神谷奈緒「早すぎる初雪」 (12)
・初投稿
・口調に違和感があると思いますが気にしないでください……
・台本形式
それではよろしくお願いします
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モバP「やべ……また寝落ちしちまった。疲れてるな、俺……」
ガチャ
神谷奈緒「おはよーございます!」
P「おう、奈緒おはよう。どうした?そんな厚着で」
奈緒「どーしたもこーしたも外は雪降ってるよ。……まさかPさんまた徹夜したのか?」
P「雪……? まだ11月じゃないか。そんな嘘ついても誰が得をするんだ」
奈緒「本当に雪だって。窓の外見てみればわかるじゃんか」
P「……ホントウダ、ユキ、フッテル」
奈緒「なぜに片言」
P「え? ……え? 何、なんか起こるの、これ。この前夏終わったばっかだろ」
奈緒「あたしの質問はスルーかよ」
P「……あぁ、悪い。あまりの事態に頭が追いつかなかった」
奈緒「まったく。本当に困ったぜ、冬物探すのにすごく時間かかっちまった」
P「……あ」
奈緒「どうした、Pさん?」
P「車、タイヤ交換してない」
奈緒「……マジ?」
P「マジもマジ、大マジだ。奈緒、今日の収録は電車移動になる、早く準備してくれ」
奈緒「げぇ、ちゃんと用意しとけよPさん」
P「……スマン」
奈緒「今さら責めてもしょうがないけどなー。どのくらい急げばいい?」
P「待っててくれ、今調べる」カタカタ
P「あそこのスタジオだと最寄りは……悪い、10分で仕度できるか?」
奈緒「……了解、できるだけ頑張ってみる」
ーー10分後ーー
奈緒「なんとか仕度できたぞPさん!」
P「グッジョブ。ちひろさーん! 奈緒をスタジオまで送っていきます、この後来るアイドルにも早い行動させるように言ってくださいお願いします!」
<ハ-イ!
P「よし、行くぞ!」
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奈緒「なんとかなったぁ……」
P「お疲れ。よく出来てたぞ」
奈緒「それだけか?」
P「緊急事態の後だったけど落ち着いて出来てたな。あと可愛かった」
奈緒「なァ?! 最後のは余計だ!」
P「なんだよ、いつも通りじゃないか」
奈緒「う、うるさい! ほら帰りも電車だろ? 早く仕度するから出てってくれ!」
P「照れ隠し下手だなー、まぁいいや準備できたら教えてくれな」ガチャ
奈緒「……まったく、本当によく回る口だよなぁ」
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P「まったく、ひとつの仕事について行っただけなのにどっと疲れたよ」テクテク
奈緒「それはこっちのセリフだよ、Pさん。Pさんが車の準備できてればこんな目に遭わなかったんだからな」サクサク
P「うっ……ごもっともです」
奈緒「……まぁこういうのも悪くはない、けどさ」
P「?」
奈緒「前に雨の時傘持って迎えに行っただろ? あの時の事、少し思い出してさ」
P「そんなこともあったな」
奈緒「こうやって、並んで傘さして歩くのも悪くないっていうか、なんか特別な感じがしてさ」
P「……」
奈緒「特別ったって、別に普通のことなんだけど。Pさんとだからなのか……? って何言ってんだあたしー!」
P「ふふっ」
奈緒「あ、笑ったなー! ちょっと待っとけよ……これでも食らえ!」ヒュン
P「って。やったな? やられる覚悟もできてるってことだな?」
奈緒「あたしがやられるばっかりだと思うなよー!」ヒュンヒュン
P「元高校球児に勝てるとでも?」ビュン
奈緒「いってぇ! も、もう怒ったぞ……!」ヒュンヒュン
P「うわっ」バシッ
奈緒「へへーん、どうだぁ!」
P「……このまま遊んで帰るか?」
奈緒「この後は仕事もないしアリ、だな」
P「……よし。そうと決まったら本気で相手をしてやる!」
奈緒「言ったな?」
P「言ったとも」
奈緒「あたしも本気だからな?」
P「当たり前だ、俺相手に手加減するなよ!」
P(こうして俺と奈緒は長いこと雪が降り積もる中遊びに耽った)
P(見れたのは年相応にはしゃぐ奈緒だった)
P(奈緒の笑顔を見れて幸せだった)
P(最初はアクシデントだったけどこんなアクシデントなら時々起こってもいいかな、なんて感じた1日だった……)
おしまい。
見直したらすごい短い……。
書けば出る、らしいので書いてみました。
それでは。
本当に出たよ……。しかも10連で。
ちひろ様ありがとう!
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira124356.jpg
ではHTMI依頼出してきますノシ
乙です
奈緒の顔初めて見たけどぶさいなおい
嵐はともかく乙です
乙
おめでとう
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