ラフィエル(サターニャさん?!)ドキッ
サターニャ「今まで黙ってきたけどさ」イケボ
ラフィエル(なんでしょう、いつもと雰囲気が…)
サターニャ「大悪魔であるこの私に、色々としてくれたわよね?」イケ(ry
ラフィエル「な、何の事でしょうか? さっぱり身に覚えが」アセ
サターニャ「誤魔化そうったってそうはいかないわよ」あごクイ
ラフィエル「!!?」
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サターニャ「大悪魔である私にしてきた数々の所業、どう償って貰おうかしらね?」イ(ry
ラフィエル「あ、え、うぅ」(顔が!顔が近いですサターニャさん///)
サターニャ「何よ?今更怯えてるっての?ふふ、可愛いところもあるじゃない」
ラフィエル「か、かわっ///」(うう、これでは私の方が導られてるみたいじゃないですか!)
サターニャ「そうね、それじゃあ今日ーー」
ヴィネット「ん?サターニャ、そろそろ予鈴鳴るわよー」
サターニャ「もうそんな時間?仕方ないわね、続きはまた後にしましょうか。ね、ラフィ?」フッ
ラフィエル「ひゃっ?!」(い、今耳にフッて///)
サターニャ「待たせたわね、ヴィネット」
ヴィネット「別にいいけど、今のってラフィよね?また何かされたの?」
サターニャ「そうね、ま、そんなところよ」
ヴィネット「?」
ラフィエル「こ、これは、サターニャさんに何が…うう、腰が抜けて立てません///」ドキドキ
放課後
ガヴリール「やっと授業終わったー」
ヴィネット「終わったって、最後の授業殆ど寝てたじゃない」
サターニャ「」ガタッ
ヴィネット「あら、サターニャ今日は直ぐ帰り?」
サターニャ「ちょっと子猫ちゃんを迎えに行ってくるわ!それじゃ」タタッ
ガヴリール「なんだあいつ」
ヴィネット「さあ?」
ラフィエル(サターニャさんに見つからない内に早く帰りませんと)コソコソ
ラフィエル(これは決して逃げてるとかじゃありません。そう、戦略的撤退です!)
ラフィエル(近くにサターニャさんは居ませんよね?)
サターニャ「そんなにキョロキョロして、誰かお探し?」
ラフィエル「ひっ!」ぐらっ
ラフィエル(あっ、びっくりして躓いて)
サターニャ「おっと」がしっ
サターニャ「気を付けなさいよ、危ないじゃない」ギュッ
ラフィエル「あ、ありがとうございます」(助けられてしまいました…それにしても、今日のサターニャさんはなんだか)チラッ
サターニャ「どうしたのよ、そんなに見つめちゃって」キラキラ
ラフィエル「いえ、なんでもありません!」(うう、サターニャさんがカッコよく見えてきました)
サターニャ「そ、なら行くわよ」グイッ
ラフィエル「行くって、どこにですか?」
サターニャ「どこって、私の家に決まってるじゃない。そこなら邪魔も入らないでしょ?」
ラフィエル「え!?」ドキッ
ラフィエル(こ、こんな状態のサターニャさんと二人きりになったりしたら、心臓がっ)
ラフィエル(でも、断ったりしたら、この場でとか…無理です!絶対無理です!)
ラフィエル(でもでも、このまま家に行ったりしたらーー)
ラフィエル(でもでもでもーー)
サターニャ「さ、上がりなさいよ」
ラフィエル(考えてる内に着いちゃったじゃないですか!!)
サターニャ「…なんでそんな離れて座るなよ」
ラフィエル「そ、それはですね、そう、今日は体育で汗をかいたので、臭いかなー、なんて」
サターニャ「そうかしら。さっき助けた時は相変わらずいい匂いだったけど」
ラフィエル「さ、サターニャさん、いい匂いだなんてそんな」
サターニャ「何よ、私の鼻が信じられないっての?」トコトコ
サターニャ「クン…ほら、やっぱりいい匂いじゃない」
ラフィエル(ひああぁああ///サターニャさん、これは近すぎます!)
サターニャ「あら、ラフィエル、顔真っ赤じゃない。どうかしたの?」
ラフィエル「それはサターニャさんが」
サターニャ「私が、どうかしたって?」スッ
ラフィエル(サターニャさんの手が私の頬を!)
ラフィエル「さ、サターニャさん、今日はいつもと違いますね!もしかしてまた怪しげな魔界通販でも買ったとか」
サターニャ「焦ってるのがバレバレよ、ラフィエル」グッ
ラフィエル「あっ」ドサッ
サターニャ「ラフィエル、リンゴみたいに真っ赤ね。食べちゃいたいくらい美味しそうだわ」
ラフィエル「た、食べっ///」ドキドキ
サターニャ「そうだわ。廊下での話の続きでもしましょうか」
ラフィエル「廊下?」
サターニャ「そうよ。ラフィエルがしてきた今までの所業の償い」
ラフィエル「そ、それは、どうしたら許してくれるのですか?」
サターニャ「んー、そうねぇ…」
サターニャ「ラフィエルが私のものになるって言うなら、許してあげようかしら」
ラフィエル「!?」
サターニャ「やっぱり弟子ってだけじゃダメだったのよ。アンタは今日から私のもの!それで許してあげるわ」
ラフィエル(私がサターニャさんの…と、取り敢えずは認めておきましょう)
ラフィエル「分かりましたわ、サターニャさん」
サターニャ「そう、それじゃあ私のものだって証をつけないとね」
ラフィエル「え?」
サターニャ「」チュウ
ラフィエル「ひゃあっ!」
ラフィエル(サターニャさんが、首を吸って///)
サターニャ「ん、これで証がついたわね、ラフィエル」
ラフィエル「あ、あう、ああぁああ!」ピカー
サターニャ「まぶしっ」
サターニャ「あ、逃げられちゃったわ…」
ラフィエル「はっ、はっ」ドキドキ
ラフィエル「つい、逃げちゃいました…」
ラフィエル「あ、こんな目立つところに、サターニャさんの///」サスッ
ラフィエル「うう、明日は学校をお休み…でも、休んだりしたら次は何をされるか…」
ラフィエル「サターニャさん…」
サターニャ「ふ、ふふ…」
サターニャ「ふーはっはっは!」
サターニャ「あのラフィエルをこんなにも簡単に手玉に取れるなんて!」
サターニャ「凄いわこの魔道書は!」
サターニャ「壁ドンあごクイがあんなに効くなんて、流石は全ての女子を堕とすマル秘テクニックだわ!」
サターニャ「こっちのまんが?も効果的だったわね!」
サターニャ「絵の通りにしただけでラフィエルが逃げて行ったし」
サターニャ「さて、明日はどんな悪魔的所業をしてあげようかしら」パラパラ
翌日
ラフィエル(昨日は全然眠れませんでした…)
ラフィエル(朝になっても、あ、痕は買えなかったですし///)
ラフィエル(絆創膏で隠しちゃいましたけど、大丈夫…ですよね?)
ヴィネット「ラフィ、おはよー」
ラフィエル「っ!あら、ヴィーネさんにガヴちゃん、おはようございます」
ガヴリール「はよー」
ヴィネット「ラフィ、その首どうかしたの?」
ラフィエル「えっと、昨日ちょっとーー」
サターニャ「昨日、ちょっと?何があったのかしら」
ラフィエル「さ、サターニャさん?!」ビクッ
ヴィネット「サターニャ、おはよう」
ガヴリール「はよー」
サターニャ「おはよう。それで、ラフィエルはどうして絆創膏なんて貼ってるのよ」
ラフィエル(サターニャさんが悪い顔してます!うう、みんなにはなんて説明すれば…)
ヴィネット「あ、もしかして虫に刺されたとか?最近出てくる様になったもんね」
ラフィエル「は、はい、そうなんです。それでちょっと赤くなっちゃって」
サターニャ「ふーん、虫に、ねぇ」
ラフィエル「!私日直なの忘れてました!先に行きますね!」タタッ
ヴィネット「あ、いっちゃった。なんかラフィってば変じゃなかった?」
ガヴリール「そうか?またなんか思い付いたとかそんなんじゃないの」
ヴィネット「うーん」
サターニャ「ふふっ…」
続きは夜に
ええな
かつてこれ程の悪魔的所業(デビルズアクション)があっただろうか
再開します
ラフィエル(うう、また逃げてしまいました)
ラフィエル(それにさっきはヴィーネさんが言ったとはいえ、虫に刺されたなんて…後できっと…)ポワンポワン
サターニャ(妄)「ラフィエル、さっきはよくも私の事虫扱いしてくれたわね」
サターニャ(妄)「悪い事言うこの口は、大悪魔であるこの私が塞いであげるわ」
ラフィエル(な、なんて事になったりしたらどうしましょう!)カァ///
ラフィエル(と、取り敢えず、今日は教室から出ない様にしませんと…)
キーンコーンカーンコーン
ラフィエル(やっとお昼休みです)
ラフィエル(授業も全然集中出来ませんでしたが、もうすぐ学校も終わり。その後は神足通で帰れば)
JK「白羽さーん、なんか話があるってー」
ラフィエル「え?」
サターニャ「」ヒラヒラ
ラフィエル(サターニャさん!直接来る可能性を忘れてました…)
ラフィエル「あの、サターニャさん、話とは…」
サターニャ「ま、いいから。ここじゃなんだし、付いて来なさい」パシッ
ラフィエル「あっ」
ラフィエル「あの、サターニャさん、ここって」
ラフィエル(人のいない校舎裏って、一体何をする気なのですか!?)
サターニャ「あれ、言ってなかった?一緒にお弁当食べようって」
ラフィエル「おべんとう?」
サターニャ「そうよ。二人で食べる為に、シートだって持って来たんだから」
ラフィエル(け、警戒し過ぎだったのでしょうか?)
ラフィエル「あ、でも私、お弁当教室に」
サターニャ「ラフィエルの分は私が作って来たわ」
ラフィエル「!?」
ラフィエル(サターニャさんの手作り弁当!)
ラフィエル(はっ、きっと昨日の罰として何か凄いものを作ってきたんでしょう。そうに違いないですね)
サターニャ「なにボーッと突っ立ってんのよ、早く座りなさい」グイッ
ラフィエル「は、はい」
サターニャ「それじゃ、開けるわよ」パカッ
ラフィエル(うっ、一体どんなもの…が………あら?)
ラフィエル「これ、サターニャさんが全部作ったんですか?」
サターニャ「そーよ、何か文句ある?」
ラフィエル「いえ、そんなことは…」
ラフィエル(え?え?どれも大変美味しそうに見えます。卵焼きもミニハンバーグも…そ、そうです!きっと中身に何か)
サターニャ「ほらラフィエル、口を開けなさい」
ラフィエル「サターニャさん?」
サターニャ「御主人様が食べさせてあげるって言ってんのよ。早くしなさい」
ラフィエル(これは、覚悟を決めるしか…)アーン
サターニャ「ふふ、餌を待つ雛鳥のようね!じっくり味わいなさい!」
ラフィエル「ん…」もぐもぐ
ラフィエル「こ、これは!?」
ラフィエル(一口噛むだけで分かる、深みのある出汁!この出汁巻の焼き加減は間違いなく本物です!)
サターニャ「どう、おいし?」
ラフィエル「はい、とても美味しいです!」
サターニャ「そう、あんたの為に早起きして作った甲斐があったわ」ニコッ
ラフィエル「っ///」ドキッ
ラフィエル(胸の鼓動、聞こえてないですよね?)
サターニャ「ほら、ラフィエル、次よ」
ラフィエル「はい…」ドキドキ
サターニャ「そ、素直ないい子ね。はい、アーン」
ラフィエル(サターニャさん…あう、やっぱり堪えられません!)ギュッ
サターニャ「あっ、ちょっと、急に動くから落としちゃったじゃない!」
ラフィエル「あわわ、ご、ごめんなさいサターニャさん!」
サターニャ「まったく…ん?ラフィ、ちょっと動くんじゃないわよ」
ラフィエル「え?」
サターニャ「」ペロ
ラフィエル(!!!!!!)
ラフィエル(今、いまのって!)
サターニャ「口の端にソースがついてたから、取ってあげたわよ」
ラフィエル「あ、あり、ありが///」ドキドキ
サターニャ「なによラフィエル、顔真っ赤じゃない」
ラフィエル「それはサターニャさんが!」
サターニャ「私が、なに?」
ラフィエル「サターニャさん、が、わ、私の…///」
サターニャ「私の?」
ラフィエル「ううう…///」
ラフィエル(もうサターニャさんの顔を見れません!)ドキドキ
サターニャ「あー、私もお腹減ったわ」
ラフィエル(?)
サターニャ「ラフィエル、私にも食べさせなさいよ」
ラフィエル「それって…」
サターニャ「ほら、早く」
ラフィエル(た、食べさせるだなんて)チラッ
サターニャ「」あーん
ラフィエル(あ、あの舌がさっき私の…って何考えて!)
ラフィエル(そう、無心になればいいのです、無心に!)
ラフィエル「はい、サターニャさん、あーん」
サターニャ「ん」もぐもぐ
…
ラフィエル「ご馳走様でした///」
ラフィエル(何とか乗り切りました!)
サターニャ「ふう、お腹いっぱいだわ」
ラフィエル「それじゃあサターニャさん、教室に」
サターニャ「何言ってるのよラフィエル、まだ時間あるじゃない」
ラフィエル「えっと、それは、その…そうです!次の授業の準備を」
サターニャ「あんた次教室移動じゃないじゃない。必要ないわ」
ラフィエル(何で知ってるんですか!?)
サターニャ「お腹いっぱいになったら眠くなってきたわ。膝貸しなさいよ」
ラフィエル「膝ですか?」
サターニャ「そう。あんたは私のものなんだから、拒否権はないのよ!」
ラフィエル「それくらいなら構いませんけど…」
サターニャ「よしよし、分かってきたじゃない!」コロリ
サターニャ「~♪」
ラフィエル(膝枕くらいならと思いましたけど、これは…)
サターニャ「ラーフィエル♪」
ラフィエル「なんですか、サターニャさん?」
サターニャ「呼んだだけよ」
ラフィエル「うっ///」
ラフィエル(普通に正面から見るよりも、なんだか恥ずかしいです///)
サターニャ「にしてもあんた、前から思ってたけど肌スベスベよね」サスサス
ラフィエル「あっ///」
ラフィエル「くすぐったいですよサターニャさん///」
サターニャ「我慢なさい」サワサワ
ラフィエル「んっ…あっ…///」
ラフィエル「サターニャ、さん、これ以上は」
ラフィエル(もうダメです!)ドン
サターニャ「いたっ!」
サターニャ「ラーフィーエールー?」
ラフィエル「ご、ごめんなさ」
サターニャ「悪魔相手に、謝っただけで済むだなんて思ってないでしょうね?」
ラフィエル「サターニャさん、や、許して…」
サターニャ「ダーメ。御主人様に逆らう悪い子には、お仕置きしないと」
サターニャ「そうね、今朝の分もあわせて…決めたわ!」
ラフィエル「あ、サターニャさんそれは!」
サターニャ「こんなものつけてくるなんて、あんたにつけた私の証が見えないじゃない」ペリペリ
サターニャ「あら、ちょっと薄くなってるわね」
ラフィエル「サターニャさん!ここ、こんなところで」
サターニャ「私は悪魔。好きな時に好きな場所で、好きな事をするわ」
サターニャ「相変わらず、美味しそうな首してるわね、ラフィ」カプッ
ラフィエル「ひゃあっ///」
サターニャ「それじゃあ、改めて」
ラフィエル「待って、ちょっと待ってください!」
サターニャ「なに、御主人様に逆らおうって言うの?」
ラフィエル「そうじゃなくってですね、この後まだ授業が…」
サターニャ「別にいいじゃないの、授業くらい」
ラフィエル「お、お願いです!学校終わったら好きにしていいですから!」
サターニャ「ふーん、好きに、ねぇ」
ラフィエル「あっ」
サターニャ「そこまで言うなら今のところは待ってあげるわ。代わりに」チュッ
ラフィエル(今、ほっぺに!)カァッ///
サターニャ「学校終わったら、もっと凄い事してあげるんだから、覚悟しておきなさい!」
放課後
ラフィエル(もう放課後になってしまいました…)
ラフィエル(もっと凄い事って、何をされてしまうんでしょうか)ポワンポワン
サターニャ(妄)「ラフィエル」
ラフィエル(妄)「サターニャさん…」
サターニャ(妄)「あんたの全て、私がいただくわ」
ラフィエル(妄)「優しく、してくださいね?」
サターニャ(妄)「ふふ、大丈夫よ。すぐにヨくしてあげるから」
ラフィエル(妄)「サターニャさんッ///」
ラフィエル「って、何考えてるんですか私は!」
サターニャ「それは私も興味あるわ」
ラフィエル「!?」
サターニャ「ねぇ、何を考えてたのよ?」
ラフィエル「それは…」
ラフィエル(あ、あんな事考えてたなんて、言える筈ありません!)
サターニャ「ま、いいわ。それはこれからじっくり聞けばいいんだから。さ、行くわよ」パシッ
ラフィエル「はい///」ギュッ
サターニャの家
サターニャ「さてと、これで心置きなくお仕置きできるわね!」
ラフィエル「サターニャさん…」ドキドキ
サターニャ「その前に、まずは証を付け直さないと」チュウ
ラフィエル「んぅ…///」
サターニャ「ぷはっ!うん、証はこんなところね。それじゃあお待ちかねのお仕置きタイムよ」
ラフィエル「別に待ってなんてないですよ」ドキドキ
ラフィエル(待ってないなんて嘘です…お昼の時から、頭から離れなかったですし…)
サターニャ「どうしてあげようかしらね」
サターニャ(ヤバイわ!お仕置きの仕方なんて魔道書にもまんがにも書いてなかった!何か思いつくまで、時間を稼がないと!)
サターニャ「ラフィエル、可愛い」
ラフィエル「んっ、そんな事…」
ラフィエル(耳元で可愛いだなんて言われたら、私…)ドキドキ
サターニャ「そんな事あるわよ。あんたの事何度もムカつくーって思ったけど、今は世界で一番可愛いと思ってるわ」
ラフィエル「サターニャ…さん…///」
サターニャ(ど、どうしよう、お仕置きとかどうでも良くなってきちゃったじゃない)
サターニャ「ラフィエル、どうして欲しいのか、御主人様に言ってみなさいよ」
ラフィエル「え?」
サターニャ「今なら、お願いするなら何でも聞いてあげるわよ!今だけ、特別にね!」
ラフィエル「何でも、ですか?」
サターニャ「そうよ。お仕置き止めて欲しいなら止めるし、逃げたいなら逃げたいならそれでもいいわ」
ラフィエル(……)
ラフィエル「じゃあ、……さい」
サターニャ「?よく聞こえなかったわ」
ラフィエル「キス、してください、サターニャさん」
サターニャ「!?」
サターニャ「キスって、え?」
ラフィエル「ダメですか、サターニャさん?」ウルウル
サターニャ(何この子、可愛すぎるわ。どこの天使よ!)
サターニャ「わ、分かったわ。私は御主人様なんだから、一度言ったことはきちんと守るわ」
サターニャ「だから、目を閉じなさい」
ラフィエル「はい」キュッ
サターニャ「それじゃあ、いくわよ…」
……チュッ
サターニャ(ラフィエルの唇、柔らかい…)
ラフィエル(これが、キスなんですね…)
ラフィエル「サターニャ…さん」
サターニャ「もう一回」チュッ
ラフィエル「んっ」
ラフィエル(幸せ、です…)
サターニャ(何よこれ、全然止められない)
サターニャ「もう、一回」
ラフィエル「はい///」チュッ
サターニャ「はっ、はっ…」
ラフィエル(な、何回キスしたんでしょうか。頭がぼうっとして…///)
サターニャ「ラフィエル…」
ラフィエル「サターニャさん…」
ラフィエル(もう、サターニャさんの事しか考えられなくなりそうです…)
ラフィエル「今日は、サターニャさんとずっと一緒に居たいです…ダメ、ですか?」ギュッ
サターニャ「ダメじゃないわ。私も、同じこと考えてた」ギュッ
ラフィエル「お風呂、上がりました///」
サターニャ「そ、そう、それじゃあ私も入ってくるわね!」
ラフィエル「はい」ドキドキ
ラフィエル(つい流れで言っちゃいましたが、どうしましょう!やっぱりこの後、そ、そういう事になるんですよね?)
ラフィエル(うう、落ち着かないです……ん?引き出しから何か……)
ラフィエル「失礼します。えっと、全ての女子を堕とすマル秘テクニック?これって……」
ラフィエル「こっちの本は……」
ラフィエル「……」
サターニャ「ふー、サッパリしたわ!」
ラフィエル「……」
サターニャ「ラフィエル?どうしたのよそんなとこ、で……」
ラフィエル「サターニャさん」
サターニャ「はい!」
サターニャ(ヤバい!魔道書とまんがを見られた!)
ラフィエル「サターニャさんにとって、私は…」
サターニャ「?」
ラフィエル「サターニャさんは、私の事からかって遊んでたんですね…」ぽろっ
サターニャ「!」
サターニャ「…確かに、最初は遊び気分だったわ」
ラフィエル「やっぱり!」
サターニャ「でもね、自分でも気付かない内に、本気になってた」
ラフィエル「そんなの、信じられません…」
サターニャ「嘘じゃない!世界で一番可愛いって言った時も、キスした時も」
サターニャ「あんたの事が好きで、大好きで、本気の本気で愛してるわ!」
ラフィエル「サターニャ、さん」ぽろぽろ
サターニャ「これだけ言っても、まだ信じられない?」
ラフィエル「わたし…」
ラフィエル「わたしも、サターニャさんの事が好きです」
ラフィエル「ずっとずっと、一緒に居たいです」
サターニャ「そう」
サターニャ「なら、ずっとずっと一緒に居てあげるわ」
ラフィエル「サターニャさん、好きです」
サターニャ「私も好き」
ラフィエル「大好きです」
サターニャ「私も大好き」
ラフィエル「キスしたいです」
サターニャ「私もキスしたい」
ラフィエル「もっと繋がりたいです」
サターニャ「私も繋がりたい」
ラフィエル「サターニャさん…」
サターニャ「ラフィエル…」
………
ラフィエル(それから、私達は付き合う事になりました)
ラフィエル(ガヴちゃんやヴィーネさんの前では、以前と同じ様に振る舞う事にしています)
ラフィエル(二人きりの時は……サターニャさんはやっぱり悪魔なんだなあと思わされっぱなしです///)
ラフィエル(私が導ってあげる筈だったのに、どうしてと思い奮い立つ事もあるのですが、二人きりのサターニャさんには勝てそうにないです)
ラフィエル(これが惚れた弱みというやつなのでしょうか?)
ラフィエル(何はともあれ、)
ラフィエル(私は今日も幸せです♪)
おわり
おまけ
ラフィエル「そういえば、最初は遊び気分とか言ってましたよね?」
サターニャ「?…」
ラフィエル「あー、繊細な天使の心は傷ついちゃいました」
ラフィエル「あー、とても悲しくて涙が出ちゃいそうです」
ラフィエル「あー、ほんともう」
サターニャ「分かったわよ!それで、どうしたら許してくれるの?」
ラフィエル「そうですね、サターニャさんが私のものになるなら許してあげますよ」
サターニャ「何よそれ?」
ラフィエル「私はサターニャさんのものなんですから、サターニャさんは私のものになってください。じゃないと不公平です」ぷー
サターニャ「わ、分かったわよ!私はあんたのものって事にしといてあげるわ!」
サターニャ(何この子、可愛すぎない!?)
ラフィエル「わーい、サターニャさんは私のものですー♪」
おまけのおまけ
ラフィエル「サターニャさん!」ギュッ
サターニャ「ラフィ、急にどうしたのよ」
ラフィエル「ちょっと失礼します」チュウ
サターニャ「わ、わっ、くすぐったいじゃない!」
ラフィエル「んー」チューッ
ラフィエル「ぷはっ」
ラフィエル「……」
サターニャ「どうしたの?」
ラフィエル「むー、うまくつきません」
サターニャ「つきませんって、キスマーク?」
ラフィエル「私だって、サターニャさんに私のものって証が付けたいです!」チュウ
サターニャ「あ、ちょっとこら!」
ラフィエル「またうまく付けられなかったです」ぷー
サターニャ「もう我慢の限界よ!」ガバッ
ラフィエル「サターニャさん!?」ドサッ
サターニャ「これだけ誘ってくれたんだから、いいわよね?」
ラフィエル「ダメです、なーんて言ったら?」
サターニャ「聞く耳持たずよ!」
ラフィエル「ひゃー///」
おわり
乙
サターニャ攻めのサタラフィが見つからなかったので自分で書いてみた
久し振りの投稿で誤字が目立ってしまい申し訳ないです
今度はガヴサタの両片思い系を書く予定なのでよければそちらもよろしくお願いします
良いサタラフィ
次も待ってる
ええぞええぞ
あぁ^~
いい…
あぁ~
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