注意:キャラにそぐわない発言や行動があるかもしれません。また、原作と矛盾が発生する可能性が高いです。
なんとなく書いてみたくなったので初投稿です。
ゆきのんとゆいゆいは出ないと思います(多分)
三月某日、世間では桜の開花を待ちわびる声や進級、進学、または就職と言った新しい環境の準備に勤しむ人々を横目に比企谷八幡はため息を付いた。
本当なら家でごろごろして春休みを消化したいし、出かけるにしてもせめて小町との買い物のほうが良い。だと言うのになんでわざわざ千葉駅くんだりまで来てるかと言うと、戸部から誘われたのである。
昨日の夕方頃の話だ。自室で勉強して過ごしていたところに一本の電話が入った。名前が表示されないことから電話帳に登録されている人ではない事がわかる。そして電話帳に登録されてない人からかかってくる心当たりもない。よって無視安定。安易に電話を取って厄介な相手だったら困る。
普段かかってくることがない為にマナーモードを切っていたのが仇となりコール音が部屋の中に響き渡る。おかげで集中力が削がれてしまった。
コール音が止むまで待ち、鳴り止んだところで手を伸ばす。とりあえずマナーモードにしようとしたところで再び同じ番号から着信が入り、慌てた俺は応答ボタンを推してしまった。
出てしまったのは仕方ないので携帯を耳元に持っていく、するとどこか聞き覚えのある声が聞こえてきた。
要するに、その電話相手こそが戸部だったのだ。俺の番号は由比ヶ浜から聞いたらしい。普通、他人の番号を教える場合って本人に確認とりませんかね?
電話の内容は「海老名さんの事についてまた相談したい」ということ、間接的にフラれた上に恋のライバル(と思っているはず)へ言うことではないと思うね。
そして現在、待ち合わせの場所で戸部を待っているという訳だ。
既に待ち合わせ時刻を十分以上過ぎているが戸部は現れない。後五分待って来なければ帰ると決めて携帯を睨む。
一分経過、まあ来ない。と言うか連絡も来ない。
三分経過、相変わらず来ない。ひゃあがまんできねえ!0だ!とか思いつつも結局五分待ってみた。けれど戸部は現れず、帰ろうした時になって戸部は現れた。後一分遅かったら入れ違いだったのに残念。
「ヒキタニ君またせてごめん!ハヤト君を誘うのに時間食っちゃってさー!」
ただでさえ戸部の相談を受けるなんて面倒極まりないのに、そのうえ葉山まで読んじゃうとかなんなの?と言うかなんで呼んだの?そんな念を込めて睨んでみるが戸部はいつもと変わらずヘラヘラとしていて全く伝わる様子はない。
「戸部…、お前がちょっかい出して俺の準備を邪魔したからだろ……。あー悪かったね比企谷。詫びってわけでもないが飲み物買ってきたから許してくれ」
そう言いながら葉山は俺にマッ缶を差し出してきた。
こんな露骨過ぎる賄賂で八幡が許すと思ってるの?まあ許すんだけど。
「それでさーそれでさー!集まったは良いけどどうする?カラオケとか行っちゃう系?」
「海老名さんのことで相談があるんだろ。話さないなら帰るぞ」
「あー待って待って!すぐかえろうとするとかヒキタニ君マジないわー」
なんか急に面倒になってきたし、なくてもいいから帰っていいっすかね?
その後、葉山の提案でとりあえずサイゼに入ることにした。ずっと立ってた俺を気遣ってる様な口ぶりで昼も近いからと戸部を説得していた。
長居出来て安く、話しやすいとかさすがサイゼだわ。これでマックスコーヒーさえあれば住めるね。
「それにしても、よく比企谷は来てくれたな」
サイゼへ向かう道中、葉山が不思議そうに聞いてきた。
おそらく、こんな事に来るようなやつじゃないとでも思っているのだろう。実際、海老名さん関連じゃなければ秒で断ってるだろうし。
「一応、前に受けた依頼に関することだしな」
「そうだとしても随分律儀なもんだと思うけどね」
「……一体俺を何だと思ってるんだ」
「さあな。君のことはよくわからないよ」
俺だってお前のことは全然解らないんだけど…。
こんな感じでちょっとずつ書こうと思うんだけど、どうっすか?
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1492022770
本編部分は次レスにするべきだったな
きにしないでかけやボケェ
稀代
すまんな。寝落ちしてしまってたのだ…。
注意と本編は分けるべきなのね。次からそうするー!
そしてとりあえず仕事の時間までは書くよ!
期待
続き
「……俺も少しは悪いと思ってるんだよ」
「奉仕部、と言うよりは君も姫菜から何か頼まれてたんだろう?」
「ナンノコトヤラ」
なんで俺の回りの人ってナチュラルに心を読んでくるの?特性お見通しですか、やだ変装用のこだわりメガネがばれちゃう。バレルまでもなく一目瞭然なんだけどね!
眼鏡があれば俺の濁った目も隠れるし、万が一知り合いと出くわしてもまさか葉山達と居るのが俺とは思うまい。
「あれあれー、二人で何話してるんー?」
「お前の恋路が実る可能性を葉山に計算してもらってんだよ。俺は理数苦手だからな」
「マジか!ハヤト君どう?」
「XのY乗%かな」
「それって結局、どういうわけよ?」
適当に流されてる事に気づかない戸部が葉山に詰め寄る。これでしばらくは相手をしなくて済むな。戸部は悪いやつじゃないんだが相手をするのはだるい。
正直、何を相談してくるか予想できてるしサイゼで飯食って、さらっと話し聞いて帰ればいいだろ。
と、この時は気楽に考えていた。
軽く食事を済ませ(食事中も戸部はやかましかった)ドリンクを飲みながら一息つく。
「それで、相談ってなんだよ。クラス替えとかの話なら平塚先生に行ったほうが確実だぞ」
「相談?」
「違うのかよ。てっきり次の作戦でも相談すると思ってたんだけど」
「今告白しても無駄っしょー。マジ頑張って興味持ってもらわないとだし」
頭悪いとか思っててごめん。思ったより漢なんですね。見方が三六〇度代わりました。変わってないじゃん。
「ほら、海老名さんってマジ可愛いっしょ?で、でヒキタニ君も海老名さんが好きなんだしこりゃ語り合うしか無いっしょー」
「……葉山、通訳してくれ」
「多分、そのままの意味じゃないかな」
好きな人の事を語り合うとかマジないわー。漢かと思ったら乙女なんですね。
「戸部、俺はなんで呼ばれたんだ?」
「ヒキタニ君と二人とかマジ話が続かなそうっしょ。ハヤト君居ればなんとかしてくれると思って」
「そのために俺は休日を潰されたのか…」
らしくもなく葉山が露骨に嫌そうな顔をする。俺と戸部しか居ないからって気を抜きすぎなんじゃないか?気持ちは解るけどな。
まあこうなったら仕方ない。戸部からしたら俺は海老名さんに告白した男で恋敵なんだからその体で付き合うとしよう。
当然葉山も道連れだ。中途半端に中立を保とうとした報いと思ってこれから始まる男子会に参加するんだな。
ごめん全然進んでないけど仕事行ってきます。
帰ったら夜中だけど明日休みだしわんちゃんまた続き書くっっしょー。(戸部並感)
乙
コメするにしても本文内にコメントはつけなくていいと思う
次のレスにするとかの方が読みやすいかな?
まぁ俺が口出せることじゃないが
乙です
あー、終わりにコメントする癖が・・・w
気をつけますねー。(休憩中)
折角なのでアンケ。
この先、1人だけサイゼに登場させたいので、
1.戸塚
2.材木座
3.川崎
4.海老名
帰宅(2時ごろ)までに多かった人を選ぼうと思います。
1
3
1
ツッコミ役が欲しいから3のサキサキで
3
たっだいま!明日(今日)も休みだけど予定あるから眠くなるまで続き行くわ!
アンケはサキサキが多いみたいなのでサキサキにしまーす。
こうして珍妙な男子会が開催された。
はっきりと言わせてもらうが、人のいいところ探すのはともかく和気あいあいと女の子に関することを話すなんて気が進まないなんてものじゃない。むしろ今すぐにでも帰りたい。
「――の時の海老名さんとかマジパなかったっつーか!」
「みんな結構びびってたのによく見てるな」
と言うか、さっきから戸部が話す内容の殆どが俺の知らない話でついていけないんですけど、これ帰っちゃ駄目ですかね?
「ヒキタニ君さっきから黙っちゃってどうしたよ。もっと盛り上がるしかなくない?」
「お前らで遊びに行った時の話なんかされても解らねぇんだよ」
「マジかー」
マジです。
まったく、葉山には一人で勝手に走ってる戸部をしっかりと制御してほしいもんだ。そのために居るようなもんだろう。
「比企谷は姫菜のどんなところが魅力だと思うんだ?告白したくらいなんだから惹かれる部分があったんだろ?」
そんなことを思っていると、察したのかなんなのか葉山が爆弾を投擲する。戸部の思い込みを利用して俺をハメるとか意外と黒いんだよなぁ…。どうせコイツに同じことを返してもサラッと答える気がするし。
「……気遣いとか上手いよな。一歩引くべきところをちゃんと引いてるし」
「うんうん、確かにそういうところっべーわ」
「趣味は確かに残念だけど、顔や体型もかなりいい方だよな」
「それな!」
本当にわかってるのか不安になる相槌に草を生やしたくなるが、現実でやるともれなく変人か煽りでしかないので諦める。
なんの努力をしているのか知らないが、まずは語彙力鍛えたらどうですかね?
「趣味といえば…、姫菜って君の知らないところでもハヤ×ハチの話とかしだすんだよね…。何度か直接聞かされたけどどういう顔したら良いかわからないしあしらいにくいし、対応に困るんだよな」
知らなくていい情報を知った。BLが好きなのは構いませんがせめてリアルの知り合いを使って妄想しないで頂きたい。
ココには居ない海老名さんに願いを飛ばしてみる。
「さすがの葉山もBLは苦手か」
「全く理解したくないのに、姫菜が話すから知らないうちに知識が増えてるんだよ…。刷り込まれてるみたいで恐怖を覚えるね……」
葉山の顔に戦慄の表情が浮かび上がる、。何を思い出したのか想像したくもない。ただなんとなく汚された気がして背筋がブルっと震えた。
まさかとは思うけどスマート本とかにしてないだろうな…?あんまし絵を描いたりしてるイメージはないが、それは内容が内容なだけに家で描いてるからかもしれない。
……想像するんじゃなかった。怖すぎるだろ。
「ちょっと二人共怖い顔やめろし。ここはマジ海老名さんの魅力を語る場」
「そう言われてもなぁ」
俺は嘘告白しただけで別に好きでもない。葉山も別に異性として見てるわけではないだろう。
意地でも中立中心を心がける葉山のことだ。自分の恋路なんかどうでもいいと思ってるんじゃないか?
「なんか失礼なこと言われた気がする」
「キ、キノセイダロ…?」
ナチュラルに心読むの本当にやめてくれませんかね。
こんな奴らと居たら俺のハートがストレスでマッハなんだけど、どうしたらいいものか…。
「ハヤト君もヒキタニ君もなんか難しい話しすぎぃ!楽しく行こってー!」
「葉山なら色々思い付くだろ?普段から女子に囲まれてるんだしよ」
「女子に囲まれてるって…。君にだけは言われたくないな」
確かに俺の周囲にも女子は増えたが別に葉山のように慣れ親しんでるわけじゃないからノーカンだノーカン。
……雪ノ下と由比ヶ浜、一色と陽乃さんと城巡り先輩。あと一応平塚先生か。去年に比べて随分と交友関係も増えたな。こうして葉山とサイゼに居るとか少し前まで考えられなかったわ。
「…そうだな。比企谷と似てるが姫菜は気配りが上手いな。しかもちゃんと周りのことを見てるし考えても居る。素直に凄いことだと思うかな」
「そういえば文化祭のときに川崎の制服とか指摘してたな」
衣装作成は川崎有りきだったらしいから見抜いて推薦した海老名さんは影の功労者と言えるな。
「…名前覚えてるんじゃん(ボソッ)」
ん?気のせいか聞き覚えのある声がしたような。
「実は姫菜って自分から優美子や結衣を引き立てようとする節もあるんだ。優美子は知ってるかもしれないけど意外と世話好きでね。そういうところとか姫菜が居なかったらまず見ることはなかったと思う」
「わかるわー!優美子ってマジおかんしてるよなー!」
「…それ本人に言うなよ?」
戸部と同意見なのは癪だが、やはりおかんと思っていたのは俺だけではなかったんだな。
葉山が表の中心ならば、海老名さんは裏の重心なのかもしれない。葉山のグループは一見すると仲良く上手く行ってる様に見えなくもないが内部は意外とバラバラだったりする。
そのあたりは奉仕部への依頼やたまに見る衝突からも伺える。それこそ戸部の告白関連の話は現状維持したい葉山やグループを壊したくない海老名さんと戸部を応援してた大岡や大和、応援したいけどグループも気になる由比ヶ浜と、内部の分かれがはっきり見えたりもしていた。
「つか気になってたんだけどー、ヒキタニ君ってほんとに海老名さんが好きだったわけ?」
「なんとも思ってなければ告白なんかしないっつの」
嘘だ。あの時の俺は周りがどう思うかを考えずに戸部がフラれず、現状を維持できる環境を作ってしまった。でも俺から言わせればこれもまた俺の環境を守るために考えたことだった。
ごめん・・・眠すぎてタイプミスしまくってるから寝るわ・・・。
夕方か夜にまた続き書きますね。
乙
つかガハマ厨が八結になる理屈を説明してるところをここ最近見た記憶がないw
雪乃に傾く流れがちょっとでも起きるとすぐさま「異議あり!」をやるだけ。
(しかもそれはおかしい!と喚くだけで何がどうおかしいのか根拠は絶無)
挙句の果てに原作キャラのモデルになった人がうんぬんでそれを踏まえると葉雪になるとか
救いようのないバカ発言まで出る始末ww
最早手の施しようがない。人間ドックで頭を重点的に精密検査してもらうことをおすすめするw
>20
一理あるが、まあ言わせておきゃいいと思うかなー。
私はサキサキ派だけど、他のカップリングが好きな人を否定はしないよ。
押し付けるのは流石におかしいと思うけどね。
最近、思うんだけどさ。八幡tueee!が嫌いとか言ってる奴、多すぎ。
「キリトの活躍奪うんじゃねえ!」
「ハチアスとかやめて!」
「上条さんの役割奪うなよ!」
「デレマスのヒロインNTRさせんな!」
これ、マジでキモいからね。いやさ、お前らの気持ちも分かるよ?何でも出来て、最強の八幡に嫉妬してるんだよね。お前らは葉山みたいな性格だもんね。
でも、落ち着いて考えてみろよ。
お前らが何と言おうと八幡が最強なのは誰の眼に見ても明らかんだから仕方ないじゃん。ヒロインを奪われる~とかさ、クソみたいなキリト、上条辺りに救われるよりも八幡に救われる方が幸せに決まってるよね。
まずは誰よりも八幡が強い事実から目をそらすなよ。それは誰の目にも明らかだろ?
それを劣っている立場の奴等が「俺達の役割を奪うなよ」っていうのは成り立たないでしょ。
いやね、作品を汚すなってのは分かるよ?例えばキリトが総武高校に転校してきてヒロインNTRしたなら、俺もキレて潰しにかかるわww
でもさ、八幡なんだから仕方ないじゃん。
もうワガママ言うのやめろよな。八幡が主人公なら皆が救われるんだって。キリトも上条も士道も必要ないからね?あんなん好きな奴等はガイジだからね?
もうさ、他作品をsageするなとかいうガイジの話なんか聞くのも飽々してるんだわ。あのね、sageしてるんじゃないの。八幡が最強だから、周りが雑魚に見えてしまうのは仕方ない事なんだよ。
八幡が最強なのが気持ち悪いとか言うけど、実際にその世界に八幡がいれば最強なのは間違いないんだから当たり前だよね。
ゴミみたいな作品なんて八幡に蹂躙されて然るべきなんだよ。それによって俺達の目に触れる機会も増えるんだから感謝しろよ。
以上、クソアンチ共を完全論破。全員、速やかに砕け散れよ。
メインは小林さんちのメイドラゴンであり、俺ガイル勢からは八幡しか出ない予定です。
ハチマン:全体的に濁った色をしているドラゴン(雄)(見た目はパ〇ドラのヴリトラを想像していただければと)。混沌勢に属し、実力も上位に属するが、基本自ら破壊は行わない。
トールやルコアのように自前でマナを生成し、魔翌力に変換することができる。
基本的にドラゴンも人間も嫌い。(例外あり)
小林家に住まわせてもらう代わりに、小林の職場で働く。
トール:原作通り、人間を劣等種と見下している。
ハチマンとの関わりを持つ数少ないドラゴンであり、いろいろあって彼を好いている。
カンナ:ハチマンとの関わりを持つ…(ry
彼のことを兄のように慕っている。
ファフニール:原作通り。引きこもり…ヒッキー…ハッ!!((察し
彼らは気が合うだろう…
ルコア:原作通り。ハチマンの事を気に入っているが、彼には苦手意識を持たれている。
エルマ:調和勢。活動の少ないハチマンとの面識はない。
小林:ドラゴン2人を養い、小学校にも通わせる、その財力はどこから来るのか…謎だ。
今作品ではハチマンも共に暮らす。
滝谷真:原作通り。
その他:基本は原作通りとさせていただきます。
乙です
ぱ
アンケとか言い出したあたりで心底どうでもよくなった
同じく
書きたいものを書くんじゃない時点で面白さが半減以下
友達と飲んでたら遅くなっちった。
取り敢えず2時ごろには寝ないと仕事に響くからその位まで書く。
安倍政権になってから文句ばっかやな
そら渋でアンチ書いてチヤホヤされたほうがええわ
乗っ取りはやめちくりー
>26
一応言っておくと
アンケは誰を出すか迷ったからよ。
書きたくないキャラなんで選択肢にないんだな。
>17の続きから
考えたらずな選択をした結果、葉山グループの環境こそ守れたが自分の環境を悪くしてしまった。おそらくはその時から少しずつ歯車が噛み合わなくなったように思う。
誰も責められはしないけどな。俺が招いたこと、自業自得。
「ふーん?」
「なんだよ…」
不服そうな相槌に思わず突っかかってまう。
「ヒキタニ君マジお人好しだわー」
「はぁ?」
「実はハヤト君からだいたいのことは聞いてるんだわ」
「……葉山」
「す、すまない」
ため息を突きながら何を話したのか葉山を問い詰めると、この野郎憶測の癖に大体起きたそのままの事を戸部に伝えていやがった。しかもさっきの「奉仕部も姫菜から」と言う発言はカマかけで葉山は頼まれてないそうだ。
言われてみれば海老名さんは葉山に頼んでも意味がないからって奉仕部に来たのだから気づくべきだったな。
「まあヒキタニ君がホントに海老名さんを好きになってもマジ負けるつもりないけどな!」
「無いから安心しろ」
「いやわかんないっしょー。マジいい女だし」
それは否定しないけど、それは趣味さえ許容できればの話じゃないですかね…?
「そう言えば、戸部はBL趣味に何か思ったりしないのか?」
「あーね」
戸部は相槌の後、少し考えるような素振りを見せた。
「あの趣味は理解できないけど好きになっちゃったもんは仕方ないっしょー」
「お前…、意外といいやつだな…」
「ヒキタニ君地味にひどくね!?」
元々うざったいチャラ男だと思ってた事を考えれば随分と好印象になったんだから感謝してほしいくらいだ。チャラ男の印象は消えてないけどな。
何にせよ戸部なりに本気のようだ。まったくもって眩しい。
>>31
なに言ってんだこの馬鹿?
男子会凄くいい。とべっちけっこう使い勝手がいいおもろいキャラだよね。
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません