みくの日常 (66)

みく「公立高校に落ちて、私立高校に行くことになってしまったにゃ」

みく「でも、こっから逆転するにゃ!」



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みく「この学校の特徴は何と言っても、クラス分けにゃ
学力順で分けられるにゃ
もちろん、1組が1番頭いいクラスだにゃ」

みく「さてさて、みくのクラスは…5組??」

みく「これじゃ、大学受験がピンチだにゃ」

みく「でも、みくはやるにゃ!ここから自分REST@RTだにやや」

みく「でも、みくはアイドルの卵で人と差をつけるのは難しいにゃ」

みく「さて、どうやって時間を作るかがポイントだにゃ」

みく「さっそく調べてみるにゃ」

勉強時間の作り方 高校生 検索

みく「ふむふむ、やっぱり移動時間がいいんだゃ」

みく「ん?内職ってなんだにゃ?」

みく「なるほど~、内職とは授業中に自分で勉強することなのかにゃ」

みく「お風呂は100まで数えてからあがるみくが授業を聞かないなんて、いけないにゃ」

みく「でも、この背徳感味わって見たいにゃ」


みく「やっぱり、効率を大事にしていきたいにゃ」

みく「一年生はいらない教科も受けなきゃならないのがめんどくさいにゃ」

みく「みくは将来的には理系で猫型ロボットを作りたいんだにゃ」

みく「あの丸々としたフォルム、うん、猫キャラの原点だにゃ」

みく「となると、理系で理学部か工学部になるかにゃ。ここは、地元の大阪大学を第一志望にするにゃ!目標は高くだにゃ」

大阪大学についてはよく知らないけど、下手に他の地帝にしてイメージを崩すのもあれなんで、何か矛盾があっても気にしないでおくれ
一応、科目だけは合わせてるから

みく「まずは参考書を集めるにゃ」

英語…速単必修編、やっておきたい300、ビジョンクエスト、ネクステ

数学…青チャート、ハイスコープ(配布)

国語…発展30日完成古文漢文、薄い問題集(配布)、センター過去問

物理…エッセンス、セミナー

化学…厚い参考書、セミナー

地理…地図帳、資料集、参考書、サクシード

みく「ふぅ、買いすぎちゃったにゃ。これで頭良くなった気がするにゃ」

みく「そして、今回の最大の目玉は……赤本だにゃ!」

みく「いやー、大阪大学の字に吸い寄せられちゃったにゃ」

みく「これから3年間頑張るにゃ!」

みく「みくの1週間は大変なんだにゃ」

みく「月曜日~土曜日は学校、日曜日はレッスン」

みく「基本的に移動は電車で、その時に単語帳で英単語や古文単語を覚えるにゃ」

suffer…苦しむ、我慢する
ape…類人猿

みく「英単語多すぎだにゃ。なんか、えいぷってハレンチな単語だにゃ」

みく「kittenってなんだにゃ?キッチン?調べるにゃ」

みく「なになに?仔猫?えっ、猫キャラアイドルとかうたってたのに知らないなんて…
Pちゃんに『前川さん、仔猫の単語も知らなかったのですか。失望しました。みくにゃんのファンやめます』と言われちゃうにゃ」

みく「もっと頑張らなきゃ」

>>1ちゃん、あんまりデレマス知らんだろ

とある日

みく「組み合わせの問題を解くにゃ」

男3人、女4人から3人選ぶ時
7人から3人選ぶ選び方は?

みく「ふむふむ、7C3かにゃ?…よし、あってたにゃ」

3にんのうちから女子が少なくとも1人入る選び方は?

みく「全ての選び方?男のみかな?…うん!あってるにゃ」

みく「勉強わかるって楽しいにゃ!」

>>8
すまんな、にわかで
ゲーム何もしてないからな

>>9訂正
全ての選び方-男のみ

>>8
どこらへんが不自然だった?
ご教示いただきたい

高校2年生が書いてそう

おつ

事務所

卯月「みくちゃん。おはよう。何書いてるの?」

みく「あ、卯月ちゃん。英語の長文解いてるんだにゃ。6月に駿台模試あるからそれに向けてだにゃ。」

卯月「勉強好きなんだね。頑張ってね。」

みく「ありがとうだにゃ」

みく(おっと、和訳の問題だにゃ)

Frank talks between an adolecent and hisparents often reveal that the adolescent is basically willing to rely on his parents for protecrion in many situations.

みくの答え
青年と両親の間での率直な話は、しばしば青年は基本的に彼の両親に多くの状況で防御をあてにすることを厭わないということを明らかにする。

みく(完璧な答えにゃ。早速答え合わせだにゃ)

模範解答
若者と両親とが率直に話し合えば、若者は基本的には、多くの状況において両親の保護に頼りたがっているのだとはっきりすることが多い。

みく(う~ん、和訳は難しいにゃ。これが、噂の無生物主語なのかにゃ。まだまだ、学ばなきゃいけないことが多いにゃ」


6月 駿台模試の日

みく(i駿台模試頑張るにゃ。1番レベルが高いと言わせてるけど、みくは怖気付かないにゃ。)

みく(でも、先生が中高一貫生は模試慣れしてるから、勝てないのは仕方ないと言ってたにゃ。)

みく(ううん、気持ちで負けちゃダメにゃ!この2ヶ月間の勉強の成果、見せつけてやるにゃ)

みく(まずは席発見。ハッ!隣の人1組だ。頭良さそうだにゃ。でも、同じ一年生。負けないにゃ)

みく(英語からにゃ。うっ、こんなに単語数あるのかにゃ。軽く700は超えてそう)

みく(なになに?1行目は、『月に命はあるか?』lifeだから命であってるよね?うーん、わかんないにゃ。でも、まずは読まなきゃ)

みく(considerって、なんにゃ?やばいにゃ。どうしだと思うけど、まだやってないにゃ。しかも和訳問題だから、何かしらは書かないと…)

キーンコーンカーンコーン

みく(終わったにゃ。全くわかんなかったにゃ。そうだよね、たかだか2ヶ月勉強しただけで点数取れると考える方がおかしいよね。)

みく(次は1ヶ月後の進研模試だにゃ。ここでは汚名返上するにゃ!)

ちなみに、lifeは生物の意味で、consideredは考えるの意味

みく「うぅっ、最近まずいにゃ。」

みく「勉強の方はもちろんE判定。アイドル活動もみんなデビューしていく中で、みくは取り残された状態。」

みく「やっぱり、二兎追うものは、一兎をも得ず、なのかにゃ」

みく「ううん、どっちも諦めたくない!」

みく「もっと時間を見つけていかないとにゃ」

ある日のレッスン

卯月「みくちゃん、レッスンお疲れ様。今日はいつもよりハードだったね。あれ?何してるの?」

みく「お疲れ様にゃ。勉強だにゃ。この前の模試はダメダメだったにゃ」アハハ

卯月「そうだったんだ…。あんまり無理しないでね」

卯月(みくちゃん、今まではレッスンの合間とか終了後は休んでるのに勉強するなんて…)

卯月(私も手伝えることあったら頑張ろう。島村卯月、頑張ります!)

おつ

7月 進研模試

みく(よし、今度こそいい判定を取るにゃ。とにかく、簡単な問題はサクッと、難しい問題にじかんをかけるにゃ)

みく(数学の大問1は小問集合。ここはすぐ終わらせないと…)

みく(早く…もっと早く…)

みく(よし、解け終わったにゃ。見直ししようかな、いや、だめにゃ、見直しなんかに時間をかけてらんないにゃ。)

みく(進研模試の自己採点するにゃ)

みく(あれ?数学の大問1半分くらいか取れてないにゃ。計算ミスが多いにゃ。やっぱり見直しは必要なのかにゃ)

みく(さて、時間をかけた難しい問題を見るにゃ)

みく(あれ?あんまり当たってないにゃ)

みく(そうか、基本を大事にして、みんなが点数取れるところはしっかり取る。これが大事なのかにゃ。なるほど、いい経験になったにゃ)

7月下旬

みく「今日からスタディ2000という学校の勉強合宿にゃ。この合宿の後にテストを受けて、学年上位30名が張り出されるにゃ。もちろん、1組を全員倒してみくが1位になるにゃ!」

みく「スタディ2000の由来は、センターにおいて2000時間勉強すれば8割、3000時間で9割だからにゃ」

1日目 午前

みく「ふ~、やっと着いたにゃ。といっても、1時間くらいだけどにゃ。」

みく「え~と、まずは講演会だにゃ。おじいちゃんのありがた~いお話だにゃん」

おじいちゃん「現代の若者には夢がない人もいます。そういう人には未知との遭遇が足りないと思います。」

………
……


みく「面白かったにゃ。とくに、県内最下層の高校から山県大に入った人の話はすごかったにゃ。高校入るのに浪人するなんて信じられないにゃ。

1日目午後

みく「午後からは講習&自習の繰り返しだにゃ。」

みく「といってもひたすら内職のみくにとっては関係ないことにゃ。」

みく「一応もらったプリントには目を通すにゃ」

みく「にゃぬ??独立な試行の確率の最大だと??」

みく「初めて見たにゃ。たしかに、みくはチャートは先ず例題だけしか解いてないからにゃ。たぶん発展にあるのかな?」

みく「う~ん、ここだけは授業聞くにゃ」

みく「授業受けたけど、理解はイマイチだにゃ」

みく「そういえば、チューターさん来てるんだった。教わりに行くにゃ」


チューター「あー…ごめん、自分文系だから分かんないや」

みく「そうですか。大丈夫です。ありがとうございました」

みく(うぅ、使えないにゃ。さすが山形大だにゃ。自己紹介の時『3年間ずっと1組でした』キリッと、いってたくせに~)ムー

3時間後

みく(やっとわかってきたにゃ。こういう風に、自分の力だけで解決する快感がたまらないにゃ。これだから内職はやめられないにゃ。アイドルもやめられないにゃ、中居くんみたいに)

夕方

みく「やったー!みんなで体育だにゃ。ドッジボールみく好きだにゃー」

1試合目

みく「ドッジボールはdodgeballと書いて、dodgeは素早くかわすといういみだにゃ。うん、まさしく猫キャラのみくには得意なことだにゃ」

みく「あれ、中盤で当たったにゃ。よし、次は物理学を応用して生き残るにゃ。なんてったって、みくは猫型ロボットをつくるアイドルになるから、暗算で余裕にゃ」

2試合目

みく「あの人は水平投射だにゃ。つまり、自由落下をしつつ、一定の速度で移動。初速を見ると、ミクの所に来るまで1秒!」

ひらり

みく「よし、かわしたにゃ。おっと、あの人はパスを出そうとしているにゃ。つまり、投げ上げ運動。しかし、少し上すぎるにゃ。角度と初速度をみると、仲間に渡る前にこっちの陣地に落ちる!」

タダッ
キャッチ

オオー

みく「よし、絶好調だにゃ!」

女「何あの子、ブツブツ喋りながらプレーしてるよ」ヒソヒソ

女2「しっ、聞こえるわよ」ヒソヒソ

夕飯

みく「お腹ペコペコだにゃ~。今日の夕食は…ハンバーグ!やったー、みくお肉大好きにゃ。」

イタダキマス

みく「」モグモグ

みく「おいし~にゃ」ニコッ

みく「頑張った後は美味しいにゃ」

みく「あれ?旅館のおばさんが1組のみんなのもとへ。何話してるんだろう。聞いてみるにゃ。みくは耳がいいんだにゃ」

おばさん「ご飯美味しいですか?」

1組の誰か「はい、美味しいです。」

おばさん「ねね、君たちがこの学年の中で1番頭のいいクラスなんだよね?すごいわね~。」

1組の誰か「いえいえ、そんなことありません。この合宿でさらに自分を高められるよう、精進していきます。」

みく(うぅ、受け答えが素晴らしいにゃ。さすが1組。でも、おばさんひどいよ、頑張ってるのは1組だけじゃないのに…。これが名前の力かにゃ。来年は自分があのグループに入ってトップになりたいにゃ。いや、なるにゃ!)

1日目夜

みく「はぁ…11時まで勉強かにゃ。10時に寝るみくにとっては辛いにゃ…」

みく「おっ?お風呂タイムだにゃ。」

みく「ルンルン~♪」


みく「はっ、男子いないから男子の銭湯も使えるのかにゃ。どうしよう//」

ギャル「おっ!男子の入れんじゃーん。はーいろっと。」

みく「うぅ、やっぱり無理にゃー」ダダダッ

みく「ふぅ、いいお湯だにゃ。」

みく「露天風呂あるにゃ。どうしよう。入りたいけど、ここら辺の虫大きいからにゃー」ウーン

みく「まぁ、ちょっとだけ?入ってみるかにゃ」

みく「わー!お星様が綺麗だにゃ。手を伸ばせば届きそうだにゃ。そうだ!お星様にみくの声が届くくらいの大きな声で数を数えるにゃ!」

みく「いーち、にー、さーん、」
………
……


みく「きゅうじゅうきゅー、ひゃーく!」

みく「それじゃ、上がるにゃ」

女「またあの子独り言を言ってたよ。」

女2「変わった子で面白いね」ウフフ

二日目朝

みく「うーん、よく寝たにゃ」

みく「これから朝食前にみんなで散歩かにゃ」

旅館の周り

みく「やっぱり朝は気持ちいいにゃ。あっ幼稚園児たちだにゃ。かわいいにゃ」

みく「あれ?泣いてる子がいるにゃ。ここはみくの出番だにゃ。アイドルはみんなを笑顔にするんだにゃん」

子供「うっ……えっ…わーん」

みく「ねね、いないいない…にゃー。よろしくにゃん」

子供「キャハハッ」

みく(よかったにゃ)

最終日

みく「今日はテストだにゃ。2日間の勉強の成果を見せつけるにゃ」

みく(英語の長文手抜きすぎじゃないかにゃ?使ってる問題集と同じだにゃ)

みく(数学はみくの得意科目だにゃ。ふむふむ、最後の問題は苦労した独立な試行の確率の最大だにゃ。よし、このままみくのおやつにしちゃうにゃ☆)

みく(国語はちょっと難しいにゃ。こんなに尊敬語とかあったっけ?)

シューリョー

みく「ふぅ、ベストは尽くせたからよかったにゃ」

みく「テスト結果と順位が帰って来たにゃ。」

みく「まずは学年順位だにゃ」

『14』

みく「おぉ…か、輝いてるにゃ、シンデレラガールズのように。すごいにゃ!初めて30番以内に入ったにゃ!」

みく「これが努力の賜物なのかにゃ。数学に関しては95点で5位!」

??「前川ァーーーーーーーーーーー」ダダダッ

みく(!先生が全力ダッシュして来るにゃ)

先生「前川よくやったな。1組の次にレベルの高い2組を抑えてるぞ。さすがに1組を全員倒すのは難しかったが、1組の中でも半分より上にいるぞ。頑張ったな!」

みく「せ、先生…ありがとうございます!」

先生「数学惜しかったな。2番目に難しい問題外してたぞ」

みく「そうですか、復習頑張ります」

みく(まだまだ詰めが甘いにゃ)

みく(そういえば、今日はPチャンに事務所に寄るよう言われてたんだにゃ。なんの話かにゃ?)

その頃1組では

1組1「おいおい、誰だよ5組の前川って」

1組2「知らん。というか、なんで頭いいやつが5組にいるんだよ」

1組3「あー、たしかアイドルじゃなかったっけ?」

1組1「マジで?じゃあ、かわいいのか?」

1組3「おう、かわいいぞ」

1組2「よっしゃー、来年1組来ないかな?」

1組4「まあまあ、みんな落ち着けや。俺たちが本気出すのは模試だろ?あんな学校のテストを本気で受けるやつなんていないよ」



みく「やったにゃー!ついにみくもデビューだにゃ!」

みく「お母さんに報告しないと」

prrrrr prrrrr

みく「あ、お母さん。みくついにデビューだよ。」

前川母「よかったわねー。誰と一緒に組むの?」

みく「多田李衣菜ちゃんという子。ロックなアイドルを目指してる子なんだ。」

前川母「そう、仲良く元気に頑張ってね。くれぐれも身体には気をつけるのよ。あとは痴漢やストーカをにも気をつけてね。あとは…」

みく「大丈夫だよ、お母さん。それじゃ、また連絡するね」


みく(今日はいいことだらけだったにゃ。明日からより忙しくなりそうだから、今日は寝るにゃ)

アスタリスク初イベント

みく「あ~、遂にアスタリスクとしての初イベントだにゃ。ここまでの道のりは長かったにゃ」ウルウル

みく「といっても、まだ朝の4時だにゃ。いつも通り勉強しないと。まずは簡単な計算問題からにゃ」

8時 イベント会場

スタッフ「では、アスタリスクのみなさん、段取りの確認をするので出てきてください」

李衣菜「いくよ、みくちゃん」

みく「うん」

1時間後

スタッフ「あと1時間後にイベント開始です。それまで自由待機でお願いします」

李衣菜「だってさ、何する?」

みく「みくは勉強してるにゃ。多分今日はノルマを終えることができないから、少しでも被害を少なくしないといけないにゃ」

李衣菜「そっか、じゃあ、少し出かけて来るわ」

李衣菜(邪魔しないようにしないと)

イベント終了後

李衣菜「ねーみくちゃん。このあと暇?どっかに行かない?打ち上げ的な」

みく「いいよ、さっそく猫カフェに行くにゃ!」

李衣菜「え、ちょっと待ってよ。何で目的地決まってるの。ここはロックカフェでしょ」

みく「なんにゃ、ロックカフェって。意味わかんないにゃ」

李衣菜「ウギギ…ロック!」

みく「ねーこ!」

みく・李衣菜「「解散だ!」」

事務所

みく「アイドルフェスのために合宿をすることになったにゃ」

みく「合宿は楽しみだけど、フェスの日と全統模試の日が被っちゃってるにゃ」

みく「先生にお願いして日程をずらしてもらわないといけないにゃ」

___________________________________________________

みく「ふぅ、なんとか前倒しにしてもらえたにゃ」

みく「さっそく解いていかないとにゃ」

みく(さすがに進研模試よりも難しいにゃ)

次の日

先生「お前たちはまだ1年生だからって油断するなよ。いいか、まずは志望大学に2年生の終わりまでにC判定を取っていないと厳しい。欲を言えばA判定は欲しい。3年生になれば浪人生が来る。今から気を引き締めとけよ」

みく(なるほど、C判定かにゃ。頑張るにゃん)

合宿

みく「ここが、765プロさんたちもアリーナライブの練習に使った場所かにゃ。なんか気?みたいなのをもらえそうだにゃ」

みく「合宿の練習量半端ないにゃ。8時から18時までって…」

みく「ううん、そのぶんトップアイドルに近づけるんだにゃん」

みく「頑張って朝食前と夕食後には勉強しないと」

夕食後

みく(うぅ…みんな同じ部屋だからうるさいにゃ。どこか静かな場所は…?)

みく(!そうにゃ、食堂に行ってみるにゃ)

食堂

みく(あれ?誰かいるにゃ)

李衣菜「」カキカキ

みく(声かけるの悪いにゃ)

李衣菜「ん?あ、みくちゃん」

みく「あはは、邪魔しちゃったかにゃ?」

李衣菜「ううん、そんなことないよ。」

みく「」カキカキ
李衣菜「」カキカキ

李衣菜「なんかさ、みくちゃん見てたら自分も勉強頑張んなきゃって思えてきてさ。ほら、私だって2年生だし、受験を意識すると始めた方がいいかなと思えてきてさ」

みく「そうなんだ…」

李衣菜「勉強頑張るのもロックかなって」

みく「お互いに頑張るにゃ!」ニコッ

2日目朝

みく「あーはーにゃ(欠伸)、よく寝たにゃ」

みく「よし、頑張るにゃ」

みく(李衣菜ちゃんも勉強頑張り始めたにゃ)

みく「案外2人でクイズ番組に出演して、知的アイドルとして売り込むのも悪くないかにゃ笑」

___________________________________________________

みく(あ、おばさん達が起きてきたにゃ)

みく(あ~、お味噌汁のいい匂いだにゃ)

李衣菜「お、いい匂い。日本人はやっぱ味噌汁好きなんだな。」

みく「あ、李衣菜ちゃん。おはよう」

李衣菜「おはよう。ねぇ、この匂いに合うおかずってなんだと思う?」

みく(うぎぎ…みくが魚をたべれないのを知っておきながら、いやらしい質問をするなんて…。ここは、意外な回答をしないとにゃ)

みく「そうだにゃ…生姜焼き?」

李衣菜「お!いいね。私もそれ思ってたんだ」

みく(なんだ、嫌味じゃなかったのかにゃ。よかったにゃ)ホッ

李衣菜「うーん…」

みく「どうしたにゃ?何かわからないのかにゃ?」

李衣菜「あーまー、ちょっと。この英語の訳し方でさ」

みく「見せてみるにゃ」

みく(ふむふむ…無生物主語だにゃ。えっへん、マスターしたんだにゃ)

みく「無生物主語はね、主語を副詞的に訳すといいんだにゃ」

李衣菜「ほうほう…よし!できた。ありがとう」

みく「どういたしましてだにゃ」

李衣菜「なんか、こうゆうのいいよね」

みく「え?何がだにゃ?」

李衣菜「朝早い時間に2人だけの時間…なんか特別な関係っていう感じがして好きだな」

みく「なんとなくわかるにゃ…」

みく(お味噌汁の匂いに包まれながら、その部屋には書く音のみが聞こえ、時々ノートをめくる音がする。そんな時間、いつまでも続いて欲しい)

李衣菜「おっ、そろそろみんな起きてくる時間だ。戻ろうか」

みく「うん」

フェスの日

みく「今日のみくの仕事はシンデレラプロジェクトの時の進行役と、アスタリスクのライブ、そして全体曲だにゃ。主に午後からの仕事だにゃ」

みく「さて、午前中は勉強でもするにゃ」

モバP「前川さん」

みく「ん?なんだにゃ?」

モバP「明日の夏祭りにスペシャルゲストとしての出場枠が1つ空いてしまったので、もしよろしければでていただけないでしょうか?」

みく(明日か…いくら合宿でレベルアップしたとしても、急すぎだにゃ…。いや、これを乗り切ってこそのアイドルだにゃ。そう、ジャニーズJr.もこういうの日常茶飯事っていってたし)

みく「うん、わかったにゃ。それじゃあ、さっそく李衣菜ちゃんと合わせてくるにゃ」

モバP「はい、よろしくお願いします」

李衣菜「急な話だな…よし!さっそくやろう」

みく「これを完璧にできればみくたちはスターだにゃ」

………
……


みく「はあはあ…これで大丈夫かにゃ?」

李衣菜「うん、たぶんね。やば!出番まであと10分だよ」

みく「た、たいへんだにゃ。急ぐにゃー」

2期の内容あんまり覚えてないので、2期の設定は無視します
ところどころ出てくるかも?

9月

みく「全統模試の結果が返ってきたにゃ」

英語86、数学86、国語86

みく「な、なんと…全教科同じ点数だと…」

みく「うーん、思ったよりもできていなかったにゃ」

みく「そして当然のようにE判定。」

みく「まだまだこれからだにゃ!」

夏休みの終わり

みく「ふぅ、なんとか夏休み中に1年生の範囲を終えることができたにゃ」

みく「少しづつ、仕事も貰えるようになってきたし、順調だにゃ」

みく「聞いた話だと、物理基礎は1年生のうちに終わらないらしいにゃ。ふふふ…みくだけが全てを知ってるにゃ。この優越感、たまらないにゃ?」

みく「今度は2年生と合同の校内模試だにゃ。もちろん、2年生の範囲も出るけど、みくがてんかをとるにゃ!」

校内模試

みく(校内模試の数学、ベクトルが出ると山を張っててよかったにゃ。自称進学校の校内模試の問題なんて簡単だにゃ)

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結果

みく「まずは全体順位が75位。結構健闘したにゃ。2年生の選抜72人が上にいると仮定すると…うふふ、みくは天才だにゃ。」

みく「えーと、数学の一位は…!1組の本山さんだにゃ。さすが数学の天才と呼ばれるだけあるにゃ。みくは13位か…まあまあだにゃ」

そして月日は流れ…高1の12月

みく「みくもそこそこ売れるアイドルになってきたにゃ。」

みく「夏フェスでの進行の才能が認められて、アイドル番組で司会の役を貰えるようになったにゃ。、もちろん、李衣菜ちゃんも一緒に。」

みく「うぅ…でも、勉強の方はひたすらE判定。こんなに頑張ってるのに…。」

みく「これから冬休みだにゃ。休み明けの校内模試で頑張るにゃ!」

すまん
あんまり秋の成績覚えてないわ
実際、このSSは2年以降が本番だから
一年のは序章

みく「まだ校内1桁の順位を取ったことがないにゃ。今回こそ取らないと、1組行きが赤信号になっちゃうにゃ」

試験返却

みく(はぁ….、数学60点台なんて…一応クラスでは1位取ったけど、1組と比べると…はあ…)

トイレ待ち中

1組の女「私78点だった!」

1組の女2「惜しい!76だったよ」

みく(やっぱり1組は点数高いにゃ…)

みく「トイレは1組の近くにあって、いっつもトイレ行くたびに1組の教室を少し覗くんだにゃ。羨ましさと悔しさと期待と不安を込めてね」

ここまで面白くないものが書けるのが凄い

みく「う~、ついに結果が張り出されたにゃ。自信はないけど、ベストは尽くしたにゃ」

『3』

みく「おぉ…つ、ついに1桁だにゃ。1桁だとこんなに気分がいいなんて…。やっぱり、輝いたステージに立つと最高の気分を味わえるんだにゃ」

先生「前川ァーーーー!」ダッダッダッ

みく「にゃっ!」

先生「前川!よくやった先生は嬉しいぞ」

みく「そんなことないです。先生の指導のおかげです」

先生「来年1組行けたらいいな」

みく「はい!」

1組1「なあ、やっぱり、5組の前川ってやつすごいよ。俺より今回高いぞ」

1組2「それはお前が弱いだけ」

1組3「アイドルで頭もいいって、どんなやつだよ」

1組4「お前ら、いちいちうるさいぞ。模試の成績なんてわかんないだろ」

1組1「まっ、それもそうだな」

みく「スタディサポートという、基礎を確認する模試があるにゃ。基礎を頑張ってきたみくにとっては得意だにゃ」

_________________


みく「はぁ…結構自信があるにゃ。1組行けるかな?」

みく「そうだ!主任に直接聞いてみるにゃ!」

みく「先生、私来年このままで1組に行けるでしょうか?」

主任「わからん。ただ、頑張れよ」

みく(なんにゃ、このあいまいな回答は。仕方ないにゃ。頑張るのみだにゃ。頑張るぞい)

みく「5組にはもう1人、ミクと同格の学力を持った水木さんがいるんだにゃ。」

みく「でも、その人だけ1組に行きたいかと先生に意思確認されたらしいにゃ。他のクラスの1組候補もされたらしいにゃ」

みく「でも、みくだけされてないにゃ。なんでだろう?…!もしかして、みくは、1組に…行けない!?」

クラス替え発表前日

みく「あぁ…緊張するにゃ。明日がどんな日になるか、誰だってわからないけれど、それはどんな日にもできること。そう!希望を捨てるのはまだ早いにゃ!」

みく「あれ?クラスラインが盛り上がってるにゃ」

佐藤『おれ、クラス発表の紙手に入れたわw』

みく「なぬっ!早速もらわないと」アセアセ

佐藤『あー、前川は1組だったぞ』

みく「えっ…や、やったにゃ…!」

みく「手の震えが止まらないにゃ」ブルブル

2年生初日

みく「憧れの瞬間を迎える時が来たよ!ついにみくも1組。これからは1組だから成績がいいのは当たり前。1組の名に恥じないよう頑張らないと」

みく「すぐに教室行ってもうきそうだから、いつも通り自習してから行くにゃ」

みく「そういえば、1組には同じ中学の和田さんがいたんだった。和田さん、美しすぎるからつらいにゃ」

教室

和田「あっ!みくちゃん。1組おめでとう。これからよろしくね♪」

みく「うん、よろしくだにゃ」

先生「今からスタサポ返すぞ」

みく(担任の先生は静かな先生だにゃ)

みく「さーて、みくの結果は…?」ドキドキ

『2位』

みく「おー、また順位あげたにゃ。やればやったぶんだけ成績上がるから楽しいにゃ」

便宜上、ここで主要なクラスメンバー書くわ

本山…女、数学の天才

鴨野…男、理系のエース

鈴木…男、文系のエース

大高…男、努力家

小野…女、ギャル

北山…男、公認内職

坂本…男、うるさいだけ

和田…女、同じ中学

村山…男、理系トップクラス

伊藤…男、嫌われ者

みく「数学2位で嬉しいにゃ。やっぱり、1位は本山さんかな?」

みく「それにしても、旧帝大以上を志望している1組の中で、2位って結構すごいにゃ。先生が『今年は過去3年で比べると1番仕上がっている。』と、行ってたし、なおさらだにゃ」

みく「でも、1位は誰なんだろう?」

残念ながら、この時の1位はわからなかったわ

みく「聞いた話だと、去年は成績上位5名がお茶の水の駿台に勉強の招待されたらしいにゃ。今年はないらしいから、なおさらうらやましいにゃ」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2017年01月24日 (火) 20:32:53   ID: bRGxaHI5

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