綾瀬穂乃香「Pさんの膝の上」 (32)
モバP「…に何で乗ってるんだ?」
穂乃香「///」
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モバマスSSです。
プロデューサーはP表記。
そうか、さっさと終われ
穂乃香(うう、すっごく恥ずかしい…)
穂乃香(こんなことなら、あんなこと軽い気持ちで言わなきゃよかった…)
P(…って思ってるんだろうなあ。耳元、相当真っ赤だし)
穂乃香「うう…」モジモジ
P(どうしてこんなことになったのか、それは15分ほど前のこと…)
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346プロ事務所
柚「ぴにゃこら太に…」
あずき「座りたい?」
穂乃香「うんっ」
忍「またなかなか突拍子もないことを…」
穂乃香「だ、だって、あの子ふわふわしてるんですよ?そのぴにゃこら太に座ったら、フカフカしてて気持ちいいのかな、って思って…」
あずき「んー確かにふわふわはしてるかもしれないけど…」
柚「何か、座ったらホコリっぽいのが立ちそうだけどねー?」
穂乃香「ひ、ひどいっ!」ガーン
忍「あー…」
あずき「同感、かな」
穂乃香「二人も!?」ガガーン
柚「穂乃香チャンの願いの良し悪しはともかく、それをどう実現するかだね!」
あずき「ってことは、『ぴにゃこら太の膝の上大作戦』!」
忍「ぴにゃに膝ってあるのかな…っていうのは別として、穂乃香ちゃん、あの大きいぴにゃに座りたいんだよね?」
穂乃香「はいっ、そういうことです」
柚「あのキグルミ連れてくるって言うのは流石に難しいかなー」
あずき「あっ、ぴにゃのぬいぐるみ!…でも、あそこまで大きいのは売ってないかあ…」
ガチャ
P「ただいま戻りましたー」
柚「あっ、Pサン!」
穂乃香「おかえりなさい」
P「おっ、4人で集まってどうした?」
あずき「ちょっと、『穂乃香ちゃんの願いをかなえちゃおう!大作戦!』を考えてるの!」
忍「さっきとかなり作戦名変わった気がするけど…まあ、そんな感じだよ」
柚「んー、あっそうだ!Pサンがぴにゃの代わりになってもらえばいいんだ!!」
「「「「!!??」」」」
あずき「それ、名案かも!」
柚「でしょ?ほら、Pサンとぴにゃ結構似てるって、前に穂乃香チャン言ってたし」
あずき「そうそう、特に目元が似てるって確か言ってた!」
P「ご、ごめんちょっと待って、話が追い付かないんだけど。一体穂乃香のお願いって何なんだ?」
忍「実は…」カクカクシカジカ
P「へっ?…い、いやいや、それ色々とマズいだろ」
P「大体、俺の膝の上に座るとか、穂乃香がそもそも嫌がりそうだし…そうだよな?」
穂乃香「ぴにゃこら太の代わりに、Pさんに…」ブツブツ
P「おーい、穂乃香?」
穂乃香「ハッ! ど、どうしましたか?」
柚「それで穂乃香チャン、代わりにPサンの膝の上に座ったらどう?」
穂乃香「あ、あの、えっと…その…」
穂乃香「Pさん…お願いしてもいい、ですか?」モジモジ
P「」
柚「それじゃあ、話は決まりだね!」
あずき「ささ、プロデューサー!そこのソファに座って座って!」グイグイ
忍(何だか面白いことになってきたから、しばらく放っておこう)
P「ま、待って、そんなに引っ張るなって!」
柚「さあ穂乃香チャン!どうぞ!」
穂乃香「…」
P「ほ、穂乃香?」
穂乃香「そ、それじゃあPさん…失礼します、ね…?」
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P(とまあ、こんなやり取りがあって、ソファに俺が座って、俺の膝の上に穂乃香が座っている)
P(緊張からか、背筋がもの凄くピンと張っている)
P(穂乃香以外のフリスク3人は部屋から出ていった)
P(穂乃香が「見られると恥ずかしいから」と言ったからだ)
P(それなら、早く降りたらいいのにと思うんだけど…)
穂乃香「…///」シュウウゥゥ
P(耳まで真っ赤になってるし、顔も真っ赤なんだろうなあ…正直かわいい)
P「あのー、穂乃香?嫌だったら降りても全く構わないからな?」
穂乃香「だ、大丈夫です!」
P「そっか、それならいいけど…よくはないけど」
穂乃香「Pさんこそ、その…重かったりしませんか?」
P「いや、それは大丈夫」
穂乃香「キツくなったら、言ってくださいね?」
P(時々、雪美とか仁奈に頼まれて膝の上に乗せることはあるけど、穂乃香くらいの年の子を膝に乗せるのは初めてなんだけど…)
P(小学生組と比べると、膝に乗せたときが全然違う…特にお尻の肉感が…)
P(アイドルに邪な気持ちを持ってはいけない、アイドルはラブ&ピースという大事な格言を思い出さなかったら、ダメ息子が元気になるところだった)
P「それで穂乃香、どんな感じ?」
穂乃香「えっと…何がですか?」
P「何というか、座った感じのぴにゃっぽさ…とか?」
穂乃香「そうですね、ぴにゃこら太のようなふわふわ感はないですけど…でも、暖かいですね」
穂乃香「確かにまだドキドキはしてますけど、とても心地が良いです」
穂乃香「座られてるPさんには、申し訳ないですけど…」
P「それはまあ、気にしなくていいことだけど」
穂乃香「小学生のみんなが、Pさんの膝の上に乗りたがる意味、何となく分かる気がします」
P「…俺にはよく分かんないけどなあ」
穂乃香「ふふっ、そうですか?」
穂乃香「それで、ちょっと羨ましいなって思ったこともあったんです」
P「羨ましい?」
穂乃香「みんなよく、Pさんにお願いなどをしてることです」
P「確かに、穂乃香からはあんまりそういったお願いを聞かないな」
穂乃香「私自身が、そうしたお願いやおねだりをするのに慣れてないっていうのもありますけど…それ以上に、ちゃんとしなきゃって思うと、あんまりそういうことが言えなくて…」
P「…そっか、フリルドスクエアでも、穂乃香は一番の年上だもんな」
穂乃香「はい」
P「穂乃香、その…甘えたりワガママ言いたいときは、遠慮なく言って良いんだぞ?」
穂乃香「えっ?」
P「確かに、一番年上なのかもしれないし、みんなを引っ張って行く必要もある」
P「だけど、そうやって頑張ってる子が甘えちゃいけないっていう道理はないわけだし、むしろそういった子ほど俺に頼ってほしいというか…」
穂乃香「本当に、良いですか?面倒なこともお願いするかもしれないですよ?」
P「もちろん。むしろドンとこいさ」
穂乃香「Pさん、ありがとうございます…えへへ♪」
P「…」ナデナデ
穂乃香「ひゃっ!…ぴ、Pさん!?」
P「あ、ごめん。つい小さい子を膝に乗せてるときの癖で…」
穂乃香「そ、そうでしたか...」
穂乃香「あの、さっきはちょっとビックリしただけなので…良かったら、撫でてくれませんか?」
P「お、おう」
P「…」ナデナデ
穂乃香「~♪」
P(めっちゃ髪の毛サラサラしてる)
P「でも、俺がもっと早く気が付けたら良かったなあ…穂乃香、ごめんな?」
穂乃香「そんな、謝らないでください!今まで言わなかった私も私ですから!」
穂乃香「それに、頑張ってるのは私だけじゃないですから。忍さんもあずきちゃんも柚ちゃんも、みんな頑張ってますからね?」
P「確かにそうだな。あーでも、あずきと柚には結構振り回されてるかも?」アハハ
P「忍は…よく考えたら、あんまり頼られたことない気がする」
穂乃香「忍ちゃんも、ついつい頑張りすぎてしまうところがありますから…」
P「そうそう。穂乃香はよく見てるな」ナデナデ
穂乃香「あっ…えへへ♪」テレテレ
穂乃香「忍ちゃんも、こうして乗せてあげたらどうですか?」
P「忍を?あの子の方が嫌がりそうな気がするけどなあ…」
穂乃香「そんなことないですよ。今度聞いてみたらいかがですか?」
ガタン!
P穂乃香「「!?」」
エエッ、アタシ!?
P「…」
穂乃香「…」
P「お、おーい…忍たちいるのかー?」
ガチャ
あずき「え、えへへ…バレちゃった?」
忍「あ、ああ、アタシが膝の上…?」ブツブツ
柚「もう、Pサン!私たちに振り回されてるって何なのさー!」プンスカ
穂乃香「み、みんな…もしかして、覗いてたの…?」
あずき「うんっ。ドア少し開けて、こっそりと…」
柚「Pサンに撫でられてるときの穂乃香チャン、かわいかったなー♪」
あずき「目がちょっと、とろーんってしてたよね!」
穂乃香「ぜ、全部見てたってことですね…」
忍「そうしたら2人が突然変なこと言い始めたから、ビックリしちゃって、ついドアに頭ぶつけたの」
P「あはは…」
穂乃香「…」
柚「穂乃香チャン?」
穂乃香「」ボフン
忍「わっ、一気に顔が真っ赤になっちゃった」
穂乃香「あ、あうぅ…」シュウウゥゥ…
柚「あっ、そうだ!今度は忍チャンの番だね!」
P「柚!?」
忍「ええっ!?む、むむ、無理ムリ無理ムリ!!」
P「そう言うと思ったけど、そこまで露骨に拒絶されるとちょっと傷つく…」
忍(だって無理に決まってるし!Pさんの膝に座るとか考えただけで恥ずかしくて死んでしまいそうだし…ちょっといいなって思うけど」ブツブツ
あずき「へえ~」ニヨニヨ
忍「えっ?何、どうしたのあずきちゃん」
柚「忍ちゃん、声…途中から出てたよ?」
忍「へっ?…あ、あああああああぁぁぁ!!!」カアァ
穂乃香「ぴにゃ…」シュウウゥゥ…
穂乃香「…!」ハッ!
穂乃香「わ、私降ります!」ガバッ
P「お、おい!そんな急に動かれると…!」
穂乃香「きゃあっ!」グラッ
P「危ない!」ガシッ ギュッ
P「大丈夫か?」
穂乃香「はい…Pさん、ありがとうございます」
あずき「プロデューサー、ナイスプレーだね!」
忍「で、でも…結構恥ずかしい感じになってる?」
柚「そうだねー、Pサンが穂乃香チャンを、ガッチリ抱き締めちゃってるよ!」
P「そ、そんな事細かに状況を説明しないでくれ…」
P(穂乃香が落ちてしまいそうだったから、咄嗟に手が出したら…抱き締める形になってしまった)
穂乃香「あ、あの…Pさん?」
P「あ、ああ…離れよっか」
P(でも…体全体が密着してて、その全部が柔らかい)
P(こんなこと言うとプロデューサー失格なのだろう。でも、言わずにいられない…)
P(正直、17歳とは思えない身体の締まりと、程よい柔らかさが、すっごくエッチい…!)
P(より一層、相手の体の熱が感じられて…なんかいい匂いもするし)
P(あ...やば、でっかくなっちゃった)
穂乃香「あれ?何か固い…あっ…」
あずき「へっ、固い?どこが?」
穂乃香「お、お尻の…ところ」///
柚「お尻?あっ…」
忍「ぴ、Pさん…」
穂乃香「…」///
P(そして、バレた気がする…しにたい)
P「ご…ごめん……」
穂乃香「うう…///」モゾモゾ
P「あ、あと穂乃香、そんな動かないで。そんな動くと…」
穂乃香「あ、あれ?か、固さが…もっと…?」
P「」
あずき忍「」
穂乃香「ご、ごめんなさい!今度はちゃんと降りますから!」
P「ち、ちょっと待って、今降りられたら…!」
忍「あっ!…ほ、穂乃香ちゃん!ストップ!!」
P『Jambo』モッコリ
P「」
穂乃香「あうぅ…///」プシュウゥ
あずき忍「」///
忍(ズボンはいてる時だと、て、テントみたいになるってよく言うけど、ホントになるんだ…!)///
忍「もうPさん!それすぐに引っ込められないの!?」
P「そんな簡単に言うな!俺だって出来るものならすぐ引っ込めたいわ!」
忍「わあああぁ!Pさんの変態!最低!!」
ギャーギャー
柚「…」
穂乃香「ゆ、柚ちゃん?どうしたの?」
あずき「さっきから全くしゃべってないけど…?」
柚「あううぅぅ…///」プシュウウゥ
あずき「わわっ、一気に真っ赤になっちゃった!」
忍「柚ちゃん、耐性ゼロだったんだね…」
柚「…」スッ
P「ゆ、柚?急に編み棒取り出して、どうした?」
柚「…」ユラァ
穂乃香「ゆ、柚ちゃん?な、なんだか目が…」
あずき「何だか目がグルグルしてるよ!?」
P「も、もしかして…おーい、柚さん?た、頼むから早まったことは」
柚「ぐさぁー!!」グサー
P「ぎゃああぁぁ!!!」
忍「柚ちゃんダメー!PさんのPさんが死んじゃうからぁ!」
おわり
おまけ
あくる日の昼下がり 346プロ事務所
P「…」カタカタ
P「…」タンッ
P「ふう、これで一段落」
穂乃香「あの、Pさん」ヒョコッ
P「おっ、穂乃香いたのか」
穂乃香「はい。それで、その…」モジモジ
P「…ああ、いいよ」
穂乃香「!」パアァ
P「よいしょっと…」ポスッ
穂乃香「それじゃあ、失礼しますね?」トスッ
P(…しかし、あの一件以来、穂乃香が俺の膝の上に時々座るようになった)
P(『人がいるときは恥ずかしいから』と、事務所に人がいない時を見計らってやって来る)
P(…あの時の柚には、男性としての尊厳が脅かされそうになったけど、今となってはいい思い出)
P(ただ…)
穂乃香「~♪」ユラユラ
ムギュ ムギュ
P(何だか最近、穂乃香は良く体を揺らします)
ムギュ クイッ
P(そして、気のせいだと思うのですが…少し意図的なものを感じます)
穂乃香「…」
P「…」ナデナデ
穂乃香「…♡」
P(…邪な心、ダメ、ゼッタイ。ラブ&ピースの精神だぞ)
おわり
綾瀬さんはいいぞ、心が豊かになるからね。
フリスクもかわいい。事務所で4人がキャッキャしているのをデスクから眺めていたい。
おつおつ
乙
俺のアレも豊かになったぞ
おつおつ
>>29
ムギュッムギュッ
(おっさんが膝の上に乗って体を揺らす音)
乙
>>26
穂乃香がもう少し本気出したらR板送りにされるな…
乙乙
これはR板も遠くないな…
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