フレデリカ「フレちゃんの日常」 (44)
・宮本フレデリカSSです
・書き溜めをどんどん投下していきます
・誤字脱字がありましたらすいません
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【新曲の作り方】
~事務所~
フレデリカ「フフフーンフフフーン♪ フーレデーリカー♪」
周子(あれ、新曲?)
フレデリカ「フフンフフフーン♪ フンフフーン♪」
周子(毎回思うけど、これって歌詞はないのかな?)
フレデリカ「フンフンフフーン♪ フレデリカー♪」
フレデリカ「フンフフンフフフンー・・・あ」
フレデリカ「プロデューサー!」
フレデリカP(以下、P)「ん、なんだー?」カタカタカタ・・・
フレデリカ「アタシの新曲聞いてみなーい?」
P「遠慮しまーす」カタカタカタ・・・
フレデリカ「フフフーンフフフーン♪――――――」
P「おい」
周子(歌うんかい)
P「・・・・・・・ふむ」
周子(聞くんかい)
フレデリカ「――――――――フフフンー♪」
P「・・・・・・・そこはフンフンフフフーンじゃないか?」
フレデリカ「えぇー!? フフフンー じゃないと収まりが悪いよー」
P「いやいや、あえてだよ。フンフンフフーンとかフフフフフフフーンとかさ」
フレデリカ「だったらフンフンフッフンとかフフンフンフンとかでもいいと思うなー」
P「いやー、フフンフンフンならまだしもフンフン――――」
周子(フンフンうるさっ!)
【胡麻ダレ部】
~控室~
ガチャ
フレデリカ「ハーイ! Comment allez-vous?」
美嘉「ご、胡麻ダレ部・・・?」
周子「なにそれおいしそう」
志希「『コマンタレヴー』って言ったんだよー」
美嘉「?」
周子「あぁ・・・なんか最近テレビで聞いたことあるかも」
志希「フランス語で『ご機嫌いかがですか?』って意味なんだにゃ~」
フレデリカ「わーお! 志希にゃん博識~♪」ダキッ
志希「にゃは~♪」ギューッ
周子「なるほど、英語の How are you? 的なやつね」
美嘉「フランス語か・・・胡麻ダレって言ったのかと」
ガチャ
奏「ごめんなさい、仕事が長引いちゃって・・・あら?」
美嘉「お団子といったらみたらし団子でしょ!」
志希「いやいや~、日本のソウルフードとも言えるあんこだよー♪」
周子「ずんだかな・・・いや、よもぎもおいしいしなぁ・・・」ウーン・・・
奏「えっと・・・」
フレデリカ「あ、カナデちゃーん!」
奏「なんだか盛り上がってるわね。なんの話をしてるの?」
フレデリカ「えーっとね・・・『お団子と言ったら何?』って話だよー」
奏「あら、おいしそうね」フフッ
チナミニ、カナデチャンハー? アタシハ、キナコ! ワタシハ ゴマダレ・・・カシラ
【挨拶は大事】
~車の中~
フレデリカ「ねぇねぇ、プロデューサー」
P「どした・・・?」
フレデリカ「フレちゃんのフランス語聞いてみない?」
P「お前話せないじゃん」
フレデリカ「話せるよ~ Comme P「ンタレブー以外だぞ?」
フレデリカ「えー、ひどいな~」
P「それ何回聞いてると思ってるんだ。もう10回は聞いてるぞ」
フレデリカ「じゃあ アン、ドゥー、トロワ♪ シルブプレー♪」
P「それは知ってる・・・というか、やけにコマンタレヴーだけ発音が良いよな」
フレデリカ「ママから直々に教えてもらったからね!」
P「あれ、お母様もフランス語忘れたとか言ってなかったっけ?」
フレデリカ「これくらいのは覚えてるよ~」
P「それもそうか」
フレデリカ「プロデューサーは知ってるフランス語ある?」
P「フランス語か・・・・あ、ジュテームってのはフランス語だったよな?」
フレデリカ「ほうほう、ジュテーム・・・」
P「意味は良く分からないけど、挨拶みたいなもんだろ? 紳士が言ってるイメージがあるんだ」
フレデリカ「まぁ、そんな感じ・・・かなー?」
P「ジュテーム・・・どうだ?」
フレデリカ「・・・んー、発音ができてないかな~ Je t’aime」
P「うお、なんか発音がそれっぽい!」
フレデリカ「ママとパパがよく使ってるからね~♪」
フレデリカ「もう一回行ってみよー♪ さん、ハイ!」
P「・・・Je t’aime」
フレデリカ「・・・」
P「どう・・・?」
フレデリカ「・・・んー、もう一回!」
P「Je t’aime」
フレデリカ「ウン、ウン!」
P「お、合格か!?」
フレデリカ「不合格!!」ビシッ!
P「えぇー!」
フレデリカ「まだ人前に出せるものではないかなー?」
P「フランス語は難しいねぇ」
フレデリカ「安心しなさい、プロデューサー!」
P「?」
フレデリカ「フレちゃんがとことん練習に付き合ってあげるっ! 挨拶は大事だからね☆」
【持つべきものは ~シューコちゃんの場合~】
~事務所~
ガチャ
フレデリカ「お疲れ様でーす」
周子「フレちゃんおつかれ~」
フレデリカ「あ、シューコちゃん・・・」
周子「これから仕事?」
フレデリカ「今帰ってきたところだよー」
周子「・・・」
フレデリカ「?」
周子「これ、一緒に食べない?」
フレデリカ「え・・・?」
周子「最近あたしがハマってるたい焼きなんだー。おいしいよ~♪」パカッ
フレデリカ「わぁ! おいしそ~♪」
周子「はい、どーぞ」ホクホク
フレデリカ「いいの? ありがとー♪」
周子「それじゃあ・・・」
フレデリカ・周子「いただきまーす!」
【持つべきものは ~シキちゃんの場合~】
~346プロ廊下~
フレデリカ「~♪」
志希「あ、フレちゃ~ん」
フレデリカ「シキちゃん!」
志希「ん~?」スンスン
志希「あま~い香りがするにゃあ~」
フレデリカ「さっきたい焼き食べたからかな?」
志希「ほうほう、たい焼き・・・ん?」
フレデリカ「?」
志希「じーっ」
フレデリカ「なになにー? どしたのー?」
志希「フレちゃんにいいものあげるよー」
フレデリカ「んー? なにこれ?」
志希「あたしの最新作、気持ちがリラックスするお香だよー♪」
フレデリカ「お香?」
志希「あ、ちゃんと安全性も確認してあるから大丈夫~」
フレデリカ「すごーい! やっぱシキちゃんって天才~!」
志希「むふふ~、そうともゆー」
【持つべきものは ~ミカちゃんの場合~】
~事務所~
フレデリカ「~♪」
ガチャ
美嘉「お疲れ様でーす★」
フレデリカ「あ、ミカちゃん。おつかれ~♪」
美嘉「フレデリカちゃんおつかれー♪」
美嘉「これから仕事?」
フレデリカ「ううん、お仕事終わって暇だったからボーっとしてたんだー」
美嘉「なにそれー、らしくないなー」アハハ
フレデリカ「それはどういう意味なのかなぁ? フレちゃんにだって、アンニュイな時はあるもーん☆」
美嘉「あはは! ごめんごめん! なんか珍しいなーって・・・」
美嘉「・・・」
美嘉「なにかあった・・・とか?」
フレデリカ「・・・」
フレデリカ「ミカちゃんご名答!」
美嘉「えっ!?・・・マジで!?」
フレデリカ「さすがミカちゃんだね 分かっちゃったかー」
美嘉「えっと・・・アタシで良かったら話聞くからさ・・・ね?」
美嘉「あっ! 言いたくなかったら全然・・・」ブンブン!
フレデリカ「ありがとうミカちゃん・・・お話聞いてくれる?」
美嘉「うんっ! もちろん!」
フレデリカ「実はアタシ・・・」
美嘉「ウンウン・・・」
フレデリカ「恋しちゃったんだ・・・♪」
美嘉「えぇーーー!? こ、こここ恋!?///」
フレデリカ「・・・ぽっ///」
美嘉「えぇ!? あ、相手は!? 相手は!? 芸能人!?」ヒャー///
フレデリカ「ちがうよー。同じ会社の人♪」
美嘉「も、もしかして・・・フレPさん!? わぁー!///」
フレデリカ「ぶっぶー」
美嘉「え? じゃあ誰だろ・・・」ウーン
フレデリカ「正解は・・・・ミカちゃんだよっ☆」ダキッ
美嘉「うえぇ!? あ、アタシ!?///」
フレデリカ「う~ん、ミカちゃんやわらか~い♪」ギュー
美嘉「ちょ、ちょっと!///」
フレデリカ「すんすん、すんすん・・・ん~、いいにおーい♪」
美嘉「きゃぁ!/// に、におい嗅がないでっ・・・///」
フレデリカ「よいではないかー、よいではないかー」
ガチャ
美嘉P「美嘉いるかー?」
莉嘉「おねーちゃーん、美嘉Pクンが家まで送っていってくれる・・・・って」
美嘉「!?///」
美嘉P「す、すまん・・・お取込み中だったか」
美嘉「ち、ちがうっ!/// ちがうからぁー!///」
【持つべきものは ~カナデちゃんの場合~】
~346プロ 玄関前~
フレデリカ「~♪」
奏「あら、フレデリカ・・・」
フレデリカ「あ、カナデちゃん! おはよー♪」
奏「なんだか機嫌がいいわね」
フレデリカ「むふふー、わかるー?」
奏「えぇ、なんだかとっても嬉しそうよ?」
フレデリカ「ここは本当に居心地が良いなーって♪」
奏「それには同感ね」
フレデリカ「カナデちゃんはこれからお仕事ー?」
奏「えぇ、お昼過ぎからだけどね。フレデリカはこれから帰るところかしら?」
フレデリカ「うん、朝からだったんだー」
奏「フレデリカはお昼食べた?」
フレデリカ「まだだよ?」
奏「だったら一緒にお昼済ませない? そこのカフェもすごく居心地がいいのよ」ウフフ
~346カフェ~
菜々「いらっしゃいませー♪ あ、奏ちゃん! 今日はフレデリカちゃんと一緒なんですね!」
奏「えぇ」
菜々「今日は何にしますか?」
奏「サンドイッチとコーヒーをお願い」
菜々「はい! フレデリカちゃんは?」
フレデリカ「アタシも同じものをしるぶぷれ~☆」
菜々「はーい、少々お待ちください♪」
菜々「お待たせしました。ごゆっくりどうぞー」
フレデリカ「アタシ、事務所のカフェってあまり来たことなかったなー・・・カナデちゃんはよく来るの?」
奏「週に一回は来てるかしら・・・菜々ちゃんが淹れてくれるコーヒーがとってもおいしいの」ゴク・・
フレデリカ「なんか今のカナデちゃん大人っぽーい♪」
奏「そうかしら?」
フレデリカ「アタシも・・・」ゴク・・
フレデリカ「ん~、マンダム!」キリッ!
奏「フレデリカには似合わないわね・・・」フフッ
フレデリカ「えぇー? もういいもんっ! 砂糖とミルクたくさん入れちゃうから☆」ドバドバ
フレデリカ「んっ・・・あま~い♪」ホワー
奏「フレデリカには笑顔が一番似合うと思うわ」ニコッ
フレデリカ「えへへー、アタシも笑うの大好きー♪」
愛情をぼなぺてぃ♪】
~フレデリカ宅~
フレデリカ「・・・」
『ちょっと君、勝手なことしないでくれる? 困るんだよね』
『アイドルならアイドルらしくさぁ・・・』
『はぁ、もういいよ・・・』
『申し訳ございませんでした!』
『ごめんなさい、プロデューサー・・・』
フレデリカ「・・・」
フレデリカ「みんなすごいなー・・・わかっちゃうんだもん」
フレデリカ「アタシ、顔に出てたのかな・・・?」グニグニ
フレデリカ「・・・」
フレデリカ「エへへ///」
フレデリカ「よーしっ!」
― 翌日 ―
~事務所~
P「うーん・・・大丈夫かなぁ」
P「昨日の今日だし・・・」
P「いや、フレデリカなら大丈夫・・・うん、大丈夫!」
ガチャ
フレデリカ「おはようございまーす♪」
P「!」
フレデリカ「ボンジュール、プロデューサー♪」
P「お、おう! おはよう! 今日も元気だな!」
フレデリカ「うん、元気元気!」
P「そ、そうか」ホッ・・・
フレデリカ「ねぇねぇプロデューサー?」
P「ん、どうした?」
フレデリカ「昨日はごめんない」
P「な、なんだよ・・・らしくないぞ! そもそもフレデリカだけの問題じゃないし・・・それに、もう済んだことだろ?・・・それに、えーっと・・・」
フレデリカ「だよね?」ニコッ
P「え?」
フレデリカ「やっぱりフレちゃんは笑顔じゃないとねっ☆」
P「お、おう・・・?」
フレデリカ「昨日はいっぱい反省して、今日はいっぱい感謝する日なんだー♪」
P「え、どういうこと・・・?」
フレデリカ「はい、どーぞ」
P「なにこれ・・・クッキー?」
フレデリカ「『フレちゃん印の愛情たっぷりクッキー』だよ♪」
P「自分で作ったのか・・・?」
フレデリカ「昨日の午後は暇だったから作ってみました♪」
P「じゃあその紙袋は・・・」
フレデリカ「うん、他にも渡したい人がいるから!」
P「そうか・・・良い友達を持ったな」ニコッ
フレデリカ「プロデューサーだってアタシのベストフレンドパートナー・・・うん?ベストパートナーフレンド・・・?」
P「なんだか良く分からないが、褒め言葉として受け取っておくよ」アハハ
フレデリカ「うんうん、受け取っちゃって♪ それより早く食べてみてよ☆」
P「お、そうだな」ガサガサ
P「お、うまそうだな・・・それじゃあ、いただきまーす」
フレデリカ「ぼなぺてぃー♪」
終り
以上になります!
最後までご覧いただきありがとうございました
乙
フレちゃん可愛かった
乙
フレちゃんには笑顔がいい
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