千早「今から諺と慣用句のお勉強をします」 (12)
やよい「うっうー」
千早「今日は多分…二つ覚える事になると思うから、しっかり覚えてね」
やよい「うっうー」
千早「じゃあ早速始めるわね。春香ちょっとこっちに来てくれる?」
春香「え?どうしたの千早ちゃん?」
千早「いいからいいから」
春香「わかったよ。今そっちに行くから」
やよい「うっうー」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1479650632
春香「で…どうしたの?千早ちゃん」
千早「ちょっと手伝ってほしい事があるの」
春香「へー千早ちゃんが私に頼み事だなんて珍しいね。で、私は何をすればいいの?」
千早「そこに立ってくれてるだけでいいわ」
春香「えっ!?それだけでいいの?」
千早「ええ。それだけでいいわ」
春香「…………よく分からないけど。分ったよ。千早ちゃん」すっ
千早「ありがとう春香」にこ
やよい「うっうー」
まな板の恋
春香「で…これからどうするの?」
千早「ではこれから始めます」
やよい「うっうー」
千早「ねぇ春香。もし風邪気味だったら、いい風邪薬があるのだけど、どう?」
春香(!!)はっ!
春香(あっ…もしかして千早ちゃん。この前の仕返しをする気だな。残念だけどその手には乗りませーん)ふっふー
春香「ううん。別にいいよ。私、風なんてひかないし」
千早「そう……健康なのは何よりね」
やよい「うっうー」
千早「じゃあ…ここにいい塗り薬があるのだけど、どこか痛い処とか、傷とかはないのかしら?」
春香(どういう事?殊更に薬を勧めてくるなんて?もしかしてヤバイクスリなんじゃ……)
春香「ううん。大丈夫。痛い処も傷もないから心配ないよ」
千早「そう……春香は丈夫なのね」
春香「えへへ…私、丈夫で元気なのが取り柄だから」どやっ
春香(私をシャブ漬けにしようたって、そうはいかないよ千早ちゃん)ふんすっ
千早「では問題です。春香は風邪薬も塗り薬もいらないと言いました」
千早「さて。コレはなんて言う諺と慣用句か分かるかな?やよい君」
やよい「うっうー」
千早「正解は。コレがホントの【馬鹿は風邪をひかない】という慣用句と、【馬鹿に付ける薬はない】と云う諺です」
春香「!?」
千早「分ったかな?やよい君」
やよい「うっうー」
千早「そう。勉強になって良かったわね。やよい」
やよい「うっうー」
千早「春香も手伝ってくれてアリガトウ」
春香「あはは…千早ちゃんとやよいちゃんのお役に立てて良かったよ」ひくひく
千早「あと……あんまり深読みとかしちゃダメよ?お馬鹿なアナタにそんなアタマはないのだから?」どやっ
やよい「うっうー」
春香「――――――!!!!」
ビキッ!!
春香(殺す!!響ちゃんが三日もの間、穿き続けた未洗濯のパンツを頭に被せて、その臭いをゼロ距離から嗅がせて殺す!!)
やよい「うっうー」
おしまい。
最後にわざわざそのネタ使ってまで響ディスる必要あったのかなーって
なんか冷めるわ
バカにつける薬があればいいのにね
響のパンツになら殺されてもいいカモ…
乙
密林とかで遭難して醸されたパンツなのか、響が無頓着過ぎるのか…
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません