スレタイ通りの内容
キャラ崩壊とかスッゴイするゾ
書くの遅い
少なくとも1ルートは完結させる(決意)
登場キャラをとりあえず何人か決めるゾ、ヒロインとかは書きながら考えるから
↓1~5くらいで
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しゅがは
杏
礼
文香
ありす
泉
「いっけーな~い!遅刻遅刻。私モバP。どこにでもいるごく普通の17歳。ちょっとだけ他の人と違うところがあるとするなら。重度の課金兵ってことカナ☆」
少女漫画テンプレ的自己紹介をしながら道路を走っているといかにも美少女とぶつかりそうな曲がり角に差し掛かった。
(食パン、OK。車、OK。心の準備は…いつでもOK。)
毎朝のように恋に落ちる心の準備をしながら路地に差し掛かると俺は勢い良く突っ込んだ。
どっし~ん
「きゃっ…。」
「えっ…?」
心の準備なんてできていなかった。
本当にぶつからないように細心の注意を払っていた。
でも出会ってしまったらもう避けられない。
「…あ。」
そして俺の目に入りこんだのは、青いリボン、白いブラウス、チェックが入ったスカート、そして…。
ゴチン!!
「あ…。」
「あ…。」
そして…。
「え?ちょっと大丈夫?…え?嘘でしょ?」
そして俺は……その黒髪に恋をした。…きゅう。
「あ、え?嘘!!救急車!誰か救急車呼んでください!!!誰か助けて!!」
pipipi!pipipi!
どんなに嫌だと言っても月曜日は世界中の人間に平等にやってくる。あ~あ、諸行無常だよおい。
「ああああああああああああああ嫌だあああああああ嫌だあああああああああああああ。」
あーあ。休み終わっちゃったよ。休み何やったっけ。ゲームしてアニメ見て飯食って寝て、ゲームしてアニメ見て飯食って寝たな。なんて無意味な休日。完全に終わってる。学校行ってるだけマシだな。起きよう。そして、現代人の生活をしよう。
「おや、兄さん。今日は随分早いですね。」
「おはようありす。早くお前の顔が見たくて起きてきたんだ。喜んでくれ。」
「それは殊勝な心がけですね。どうせなら私が起きてくる前に出ていってくれても良かったんですよ。」
学校の制服に着替えてキッチンに向かうと、新聞を読みながらブラックコーヒー(ミルク砂糖入り)を飲んでいるありすがいた。
彼女がテレビ欄しか見ていないのは突っ込んではいけない決まりになっている。
「朝ごはん食べますか?今なら特別に私が作ってあげますけど。」
「いや、自分で作るよ。この歳で糖尿病になりたくはないからな。」
冷蔵庫を開けると、牛乳がなくなっていた。ありすがコーヒーに使ってしまったんだろう。仕方がないのでマミーを飲むことにしよう。
「ご飯にマミーですか。最悪の食べ合わせですね…。」
「そういう感覚はあるんだよな…。」
ありすの作ったメシは劇物である。ここで詳細に表記することは無いが一度食うと3日はまともなメシが食えなくなる。
「兄さんはいつもそうやって私に家事をさせてくれませんよね。そんなに気を使わなくてももう子供じゃないんですから。」
「子供なんだよなぁ…。」
ぶすっとした顔をしているがこいつは小学生である。サラッとした黒髪に柔らかげなほっぺた。最新の通信機器なんかをかっこよさげに使いこなしている、小学校のアイドルであるが中身はただのクソガキである。俺と同じ遺伝子を持ちながらなぜこんな性格の悪い妹が生まれてきたか理解に苦しむ。
見た目?うるせぇ、男は中身なんだよ。
ありすはぺたぺたと自分の部屋に引っ込むと、真っ赤なランドセルを背負ってすぐに戻ってきた。
「では兄さん。私は先に行きますので。ちゃんと学校に行ってくださいね。」
「毎日行ってんだろ。さっさと行けよ。」
「でも、いつも私のほうが家を出るのが早いので兄さんが学校に行ってるという確証が持てないんですよね。」
「嘘つけ!俺より休み多いだろうが!」
「あら、タブレットに書いてないので忘れてましたね。」
「それにメモってるとこ見たことねーよ。」
続きはよ
あ
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