更新速度は死んでます、クソ遅いです
下手したら1ヶ月に1回です
基本的に1回の更新で10レス前後を予定してます
百合アニメとは書きましたがなにを見せているとは言いません
また、実際のアニメの内容をほのめかすことも致しません(多分)
本SSは完全に妄想なので、『実際にこうなる』というデータがある訳ではございません
なったらいいなあ
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1502070499
男「百合はいいなあ」
男「俺も女に生まれたかったなあ」
男「中学や高校のあの子とキャッキャウフフできるって考えただけで素晴らしい」
妹「にいちゃ、にいちゃ!」
男「おっ、妹。今日も元気だなー」
母「私買い物行ってくるから、妹着替えさせてあげてね」
男「おっけー」
母「あとパパも迎えに行ってくるから、帰りはちょっと遅くなるわ」
男「夕飯作っとこうか?」
母「材料ないでしょ」
男「ああ、じゃあ無理か」
妹「にいちゃ、見て!」
男「おっ、今日は折り紙か」
妹「じょうずにできてる?」
男「これは…鶴か?」
妹「うん!」
男「幼稚園児で鶴とは…すごいぞ妹!」
妹「すごい!?すごい!?」
男「おお、お前は凄い妹だー!たかいたかーい!」
妹「やったー!」
母「…」
男「あっすんません、今着替えさせます」
母「うん、行ってくるわね」
男「うん」
妹「いってらっしゃーい!」
男「妹ー、服着替えるからこっちおいでー」
妹「うん!」
ーーーーーーーーーーーーーー
男「うん、これでよし」
妹「お父さん、いつ帰ってくるの?」
男「んー、あと3時間くらいかなあ」
妹「3時間…」
男「18時くらいかな」
妹「よくわかんない…」
男「まあ、小学校で習うよ」
妹「小学校、楽しい?」
男「楽しいぞー学校は。友達がいっぱいできるんだぞー」
妹「今よりお友達ふえるの?」
男「そうだぞ。妹ちゃん、今何人友達いる?」
妹「ゆみちゃん、まおちゃん、あきなちゃん…あとね、あとね」
男「それよりももーっと、指じゃ数え切れないくらいの友達ができるぞ!」
妹「ほんとに!?」
男「だから、なーんにも心配いらないぞ!」
妹「なんか、もう行きたくなってきた!」
男「はっはっは、今は幼稚園を思いっきり楽しんできなさい」
妹「にいちゃ、なんかお父さんみたい!」
男「おっ、父さんのモノマネだったんだけどよくわかったな」
妹「お父さんならすぐわかるよ!」
男(妹、父さん大好きだもんなー)
妹「お父さんまだかな」
男(将来はファザコンか…?)
男「まだまだかかるよ」
妹「ぶー」
男「ゲームするか?」
妹「するー!」
男(あっ、そういえば)
妹「なーにしよー」
男(妹は、この前やってた百合ゲーに興味しんしんだったな)
妹「ねえにいちゃ」
男「ん?」
妹「にいちゃがこの前やってたゲームってどれ?」
男「あー…あれは子供じゃ難しいかなあ」
男(漢字だらけのノベルゲーはさすがに)
妹「あれやりたいー」
男「あのゲーム、キャラが話してるのを見てるだけだぞ?」
妹「んー…でも、たまにキレイな絵とかあった!」
男(絵…多分、合間合間に挟まれる挿し絵のことかな)
男「キレイなって、例えばどんな?」
妹「んっと、なんか、髪の長い人とね」
男「うん」
妹「背の低い人が、抱きついてるの!」
男(おっとぉおおおお?)
妹「すっごいキレイだった!もっかい見たい!」
男「妹ちゃん、あれがキレイだったの?」
妹「うん!」
男(人と人が抱きついてる絵がキレイ…?いや、そういう表現もあるか)
男(いやいやいや、5歳児だぞ。子供にそんな難しい表現ができるわけがない)
妹「あれ見たいー」
男「うーん、じゃあちょっと待っててな」
男「えっと、どこやったかな…」
男(多分、語彙力が無いせいでキレイっていう表現になったんだろうな)
男(曖昧だけど、『なんとなく良い』っていう感じがしたから…)
男(良い=キレイって感じで、頭の中で変換しちゃったんだろう)
男(これが何を指し示すかといえば…!)
男「おっ、あったぞ妹ー」
妹「やった!あれ見たい!見たい!」
男「えーっと、あのシーンはー…」
男(妹は、潜在的に百合の素質が…?)
男「妹、これか?」
妹「…」
男「…」
妹「ちがうー」
男「あれえええ?」
妹「男の人だったよ、こっちの人」
男「うぇえええ?」
妹「もっとかっこよかった!」
男「あっ、じゃあこれか」
妹「あっこれ!男の人がかっこいいの!」
男(NTRエンドの挿し絵じゃねえか!)
男(絵面はキレイだけど内容はエグいんだよ!)
妹「恋人さんなの?」
男「う、うん…そうだよ」
男(最低の男だけどな)
妹「いいなあ…」
男(妹に百合の気は無かった…)
男(まあ、現実の百合って多分、無いんだろうけどなー…)
男(あってもなんか、あんまよく見られないんだろうし)
男(男がゲイを気持ち悪いって思うのと同時に、女もレズは気持ち悪いもんなんだろう)
男(だから同性愛は受け入れられにくい。だから表面に出し難い)
男(女が好きな女も当然いるんだろう。周りの目を気にするから隠しているだけで)
妹「あたしもこんなことしたいー」
男(…同性愛は、病気じゃない)
男(愛というのは本能だ。根本的に変え難い、不変的なものだ)
男(5歳児にだって、それはある。単純なだけで、恋愛感情はある)
男「…」
妹「にいちゃ、どうしたの?」
男「んー、ちょっとなー」
男(5歳児…まだ、恋愛感情というものを深く理解していない子供が…)
妹「あれ、ゲームやめちゃうの?」
男「うん、アニメ見ようかなって」
男(『同性愛を当たり前』だと思うようになったらどうだろう?)
妹「アニメ!なに見るの?」
男「んー、これかな」
男(女は女を好きになるのが普通…そう思わせるのは可能なんじゃないか?)
妹「なにこれー、しらない」
男「お兄ちゃん、このアニメ大好きでなー」
男(サブリミナルのように、毎日妹に百合アニメを見せ続けたら…妹は、それが当たり前だと錯覚するんじゃないか?)
妹「おもしろいの?」
男「ああ、とーってもおもしろいぞー」
男(子供は、影響を受けやすい。白紙のノートみたいなものだ)
妹「あっ、かわいい!」
男「だろ?」
男(男の子は仮面ライダーの真似をしたがる。女の子はプリキュアの真似をしたがる)
妹「あっ、えっ、にいちゃ!」
男「ん?」
男(じゃあ、百合アニメを見せれば…それの真似をしたくなったら…?)
妹「ね、ね、ちゅーしてる!」
男「あっ、妹ちゃんにはまだ早かったかな」
男(今はまだ、刺激が強い)
妹「女の子同士でちゅーって、変じゃないの?」
男「んー…お兄ちゃんはよくわかんないなー」
男(今はまだ、違和感がある)
妹「ふーん…変なアニメ」
男「でも、大人気なんだよ」
男(それが、その刺激、違和感が当たり前になった時…妹は果たして…?)
?「ただいまー」
男「あっやべ」プチ
妹「あっ」
男「おかえり、姉さん」
姉「ただいまぁ~」
妹「ねえちゃ、おかえり!」
とりあえず、今日はここまでです
見直すとこれかなり最低なことしてますね…大丈夫かこれ
先に言っとくと男×女だろうが女×女だろうが大好物な俺が一番許せない物は女×女からの男×女というNTRだ
おもしろい実験だな
乙&期待
とりあえず日常系が百合とかいう冗談はやめろよ
桜trickから始めろ
>>14
百合からレズまでの範囲を自分の中で決めて、その百合の範囲内で書くことにしています
ただ、その百合の範囲内でさらに上下が存在してると思いまして…
ゆるゆりはいわゆる日常系の百合、にあたるんでしょうか
しかし、百合に変わりはありません
女の子同士がただキャッキャウフフしてるだけのものはソフトな百合
そこに恋愛感情をほのめかすような内容が絡めば百合度合い(?)がまた違ってくると思います
長々と書きましたが、まあぶっちゃけ言うと最終的にはソフト百合~ガチ百合~レズ~ガチレズみたいな段階を踏んでいく予定です
まあ、ガチレズはともかく、レズまでいくとアレな内容を書く必要が出てくるわけで…
行くとしたらクレイジーサイコレズ、ここまでですかね
まあ、クレイジーサイコレズも結局レズプレイまで行かないことが多いんですが
きらら系の漫画のアニメ作品はすべてといっていいぐらい、アメリカンコーヒーぐらいには百合だからなぁ
>>17
きらら系は甘々ですねえ…口から砂糖ドバドバ出るレベルの甘々ですねえ
けどそういうのもいいんですよねえ…ドロドロした百合もいいですけど
ていう感じで基本的にはレス返ししていきます(返せるものだけ)
コメつくと嬉しいからね、しょうがないね
ssに言う事じゃないがロクな兄貴じゃないな
百合がいくら好きでも現実まで持ってくると気持ち悪いしか言いようがない……俺は「同性は好きにやってろ」派だけど
>>12
実際は女は女の感じる場所や角度、強さを実感して分かってるから男×女→女×女にNTRする事が多いと聞いたぞ。棒なんてパンツつければええ訳やしな。
妹ちゃん最終的に悪魔になるんです?
ここの男は某漫画で例えると「吐き気を催す邪悪」や「自分が悪だと気づいていない最もドス黒い悪」な気がする
妹にそんなことさせる時点でヤバイやつだろうけど……
>>20
二次と三次をごっちゃにしてはいけない、まさしくですね
なんとなく二次は百合、三次はレズ、って感じの区切りもあるんだと思います
二次はいいとこしか見せなくてもいいですけど、三次は人間の汚い部分(2つの意味で)が絡んできますからね…
>>22
妹ちゃん、最終的にはどうしましょうかね。未定です。
まあでも、結局ほのぼの百合か狂った百合のどっちかでしか終わらせられない気がするんですが
>>23
人は誰しも変わっているものです
本SSの男はたまたま頭がおかしいだけですねww
投下していきます
途中で中断するかもしれないです
姉「おっ、妹ちゃ~ん」
妹「ねえちゃ、仕事終わったの?」
姉「うん、今日はもう終わったよ~」
男(いつまで社会人設定なんだよ)
姉「男くん?」
男「あっはい」
姉「ちょっと、お話、いいかなぁ?」
男「あー…はい…」
姉「妹ちゃん、ちょっと待っててね?」
妹「?」
ーーーーーーーーーーーーー
姉「で、何見せてたの?慌てて消したけど」
男「えっ、ただアニメ見せてただけだよ」
姉「アニメ…いやらしいのじゃないよね?」
男「そんなもん5歳児に見せるわけないじゃん」
姉「じゃあ何で慌ててたの」
男「急に帰ってくるから、びっくりして」
姉「急に帰ってくるって…帰ってくるとしても別に不自然な時間じゃないし、家族が普通に帰ってきただけでそれはちょっと」
男「んー…でもびっくりしたのは本当だよ」
姉「ほんとにぃ?」
男「ほんとだって」
姉「ふーん…で、何のアニメ?」
男「この前テレビでやってたやつ」
姉「えっ、あれ録画してたの?」
男「えっ、姉さん見るの?」
姉「うん」
男「ええ…」
姉「何よ、お姉ちゃんが見ちゃいけないの?」
男「いや、ダメではないけどさ」
姉「あーあ、男はお姉ちゃんに見せちゃいけないようなアニメを妹ちゃんに見せてたんだー」
男「うっ…それを言われると弱い」
姉「じゃ、私も見よーっと」
ーーーーーーーーーーーーー
姉「ごめんねー、妹ちゃーん。待った?」
妹「ううん!」
姉「おーよしよし、妹ちゃんはいい子だなあ」
男(妹百合化計画がバレなくてよかった…いや、バレようがないか?)
姉「男ー、録画ってどうやって再生すんの?」
男「えっと、これこれ」
姉「最近の利器はよくわからんのう」
男「同い年のくせに何を言うか…」
妹「続き見たいー!」
姉「はいはい、今流すからねー」
男(正直、姉さんにバレてるんじゃないかってドギマギした)
妹「…」
男(食い入るように見てるな…もうハマったのかな)
姉「…」
男(姉さんも…)
姉「妹ちゃん、このアニメ好き?」
妹「うん!」
男(なんだ急に…)
姉「そっかー、どういうところがいい?」
妹「うーん…」
男「どうしたの急に」
姉「男は黙っててねー」
男「う…」
妹「んー…わかんない。けど好き!」
姉「そっかー」
男「なんだったのさ」
姉「いや、気になっただけ」
男「ふーん…」
妹「…」
ーーーーーーーーーーーーー
男「はぁ、さっぱりー…」
母「もうお風呂あがったの?」
男「うん」
母「じゃあ、妹呼んできて」
男「分かったよ」
男「妹ー」
妹「なにー?」
男「お風呂だって」
妹「はーい!」
母「妹ちゃん、着替えは?」
妹「あっ、忘れた?」
母「先に入ってるね。服、自分で脱げる?」
妹「うん!」
母「ならよかった」
男「さーて、俺は部屋行こうかな…」
姉「男、男」
男「どうしたの姉さん」
姉「あとでお姉ちゃんの部屋来て」
男「えっ、なんで」
姉「いいから」
男「えー…嫌な予感するなー」
姉「拒否権はないよ」
男「はいはい、分かったよ」
ーーーーーーーーーーーーー
男(姉さんに呼ばれて部屋の前まで来たけど…)
男(いざ来ると、嫌な予感が凄い)
男(妹にアニメ見せてる時、なんか怖かったし)
男(えぇいままよ!)
男「姉さーん」コンコン
姉「おっ来たね、入って入って」
男「うん」
姉「はい、クッション」
男「姉さんだけベットなの?」
姉「む。…じゃあ、横座って」
男「いや、横もなんか…」
姉「拒否権は?」
男「無いです、はい…」
姉「よしよし、従順な弟は好きだぞー」
男「はいはい…で、何の用?」
姉「うん。さっそく本題から行こうか」
男(怖いなー…)
姉「なーんで妹ちゃんに、あんなアニメ見せたのかなー?」
男「あっ、えっと、えっ」
姉「あれ、どう考えても子供に見せるようなアニメではないよね?」
男「でも、大人向けってわけでもないよ」
姉「対象年齢の上限なんてどうでもいいの。下限の話をしてるんだけどなー」
男「…まあ、確かに子供に見せるようなものじゃないね」
姉「じゃあ、なんで?」
男「いや、俺が見たかっただけだよ。妹も一緒に見るって」
姉「…」
男「…ほんとだって」
姉「ふーん…」
男「…」
姉「…そんなの、通用すると思ってんの?」
男「えっ」
姉「妹ちゃんの性格、知ってるよね」
男「…」
姉「妹ちゃん、自分が楽しかったことや好きなものは何でも他の人に話したくなる」
姉「そんな妹ちゃんにあんなアニメ見せて、その話を母さんにしたら…どうなるか分かるよね」
男「…うん」
姉「そういうことになるって、まさか分からなかった訳がないよねぇ」
男「…」
姉「そんなリスク犯してまで、アニメ見たかったの?違うよね」
姉「妹ちゃんを、そういう人間にしたかったんじゃないの?」
男「…いや」
姉「妹ちゃん、まだ5歳だもんね。新しい刺激にはすぐ病みつきになっちゃう」
姉「あーいうの好きなの分かるけどさ、妹ちゃんのこと少しでも考えたの?」
男「……」
姉「最低だよ。こんなのと双子だったなんて」
男「…うっ」
姉「泣いちゃうの?男なのに。馬鹿じゃない?」
男「…ごめん、なさい」
姉「謝るなら、私じゃないよね」
男「…」
姉「…」
男「…」
姉「…口裏、合わせてあげよっか?」
男「えっ…」
姉「お姉ちゃんの言う事、1つ。1つ聞いてくれたら、母さんを納得させてあげる」
男「納得って…どうやって」
姉「そこは、秘密だよ」
男「…言う事って?」
姉「にひ」
男「?」
姉「男、ちょっと仰向けに寝て?」
男「…えっと、こう?」
姉「にひひっ」ガバッ
男「ちょっ、姉さん?」
姉「男、お姉ちゃんと誓いのキスして?」
男「は?」
姉「お姉ちゃんね、昔から男のこと好きだったの。それこそ、子供の頃から」
男(…なんだこれ…)
姉「私ね、幼稚園児の頃、母さんとかいない間に見てた連ドラがあるの」
男「…」
姉「それはね、兄妹が禁忌の恋をするドラマ」
男「!」
姉「あの頃男とはケンカばっかりで、むしろ男のことは嫌いだったの」
姉「でもね、ある日プッツリケンカしなくなったの覚えてる?」
男「…姉さんの、5歳の誕生日だったね」
姉「うん。お姉ちゃんね、ドラマみたいな恋がしたいってその時から強く思うようになったの」
男「そんな」
姉「妹ちゃん、ほんとに同性の子を好きになっちゃうかもね」
男「…なんだよ、急に」
姉「だって、私がそうだもん。幼稚園の頃に見たドラマの登場人物とそっくり」
男「…」
姉「姉妹だから、似ると思うよ?」
姉「いつか夢見るようになる。女の子同士の恋愛にね」
男(そんな、まさか…)
姉「お姉ちゃんもね、ずっと夢見てきた。男と付き合える日をね」
男「こんな、無理やりな方法で?」
姉「お姉ちゃんだって、あんまり良くない方法だと思うよ?」
男「なら」
姉「けど、チャンスじゃん」
男「ちゃ、チャンスって」
姉「なりふり構わないよ。男が好きだから」
姉「…にひっ」
男「」ゾクッ
姉「じゃあ…男、キスしよ…?」
男「う…う…」
姉「そうそう、誓いの内容、言ってなかったね」
男「内容…?」
姉「『お姉ちゃんに絶対服従』」
男「そんな、馬鹿げてる!」
姉「人権も何もない、って言いたいの?」
男「そうだ!なんだよ、絶対服従って!」
姉「妹ちゃんの人格形成を成そうとしたのは、だーれだ?」
男「あ、ぅぐ、ぐっ…」
ブーブー
姉「メール?見ていいよ」
母『リビングにきなさい』
姉「あーあ。もう時間ないよ?」
男「あ…あぁあ、あ…」
姉「いいじゃん、楽になろうよ。お姉ちゃんの言う事聞いてるだけでいいんだよ?」
男「う…」
姉「そんな無理な願いは言わないよ?」
男「…それだけは、誓ってくれ?」
姉「お願いできる立場なのかな?男の態度があまりにも悪かったらどうなるか分かんないよ?」
男「ど、どうなるって…」
姉「簡単だよ。男が妹ちゃんにあんなアニメ見せた真意を語るだけでいいもん」
男「あっ…」
姉「ほら、もう悩む必要ないよね?」
男「あ…あぁあああ…」
姉「キスするだけだよ。簡単だよ?」
男「あ…あ…あ…」
姉「あ、キスする前に一言お願いね?『一生お姉ちゃんに従います。私はお姉ちゃんの奴隷です』って」
姉「…にひっ」
ーーーーーーーーーーーーーー
男(…結局、俺は姉さんとキスをした)
男(あの後、姉さんが母さんを巧みにごまかしていた…)
男(今思うと、母さんに全てを話せばこんなことにはならなかったんじゃないかと思う)
男(妹はあれから、すっかりあのアニメにハマっている)
男(まだ、あのアニメのようなことをしたという話は聞いてないけど…)
男(姉さんを見る限り、時間の問題なのかもしれない)
男(結局、表面上には平和になった)
男(ある種、誰も不幸になることなく)
男(姉さんに絶対服従とは言ったが、姉さんも別にあれから変わりなく接してくれる)
男(けど、あの日見た姉さんを裏の顔を思い出すと…姉さんから呼ばれる日が来るのが少し怖い)
男(今は、この平穏を大事にしよう。大げさかもしれないけど)
今日はここまでです
なんか凄いドロドロ関係が展開されましたが、『男と姉が付き合うことになった』という関係を作るためだけの話です
今後は妹中心です。姉弟中心もちょいちょいはさむかも?
いやぁ、歪な家族いいですねぇ。二次ならでは
乙
キラ☆ふわになりそう
甘々百合の神よ、>>1の無意識に訴えかけてこのSSを甘々にしてくれ
姉弟はアクアドロップ(三上ミカ)より濃いのでいいが、妹ちゃんは、ルミノシティ(ぺこ)や山猫BOX(コキリン&ナナセミオリ)よりライトになりますように
乙
ちぃしってるよ、両親も幼少期の影響でこじらせてるって
>>40
白衣性はなぜか途中でやめちゃったんですよね…クッソ重いエンドもあるって聞いて気になってたのに…
>>41
アクアドロップ→分からない
ルミノシティ→分からない
山猫BOX→分からない
はいすいません、にわかです…
>>42
両親は…どうなんでしょうねww
基本的に父母をストーリーにはあんまりからませないようにと思ってます
もし妹が将来、洗脳が行き過ぎて犯罪を起こしてもこの男は「俺は関係ない!」とか言い出しそう
てか、うまくいって姉に恋したらどうするんだ?自分の身の危険が来ると思うぞ…(自業自得だが)
>>41
山猫BOXとは懐かしい名前を聞いたぞ
らき☆すたの同人誌未だにあるわ
>>44
男は今の所クズです…が、ここからはまともな人間として扱っていく予定です
姉もまあクズなので、姉の扱いをどうしようかなってところですね
妹が姉に恋したら…それはそれで面白い三角関係ができるので楽しそうですね
ただ三角関係って結末が難しいんですよね。過程を書くのは楽しいんですが
妹が百合になったら子供出来ない。悲しいなあ
>>47
好きでもない人と子供つくるのと、好きな人と一生添い遂げるのならどっちが幸せだよ
>>47
はいiPS細胞
>>47
二次だからふたなりもアリなんだぜ?
じゃあ、まったり投下します
男「妹ー、どこだー?」
妹「…」
男「ここかー?」
妹「…」
男「…」
妹「…」
男「…ここだ!」ガチャッ
妹「あっ見つかった!」
男「はっはっは、まさか玄関なんて発想は無かったなー」
妹「家の中なんてルールないもーん」
男「かくれんぼって家の中限定だと思うんだけどなあ」
妹「ねえにいちゃ」
男「ん?」
妹「小学校って、楽しい?」
男「え、うん」
妹「…」
男「なんだ、不安か?」
妹「うん。知らない人ばっかりなんだよね」
男「うん。知らない人ばっかりだね」
妹「…なんか、怖い」
男「分かるよ。けど、皆同じだよ」
妹「同じ?」
男「妹ちゃんは周りに知らない人だらけ。でも、他の子も同じだと思う?」
妹「あっ」
男「皆不安だよ。皆、知らない人ばかりだから」
妹「そうなんだ」
男「だから、皆同じようなことを考えるんだ」
妹「同じようなこと?」
男「妹ちゃんは周りが知らない人ばっかりだったら、どうしたい?」
妹「とにかく、お友達が欲しい!」
男「そう!それを他の子も思ってたら…」
妹「友達、いっぱいできる?」
男「できるできる!皆友達が欲しいからね!」
妹「…女の子がいいなあ」
男「え゛」
妹「女の子の友達がいい!」
男「え、あー…うん」
男(アカンこれは、もう症状が?)
男(いやでも、女の子が女の子の友達を欲しいと思うのは当たり前じゃないか)
男「男の子もいっぱいいるよ?」
妹「んー…でも」
男「でも?」
妹「女の子の方が、仲良くなれそうだもん」
男「あー…確かにね」
男(良かった。普通だな)
妹「…」
男「…」
妹「ねえにいちゃ」
男「ん?」
妹「キスって悪いことなの?」
男「んんん?」
妹「あのアニメね、友達とかの前でキスしたら怒られてたの?」
男「あー……あーうん」
妹「ダメなの?」
男「そうだなー…いいかー妹ちゃん」
妹「うん」
男「キスってのはなー、本当に好きな人としかしちゃいけないんだぞー」
妹「そうなの?」
男「そうだぞー。誰にでもキスしちゃダメなんだぞー」
妹「ふーん…」
男「妹ちゃんは、誰かとキスしたいの?」
妹「えっ、えと」
男(あっこれはいるやつですわ)
妹「…お母さんには秘密だよ?」
男「あ、うん」
男(母さんにバレたら俺が危険だからなあ)
妹「あ」
男「あ?」
妹「あきなちゃん…」
男(アウトおおおおおおおおおお!)
男「あ、あきなちゃんて…」
妹「…」モジモジ
男「あの、サイドテールの?」
妹「さいど…?」
男「ああほら、髪こうやって結んでる」グイッ
妹「そう!」
男「…えっと、好きなの?」
妹「えっ、あっと、うーん…」
男「?」
妹「わ、わかんない」
男「分かんないかー…」
男(でもキスしたいってのは確信犯だよなあ)
姉「お姉ちゃんが教えてしんぜよう」
男「おわっ」
妹「ねえちゃ、おかえり!」
姉「よしよし、ただいまー」
男「教えるって、何を?」
姉「いい?妹ちゃん、キスってのはね」
男(どこから話聞いてたんだ…)
姉「本当に好きな人としかしちゃダメなの」
妹「さっきにいちゃに聞いたよ?」
姉「あれ、そうなの?」
男「うん」
姉「…はい、目つむってー」
男「え、うん?」
姉「んっ」チュ
男「えっ」
妹「あっ!」
姉「にひひひひ」
男「ちょっ、妹ちゃんの前だぞ!」
姉「妹ちゃん、なんで今お姉ちゃんが男にキスしたか分かる?」
妹「え…えっと、好きだから?」
姉「そう。それも、姉弟としてじゃないよ?本当に好きだからキスするの」
妹「ふ…ふーん…」
姉「妹ちゃんは、あきなちゃんのことどう思う?」
妹「あ、あきなちゃん!?」
男(ちょっ、どこまで掘り下げるつもりだよ)ボソ
姉(いいから。こういうのは女同士の方が話しやすいもんだよ)
姉「うん。あきなちゃんのこと思うと、今どんな気持ちになる?」
妹「ん…なんか」
姉「うん」
妹「キュッとなる」
男(アウチ)
姉「…にひっ」
妹「なんか、えっとね…」
姉「うんうん、もう分かったよ。妹ちゃん」
妹「えっ」
姉「それがね、『好きになる』ってことなの。友達としてじゃない、恋人にしたいって気持ちね」
妹「…?」
姉「今はまだ分かんない、かなー」
男「姉さん」
姉「お姉ちゃんはね、男と姉弟以上のことがしたかったから恋人になったの」
男(ええ…)
妹「してい?」
姉「あー…お姉ちゃんと弟、ってことね」
妹「きょうだいじゃないの?」
姉「そういう言い方もあるんだよ」
妹「へー…」
姉「妹ちゃんは、あきなちゃん以外の子とキスしたい?」
妹「ううん」
姉「でも、遊んだりはしたい?」
妹「うん!」
姉「そう、そこが大事なの」
妹「?」
姉「遊びたい、ってのは友達なの。でも、抱きしめたいーとか、キスしたいーってなると…」
妹「なると…?」
姉「普通の好きじゃなくなるの。特別な好きね」
男(大人ならLoveとLikeで伝わるけど…子供だもんなー)
妹「特別…」
姉「なんとなーく、分からない?」
妹「…うん」
姉「あきなちゃんだけ、特別に見ちゃうんだよね」
妹「うん」
姉「それがね、恋するってことなんだよ」
妹「そうなんだ…」
男(5歳児でも普通に恋するもんなあ。分かる分かる)
姉「でも、いきなりキスとかしちゃダメだよ」
妹「そ、それは大丈夫だよ!」
姉「お、そういうのは分かるみたいだねえ」
男(マジかよ…俺は幼稚園児の頃見境いなく抱きついてたんだけど)
?「ただいまー」
男「まずいっ!」
姉「男、1分でいいから時間稼いで!」
男「任せろっ」ダッ
妹「?」
姉「いい、妹ちゃん。今日した話はぜーんぶお母さんにはナイショだよ?」
妹「うん、わかってるよ!」
姉「おっ、妹ちゃんはいい子だねえ!」
妹「ねえちゃも、お母さんにはナイショにしてね?」
姉「もちろん!」
母「あれ、姉もいたの」
姉「あ、おかえりー」
男「父さんは?」
母「今日は遅くなるみたいね」
男「そうなんだ」
母「ご飯作るから、妹お風呂入れてあげて」
妹「ねえちゃ、いっしょにはいろー!」
姉「おっ、いいよお」
母「男は、ちょっと手伝ってくれる?」
男「いいよ。今日のメニューは?」
母「今日は鶏肉と野菜の蒸し焼きでもしようかな」
男「また手間のかかるものを…」
ーーーーーーーーーーーーー
男「あー食った…」
男「漫画読もうかな…」
男「…」
男(まさか、あんなに早く浸透するとは…)
男(一時の感情とはいえ、取り返しのつかないことになっちゃったな…)
男(妹は俺のせいだなんて思ってないだろうけど…)
男(やっぱり、罪悪感が…)
男(…)
男(普通の子なら、普通に男と恋愛して…結婚して…幸せな家庭を築くんだろうな)
男(そんな未来を全部ぶち壊したと思うと…)
男(…はあ。やっちまったなあ)
男(…いつか、妹に謝ろう)
男(謝って許されるものじゃあないけど…)
男(いつか、妹に…)
姉「いえー、青春してるぅー?」ガチャッ
男「おぅわ!」
姉「いい反応ですねえ」
男「ノックくらいしてよ…」
姉「いいじゃん今更」
男「今更て」
姉「横座るよ?」
男「はいはい」
姉「いえー」ポフッ
男「なんか、テンション高いね」
姉「うん。あの後、妹ちゃんにね」
男「ん?」
姉「告白の練習させた!」
男「おいおいおいおいおいおいいいいい」
姉「なにさー」
男「さすがにそれは早いんじゃあないのか」
姉「そんなことないよ」
男「大体、断られるに決まってるだろ」
姉「だろうね。子供のうちから女の子が好きだなんてあんまりいるもんじゃないし」
男「だったら」
姉「そういう認識にさせておくんだよ」
男「認識?」
姉「女の子が女の子を好きになるのは、普通じゃないってね」
男「そんなの、いずれ分かるもんじゃないの?今そんなことしなくても」
姉「いい?妹ちゃんはもう小学校に入るの」
男「うん」
姉「小学校に入って女の子が好きな女の子がいたら、変な目で見られるに決まってるじゃん」
男「それはそうかもだけどさ」
姉「妹ちゃんがいじめられるってことになってからじゃ遅いんだよ?」
男「ん、確かに…」
姉「それにね、ちょっとひどい言い方になるけど」
男「?」
姉「あきなちゃんは、いい踏み台になるの」
男「ちょっ、それは」
姉「あきなちゃんは別の小学校なの」
男「え、家結構近かったよね?」
姉「明後日、引っ越すんだって」
男「えええ…」
姉「だから、妹ちゃんが同性愛者だって知る人が同じ小学校に行くことはない」
男「で、引っ越す前に妹に悟らせようって?」
姉「そう。あきなちゃんには悪いんだけどね」
男「あきなちゃんも同性愛者だったら?」
姉「いやいやいや。さすがにないでしょ」
男「可能性はゼロじゃないでしょ」
姉「ゼロではないけどさ、ほとんどゼロだよ」
男「まあ、確かにありえないけどさ。そうだった場合まずいんじゃないの?」
姉「…まあ、そん時はそん時よ」
男「適当だなあ…」
姉「そんなことないでしょ。むしろ、妹ちゃんがあういう状況に陥ってて何もしない男の方が問題じゃん」
男「問題って」
姉「そもそも、妹ちゃんをあういう風にしたのは誰なの」
男「う…」
姉「それなのに放ったらかし。あきなちゃんが好きって事実を知らなかったならまだしも、知っててこれだもんね」
男「…」
姉「私が妹ちゃんの将来を思って頑張ってるのに、ありがとうの一言もないときた」
男「…ごめん」
姉「謝罪なんて、別に欲しくないよ。謝るなら妹ちゃんにじゃないの?」
男「…」
姉「まあ別にいいよ。これから意識してくれればいいから」
男「うん…」
姉「はい、じゃあ罰として」
男「罰?」
姉「じゃじゃーん、姉BOX~」
男「なんだ、このふざけた箱は…」
姉「はい、引いて引いて」
男「…じゃ、じゃあこれ」カサ
姉「はい、開いて開いて」
男「…『日曜、お姉ちゃんとデートに行きます』?」
姉「はい文言とりました。約束ね!」
男「は?えっ、ちょっと」
姉「これから何かあるたびにこれ引いてもらうから」
男「えぇ…他に何があるのこれ」カサ
姉「あ、開いたら強制執行だよ?」
男「えっ」
姉「じゃ、日曜準備しといてねー」
男「あっはい」
姉「ほんとは添い寝引いて欲しかったんだけど…まあいいや、おやすみ」ガチャッ
男「…なにこの悪魔の箱」
男「他には何があるのか1枚だけ見てみるか…」カサ
『今晩お姉ちゃんとエッチします』
男「捨てよう。これだけは捨てておこう」ガサッ
今日はここまでです
『あういう』じゃなくて『ああいう』ですかね?
ああいう、だな
今日の10時~12時のどこかで投下しますー
投下します
男「…」
男「…ん~」
男「はっ」ガバッ
男「…ん」
男「まだ8時じゃん。寝よ」
姉「起きろー!」ガチャッ
男「うわびっくりした!」
姉「はい起きて起きて」
男「今ので目覚めたよ」
姉「今何時だと思ってるの?」
男「朝の8時でしょ?」
姉「そう」
男「朝からどうしたのさ」
姉「今日何の日か忘れちゃった?」
男「?」
姉「妹ちゃんがあきなちゃんに告白する日だよ!」
男「あーそういえば」
姉「早く準備してね」
男「あ、うん」
ーーーーーーーーーーーーー
男「もしかして、保護者としてついていく感じ?」
姉「そうそう」
男「まあ、幼稚園児だしね…」
姉「保護者は必須だよ」
男「じゃあ、妹は俺たちの目の前で告白するの?」
姉「いや、二人で適当に遊んでる時に」
男(告白するタイミングがあるのか…?)
姉「じゃあ、1時間くらい時間潰そっか」
男「え、早起きした意味は?」
姉「じゃあああん」スッ
男「出た、姉箱…」
姉「姉BOXね」
男「あれ、これ罰じゃなかったっけ」
姉「今日妹ちゃんが告白する日って忘れてたでしょ?」
男「いや、そもそも知らなかった」
姉「あきなちゃんが明後日引っ越すんだから今日しかないでしょ」
男「あぁ、なるほどね…」
姉「はい、引いて引いて」
男「えぇいままよ!」バッ
姉「わくわく」
少し訂正を。
>>70
>姉「あきなちゃんが明後日引っ越すんだから今日しかないでしょ」
↓
>姉「昨日あきなちゃんが明後日引っ越すって言ったんだから今日しかないでしょ」
男「『今日1日出かける時は恋人繋ぎをします!』…」
姉「はい」
男「はいじゃないが」
姉「何か文句でも?」
男「いや、文句っていうか…何このジャストミートなの」
姉「たまたまだよ、たまたま」
男「ほんとに?中身全部この内容とかじゃない?」
姉「気になるならもう一枚引く?」
男「もし同じのが出たらこれ無しでいい?」
姉「いいよ」
男(紙自体は中に5、6枚…)
男(全部同じというのも十分ありえる!)バッ
姉「はい、読んでー」
男「『お姉ちゃんにセクハラします』うぅううう?」
姉「おっ、きわどいの引くねー」
男「いやセクハラて」
姉「ん~しょうがないなぁ男くんはぁ~」
男「…」
姉「はい、いいよ?」
男「うぅ…」
姉「遠慮なくセクハラして?」
男「…じゃ、じゃあ…失礼いたしまして」
姉「…」
男(とりあえず…セクハラって言ったらお尻だよな)モミ
姉「んっ」
男「ちょっ、声出さないでよ」
姉「だって、触られたら声出ちゃうよ」
男「くっ」
姉「お尻だけなの?」
男「え」
姉「相手が抵抗しなきゃ何してもいいんじゃない?」
男「え」
姉「ねぇ、お尻だけでいいの?」ズイッ
男「え、あーっと…」
姉「キスとかもしてほしいなぁ」
男「う…」
姉「ん…」
男(目瞑ってスタンバイしてる…)
姉「…」
男(これはセクハラじゃないからやらなくてもいいはず…だけど)
男(目の前でキスを待っている女性がいてやらないのは男じゃないっ!)
男「…ん」チュ
姉「んぅ」
男「…はい、したよ」
姉「…」
男(う、そんな目で見られると…)
姉「…ねぇ、ほんとにお尻だけでいい?」ムギュ
男「」プッツーン
男「ああぁああもう我慢できないいいい!」ガバッ
姉「きゃっ」
男「んっ、ふう…ん…」
姉「んん、首舐めるのだめ…っ」
男「抵抗しなきゃ…いいんだよね?」
姉「そう言ったけどぉ…」
男「じゃあ、どこ触っても、いいんだよね!?」スッ
姉「あっ、ちょっ」
男「姉さん、姉さん…!」
姉「んぅっ!」
男「ちょっと濡れてるじゃん…姉さんもしかしてM?」
姉「ちがっ、違うよ!」
男「でも、乱暴にされるくらいがいいんじゃないの?」
姉「違うってえ!」
男「でもこんなにグチョグチョにしt」
姉「ん!」チュッ
男「んん?」
姉「…ぷはっ、男だから、だよ!」
男「」ズキュウゥウウウン
男「あーもうだめ、姉さん、最後までいい?」
姉「え、最後って」
男「ここまで触ったんだからもういいじゃん」
姉「ちょ、ちょっと待って」
男「脱がすよ?」
姉「んあーーー、ストップストップ!」
男「なにさ」
姉「ちょっと男落ち着いて」
男「冷静そのものだよ」
姉(男をこういう気分にさせると暴走するの忘れてた…)
男「大体姉さんも乗り気だったのに」
姉「ここまでいくと思わなかったの!」
男「えぇ…」
姉「はい、深呼吸!」
男「すーーーーー」
姉「はい吐いて」
男「はぁああああ」
姉「落ち着いた?」
男(…あれ、なんで手が濡れてるんだ)
姉「…」
男(なんかヌルッとする……まさか…)
姉「…」
男「…姉さん、もしかして俺は」
姉「うん」
男「あぁああぁぁあぁあ」
姉「あやうくやっちゃうとこだよ」
男「危なかった…姉弟でやってはいけないとこまで行くとこだった…」
姉「男の暴走癖忘れてたよ」
男「姉さんも乗せないでよ、ほんとに危険だから」
姉「記憶がないって凄いよね…あ、ティッシュちょうだい」
ーーーーーーーーーーーー
男「そろそろ、いい時間じゃない?」
姉「あっ、もうこんな時間?」
男「妹起こしに行こう」
姉「もう起きてるんじゃない?」
男「まっさか」
妹「にいちゃ!」ガチャッ
男「おぅわ!」
妹「あれ、ねえちゃもいるの?」
姉「うん」
妹「ご飯できてるよ!」
男「じゃあ、すぐ行くよ」
姉「妹ちゃん、今日、分かってるよね?」
妹「う、うん!」
姉「もっかい練習しとこっか?」
妹「うー…大丈夫!」
姉「お、妹ちゃんは物覚えがいいね!」
男「そういや、なんて言うつもりなの?」
姉「『あなたのことがずっと好きでした。もう会えなくとしって、この気持ちを伝えに今日は来ました。お別れに、あなたのことを忘れないように、一度だけ、キスしてもいいですか?』」
男「なっが!」
姉「でも、妹ちゃんは言えるもんね?」
妹「ううん、覚えてない!」
姉「あれぇえええ?」
妹「やっぱり、ちゃんと自分の気持ちを言うことにしたの!」
男(おぉ…5歳児とは思えない発言だ)
男「大体、あんなこと言われても分かりにくいよ」
姉「そうかなぁ」
男「にしても、自分で考えてくるなんて偉いぞ!」
妹「えへー」
姉(まぁ、その方が伝わるのかな?)
母「早くご飯食っちゃってー」
男「あ、今行く!」
妹「にいちゃ待ってー!」
姉(今日、フラれることで妹ちゃんは1つ成長する…)
姉(と同時に、小学校は楽しくなくなるかもしれないなぁ…)
姉(かといって同性愛者なんて知られても周りからは変な目で見られちゃうし)
姉(小学校でそういうのがバレたら、中学校まで引っ張られるもんね…)
姉(今苦しむかこれから長年苦しむかどっちかなら、今一時の方がいいに決まってる)
姉「こればっかりは、妹ちゃんが身をもって体験しなきゃだしね…」
男「姉さん、まだ?」
姉「あっごめん、今行くね」
とりあえず今日はここまでです
妹メインといったな、あれは嘘だ
っていうのは嘘です。この後妹の告白のくだりを書いた後、姉弟の日曜の出来事を。
その後は年月飛ぶ予定です
Rでやれ
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