつ良く当たるね!」タタンタタン!!

夏樹「リーナみたいな奴でも使いやすい様に出来てるからな!」タン!タン!タタン!!

李衣菜「私が下手ってこと!?」ガチャガチャ ガシャッ

まゆ「発電機…」チャキッ

まゆ「いけない、アルコールが多いから火気厳禁…ならプラグを抜いて…」

まゆ「あとは換気扇を塞げるもの…」
ダダダン!!!

まゆ「くっ!」パンパン!!

「うわあッ!」バタン

まゆ「これで…」

[地下]

「外はどうなっているんだ!出してくれ!」

「落ち着け!ドアは防弾仕様だ!閉じこもっている限り安全だ!!」

ピーッピーッ

「換気扇が止まった!」

「停電しないよう発電機を使ったのが仇になったか…」

「クソッ!このままじゃ窒息する!」

ポタッ…ポタッ…

「な、何だよこれ…」ドロォ…

「換気扇から血!?」

ザワザワ…

「あたしは嫌だ!こんな所で死にたくない!」ガチャガチャ

「おい!やめろ!」

「うるさい!黙って死ぬくらいなら一か八かやってみるさ!!」バッ!

ワラワラ

李衣菜「来た来た」

「人数はコッチの方が多いんだ!やってやるさ!」

李衣菜「戦いは質だよ!」タタンタタンタタン!!!

「グハッ!」

「ウアッ!」

「がはっ!」

李衣菜「やーりぃ!」

「畜生ッ!」

1人の作業員が死んだ仲間のスコーピオンをかっ攫い、乱射しながら突っ込んできた

夏樹「伏せろっ!」ガバッ

志乃「!」ッターン!

「ア゛ッ!」ズシャァ

夏樹「素人は何をするか分からない、気をつけろ!」

李衣菜「あ、ありがとう…」

「クソッ、奴らよくも…」

「しかしそのお陰で我々は逃げられる」

「彼らには悪いが囮になってもらおう…!」

地下の警備にあたっていた傭兵達は裏口からの逃走を図るが

「やった!出口だ!」

まゆ「出口はこっちじゃありませんよぉ」パン!パン!パン!パン!

声の主を見ること無く、彼らは頭から血を噴き出した

ッターンッ! ターンッ!

まゆ「今ので何人ですか!?」ダッダッ

李衣菜「えーっと」

夏樹「9人だ!」

まゆ「もう敵はいないはずです!」

晶葉『ああ、地下はもぬけの殻、お疲れ様だ』

李衣菜「はぁ~」ヘタッ

夏樹「よく頑張ったな、リーナ」ナデナデ

まゆ「しぶとく生き残りましたねぇ…」ウフフ

今日はここまで、見てくれてる人はありがとう

明日で(多分)終わりま
森久保は次回採用しようかな?

SS読んでていつも違和感あったけど、アーニャってカタカナカタコトで話さないんだよね

志乃『終わったみたいね…』

夏樹「迎えにいくから、麓で待っててくれ」

志乃『楽しみにしてるわ…』

夏樹「全員無事となると後は…」

シタイダラケー チマミレー

夏樹「ここもラブライカの傘下になるんだけどな…片付けとかどうすんだコレ」

まゆ「とりあえず、乃々ちゃん呼びましょうか…」

これにて終了です

実はもうちょい続けようと思ったんですけど…
収拾がつかなくなって打ち切りチックに終わってしまいました
申し訳ないです

ではまた

次回は死体処理屋の森久保が主役です

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