【モバマス】未央「私はまともだから」 (26)
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【モバマス】未央「私はまともだよ」
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無駄に続きます
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凛「プロデューサーに私の下着の匂いを嗅いでもらおうと思うんだ」
未央「はい、変質者です。場所は346―――」
凛「電話なんてしてないで、話聞いてよ」トリアゲッ
未央「あ、もう少しだったのに!」
卯月「未央ちゃん、人が話しているのに電話なんてしちゃ駄目ですよ」
未央「何事も例外はあるんだよ、しまむー」
凛「それで話の続きだけど、この前プロデューサーのパンツを手に入れようとして、惜しくも失敗したよね?」
未央「そうだね、惜しかったね。もう少しで逮捕だったもんね」
卯月「やっとカウンセリングが終わりました」
凛「でも私、思いなおしたんだ。プロデューサーの匂いも嗅ぎたいけど……私の匂いも嗅いでもらいたいって」
未央「もっと別のとこ思いなおしてほしかったなぁ」
凛「好きな人のことは知りたいけど、自分の事も知ってほしい……」
卯月「複雑な乙女心ですねっ」
未央「複雑怪奇な変態心だと思うよ」
凛「そんなわけで、今回も2人とも手伝ってくれるよね?」
未央「だからどうして手伝ってくれると思うのかなぁ~? 手伝うわけ―――」
卯月「今度こそ頑張りましょう、凛ちゃん!」
未央「あるんだよね、この子は」
卯月「私たち3人なら、きっとできます!」
未央「また勝手に私も加えられてるし」
―――朝 事務所
モバP(以下P)「うぃーっす」ガチャ
凛(来た!)
卯月(私たちは今、事務所のロッカーに隠れています。3人は流石に狭いですね)
未央(解説ありがとう、しまむー)
P「あれ、誰もいないのか……ん? 何か机の上に……」
《ブラジャー》(on・the・デスク)
P「……」
凛(さあ、手にして! その手で掴んで! そして私の匂いをスメリングッ!)
P「……誰か着替える時にでも忘れてったのか? 下着忘れるとか、抜けてんなぁ」
凛(ちがぁああああああああああああああああああうっ!)
P「しゃーない、ちひろさんにでもどかしてもらうか」
凛(なんで!? 嗅ぐでしょ!? 目の前に下着があって周りに誰もいなかったら、普通クンカするよね!?)
未央(しぶりんの普通の定義が知りたくなってきたよ)
卯月(私なら嗅がないので、普通じゃないんですね私っ!)
―――作戦会議
凛「まさかプロデューサーがあそこまで常識外れだったなんて……計算外だよ」
未央「そもそもしぶりんの計算機ぶっ壊れてると思うよ」
卯月「島村卯月、アブノーマルですっ」
凛「さて、次の作戦を考えないと」
まゆ「そうですね」
未央「ん?」
まゆ「凛ちゃん、私に良い案があるんですが」
凛「何、まゆ?」
まゆ「今から屋上に行って、凛ちゃんをフェンスの向こう側へと押しやるのはどうでしょうか?」
凛「屋上からフライアウェイしたところで何になるって……まゆ!? いつの間に!?」
未央「相変わらず気配を感じなかったよ……」
卯月「あ、私また気付いてました」
まゆ「凛ちゃん、また随分楽しそうなことしてるじゃないですか。まゆも一緒にいいですか……?」
凛「くっ、どうしていつも即座に気付かれるの……!?」
響子「プロデューサーさんに対して、不埒なことを考えるからですよ」
未央「ん?」
凛「不埒なんかじゃないよ。私の思いはもっと高尚な……響子!? なんで響子までいるの!?」
響子「風の噂で、凛ちゃんが面白いことを企んでいると耳にしまして」
凛「ど、どこからそんな噂が……?」
卯月「あ、私が話しました」
未央「ここからだったぁ!」
響子「もちろん、私も混ぜてもらえますよねぇ……?」
未央「やばいよやばいよ、きょーちゃんフライパン取り出したよ」
卯月「レッツクッキンですねっ」
凛「お、落ち着いて響子。ここに炒めるものはないよ」
響子「大丈夫です。痛めるものなら、私の目の前にありますから……!」
まゆ「その料理、まゆも手伝いますね……!」
凛「…………2人は、思ったことがないの?」
まゆ「思う?」
響子「何をですか?」
凛「プロデューサーに自分の下着の匂いを嗅いでもらいたいって思ったことが、1度たりともないって言うの!?」
まゆ・響子『!?』
未央「普通ないと思うよ」
まゆ「そ、それ、は……」
響子「……なくは、ないですけど」
未央「だけど普通じゃないのがこの面々なんだよなー」
凛「自分の気持ちに正直になりなよ! 嗅がせよう? プロデューサーに、私たちの匂いを!」
まゆ・響子『!』
凛「マイ・スメル・フォー・プロデューサー!(プロデューサーに私の匂いを!)」
まゆ・響子『マイ・スメル・フォー・プロデューサーさん!(プロデューサーさんに私の匂いを!)』
未央「アイ・ウォント・トゥ・ゴー・ホーム……(お家に帰りたい……)」
卯月「みなさんグッドイングリッシュですねっ!」
―――事務所
まゆ・響子『プロデューサーさん』
P「ん? まゆに響子か。どうした2人揃って」
まゆ「プロデューサーさんって、どんな匂いがお好きなんですか?」
P「に、匂い? いや、特にそういうのはないが……俺匂いフェチじゃないし」
響子「でも例えば、お味噌汁の匂いとか良いと思いませんか?」
P「あ、それはあるな。あの匂いを嗅ぐと、食欲がそそられるっていうか」
まゆ「あと例えば、女の子の汗の匂いとか良いと思いませんか?」
P「……。……うん、それはない―――」
P?「それはあるな。あの匂いを嗅ぐと、性欲がそそられるっていうか」
P「俺の後ろでさも俺の台詞であるかのようにアテレコするな、響子!」
響子「……」ソシラヌフリー
まゆ「そ、そうですか。プロデューサーさん、女の子の汗の匂いがお好きだったんですね」
P「お好きじゃないけど!?」
響子「そ、それなら少し恥ずかしいですけど、私の汗が染みついたこれを……」サシダシッ
まゆ「まゆのこれも、嗅いでもらっていいですよ?」サシダシッ
P「お前ら、なんでブラなんて持ってるの!? それは装備しないと意味ないぞ!?」
響子「お好きな匂いを、遠慮なくどうぞ……!」グイグイ
まゆ「プロデューサーさんのためなら、まゆ……!」グイグイ
P「顔に近づけてくるな! だから別に好きな匂いとかじゃ―――やめろって言ってるだろうがぁ――――――――――――っ!」
―――作戦会議
まゆ「……結局、嗅いでもらえませんでした……」ズーン
響子「……プロデューサーさん、草食系にもほどがあります……」ズーン
未央「仮に肉食系でもドン引きすると思うよ」
凛「次の作戦のために、彼女を呼んでみたよ」
美嘉「なんで……また……」
未央「また美嘉ねー!?」
凛「都合よくその辺うろついてたからね」
美嘉「……アンタたち、また何かやってるの?」
凛「プロデューサーに私たちの下着の匂いを嗅いでもらおうとしてるんだ」
美嘉「アンタたちもう一度カウンセリング受けたほうがいいんじゃないの?」シロイメー
未央「私はまともだから!」
美嘉「はぁ……前回は莉嘉を人質に取られたから従っただけで、もうあんなことに付き合うつもりないから。じゃあね」
凛「ふーん……そんなこと言ってもいいのかな?」
美嘉「ど、どういう意味? 莉嘉は今日は家にいるはず……」
まゆ「美嘉さん。あなたには確か同じユニットのご友人がいましたよね? 名前は確か……奏さんと言いましたか?」
美嘉「どうしてそれを!?」
未央「だから知ってて当然だよ?」
響子「実はその奏さん、既に私たちの手に落ちているんですよね」
美嘉「な!?」
凛「声を聞かせてあげるよ」ピポパ、プルルル
奏『……あっ……あぁあ……っ』
美嘉「奏!?」
奏『そ、その声……美嘉? あんっ……』
美嘉「奏、さっきからどうして艶っぽい声出してるの!?」
奏『それは……ひゃぅっ!? そ、そこは駄目……っ』
美嘉「何が!? 何が駄目なの!? そこってどこ!?」
未央「え、これホントにアレなことしてるの!? それはさすがにまずくない!?」
奏『こ、こんな感覚……初めてで……も、もう私』ピッ
凛「お喋りはここまでだよ」
まゆ「あっちは随分お楽しみみたいですね」
美嘉「あ、アンタたち、奏に一体何してるの!?」
響子「さあ? 多分、美嘉さんのご想像通りのことだと思いますよ?」
美嘉「な、なんてことを……!」
凛「さあ美嘉。奏を無事に返してほしければ」
まゆ「どうすればいいか」
響子「分かりますよね?」
美嘉「くぅっ……。普段からかわれたりしてるけど、それでも奏はアタシの大事な友達……見捨てることなんて出来るわけない……!」
未央「み、美嘉ねー……!」
美嘉「……あなたたちに、従わせていただきます」
未央「……あれ? そういえばしまむーは?」
―――別室
卯月「はい、マッサージ終了ですっ」
奏「ありがとう、卯月。随分マッサージ上手いのね」
卯月「お父さんによくやっていますから」
奏(さっきの電話……美嘉のことだから、面白い方向に勘違いしてそうね。……まあ、わざとなんだけれど)
―――事務所
美嘉「プロデューサー」
P「どうした、城ヶ崎」
美嘉「プロデューサーって、JKの下着どれくらい持ってる?」
P「一つも持ってるわけないよ?」
美嘉「またまたぁ~! 男なんだからいくつか持ってるでしょ?」
P「お前今すぐ全世界の男に謝れ」
美嘉「で、そんなプロデューサーに耳寄りなお知らせ! 今ならこのJKの脱ぎたてブラを、たったの1万円で売ってあげまーすっ★」ブラトリダシッ
P「なあ、自分がどれだけヤバい発言してるか気付いてる? 前回の比じゃないよ?」
美嘉「なんと、今買えばさらに2つブラが付いてくる! もちろん、お値段はそのままです!」2ブラトリダシッ
P「こんな嬉しくないお得話初めてだわー」
美嘉「……あ、ごめん、もしかしてブラじゃなくて下の方が良かった系?」
P「上も下もどっちも良くない系だよ」
美嘉「もう、いつまで本性隠してるんだか。男はみんなオオカミ……この下着の匂いを嗅いじゃえば、財布から諭吉取り出したくなるよねっ★」グイグイッ
P「お、おいよせやめろ。顔に近づけてくるな。やめ―――やめろって言ってるだろうがこの痴女ヶ崎がぁ――――――――――――っ!」
―――作戦会議
美嘉「『お前、体売ったりしてないだろうな』とかしつこく問い詰められた……」ズーン
未央「売っててもおかしくないような発言のバーゲンセールだったからね」
まゆ「カリスマJK……はっ」ハナワライ
凛「相変わらず使えないね」
響子「私はもとからあまり期待してませんでした」
未央「なんで美嘉ねーにだけそんなに当たりがキツいの?」
卯月「次は、私が行きます」
凛「卯月?」
未央「……しまむー、また土下座する気?」
卯月「同じ失敗は犯しませんよ、未央ちゃん。プロデューサーさんは私たちの思いを込めたものなら、きっと受け取ってくれると思うんです。だから……」
―――事務所
卯月「プロデューサーさん……」
P「どうした、卯月? 妙にかしこまって」
卯月「いつも私たちをプロデュースしてくれて、本当にありがとうございます」
P「な、なんだ急に」
卯月「プロデューサーさんがいてくれるから、私はこれまで頑張ってこられました。そして、これからもプロデューサーさんがいてくれれば、きっと頑張っていけると思うんです」
P「! う、卯月……お前……っ」ウルウル
卯月「だから、私からの感謝の気持ちを伝えたくて……」
卯月「これを受け取ってください!」サシダシッ
《ブラジャー×3》
P「……」
卯月「脱ぎたてほかほかですよっ!」
―――ホスピタル☆
医者「もしかすると、仕事のストレス以外に原因があるのかもしれませんね」
P「そうですか……」
卯月「……」
医者「例えば、人間関係でしょうか。思春期は特に人間関係に敏感な年頃ですから。その辺りのことも、これからのカウンセリングで診断していきましょう」
P「はい、よろしくお願いします」
―――作戦会議
卯月「……島村卯月……またカウンセリング頑張ります……」ズーン
未央「今回は確かに途中まではいい感じだったね。最後で台無しだけど」
凛「もう八方ふさがりか……」
まゆ「いえ、まだ道は残されています」
響子「最後の手段ですね」
凛「……そうだね、あれしかないか」
まゆ「はい、あれならば確実に……」
響子「私たちの匂いを嗅いでもらえます」
未央「私にはもうオチが見えたよ?」
―――Pの家
P「ただいまー。っつっても、やっぱり誰もいないわけだけど」
凛「こうしてさもパーティの飾りつけのように!」
まゆ「部屋中にまんべんなく下着を飾り付ければ!」
響子「匂いが充満して、確実にプロデューサーさんが嗅いでくれます!」
凛・まゆ・響子『Yes! ランジェリーParty Time!!』
P「……」
―――翌日 事務所
P「凛たちはまたしばらくカウンセリングを受けることになったが……未央は大丈夫か?」
未央「私はまともだから、安心していーよっ☆」
完
同じ流れ2度やったので、無駄に続くにしてもこの流れはもうやらないと思います
終わらないカウンセリング
3人がかりで拘束して無理やり嗅がせればよかったのでは?
流れは完全に一緒だったのにやられた
乙
これニュージェネだけじゃなくピンチェも・・・
乙
未央美穂奈緒加蓮の期間限定ユニット
平和そう
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