このSSは、安価でキャラクターを二人つくり、その二人が戦うだけの、タイトルまんまのSSです。
それぞれ
①キャラ名と性別
②能力
③性格
を安価で決めます。
(②能力について
(EX 水使いの忍者・妖刀もちの剣豪・パイロキネシス・○○を○○する能力)
等々、特に制約はありませんが露骨な下ネタなどは安価下。
更に悪魔の実の能力者やスタンド使いなど、特定の漫画アニメのネタは、知らない場合があるので勘弁してください)
(③性格は、複数の物を合わせるので。1つで完成しないような言葉にしていただくと嬉しいです。
EX「不器用」「正義感が強い」「髪型にこだわりがある」)
世界観とかは、特に気にしないでください。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1501249355
織部 綾 女
触れたものを柔らかくして折り紙のように作り直して操れる
体を縮小する
女退魔師 女性
おっちょこちょい
優しい
特技は折り紙
鴻上 かばん 女
ボクシングを出来る。フットワークが軽くなる
人知を超えた頭脳
優等生
引っ込み思案
無口無表情
ちょっと天然
知識豊富
鴻上 かばん(女
能力……人知を超えた頭脳
性格…引っ込み思案
…無口無表情
…ちょっと天然
では、次スレから始めます
スレ?レスじゃないの?
>>20
久々すぎて素で間違えました。すみません。
次レスです
日本のとある町、一人の女子高校生が昼下がりの裏路地を歩く。
彼女の名は織部 綾。どこにでもいる普通の女子高生【だった】。
きっと、多分そうだった。
1か月前のあの日までは。
織部(…………何故なんだろう。病気とか、多分そういうんじゃあない。
これはきっと。もっと違う、何かだ)
彼女はつい一月前、自分の体に異変が起こった。
それは、『自分の体を小さくできる』事だった。
限界はアリ程度、本来より大きくなることは不可能。自発的に思考すれば一瞬で大きさは変えられる。
これが、この一か月で知りえた情報である。
ネット検索してみても、周りにそれとなく聞いてみても。何か他のことが判明することは一切なかった。
この異変の正体が何なのか。自分の事だ、気にならないはずはない。
織部「ここ……ね」
だから彼女は。ここに来た。
自分の町から7駅離れた街の奥の奥。
その路地裏の角を8回曲がってたどり着く、本屋さんにも見える一軒家。
そこに彼女はたどり着いた。
織部「【すべてを知る者】が住む家……なんて、ちょっと御伽話がすぎるかな?」
数分の視察の末、玄関と思しき扉は見つかったが。呼び鈴が見当たらない。
織部[……。ええい、ままよ!」
ドンッ!ドンドンドン!
織部「すいませーん。どなたかいらっしゃいませんかー?」
ドンドンドンドン!
織部「すーいーまーせーーーん!」
…………。
返事はない。
織部「お留守かな? って、いやそもそも。友達の噂話だしただの空き家ってことも十分にあるし!」
ひとり自分にツッコミを入れて、さらに織部は考える。
織部「でも、せっかくここまで来たんだしなぁ。このまま帰るのもなぁ……」
さらにさらに考える。
否、実のところ。織部は自分に言い聞かせているだけなのだ。彼女自身、次の行動は決まっている。
織部「……うん。うんうん。 大体バレっこないし、いざとなったらどうにでもなるよね?」
自分の事を知るためには、あらゆる可能性を確かめておきたい。
それが彼女の行動を支える。
そして、誰に言うわけでもない独り言をつぶやいて、彼女は息をのんでグググと力を込める。
すると、一瞬で、自分の体は蟻のように小さくなった。
綾部「ネズミさんとかに会いませんよーに!神様お願いします!」
そして、その古ぼけた一軒家の給気口から……。一歩。
室内へと侵入する。
ネズミに会うこともなく、小さな隙間から室内へ侵入できた織部は。
その部屋でまず驚く真実を発見する。
少女が本を読んでいた。
織部「女の……子……?」
小学生……。いや、下手をするとそれ以下に見える少女が。
本でできた山の上で、寝そべって本を読んでいたのだ。
織部「あの女の子が、【すべてを知る者】なのかな……。噂話って案外あてになるのかな?」
織部「……って、そんなわけないよねー……」
ハハハと乾いた笑いを自分に投げかけながら、しばらくその少女をじーっと小さいままで眺めていた。
すると
「…………ああ」
と、少女が何か判明したかのように息を漏らして、ゆっくり立ち上がった。
織部「……?」
そして、落ちているペンを拾い、適当な本のページの角を千切って、何かを小さく書いた。
織部「何してるんだろう……」
その一部始終の動作が終わったと思うと。少女はその紙をぽいっと投げ捨てて、山に再び突っ伏した。
。
偶然か、その切れ端は、小さくなった織部のそばにふわりふわりと落ちてきた。
織部「何を書いていたんだろう……。うぅう、小さい子供といえど、他人のメモ書きを勝手に見るのはプライバシー的に気はひけるけど……」
近くにちょうど落ちてきたのだからと、織部はその紙に目を通した。
織部は後悔した。
その紙を見たことを……。
織部は後悔した。
今日ここに来たことを……。
織部は後悔した。
小さくなる力を手に入れてしまったことを……。
【こんにちは。小人さん。不法侵入とはいい度胸ですね】
織部「え………なんで……?」
そして、裏にも文字が透けてることに気づき、紙を裏返す。
【なんでって。知ってて来たんでしょう?私が【すべてを知る者】だって。
ごめんね小人さん…… 死 ん で ? 】
織部「ど……どういう……こと」
震えながら、彼女は顔を見上げる。
同時に……。織部は戦慄する。
顔を見上げ、本の山に突っ伏していたはずの少女を見て、戦慄する。
彼女は顔色一つ変えず、仮面のように張り付いた表情で。
完全に綾部を見つめていた……ッ!
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