~屋敷~
男「ここどこだよ...」
男はここが屋敷であると分かっていてもそう言わざるを得ない
この屋敷がが何処にあるのか、そして自分の家から離れている不安
悪魔「そんな事を気にかける必要は無いわ」
男「大アリだわ!」
悪魔「まだ自分の家に帰る気でいるの?」
男「当然。僕は普通の人間だからね」
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悪魔「本当に私と契約する気は無いの?」
男「悪魔と契約したいなんて思う奴はそう居ないだろうな」
悪魔「果たしてその余裕がいつまで持つかな?」
男「...何をする気だ?」
悪魔「特典の紹介をですね」
男「好きにするがいい」
悪魔「それでは一つ目!」
下2>>悪魔との契約特典
私(悪魔)が付いてくる
三食昼寝付き
悪魔「三食昼寝付きぃ!」
男「ほう」
悪魔「どうです?契約しますか?」
男「僕がそんな不健康そうに見えたのかい?」
悪魔「いえ、全く!」
男「という事は...」
悪魔「そうです。こんなのは前座ですよ」
男「そっかぁ」
悪魔「良く聞けぃ!なんと二つ目の特典は...」
下2>>二つ目の契約特典
kskst
私があなたの世話をしてあげる
好きな厨二能力を三つまで会得できる
悪魔「私が貴方の世話をしてあげます」
男「世話、ねぇ...」
悪魔「そうです。まぁ、使い魔状態ですね」
男「ほほーん、そりゃあ良いかもな」
悪魔「さ、ら、に...」
悪魔「今ならもう一つ特典が付いてきます!」
下2>>追加特典
2か月以内ならいつでもクーリングオフ可
ラッキースケベ体質になれる
悪魔「ラッキースケベ体質になれます」
男「別にそこまで...」ガチャガチャ
悪魔「押してもドアは開きませんよ」
男「ふざけてるんだろう?」クイクイ
悪魔「ふざけてません。あと引いた所で開きません」
男「曖昧な能力だなぁ...」グイイイッ
悪魔「リーザスの塔じゃ無いんですから上押したって開きません」
男「というか一番気になる事をまだ聞いて無かった」
悪魔「質問とラブコールは受け付けてますよ」
男「契約の代償って何?」
悪魔「へ?」
男「代償だよ代償。寿命とか魂とか取られるんじゃないのか?」
悪魔「成る程、良い質問ですね」
悪魔「契約の代償は...」
下2>>契約の代償
人間と子作りができない
貴方の一生を貰う
死ねなくなる
悪魔「貴方の一生を頂きます」
男「...ん?」
悪魔「整理して説明しますと、貴方の一生は私の物です。しかし...」
悪魔「快適な暮らしとラッキースケベは保証します」
男「うーん...そうだな...」
男「良し、答えが出たぞ!」
嫁入りかな?
下2>>契約しますか?
イエヤス
する
いいゾ~
男「じゃあ契約する」
悪魔「やったー!」
悪魔「いぇーい!!」ガシッ
男「なっ」
悪魔は男に抱きつく
悪魔「これで貴方の人生は私の物です!」
男「そういう約束だからな」
悪魔「貴方と私は永遠に結ばれました!」
男「ん?」
悪魔「え?言いましたよね?」
男「ああ、そういう事だったのか」
悪魔「何か不服ですかー?」
男「いや、別に」
男「じゃあしばらくはこの屋敷で暮らすかな」
悪魔「ねぇ、男さん」
男「...何?」
悪魔「お願いがあるんです」
男「はぁ...僕は悪魔じゃないから出来る範囲でな」
悪魔「じゃあきっと平気ですね」
下2>>悪魔のお願い
結婚して
今すぐ首吊って死ね
悪魔「今すぐ首吊って死ね」
男「...やっぱりな」
悪魔「ふーん?」
男「その程度読めてはいたさ」
悪魔「でも貴方はもう私と契約しちゃったんだよ?」
悪魔「この命令から逃れる事は出来ない筈」
男「...」ボウン
男の のろいは とけた▼
男「解呪アイテムなぞ幾らでも持ってるわい」
悪魔「あ、貴方...一体」
男「いや只の収集家ですよ?」
男「それにこんな物もある」カチャ
男は何も無い所から強い魔力を保有する剣を取り出した
悪魔「馬鹿な事をしたのは私のようね...私より高位の悪魔か何か?」
男「じゃあさっきのは撤回して、物好きな賢者って事で良いぞ」
悪魔(この窮地を脱するのは不可能に近いな...)
悪魔「あーあ、殺したければ殺せばいいさ」
男「いや、僕にそれは出来ない」
悪魔「おちょくるのは止めてよね。そんな事できて私程度に勝てない訳無いでしょう」
男「いや、そういうんじゃないかな」
悪魔「?」
男「僕が君を好きなのさ。解るか?」
悪魔「え」
*解呪*
男「昔から決めていたんだよ」
男「『嫁にするなら可愛い悪魔』ってね」
悪魔「...そーですか」
男「そうとも、だから僕は敢えて言うよ」
男「僕と結婚して下さい!!」
下2>>悪魔の返事
YES
くたばれ
再契約ですね♡
>>40
空気が読めない安価は嫌い
そうですか^^
次も安価があれば単発末尾Oが険悪な安価取るから見てろよ見てろよ~
悪魔「くたばれ」
男「おいおい、自棄になんなよ」
悪魔「どうせコレクター感覚でしょ」
男「ふぅむ...僕の愛は嫌いか、そうか」
悪魔「ええ、早く殺しなさい!」
男「これじゃあまるでさっきと逆の立場だな」
悪魔「...」
男「例によって、僕と結婚する事の特典を教えてあげよう」
下2>>結婚する事の特典
↓
幸せにする
こんなイケメン(自称)のお嫁さんになれるんだぞ?
男「まず第一に、幸せにすると約束しよう」
悪魔「ベター過ぎてつまらない。それに悪魔の幸福論なんて分かるの?」
男「ベターかどうかなんて問題じゃない。僕は君を物として見ている訳じゃない」
男「そう伝えたかったんだよ」
男「君の幸せは良く分からない。けれど...」
男「僕が幸せを教えてあげよう!」
悪魔「ふ、ふーん。それだけ?」
男「いやいや、まだありますよ」
下2>>結婚する事の特典二つ目
悪魔の仕事から解放する
↑
男「君を悪魔の仕事から解放しよう」
悪魔「不可能よ」
男「いいや、出来るとも」
悪魔「どうやって?」
男「僕の魔力を君に流せばいい」
男「リミッター型かノルマ型か自由型か知らないが、十分な筈だ」
悪魔「成る程ねー」
男「さて、僕ももう一つ特典を付けよう」
下2>>おまけの特典
人間にしてあげよう
安価↓
↑
男「もし君が望むというなら、人間にしてあげよう」
男「君がそんな事な興味を持つかなんて分からないけどね」
悪魔「もう説明は要らないよ」
男「ちぇ」
男「あ、言っておくけど対価は無いよ」
悪魔「そう」
男「どうするか決めた?」
悪魔「...うん」
下2>>結婚する?
結婚する
する
悪魔「結婚するよ、私」
男「そうか!」
悪魔「ええ、今度こそ永遠に結ばれました!」ギュッ
男「じゃあ、ここで一緒に暮らそう!」
END
最近短編よく書くね
というよりは長編を書いてないだけか?
それでは、安価に付き合って下さり、ありがとうございました!
全ては安価神の導きのままに...
(性癖を解放してるだけなんて言えない)
おつー
おつー
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