魔獣「ギャァァァァァス!」
ズガァァァン! ドゴォォォン! バゴォォォン!
「ひええ、化け物が暴れてる!」
「あんなもん警察でも手に負えねえ!」
「あっ、だけど……能力者組織の人たちが駆けつけてきたぞ!」
炎使い「みんな、後はオレたちに任せてくれ!」
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炎使い「みんな、行くぞ!」
水使い「ええ!」
雷使い「オウよ!」
氷使い「……準備万端」
重力使い「……うん!」
炎使い「最初は誰が行く? 重力使い、たまにはお前から行くか?」
重力使い「いや、ボクは……! もっと後の方が……!」
炎使い「そっか、ならオレから行くぞ!」
炎使い「喰らえ、灼熱の炎!!!」
ゴォアァァァァァッ!
魔獣「グヒヒヒヒ……」プスプス…
炎使い「くそっ、効果は今一つみたいだ!」
水使い「ならあたしが! 洪水シャワー!」
ザバァァァァァッ!
雷使い「オラオラァ! 1億ボルトでシビれろや!」
バチバチバチッ!
魔獣「ノンノンノン」チッチッチッ
水使い「むぅ~、あまり効いてないわ!」
雷使い「チッ、こいつは強敵だぜ!」
氷使い「だったら……私の出番ね……」パキ…
重力使い「い、いやっ、ちょっと待って! 最後になるのはちょっと……!」
氷使い「え……?」
重力使い「まず、ボクが行く! ボクから行くよ!」
氷使い「そう……頑張って」
重力使い「はあああああ……重力100倍!!!」
ズンッ!!!
魔獣「グッ……グギャアアアアアアアアッ!!!」バキボキメキ…
魔獣「ググ……グハァッ……!」ドズゥン…
重力使い「ほっ……よかった、倒せた……」
「やったぁ!」
「炎も水も雷も通じなかった化け物を一撃で!」
「すっげえ~! さすが重力使いさんだ!」
炎使い「重力使い、やったな!」
水使い「すごいわ!」
雷使い「悔しいが認めざるをえねえな……大したもんだぜ!」ニヤッ
氷使い「……私がやっても、あの魔獣は倒せなかったでしょうね」
重力使い「いやいやいや! ボクなんてホント……全然大したことないから!」
―能力者組織本部―
長官「お前たち、今日もよくやってくれた」
炎使い「長官、今日ははっきりいって、実質重力使い一人の手柄ですよ」
雷使い「まったくだぜ!」
重力使い「そんなことないって……」
水使い「またまた~! 照れちゃって!」
氷使い「謙遜しなくてもいいのよ……」
重力使い「照れだとか謙遜とか、ホントそんなのじゃないから……!」
長官「近々お前たち五人の中から正式にリーダーを決めようと思ってたんだが……」
長官「重力使い、お前がやってくれ!」
重力使い「えええええ!?」
炎使い「異議なし!」
水使い「重力使いなら、きっといいリーダーになれるわよ!」
雷使い「よろしくな、リーダー!」
氷使い「……頑張ってね」
重力使い「あの……ボクは……リーダーなんて柄じゃ……」
長官「これは命令だ。いいな」
重力使い「は、はぁ……」
リーダーニナッタンダッテ? ガンバレー キタイシテルゼ! ミライノチョウカンダナ! カッコイイー! ヨッ、シュッセガシラ! ヒューヒュー!
重力使い「あああ……あああああああああああ……!」
―病院―
重力使い「あのぉ~……またいつもの胃薬を処方して下さい……」
医者「またかね? ったく、君は本当にプレッシャーに弱いねえ……」
重力使い「す、すみません……」
―終わり―
ワロタ
意味が分からない
重力使いなのにプレッシャーに弱いってのがオチなの?
重力はグラビティでプレッシャーは圧力でしょ?
誰か解説してくれ
>>14
そうだよ
大気圧とか水圧は重力で生まれるじゃん?
>>14
はい?
それ推力じゃね?
重圧によわいってことだろ
とりあえず盤古幡思い出した
>>20
聞仲クソ強かったよな
ぶっちゃけ普通重力にやられたらすぐグシャで終わると思う
重力は体内どころか体細胞全てに作用するんだから、力で耐えるなんて不可能だしね
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